JP2018022218A - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
ところで、宛先を検索する場合、その宛先がどの宛先表(アドレス帳)に記憶されているかを、操作者は予め知っている必要がある。
本発明は、宛先を指定する場合にあって、その宛先がどの宛先表に記憶されているかを、操作者は知っている必要がないようにした情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的としている。
請求項1の発明は、宛先を指定するための文字を受け付けた場合、本情報処理装置内の記憶装置に記憶された第1の宛先表と外部に記憶された第2の宛先表を検索した結果を提示する提示手段を有する情報処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するという意味である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態にしたがって、又はそれまでの状況・状態にしたがって定まることの意を含めて用いる。「予め定められた値」が複数ある場合は、それぞれ異なった値であってもよいし、2以上の値(もちろんのことながら、全ての値も含む)が同じであってもよい。また、「Aである場合、Bをする」という記載は、「Aであるか否かを判断し、Aであると判断した場合はBをする」の意味で用いる。ただし、Aであるか否かの判断が不要である場合を除く。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
送信する情報として、例えば、画像、テキスト情報、音声情報、動画情報等がある。情報を送信するためには、宛先を特定することが必要である。そのために、宛先表を検索することが行われている。例えば、前述したように、宛先の入力毎に先頭文字が一致する文字列を宛先表から検索するインクリメンタルサーチが行われ、宛先の候補を提示し、それを選択することによって、それ以降の入力を省略できるようにしている。
なお、「宛先を指定するための文字を受け付けた場合」における「文字」は、1文字であってもよいし、複数文字であってもよい。したがって、宛先候補検索モジュール120が、検索を開始(又は指示)する契機(タイミング)は、文字を受け付けた契機のうち予め定められた契機であればよい。例えば、1文字を受け付ける毎であってもよいし、2文字等の複数文字を受け付ける毎であってもよいし、先頭から3文字を受け取った後は、1文字を受け付ける毎等のようなルールとしてもよい。なお、以下では、「1文字を受け付ける毎」を例示して説明する。
また、受け付ける文字は、キーボード等からの入力そのものであってもよいし、仮名漢字変換後の文字であってもよい。
また、宛先候補検索モジュール120は、対象となっている送信アプリケーション(送信サービス、送信モード等を含む)における送信先情報を検索の対象としてもよい。例えば、対象となっている送信アプリケーションがファクシミリ送信である場合、宛先テーブル1100のFax番号欄1126も検索対象としてもよい。また、対象となっている送信アプリケーションが電子メールである場合、宛先テーブル1100のメールアドレス欄1124も検索対象としてもよい。
また、宛先候補検索モジュール120は、検索の指示として、検索結果の上限数を予め定められた数としてもよい。
また、宛先候補検索モジュール120は、検索結果が上限数未満又は以下である場合は、検索結果をキャッシュに記憶し、以後の検索は、そのキャッシュに記憶された情報に対して行うようにしてもよい。
また、宛先候補検索モジュール120は、第2の宛先表に対する検索が、タイムアウトによって中止された場合、宛先の検索において、その第2の宛先表に対する検索は行わないようにしてもよい。
宛先記憶モジュール140は、宛先候補検索モジュール120と接続されている。宛先記憶モジュール140は、第2の宛先表を記憶している。第2の宛先表は、例えば、情報処理装置100の外部にある記憶装置に記憶されていてもよい。なお、宛先候補検索モジュール120は、検索可能な宛先表を3つ以上としてもよい。
第1の宛先表と第2の宛先表は、例えば、宛先テーブル1100のデータ構造を有している。
図11は、宛先テーブル1100のデータ構造例を示す説明図である。この宛先テーブル1100は、宛先表のデータ構造例を示すものである。1つの宛先に対して、0個以上(一般的には、複数)の送信先情報が対応可能となっている。いわゆる人中心の宛先表となっている。
宛先テーブル1100は、ユーザーID欄1110、宛先情報欄1112、送信先情報欄1122を有している。宛先情報欄1112は、宛先名欄1114、名欄1116、姓欄1118、会社名欄1120を有している。送信先情報欄1122は、メールアドレス欄1124、Fax番号欄1126、I−Faxアドレス欄1128、IPアドレス(FTP)欄1130、IPアドレス(SMB)欄1132等を有している。
ユーザーID欄1110は、本実施の形態において、ユーザーを一意に識別するための情報(ユーザーID:IDentification)を記憶している。宛先情報欄1112は、宛先情報を記憶している。宛先名欄1114は、宛先名を記憶している。名欄1116は、名を記憶している。姓欄1118は、姓を記憶している。会社名欄1120は、会社名を記憶している。名欄1116、姓欄1118、会社名欄1120に記載されている内容が、宛先の属性となる。送信先情報欄1122は、その宛先に送信するための送信先情報を記憶している。メールアドレス欄1124は、メールアドレスを記憶している。Fax番号欄1126は、ファックス番号を記憶している。I−Faxアドレス欄1128は、インターネットファクシミリのメールアドレスを記憶している。IPアドレス(FTP)欄1130は、IPアドレス(FTP)を記憶している。IPアドレス(SMB)欄1132は、IPアドレス(SMB)を記憶している。
また、宛先候補表示モジュール150は、宛先の次の文字を受け付けた後に、検索結果を受け取った場合は、検索結果を提示しない。つまり、検索を開始した後であって、その検索結果を受け取る前に、次の文字を受け付けた場合である。
また、宛先候補表示モジュール150は、第1の宛先表に対する検索結果を第2の宛先表に対する検索結果よりも前に提示するようにしてもよい。
また、宛先候補表示モジュール150は、提示している検索結果は、上限数によって検索が打ち切られたものであるか否かを判別可能に提示するようにしてもよい。
また、宛先候補表示モジュール150は、第1の宛先表に対する検索結果と第2の宛先表に対する検索結果が、同じ宛先情報であるが送信先情報が異なる場合、両検索結果を判別可能に提示するようにしてもよい。
情報処理装置200は、アドレス受付モジュール110、宛先候補検索モジュール120、宛先記憶モジュール130、ディレクトリサービス連携モジュール240、宛先候補表示モジュール150を有している。情報処理装置200は、情報処理装置100の宛先記憶モジュール140をディレクトリサービス連携モジュール240としたものである。なお、前述の情報処理装置100と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
アドレス受付モジュール110は、宛先候補検索モジュール120と接続されている。
宛先候補検索モジュール120は、アドレス受付モジュール110、宛先記憶モジュール130、ディレクトリサービス連携モジュール240、宛先候補表示モジュール150と接続されている。
宛先記憶モジュール130は、宛先候補検索モジュール120と接続されている。
ディレクトリサービス連携モジュール240は、宛先候補検索モジュール120と接続されている。ディレクトリサービス連携モジュール240は、外部にあるディレクトリサービス(directory service、また、ディレクトリサーバー(directory server)ともいわれる)と連携して、宛先候補検索モジュール120からの検索指示をディレクトリサービスに渡し、ディレクトリサービスからの検索結果を宛先候補検索モジュール120に戻す。ここでディレクトリサービスは、第2の宛先表を記憶している。例えば、情報処理装置200と通信回線を介して接続された資源とその所在や属性、設定等の情報を収集・記録し、検索できるようにした情報処理装置である。
宛先候補表示モジュール150は、宛先候補検索モジュール120と接続されている。
画像処理装置300は、情報処理装置100又は情報処理装置200を、画像処理装置300に適用したものである。そして、画像処理装置300は、画像を送信する各種の送信アプリケーションを有している。
また、送信アプリケーションとして、ファクシミリ送信、インターネットファクシミリ送信、電子メール、ファイル転送(サーバー格納ともいわれる)、マルチセンド、簡単ファックス等がある。したがって、画像処理装置100は、複数の送信用プロトコル(通信プロトコル)に対応している。例えば、ファクシミリ送信用としてCCITT−G4、電子メール送信用としてSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、ファイル転送用としてFTP(File Transfer Protocol)、SMB(Server Message Block)等がある。なお、送信アプリケーション、送信用プロトコルは、これらに限定することなく、例えば、ユーザーが定義した送信アプリケーション、クラウドサービスへのアップロード等を含めてもよい。逆に、画像処理装置300は、複数の送信アプリケーション、複数の送信用プロトコルを利用できればよく、前述したもの全てを利用できなくてもよい。
送信先を示す情報(以下、送信先情報)は、各送信用プロトコルによって定められているアドレスであり、例えば、ファクシミリ送信の場合はファックス番号(電話番号)、インターネットファクシミリと電子メールはメールアドレス、ファイル転送(FTP、SMB)はURL(Uniform Resource Locator)又はIPアドレスとなる。なお、送信先情報とは、送信先を識別するための情報である。
また、宛先名とは、宛先を示す名称(宛先を識別するための情報)であり、宛先表(一般的に、アドレス帳ともいわれる)に登録を行った者が任意に(又は、意思にしたがって)命名したものであって、例えば、個人名(例えば、名、姓、姓と名の組み合わせ、愛称、雅号、芸名、筆名、これらの略称等)、組織名(例えば、会社名、部課名、グループ名、チーム名等を含む)等がある。また、宛先表では、宛先名に対して、0個以上の送信先情報が対応している。宛先に送信するには、複数の送信方法(ファクシミリ送信、電子メール、ファイル転送等)があるのが一般的であるからである。
送信アプリケーションであるマルチセンドは、一度の操作で、種類の異なる送信先情報に同じ情報を送信できる機能を有している。送信先情報として、例えば、ファックス番号、メールアドレス、FTP又はSMBにおけるIPアドレスを組み合わせて指定ができる。なお、複数の送信先情報が1つの宛先への送信であってもよいし(例えば、同じ人に、電子メール、ファイル転送の両方を行う等)、宛先毎に種類が異なる送信先情報としてもよい(例えば、Aさん宛てにはファクシミリ送信、Bさん宛てには電子メール等)。
また、送信アプリケーションである簡単ファックスは、送信に必要な属性(例えば、画像の解像度等)を予め定めておき(デフォルトであってもよい)、それらの属性設定を省略できるようにしたものである。
以下では、送信アプリケーションとして、ファクシミリ送信、インターネットファクシミリ送信、電子メール、ファイル転送(FTP)、ファイル転送(SMB)、マルチセンド、簡単ファックスを例示して説明する。
画像処理装置300には、複数の送信アプリケーションによる送信サービスを提供するにあたり、その宛先となるアドレスを記憶しておく本体宛先表記憶モジュール330が具備されている。
また、画像処理装置300には、遠隔のディレクトリサービス(LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)等)で管理される資源(従業員、PC等)からそのアドレスを取得するLDAP連携モジュール340も具備されている。
操作者は、サービス画面でアドレスを直接キーボード入力するか、本体宛先表記憶モジュール330内の宛先表から登録済みアドレスを選択するか、LDAPサーバー380を検索してアドレスを選択するか、のいずれかの方法でサービスの宛先を指定する。
すなわち、意図するアドレスが登録されているにもかかわらず、それを知らない場合、アドレスを最初から最後まで入力する必要があった。メールアドレスは「ローカル部@ドメイン」の構文を持ち、メールアドレス全体の長さの最大値は254文字、ローカル部の長さの最大値は64文字である(RFC 5321)。一般的にはもっと短いアドレスが使われるが、例えば、それを画像処理装置300のタッチ操作パネルで全て入力するのは手間である。また、登録済みは分かっていても、どのデータベース(本体宛先表、ディレクトリサービス)か、を知らない場合、ひとつひとつ検索を試みる必要があった。
宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310、本体宛先表記憶モジュール330、LDAP連携モジュール340と接続されており、操作パネルモジュール310から文字列315を受け取り、操作パネルモジュール310に宛先候補325を渡す。宛先候補検索モジュール320は、図1の例に示した宛先候補検索モジュール120の機能を有している。つまり、操作パネルモジュール310から受け取った文字列315を、本体宛先表記憶モジュール330から検索し、そして、LDAPサーバー380から検索するために、LDAP連携モジュール340に対して検索指示を行う。この検索は、並行して行う。それぞれの検索結果を宛先候補325として、操作パネルモジュール310に渡す。
本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320と接続されている。本体宛先表記憶モジュール330は、図1の例に示した宛先記憶モジュール130の機能を有している
LDAP連携モジュール340は、宛先候補検索モジュール320と接続されており、また、通信回線390を介してLDAPサーバー380と接続されている。LDAP連携モジュール340は、図2の例に示したディレクトリサービス連携モジュール240の機能を有している。つまり、宛先候補検索モジュール320からの検索指示を受け取り、LDAPサーバー380に対してその検索指示を渡す。そして、LDAPサーバー380から検索結果を受け取り、宛先候補検索モジュール320に渡す。
LDAPサーバー380は、通信回線390を介して、画像処理装置300のLDAP連携モジュール340と接続されている。LDAPサーバー380は、LDAP連携モジュール340から検索指示を受け取り、検索結果をLDAP連携モジュール340に渡す。
画像を受け付けるとは、例えば、スキャナ、カメラ等で画像を読み込むこと、ファックス等で通信回線を介して外部機器から画像を受信すること、ハードディスク(コンピュータに内蔵されているものの他に、ネットワークを介して接続されているもの等を含む)等に記憶されている画像を読み出すこと等が含まれる。画像は、2値画像、多値画像(カラー画像を含む)であってもよい。受け付ける画像は、1枚であってもよいし、複数枚であってもよい。また、画像の内容として、ビジネスに用いられる文書、広告宣伝用のパンフレット等であってもよい。
画像を送信するとは、対象となっている送信アプリケーションにしたがって、画像をアドレス317宛てに送信することである。
画像処理装置400は、操作パネルモジュール310、宛先候補検索モジュール320、本体宛先表記憶モジュール330、SDカード宛先表記憶モジュール440、LDAP連携モジュール340、スキャン送信処理モジュール350を有している。画像処理装置400は、図3の例に示した画像処理装置300にSDカード宛先表記憶モジュール440を付加したものである。なお、前述の画像処理装置300と同種の部位には同一符号を付し重複した説明を省略する。
操作パネルモジュール310は、宛先候補検索モジュール320、スキャン送信処理モジュール350と接続されており、宛先候補検索モジュール320に文字列315を、スキャン送信処理モジュール350にアドレス317を渡し、宛先候補検索モジュール320から宛先候補325を受け取る。
宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310、本体宛先表記憶モジュール330、SDカード宛先表記憶モジュール440、LDAP連携モジュール340と接続されており、操作パネルモジュール310から文字列315を受け取り、操作パネルモジュール310に宛先候補325を渡す。
本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320と接続されている。
SDカード宛先表記憶モジュール440は、宛先候補検索モジュール320と接続されている。SDカード宛先表記憶モジュール440は、宛先記憶モジュール130として機能してもよいし、ディレクトリサービス連携モジュール240として機能してもよい。例えば、本体宛先表記憶モジュール330に対するアクセス速度とSDカード宛先表記憶モジュール440に対するアクセス速度の差分が予め定められた範囲に含まれている場合は、本体宛先表記憶モジュール330と同等と扱ってもよいし、その差分が予め定められた範囲に含まれていない場合は、LDAP連携モジュール340と同等と扱ってもよい。また逆に、LDAPサーバー380に対するアクセス速度とSDカード宛先表記憶モジュール440に対するアクセス速度の差分が予め定められた範囲に含まれている場合は、LDAP連携モジュール340と同等と扱ってもよいし、その差分が予め定められた範囲に含まれていない場合は、本体宛先表記憶モジュール330と同等と扱ってもよい。
LDAP連携モジュール340は、宛先候補検索モジュール320と接続されており、また、通信回線390を介してLDAPサーバー380と接続されている。
スキャン送信処理モジュール350は、操作パネルモジュール310と接続されており、操作パネルモジュール310からアドレス317を受け取る。
LDAPサーバー380は、通信回線390を介して、画像処理装置300のLDAP連携モジュール340と接続されている。
画像処理装置300、LDAPサーバー380、画像処理装置400、ユーザー端末500、メールサーバー510、FTPサーバー520は、通信回線390を介してそれぞれ接続されている。通信回線390は、無線、有線、これらの組み合わせであってもよく、例えば、通信インフラとしてのインターネット、イントラネット等であってもよい。
この場合、複数の送信用プロトコルを利用するので、個々の送信アプリケーション(電子メール、ファイル転送(FTP)、インターネットファクシミリ送信)を利用する場合に比べて、マルチセンドの送信アプリケーションを利用する方が便利である。その場合、ユーザーA、グループB、ユーザーCを、宛先表から探して選択するとする。ユーザーAとグループBは、画像処理装置300内の宛先表に登録されており、ユーザーCはLDAPサーバー380に登録されているとする。操作者は、ユーザーA、グループB、ユーザーCがどこに登録されているかを意識することなく、検索することが可能である。また、宛先の文字を入力している最中に、宛先の候補が提示されるので、その候補内にユーザーA、グループB、ユーザーCがあれば、全ての文字列を入力することなく、宛先を選択することができるようになる。
送信設定画面600には、ログインボタン610、送信ボタン620、宛先入力ボックス630、宛先表ボタン640、宛先候補表示領域650、キーボード領域660を表示する。ここで、対象となっている送信アプリケーションは、電子メールであるとする。なお、この電子メールの送信アプリケーションは、操作者によって予め指定されている。例えば、送信アプリケーション(ファクシミリ送信、インターネットファクシミリ送信、電子メール、ファイル転送、マルチセンド、簡単ファックス等)のそれぞれに対応するボタンを表示し、それを選択させればよい。
ログインボタン610には、操作者の名称等を表示する。例えば、操作者が使用にあたって、ログイン(例えば、ユーザーIDとパスワードの入力、顔認識、生体認証等)が行われている。
送信ボタン620が、選択された場合は、確定した宛先に対して画像を送信する。
宛先入力ボックス630は、キーボード領域660に対する操作者の操作によって文字が入力される。この例では文字「A」が入力された状態を示している。
宛先表ボタン640が、選択された場合は、本体宛先表記憶モジュール330内の宛先表を表示する。
宛先候補表示領域650は、宛先候補検索モジュール320による検索結果である宛先候補325を表示する。例えば、入力された文字「A」に対応して、宛先候補表示領域650には、宛先候補652、宛先候補654、宛先候補656を表示する。具体的には、文字「A」を先頭文字として、宛先テーブル1100内の宛先名欄1114、名欄1116、姓欄1118、会社名欄1120と、対象となっている送信アプリケーションに対応するメールアドレス欄1124を検索対象としている。もちろんのことながら、本体宛先表記憶モジュール330とLDAPサーバー380(SDカード宛先表記憶モジュール440を含めてもよい)を検索している。なお、名欄1116、姓欄1118、メールアドレス欄1124が全て同じである場合は、重複しているものとみなして、1つだけ表示するようにしてもよい。複数の宛先表を検索対象としているため、重複して登録されている場合があるからである。なお、本体宛先表記憶モジュール330に記憶されている宛先を表示対象としてもよい。宛先候補652、宛先候補654、宛先候補656内では、検索文字「A」を太字で表示している。
キーボード領域660には、仮想キーボードを表示し、操作者によって選択された文字を宛先入力ボックス630に表示する。
なお、送信設定画面600は、横長の画面であり、下方にキーボード領域660も横長に配置する。そして、宛先候補表示領域650も横長に配置し、検索結果である宛先候補325を表示しきれない場合は、宛先候補表示領域650内を横スクロールできるようにしてもよい。
ステップS702では、操作パネルモジュール310は、操作者の操作に応じて、宛先候補検索モジュール320に受付文字列を渡す。操作者は、操作パネルモジュール310に表示された送信設定画面600の宛先入力ボックス630でアドレス、姓、名、会社名のいずれか、又はその一部を、同じく操作パネルモジュール310に表示されたキーボード領域660への操作により入力する。
ステップS704では、宛先候補検索モジュール320は、本体宛先表記憶モジュール330に対して、検索要求を行う。
ステップS706では、宛先候補検索モジュール320は、LDAP連携モジュール340に対して、検索要求を行う。
ステップS710では、本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS712では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS714では、LDAPサーバー380は、LDAP連携モジュール340に対して、クエリ結果(検索結果)を送信する。
ステップS716では、LDAP連携モジュール340は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS718では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS722では、宛先候補検索モジュール320は、本体宛先表記憶モジュール330に対して、検索要求を行う。
ステップS724では、宛先候補検索モジュール320は、LDAP連携モジュール340に対して、検索要求を行う。
ステップS726では、LDAP連携モジュール340は、LDAPサーバー380に対して、LDAPクエリを送信する。
ステップS728では、本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS730では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS732では、LDAPサーバー380は、LDAP連携モジュール340に対して、クエリ結果を送信する。
ステップS734では、LDAP連携モジュール340は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS736では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS738では、操作パネルモジュール310は、操作者の操作に応じて、宛先を選択する。
ステップS740では、操作パネルモジュール310は、宛先候補検索モジュール320にユーザーが宛先を決定した場合に宛先を渡す。サービス使用の中止などに伴い宛先入力をキャンセルした場合はインクリメンタルサーチの中止終了を通知する。
ステップS742では、操作パネルモジュール310は、スキャン送信処理モジュール350に対して、スキャン送信ジョブ(スキャンした後、そのスキャンした画像を電子メールで送信する処理)の要求を行う。もちろんのことながら、選択された宛先を示すアドレスも渡す。
また、宛先候補検索モジュール320は、本体宛先表側(本体宛先表記憶モジュール330)の宛先候補とLDAP側(LDAP連携モジュール340)の宛先候補との出力順を制御し、検索結果の応答順によらず、本体宛先表側の宛先候補を先に出力する。
そして、操作パネルモジュール310は、本体宛先表側の宛先候補を画面表示した後、後からLDAP側の宛先候補を受け取ったタイミングでリストの後ろ(図6の例では、宛先候補表示領域650内の右側)に連結する。
また、宛先候補検索モジュール320は、本体宛先表記憶モジュール330の検索結果とLDAP連携モジュール340の検索結果にアドレス、姓、名が同じ宛先が含まれていた場合、それを重複(同一)とみなし、一方だけを宛先候補として選択する。なお、その選択する宛先候補として、本体宛先表記憶モジュール330の検索結果に含まれる宛先候補としてもよい。
また、操作パネルモジュール310は、宛先候補325が文字列315に合致する全ての宛先なのか(文字列315に合致する宛先候補325が検索結果上限数未満又は以下であるのか)、それとも件数制限によって打ち切られている可能性があるのか(文字列315に合致する宛先候補325が検索結果上限数以上又はより多いのか)を判別可能に提示する。例えば、「・・・」のように、続きがあることが視覚的に分かるような画面表示としてもよい。
これによって、操作パネルモジュール310に表示される宛先候補325が文字列315に合致する宛先の全てであれば、宛先候補をスクロールすることによって操作者は所望の宛先を得ることができるし、打ち切られている可能性があれば続けてもう一文字入力した方がより宛先候補が絞られて結果的に早く宛先を決定できるか、判別可能である。
ステップS802では、操作パネルモジュール310は、操作者の操作に応じて、宛先候補検索モジュール320に受付文字列を渡す。
ステップS804では、宛先候補検索モジュール320は、本体宛先表記憶モジュール330に対して、検索要求を行う。
ステップS806では、宛先候補検索モジュール320は、LDAP連携モジュール340に対して、検索要求を行う。
ステップS808では、LDAP連携モジュール340は、LDAPサーバー380に対して、LDAPクエリを送信する。
ステップS810では、本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS812では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS814では、LDAPサーバー380は、LDAP連携モジュール340に対して、クエリ結果を送信する。
ステップS816では、操作パネルモジュール310は、操作者の操作に応じて、宛先候補検索モジュール320に受付文字列を渡す。
ステップS818では、LDAP連携モジュール340は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。つまり、操作者が次の文字を入力した後に、LDAP連携モジュール340からの検索結果を取得している。この検索結果は、操作パネルには表示されない。
ステップS822では、宛先候補検索モジュール320は、LDAP連携モジュール340に対して、検索要求を行う。
ステップS824では、LDAP連携モジュール340は、LDAPサーバー380に対して、LDAPクエリを送信する。
ステップS826では、本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS828では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS830では、LDAPサーバー380は、LDAP連携モジュール340に対して、クエリ結果を送信する。
ステップS832では、LDAP連携モジュール340は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS834では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS902では、操作パネルモジュール310は、操作者の操作に応じて、宛先候補検索モジュール320に受付文字列を渡す。
ステップS904では、宛先候補検索モジュール320は、本体宛先表記憶モジュール330に対して、検索要求を行う。
ステップS906では、宛先候補検索モジュール320は、LDAP連携モジュール340に対して、検索要求を行う。
ステップS908では、LDAP連携モジュール340は、LDAPサーバー380に対して、LDAPクエリを送信する。
ステップS910では、本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS912では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS914では、LDAP連携モジュール340は、宛先候補検索モジュール320に対して、タイムアウト信号を送信する。
ステップS916では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に対して、警告表示を行う。
ステップS920では、宛先候補検索モジュール320は、本体宛先表記憶モジュール330に対して、検索要求を行う。
ステップS922では、本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS924では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
なお、LDAP連携モジュール320による検索がタイムアウトした場合、それを操作パネルモジュール310に通知し、それ以降はLDAP連携モジュール320に対する検索要求を行わない。この措置はユーザーが宛先を決定するか、又はサービス使用の中止などに伴い宛先入力をキャンセルした場合に解除される。少なくとも、その宛先の検索においては、LDAP連携モジュール320に対する検索要求は中止する。再開は、次の宛先における検索要求があった場合(宛先入力ボックス630内がクリアされ、1文字目が入力された場合)であってもよいし、予め定められた期間が経過した後等であってもよい。
本体宛先表記憶モジュール330の検索結果とLDAP連携モジュール340の検索結果に、同姓同名の宛先(送信先情報は異なるが、姓と名が同じ宛先)が含まれていた場合、その同姓同名の宛先候補を異なる形態で提示するようにしてもよい。誤送信防止のために注意喚起をするものである。なお、ここでの形態には、文字、図形、記号等の付加のほかに、形状、模様、色彩、動的に変化する(例えば、フラッシュ、アニメーション等)、点滅(点滅における変更対象は、点滅を行うか否か、点滅を行っている期間、点滅の間隔等がある)、又は、これらの組み合わせであってもよい。
送信先情報(アドレス)から社内アドレスか社外アドレスかを識別し、異なる形態で提示する。同姓同名に限られず、この処理を行ってもよい。誤送信防止のために注意喚起をするものである。
ステップS1002では、操作パネルモジュール310は、操作者の操作に応じて、宛先候補検索モジュール320に受付文字列を渡す。
ステップS1004では、宛先候補検索モジュール320は、本体宛先表記憶モジュール330に対して、検索要求を行う。
ステップS1006では、宛先候補検索モジュール320は、SDカード宛先表記憶モジュール440に対して、検索要求を行う。
ステップS1008では、宛先候補検索モジュール320は、LDAP連携モジュール340に対して、検索要求を行う。
ステップS1010では、LDAP連携モジュール340は、LDAPサーバー380に対して、LDAPクエリを送信する。
ステップS1012では、本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS1014では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS1016では、SDカード宛先表記憶モジュール440は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS1018では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS1022では、LDAP連携モジュール340は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS1024では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS1026では、操作パネルモジュール310は、操作者の操作に応じて、宛先候補検索モジュール320に受付文字列を渡す。
ステップS1028では、宛先候補検索モジュール320は、本体宛先表記憶モジュール330に対して、検索要求を行う。
ステップS1030では、宛先候補検索モジュール320は、SDカード宛先表記憶モジュール440に対して、検索要求を行う。
ステップS1032では、宛先候補検索モジュール320は、LDAP連携モジュール340に対して、検索要求を行う。
ステップS1034では、LDAP連携モジュール340は、LDAPサーバー380に対して、LDAPクエリを送信する。
ステップS1036では、本体宛先表記憶モジュール330は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS1040では、SDカード宛先表記憶モジュール440は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS1042では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS1044では、LDAPサーバー380は、LDAP連携モジュール340に対して、クエリ結果を送信する。
ステップS1046では、LDAP連携モジュール340は、宛先候補検索モジュール320に検索結果を渡す。
ステップS1048では、宛先候補検索モジュール320は、操作パネルモジュール310に宛先候補を渡す。
ステップS1050では、操作パネルモジュール310は、操作者の操作に応じて、宛先を選択する。
ステップS1052では、操作パネルモジュール310は、宛先候補検索モジュール320に宛先を渡す。
ステップS1054では、操作パネルモジュール310は、操作者の操作に応じて、スキャン送信処理モジュール350に対して、スキャン送信ジョブの要求を行う。もちろんのことながら、選択された宛先を示すアドレスも渡す。
また、前述の実施の形態の説明内での比較処理において、「以上」、「以下」、「より大きい」、「より小さい(未満)」としたものは、その組み合わせに矛盾が生じない限り、それぞれ「より大きい」、「より小さい(未満)」、「以上」、「以下」としてもよい。
宛先候補検索モジュール320は、検索結果が検索結果上限数未満の場合に、検索語と共にキャッシュに記憶する。検索語が後続の入力文字列に前方一致している間はキャッシュを有効として、キャッシュの中から検索するように構成してもよい。
宛先候補を出力するより早く次の文字列が入力された場合、検索結果が返っていない検索要求に対してキャンセルを要求するように構成してもよい。この場合、本体宛先表記憶モジュール330、LDAP連携モジュール340がキャンセル機能を有しており、キャンセル要求を受信した場合、その検索処理を途中で打ち切る。
又は、宛先候補の順序が変わらない(後から入力された文字列に合致する宛先候補が、先に表示されない)限りにおいて、宛先候補を出力するように構成してもよい。
同姓同名の宛先については、アドレス以外に値が異なる属性(例えば、部門名等)を画面に提示するように構成してもよい。
また、操作者が同姓同名の宛先候補から宛先を選択した場合、選択した宛先の詳細情報(例えば、会社名等)を取得して画面に提示してもよい。
本体宛先表記憶モジュール330には社外アドレス、LDAPサーバー380には社内アドレスが登録される運用に適合し、本体宛先表記憶モジュール330の宛先候補とLDAPサーバー380の宛先候補とを異なる形態で提示するように構成してもよい。誤送信防止のために注意喚起をするものである。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通等のために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray(登録商標) Disc)、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM(登録商標))、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、SD(Secure Digital)メモリーカード等が含まれる。
そして、前記のプログラムの全体又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、又は無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分又は全部であってもよく、又は別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化等、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…アドレス受付モジュール
120…宛先候補検索モジュール
130…宛先記憶モジュール
140…宛先記憶モジュール
150…宛先候補表示モジュール
200…情報処理装置
240…ディレクトリサービス連携モジュール
300…画像処理装置
310…操作パネルモジュール
320…宛先候補検索モジュール
325…宛先候補
330…本体宛先表記憶モジュール
340…LDAP連携モジュール
350…スキャン送信処理モジュール
380…LDAPサーバー
390…通信回線
400…画像処理装置
440…SDカード宛先表記憶モジュール
500…ユーザー端末
510…メールサーバー
520…FTPサーバー
Claims (11)
- 宛先を指定するための文字を受け付けた場合、本情報処理装置内の記憶装置に記憶された第1の宛先表と外部に記憶された第2の宛先表を検索した結果を提示する提示手段
を有する情報処理装置。 - 前記宛先の次の文字を受け付けた後に、検索結果を受け取った場合は、該検索結果を提示しない、
請求項1に記載の情報処理装置。 - 対象となっている送信アプリケーションにおける送信先情報を検索の対象とする、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 第1の宛先表に対する検索結果を第2の宛先表に対する検索結果よりも前に提示する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 検索の指示として、検索結果の上限数を予め定められた数とする、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 提示している検索結果は、前記上限数によって検索が打ち切られたものであるか否かを判別可能に提示する、
請求項5に記載の情報処理装置。 - 検索結果が前記上限数未満又は以下である場合は、検索結果をキャッシュに記憶し、以後の検索は、該キャッシュに記憶された情報に対して行う、
請求項5又は6に記載の情報処理装置。 - 前記第2の宛先表に対する検索が、タイムアウトによって中止された場合、前記宛先の検索において、該第2の宛先表に対する検索は行わない、
請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 第1の宛先表に対する検索結果と第2の宛先表に対する検索結果が、同じ宛先情報であるが送信先情報が異なる場合、両検索結果を判別可能に提示する、
請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - 画像を受け付ける受付手段と、
前記宛先に対して、前記画像を送信する送信手段
をさらに有する請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
宛先を指定するための文字を受け付けた場合、前記コンピュータ内の記憶装置に記憶された第1の宛先表と外部に記憶された第2の宛先表を検索した結果を提示する提示手段
として機能させるための情報処理プログラム。
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