JP2018017204A - 車両のランキンサイクルシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】蒸発器を通過後で膨張器に流入する前の作動流体を加熱することで、ランキンサイクルシステムの出力を向上させることができる車両のランキンサイクルシステムを提供する。【解決手段】蒸発器12と膨張器13を接続する作動流体用の配管15に、この作動流体用の配管15を通過する作動流体WFを加熱する加熱機構2を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両のランキンサイクルシステムに関する。
車両には、ディーゼルエンジン等の内燃機関の排気ガスの熱エネルギー(排熱エネルギー)の一部を回収して、この回収した排熱エネルギーによりエンジンに接続されるタービン等の膨張器を駆動させて、この膨張器の駆動力をエンジンのアシストに使用するランキンサイクルシステムが備えられることがある。
また、ランキンサイクルシステムの蒸発器とタービンを接続する管を2重管構造にするとともに、2重管構造の内側の管(内管)を第1通路として、この第1通路を介して蒸発器内の作動媒体をタービンに導き、2重管構造の外側の管(外管)を第2通路として、この第2通路を通過する作動媒体の熱により第1通路を通過する作動媒体を暖めるランキンサイクルシステムの作動媒体供給構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−154262号公報
ところで、上記のランキンサイクルシステムの作動媒体供給構造では、2重管の内管を介して蒸発器からタービンに導かれる作動媒体を、この作動媒体と同じ作動媒体で、2重管の外管を通過させて保温しているため、ボイラーを通過後でタービンに流入する前の作動媒体が昇温することはない。一方で、作動媒体によるタービンの駆動力(ランキンサイクルシステムの出力)は、作動媒体が高温になるにつれて大きくなる。
すなわち、ボイラー(蒸発器)を通過後でタービン(膨張器)に流入する前の作動媒体(作動流体)を昇温することで、ランキンサイクルシステムの出力を向上させる技術については、未だ良案が提案されていない。
本発明の目的は、蒸発器を通過後で膨張器に流入する前の作動流体を昇温することで、ランキンサイクルシステムの出力を向上させることができる車両のランキンサイクルシステムを提供することにある。
上記の目的を達成するための本発明の車両のランキンサイクルシステムは、内燃機関の排気ガスの熱エネルギーにより作動流体を液体から気体に加熱蒸発させる蒸発器と、前記内燃機関に接続されて、前記蒸発器で加熱蒸発した作動流体により駆動される膨張器と、で構成される車両のランキンサイクルシステムにおいて、前記蒸発器と前記膨張器を接続する作動流体用の配管に、該作動流体用の配管を通過する作動流体を加熱する加熱機構を備えて構成される。
本発明の車両のランキンサイクルシステムによれば、蒸発器と膨張器を接続する作動流体用の配管を加熱機構により、作動流体用の配管を通過する作動流体を保温するだけでなく加熱するので、作動流体による膨張器の駆動力を大きくすることができ、ランキンサイクルシステムの出力を向上させることができる。
本発明の車両のランキンサイクルシステムの構成を示す図である。 図1の作動流体用の配管と加熱流体用の配管の位置関係を示す図である。 従来技術の車両のランキンサイクルシステムの構成を示す図である。 図3の作動流体用の配管と加熱流体用の配管の位置関係を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態の車両のランキンサイクルシステムについて、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本発明の車両のランキンサイクルシステム1は、ポンプ11と、ボイラー(蒸発器)12と、タービン(膨張器)13と、凝縮器14とを備えて構成されるシステムである。
ポンプ11は、液体状態の作動流体WF(例えば、水)をボイラー12に圧送する装置である。ボイラー12は、ポンプ11より圧送された作動流体WFをエンジン(内燃機関)20の排気ガスGと熱交換させることで、排気ガスGの熱エネルギー(排熱エネルギー)により作動流体WFを液体から気体に加熱蒸発させる装置である。タービン13は、ボイラー12で加熱蒸発した気体状態の作動流体WFにより駆動される装置で、この装置に接続されるエンジン20にこの作動流体WFによる駆動力を供給する装置である。凝縮器14は、タービン13を通過した作動流体WFをエンジン冷却水等の冷却媒体Wと熱交換させることで、作動流体WFを気体から液体に冷却凝縮させて、液体状態の作動流体WFをポンプ11に送出する装置である。
すなわち、このランキンサイクルシステム1は、ポンプ11より圧送された液体状態の作動流体WFをボイラー12で排気ガスGの熱エネルギーを利用して気体に加熱蒸発させた後、この気体状態の作動流体WFによりタービン13に駆動力を発生させて、この駆動力によりエンジン20をアシストするとともに、タービン13を通過した作動流体WFを凝縮器14で冷却媒体Wにより冷却凝縮させて液体状態の作動流体WFをポンプ11に送出するシステムである。
より端的に言えば、ランキンサイクルシステム1は、エンジン20の排気ガスGの熱エネルギーの一部を回収して、この回収したエネルギーにより駆動されるタービン13の駆動力によりエンジン20をアシストするシステムである。
なお、本実施形態では、膨張器13としてタービンを用いているが、気体の膨張力を利用して駆動力を発生させる装置であれば、タービン以外の装置(例えば、ピストン)でもよい。また、ボイラー12で熱交換する作動流体WFと排気ガスGの温度差は、使用状況にもよるが、50℃〜150℃程度である。
また、本発明のランキンサイクルシステム1を制御する制御装置30を備える。この制御装置30は、エンジン20の運転状態等に応じて、ポンプ11による作動流体WFの圧送量等を制御する装置である。
ところで、図3に示す従来技術の車両のランキンサイクルシステム1Xでは、ボイラー12とタービン13を接続する作動流体用の配管15に、グラスウール等の保温材(図示しない)を巻き付けることで、配管15を通過する作動流体WFを保温して、配管15から外気に作動流体WFの熱エネルギーが無駄に放出されないようにしていた。
しかしながら、車両の走行中の振動等により、配管15に巻き付けている保温材は徐々に剥がれてしまうので、配管15の保温性能を維持するために、定期的に(使用状況にもよるが、数年毎に)、保温材の交換及び再取付を行う必要があり、高コストになるという問題があった。
また、配管15を通過する作動流体WF、言い換えれば、ボイラー12を通過後でタービン13に流入する前の作動流体WFを保温するだけではなく加熱することで、タービン13の駆動力(出力)を大きくして、ランキンサイクルシステム1の出力を向上させる余地が残されていた。
本発明の車両のランキンサイクルシステム1は、配管15に保温材を備えることなく、配管15を通過する作動流体WFを保温して低コスト化することができるとともに、配管15を通過する作動流体WFを保温し、さらには、加熱することで、タービン13の駆動力を大きくして、ランキンサイクルシステム1の出力を向上させることができるシステムである。
より詳細には、本発明の車両のランキンサイクルシステム1では、ボイラー12とタービン13を接続する作動流体用の配管15に、作動流体用の配管15を通過する作動流体WFを加熱して昇温させる加熱機構2を備えて構成する。
この加熱機構2とは、例えば、図1、図2に示すように、作動流体用の配管15の一部を、エンジン(熱源)20の排気ガス(加熱流体)G用の流路を構成する加熱流体用の配管21aで囲んだ2重管構造で構成される機構である。
なお、図1、図2では、配管21aを通過する加熱流体として、エンジン20の排気ガスGを用いているが、車両の内部に備える熱源から放熱される熱エネルギーを有する流体であれば、排気ガスG以外の流体でもよい。つまり、配管21aを流れる加熱流体は、配管15を流れる作動流体よりも温度が高い流体であればよい。
この構成によれば、ボイラー12とタービン13を接続する作動流体用の配管15を加熱機構2により加熱して、作動流体用の配管15を通過する作動流体WFを加熱して保温するだけでなく、昇温することも可能なので、作動流体WFによるタービン13の駆動力を大きくすることができ、ランキンサイクルシステム1の出力を向上させることができる。
また、車両の内部の熱源から放熱される熱エネルギーを利用して、配管15を通過する作動流体WFを加熱するので、車両全体のエネルギーの活用効率を向上させることができる。
特に、エンジン20の排気ガスGを作動流体WFの加熱に用いることで、従来大気に放出していたエネルギーの一部を有効活用することができるので、車両全体のエネルギーの活用効率をより向上させることができる。
また、図4に示すように、従来、作動流体用の配管15と排気ガスG用の配管21aは近い位置に配設されていたので、作動流体用の配管15の一部を排気ガスG用の配管21aで囲むだけのスペースを容易に確保することができる。なお、作動流体用の配管15と排気ガスG用の配管21aには、ともに耐食性の材料で構成される配管を従来より使用しているので、これらの配管15、21aの材質を新たに変更する必要はない。
以上より、本発明の車両のランキンサイクルシステム1によれば、蒸発器12を通過後でタービン13に流入する前の作動流体WFを加熱することで、ランキンサイクルシステムの出力を向上させることができる。
なお、図1、図3では、配管21aは、エンジン20とボイラー12を接続する配管であるが、実際には、エンジン20より排気ガス浄化処理装置(図示しない)等を介して大気に通じる配管より分岐して、ボイラー12に接続される配管である。
また、図示しないが、加熱流体用の配管21aで囲まれる作動流体用の配管15にフィンを備えたり、あるいは、この部分の配管15の形状を星型形状にしたり、配管15に溝を備えたりして、表面積(伝熱面積)を大きくして、加熱流体から作動流体WFへの熱伝導を促進するように構成すると、タービン13に流入する作動流体WFをより高温化することができるので好ましい。
また、作動流体WFの保温性能をより優先する場合には、図示しないが、作動流体用の配管15を囲む加熱流体用の配管21aの外側にグラスウール等の保温材を巻き付ける等の空気層による、作動流体WFの保温性能をより向上させるようにしてもよい。この場合は、2つの管を隣り合わせに配置してもよい。
1、1X 車両のランキンサイクルシステム
2 加熱機構
12 ボイラー(蒸発器)
13 タービン(膨張器)
15 ボイラーとタービンを接続する作動流体用の配管
20 エンジン(内燃機関)
21a 加熱流体用の配管
G 排気ガス(加熱流体)
WF 作動流体

Claims (3)

  1. 内燃機関の排気ガスの熱エネルギーにより作動流体を液体から気体に加熱蒸発させる蒸発器と、前記内燃機関に接続されて、前記蒸発器で加熱蒸発した作動流体により駆動される膨張器と、で構成される車両のランキンサイクルシステムにおいて、
    前記蒸発器と前記膨張器を接続する作動流体用の配管に、該作動流体用の配管を通過する作動流体を加熱する加熱機構を備えて構成される車両のランキンサイクルシステム。
  2. 前記作動流体用の配管の一部を加熱流体用の配管で囲んで構成すると共に、この加熱流体用の流路に前記車両の内部に備える熱源から放出される熱エネルギーを有する流体を加熱流体として流す請求項1に記載の車両のランキンサイクルシステム。
  3. 前記熱源が前記内燃機関であり、前記加熱流体が前記内燃機関の排気ガスである請求項2に記載の車両のランキンサイクルシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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