JP2018021742A - 凍結乾燥機のシール構造 - Google Patents

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【課題】簡単な構成で汚染ハザードの防止及び無菌の確保を担保できる凍結乾燥機のシール構造を提供する。【解決手段】凍結乾燥庫(チューブ)1が、フランジ51a、51bを介して接合される複数の部品の組み合わせからなり、これら複数の部品が、フランジ51a、51bの接合面に同心状に配置された2つのOリング61、62及びフランジ51a、51bを介してボルト56により締結される凍結乾燥機のシール構造において、フランジ51a、51bの接合面における2つのOリング61、62の間に、これら2つのOリング61、62の設定部と連通しないリング状溝63を形成し、当該リング状溝63内の空気を真空ポンプPで真空引きする。【選択図】図3

Description

本発明は、液状に調整された被乾燥材料を凍結乾燥して医薬品、食品、ケミカル製品等を製造する凍結乾燥機における継手部分のシール構造に関する。
凍結乾燥機、特に、医薬品や食品の製造に適用される凍結乾燥機には、汚染ハザードの防止及び無菌の確保が強く求められる。
従来、このような要求に対応するため、凍結乾燥機を構成するチャンバとドアとの間をOリング及び膨張性ガスケットをもって二重にシールし、ドアを閉止した状態でOリングと膨張性ガスケットとの間に形成される環状スペース内に、窒素ガス等の不活性ガスを充填する凍結乾燥機のバリアシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、当該バリアシステムの効果として、凍結乾燥機を内部に配置するアイソレータの衛生処理と被乾燥材料の凍結乾燥動作とを同時に行った場合にも、チャンバ内への衛生処理用化学物質の引き込みを防止できる旨、記載されている。
特表2010−509563号公報
しかしながら、特許文献1に記載のバリアシステムは、Oリングと膨張性ガスケットとの間に形成される環状スペース内に不活性ガスを充填し、この不活性ガスの圧力でチャンバ内への衛生処理用化学物質の引き込みを防止するというものであるので、その効果は、Oリング及び膨張性ガスケットの健全性が確保されている場合についてのみ発揮される。即ち、Oリング及び膨張性ガスケットの一方又は双方が劣化し、そのシール機能が低下した場合には、却って環状スペース内に充填される不活性ガスの圧力によって不活性ガス及び衛生処理用化学物質がチャンバ内に引き込まれやすくなり、チャンバ内が不活性ガス中の菌や衛生処理用化学物質によって汚染される結果となる。
なお、環状スペース内に充填される不活性ガス及び膨張性ガスケットを膨張させるための不活性ガスを無菌化することは、大掛かりで高価な無菌化設備が必要となるので、現実的には到底採用することができない。
本発明は、このような従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、簡単な構成で汚染ハザードの防止及び無菌の確保を担保できる凍結乾燥機のシール構造を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するため、凍結乾燥庫が、フランジを介して接合される複数の部品の組み合わせからなり、前記複数の部品が、前記フランジの接合面に同心状に配置された2つのOリング及び前記フランジを介してボルトにより締結される凍結乾燥機のシール構造において、前記フランジの接合面における前記2つのOリングの間に、前記2つのOリングの設定部と連通しないリング状溝を形成し、当該リング状溝内の空気を真空ポンプで真空引きすることを特徴とする。
本構成によると、フランジの接合面に2つのOリングを同心状に配置し、これら2つのOリングの間に形成されたリング状溝内の空気を真空ポンプで真空引きするので、凍結乾燥庫を構成する複数の部品の接合面を常時負圧に保つことができ、当該接合面から凍結乾燥庫内への異物の侵入を防止できる。なお、内側のOリングの設定部よりも内側を真空引きすると、凍結乾燥庫内の真空度の制御が困難になるし、外側のOリングの設定部よりも外側を真空引きすると、内側のOリングが劣化した場合に、2つのOリングの中間部から真空乾燥庫内への外気の流入を防止できない。よって、2つのOリングの間に形成されたリング状溝内の空気を真空引きすることにより、2つのOリングの健全性が保たれている場合には勿論のこと、仮に2つのOリングの一方又は双方が劣化した場合にも、凍結乾燥庫内の真空度の制御に悪影響を与えることなく、凍結乾燥庫に対する汚染ハザードの防止及び無菌の確保を担保できる。
また本発明は、前記構成の凍結乾燥機のシール構造において、前記リング状溝内の空気は、前記凍結乾燥庫内に収納された被乾燥材料の凍結乾燥時における前記凍結乾燥庫内の真空度と同じか、それよりも低い真空度となるように真空引きすることを特徴とする。
本発明によると、リング状溝内の真空度を凍結乾燥庫内の真空度と同じか、それよりも低く保つので、フランジの接合面から凍結乾燥庫内への異物の侵入を完全に防止できる。
また本発明は、前記構成の凍結乾燥機のシール構造において、前記リング状溝内の空気を真空引きする真空ポンプは、前記凍結乾燥庫内の空気を真空引きする真空ポンプとは別個に備えることを特徴とする。
本発明によると、リング状溝内の空気を真空引きする真空ポンプと凍結乾燥庫内の空気を真空引きする真空ポンプとを別個に備えるので、リング状溝内の真空度を調整するための制御が不要になり、真空ポンプの制御系を簡素化できる。
また本発明は、前記構成の凍結乾燥機のシール構造において、前記フランジの内周側には線径が大きいOリングを配置し、前記フランジの外周側には線径が小さいOリングを配置したことを特徴とする。
本発明によると、接合面のシール効果が高い線径の大きなOリングをフランジの内周側に配置するので、フランジの接合面に高いシール性を持たせることができる。また、線径の小さなOリングをフランジの外周側に配置するので、フランジを大型化することなく、フランジの接合面にリング状溝を形成することが可能で、フランジひいては凍結乾燥庫の小型化を図ることができる。
また本発明は、前記構成の凍結乾燥機のシール構造において、前記凍結乾燥庫は、直立円筒形のチューブ構造を有することを特徴とする。
直立円筒形のチューブ構造を有する凍結乾燥庫は、箱形の凍結乾燥庫に比べてフランジを介して接合される部品の数が多いので、各部品の接合部にシール不良が発生すると、汚染ハザードが増して無菌の確保が困難になりやすい。直立円筒形のチューブ構造を有する凍結乾燥庫に本発明を適用すると、各部品の接合部にシール不良が発生しても、汚染ハザードが防止され、かつ無菌が確保されるので、直立円筒形のチューブ構造を有する凍結乾燥庫の実用性をより高めることができる。
本発明によれば、フランジの接合面に2つのOリングを同心状に配置し、これら2つのOリングの間に形成されたリング状溝内の空気を真空ポンプで真空引きするので、フランジを介して接合される複数の部品から構成される凍結乾燥機について、汚染ハザードの防止及び無菌の確保を担保できる。
実施形態に係る凍結乾燥機の構成図である。 従来例に係る凍結乾燥機のシール構造を示す要部断面図である。 実施形態に係る凍結乾燥機のシール構造を示す要部断面図である。
以下、本発明に係る凍結乾燥機のシール構造の実施形態を、図1及び図2を用いて説明する。
まず、実施形態に係る凍結乾燥機は、図1に示すように、液状の被乾燥材料を凍結乾燥するための凍結乾燥庫が、直立円筒状のチューブ1をもって形成されており、そのチューブ1の外周には、熱媒体を循環させるための筒状のジャケット2が備えられている。ジャケット2の内部は、チューブ1の長さ方向に分割された複数段(図5の例では、3段)の熱媒体流路2a、2b、2cが設けられている。これら各段の熱媒体流路2a、2b、2cには、それぞれ入口管20及び出口管21が設けられており、これらの各入口管20及び出口管21には、冷凍機d、熱交換器e及び加熱器hからなる温調装置の管路fが接続されていて、各段の熱媒体流路2a、2b、2c毎に、それぞれ所定温度に調整された熱媒体が供給される。
チューブ1の上部には、ドーム状のダクト3が設けられており、このダクト3は、真空ポンプ及びコールドトラップを装備している図示しない真空排気系とバルブ30を介して接続されている。ダクト3内には、機枠Fに取り付けられた材料タンクt2から延びる配管5が配設されており、その先端には、チューブ1の内壁面に液状の被乾燥材料を噴射する分注ノズル70が取り付けられている。
配管5には、機枠Fに取り付けられた蒸留水タンクt3から延びる導管90が連結されており、これら配管5と導管90の合流部には切換弁V4が備えられている。したがって、この切換弁V4を切り換えることにより、分注ノズル70からチューブ1の内壁面に、被乾燥材料又は蒸留水を適宜噴射することができる。なお、図中の符号p2は、蒸留水タンクt3に蓄えられた蒸留水を、導管90、切換弁V4及び配管5を通じて分注ノズル70に供給する給水ポンプを示している。
チューブ1の上端とダクト3の下端とは、フランジ51a、51bを介して接合され、図示しないボルトにて締結される。また、ダクト3の上端とバルブ30を備えた配管の下端とは、フランジ52a、52bを介して接合され、図示しないボルトにて締結される。さらに、本例のダクト3は、下部材3aと上部材3bとから構成されており、下部材3aの上端と上部材3bの下端とは、フランジ53a、53bを介して接合され、図示しないボルトにて締結される。
一方、チューブ1の下部は、接続管43を介して漏斗状に形成された乾燥バルクの回収室4が接続されている。この回収室4は、搬送筒41を介して、乾燥バルクを微粉砕する粉砕装置8の入口82に接続されており、この粉砕装置8の出口83側には、粉砕装置8により粉砕された粉砕物をエアと粉体とに分離するサイクロン分離装置81が接続されている。回収室4の縮径部には、チューブ1から回収した円筒状の乾燥バルクを空気圧で粗粉砕するジェットノズル42が備えられる。
このジェットノズル42は、回収室4内に、回収室4の軸心を中心とする旋回流を生じさせ、その旋回流によりチューブ1から回収室4内に落下してくる円筒形の乾燥バルクを粗粉砕する。さらに、回収室4の小径部には、ジェットノズル42にて粗粉砕された乾燥バルクを、順次搬送筒41を介して粉砕装置8側に排出するバルブV1、V2が設けられる。
また、バルブV1とバルブV2の間には、バルブV3を備えた取出管6が連結されており、この取出管6の他端は、未凍の被乾燥材料を回収する回収タンクt1に接続されている。この回収タンクt1に蓄えられた未凍の被乾燥材料は、汲上ポンプp1によって汲み上げられ、管路6aを通じて材料タンクt2に戻される。
チューブ1の下端と接続管43の上端とは、フランジ54a、54bを介して接合され、図示しないボルトにて締結される。また、接続管43の下端と回収室4の上端とは、フランジ55a、55bを介して接合され、図示しないボルトにて締結される。
以下、フランジ51aと51bとの間、フランジ52aと52bとの間、フランジ53aと53bとの間、フランジ54aと54bとの間、フランジ55aと55bとの間に施される凍結乾燥機のシール構造を、従来技術との比較において説明する。なお、以下においては、フランジ51aと51bとの間に施される凍結乾燥機のシール構造を例にとって説明するが、他のフランジ間に施される凍結乾燥機のシール構造についても同様である。
図2に、直立円筒状のチューブ1をもって凍結乾燥庫が形成される凍結乾燥機における従来のシール構造を示す。図2に示すように、従来においては、互いに接合されるフランジ51aの接合面とフランジ51bの接合面との間に、フランジ51a、51bの内径よりもやや内径が大きな1つのOリング60を配置されており、フランジ51aとフランジ51bの外周部分が、ボルト56を用いて締結されている。
このようなシール構造であっても、Oリング60の健全性が保持されている場合には、特別な問題を生じない。しかしながら、Oリング60が劣化して、そのシール機能が低下すると、フランジ51aの接合面とフランジ51bの接合面との隙間を通って、所定の真空度、例えば1Pa〜100Pa程度に調整されたチューブ1内に外気が引き込まれ、汚染ハザードの防止及び無菌の確保を担保できなくなる。
これに対して、実施形態に係る凍結乾燥機のシール構造は、図3に示すように、互いに接合されるフランジ51aの接合面とフランジ51bの接合面との間に、フランジ51a、51bの内径よりもやや内径が大きな第1のOリング61と、第1のOリング61よりも内径が大きな第2のOリング62とが同心状に配置されており、フランジ51aとフランジ51bの外周部分が、ボルト56を用いて締結されている。
第1のOリング61としては、第2のOリング62よりも線径が大きいものが用いられる。このように、実施形態に係る凍結乾燥機のシール構造は、フランジ51a、51bの内周側に線径が大きなOリングを配置するので、フランジ51a、51bの接合面に高いシール性を持たせることができる。また、第1のOリング61よりも線径の小さな第2のOリング62を第1のOリング61の外周側に配置するので、フランジ51a、51bを大型化することなく、フランジ51a、51bの接合面にリング状溝を形成することが可能となり、凍結乾燥庫の小型化を図ることができる。
なお、図3の例においては、第1のOリング61として第2のOリング62よりも線径が大きいものを用いたが、これとは逆に、第2のOリング62として第1のOリング61よりも線径が大きいものを用いることもできる。また、第1のOリング61及び第2のOリング62として、線径が同じものを用いることもできる。
また、実施形態に係る凍結乾燥機のシール構造は、図3に示すように、第1及び第2のOリング61、62の間に、これら第1及び第2のOリング61、62の設定部に貫通しないリング状溝63が形成されている。フランジ51bには、リング状溝63に連通する排気孔64が形成され、排気孔64には、一端が真空ポンプPに接続された排気管65の他の一端が接続される。従って、リング状溝63内の空気は、真空ポンプPにより真空引きされる。
実施形態に係る凍結乾燥機のシール構造は、このように構成されているので、各フランジ51a、51bの接合面を常時負圧に保つことができ、各フランジ51a、51bの接合面を通ってチューブ1内に侵入しようとする異物を系外に排出できる。よって、2つのOリング61、62の健全性が保たれている場合は勿論のこと、仮に2つのOリング61、62の一方又は双方が劣化した場合にも、チューブ1内の汚染ハザードの防止及び無菌の確保を担保できる。
即ち、内側のOリング61の設定部よりも内側を真空引きすると、チューブ1内の真空度の制御が困難になるし、外側のOリング62の設定部よりも外側を真空引きすると、内側のOリング61が劣化した場合に、これら2つのOリング61、62の中間部から真空乾燥庫内への外気の流入を防止できない。これに対して、2つのOリング61、62の間に形成されたリング状溝63内の空気を真空引きすると、このような不都合を生じ得ないので、2つのOリング61、62の健全性が保たれている場合には勿論のこと、仮に2つのOリング61、62の一方又は双方が劣化した場合にも、チューブ1内の真空度の制御に悪影響を与えることなく、チューブ1に対する汚染ハザードの防止及び無菌の確保を担保できる。
直立円筒形のチューブ1をもって構成される凍結乾燥庫は、箱形の凍結乾燥庫に比べてフランジを介して接合される部品の数が多いので、実施形態に係る凍結乾燥機のシール構造を適用することにより、汚染ハザードの防止及び無菌の確保が担保されて、その実用性を高めることができる。
真空ポンプPとしては、リング状溝63内をチューブ1内と同じかそれよりも若干低圧にできる性能を有するものが選択される。チューブ1内への異物の侵入を防止するためには、リング状溝63内の真空度とチューブ1内の真空度との差が大きいほど好ましいが、そのためには大型にして高価な真空ポンプが必要となる。本実施形態においては、これらの利害を比較考量して、リング状溝63内をチューブ1内と同じかそれよりも若干低圧にできる性能を有する真空ポンプPを選択している。例えば、被乾燥材料の凍結乾燥時におけるチューブ1内の真空度が5Paである場合、チューブ1内の真空度を1Pa程度まで真空引きできる真空ポンプPが選択される。真空ポンプPは、図示しない制御装置によってオンオフや駆動条件を制御する構成とすることもできるし、制御装置による制御を行わず、手動でオンオフを行う構成とすることもできる。
実施形態に係る凍結乾燥機のシール構造は、リング状溝63内をチューブ1内と同じか、それよりも低圧まで真空引きするので、各フランジの接合面から凍結乾燥庫内への異物の侵入を完全に防止できる。
なお、真空ポンプPは、チューブ1内の空気を真空引きする真空ポンプとは別個に備えることができる。このようにすると、リング状溝63内の真空度を調整するための制御が不要になるので、真空ポンプPの制御系を簡素化できる。
実施形態に係る凍結乾燥機の動作については、特許第5495865号公報の記載を参照されたい。
なお、本発明は、フランジに施される凍結乾燥機のシール構造に関するものであり、その他の部分の構成については、上記実施形態に拘わらず、適宜変更することができる。
本発明は、医薬品、食品、ケミカル製品等の凍結乾燥に用いられる凍結乾燥機に利用できる。
1 チューブ
2 ジャケット
2a、2b、2c 熱媒体流路
3 ダクト
4 回収室
5 配管
6 取出管
8 粉砕装置
20 入口管
21 出口管
30 バルブ
41 搬送筒
42 ジェットノズル
51a、51b フランジ
52a、52b フランジ
53a、53b フランジ
54a、54b フランジ
54a、54b フランジ
56 ボルト
60、61、62 Oリング
65 排気管
70 分注ノズル
81 サイクロン分離装置
d 冷凍機
e 熱交換器
h 加熱器
f 管路
t1 回収タンク
t2 材料タンク
t3 蒸留水タンク

Claims (5)

  1. 凍結乾燥庫が、フランジを介して接合される複数の部品の組み合わせからなり、前記複数の部品が、前記フランジの接合面に同心状に配置された2つのOリング及び前記フランジを介してボルトにより締結される凍結乾燥機のシール構造において、
    前記フランジの接合面における前記2つのOリングの間に、前記2つのOリングの設定部と連通しないリング状溝を形成し、当該リング状溝内の空気を真空ポンプで真空引きすることを特徴とする凍結乾燥機のシール構造。
  2. 前記リング状溝内の空気は、前記凍結乾燥庫内に収納された被乾燥材料の凍結乾燥時における前記凍結乾燥庫内の真空度と同じか、それよりも低い真空度となるように真空引きすることを特徴とする請求項1に記載の凍結乾燥機のシール構造。
  3. 前記リング状溝内の空気を真空引きする真空ポンプは、前記凍結乾燥庫内の空気を真空引きする真空ポンプとは別個に備えることを特徴とする請求項1及び請求項2のいずれか1項に記載の凍結乾燥機のシール構造。
  4. 前記フランジの内周側には線径が大きいOリングを配置し、前記フランジの外周側には線径が小さいOリングを配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の凍結乾燥機のシール構造。
  5. 前記凍結乾燥庫は、直立円筒形のチューブ構造を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の凍結乾燥機のシール構造。
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