JP2018023413A5 - - Google Patents

Description

上記課題を解決するために、本発明の請求項１に記載の遊技機は、
各々が識別可能な複数種類の識別情報が配置された表示帯をステッピングモータにより移動させることで変動表示可能な可変表示部を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンにおいて、
遊技者が表示結果を導出させるために操作する導出操作手段と、
基本処理を実行する基本処理実行手段と、
基本処理に定期的に割り込んで割込処理を実行する割込処理実行手段と、を備え、
前記割込処理実行手段は、
前記割込処理において、前記ステッピングモータに対して駆動信号を出力するための処理を実行する駆動信号出力処理手段と、
前記割込処理において、表示帯の変動状態を設定する変動状態設定手段と、
前記割込処理において、前記ステッピングモータに対して駆動信号が出力されることに基づき表示帯の位置を特定可能な位置特定情報を更新する位置特定情報更新手段と、
前記割込処理において、前記導出操作手段の操作状態を示す操作状態情報を更新する操作状態情報更新手段と、を含み、
前記基本処理実行手段は、
前記基本処理において、異常が生じた可能性のある特定事象が発生したか否かを判定する特定事象判定手段と、
前記基本処理において、前記操作状態情報を参照し、前記操作状態情報が示す操作状態に基づいて前記導出操作手段の操作が受け付けられたか否かを判定する導出操作受付判定手段と、
前記基本処理において、変動状態を取得し、取得した変動状態が特定の変動状態であることを条件に前記導出操作手段の操作の受付を有効化する有効化手段と、
前記基本処理において、前記導出操作手段の操作に応じて位置特定情報を取得する位置特定情報取得手段と、
前記基本処理において、前記位置特定情報取得手段が取得した位置特定情報に基づいて表示帯を停止させる停止位置を特定する停止位置特定手段と、
前記基本処理において、前記割込処理の実行の禁止を設定する割込設定手段と、を含み、
前記割込設定手段は、変動状態を取得する処理中における前記割込処理の実行の禁止を設定し、
前記割込設定手段は、位置特定情報を取得する処理中における前記割込処理の実行の禁止を設定し、
前記導出操作受付判定手段は、前記導出操作手段の操作を待機している状態において前記割込処理が実行される毎に１回、前記導出操作手段の操作が受け付けられたか否かを判定し、
前記特定事象判定手段は、前記導出操作手段の操作を待機している状態において前記割込処理が実行される毎に１回、前記特定事象が発生したか否かを判定し、
前記導出操作受付判定手段は、前記導出操作手段の操作を待機している状態において、前記割込処理が終了した後、前記特定事象が発生したか否かが判定された後に前記導出操作手段の操作が受け付けられたか否かを判定する、スロットマシン。
本発明の手段１のスロットマシンは、
各々が識別可能な複数種類の識別情報（図柄）が配置された表示帯をステッピングモータ（リールモータ３２Ｌ、３２Ｃ、３２Ｒ）により移動させることで変動表示可能な可変表示部（リール２Ｌ、２Ｃ、２Ｒ）を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシン（スロットマシン１）において、
遊技者が表示結果を導出させるために操作する導出操作手段（ストップスイッチ８Ｌ、８Ｃ、８Ｒ）と、
基本処理（メイン処理）を実行する基本処理実行手段と、
基本処理に割り込んで割込処理（タイマ割込処理（メイン））を実行する割込処理実行手段と、
を備え、
前記割込処理実行手段は、
割込処理（タイマ割込処理（メイン））において前記ステッピングモータ（リールモータ３２Ｌ、３２Ｃ、３２Ｒ）に対して駆動信号を出力するための処理を実行する駆動信号出力処理手段（リール回転制御処理）と、
割込処理において前記ステッピングモータに対して駆動信号が出力されることに基づき表示帯の位置を特定可能な位置特定情報（リールステップ数カウンタの値、図柄ステップ数カウンタの値）を更新する位置特定情報更新手段（リールステップ数等更新処理）と、
を含み、
前記基本処理実行手段は、
基本処理（メイン処理）において前記導出操作手段（ストップスイッチ８Ｌ、８Ｃ、８Ｒ）の操作に応じて位置特定情報（図柄ステップ数カウンタの値）を取得する位置特定情報取得手段（リール制御処理）と、
基本処理（メイン処理）において前記位置特定情報取得手段が取得した位置特定情報（図柄ステップ数カウンタの値）に基づいて表示帯を停止させる停止位置（停止図柄）を特定する停止位置特定手段と、
位置特定情報（図柄ステップ数カウンタの値）を取得する処理中に割込処理（タイマ割込処理（メイン））の実行を禁止する割込禁止手段と、
を含む
ことを特徴としている。
この特徴によれば、割込処理において表示帯の位置を特定可能な位置特定情報が更新されるとともに、基本処理において位置特定情報を取得し、取得した位置特定情報に基づいて表示帯を停止させる停止位置が特定される構成において、位置特定情報を取得する処理中に割込処理の実行が禁止されることで、位置特定情報を取得する処理中に割込処理が実行され、位置特定情報が変更されてしまうことがないため、導出操作手段が操作されたときの表示帯の位置を正確に特定することができる。

Claims (1)

1. 各々が識別可能な複数種類の識別情報が配置された表示帯をステッピングモータにより移動させることで変動表示可能な可変表示部を備え、
   前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンにおいて、
   遊技者が表示結果を導出させるために操作する導出操作手段と、
   基本処理を実行する基本処理実行手段と、
   基本処理に定期的に割り込んで割込処理を実行する割込処理実行手段と、を備え、
   前記割込処理実行手段は、
   前記割込処理において、前記ステッピングモータに対して駆動信号を出力するための処理を実行する駆動信号出力処理手段と、
   前記割込処理において、表示帯の変動状態を設定する変動状態設定手段と、
   前記割込処理において、前記ステッピングモータに対して駆動信号が出力されることに基づき表示帯の位置を特定可能な位置特定情報を更新する位置特定情報更新手段と、
   前記割込処理において、前記導出操作手段の操作状態を示す操作状態情報を更新する操作状態情報更新手段と、を含み、
   前記基本処理実行手段は、
   前記基本処理において、異常が生じた可能性のある特定事象が発生したか否かを判定する特定事象判定手段と、
   前記基本処理において、前記操作状態情報を参照し、前記操作状態情報が示す操作状態に基づいて前記導出操作手段の操作が受け付けられたか否かを判定する導出操作受付判定手段と、
   前記基本処理において、変動状態を取得し、取得した変動状態が特定の変動状態であることを条件に前記導出操作手段の操作の受付を有効化する有効化手段と、
   前記基本処理において、前記導出操作手段の操作に応じて位置特定情報を取得する位置特定情報取得手段と、
   前記基本処理において、前記位置特定情報取得手段が取得した位置特定情報に基づいて表示帯を停止させる停止位置を特定する停止位置特定手段と、
   前記基本処理において、前記割込処理の実行の禁止を設定する割込設定手段と、を含み、
   前記割込設定手段は、変動状態を取得する処理中における前記割込処理の実行の禁止を設定し、
   前記割込設定手段は、位置特定情報を取得する処理中における前記割込処理の実行の禁止を設定し、
   前記導出操作受付判定手段は、前記導出操作手段の操作を待機している状態において前記割込処理が実行される毎に１回、前記導出操作手段の操作が受け付けられたか否かを判定し、
   前記特定事象判定手段は、前記導出操作手段の操作を待機している状態において前記割込処理が実行される毎に１回、前記特定事象が発生したか否かを判定し、
   前記導出操作受付判定手段は、前記導出操作手段の操作を待機している状態において、前記割込処理が終了した後、前記特定事象が発生したか否かが判定された後に前記導出操作手段の操作が受け付けられたか否かを判定する、スロットマシン。