JP2018018365A - モジュール型機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】モジュール型機器の機器本体部に対するIPアドレスの設定を少数のロータリー型のスイッチで行えるようにする。【解決手段】ベースユニット102にIPアドレスのホスト部を設定するロータリー型のディップスイッチ122を備え、補助記憶部121には、IPアドレスのホスト部が記憶されている。補助記憶部121に記憶されているIPアドレスのネットワーク部と、ディップスイッチ122で設定されているホスト部とで構成されるIPアドレスが、少ない桁のディップスイッチをベースユニット内の押しボタン操作でモード切替することで読む込むことで、多桁のIPアドレスとして完成させる。【選択図】 図1
Description
本発明は、温度などのアナログ量を制御する機器本体部と、この機器本体部が装着されるベースユニットとを備えたモジュール型機器に関するものである。
従来、温度や流量などのアナログプロセス量を制御する機器(調節計)として、機器本体部と、この機器本体部が着脱自在に装着されるベースユニットとにより構成したモジュール型調節計が知られている。これは、例えば、製造設備やビル管理などのオートメーションシステム向けの制御に用いられている。このモジュール型機器の機器本体部は、CPUを主体として構成され、温度などのアナログ量に対するPID制御など、設定された機能を実行する本体機能を備える。また、機器本体部は、他の機器との間で情報通信する通信機能、各機能の動作に用いられる制御パラメータなどを記憶した記憶部を備えている。
特許文献1に示されるモジュール型機器は、図3に示すように、機器本体部301をベースユニット302に装着して用いている。ベースユニット302は、通信回線が接続される通信端子および電源端子などを備えている。このベースユニット302に機器本体部301を装着することで、装着した機器本体部301に電源供給を行い、また、機器本体部301の通信機能を、ベースユニット302の通信端子を介して通信回線に接続する。 機器本体部301とベースユニット302とは、コネクタにより相互に接続される。また、複数の機器本体部301およびベースユニット302をレール303に並べて装着することが可能である。また、機器本体部301は、簡単な設定や設定内容の表示を行う表示/操作部311,設定装置などの外部の機器と接続するための外部接続コネクタ312などを備えている。
このようなモジュール型機器においては、現在、イーサネット(登録商標)を用いた通信によりモジュール間の連携制御や他の設備との情報集約が行われている。このため、モジュールの設置変更、故障によるモジュールの交換などにおいて、新たに接続されるモジュールにおいては、IPアドレスを設定することになる。特許文献1の発明は、システムをより簡略に構成するために、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)およびDNS(Domain Name System)などの複雑なプロトコルを用いることなく、各機器本体部に固定のIPアドレスを設定して用いている。そのため、このモジュール型機器は、機器本体部および機器本体部が着脱自在に装着されるベースユニットを備え、機器本体部は、設定された機能を実行する本体機能と、ネットワークを介して他の機器との間で情報通信する通信機能とを備え、ベースユニットは、装着された機器本体部へ電源を供給する電源供給機能と、通信機能が行う通信で用いられるIPアドレスのネットワーク部が記憶されたネットワークアドレス記憶部と、IPアドレスのホスト部を設定するロータリー型のディップスイッチとを備える。
一方、他の産業機器(火災報知器)において、特許文献2の発明は、ディップスイッチを使用して端末機器のアドレス等のデータを設定する場合に、そのデータ設定用に要するマイコンのポートの数を、従来よりも少なくすることができる火災報知設備の端末機器を提供することを目的として、複数のスイッチを所定数のグループに分け、これら各グループに個別に電源を供給するm個の出力ポートを設け、各グループにおける第n番目のスイッチを全て第n番目の入力ポートに接続し、m個の出力ポートによる電源供給の状態と、入力ポートにおける入力信号との関係に応じて、各スイッチのオン、オフ状態を検出し、この検出結果に基づいて、端末機器の自己アドレス等を認識するものである。
特許文献1の発明では、モジュール型機器の機器本体部に対するIPアドレスの設定および設定したIPアドレスの確認が、容易に行えるようにすることを目的とするが、昨今のITおよびIoTの進歩に伴い、当該IPアドレスの桁数の増加に対応する必要があり、そのためには、多くの桁数分のロータリー型のディップスイッチを設ける必要があり、その配置スペース上の問題があった。
特許文献2の発明によっては、入力ポート数の削減は望めるが、やはり設定数に応じたディップスイッチそのものの数は削減できないので、小型化モジュール型機器に応用するには十分ではなかった。
本願発明は、少なくとも一つのロータリー型のディップスイッチを用いて、多数桁数のIPアドレスの設定を行えることを目的とするものである。
本願発明は、機器本体部および前記機器本体部が着脱自在に装着されるベースユニットを備え、
前記機器本体部は、
設定された機能を実行する本体機能と、
ネットワークを介して他の機器との間で情報通信する通信機能とを備え、
前記ベースユニットは、
装着された前記機器本体部へ電源を供給する電源供給機能と、
前記通信機能が行う通信で用いられるIPアドレスのネットワーク部が記憶されたネットワークアドレス記憶部と、
前記IPアドレスのホスト部を設定するロータリー型のディップスイッチと、
前記ディップスイッチの読込モードの切替えを操作する押しボタンスイッチと、を備え、
前記押しボタンスイッチを押したときの前記ディップスイッチの状態を、前記読込モードにしたがって、順次桁数に読み込むことで、前記IPアドレスを設定することを特徴とするモジュール型機器である。また、例えば、機器本体部は、ネットワークを介して機器本体部に接続された制御機器の制御量を、設定されている制御パラメータで制御する一体型の調節計でもよい。
前記機器本体部は、
設定された機能を実行する本体機能と、
ネットワークを介して他の機器との間で情報通信する通信機能とを備え、
前記ベースユニットは、
装着された前記機器本体部へ電源を供給する電源供給機能と、
前記通信機能が行う通信で用いられるIPアドレスのネットワーク部が記憶されたネットワークアドレス記憶部と、
前記IPアドレスのホスト部を設定するロータリー型のディップスイッチと、
前記ディップスイッチの読込モードの切替えを操作する押しボタンスイッチと、を備え、
前記押しボタンスイッチを押したときの前記ディップスイッチの状態を、前記読込モードにしたがって、順次桁数に読み込むことで、前記IPアドレスを設定することを特徴とするモジュール型機器である。また、例えば、機器本体部は、ネットワークを介して機器本体部に接続された制御機器の制御量を、設定されている制御パラメータで制御する一体型の調節計でもよい。
さらに、前記ベースユニットは、1ビットの表示を行う表示灯またはブザーを備え、
前記押しボタンスイッチを特定の所作で押されたときに、前記ネットワークアドレス記憶部から前記IPアドレスを読み出して其のホスト部を前記表示灯またはブザーに所定の符号化されたコードで出力することを特徴とするモジュール型機器でもある。
前記押しボタンスイッチを特定の所作で押されたときに、前記ネットワークアドレス記憶部から前記IPアドレスを読み出して其のホスト部を前記表示灯またはブザーに所定の符号化されたコードで出力することを特徴とするモジュール型機器でもある。
以上説明したように、本発明によれば、IPアドレスのホスト部を設定するロータリー型のディップスイッチをベースユニットに設けるようにして、さらに、モジュール型機器の機器本体部に対するIPアドレスの設定を、少ないロータリー型のディップスイッチを切替え読み込むことで、多数桁アドレスに対応できるようになるという優れた効果が得られる。さらに、1ビットの表示灯などをもって、設定したIPアドレスを現場の実機で確認することもできる。
以下、本発明の実施の形態について図1,2を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態におけるモジュール型機器の構成を示す斜視図である。また、図2は、本発明の実施の形態におけるモジュール型機器の内部構成を示す図である。
このモジュール型機器は、機器本体部101と、機器本体部101が着脱自在に装着されるベースユニット102とを備える。機器本体部101は、設定された機能を実行する本体機能と、ネットワークを介して他の機器との間で情報通信する通信機能とを備える。また、モジュール型機器は、簡単な設定や設定内容の表示を行う表示/操作部111,および設定装置などの外部の機器と接続するための外部接続コネクタ112を備える。例えば、機器本体部101は、ネットワークを介して機器本体部101に接続された制御機器の制御量を、設定されている制御パラメータで制御する調節計である。
一方、ベースユニット102は、装着された機器本体部101の通信機能が行う通信で用いられるIPアドレスが記憶された補助記憶部(ネットワークアドレス記憶部)121を備える。また、ベースユニット102は、装着された機器本体部101へ電源を供給する電源端子(電源供給機能)123,機器本体部101を接続するための機器本体接続コネクタ124を備える。ベースユニット102は、レール103に並べて固定される。
また、機器本体部101は、CPU104,主記憶105,記憶部106,HUB107,ネットワーク機能部108,A/D変換部109,D/A変換部110,デジタル入力部113,デジタル出力部114,電源回路115,ベースユニット接続コネクタ116を備え、ベースユニット102は、MPU125,LANコネクタ126,LANコネクタ127,電源コネクタ128,連結コネクタ129a,129b、さらに押しボタンスイッチ130、押しボタンステータスなどのフィードバック表示を行う表示灯131を備える。例えば、表示灯131はLED1個でできている。
機器本体部101の記憶部106およびベースユニット102の補助記憶部121は、本体機能および通信機能などを実現するCPU104に対してバスを介して接続される。例えば、バスはシリアルバスで、機器本体部101とベースユニット102とを接続する機器本体接続コネクタ124,ベースユニット接続コネクタ116を経由し、機器本体部101とベースユニット102とに跨って形成される。
CPU104は、ROM/RAMからなる主記憶105に登録された動作プログラムに従って動作する。CPU104は、パラレルバスを介して接続されたA/D変換部109,D/A変換部110,デジタル入力部113,およびデジタル出力部114などの入出力インターフェースを介し、外部接続コネクタ112に接続された制御対象の端末(不図示)との間で信号を入出力し、例えば制御対象の状態(センシング情報)に応じてPID制御を実行して制御対象機器のアナログプロセス量を制御する。CPU104は、このようなPID制御を実行する上での制御パラメータを、EEPROMメモリなどから構成されている記憶部106から得ることで、実施の形態におけるモジュール型機器に与えられた役割を満たす制御特性を設定する。
また、CPU104は、イーサネット(登録商標)によるネットワーク機能部108を駆動することで、HUB107に接続するLANコネクタ126,127を介して外部機器との間で情報通信を行う。この情報通信に用いられる接続先のIPアドレスは、記憶部106に記憶されている。また、機器本体部101のIPアドレスも、記憶部106に記憶されている。また、ベースユニット102の電源端子123に接続される電源の電力は、電源コネクタ128を介して機器本体部101の電源回路115に供給される。また、隣り合うベースユニット102が、連結コネクタ129aと連結コネクタ129bとを連結することで接続される。
なお、LANコネクタ126,127は、連結コネクタ129a,129bの一部である。変換モジュールを用いることで、連結コネクタ129a,129bに汎用のLANケーブルが接続できる。電源コネクタ128も、連結コネクタ129a,129bの一部であり、また、電源コネクタ128は、電源端子123に接続している。
本実施の形態では、上述した構成に加え、ベースユニット102にIPアドレスのホスト部を設定するロータリー型のディップスイッチ122を備え、補助記憶部121には、予めIPアドレスのネットワーク部が記憶されているようにした。そして、本実施の形態によれば、ベースユニット102に設けられているディップスイッチ122に設定した値が、ベースユニット処理部であるMPU125により、押しボタンスイッチ130の押し下げによる読込モード切替によって起動され、10進表記のIPアドレスの8ビット(1バイト)単位で4つに区切られた第4部分が読み込まれる。なお、MPU125はマイクロプロセッサ又はマイクロプログラム回路で構成される。
ベースユニット102の補助記憶部121は、EEPROM等で形成されてあって、予めIPアドレスの8ビット単位で4つに区切られた第1部分,第2部分,および第3部分の初期値あるいは全体の前回値が記憶されている。この補助記憶部121に記憶されている第1部分,第2部分,第3部分と、ディップスイッチ122で設定される第4部分とによって、32ビット(4バイト)のIPアドレスが設定されることになる。
すなわち、第1部分,第2部分,および第3部分は、IPアドレス(IPv4)の最上位部分に近いネットワーク部であり、これは設置システムで定まるものであり、一方の第4部分は、ホスト部であり、該モジュールごとに定まるものである。このように、本実施の形態では、ベースユニット102のディップスイッチ122により、IPアドレスのホスト部が設定(入力)され、補助記憶部121に記憶されているIPアドレスのネットワーク部と組み合わせられ、1つのIPアドレスがベースユニット102で設定される構成としている。ベースユニット102に設定されているIPアドレスは、ベースユニット102に機器本体部101が装着されると、記憶部106に転送されて記憶され、装着された機器本体部101のIPアドレスとして用いられる。もし機器本体部101が交換されてもIPアドレスは存続する。
(1) ハードウエア構成
本発明の一実施例として、ロータリー型のディップスイッチ122に唯一つの16進数のロータリー型のディップスイッチを適用して4ビットの設定をすることにして、MPU125内蔵の入力ポートからその4ビット値を読込む構成を、図4に示す。そこでは、押しボタンスイッチ130の読み込みも行われることを示す。
本発明の一実施例として、ロータリー型のディップスイッチ122に唯一つの16進数のロータリー型のディップスイッチを適用して4ビットの設定をすることにして、MPU125内蔵の入力ポートからその4ビット値を読込む構成を、図4に示す。そこでは、押しボタンスイッチ130の読み込みも行われることを示す。
ロータリー型のディップスイッチ122の4個のスイッチ端子S11〜S14が1つの16進数を構成し、具体的には、第1のスイッチ端子S11と第2のスイッチ端子S12と第3のスイッチ端子S13と第4のスイッチ端子S14とで構成されている。そして、それらは抵抗R11〜R14を介して電源Vccにプルアップ接続されており、コモン端子Cはグランドに接続される。
スイッチ端子S11〜S14はMPU125の入力ポートP1〜P4へ接続されて、MPU125によってそのOnOffが読み取られる。一方、押しボタンスイッチ130は別の入力ポートP0に接続されてMPU125に読み取られるようにする。なお、押しボタンステータス表示の表示灯131は図示のように押しボタンスイッチ130にプルアップ抵抗R10とともに直列接続されたLEDで簡易に設計されてよく、あるいはMPU125の出力ポート(図6の例ではPout)から別途駆動することでもよいだろう。あるいは、表示灯131ではなくブザー鳴動でもよい。
そうして、押しボタンスイッチ130の押し下げ動作によって、ディップスイッチ122の各スイッチ端子はMPU125によって、押しボタン操作による読込モードにしたがって4ビット値すなわち16進数1桁が得られる。その値は0からFであるので、これを二回繰り返すことで、16進数の1バイト値00〜FFが得られる。
(2) モード切替オペレーション遷移
それでは、押しボタン操作にかかるモード切替について、図5に基づいて説明する。
まず、ドーマント(休止)モード0からスタートする。これは初期モード及び押しボタンスイッチ130の長押し(5秒以上)で入るモードである。
それでは、押しボタン操作にかかるモード切替について、図5に基づいて説明する。
まず、ドーマント(休止)モード0からスタートする。これは初期モード及び押しボタンスイッチ130の長押し(5秒以上)で入るモードである。
次に、モード0からモード1への移行は、例えば、押しボタンスイッチ130の長押しで入る。ここで、MPU125は入力ポートからスイッチ端子S11〜S14の4ビット値を読み込むので、この時にロータリー型のディップスイッチ122を設定しておく。そして、押しボタンスイッチ130が短押し(5秒未満)されたなら、その時のスイッチ端子S11〜S14の4ビット値を読込んで最下位4ビットに確定させて、次のモード2へ移行する。この時に押しボタンスイッチ130の長押しがなされたらキャンセルと見なす。
引き続いて、モード2では、再度MPU125は入力ポートからスイッチ端子S11〜S14の4ビット値を読み込む。この時にロータリー型のディップスイッチ122を再度設定しておく。そして、押しボタンスイッチ130が短押し(5秒未満)されたなら、その時のスイッチ端子S11〜S14の4ビット値を読込んで上位4ビットに確定させて、次のモード3へ移行できるが、本例では、1バイト(8ビット)の設定で十分であるので、モード3以降は不要であって、押しボタンスイッチ130が長押しされるまで待って設定動作完了でモード0に戻ればよい。その間の短押しは無視するなどする。
以上のとおり、モード1とモード2の動作によって、MPU125は唯一のディップスイッチ122によって、8ビットのIPアドレスのホスト部が取得できた。本例では、モード1とモード2は下位ビットから上位ビットの順であるとした。ここで、例えば、モード1では3であって、モード2では1を読み込んだとすると、16進数で0103となり、10進数で19のホストアドレスが設定できる。
本例では、MPU125は、モード0に回帰したタイミングで、補助記憶部121にあるIPアドレスをロードして、そこに記憶されている第1部分,第2部分,第3部分はそのままに、ディップスイッチ122で設定されるべきホストの第4部分を上記オペレーションで得た8ビット値で書き替えて、新しい32ビット(4バイト)のIPアドレスを設定して、補助記憶部121にリストアする。このように、本モードオペレーションが行われた場合には、全体のIPアドレスが更新される。
(3) 別の実施例
さらに、設定されたIPアドレスを確認するための構成を説明する。図6に基づいて行う。ここでは、表示灯131がMPU125の出力ポートPoutに接続されている。押しボタンスイッチ130は入力ポートP0に接続されていることなどは前の例と変わりない。
さらに、設定されたIPアドレスを確認するための構成を説明する。図6に基づいて行う。ここでは、表示灯131がMPU125の出力ポートPoutに接続されている。押しボタンスイッチ130は入力ポートP0に接続されていることなどは前の例と変わりない。
そうして、表示灯131は1ビットであるが、IPアドレスの値を現場で操作者にフィードバックすることを目指す。そのため、数値データを所定の符号化されたコードにする必要がある。一例をあげると次のモールス符号が好適である。
前例で述べたところの、IPアドレスのホスト部が16進数0103、10進数19であったとすると、モールス符号の「1」「9」が所定の時間間隔で表示される。いわゆる単音と長音の組合せになるので、視認可能のはずである。勿論、当該ホスト部のみならずネットワーク部まで表示させてもよい。表示灯131の代わりにブザーを接続することでもよい。
なお、本例の表示モードに入るには、前記の読込モード0において、当該押しボタンスイッチ130を連続押し(ダブルクリック以上)等の所作がされた場合に、移行すればよい。
(4)その他の実施例
本例では、一つのロータリー型ディップスイッチを用いた例を示したが、2連のものを装備すれば、モード1で一時に8ビット設定できるのはもちろんである。また、10進のロータリー型ディップスイッチを使ってもモード3まで行えば同様のことは行える。
本例では、一つのロータリー型ディップスイッチを用いた例を示したが、2連のものを装備すれば、モード1で一時に8ビット設定できるのはもちろんである。また、10進のロータリー型ディップスイッチを使ってもモード3まで行えば同様のことは行える。
このように、IPアドレスの最下位バイトだけを設定して、通常のIPアドレス192.168.1.XXXを設定するにはこれで十分である。ただし、ユーザのネットワーク環境によっては、上位のバイト部の設定も必要となるので、その時には、モードを3,4、以上に増やしていけばよい。
なお、機器本体とベースユニットを必ずしも分離可能にする必要はなく、一体スタンドアローン型のモジュール機器として設計することでもよい。その時には、CPU104とMPU125はひとつで済むし、表示灯131は表示部111で兼用されうるだろう。その他、各種の設計的な付加変形は可能であろうが、そうしたとしても、本願発明の範囲に属すると理解すべきである。
プライベートIPアドレス(ローカルIPアドレス)は、プライベートネットワーク(外部から利用できない社内LANなど)のアドレスとして使うことができる。そのIPアドレスについて説明すると、IPアドレスはインターネット用に規定されているTCP/IP(トランスミッション・コントロール・プロトコル/インターネット・プロトコル)によれば、ネットワーク内及びネットワーク間のデータ・パケットの送受信を制御するもので、OSI参照モデルのネットワーク層(第3層)のコネクションレス型プロトコルであるIP(インターネット・プロトコル)(RFC791)の1つの機能である。そこでは、ネットワークの規模によって、クラスAからCまで使い分けるので、本願発明の応用を説明する。
クラスCでは、端末番号1〜端末番号65534をユーザが自由に使えるプライベートアドレスである(192.168.x.y)のx.yに相当する2数字群(2バイト、16ビット)にIPアドレスを割り当てることは、実施例では、モード4まで実行して4回当該ディップスイッチを読み込めばサポートできる。
また、クラスBでは、端末番号65537〜端末番号1048574をユーザが自由に使えるプライベートアドレスである(172.16.x.y)から(172.31.x.y)も、並びに、クラスAでは、端末番号1〜端末番号16777214をユーザが自由に使えるプライベートアドレスである(10.x.y.z)の.x.y.zに相当する3数字群、すなわち、24ビットに割り当てるために当該ディップスイッチを最低6回読めばよく、広範囲なネットワークアプリケーションに対応可能である。また、将来的にはIPv6にも対応可能である。
また、クラスBでは、端末番号65537〜端末番号1048574をユーザが自由に使えるプライベートアドレスである(172.16.x.y)から(172.31.x.y)も、並びに、クラスAでは、端末番号1〜端末番号16777214をユーザが自由に使えるプライベートアドレスである(10.x.y.z)の.x.y.zに相当する3数字群、すなわち、24ビットに割り当てるために当該ディップスイッチを最低6回読めばよく、広範囲なネットワークアプリケーションに対応可能である。また、将来的にはIPv6にも対応可能である。
1 0 1 … 機器本体部
1 0 2 … ベースユニット
1 0 3 … レール
1 0 4 … C P U
1 0 5 … 主記憶
1 0 6 … 記憶部
1 0 7 … H U B
1 0 8 … ネットワーク機能部
1 0 9 … A / D変換部
1 1 0 … D / A 変換部
1 1 1 … 表示/ 操作部
1 1 2 … 外部接続コネクタ、
11 3 … デジタル入力部
1 1 4 … デジタル出力部
1 1 5 … 電源回路
1 1 6 … ベースユニット接続コネクタ
1 2 1 … 補助記憶部( ネットワークアドレス記憶部)
1 2 2 … ディップスイッチ
1 2 3 … 電源端子( 電源供給機能)
1 2 4 … 機器本体接続コネクタ
1 2 5 … MPU、
1 2 6 … L A N コネクタ
1 2 7 … L A N コネクタ
1 2 8 …電源コネクタ
1 2 9 a , 1 2 9 b … 連結コネクタ
130 … 押しボタンスイッチ
131 … 表示灯
1 0 2 … ベースユニット
1 0 3 … レール
1 0 4 … C P U
1 0 5 … 主記憶
1 0 6 … 記憶部
1 0 7 … H U B
1 0 8 … ネットワーク機能部
1 0 9 … A / D変換部
1 1 0 … D / A 変換部
1 1 1 … 表示/ 操作部
1 1 2 … 外部接続コネクタ、
11 3 … デジタル入力部
1 1 4 … デジタル出力部
1 1 5 … 電源回路
1 1 6 … ベースユニット接続コネクタ
1 2 1 … 補助記憶部( ネットワークアドレス記憶部)
1 2 2 … ディップスイッチ
1 2 3 … 電源端子( 電源供給機能)
1 2 4 … 機器本体接続コネクタ
1 2 5 … MPU、
1 2 6 … L A N コネクタ
1 2 7 … L A N コネクタ
1 2 8 …電源コネクタ
1 2 9 a , 1 2 9 b … 連結コネクタ
130 … 押しボタンスイッチ
131 … 表示灯
Claims (3)
- 機器本体部および前記機器本体部が着脱自在に装着されるベースユニットを備え、
前記機器本体部は、
設定された機能を実行する本体機能と、
ネットワークを介して他の機器との間で情報通信する通信機能とを備え、
前記ベースユニットは、
装着された前記機器本体部へ電源を供給する電源供給機能と、
前記通信機能が行う通信で用いられるIPアドレスのネットワーク部が記憶されたネットワークアドレス記憶部と、
前記IPアドレスのホスト部を設定するロータリー型のディップスイッチと、
前記ディップスイッチの読込モードの切替えを操作する押しボタンスイッチと、を備え、
前記押しボタンスイッチを押したときの前記ディップスイッチの状態を、前記読込モードにしたがって、順次桁数に読み込むことで、前記IPアドレスを設定することを特徴とするモジュール型機器。 - 請求項1に記載のモジュール型機器において、
機器本体部および前記機器本体部が装着されるベースユニットが一体となった調節計であって、
前記機器本体部は、前記ネットワークを介して前記機器本体部に接続された制御機器の制御量を設定されている制御パラメータで制御する調節計であることを特徴とするモジュール型機器。 - 請求項1に記載のモジュール型機器において、前記ベースユニットは、
さらに、1ビットの表示を行う表示灯またはブザーを備え、
前記押しボタンスイッチを特定の所作で押されたときに、前記ネットワークアドレス記憶部から前記IPアドレスを読み出して其のホスト部を、前記表示灯または前記ブザーに所定の符号化されたコードで出力することを特徴とするモジュール型機器。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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