JP2018022454A - 登山情報中継システム - Google Patents
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Abstract
【課題】山域に設置された装置及び広域ネットワークに接続された装置間での情報のやり取りを効率的に実施する為の登山情報中継システムを提供することを課題とする。【解決手段】登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置を備え、前記近距離無線通信装置と近距離無線通信可能な領域を経由して前記登山経路を進行する複数のユーザそれぞれが携行するユーザ端末及び、前記近距離無線通信装置を介して情報伝達を行う為の登山情報伝達システムであって、前記近距離無線通信装置は、前記ユーザ端末から中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、を備えることを特徴とする。【選択図】図1
Description
本発明は、情報の伝達を行う為の登山情報中継システムに関するものである。
従来から、登山道に沿って配置された装置において登山者の通過状況を記録し、登山者の下山状況の把握や、遭難位置の特定等に活用する技術が知られている。
例えば、登山者に非接触式ICタグを貸与し、登山者がチェックポイントに到達した際、チェックポイントに設けられた情報読取書込機で、ICタグに書き込まれたユーザ情報及び読取時刻を記録する登山情報管理システムが知られている(特許文献1)。
また、通過者情報読取手段と、通過者情報記録手段と、外部の携帯用通過情報記憶手段に対して出力する地点情報書込手段とを有する通過情報記録装置を用いて、ユーザの通過情報を記録する通過情報記録システムが知られている(特許文献2)。
しかしながら、前述した従来の技術には、つぎのような改善すべき問題点が残されており、効率的に登山者の通過情報を活用することができない。山域では、広域ネットワークに接続する為のインフラ設備(基地局等)の配置が遅れていることや、樹木や谷間で無線通信の為の電波が届かないことから、衛星を介して通信を行うなど特別な手段を用いなければ、広域ネットワークに接続された外部のデータベースやサーバ装置等と通信を行うことが困難である。山域に配置された各装置それぞれに衛星との通信手段を設けることは、運用面やコスト面から現実的ではない。
そのため、山域に配置された装置から、登山者の通過情報やメンテナンス要求を自動的に収集・分析するようなシステムを構築することが困難であり、各山域でユーザの通過情報を管理するシステムの普及を阻害する要因となっている。
そうした理由から、従来技術では、チェックポイントに記録された通過情報を、人が読み出しに行かなければ、遭難者の遭難位置を特定することができない。特許文献1では、ヘリコプター側の装置及びチェックポイントに設置された装置で無線通信を行って、通過情報を収取する方法が示されている。しかしながら、各チェックポイント付近まで飛行して通過情報を受信する処理は必要となるため、ヘリコプターの手配の手間や作業コストなどが生じ、システムの普及が阻害されている。
また、山域に設置された装置まで人が赴き、定期的にメンテナンスを行うことが必要不可欠となってしまう。バッテリへの給電に関しては、特許文献2に示されるように、太陽光パネルを配置することで解決できる。一方で、装置やバッテリの劣化、センサ・近距離無線通信用のアンテナの故障などを管理する必要があるが、広域ネットワークとの通信が困難なことから、高い頻度で、定期的に各装置を人が点検管理する必要が生じ、システムの普及が阻害されている。
加えて、登山道に配置された装置が広域ネットワークと恒常的に通信することが困難なため、装置に記憶されたファームウェアや、装置から発信する情報の更新を行うことが容易ではない。遭難を未然に防ぐためには、経路の情報(次の装置までの道順や、通行止めの情報など)をアナウンスしたり、周辺の災害情報や避難命令などの情報を登山者に通知することが重要である。しかし、山域における通信環境の問題から、外部の管理端末から山域に設置された各装置に接続し、情報の更新を一括で行うことが困難である。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであり、山域に設置された装置及び広域ネットワークに接続された装置間での情報のやり取りを効率的に実施する為の登山情報中継システムを提供することを解決すべき課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置を備え、前記近距離無線通信装置と近距離無線通信可能な領域を経由して前記登山経路を進行する複数のユーザそれぞれが携行するユーザ端末及び、前記近距離無線通信装置を介して情報伝達を行う為の登山情報伝達システムであって、前記近距離無線通信装置は、前記ユーザ端末から中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、広域通信ネットワークを介してアクセス可能な登山サーバを備え、前記登山サーバは、広域通信可能領域において前記ユーザ端末から出力された、前記中継情報の少なくとも一部を受け付ける中継情報受付手段を備えることを特徴とする。
このような構成とすることで、近距離無線通信装置で記憶された情報や、近距離無線通信装置に対する情報をユーザに搬送させることが可能となる。これにより、電波の通じない山域などにおいても、装置で得られた情報の収集、装置に記憶された情報の更新、を実施することができ、効果的に登山に関する情報収取、情報発信を行うことができる。
本発明の好ましい形態では、広域通信ネットワークを介してアクセス可能な登山サーバと、広域通信装置と、を備え、前記登山サーバは、前記ユーザ端末に記憶された前記中継情報を、前記広域通信装置を介して受け付けることを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、前記登山サーバは、近距離無線通信装置からユーザ端末への発信情報の更新情報を、広域通信可能領域において前記ユーザ端末より受け取った経路情報に基づいて、前記ユーザ端末に出力し、前記中継情報は、前記更新情報を含むことを特徴とする。
このような構成とすることで、近距離無線通信装置からユーザ端末へ発信される情報を、最新の状態に更新することができる。
このような構成とすることで、近距離無線通信装置からユーザ端末へ発信される情報を、最新の状態に更新することができる。
本発明の好ましい形態では、前記近距離無線通信装置は、前記ユーザ端末より受け取った中継情報に基づいて、ユーザ端末に出力する中継情報を決定することを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザごとに適した発信情報を出力することができる。
このような構成とすることで、ユーザごとに適した発信情報を出力することができる。
本発明の好ましい形態では、近距離無線通信装置は、前記中継情報として、過去に当該近距離無線通信装置を通過した複数のユーザ端末についての通過情報を、ユーザ端末に出力することを特徴とする。
このような構成とすることで、ユーザの通過の履歴を集めることが可能となる。ユーザ端末により通過情報を集約することで、遭難位置の特定などを迅速に行うことができる。
このような構成とすることで、ユーザの通過の履歴を集めることが可能となる。ユーザ端末により通過情報を集約することで、遭難位置の特定などを迅速に行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記近距離無線通信装置は、天候情報を検出する為の天候センサを備え、前記中継情報は、前記天候情報を含むことを特徴とする。
このような構成とすることで、近距離無線通信装置で計測された天候に関する情報を集めることが可能となる。
このような構成とすることで、近距離無線通信装置で計測された天候に関する情報を集めることが可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記近距離無線通信装置は、自己情報を生成する自己情報取得手段を備え、前記中継情報は、前記自己情報を含むことを特徴とする。
このような構成とすることで、近距離無線通信装置で計測された故障などに関する情報を集めることが可能となる。
このような構成とすることで、近距離無線通信装置で計測された故障などに関する情報を集めることが可能となる。
本発明は、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置され、複数のユーザそれぞれが携行するユーザ端末と近距離無線通信を介して情報伝達を行う近距離無線通信装置であって、前記ユーザ端末から中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置と、近距離無線通信を介して情報伝達を行う為の携帯情報端末であって、中継情報の少なくとも一部を前記近距離無線通信装置に出力する中継情報出力手段と、前記近距離無線通信装置から中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置され、複数のユーザそれぞれが携行するユーザ端末と近距離無線通信を介して情報伝達を行う為の近距離無線通信プログラムであって、コンピュータを、前記ユーザ端末から中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、として機能させることを特徴とする。
本発明は、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置と、近距離無線通信を介して情報伝達を行う為の中継プログラムであって、コンピュータを、中継情報の少なくとも一部を前記近距離無線通信装置に出力する中継情報出力手段と、前記近距離無線通信装置から中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、山域に設置された装置及び広域ネットワークに接続された装置間での情報のやり取りを効率的に実施する為の登山情報中継システムを提供することができる。
<実施形態1>
以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に関る登山情報中継システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではなく、様々な構成を採用することもできる。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態1に関る登山情報中継システムについて説明する。なお、以下に示す実施形態は本発明の一例であり、本発明を以下の実施形態に限定するものではなく、様々な構成を採用することもできる。
例えば、本実施形態では登山情報中継システムの構成、動作などについて説明するが、同様の構成の方法、装置、コンピュータプログラム、記録媒体なども、同様の作用効果を奏することができる。また、プログラムは、記録媒体に記憶させてもよい。この記録媒体を用いれば、例えばコンピュータに前記プログラムをインストールすることができる。ここで、前記プログラムを記憶した記録媒体は、例えばCD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
なお、本発明において登山とは、単に山登りのみを指すのではなく、ハイキングやトレッキング、クライミング、アウトドアスポーツ、キャンプなど、山域での移動を含むアクティビティ全般を指す。
図1は、本発明の実施形態に関る登山情報中継システムの概要を示す図である。登山情報中継システム1は、近距離無線通信装置2と、広域通信装置4と、登山サーバ5と、を備えている。
近距離無線通信装置2は、山域Mの登山経路Rに沿って配置されており、ユーザによる登山は、経路Rに沿って配置された近距離無線通信装置2を経由しながら実施される。近距離無線通信装置2は、本例では、登山道に配置された道標である。本例では、図示しないバッテリによって駆動している。太陽光発電の為の充電パネルや、表示モニタ等を備えていても構わない。
ユーザ端末3は、ユーザにより登山に携行される携帯情報端末であって、例えばタッチパネルを搭載したスマートフォンや、携帯電話、ウェアラブルデバイス、タブレット端末、などである。広域通信装置4も近距離無線通信装置2と同様に、山域Mの登山経路Rに沿って設けられている。本例では近距離無線通信装置2よりも少数の広域通信装置4が、山域Mや登山口(下山口)付近の休憩所や売店、管理施設等に設置されている。
山域Mは広域通信不可領域Iを有している。広域通信不可領域Iは、携帯電話通信用の基地局が無いことや、地形、樹木などの遮蔽物によって、携帯情報端末(ユーザ端末3)向けの音声通話用通信規格やデータ通信規格での通信を十分に(又は一切)行うことができない領域を示す。広域通信可能領域Pは、市街地等、携帯情報端末(ユーザ端末3)向けの音声通話用通信規格やデータ通信規格での通信を行うことができる領域を示す。
近距離無線通信装置2及びユーザ端末3、ユーザ端末3及び広域通信装置4は、近距離無線を介して通信可能に構成されている。近距離無線とは、例えばIEEE802.15のBlueTooth(登録商標)やZigBee、IEEE802.11の無線LAN規格の通信方式、などである。
広域通信装置4及び登山サーバ5は、広域通信ネットワークNを介して通信可能に構成されている。広域通信ネットワークNとは例えばインターネットであり、広域通信装置4は、図示しない衛星や衛星からの通信を受信する基地局を介して、インターネット通信のネットワークに接続し、ユーザ端末3から近距離無線通信を介して受け取った情報を登山サーバ5まで出力することが可能である。なお、ユーザ端末3は、広域通信可能領域Pにおいては、ネットワークNを介して、登山サーバ5と接続されている。
本例では、ユーザ端末3を介して、近距離無線通信装置2に記憶された(近距離無線通信装置2からユーザ端末3に出力される)発信情報の更新や、近距離無線通信装置2が記憶した装置情報を取得し、登山サーバ5へのデータ集約などを実施することができる。
図2は、本発明の実施形態に係る登山情報中継システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。近距離無線通信装置2は、外部の装置と近距離無線を介して通信を行うためのインタフェースである近距離無線通信部201と、近距離無線通信装置2の制御を行う制御部202と、天候情報を計測する為の天候センサ203と、HDDやSSD、フラッシュメモリなどの補助記憶装置(記憶部204)と、を備えている。記憶部204は、オペレーティングシステムと、近距離無線通信プログラム、ユーザ端末3から受け取った中継情報等が記憶されている。
また、近距離無線通信装置2は、記憶部204に記憶された中継情報をユーザ端末3に出力する中継情報出力手段21と、中継情報をユーザ端末3から受け取り、記憶部204に記憶するための中継情報受付手段22と、経路判断手段23と、自己情報取得手段24と、天候情報取得手段25と、を有している。
中継情報とは、近距離無線通信装置2並びにユーザ端末3でやり取りされる情報を示す。具体的には、近距離無線通信装置2からユーザ端末3に情報を発信する為の発信情報、発信情報の更新を行う為の更新情報、ユーザ端末3に記憶されたユーザ情報、ユーザの足取りに関する通過情報、近距離無線通信装置2で検出した装置情報、経路に関する情報などである。
中継情報出力手段21では、発信情報や装置情報などがユーザ端末3に出力される。中継情報受付手段22では、ユーザ情報や、更新情報が入力される。中継情報出力手段21では、ユーザ情報が入力されることで、ユーザのパーソナル情報や登山経路に応じた発信情報等を出力することができる。中継情報受付手段22では、更新判断手段により、記憶部204に記憶された発信情報を更新するか否かが判断される。記憶した発信情報が、ユーザ端末3により搬送された更新情報(発信情報)と同じバージョン、乃至は古いバージョンの際には、更新を行わない。
経路判断手段23は、ユーザ端末3から受け取ったユーザ情報(中継情報)に含まれるユーザの登山経路情報に基づいて、中継情報出力手段21で出力する次の近距離無線通信装置2までの経路の情報(中継情報)を決定する。
自己情報取得手段24は、制御部202から自己情報を取得して記憶部204に記憶する。自己情報とは、例えば近距離無線通信装置2のバッテリ残量に関する情報や、故障や動作不良などセンサや他の部分から得たエラー情報等である。
天候情報取得手段25は、天候センサ203から天候情報を取得して記憶部204に記憶する。天候センサ203は、例えば気温情報を測定する気温センサや、気圧情報を測定する気圧センサ、湿度情報を取得する湿度センサ等であり、天候情報は、気温情報や気圧情報、湿度情報などである。記憶された自己情報及び天候情報は、装置情報(中継情報)としてユーザ端末3に出力される。天候情報は、ユーザ端末3との通信毎に計測されてもよいし、所定の時間間隔で計測されてもよいし、それらの組み合わせで計測されてもよい。計測・記憶された天候情報は、最先の1件以上がユーザ端末3に出力される。
ユーザ端末3は、外部の装置と近距離無線を介して通信を行うためのインタフェースである近距離無線通信部301と、広域通信ネットワークを介して通信を行う為の広域通信部302と、情報の表示を行う為の表示部303と、HDDやSSD、フラッシュメモリなどの補助記憶装置(記憶部304)と、を備えている。また、図示しない演算装置と、主記憶装置と、タッチパネルや物理キー等の入力部と、を備えている。記憶部304は、オペレーティングシステムと、中継プログラム、近距離無線通信装置2又は登山サーバ5から受け取った中継情報等が記憶されている。
ユーザ端末3は、近距離無線通信部301を介して中継情報をユーザ端末3から受け取り、記憶部304に記憶するための中継情報受付手段31と、近距離無線通信部301を介して記憶部304に記憶された中継情報を近距離無線通信装置2又は広域通信装置4に出力する中継情報出力手段32と、広域通信部302を介して登山サーバ5に登山情報を出力する登山情報出力手段33と、広域通信部302を介して登山サーバ5より発信情報を受け付け、記憶部304に記憶する更新情報受付手段34と、記憶部304に記憶された情報に基づいて表示部303に経路に関する情報を表示させる経路表示手段35と、その他の情報を表示させる情報表示手段36と、を有している。
登山情報出力手段33は、登山に関する情報を登山サーバ5に出力を行う。ユーザは登山届の記入を行い、広域通信可能領域Pにおいて、登山サーバ5への登山情報の出力を行う。また、登山の開始(入山)の宣言や、登山の終了(下山)の宣言なども、広域通信可能領域Pにおいて、登山情報として登山サーバ5へ出力される。
更新情報受付手段34は、広域通信可能領域Pにおいて登山サーバ5から更新情報を受け取り、記憶部304に記憶する。記憶した更新情報は、広域通信不可領域Iにおいて、中継情報として近距離無線通信部301を介して近距離無線通信装置2に出力される。
経路表示手段35は、記憶部304に記憶された地図情報並びに、近距離無線通信装置2から中継情報として受け取った経路に関する情報に基づいて、地図上に次の近距離無線通信装置2までの経路を示す。また、信号を受信できる場合には、図示しないGPSアンテナより受け取った位置情報に基づいて、現在位置を表示させるようにしても構わない。
情報表示手段36は、近距離無線通信装置2から受け取った中継情報(発信情報等)に基づいて、情報の表示を行う。例えば、発信情報として受け取った広告の表示や、災害情報の表示等が行われる。また、天候情報に基づいて、現在の天候に関する情報を表示するようにしてもよい。
広域通信装置4は、外部の装置(ユーザ端末3)と近距離無線を介して通信を行うためのインタフェースである近距離無線通信部401と、衛星等を介してインターネット通信を行う為の広域通信部402と、を備えている。また、近距離無線通信部401を介して中継情報をユーザ端末3から受け取り、受け取った中継情報の少なくとも一部を、広域通信部402を介して登山サーバ5に出力する中継情報出力手段41を有している。
登山サーバ5は、広域通信ネットワークを介して通信を行う為の広域通信部501と、HDDやSSD、フラッシュメモリなどの補助記憶装置(記憶部502)と、を備えている。また、図示しない演算装置と、主記憶装置と、タッチパネルやマウス、キーボード等の入力部と、ディスプレイなどの表示部と、を備えている。記憶部502は、オペレーティングシステムと、登山プログラム、ユーザ端末3から受け取った登山情報、ユーザ端末3に受け渡すための更新情報、ユーザ端末3又は広域通信装置4から受け取った中継情報、等が記憶されている。
登山サーバ5は、広域通信部501を介して記憶部502に記憶された更新情報をユーザ端末3に出力する更新情報出力手段51と、広域通信部501を介してユーザ端末3より出力された登山情報を受け付け、記憶部502に記憶する登山情報受付手段52と、広域通信部501を介して広域通信装置4より出力された中継情報を受け付け、記憶部502に記憶する中継情報受付手段53と、記憶部502に記憶された中継情報に基づいて登山者の遭難に関する判断を行う遭難判断手段54と、記憶部502に記憶された登山情報に基づいて登山情報の共有を行う情報共有手段55と、を有している。
登山情報受付手段52は、ユーザ端末3から出力された登山届に関する情報や、登山の開始(入山)の宣言、登山の終了(下山)の宣言などの登山情報を受け取り、記憶部502に記憶する。
情報共有手段55は、登山情報を提出したユーザとの登山に同行する同行者や、緊急連絡先、グループ情報で設定されたグループメンバの少なくとも一部、に対して、登山情報として記憶した情報や、ユーザが登山サーバ5に対して行った、登山開始の連絡、下山完了の連絡等を共有する。
<発信情報>
図3は記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。図3(a)は、発信情報の一例を示す図である。発信情報は、中継情報として近距離無線通信装置2からユーザ端末3に出力される。ユーザ端末3は、発信情報を受け取ると、記憶部304に記憶し、情報表示手段36を介して情報を表示させる。
図3は記憶部に記憶された情報の一例を示す図である。図3(a)は、発信情報の一例を示す図である。発信情報は、中継情報として近距離無線通信装置2からユーザ端末3に出力される。ユーザ端末3は、発信情報を受け取ると、記憶部304に記憶し、情報表示手段36を介して情報を表示させる。
発信情報とは、例えば、ユーザが登山道に沿って移動した際に現れる次の近距離無線通信装置2までの情報、登山口、下山口、帰宅方向等における施設、協賛企業の商品等に関する広告情報、クーポン情報、工事、災害、通行止め、猛獣等に関するお知らせ情報、等であり、近距離無線通信装置2及びユーザ端末3が近距離無線通信を行うことによって、ユーザ端末3で表示等に利用される情報である。
近距離無線通信装置2は、カテゴリ(例えば、広告情報、工事情報、災害情報、等)の異なる複数種類の発信情報を有していても構わない。また、カテゴリごとに更に複数種類の発信情報を記憶しておき、ユーザ情報などに応じて複数種類の発信情報の何れか、又は複数を出力してもよい。例えば、ランダムに出力したり、ユーザ情報に含まれたユーザの性別、年齢、属性情報等に応じて出力したり、ユーザ情報に含まれた登山道の経路情報、等に応じて出力してもよい。また、天候情報取得手段25などで手に入れた天候情報に基づいて、発信情報生成手段により天候の変化に関する注意喚起や警告を生成又は選択し、発信情報として出力するように構成してもよい。
<更新情報>
更新情報出力手段51は、記憶部502に記憶された登山情報に基づいて、ユーザ端末3に更新情報を出力する。図3(b)は、更新情報の一例を示す図である。なお、本実施形態では、登山情報の提出時に登山サーバ5からユーザ端末3に更新情報を受け渡している。登山サーバ5から山岳に設置された広域通信装置4に対して対応する山岳や登山経路に関する更新情報を出力し、広域通信装置4から近距離無線通信を介してユーザ端末3に更新情報を受け渡すような構成を備えても構わない。また、更新情報は、ユーザ端末3及び近距離無線通信装置2の毎通信出力される必要はなく、所定時間おきに1度などの頻度で出力されてもよい。ユーザ端末3に記憶された更新情報は、必ずしも近距離無線通信装置2に出力される必要はなく、そのままユーザ端末3での表示に利用されても構わない。例えば、災害情報や経路情報等は、近距離無線通信装置2に受け渡されることなく、そのまま経路表示手段35や情報表示手段36によって表示に利用されても構わない。
更新情報出力手段51は、記憶部502に記憶された登山情報に基づいて、ユーザ端末3に更新情報を出力する。図3(b)は、更新情報の一例を示す図である。なお、本実施形態では、登山情報の提出時に登山サーバ5からユーザ端末3に更新情報を受け渡している。登山サーバ5から山岳に設置された広域通信装置4に対して対応する山岳や登山経路に関する更新情報を出力し、広域通信装置4から近距離無線通信を介してユーザ端末3に更新情報を受け渡すような構成を備えても構わない。また、更新情報は、ユーザ端末3及び近距離無線通信装置2の毎通信出力される必要はなく、所定時間おきに1度などの頻度で出力されてもよい。ユーザ端末3に記憶された更新情報は、必ずしも近距離無線通信装置2に出力される必要はなく、そのままユーザ端末3での表示に利用されても構わない。例えば、災害情報や経路情報等は、近距離無線通信装置2に受け渡されることなく、そのまま経路表示手段35や情報表示手段36によって表示に利用されても構わない。
更新情報は、ユーザ端末3から近距離無線通信装置2に受け渡され、近距離無線通信装置2の記憶部204に記憶された発信情報と比較されて、必要に応じて置き換えられる。例えば、更新情報の識別番号や、発行時間などが、記憶部204に記憶された発信情報と比較され、更新の要否が判断される。これにより、近距離無線通信装置2から発信される発信情報を、常に最新の状態に更新しておくことが可能である。
更新情報は、全てのユーザ端末3よって運ばれる必要はなく、所定期間ユーザ端末3に搬送された場合(近距離無線通信装置2の発信情報が新たな発信情報に更新されたと推定される場合)には、次の更新まで搬送(更新情報受付手段34によって取得)されないように構成してもよい。登山サーバ5では、ユーザ端末3から広域通信部302を介して受け取った近距離無線通信装置2の識別子、並びに更新情報の固有識別子を中継情報として受け取り、ユーザ端末3への更新情報の出力の要否を判断する構成を備えてもよい。
本例では、更新情報出力手段51は、ユーザ端末3から登山情報を受け取った際に、ユーザ端末3に対して更新情報を出力する。更新情報の出力は、例えば登山情報の出力後、広域通信不可領域Iにユーザ端末3が進入する前であれば、任意のタイミングで実施されて構わない。ユーザ端末3から出力される更新情報は、全てが登山サーバ5から受け取ったものでなくても構わない。例えば、ユーザ端末3の時刻情報出力手段から更新情報として時刻情報を出力し、近距離無線通信装置2での所定時間間隔での天候情報の取得や、通過時刻を記録する際のタイムスタンプ、等に利用される時刻情報を修正するように構成してもよい。
ユーザが山域Mに携行するユーザ端末3とは別の、異なる端末装置(例えばラップトップ型のパーソナルコンピュータ等)から登山情報が入力された場合や、同行者の携帯端末では、登山サーバ5から発信情報を受け取れない可能性がある。また、ユーザが登山情報を出力した時点(更新情報を受け取った時点)から、登山まで期間が開いている場合、更新情報のバージョンが古い可能性がある。ユーザ端末3を介して近距離無線通信装置2に記憶された発信情報を更新することで、登山に訪れるすべてのユーザに対して、最新の発信情報を出力することができる。
<登山情報>
図4は、登山届フォームFの画面表示例を示す。登山届フォームFは、登山を行う山域情報と、登山ルートに関する経路情報と、登山の日程及び下山予定時間に関する情報と、を入力する部分を有している。入力されたこれらの情報は、ユーザIDと紐付けられ、登山情報として登山サーバ5に記憶される。
図4は、登山届フォームFの画面表示例を示す。登山届フォームFは、登山を行う山域情報と、登山ルートに関する経路情報と、登山の日程及び下山予定時間に関する情報と、を入力する部分を有している。入力されたこれらの情報は、ユーザIDと紐付けられ、登山情報として登山サーバ5に記憶される。
また、図示例の登山届フォームFでは、それらに加え、提出者の緊急時連絡先である緊急連絡先情報、同行者情報、グループ情報、登山の目的に関する情報、装備や食料、無線機器の携行に関する情報、参加している登山団体や、加入している登山保険に関する情報、等を入力可能に構成されている。
登山開始前や登山終了後に、登山情報出力手段33を介して、入山や下山の宣言を受け付け、登山情報として記憶部502に記憶してもよい。入山や下山の宣言に関する登山情報は、ユーザが情報の出力を行った際の位置情報と紐付けて入力されてもよい。
図3(c)は、ユーザより提出され、記憶部502に記憶される登山情報の一例を示す図である。登山情報は、情報共有手段55における登山情報の共有と、ユーザ端末3に出力される発信情報の選定、経路表示手段で表示される経路の決定、等に用いられる。
<ユーザ情報>
図3(d)は、記憶部304に記憶されたユーザ情報の一例を示す図である。ユーザ情報に含まれる経路情報に基づいて、近距離無線通信装置2より、経路に応じた発信情報等が発信することができる。
図3(d)は、記憶部304に記憶されたユーザ情報の一例を示す図である。ユーザ情報に含まれる経路情報に基づいて、近距離無線通信装置2より、経路に応じた発信情報等が発信することができる。
<通過情報>
図3(e)は、通過情報の一例を示す図である。ユーザ端末3が近距離無線通信装置2と通信を行うと、ユーザ情報が近距離無線通信装置2に受け渡され、ユーザが当該近距離無線通信装置2の設置場所を通過したと判断する。そして通過情報としてユーザ識別子及び通過時間などが紐付け、記憶部204に記憶する。さらに、記憶部204に記憶された通過情報をユーザ端末3に出力する。
図3(e)は、通過情報の一例を示す図である。ユーザ端末3が近距離無線通信装置2と通信を行うと、ユーザ情報が近距離無線通信装置2に受け渡され、ユーザが当該近距離無線通信装置2の設置場所を通過したと判断する。そして通過情報としてユーザ識別子及び通過時間などが紐付け、記憶部204に記憶する。さらに、記憶部204に記憶された通過情報をユーザ端末3に出力する。
出力される通過情報は、所定件数分や所定期間分の、複数のユーザに関する通過情報を含んでいてもよい。また、通過したユーザ自身の通過情報を含んでいてもよい。近距離無線通信装置2が、他の近距離無線通信装置2で取得された通過情報をユーザ端末3より受け取って記憶し、当該近距離無線通信装置2を通過したユーザ端末3に受け渡すように構成してもよい。
遭難判断手段54は、登山情報や、中継情報として受け取った通過情報に基づいて、遭難に関する判断を行う。例えば、あるユーザが、ある近距離無線通信装置2の地点から通過情報として記憶されていないような場合、当該ユーザが遭難したと判断する。
また例えば、所定期間ユーザの下山の宣言が受け付けられていない場合、通過情報に基づいて、ユーザが下山したか否かを判断したり、ユーザが行方不明となった地点を特定したりすることができる。
<装置情報>
図3(f)は、装置情報の一例を示す図である。ユーザ端末3が近距離無線通信装置2と通信を行うと、装置情報が近距離無線通信装置2からユーザ端末3に出力される。装置情報は、装置識別子や、測定日時、天候情報や自己情報を有している。天候情報や自己情報は、ユーザ端末3との通信に際して取得されてもよいし、指定の測定時間に測定されたものを出力するような構成でもよい。装置情報は、所定件数や所定期間分の、複数の測定日時に関する装置情報を含んでいてもよい。
図3(f)は、装置情報の一例を示す図である。ユーザ端末3が近距離無線通信装置2と通信を行うと、装置情報が近距離無線通信装置2からユーザ端末3に出力される。装置情報は、装置識別子や、測定日時、天候情報や自己情報を有している。天候情報や自己情報は、ユーザ端末3との通信に際して取得されてもよいし、指定の測定時間に測定されたものを出力するような構成でもよい。装置情報は、所定件数や所定期間分の、複数の測定日時に関する装置情報を含んでいてもよい。
<ユーザ端末を介した情報の中継>
図5を用いて、近距離無線通信装置2及びユーザ端末3での中継情報のやり取りの流れについて説明する。以下では、異なるタイミングで登山を行う3人のユーザそれぞれに携行されたユーザ端末3(3A、3B、3C)が、2台の近距離無線通信装置2が配置された登山道を通過した際の中継情報のやり取りについて説明する。
図5を用いて、近距離無線通信装置2及びユーザ端末3での中継情報のやり取りの流れについて説明する。以下では、異なるタイミングで登山を行う3人のユーザそれぞれに携行されたユーザ端末3(3A、3B、3C)が、2台の近距離無線通信装置2が配置された登山道を通過した際の中継情報のやり取りについて説明する。
ステップS1では、ユーザBが、登山届の提出を行う。登山届フォームに所定の情報をして、登山情報mBを登山サーバ5に出力する。登山情報mBの出力を行うと、登山サーバ5から更新情報h1がユーザ端末3Bに出力される。また、提出を行った登山情報mBに基づいて、ユーザ端末3Bは登山経路情報を有するユーザ情報uB(図示せず)を出力可能となる。
ステップS2では、ユーザAが、登山届の提出を行う。登山届フォームに所定の情報をして、登山情報mAを登山サーバ5に出力する。登山情報の出力を行うと、登山サーバ5から更新情報h2がユーザ端末3Aに出力される。また、提出を行った登山情報mAに基づいて、ユーザ端末3Aは登山経路情報を有するユーザ情報uA(図示せず)を出力可能となる。ここで、更新情報h2は、更新情報h1に対して新しい内容の発信情報を有している。
ステップS3では、ユーザAが、登山を開始する。ユーザ端末3Aが近距離無線通信装置2Aに近づくと、近距離無線通信によりユーザ端末3Aに記憶された中継情報(ユーザ情報uA及び更新情報h2)が近距離無線通信装置2Aに出力される。近距離無線通信装置2Aからは、中継情報(発信情報vA1=h2、通過情報pA1、装置情報gA1)がユーザ端末3Aに出力される。
ステップS4では、ユーザ端末3Aが近距離無線通信装置2Bに近づくと、近距離無線通信によりユーザ端末3Aに記憶された中継情報(ユーザ情報uA及び更新情報h2)が近距離無線通信装置2Bに出力される。近距離無線通信装置2Bからは、中継情報(発信情報vB1=h2、通過情報pB1、装置情報gB1)がユーザ端末3Aに出力される。
ステップS5では、ユーザ端末3Aが広域通信装置4に近づくと、広域通信装置4を介してユーザ端末3Aに記憶された中継情報(通過情報pA1及び装置情報gA1、通過情報pB1、装置情報gB1)が登山サーバ5に出力される。その後、ユーザAは下山する。
ステップS6では、ユーザCが、登山届の提出を行う。登山届フォームに所定の情報をして、登山情報mCを登山サーバ5に出力する。登山情報の出力を行うと、登山サーバ5から更新情報h3がユーザ端末3Cに出力される。また、提出を行った登山情報mCに基づいて、ユーザ端末3Cは登山経路情報を有するユーザ情報uC(図示せず)を出力可能となる。ここで、更新情報h3は、更新情報h2に対して新しい内容の発信情報を有している。
ステップS7では、ユーザBが、登山を開始する。ユーザ端末3Bが近距離無線通信装置2Aに近づくと、近距離無線通信によりユーザ端末3Bに記憶された中継情報(ユーザ情報uB及び更新情報h1)が近距離無線通信装置2Aに出力される。近距離無線通信装置2Aからは、中継情報(発信情報vA2=h2、通過情報pA2、装置情報gA2)がユーザ端末3Bに出力される。
ここで、更新情報h1は、ユーザ端末3Aによって中継された更新情報h2よりも古い情報の為、近距離無線通信装置2Aの発信情報は更新されない。通過情報pA2及び装置情報gA2は、ユーザAがステップS3で近距離無線通信装置2Aを通過後、ユーザBが近距離無線通信装置2Aを通過するまでの通過情報並びに装置情報を有している。
ステップS8では、ユーザ端末3Bが近距離無線通信装置2Bに近づくと、近距離無線通信によりユーザ端末3Bに記憶された中継情報(ユーザ情報uB及び更新情報h1)が近距離無線通信装置2Bに出力される。近距離無線通信装置2Bからは、中継情報(発信情報vB2=h2、通過情報pB2、装置情報gB2)がユーザ端末3Bに出力される。
ここで、更新情報h1は、ユーザ端末3Aによって中継された更新情報h2よりも古い情報の為、近距離無線通信装置2Bの発信情報は更新されない。通過情報pB2及び装置情報gB2は、ユーザAが近距離無線通信装置2Bを通過後、ユーザBが近距離無線通信装置2Aを通過するまでの通過情報並びに装置情報を有している。
ステップS9では、ユーザCが、登山を開始する。ユーザ端末3Cが近距離無線通信装置2Aに近づくと、近距離無線通信によりユーザ端末3Cに記憶された中継情報(ユーザ情報uC及び更新情報h3)が近距離無線通信装置2Aに出力される。近距離無線通信装置2Aからは、中継情報(発信情報vA3=h3、通過情報pA3、装置情報gA3)がユーザ端末3Cに出力される。
ここで、更新情報h3は、ユーザ端末3Aによって中継された更新情報h2よりも新しい情報の為、近距離無線通信装置2Aの発信情報が更新される。通過情報pA3及び装置情報gA3は、ユーザBがステップS7で近距離無線通信装置2Aを通過後、ユーザCが近距離無線通信装置2Aを通過するまでの通過情報並びに装置情報を有している。
ステップS10では、ユーザ端末3Bが広域通信装置4に近づくと、広域通信装置4を介してユーザ端末3Bに記憶された中継情報(通過情報pA2及び装置情報gA2、通過情報pB2、装置情報gB2)が登山サーバ5に出力される。その後、ユーザBは下山する。
ステップS11では、ユーザ端末3Cが近距離無線通信装置2Bに近づくと、近距離無線通信によりユーザ端末3Cに記憶された中継情報(ユーザ情報uC及び更新情報h3)が近距離無線通信装置2Bに出力される。近距離無線通信装置2Bからは、中継情報(発信情報vB3=h3、通過情報pB3、装置情報gB3)がユーザ端末3Cに出力される。
ここで、更新情報h3は、ユーザ端末3Aによって中継された更新情報h2よりも新しい情報の為、近距離無線通信装置2Bの発信情報が更新される。通過情報pB3及び装置情報gB3は、ユーザBが近距離無線通信装置2Bを通過後、ユーザCが近距離無線通信装置2Bを通過するまでの通過情報並びに装置情報を有している。
ステップS12では、ユーザ端末3Cが広域通信装置4に近づくと、広域通信装置4を介してユーザ端末3Cに記憶された中継情報(通過情報pA3及び装置情報gA3、通過情報pB3、装置情報gB3)が登山サーバ5に出力される。その後、ユーザCは下山する。
<実施形態2>
次いで、図6〜図8を用いて、本発明の実施形態2に関る登山情報中継システムについて説明する。なお、実施形態1と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。本実施形態では、広域通信装置4ではなく、広域通信可能領域Pに到達したユーザ端末3から、登山サーバ5に中継情報を出力する場合について説明する。
次いで、図6〜図8を用いて、本発明の実施形態2に関る登山情報中継システムについて説明する。なお、実施形態1と同様の構成については、同様の符号を付してその説明を省略する。本実施形態では、広域通信装置4ではなく、広域通信可能領域Pに到達したユーザ端末3から、登山サーバ5に中継情報を出力する場合について説明する。
図6は、本発明の実施形態2に関る登山情報中継システムの概要を示す図である。登山情報中継システム1は、近距離無線通信装置2と、ユーザ端末3と、登山サーバ5と、を備えている。山域Mは広域通信不可領域Iを有している。ユーザ端末3は、広域通信可能領域Pにおいては、ネットワークNを介して通信可能に構成されている。
図7は、本発明の実施形態2に関るユーザ端末3の機能ブロック図である。広域通信不可領域Iにおいて、中継情報出力手段32は、近距離無線通信部301を介して、記憶部304に記憶された中継情報(ユーザ情報、更新情報、等)を近距離無線通信装置2に出力する。一方で、広域通信可能領域において、中継情報出力手段32は、広域通信部302を介して、記憶部304に記憶された中継情報(装置情報、通過情報、等)を近距離無線通信装置2に出力する。
図8は、本発明の実施形態2に関る登山開始から下山までの流れを示す処理フローチャートである。広域通信可能領域P(例えばユーザの自宅など)において、ユーザは、登山情報出力手段33により登山届(登山情報)の提出を行う(ステップS21)。登山届の提出後、更新情報がある場合(ステップS22でYes(Y))には、更新情報受付手段34により更新情報を受け取り、記憶部304に記憶する。ここで受け取る更新情報は、例えば登山届に記載された登山山域や、登山ルート等に基づいて決定される。
登山の当日、ユーザは、山域に向かい、入山の宣言を行う(ステップS24)。入山の宣言は、登山情報出力手段33によって登山サーバ5に出力される。例えば、入山の宣言が行われた際に、更新情報を受け取るように構成しても構わない。
入山後、近距離無線通信装置2を通過した際には、ユーザ端末3及び近距離無線通信装置2が近距離無線通信を行い、中継情報の入出力を行う。この際、ユーザ端末3側では、中継情報出力手段32が、中継情報として、ユーザIDや登山ルートに関するユーザ情報、近距離無線通信装置2で発信される発信情報の更新情報、を出力する(ステップS25)。
近距離無線通信装置側からは、発信情報、近距離無線通信装置2を通過したユーザ端末3に関る通過情報、装置情報が出力され、中継情報受付手段31により記憶部304に記憶される(ステップS26)。
近距離無線通信装置2との中継情報のやり取りは、ユーザ端末3が近距離無線通信装置2を通過する都度行われる。ユーザは、登山を終え下山すると、広域通信可能領域Pにおいて、下山の宣言を行う(ステップS27)。下山の宣言は、登山情報出力手段33によって登山サーバ5に出力される。下山の宣言に関する登山情報を出力すると、中継情報出力手段32は、広域通信部302を介して、記憶部304に記憶された中継情報(通過情報、装置情報)を、登山サーバ5に出力する(ステップS28)。
本発明によれば、より効率的な情報発信並びに情報収集を行う為の登山情報中継システムを提供することができる。近距離無線通信装置で記憶された情報や、近距離無線通信装置に対する情報をユーザに搬送させることが可能となる。これにより、電波の通じない山域などにおいても、装置で得られた情報の収集、装置に記憶された情報の更新、を実施することができ、効果的に登山に関する情報収取、情報発信を行うことができる。
1 登山情報中継システム
2 近距離無線通信装置
21 中継情報出力手段
22 中継情報受付手段
23 経路判断手段
24 自己情報取得手段
25 天候情報取得手段
201 近距離無線通信部
202 制御部
203 天候センサ
204 記憶部
3 ユーザ端末
31 中継情報受付手段
32 中継情報出力手段
33 登山情報出力手段
34 更新情報受付手段
35 経路表示手段
36 情報表示手段
301 近距離無線通信部
302 広域通信部
303 表示部
304 記憶部
4 広域通信装置
41 中継情報出力手段
401 近距離無線通信部
402 広域通信部
5 登山サーバ
51 更新情報出力手段
52 登山情報受付手段
53 中継情報受付手段
54 遭難判断手段
55 登山情報共有手段
501 広域通信部
502 記憶部
N ネットワーク
P 広域通信可能領域
I 広域通信不可領域
M 山域
R 登山経路
2 近距離無線通信装置
21 中継情報出力手段
22 中継情報受付手段
23 経路判断手段
24 自己情報取得手段
25 天候情報取得手段
201 近距離無線通信部
202 制御部
203 天候センサ
204 記憶部
3 ユーザ端末
31 中継情報受付手段
32 中継情報出力手段
33 登山情報出力手段
34 更新情報受付手段
35 経路表示手段
36 情報表示手段
301 近距離無線通信部
302 広域通信部
303 表示部
304 記憶部
4 広域通信装置
41 中継情報出力手段
401 近距離無線通信部
402 広域通信部
5 登山サーバ
51 更新情報出力手段
52 登山情報受付手段
53 中継情報受付手段
54 遭難判断手段
55 登山情報共有手段
501 広域通信部
502 記憶部
N ネットワーク
P 広域通信可能領域
I 広域通信不可領域
M 山域
R 登山経路
上記課題を解決するために、本発明は、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置と、広域通信ネットワークを介してアクセス可能な登山サーバと、を備え、前記近距離無線通信装置と近距離無線通信可能な領域を経由して前記登山経路を進行する複数のユーザそれぞれが携行するユーザ端末を介して情報伝達を行う為の登山情報伝達システムであって、前記登山サーバは、前記近距離無線通信装置からユーザ端末への発信情報の更新を行う為の更新情報を、広域通信可能領域において前記ユーザ端末より受け取った経路情報に基づいて、前記ユーザ端末に出力し、前記近距離無線通信装置は、前記ユーザ端末から前記更新情報を含む中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、前記登山サーバは、広域通信可能領域において前記ユーザ端末から出力された、前記中継情報の少なくとも一部を受け付ける中継情報受付手段を備えることを特徴とする。
本発明の好ましい形態では、広域通信装置を備え、前記登山サーバは、前記ユーザ端末に記憶された前記中継情報を、前記広域通信装置を介して受け付けることを特徴とする。
本発明は、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置され、複数のユーザそれぞれが携行し、広域通信ネットワークを介して登山サーバと通信可能なユーザ端末と近距離無線通信を介して情報伝達を行う近距離無線通信装置であって、前記ユーザ端末から更新情報を含む中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、を備え、前記更新情報は、前記近距離無線通信装置からユーザ端末への発信情報の更新を行う為の情報であって、広域通信可能領域において前記ユーザ端末より受け取った経路情報に基づいて、前記登山サーバより前記ユーザ端末に出力されることを特徴とする。
本発明は、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置と、近距離無線通信を介して情報伝達を行う為の携帯情報端末であって、広域通信ネットワークを介して登山サーバと通信可能であって、更新情報を含む中継情報の少なくとも一部を前記近距離無線通信装置に出力する中継情報出力手段と、前記近距離無線通信装置から中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、を備え、前記更新情報は、前記近距離無線通信装置から携帯情報端末への発信情報の更新を行う為の情報であって、広域通信可能領域において出力した経路情報に基づいて、前記登山サーバより出力されることを特徴とする。
本発明は、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置され、複数のユーザそれぞれが携行し、広域通信ネットワークを介して登山サーバと通信可能なユーザ端末と近距離無線通信を介して情報伝達を行う為の近距離無線通信装置の近距離無線通信プログラムであって、コンピュータを、前記ユーザ端末から更新情報を含む中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、として機能させ、前記更新情報は、前記近距離無線通信装置からユーザ端末への発信情報の更新を行う為の情報であって、広域通信可能領域において前記ユーザ端末より受け取った経路情報に基づいて、前記登山サーバより前記ユーザ端末に出力されることを特徴とする。
本発明は、広域通信ネットワークを介して登山サーバと通信可能であって、登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置と、近距離無線通信を介して情報伝達を行う為の携帯情報端末の中継プログラムであって、コンピュータを、更新情報を含む中継情報の少なくとも一部を前記近距離無線通信装置に出力する中継情報出力手段と、前記近距離無線通信装置から中継情報を受信する中継情報受信手段と、前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、として機能させ、前記更新情報は、前記近距離無線通信装置からの発信情報の更新を行う為の情報であって、広域通信可能領域において出力した経路情報に基づいて、前記登山サーバより出力されることを特徴とする。
Claims (12)
- 登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置を備え、
前記近距離無線通信装置と近距離無線通信可能な領域を経由して前記登山経路を進行する複数のユーザそれぞれが携行するユーザ端末及び、前記近距離無線通信装置を介して情報伝達を行う為の登山情報伝達システムであって、
前記近距離無線通信装置は、前記ユーザ端末から中継情報を受信する中継情報受信手段と、
前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、
前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、を備えることを特徴とする登山情報伝達システム。 - 広域通信ネットワークを介してアクセス可能な登山サーバを備え、
前記登山サーバは、広域通信可能領域において前記ユーザ端末から出力された、前記中継情報の少なくとも一部を受け付ける中継情報受付手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の登山情報伝達システム。 - 広域通信ネットワークを介してアクセス可能な登山サーバと、広域通信装置と、を備え、
前記登山サーバは、前記ユーザ端末に記憶された前記中継情報を、前記広域通信装置を介して受け付けることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の登山情報伝達システム。 - 前記登山サーバは、近距離無線通信装置からユーザ端末への発信情報の更新情報を、広域通信可能領域において前記ユーザ端末より受け取った経路情報に基づいて、前記ユーザ端末に出力し、
前記中継情報は、前記更新情報を含むことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の登山情報伝達システム。 - 前記近距離無線通信装置は、前記ユーザ端末より受け取った中継情報に基づいて、ユーザ端末に出力する中継情報を決定することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の登山情報伝達システム。
- 近距離無線通信装置は、前記中継情報として、過去に当該近距離無線通信装置を通過した複数のユーザ端末についての通過情報を、ユーザ端末に出力することを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の登山情報伝達システム。
- 前記近距離無線通信装置は、天候情報を検出する為の天候センサを備え、
前記中継情報は、前記天候情報を含むことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の登山情報伝達システム。 - 前記近距離無線通信装置は、自己情報を生成する自己情報取得手段を備え、
前記中継情報は、前記自己情報を含むことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の登山情報伝達システム。 - 登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置され、
複数のユーザそれぞれが携行するユーザ端末と近距離無線通信を介して情報伝達を行う近距離無線通信装置であって、
前記ユーザ端末から中継情報を受信する中継情報受信手段と、
前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、
前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、を備えることを特徴とする近距離無線通信装置。 - 登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置と、近距離無線通信を介して情報伝達を行う為の携帯情報端末であって、
中継情報の少なくとも一部を前記近距離無線通信装置に出力する中継情報出力手段と、
前記近距離無線通信装置から中継情報を受信する中継情報受信手段と、
前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、を備えることを特徴とする携帯情報端末。 - 登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置され、
複数のユーザそれぞれが携行するユーザ端末と近距離無線通信を介して情報伝達を行う為の近距離無線通信プログラムであって、
コンピュータを、前記ユーザ端末から中継情報を受信する中継情報受信手段と、
前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、
前記記憶部に記憶された中継情報の少なくとも一部を前記ユーザ端末に出力する中継情報出力手段と、として機能させることを特徴とする近距離無線通信プログラム。 - 登山経路上の所定位置に、登山経路に沿って並べて配置された複数の近距離無線通信装置と、近距離無線通信を介して情報伝達を行う為の中継プログラムであって、
コンピュータを、中継情報の少なくとも一部を前記近距離無線通信装置に出力する中継情報出力手段と、
前記近距離無線通信装置から中継情報を受信する中継情報受信手段と、
前記中継情報受信手段で受信した中継情報を記憶部に記憶する中継情報記憶手段と、として機能させることを特徴とする中継プログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230109823A (ko) * | 2022-01-13 | 2023-07-21 | 한국생산기술연구원 | 등산로정보 제공 방법 |
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