JP2018015355A - 炭酸泉発生装置、およびそれを用いたシャワー - Google Patents
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Abstract
Description
内部に設けられた空洞である内部スペースと、
当該内部スペースに向けて水流が流入するための開口である水流流入口と、
上記内部スペースに向けて炭酸ガスが流入するための開口であるガス流入口と、
上記内部スペース内に設けられ上記水流流入口及び上記ガス流入口に当接する開閉板と、
当該開閉板を上記水流流入口及び上記ガス流入口の方向に付勢する付勢手段と、
上記開閉板が付勢される面とは異なる上記内部スペースの面に設けられた開口である炭酸泉排出口とを有するものである。
上記内部スペースと上記開閉板より形成される内部流路の断面積が、上記水流流入口の断面積よりも大きいことを特徴とするものである。
上記開閉板上であって上記突起状の部位に対向した位置にパッキンを設けたことを特徴とするものである。
上記ガス流入口の内部スペース側が突起状であることを特徴とするものである。
配管系保護のためのベント機構を設けたことを特徴とするものである。
例えば、炭酸ガスボンベを手動で開閉するような機構であれば、ガスを無駄に消費するだけではなく、配管内におけるガス圧の上昇により、配管系を破損する恐れがあるが、本発明に係る炭酸泉発生装置を用いれば、そのようなリスクは生じない。
また、簡素な機構で構成されるため、製造コストが廉価である。例えば、シャワー等の吐出機構の開閉に連動して、炭酸ガスボンベを電磁弁で開閉する機構も考えられるが、本発明ではそのような複雑な機構を必要とせず、装置の製造コストを低減できる。
また、使用していない際の炭酸ガスの漏れを確実に防止することができる。
本発明に係る炭酸泉発生装置に関して、以下において説明する。なお、以下の説明は本発明に関する良好な一例を開示するものであり、本発明が当該実施の形態に限定されるものではない。
特に、シャワーとして使用することに適しており、本実施の形態ではシャワーに適用する場合について述べるが、上記のその他の用途にも、同様に適用可能である。
まず、図1および図2を用いて、炭酸泉発生装置の構成について説明する。
図1は炭酸泉発生装置の外観斜視図であり、図2は内部斜視図である。
図1に示すように、上部筐体10と下部筐体20をねじ部30で固定し、全体として筐体を形成している。上部筐体10と下部筐体20は、射出成型によって作製した樹脂製のものが良い。また、上部筐体10と下部筐体20を固定する機構は、ねじ部30以外の方法であっても良い。
内部スペース1は、筐体内に設けられた空洞である。この空洞1に水あるいはお湯と炭酸ガスが流入し、炭酸ガスが水あるいはお湯に溶解し、炭酸泉が得られる。
ガス流入口3は、ガスボンベ等の炭酸ガス発生装置と接続される。図には記載していないが、炭酸ガス発生装置と接続するためのねじ部等を設けても良い。
内部スペース1の壁面に、開閉板6の動きを規定するガイドを設け、水流流入口2及びガス流入口3が設けられた面に対して、開閉板6面が常に平行に動くようにしても良い。
付勢手段5としては、弾性手段以外に、磁石を用いたものでも良い。例えば、図2において、バネの代わりに、バネの上下の位置それぞれに磁石を配置する。2つの磁石の同極を対向するように配置し、反発力を生じさせることで、開閉板6を水流流入口2及びガス流入口3の方向に付勢しても良い。
次に、炭酸泉発生装置の動作について、図3を用いて説明する。図3において、(A)はシャワー等の吐出機構が閉じた状態であり、水流流入口2には水圧が掛かっていない。(B)はシャワー等の吐出機構が開いた状態であり、水流流入口2には水圧が掛かっている。また、(A)、(B)いずれにおいても、ガスボンベ等の炭酸ガス発生装置は開いた状態にあり、ガス流入口3にはガス圧が掛かっている。
なお、図3に示すように、ガス流入口3の内部スペース側に突起状の部位3aを設け、開閉板6上の突起状の部位3aに対向した位置にパッキン6aを設けることで、炭酸ガスの漏れをより確実に防止することが可能である。
なお、図2および図3に示すように、開閉板6にリブ6bを設けても良い。リブ6bを設けることで、水圧が十分に強くない場合でも、開閉板6をしっかりと押し開くことができる。
以上のように、シャワー等の吐出機構を開閉することに応じて、水流流入口2とガス流入口3が同時に開閉するため、ガスボンベの開閉等の動作が不要であり、炭酸ガスを無駄に消費することもない。
本発明の炭酸泉発生装置、およびそれを用いたシャワーに関して、詳細な説明を行ってきたが、上記に示した構成に限らず、その他の機能等をさらに設けても良い。例えば、配管の保護のために、ベント機構を設けても良い。本発明の炭酸泉発生装置においては、水圧が掛かった時にだけ炭酸ガスが流入するため、シャワー等の吐出機構が閉じた状態においては、配管には水圧もガス圧も掛かることはなく、配管系が破裂したり、圧力により劣化したりすることはない。
しかし、シャワーヘッド自体にシャワーからの放水をオン・オフできる手元スイッチが設けられているものがある。シャワー等の吐出機構が開いた状態(図3(b)の状態)において、この手元スイッチがオフになると、配管系に水圧と炭酸ガス圧の両方の圧力が掛かり、配管系の耐圧を越えて、配管を破損してしまう可能性がある。
そこで、配管を保護する目的で、本発明の炭酸泉発生装置にベント機構を設けることも有効である。例えば、配管の耐圧の7割程度の圧力になると、ベント機構が開き、配管を保護するようにしても良い。ベント機構としては、ベントバルブを設けても良いし、さらに簡易な機構としては、炭酸泉発生装置の筐体を固定するねじ部が所定の内部圧力以上で緩むような機構であっても良い。
以下、本発明の優れた特長について、以下にまとめる。
例えば、炭酸ガスボンベを手動で開閉するような機構であれば、ガスを無駄に消費するだけではなく、配管内におけるガス圧の上昇により、配管系を破損する恐れがあるが、本発明に係る炭酸泉発生装置を用いれば、そのようなリスクは生じない。
また、簡素な機構で構成されるため、製造コストが廉価である。例えば、シャワー等の吐出機構の開閉に連動して、炭酸ガスボンベを電磁弁で開閉する機構も考えられるが、本発明ではそのような複雑な機構を必要とせず、装置の製造コストを低減できる。
また、使用していない際の炭酸ガスの漏れを確実に防止することができる。
2 水流流入口
3 ガス流入口
3a 凸部
4 炭酸泉排出口
5 付勢手段
6 開閉板
6a ガス漏れ防止パッキン
6b リブ
7 内部スペース
10 上部筐体
20 下部筐体
30 ねじ部
上記ガス流入口の内部スペース側が突起状であることを特徴とするものである。
上記開閉板上であって上記突起状の部位に対向した位置にパッキンを設けたことを特徴とするものである。
Claims (6)
- 内部に設けられた空洞である内部スペースと、
当該内部スペースに向けて水流が流入するための開口である水流流入口と、
上記内部スペースに向けて炭酸ガスが流入するための開口であるガス流入口と、
上記内部スペース内に設けられ上記水流流入口及び上記ガス流入口に当接する開閉板と、
当該開閉板を上記水流流入口及び上記ガス流入口の方向に付勢する付勢手段と、
上記開閉板が付勢される面とは異なる上記内部スペースの面に設けられた開口である炭酸泉排出口と、
を有する炭酸泉発生装置。 - 上記内部スペースと上記開閉板より形成される内部流路の断面積が、上記水流流入口の断面積よりも大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の炭酸泉発生装置。 - 上記開閉板上であって上記突起状の部位に対向した位置にパッキンを設けた
ことを特徴とする請求項1または2に記載の炭酸泉発生装置。 - 上記ガス流入口の内部スペース側が突起状とした
ことを特徴とする請求項3に記載の炭酸泉発生装置。 - 配管系保護のためのベント機構を設けた
ことを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の炭酸泉発生装置。 - 請求項1から5のいずれかに記載の炭酸泉発生装置を備えたシャワー。
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JP2016149165A JP6224783B1 (ja) | 2016-07-29 | 2016-07-29 | 炭酸泉発生装置、およびそれを用いたシャワー |
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JP2014217421A (ja) * | 2013-05-01 | 2014-11-20 | 株式会社イマイ | 炭酸泉製造装置の制御機構 |
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2016
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