JP2018016285A - 車両後部構造 - Google Patents

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彰彦 下田
Akihiko Shimoda
彰彦 下田
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Abstract

【課題】バッテリの大型化と車両後部の剛性の確保とを両立することができる車両後部構造を得る。【解決手段】車両後部構造12は、車両後部に左右一対に設けられたリヤホイルハウス14と、リヤホイルハウス14の間かつリヤフロアパネル16上に載置され、内部を保護する枠部材34を含んで構成されたバッテリ32と、リヤホイルハウス14とバッテリ32とを車両幅方向に連結する連結部材40と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、車両後部構造に関する。
下記特許文献1には、高電圧バッテリユニットの車両搭載構造が開示されている。この車両搭載構造では、電動車両における左右一対に設けられたリヤホイルハウスの間かつリヤフロアパネル上にパワーユニットへ給電するバッテリが載置されている。
特開2006−182044号公報
ところで、一般的に、車両後部の剛性を確保するため、左右一対のリヤホイルハウス同士は、センタフロアクロスメンバで連結される。一方、近年では、電動車両の航続距離を伸ばすことが求められており、これに対応するため、車両に搭載するバッテリを大型化させる必要があるが、バッテリのサイズはセンタフロアクロスメンバによって制限される。このため、電動車両の航続距離を伸ばすことと車両後部の剛性の確保との両立を図るには改良の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、バッテリの大型化と車両後部の剛性の確保とを両立することができる車両後部構造を得ることを目的とする。
請求項1記載の発明に係る車両後部構造は、車両後部に左右一対に設けられたリヤホイルハウスと、前記リヤホイルハウスの間かつリヤフロアパネル上に載置され、内部を保護する枠部材を含んで構成されたバッテリと、前記リヤホイルハウスと前記バッテリとを車両幅方向に連結する連結部材と、を有している。
請求項1記載の発明によれば、バッテリは、内部を保護する枠部材を含んで構成されている。このバッテリと左右一対のリヤホイルハウスとは、連結部材を介して連結されている。したがって、内部を保護するバッテリの枠部材の剛性を利用してリヤホイルハウス同士が連結されるので、車両後部の剛性が確保される。また、左右一対のリヤホイルハウス同士を連結するためのその他の部材が不要となるので、リヤホイルハウス同士の間に配置されるバッテリのサイズの自由度が向上する。したがって、バッテリを大型化することができる。
請求項1記載の本発明に係る車両後部構造は、バッテリの大型化と車両後部の剛性の確保とを両立することができるという優れた効果を有する。
第一実施形態に係る車両後部構造を有する車両の車室後部の一部を車両斜め前方側から見た状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る車両後部構造の要部を示す斜視図である。 図1のA−A線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。 第2実施形態に係る車両後部構造を有する車両の車室後部の一部を車両前方側から見た状態を示す正面図である。 図4のB−B線に沿って切断した状態を示す拡大断面図である。
(第1実施形態)
以下、図1〜3を用いて、本発明に係る車両後部構造の第1実施形態について説明する。なお、これらの図において示される矢印FRは車両前後方向前側、矢印OUTは車幅方向外側、矢印UPは車両上下方向上側をそれぞれ示す。
図1に示されるように、一例として図示しないモータにより車輪が駆動される車両10の車両後部構造12は、リヤホイルハウス14とリヤフロアパネル16とを含んで構成されている。以下、リヤホイルハウス14及びリヤフロアパネル16を含む周辺の構成について説明する。なお、本実施形態に係る車両後部構造12は、基本的に左右対称(車両幅方向中心に対して対称)に構成されているので、図1〜3では車両幅方向一方側(車両右側)を主に図示しており、以下の説明においても主に車両幅方向一方側について説明する。
リヤホイルハウス14は、図示しない後輪を収容するものであり、車両後部における左右の車体側部18にそれぞれ配設されている(図1では片側のみ図示)。このリヤホイルハウス14は、車両幅方向外側部分を構成するホイルハウスアウタ20と、車両幅方向内側部分を構成するホイルハウスインナ22とを備えている。ホイルハウスアウタ20及びホイルハウスインナ22は、板金がプレス成形されることにより形成されたものである。これらのホイルハウスアウタ20及びホイルハウスインナ22は、互いの周縁部に設けられたフランジ部24、26においてスポット溶接により結合されている。これにより、ドーム状のリヤホイルハウス14が形成されている。
ホイルハウスインナ22には、ストレーナ28が取り付けられている。具体的には、ストレーナ28は、ホイルハウスインナ22の車両前後方向略中央部において略車両上下方向に沿って延設されかつ車両幅方向内側へ突出するように取り付けられている。ストレーナ28は、長手方向に直交する断面形状が周縁部に設けられた一対のフランジ部30を有する略ハット型形状とされており、このフランジ部30においてスポット溶接によりホイルハウスインナ22に結合されている。
ホイルハウスインナ22の下端部には、リヤフロアパネル16が取り付けられている、このリヤフロアパネル16は、車両上下方向を板厚方向とした略平板状に形成されており、ラゲッジスペースの床面を構成している。
リヤホイルハウス14同士の間かつリヤフロアパネル16の上面には、車両10の車輪を駆動するモータへ電力を供給するバッテリ32が載置されている。このバッテリ32は、略矩形箱状に形成されており、内部に図示しないセルモジュールが複数配置されている。このセルモジュールは、後述する枠部材34により外部から入力される荷重に対して保護されている。
図3に示されるように、バッテリ32の前端部は、枠部材34により構成されている。枠部材34は、一例としてアルミニウム合金製の押出し部材により構成されており、車両幅方向を長手方向として延設されている。また、枠部材34は、長手方向に直交する断面形状が車両上下方向を長手方向とする略目の字断面の中空部材とされている。
図1に示されるように、バッテリ32の後端部は、バッテリ32の前端部と同様に、車両幅方向に延設された枠部材34により構成されている。また、バッテリ32の幅方向両端部も、車両前後方向に延設された枠部材34によってそれぞれ構成されている。そして、バッテリ32の前端部における枠部材34と、バッテリ32の幅方向両端部における枠部材34と、バッテリ32の後端部における枠部材34とは、図示しない締結手段により一体的に結合されている。
バッテリ32の幅方向両端部は、それぞれ近傍のストレーナ28よりも車両幅方向内側に配置されている。また、図2に示されるように、バッテリ32の前端部は、左右一対のリヤホイルハウス14におけるストレーナ28に対応した位置に配置されている。具体的には、バッテリ32の前端部における枠部材34の前面36と、ストレーナ28の前側側面38と、が略同一面上となるように配置されている。そして、ストレーナ28とバッテリ32の前端部とは、連結部材40を介して連結されている。
連結部材40は、車両正面視で略矩形板状に形成されており、車両上下方向略中央部にビード部42が形成されている。このビード部42は、略車両幅方向に延設されており、車両前方側へ向かって突出されている。連結部材40における車両幅方向外側の端部には、板厚方向に貫通された図示しないストレーナ締結孔が複数(本実施形態では2つ)設けられている。具体的には、連結部材40の車両幅方向外側の端部におけるビード部42と上端部44との間に一方のストレーナ締結孔が形成されており、連結部材40の車両幅方向外側の端部におけるビード部42と下端部46との間に他方のストレーナ締結孔が形成されている。そして、ストレーナ28の前側側面38にも、連結部材40のストレーナ締結孔に対応した位置に図示しない貫通孔が形成されており、連結部材40のストレーナ締結孔とストレーナ28の貫通孔とに締結具48が挿通されて締結されている。
連結部材40における車両幅方向内側の端部には、板厚方向に貫通された図示しないバッテリ締結孔が複数(本実施形態では2つ)設けられている。具体的には、連結部材40の車両幅方向内側におけるビード部42と上端部44との間に一方のバッテリ締結孔が形成されており、連結部材40の車両幅方向内側におけるビード部42と下端部46との間に他のバッテリ締結孔が形成されている。そして、バッテリ32の前端部における枠部材34にも、連結部材40のバッテリ締結孔に対応した位置に図示しない貫通孔が形成されており、連結部材40のバッテリ締結孔と枠部材34の貫通孔とに締結具48が挿通されて締結されている。これらにより、左右一対のリヤホイルハウス同士は、連結された構成とされている。
(第1実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
本実施形態では、図1に示されるように、バッテリ32は、内部を保護する枠部材34を含んで構成されている。このバッテリ32と左右一対のリヤホイルハウス14とは、連結部材40を介して連結されている。したがって、内部を保護するバッテリ32の枠部材34の剛性を利用してリヤホイルハウス14同士が連結されるので、車両後部の剛性が確保される。また、左右一対のリヤホイルハウス14同士を連結するためのその他の部材が不要となるので、リヤホイルハウス14同士の間に配置されるバッテリ32のサイズの自由度が向上する。したがって、バッテリ32を大型化することができる。これにより、バッテリ32の大型化と車両後部の剛性の確保とを両立することができる。また、車両後部の剛性の確保することで、車両10の操縦安定性を確保することが可能となる。
なお、本実施形態では、左右一対のリヤホイルハウス14は、バッテリ32の前端部における枠部材34に連結された構成とされているが、これに限らず、バッテリ32のその他の部位に連結される構成としてもよい。
(第2実施形態)
次に、図4、5を用いて、本発明の第2実施形態に係る車両後部構造について説明する。なお、前述した第1実施形態と基本的に同一構成部分については、同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示されるように、この第2実施形態に係る車両後部構造50は、基本的な構成は第1実施形態と同様とされ、左右一対のリヤホイルハウス14が連結部材52によって連結されている点に特徴がある。
すなわち、一方のリヤホイルハウス14におけるストレーナ28と、他方のリヤホイルハウス14におけるストレーナ28とは、車両幅方向に延設された連結部材52によって車両幅方向に連結されている。この連結部材52は、図5に示されるように、バッテリ32の車両上方側に配置されていると共に、第一部材54と第二部材56とで長手方向に直交する断面形状が略三角形状に形成されている。また、連結部材52の長手方向に沿ってバッテリ締結部58が複数(本実施形態では3つ)設けられている(図4参照)。このバッテリ締結部58は、連結部材52の下端部から車両後方側に延設された延設部60と、延設部60の後端から車両下方側へ延設された当接部62と、で車両側面視で略L字状に形成されている。当接部62は、バッテリ32の前端部における枠部材34の前側面に当接する構成とされていると共に、当接部62には板厚方向に貫通された図示しないバッテリ締結孔が形成されている。また、バッテリ32の前端部における枠部材34には、当接部62のバッテリ締結孔に対応した位置に図示しない貫通孔が形成されており、このバッテリ締結孔と貫通孔とに締結具48が挿通されて締結されることで、バッテリ32は連結部材52に固定されている。つまり、リヤホイルハウス14とバッテリ32とは、車両幅方向に延設された連結部材52を介して車両幅方向に連結されている。
(第2実施形態の作用・効果)
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
上記構成によっても、左右一対のリヤホイルハウス14が連結部材52によって連結されている点以外は第1実施形態の車両後部構造12と同様に構成されているので、第1実施形態と同様の効果が得られる。つまり、バッテリ32の枠部材34の剛性を利用してリヤホイルハウス14同士が連結されるので、車両後部の剛性が確保される。また、左右一対のリヤホイルハウス14同士を連結するためのその他の部材が不要となるので、リヤホイルハウス14同士の間に配置されるバッテリ32のサイズの自由度が向上する。これにより、バッテリ32の大型化と車両後部の剛性の確保とを両立することができる。また、車両後部の剛性の確保することで、車両10の操縦安定性を確保することが可能となる。
さらに、リヤホイルハウス14同士は、バッテリ32を介して連結されるのみならず、連結部材52によっても直接的に連結されている。したがって、車両後部の剛性をより向上させることができる。
なお、本実施形態では、連結部材52のバッテリ締結部58は、バッテリ32の前端部における枠部材34に連結された構成とされているが、これに限らず、バッテリ32のその他の部位に連結される構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、その主旨を逸脱しない範囲内において上記以外にも種々変形して実施することが可能であることは勿論である。
12 車両後部構造
14 リヤホイルハウス
16 リヤフロアパネル
32 バッテリ
34 枠部材
40 連結部材
50 車両後部構造
52 連結部材

Claims (1)

  1. 車両後部に左右一対に設けられたリヤホイルハウスと、
    前記リヤホイルハウスの間かつリヤフロアパネル上に載置され、内部を保護する枠部材を含んで構成されたバッテリと、
    前記リヤホイルハウスと前記バッテリとを車両幅方向に連結する連結部材と、
    を有する車両後部構造。
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