JP2018020384A - カトラリー研磨装置及び研磨方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】高級カトラリーの再研磨作業を機械化し、一度に多数のカトラリーを容易に研磨可能なカトラリー研磨装置及び研磨方法を提供すること。【構成】請求項1に記載のカトラリー研磨方法は、スプーン等の被研磨物を取り付け角度可変な治具で回転盤に固定し、研磨液の中で回転させるという手段で構成される。請求項2に記載のカトラリー研磨方法は、請求項1に記載の研磨方法において、回転盤を正逆回転させることを特徴とする。請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2いずれかに記載の研磨方法を実施するカトラリー研磨装置であって、研磨液貯蔵槽と、被研磨物を角度可変に取り付け可能な治具を備える共に正逆回転可能な回転盤と、回転盤を回転駆動させる駆動装置とで構成される。【選択図】 図1

Description

本発明はナイフ、フォーク、スプーンなどのカトラリーを研磨する装置に関し、より詳しくはスプーンやフォーク等の掬部といった湾曲した被研磨面を鏡面研磨することに好適なカトラリー研磨装置に関する。
銀製等の高級スプーンその他高級カトラリーは、掬部や刃部に鏡面研磨が施されていることが多い。かかる高級カトラリーは、通年使用により傷が付いた場合は、再度研磨を施して再利用される場合がある。かかる研磨作業は一般的に、研磨剤や研磨布を用いて手作業で行われる。
一般的なカトラリーの研磨方法、研磨装置としては、バフ研磨加工方法及びその装置が汎用であり、例えば特許文献1に示されている如く、回転する上下一対のバフロール間にスプーン等の被研磨物を配置し、各バフロールの外周面により被研磨物の被研磨面としての表裏面を挟圧し、各バフロールをバフロールの軸線方向に対して交差する方向の前後方向に往復進退動作させると共に各バフロールをバフロールの軸線方向の左右方向に揺振運動させ、各バフロールの相互回転と、各バフロールの往復進退動作と、各バフロールの左右揺振運動との三つの複合作用によりバフ研磨するように構成したものが知られている。
実公平3−47819号公報
本発明は従来手作業で行われていた高級スプーンその他高級カトラリーの上記再研磨作業を機械化し、一度に多数のカトラリーを容易に研磨可能なカトラリー研磨装置及び研磨方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本考案の構成は以下の通りである。
(1) 請求項1に記載のカトラリー研磨方法は、スプーン等の被研磨物を取り付け角度可変な治具で回転盤に固定し、研磨液の中で回転させるという手段で構成される。
(2) 請求項2に記載のカトラリー研磨方法は、請求項1に記載の研磨方法において、回転盤を正逆回転させることを特徴とする。
(3) 請求項3に記載の発明は、請求項1乃至2いずれかに記載の研磨方法を実施するカトラリー研磨装置であって、研磨液貯蔵槽と、被研磨物を角度可変に取り付け可能な治具を備える共に正逆回転可能な回転盤と、回転盤を回転駆動させる駆動装置とで構成される。
(4)請求項4に記載の発明は、請求項3記載のカトラリー研磨装置において、回転盤に孔部を設けると共に当該孔部に隣接して柱状体を立設し、円柱状であり側壁外周に柱状体を嵌めることが可能な複数の凹部を設けると共に、カトラリーを嵌めこむことが可能な切込みを設けた治具を備えて構成した。
(5)請求項5に記載の発明は、請求項3記載のカトラリー研磨装置において、回転盤に孔部を設けると共に当該孔部に隣接して柱状体を立設し、円柱状であり側壁外周に柱状体を嵌めることが可能な複数の凹部を設けると共に、多角形状の孔部を備え、硬質材料で形成された一対のリング状体と、断面が多角形の柱体であり多角形状の孔部を備え、リング状体の孔部に嵌合可能であり、軟質材料で形成された挟持部材とで構成される治具を備えて構成した。
上記のように構成される本発明が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
図3に示すように回転盤10には複数の孔部11が設けられており、当該孔部11から治具30で保持されたカトラリー2を差込むものである。この際、治具30の側壁外周に設けた凹部31が柱状体12に嵌まることで、治具30が回転盤10に固定される。
そして、孔部11は複数設けられていることから、治具30を複数装着可能であり、つまりは一度に複数のカトラリーの研磨が可能となるのである。
また、凹部31は側壁外周に沿って複数設けられていることから、柱状体12が嵌る凹部31を代えることで治具30で保持されたカトラリー2の取り付け角度が変わるものである。
図2は本発明にかかるカトラリー研磨装置1に、カトラリー2を装着した状体を示すものである。研磨液貯蔵槽20内には研磨液が貯蔵されており、回転盤10が回転することでカトラリー2が研磨液内を移動し、もって表面の研磨が行われるものである。
この際カトラリーの取り付け角度を変えることで、カトラリーの掬部2a、つまりはスプーンのつぼやフォークのすくい等の湾曲部分に、より効果的に研磨液を当接させることが可能となる。すなわち、図4Aに示すように、矢印で示される研磨液の流れと掬部2aが略平行になる位置にカトラリーを治具に取り付けた場合に比べて、図4Bに示されるように取り付け角度を変えれば、研磨液と掬部2aの当接面が大きくなる。つまりはより効果的に研磨が可能となる。
更には回転盤を正逆回転させることで、図4Bの矢印で示されるように掬部2aの表面、裏面共に研磨液が効率的に当接し、つまりは効果的な研磨が可能となるのである。
本発明にかかるカトラリー研磨装置の構成図 本発明にかかるカトラリー研磨装置の斜視図 回転盤の説明図 研磨液と掬部との関係を示す説明図 請求項4における治具の斜視図 請求項5における治具の構成図 同、斜視図 同、カトラリーを装備した状態の斜視図
以下、好ましい発明の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属
する限り種々の形態を採りうる。
図1は本発明にかかるカトラリー研磨装置1の構成図である。
研磨液貯蔵槽20は内部に円柱体21を備える容器であり、円柱体21内部には回転盤10を回転させるための駆動源してのモーター22が装備されるものである。
モーター22と連結され、回転するシャフト22aは、円柱体21の頂部に設けられた孔21aに緩挿される。円柱体21の外部に突出したシャフト22aには円柱状の回転体23が固定される。回転体23の頂部には凸部23aが設けられている。
研磨液貯蔵槽20内にはゴム製のカバー40が嵌めこまれる。このカバー40は研磨液の漏出を防止すると共に、回転するカトラリーが研磨液貯蔵槽20に衝突して傷がつくことを防止する役目も果たすものである。
カバー40は研磨液貯蔵槽20の内面と略相似形に形成されており、内部の円柱体41は、上記円柱体21及び記回転体23に被せられるものである。円柱体41の頂部42には、凸部23aを外部に突出可能な形状の孔部42aが設けられている。
孔部42aから突出した凸部23aは、回転盤10の中央に設けられた孔部13に嵌合される。モーター22の回転に伴い、シャフト22a及び回転体23が回転し、もって回転体23の凸部23aが嵌合された回転盤10が回転する構造となっている。モーター22を正逆回転させることで、回転盤10も正逆回転するものである。
研磨液貯蔵槽20、より正確には研磨液貯蔵槽20にはめ込まれたカバー40内には研磨液が充填される。研磨液は既存のものを利用可能であり、具体的には砥粒、水、ゴム及び天然繊維や化学繊維等の繊維などから成る研磨液を利用可能である。
回転盤10には、被研磨物を角度可変に取り付け可能な治具を装備することが可能である。治具は被研磨物を角度可変に保持することが可能なものであれば、任意の形態のものを採用できる。例えば、回転盤10を貫通し、且つ、回転自在に嵌合された円柱体の下面にカトラリーの柄を嵌めこみ可能な切り込みを設けたもの、孔部11の上部に懸架部材を設け、当該懸架部材に回転体を取り付けると共に、当該回転体にカトラリーの柄を嵌めこみ可能にしたものなど、要はカトラリーの掬部と研磨液の当接角度を任意に設定可能な治具であれば、どのようなものであっても構わない。
図5は請求項4に記載の治具30を示すものである。治具30は側壁に凹部31を複数備えた中空のリング状体32と、当該リング状体32の中空部に嵌め込まれた円柱体33とにより成る。リング状体32は硬質な材料、例えばアクリル樹脂等で形成されている。円柱体33は軟質な材料、例えばシリコンゴムなどで形成されている。円柱体33には円柱体33を上下方向に貫通する切込み34が設けられている。切り込み34は様々な長さのものが設けられている。これは異なる幅の柄のカトラリーでも差込み、保持することを可能とするためである。
図6乃至図8は請求項5記載の治具40を示すものである。治具40は上下一対のリング状体41と、多角形状の柱体である挟持部材42とにより成るものである。
リング状体41は多角形状の空洞部41bを中央に有すると共に、その側壁には複数の凹部41aを有するものであり、硬質な材料、例えばアクリル樹脂等で形成されている。
挟持部材42は多角形状の柱体であり、その中央に多角形状の空洞部42aを備えるものであり、軟質な材料、例えばシリコンゴムなどで形成されている。
図7は上記挟持部材42を、一対のリング状体41の空洞部41bに嵌め込んだ状態を示している。かかる状態で空洞部42aにカトラリー2を差込み、一対のリング状体41をそれぞれ逆方向に回転させると、挟持部材は軟質な材料で形成されていることから、空胴部42aは圧潰され、よって図8に示されるようにカトラリー2が挟持されることになるのである。かかる状態で、凹部41aを回転盤10に設けた柱状体12に嵌め込むことで、治具40を回転盤10に固定するものである。
10・・回転盤 11・・孔部 12・・柱状体
20・・研磨液貯蔵槽 21・・円柱体 22・・モーター
23・・回転体
30・・治具 31・・凹部
40・・治具

Claims (5)

  1. スプーン等の被研磨物を取り付け角度可変な治具で回転盤に固定し、研磨液の中で回転させることを特徴とするカトラリー研磨方法。
  2. 回転盤を正逆回転させることを特徴とする請求項1に記載のカトラリー研磨方法。
  3. 請求項1乃至2いずれかに記載の研磨方法を実施するカトラリー研磨装置であって、研磨液貯蔵槽と、被研磨物を角度可変に取り付け可能な治具を備える共に正逆回転可能な回転盤と、回転盤を回転駆動させる駆動装置とを備えたカトラリー研磨装置。
  4. 回転盤に孔部を設けると共に当該孔部に隣接して柱状体を立設したこと、
    円柱状であり側壁外周に柱状体を嵌めることが可能な複数の凹部を設けると共に、カトラリーを嵌めこむ切込みを設けた治具を備えたこと、
    を特徴とする請求項3に記載のカトラリー研磨装置。
  5. 回転盤に孔部を設けると共に当該孔部に隣接して柱状体を立設したこと、
    円柱状であり側壁外周に柱状体を嵌めることが可能な複数の凹部を設けると共に、多角形状の孔部を備え、硬質材料で形成された一対のリング状体と、断面が多角形の柱体であり多角形状の孔部を備え、リング状体の孔部に嵌合可能であり、軟質材料で形成された挟持部材とで構成される治具を備えたこと、
    を特徴とする請求項3に記載のカトラリー研磨装置
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