JP2018020830A - 包装容器 - Google Patents

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JP2018020830A
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和田 潔
Kiyoshi Wada
潔 和田
森本 功
Isao Morimoto
功 森本
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】閉動作が容易かつ確実にできて、部品をなくすおそれがなく、容易に内容物の取り出しができる、包装容器を提供する。【解決手段】キャップ110と容器本体120とを備える包装容器100であって、キャップは、インナーリング111を含む天板112と円筒状の外筒部113とを含み、外筒部は、第1の穴114と、内周面を一周する第1の凸条115とを有する。容器本体は、底部121と円筒状の内筒部122とを含み、内筒部は、第2の穴123と、外周面を一周する凹溝126とを有する。キャップが容器本体に被せられ、インナーリングが内筒部の内周面に嵌入して接触し、第1の凸条が内筒部の凹溝に係合し、外筒部および内筒部の中心軸が一致する。キャップが、容器本体に対して回転可能であり、第1の穴と第2の穴とが、回転により重なった状態が開状態となり、重ならない状態が閉状態となる。【選択図】図3

Description

本発明は、包装容器に関する。
血液等の分析に用いるテストピース(検出センサチップ)を収容する包装容器が提案されている。図9に従来の一例に係る包装容器900の断面図を示す。包装容器900は、筒状の容器本体910と蓋920とを含む。閉蓋時には、蓋920のインナーリング929が容器本体910の側壁に挿入されて側壁内周に接触して、容器本体910を密封する。開蓋時には、蓋920は、容器本体910から取り外される。また、蓋920の内部または容器本体910の底部に、包装容器900内を乾燥させるための乾燥剤(不図示)が配置される。
特開2002−274576号公報
従来の包装容器では、開蓋時に蓋が完全に分離するため、内容物の取り出しの際、分離した蓋を置く手間がかかった。また、分離した蓋をなくしてしまうおそれがあった。さらに、容器本体を傾けると内容物が意図せずに全部出てしまうおそれがあった。
本発明は、閉動作が容易かつ確実にできて、部品をなくすおそれがなく、容易に内容物の取り出しができる、包装容器を提供することを目的とする。
本発明は、キャップと容器本体とを備える包装容器である。キャップは、インナーリングを含む天板と円筒状の外筒部とを含む。外筒部は、第1の穴と、内周面を一周する第1の凸条とを有する。容器本体は、底部と円筒状の内筒部とを含む。内筒部は、第2の穴と、外周面を一周する凹溝とを有する。キャップが容器本体に被せられ、インナーリングが内筒部の内周面に嵌入して接触し、第1の凸条が内筒部の凹溝に係合し、外筒部および内筒部の中心軸が一致し、キャップが、容器本体に対して回転可能である。第1の穴と第2の穴とが、回転により重なった状態が開状態となり、重ならない状態が閉状態となる。
本発明によれば、閉動作が容易かつ確実にできて、部品をなくすおそれがなく、容易に内容物の取り出しができる、包装容器を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る包装容器の上面図および側面図 本発明の一実施形態に係る包装容器の分解図 本発明の一実施形態に係る包装容器の断面図 本発明の一実施形態に係る包装容器の断面図 本発明の一実施形態に係る包装容器の拡大部分断面図 本発明の一変形例に係る包装容器の拡大部分断面図 従来の包装容器の断面図
(実施形態)
図1は、本発明の一実施形態に係る、包装容器100の側面図および上面図である。図2は、包装容器100の分解図である。図3は、閉状態における包装容器100の断面図およびその要部の拡大図である。図4は、開状態における包装容器100の断面および内容物500の収納の様子を示す図である。
包装容器100は、容器本体120とキャップ110とを備える。包装容器100の材質として、例えば、ポリプロピレン樹脂やポリエチレン樹脂等のオレフィン系樹脂を用いることができる。キャップ110は、インナーリング111を含む天板112と円筒状の外筒部113とを含む。外筒部113は、側面に第1の穴114を有する。また、外筒部113は、内周面を一周する第1の凸条115を有する。
容器本体120は、底部121と円筒状の内筒部122とを含む。内筒部122は、側面に第2の穴123を有する。また、内筒部122の外周面には、第2の穴123の全周を取り囲む第2の凸条124が形成されており、内筒部122の中心軸に関して第2の凸条124の反対側にも環状の第3の凸条125が形成されている。また、内筒部122には、外周面を一周する凹溝126が形成されている。
キャップ110は、容器本体120に被せられ、インナーリング111が内筒部122の内周面に嵌入している。また、第1の凸条115が凹溝126に係合し、キャップ110は、容器本体120から外れにくくなっている。外筒部113の中心軸と内筒部122の中心軸とは一致しており、キャップ110は、容器本体120に対して回転可能となっている。
容器本体120の内側には、乾燥剤ケース150が嵌め込まれている。乾燥剤ケース150には、乾燥剤(不図示)が入っており、透湿性、防塵性を有するシートで開口がおおわれている。シートは、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂からなる不織布、微多孔性フィルム、及び微多孔性シートを用いることができる。乾燥剤ケース150はシート側が容器本体120の底部121側となるように取り付けられる。乾燥剤ケース150は溝が形成されて内筒部122の内周面との間に部分的に隙間が設けられており、包装容器100の内部空間と乾燥剤とが通気するようになっている。乾燥剤は、特に制限されないが、例えば、酸化カルシウム、塩化カルシウム、酸化アルミニウム、鉄粉等の化学系乾燥剤や、酸化アルミニウム、ゼオライト、モレキュラーシーブ、シリカゲル等の物理系乾燥剤を用いることができる。乾燥剤ケース150は容器本体120に取り付けられる代わりにキャップ110のインナーリング111の内側の天板112側に取り付けられてもよい。
図3に示すように、第1の穴114と第2の穴123とが重なっていない状態では、包装容器100は閉状態となっている。図3の拡大図に示すように、第2の凸条124が外筒部113の内周面に密接しており、第2の穴123を通じた内筒部122内部と外部との通気を防止する。また、第3の凸条125が、外筒部113の内周面の第1の穴114の全周を取り囲む位置に密接しており、第1の穴114を通じた外筒部113内部と外部との通気を防止する。このような第2の凸条124および第3の凸条125と、上述のインナーリング111とを備えることによって、包装容器100は密閉状態が保たれる。第2の凸条124、第3の凸条125は、要求される密閉性の程度によっては、設けなくてもよく、一方のみ設けてもよい。また、内筒部122に設けるのではなく、外筒部113の内周面に設けてもよい。
図4に示すように、第1の穴114と第2の穴123とが重なっている状態では、包装容器100は開状態となっており、重なった第1の穴114と第2の穴123とが内容物の取り出し口となる。
開状態と閉状態との切り替えは、キャップ110を回転させることにより行う。キャップ110の天板112側面と容器本体120の底部121側面とは、面取りやローレット等によって滑りにくくなっていることが好ましい。この部分をつまんで回すことで、キャップ110を回転させることが容易になる。
図5は、図4のA−A’線に沿った包装容器100の断面の部分拡大図である。すなわち、開状態における、外筒部113の第1の凸条115、および、内筒部122の凹溝126の一部分である。内筒部122は近接する2つの凸部127を有し、その間が凹部128となっている。外筒部113は凸部116を有する。凸部116が、包装容器100の開状態において、凹部128に係合するようになっている。これにより、キャップ110を回転させた際に、係合の感触によって、開状態となったことがユーザーに判る。
このような係合機構は、図5に示す態様に限られず、他の態様を採用してもよい。図6は、係合機構の他の例を示す図である。この例では、内筒部122に設けられた凸部129が、外筒部113に設けられた凹部117に係合するようになっている。
包装容器100においては、開動作によっても分離する部品が存在しないため、内容物の取り出しの際、分離した部品を置く手間がかからない。また、分離した部品をなくしてしまうことがない。また、第1の穴114および第2の穴123によって取り出し口の大きさが制限されるため、内容物が多く出すぎることを防ぎ、必要な量だけ取り出しやすくすることができる。また、キャップ110をどの方向に回転させても、開閉操作を行うことができ、操作がしやすい。
内容物500は、一例として、図4に示すような細長いスティック状の、血糖値センサ等を有する、複数の血液検査チップである。内容物の長辺の長さをBとすると、開状態における取り出し口は、例えば、直径DがB/2以下の円形状とすることが好ましい。取り出し口の直径Dの大きさを制限し、取り出し口を設ける位置を、例えば天板112側寄りにすることにより、内容物500を取り出す際、取り出し口から先に出てくる端部を、天板112側寄りの端部に限定することができる。これにより、例えば、内容物500の指で触れることが好ましくないセンサを有する側の端部を底部121側にそろえて収容しておけば、取り出す際には、センサのない側の端部が、先に出て指でつままれ、センサが触れられないようにすることができる。
本発明は、包装容器、とくにスティック形状の内容物を収容する防湿容器等に有用である。
100 包装容器
110 キャップ
111 インナーリング
112 天板
113 外筒部
114 第1の穴
115 第1の凸条
116 凸部
117 凹部
120 容器本体
121 底部
122 内筒部
123 第2の穴
124 第2の凸条
125 第3の凸条
126 凹溝
127、129 凸部
128 凹部
150 乾燥剤ケース
500 内容物
900 包装容器
910 容器本体
920 蓋
929 インナーリング

Claims (3)

  1. キャップと容器本体とを備える包装容器であって、
    前記キャップは、インナーリングを含む天板と円筒状の外筒部とを含み、
    前記外筒部は、第1の穴と、内周面を一周する第1の凸条とを有し、
    前記容器本体は、底部と円筒状の内筒部とを含み、
    前記内筒部は、第2の穴と、外周面を一周する凹溝とを有し、
    前記キャップが前記容器本体に被せられ、前記インナーリングが前記内筒部の内周面に嵌入して接触し、前記第1の凸条が前記内筒部の前記凹溝に係合し、前記外筒部および前記内筒部の中心軸が一致し、前記キャップが、前記容器本体に対して回転可能であり、
    前記第1の穴と前記第2の穴とが、回転により重なった状態が開状態となり、重ならない状態が閉状態となる、包装容器。
  2. 前記内筒部は、外周面に形成され前記第2の穴の全周を取り囲む第2の凸条をさらに有し、前記閉状態において、前記第2の凸条が全周にわたって前記外筒部の内周面に接触する、請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記凹溝および前記第1の凸条の一方が凸部を有し、他方が凹部を有し、前記開状態において、前記凸部が前記凹部に係合する、請求項1または2に記載の包装容器。
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