JP2018017508A - シート状物の長さの検尺装置 - Google Patents

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Takashi Kobayashi
俊 小林
将司 山根
Shoji Yamane
将司 山根
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Yasuaki Takeuchi
康晶 竹内
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Abstract

【課題】色々な機器に載置して使用できる検尺装置を提供する。
【解決手段】少なくとも、車輪15a,15bを、装置係止部4が取り付けられた面と装置係止部4が取り付けられた面と交わる面に、はみ出して設けたことにより、検尺装置1が載置される姿勢が変化した場合でも、車輪15a,15bのいずれかの面にはみ出した部分がシート状物に接触させる。また、車軸12に、S磁極とN磁極を交互に配置した回転板13と、車軸受け14a、14bを、車軸12と同軸に通し、車軸受け14a、14bを上ケース2と下ケース3で挟み込むことにより、車輪15a,15bを保持する。
【選択図】図1

Description

本発明は搬送されるシート状物の長さを測長する為の検尺装置である。
従来、部屋の内装施工の際に壁紙の裏面に糊を付ける為の装置として壁紙糊付機が使われている。壁紙糊付機には、壁紙の搬送や糊を付ける為の複数のローラーを回転駆動するモーターを備えている、いわゆる、自動壁紙糊付機と、モーターを備えず作業者が手で壁紙を引っ張ることにより複数のローラーを回転させる、いわゆる、手動壁紙糊付機が使われている。
手動壁紙糊付機では、糊を付けて排出した壁紙の長さを測長する為に、手動壁紙糊付機本体とは別体の検尺装置が使われている。検尺装置の構造は、円周に数字0、1、2、3、4、5、6、7、8、9の目盛りが印刷された円盤が、長さを表示するものとして、千の位用、百の位用、十の位用、一の位用の円盤が4つ設けられ、枚数を表示するものとして十の位用、一の位用の2つの円盤が設けられており、壁紙に接触している車輪が壁紙の搬送により従動回転すると、まず、長さの一の位用の円盤が回転し、一の位用の円盤が1回転すれば、桁上げが行われて、十の位用の円盤が1目盛りカウントアップし、十の位用の円盤が1回転すれば、百の位用の円盤が1目盛りカウントアップし、下位の桁が1回転する毎に上位の位へ桁上がりさせるアナログ式のメーターである。
検尺する長さの初期値設定は、長さリセットボタンが押されると長さの全桁に0が設定され(0リセットされ)、枚数リセットボタンが押されると枚数の全桁に0が設定される(0リセットされる)。
また、長さリセットボタンが押されると枚数カウントが1加算される。
糊付け作業者は、検尺装置を手動壁紙糊付機のステー(27)の上に載置して、検尺装置の車輪を壁紙の表面に接触させて、検尺装置の長さリセットボタンを押して、長さカウント値を0クリアしてから、枚数リセットボタンを押して、自分のメモを見て、1枚目の壁紙の長さがいくらであるかを認識して、本体正面に貼り付いている1枚目の壁紙の先端部の左右を両手で持って自分の方向へ引っ張って壁紙を手動壁紙糊付機の正面方向へ引き出す。
壁紙が手で引っ張られることにより糊付けローラーが回転し、糊付けローラーと歯車により連動されるドクターローラーも回転し、定められた厚みの糊が壁紙に付いて排出される。
この時、壁紙の上に置かれている検尺装置の車輪が壁紙に従動回転し、アナログメータ部の円盤の一の位が目盛り0から9まで回転して再び0に戻る時に桁上げが行われ、現時点までに排出された壁紙の長さが逐次表示される。
作業者は壁紙を手で引っ張りながらアナログメータを目視し、アナログメータの目盛りが自分が糊付けをしたい壁紙の長さに達したら手を止める。
続いて作業者は、壁紙を手動壁紙糊付機の本体正面に貼り付けて脚部のステンレスステーに沿って、カッターナイフで一直線に切断し、1枚の糊付き壁紙が得られる。
続いて作業者が、検尺装置の長さリセットボタンを押すと、長さ目盛りの全桁が0にリセットされて、枚数が1カウントアップされる。以上の操作により、1枚目の壁紙の糊付けが完了する。 この様な糊付け作業を繰り返し行い、糊が付いた壁紙が数枚でき上がったら壁紙を貼り付ける作業を行っている部屋へ貼りに行く。
特許第2903369号
このような検尺装置は手動壁紙糊付機以外の機器、例えば、インクジェット壁紙の液体コーティング機や布地捺染前処理機やカーテン生地の検尺機などにおいても、搬送されるシート状物の長さを測長する為に用いたいという要望がある。
しかし、これらの機器によりシート状物を搬送する経路が異なり、検尺装置を搭置する方向や向きが異なる。
例えば、手動壁紙糊付機では水平なステーの上に乗った壁紙の上に検尺装置を載置し、
インクジェット壁紙の液体コーティング機では、壁紙が斜め上に進んでいるところに搭置するが、 布地捺染前処理機では、布地の原反部の上に検尺装置を搭置する。
原反部の上に載置した場合、シート状物が解反されて巻きの直径が細くなった場合には検尺装置の筐体が布地の原反に当たって車輪が浮き空転してシート状物の長さを測長できない場合がある。という課題を有している。
また、布地の原反部には表面を内側に巻いた「内巻き」と、表面を外側に巻いた「外巻き」があり、検尺装置を布地の原反部の上に載置した場合、布地の先端が引き出され搬送され解反された場合、「内巻き」と「外巻き」により、原反部の回転方向が異なり検尺装置の車輪が回転する方向が異なるので、外巻の原反部が外巻きの場合は、シート状物の長さを測長できない。という課題を有している。
また、布地捺染前処理機とインクジェット壁紙の液体コーティング機に装着される場合、
検尺装置を載置する上下方向の向きが、手動壁紙糊付機に装着される場合とで異なるので、
長さと枚数の表示が上下反対になり見づらい。という課題を有している。
また、シート状物の種類により、直径や材質の異なる車輪に交換する場合に、交換の手間を要する。という課題を有している。
以上のように、シート状物を搬送する色々な機器に載置して使用できるシート状物の検尺装置はまだ具体化されていない。
搬送されるシート状物に接触して従動回転する車輪と、
車輪の回転に比例した検尺パルスを生成する検尺部と、
検尺装置を操作する為の表示操作部と
表示操作部などの制御を行う演算部と、
シート状物を搬送する機器に載置する為の装置係止部を備え、
装置係止部により、シート状物の搬送路に載置され、
演算部は、検尺部により生成される検尺パルスを計数して、シート状物の長さを算出して表示する、シート状物の長さを測長する検尺装置であって、
少なくとも、車輪を、装置係止部が取り付けられた面と装置係止部が取り付けた面と交わる面に、はみ出して設けたことにより、検尺装置が載置される姿勢が変化した場合でも、車輪のいずれかの面にはみ出した部分がシート状物に接触することを特徴とする。
車軸に、S磁極とN磁極を交互に配置した回転板と、車軸受けを、車軸と同軸に通し、車軸受けを上ケースと下ケースで挟み込むことにより、車輪を保持することを特徴とする。
検尺パルスが2相のパルスであり、2相のパルスの位相により車輪の回転方向を判定し、検尺パルス計数の、加算あるいは減算を行うことを特徴とする。
原反部が外巻きであるか、あるいは内巻きであるかを設定する、巻き方向設定手段を有することを特徴とする。
検尺装置がシート状物を搬送する機器に載置される際の載置向きに応じて、
長さと枚数を表示の上下の向きを反転させることを特徴とする。
検尺パルスを計数することにより算出した長さに、
車輪の半径寸法を加算して長さ測長値とすることを特徴とする。
少なくとも、車輪を、装置係止部が取り付けられた面と装置係止部が取り付けた面と交わる面に、はみ出して設けたことにより、検尺装置が載置される姿勢が変化した場合でも、車輪のいずれかの面にはみ出した部分がシート状物に接触するので、シート状物を搬送する色々な機器に載置して使用できる。
また、車軸に、車軸と同軸に、回転板と車軸と車軸受けを通し、車軸受けを上ケースと下ケースを挟み込むという簡単な構造であるので、検尺装置の組み立てが容易で車輪の交換がし易いものである。
2相の検尺パルスの位相により、車輪の回転方向を判定し、検尺パルス計数の加算あるいは減算を行うので、シート状物が搬送とは逆の方向に巻き戻された長さ分を減算した長さを
測長することができる。
また、原反部が外巻きであるか、あるいは内巻きであるかを設定する、巻き方向設定手段を有するので、原反部が、外巻きの場合でも、内巻きの場合でも、原反部から解反されて搬送機器の内部に搬送される長さをプラスとして測長することができる。
検尺装置がシート状物を搬送する機器に載置される際の載置向きに応じて、長さと枚数を表示の上下方向を反転させるので、どのような姿勢で載置された場合でも表示は見やすいものである。
検尺パルスを計数することにより測長した長さの値に車輪の半径寸法を加算して長さ測長値とするので、部屋の隅部など車輪が入り込むことができない部分の寸法も含めた長さの測長値を得ることができる。
図1は、本発明の検尺装置(1)の構成を説明する為の図であり、図1(a)は上面であり、図1(b)は側面図である。 図2は、本発明の検尺装置(1)の制御機能を説明する為の図であり、図2(a)はブロック図であり、図2(b)は車輪がCW方向に回転している場合の検尺パルスであり、図2(c)は車輪がCCW方向に回転している場合の検尺パルスである。 図3は本発明の検尺装置(1)をシート状物を搬送する装置に搭置した場合を説明するための図であり、図3(a)は、シート状物の搬送経路に搭置した場合であり、図3(b)はシート状物の外巻きの原反部に搭置した場合であり、図3(c)はシート状物の内巻きの原反部に搭置した場合である。 図4は本発明の検尺装置(1)を手で持って測長する場合を説明するための図であり、図4(a)は、机上に置いたシート状物の長さを測長する場合であり、図4(b)は、壁の高さを測長する場合である。 図5は本発明の検尺装置(1)の表示操作部に表示する長さと枚数の数字の向きを説明する為の図であり、図5(a)は検尺装置(1)が装置係止部先端が下方になるように傾いた場合であり、図5(b)は、検尺装置(1)が装置係止部先端が上方になるように傾いた場合である。 図6は本発明の検尺装置(1)のフローチャートであり、シート状物の搬送路に載置するモードとシート状物の原反部に搭置するモードと手で持って測長するモードに分岐する処理である。 図7は本発明の検尺装置(1)のフローチャートであり、「搬送路載置モード」の処理である。 図8は本発明の検尺装置(1)のフローチャートであり、「原反部載置モード」の処理である。 図9は本発明の検尺装置(1)のフローチャートであり、「手持ちモード」の処理である。
図1を用いて本発明の検尺装置(1)の構造を説明する。
図1に示すように検尺装置(1)は、左右一対の車輪(15a)、(15b)が下ケース(3)の側面より外側へにはみ出した格好で設けられている。
車軸(12)に回転板(13)を通し、回転板(13)の外側から左右一対の車軸受け(14a)と車軸受け(14b)を通し、車軸受け(14a)、(14b)の外側から左右一対の車輪(15a)と車輪(15b)を通して取り付けている。
回転板(13)は回転板セットボルト(34)によって車軸(12)に固定されており、
車輪(15a)は車輪セットボルト(33a)により車軸(12)に固定されており、
車輪(15b)は車輪セットボルト(33b)により車軸(12)に固定されており、
車軸受け(14a)、(14b)は車軸(12)に固定されていないので、車軸受け(14a)、(14b)と車軸(12)の間が滑ることにより車輪(15a)、(15b)は回転する。
また、車軸受け(14a)は、上ケース(2)の左側面と下ケース(3)の左側面に挟み込まれて保持され、車軸受け(14b)は上ケース(2)の右側面と下ケース(3)右側面に挟み込まれることにより、車輪(15a)と車輪(15b)は検尺装置(1)の左右側面にはみ出した格好で保持されている。
また、車輪(15a)と車輪(15b)の外径が、下ケース(3)の下ケース背面(31)よりも検尺装置(1)の後方へはみ出し、かつ下ケース(3)の下ケース底面(32)よりも下方へはみ出す位置に車軸受け(14a)、(14b)は保持されている。
また、下ケース背面(31)と下ケース底面(32)が交わる部分に下ケース面取り部(20)を設けている。
また、下ケース底面(32)には、検尺装置(1)をシート状物を搬送する機器に装着するための装置係止部(4)がネジ(16a)、(16b)により取り付けられている。
また、上ケース(2)の上面には、検尺装置(1)を操作するための表示操作部(7)が設けられている。
また、表示操作部(7)の下側には、電源スイッチ(17)とUSBコネクタ(18)が実装された制御基板(19)が設けられている。
図2−aに制御のブロック図を示す。
回転板(13)は、円周の周囲にN磁極とS磁極が交互に配置された円盤状であり、左右1対の2輪を連結する車軸(12)に、車輪(15a)、(15b)と同軸に取り付けられており、車輪(15a)、(15b)が1回転すると回転板(13)も1回転する。
本発明の検尺装置(1)では磁極には等方性バリウムフェライト磁石を用いている。
検尺部(6)は、プリント基板に2つのホール素子とパルス信号波形生成回路などを実装したものであり、回転板(13)が回転することにより生じる磁界の変化からA相パルス(22)とB相パルス(23)の2相のパルス信号を生成し、演算部(11)に伝達する。
本発明の検尺装置(1)では、車輪(15a)、(15b)が1回転すれば回転板(13)も1回転し、A相パルス(22)とB相パルス(23)はそれぞれ15パルス生成され、演算部(11)は、A相パルス(22)とB相パルス(23)を4逓倍して読み取るので、車輪(15a)、(15b)が1回転すれば、検尺パルスは60個生成される。
装置係止部(4)は、本発明の検尺装置(1)を、壁紙糊付機やインクジェット壁紙コーティング機やフィルムラミネート機や布地捺染の前処理機など、シート状物を搬送する機器に装着する為の取り付け具であり、装置係止部(4)は本発明の検尺装置(1)が装着される機器により異なる形状のものが準備されている。
記憶部(8)は、演算部(11)が算出したシート状物の長さや枚数の記憶や表示操作部(7)などの制御を行う為に必要な制御パラメータを記憶するためのもので、電源をOFFしても記憶内容を保持できるEEPROMと、ワンチップマイコンに内蔵されているROMとRAMで構成されている。
インターフェイス部(9)は、検尺部(6)のA相パルス(22)とB相パルス(23)、および、長さリセット信号と枚数リセット信号をオープンドレイン出力で外部機器に伝達する回路や操作指示を外部から入力する回路やUSBによるシリアルデータ通信回路などである。
表示操作部(7)は、演算部(8)が算出したシート状物の長さと枚数などを表示する液晶表示部と長さリセットと枚数リセットなどを指示する為の複数のタクトスイッチからなる操作部で構成されている。
演算部(11)は、主にワンチップマイコンであり、検尺部(6)により生成される検尺パルスを計数し、シート状物の長さの算出を行い、表示操作部(7)に表示する。
演算部(11)は長さLを、L=t×P として算出する。
(tは現時点の検尺パルスの計数値)
Pは車輪(15a)、(15b)の直径と車輪(15a)、(15b)が1回転する当たり に生成される検尺パルスの数により定まる定数であり、
P=πR/m、 (mは車輪1回転当たりの検尺パルスの数)であり、
(Rは車輪の直径)である。
また、演算部(11)は、 検尺部(6)が生成するA相パルス(22)の位相とB相パルス(23)の位相から車輪(15a)、(15b)の回転方向の判定を行う。回転方向の判定方法は、パルスの状態変化を監視し、
A相パルスの立上がり時にB相パルスの状態が0ならば、CW方向回転であると判定する。
A相パルスの立上がり時にB相パルスの状態が1ならば、CCW方向回転であると判定する。
A相パルスの立下がり時にB相パルスの状態が1ならば、CW方向回転であると判定する。
A相パルスの立下がり時にB相パルスの状態が0ならば、CCW方向回転であると判定する。
または、
B相パルスの立上がり時にA相パルスの状態が1ならば、CW方向回転であると判定する。
B相パルスの立上がり時にA相パルスの状態が0ならば、CCW方向回転であると判定する。
B相パルスの立下がり時にA相パルスの状態が0ならば、CW方向回転であると判定する。
B相パルスの立下がり時にA相パルスの状態が1ならば、CCW方向回転であると判定する。
であると判定する。パルスの波形の図で説明すると、図2(b)の状態がCW方向回転であり、図2(c)の状態がCCW方向回転である。
また、演算部(11)と記憶部(8)とインターフェイス部(9)と表示操作部(7)は制御基板(36)に実装されている。
設置角度検出部(21)は、X軸とY軸とZ軸の3軸のMEMS加速度センサなどで構成した制御基板(19)に設けられた電子回路であり、演算部(11)が設置角度検出部(21)の出力電圧をA/D変換機能で読み取ることによって検尺装置(1)が載置されている姿勢を検出し、表示操作部(7)に表示している長さと枚数の上下を反転させて表示することにより、作業者がいる方向から見て見やすくするためのものである。
電源部(10)は、検尺装置(1)が動作するための電源電圧を作る電子回路であり、USB通信コネクタ(図示せず)から供給される電源電圧と乾電池(図示せず)から供給される電源電圧の切り替えを自動で行う。
本発明の検尺装置(1)を、シート状物Aを搬送する機器の搬送路に載置して使用する場合について、手動壁紙糊付機に装着して使用する場合を、図3−aを用いて説明する。
手動壁紙糊付機は、ビニル材質や紙材質などの壁紙の裏面に、糊を塗布するための装置であり、壁紙(図3ではシート状物A)は、原反部Bが手動壁紙糊付機の後方の原反受け(図示せず)にセットされ、作業者の手により先端を引き出されて、上部ステー(27)の上を通され、検尺装置取り付けステー(25)の下を通され、糊付けローラー(26)の上を通され、手動壁紙糊付機の前方へ引き出される経路で搬送される。
検尺装置(1)は、装置係止部先端(5)を検尺装置取り付けステー(25)に引っかけて上部ステー(27)の上の壁紙Aの上に乗せて載置され、検尺装置(1)の荷重により、移動する壁紙に車輪(15a)、(15b)が従動回転して糊を付けて排出される壁紙の長さを測長する。
作業者により、長さリセットスイッチ(図示せず)が押され、続いて枚数リセットスイッチ(図示せず)が押されると、演算部(11)は表示操作部に表示している長さと枚数をリセットして、値ゼロを表示する。
作業者により壁紙Aが、図3−aに示す方向に引っ張られると、車輪(15a)、(15b)は、図1で示す正転CW方向に回転し、検尺部(6)では、図2−bで示したA相パルス(22)が先に進み、B相パルス(23)が遅れた検尺パルスが生成されるので、演算部(11)は、記憶部(8)に設けている検尺パルス計数用の変数tの値を読み出して、1加算して再び変数tに記憶させる(以下ではこの演算を検尺パルスの計数値tを、t←t+1として加算する、と称する)。そして、壁紙の長さLを、L=t×Pとして算出し、表示操作部(7)の長さ表示の欄に表示するので、作業者は、表示操作部(7)の長さ表示の欄を目視しながら、壁紙を引っ張って、糊付けしたい長さ、例えば、200cmとすると、表示操作部(7)の長さ表示の欄が200cmになった時点で手を止める。
また、作業者が手を止めるのが遅れて、例えば、搬送された壁紙の長さが203cmになった場合は、作業者は壁紙の原反部Bを手で持って、逆の方向に回して巻き戻すと、車輪(15a)、(15b)は、逆転CCW方向に回転し、図2−cで示した位相で、検尺パルスが生成されるので、演算部(11)は、検尺パルスの計数値tを、t←t−1として減算し、
壁紙の長さLを、L=t×Pとして算出し、表示操作部(7)の長さ表示の欄に逐次表示するので、作業者は、表示操作部(7)の長さ表示の欄を目視しながら、3cm分戻して、長さ表示の欄が200cmになった時点で手を止める。
このようにして1枚めの壁紙の糊付けができる。
また、制御基板(19)は装置係止部先端(5)の方向を下にして傾いているので、演算部(11)は、設置角度検出部(21)により傾きを検知して、長さと枚数を図5−aの方向で表示するので、シート状物Aの先端を引っ張っている作業者にとっては読み取りやすい方向となる。
続いて、本発明の検尺装置(1)を、シート状物Aの原反部Bに載置して使用する場合について、布地捺染前処理機に装着して使用する場合を、図3−bと図3−cを用いて説明する。 布地捺染前処理機は、インクジェットプリンタ(図示せず)により、布地に図柄を印刷する前の処理として、インクが定着し易くなるように生地の表面に前処理剤を塗る為の装置である。 布地A(図3ではシート状物Aで示す)には弾力があり伸縮するものが多くあるので、搬送されている経路の途中に検尺装置(1)を載置した場合、車輪(15a)、(15b)が接触している部分にのみ検尺装置(1)の荷重がかかりそこだけテンションが強くなり、布地にシワが発生するので、布地捺染前処理機に載置する場合は、布地Aの原反部Bに検尺装置(1)を載置して、原反部Bの回転に車輪(15a)、(15b)を従動回転させるのである。
この場合、布地の原反部Bには、表面が外側に巻かれているもの((図3−bに示すもの)以下では「外巻き」と称する)と表面が内側に巻かれているも((図3−cに示すもの)以下では「内巻き」と称する)があり、「外巻き」の原反部Bに載置した場合と「内巻き」の原反部Bに載置した場合とでは車輪(15a)、(15b)の回転方向が異なる。
「外巻き」の場合、布地Aが布地捺染前処理機の内部に搬送されると、原反部Bは時計方向CWに回転し、検尺装置(1)の車輪(15a)、(15b)は反時計方向CCWに回転する。一方、「内巻き」の原反部Bに載置した場合は車輪(15a)、(15b)は時計方向CWに回転する。しかし、原反部Bが「外巻き」の場合でも「内巻き」の場合でも、原反部Bから解反されて布地捺染前処理機の内部に搬送されていく方向に移動した布地の長さを加算して(プラスして)測長する必要がある。
そこで、本発明の検尺装置(1)では、原反部Bが「外巻き」か「内巻き」かを指示するスイッチ(図示せず)を設け、「外巻き」が指示された場合には、図2−cに示したCCW位相で生成される検尺パルスを、検尺パルスの計数値t←t+1として加算し、図2−bに示したCW位相で生成される検尺パルスを、検尺パルスの計数値t←t−1として減算し、
長さLを、L=t×Pとして算出するので、原反部Bから解反されて布地捺染前処理機の内部に搬送された方向に移動した布地の長さをプラス方向として算出して表示操作部(7)に表示することができる。
一方、「内巻き」が設定された場合には、図2−bに示した位相で生成される検尺パルスを、検尺パルスの計数値tを、t←t+1として加算し、図2−cに示した位相で生成される検尺パルスを、検尺パルスの計数値tを、t←t−1として減算し、原反部Bから解反されて搬送された布地の移動長さLを、L=t×Pとして算出し、表示操作部(7)の長さ表示の欄に表示する。
続いて、原反部Bに載置して布地Aの長さを測長するときの検尺装置(1)の載置状態を説明する。
作業者により、布地が原反部Bから引き出されて布地捺染前処理機のガイドローラー(28)の上を通されて搬送路にセットされた状態を実線で示しており、検尺装置(1)は、装置係止部先端(5)が布地捺染前処理機の検尺装置取り付けステー(24)に引っかけられている。
装置係止部先端(5)の内径は布地捺染前処理機の検尺装置取り付けステー(24)の外径よりもやや大きくしているので、検尺装置(1)は装置係止部先端(5)を支点に重力により回動することができ、布地が原反部Bから引き出されて原反部Bの直径が小さくなっていった場合は、装置係止部先端(5)を中心とする車輪(15a)、(15b)の回動軌跡の円弧は、上ケース(2)の回動軌跡の円弧よりも半径が大きく、かつ、下ケース(3)の回動軌跡の円弧よりも半径が大きいので、上ケース(2)も下ケース(3)も原反部Bに接触することがないので、常時、車輪(15a)、(15b)のみが原反部Bに接触するので原反部Bの回転に従動回転できるので、搬送される布地Aの長さに比例した検尺パルスが生成されて搬送された布地の長さが算出される。
鎖線は布地が原反部Bから引き出されて原反部Bの直径が小さくなった場合の検尺装置(1)の状態である。
また、原反部Bに載置されている状態では、検尺装置(1)は装置係止部先端(5)の方向を上にして傾いているので、長さと枚数を図5−bの方向で表示するので、シート状物Aの原反部Bの所にいる作業者は読み取りやすい。
また、本発明の検尺装置(1)ではシート状物Aの材質に応じて、車輪(15a)、(15b)を交換することができる。例えば、布地の場合は針が設けられている車輪(15a)、(15b)に交換すれば滑りにくいものとなる。
続いて、本発明の検尺装置(1)を手で持って、机上Dに置かれたシート状物Aの長さを測長する場合を図4−aを用いて説明する。
作業者は本発明の検尺装置(1)の表示操作部(7)の長さリセットスイッチ(図示せず)を押すと本発明の検尺装置(1)の演算部(11)は、長さを0にリセットする。
机上Dに置かれたシート状物Aの右端(実線で示す位置)から左端(鎖線で示す位置)まで、検尺装置(1)を手で持って、車輪(15a)、(15b)を転がすと、図2(c)で示した反時計方向CCW位相の検尺パルスが生成され、演算部(10)は検尺パルスの計数値t←t+1として加算し、長さLを、L=t×Pとして算出し、表示操作部(7)の長さ表示の欄に表示されるので、机上に置かれたシート状物Aの長さを測長することができる。
また、左端(鎖線で示す位置)から右端(実線で示す位置)に示す方向に転がした場合、図2(b)で示した時計方向CW位相の検尺パルスが生成され、演算部(10)は検尺パルスの計数値t←t−1として減算し、長さLを、L=t×Pとして算出し、表示操作部(7)の長さ表示の欄に表示するので、行きすぎた場合には戻せばよく、一端全長を測長してから途中まで戻して途中までの測長ができる。
続いて、本発明の検尺装置(1)を手で持って、壁の高さを測長する場合を図4−bを用いて説明する。
作業者が、まず、長さリセットスイッチ(図示せず)を押して長さを0にリセットしてから、車輪(15a)、(15b)を部屋の隅の床面Eと壁面に当てて、表示操作部(7)の半径加算スイッチ(図示せず)を押すと、本発明の検尺装置(1)の演算部(11)は長さの値0に車輪(15a)、(15b)の半径rを加算して表示する。
続いて、床面Eから(実線で示す位置)から天井面F(鎖線で示す位置)まで、検尺装置(1)を手で持って、車輪(15a)、(15b)を転がすと、図2(c)で示した反時計方向CCW位相の検尺パルスが生成され、演算部(10)は検尺パルスの計数値t←t+1として加算し、長さLを、L=t×Pとして算出し、表示操作部(7)の長さ表示の欄に表示するので、
部屋の天井面Fに車輪(15a)、(15b)を当てた状態で半径加算スイッチ(図示せず)を押す。
床面Eから天井面Fまでの高さHはH=L+r+rとなる。
Lは検尺パルスの計数値tからL=t×Pで算出した長さ。
rは車輪(15a)、(15b)の半径である。
表示操作部(7)の長さ表示の欄に表示す
手持ちモードでは、検尺装置(1)が図4−aの姿勢にある時は表示操作部(7)に表示する長さと枚数は図5−bの方向に表示し、図4−bの姿勢にある時は表示操作部(7)に表示する長さと枚数は図5−aの方向に表示するので、作業者にとって見やすい。
手持ちモードでは、装置係止部(4)は、装置係止部止めネジ(16a)、(16b)を緩めて取り外すか、あるいは長い取っ手に交換するなど測長する場所の都合によって作業者が行う。
図6に示すフローチャートは、電源スイッチがONされて起動した直後に実行する処理であり、モード選択スイッチ(図示せず)により選択された処理に分岐する為の処理である。
搬送路に載置して使う場合の「搬送路載置モード」が選択された場合は図7のフローチャートに示す処理を実行し、原反部Bに載置して使う場合の「原反部載置モード」が選択された場合は図8のフローチャートに示す処理を実行し、手で持って測長する「手持ちモード」が選択された場合は図9のフローチャートに示す処理を実行する。
図7は「搬送路載置モード」の処理である。
処理NPT1は、長さと枚数の初期値を表示操作部(7)に表示する処理である。
演算部(10)は、前に電源スイッチ(17)がOFFされた時に記憶していた長さと枚数を記憶部(8)から読み出して表示操作部(7)に表示する。
また、長さリセットスイッチ(図示せず)が押された場合は、検尺パルスの計数値tを0にリセットし、長さLを0cmにリセットして表示操作部(7)に表示する。
また、枚数リセットスイッチが押された場合は、枚数を0枚にリセットして表示操作部(7)に表示する。
処理NPT2へ進む。
処理NPT2は、検尺部(6)の生成する検尺パルスの状態から車輪(15a)、(15b)の回転方向を判定する処理である。
検尺パルスが図2(b)に示すCW位相であれば処理NPT3へ進み、
検尺パルスが図2(c)に示すCCW位相であれば処理NPT4へ進む。
処理NPT3は、車輪(15a)、(15b)が時計方向CWに回転している場合に実行する処理であり、検尺パルスの計数値t←t+1として加算し、処理NPT5へ進む。
処理NPT4は、車輪(15a)、(15b)が反時計方向CCWに回転している場合に実行する処理であり、検尺パルスの計数値t←t−1として減算し、処理NPT5へ進む。
処理NPT5は、現時点の検尺パルスの計数値tから、搬送された布地の移動長さLを、L=t×Pとして算出し、表示操作部(7)の長さ表示の欄に表示し、処理NPT2へループする。
図8は「原反部載置モード」の処理である。
処理GPT1は、長さと枚数の初期値を表示操作部(7)に表示する処理である。
演算部(10)は、前に電源スイッチ(17)がOFFされた時に記憶していた長さと枚数を記憶部(8)から読み出して表示操作部(7)に表示する。
また、長さリセットスイッチ(図示せず)が押された場合は、検尺パルスの計数値tを0にリセットし、長さLを0cmにリセットして表示操作部(7)に表示する。
また、枚数リセットスイッチが押された場合は、枚数を0枚にリセットして表示操作部(7)に表示する。処理GPT2へ進む。
処理GPT2は、原反部Bが「外巻き」か「内巻き」かを設定する処理である。
巻き方向設定スイッチ(図示せず)により「内巻き」が指示された場合は「巻き方向フラグ」を1にセットして記憶部(8)に記憶して処理GPT3へ進み、「外巻き」が指示された場合は「巻き方向フラグ」を0にセットして記憶部(8)に記憶して処理GPT4へ進む。
処理GPT3は、「内巻き」が指示された場合の、検尺部(6)の生成する検尺パルスの状態から車輪(15a)、(15b)の回転方向を判定する処理である。
検尺パルスが図2(b)に示すCW位相であれば処理GPT5へ進み、
検尺パルスが図2(c)に示すCCW位相であれば処理GPT6へ進む。
処理GPT4は、「外巻き」が指示された場合の、検尺部(6)の生成する検尺パルスの状態から車輪(15a)、(15b)の回転方向を判定する処理である。
検尺パルスが図2(b)に示すCW位相であれば処理GPT6へ進み、
検尺パルスが図2(c)に示すCCW位相であれば処理GPT5へ進む。
処理GPT5は、検尺パルスの計数値t←t+1として加算し、処理GPT7へ進む。
処理GPT6は、検尺パルスの計数値t←t−1として減算し、処理GPT7へ進む。
処理GPT7は、現時点の検尺パルスの計数値tから、搬送された布地の移動長さLを、L=t×Pとして算出し、表示操作部(7)の長さ表示の欄に表示し、処理GPT8へ進む。
処理GPT8は、「巻き方向フラグ」を記憶部(8)から読み出して、「巻き方向フラグ」が1であれば処理GPT3へ戻り、「巻き方向フラグ」が0であれば処理GPT4へ戻る。
本発明の検尺装置(1)では、巻き方向設定手段として、巻き方向設定スイッチ(図示せず)と記憶部(8)に記憶する「巻き方向フラグ」と、処理GPT2と処理GPT3と処理GTP4と処理GTP8を有しているので、検尺部(6)の生成する検尺パルスの状態から車輪(15a)、(15b)の回転方向を判定し、検尺パルスの計数値t←t+1として加算するか、あるいは、検尺パルスの計数値t←t−1として減算するかを設けているので、原反部Bが「外巻き」の場合でも「内巻き」の場合でも、原反部Bから解反されて機器の内部に搬送されていくシート状物の長さをプラスとして測長できる。
図9は「手持ちモード」の処理である。処理HPT1は、長さと枚数の初期値を表示操作部(7)に表示する処理である。演算部(10)は、前に電源スイッチ(17)がOFFされた時に記憶していた長さと枚数を記憶部(8)から読み出して表示操作部(7)に表示する。
また、長さリセットスイッチ(図示せず)が押された場合は、検尺パルスの計数値tを0にリセットし、長さLを0cmにリセットして表示操作部(7)に表示する。
また、枚数リセットスイッチが押された場合は、枚数を0枚にリセットして表示操作部(7)に表示する。処理HPT2へ進む。
処理HPT2では、車輪(15a)、(15b)の半径rを加算する為の、表示操作部(7)の半径加算スイッチ(図示せず)が押されたら処理HPT3へ進む。
処理HPT3は、車輪(15a)、(15b)の半径rを加算し、移動長さL1を、L1←L1+rとし、表示操作部(7)に表示する。
処理HPT4は、検尺部(6)の生成する検尺パルスの状態から車輪(15a)、(15b)の回転方向を判定する処理である。
検尺パルスが図2(b)に示すCW位相であれば処理HPT5へ進み、
検尺パルスが図2(c)に示すCCW位相であれば処理HPT6へ進む。
処理HPT5は、車輪(15a)、(15b)が時計方向CWに回転している場合に実行する処理であり、検尺パルスの計数値t←t+1として加算し、処理HPT7へ進む。
処理HPT6は、車輪(15a)、(15b)が反時計方向CCWに回転している場合に実行する処理であり、検尺パルスの計数値t←t−1として減算し、処理HPT7へ進む。
処理HPT7は、現時点の検尺パルスの計数値tから、搬送された布地の移動長さL2を、L2←t×Pとして算出し、搬送された布地の移動長さLをL=L1+L2として表示操作部(7)の長さ表示の欄に表示し、処理HPT2へループする。
「手持ちモード」では、検尺パルスを計数することにより測長した長さの値に、車輪の半径寸法を加算して長さ測長値とするので、部屋の隅部など車輪が入り込むことができない部分の寸法も含めた長さの測長値を得ることができる。
1 検尺装置
2 上ケース
3 下ケース
4 装置係止部
5 装置係部先端
6 検尺部
7 表示操作部
8 記憶部
9 インターフェイス部
10 電源部
11 演算部
12 車軸
13 回転板
14a 車軸受け
14b 車軸受け
15a 車輪
15b 車輪
16a 装置係止部止めネジ
16b 装置係止部止めネジ
17 電源スイッチ
18 USBコネクタ
19 制御基板
20 下ケース面取り部
21 装置角度検出部
22 A相パルス
23 B相パルス
24 検尺装置取り付けステー
25 検尺装置取り付けステー
26 糊付けローラー
27 上部ステー
28 ガイドローラー
29 枚数表示部
30 長さ表示部
31 下部ケース背面
32 下部ケース底面
33a 車輪セットボルト
33b 車輪セットボルト
34 回転板セットボルト
A シート状物
B シート状物の原反部
C シート状物の表面
D 机上
E 床面
F 天井面
G 壁面

Claims (6)

  1. 搬送されるシート状物に接触して従動回転する車輪と、
    前記車輪の回転に比例した検尺パルスを生成する検尺部と、
    検尺装置を操作する為の表示操作部と
    前記表示操作部などの制御を行う演算部と、
    シート状物を搬送する機器に載置する為の装置係止部を備え、
    前記装置係止部により、シート状物の搬送路に載置され、
    前記演算部は、前記検尺部により生成される検尺パルスを計数して、シート状物の長さを算出して表示する、シート状物の長さを測長する検尺装置であって、
    少なくとも、前記車輪を、前記装置係止部が取り付けられた面と前記装置係止部が取り付けられた面と交わる面にはみ出して設けたことにより、
    前記検尺装置が載置される姿勢が変化した場合でも、前記車輪のいずれかの面にはみ出した部分がシート状物に接触することを特徴とするシート状物の検尺装置。
  2. 車軸に、S磁極とN磁極を交互に配置した回転板と、車軸受けを、前記車軸と同軸に通し、前記車軸受けを上ケースと下ケースで挟み込むことにより、前記車輪を保持することを特徴とする前記請求項1のシート状物の検尺装置。
  3. 前記検尺パルスが2相のパルスであり、2相のパルスの位相により、前記車輪の回転方向を判定し、検尺パルス計数の、加算あるいは減算を行うことを特徴とする前記請求項2のシート状物の検尺装置。
  4. 原反部が外巻きであるか、あるいは内巻きであるかを設定する、巻き方向設定手段を有することを特徴とする前記請求項3のシート状物の検尺装置。
  5. 検尺装置がシート状物を搬送する機器に載置される際の載置向きに応じて、
    前記表示操作部に表示する長さと枚数の上下の向きを反転させることを特徴とする前記請求項3のシート状物の検尺装置。
  6. 前記検尺パルスを計数することにより算出した長さに、前記車輪の半径寸法を加算して長さ測長値とすることを特徴とする前記請求項3のシート状物の検尺装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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