JP2018013502A - カードビューを利用して室内位置情報を提供するサービスシステムおよび方法 - Google Patents

カードビューを利用して室内位置情報を提供するサービスシステムおよび方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カードビューを利用して室内位置情報を提供するサービスシステムおよび方法を開示する。【解決手段】コンピュータによって実現されるサービスシステムのサービス方法は、ターゲット建築物の内部の出発位置から目的位置までの移動経路情報を生成する段階と、前記移動経路情報を含むカードビューをそれぞれの階別に構成する段階と、ユーザ端末の位置に基づいて前記ユーザ端末が位置する階のカードビューを前記ユーザ端末に提供する段階とを含んでもよい。このとき、前記移動経路情報は、前記出発位置から前記目的位置に移動可能な経路上に含まれる階間移動手段に関する情報を考慮して生成され、前記カードビューは、前記ユーザ端末が位置する階の階間移動手段に関する情報を含んでもよい。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、カードビューを利用して室内位置情報を提供する技術に関し、室内位置情報の提供において階間移動のための情報を提供するサービスシステムおよび方法に関する。
最近は、スマートフォン(Smart Phone)普及の拡散による移動通信網の発展に伴い、ユーザは時間と空間に制約されることなく自由に多様な情報とサービスの提供を受けられるようになった。
ユーザが提供を受けるサービスのうち位置基盤サービス(Location based service)は、バス/地下鉄の到着時間の通知やナビゲーション(Navigation)などに応用され、多様な目的に適合する情報をユーザに提供している。ユーザに位置基盤サービスを提供するためには、ユーザまたは対象物体の正確な位置情報を得る作業が必要となるが、このような位置情報は一般的にGPS(Global Positioning System)信号に基づいて取得する。しかし、GPS信号を基盤として位置情報を取得する場合には、建築物の間のようなGPS信号の陰影領域や建築物の内部のようにGPS信号が届き難い地域では、実際にユーザまたは対象物体の位置を測定するのに多くの困難がある。
これにより、建築物の内部のようにGPS信号が届き難い領域でも位置基盤サービスを提供するための方法として、韓国公開特許公報第10−2012−0029976号(公開日2012年03月27日)「室内無線測位のための基準情報収集方法および装置、室内に設置された複数のアクセスポイントを利用した室内無線測位サービス方法」には、室内のアクセスポイントに関するスキャン情報を収集し、少なくとも1つ以上のモニタリングアクセスポイントの予め設定された位置情報を利用してモニタリングアクセスポイントに関するスキャン情報を室内地図にマッピングし、前記スキャン情報によって取得した少なくとも1つ以上の仮想アクセスポイントに関するスキャン情報を利用して前記仮想アクセスポイントに関する前記室内地図上の位置情報を生成し、前記室内地図に予め設定されて前記モニタリングアクセスポイントおよび前記仮想アクセスポイントを含むセルそれぞれに関する識別情報を生成して室内無線測位のための基準点情報を収集することによって室内位置を測定する方法が開示されている。
しかし、このような方法は、測位時の距離誤差が大きく、応答速度が遅く、実際に収集したデータではなく仮想で演算した位置であるため信頼度が低いという問題がある。
したがって、建築物の内部のようにGPS信号が届き難い領域でも、既存の測位方式よりも正確かつ迅速にユーザの現在位置を測定することができる方法が求められている。
韓国公開特許第10−2012−0029976号公報 米国特許出願公開第2014/0019540号明細書 米国特許出願公開第2013/0332543号明細書 米国特許出願公開第2013/0260893号明細書
本発明は、階段やエレベータ、エスカレータなどのような階間移動手段に関する情報を含んで室内位置情報を提供することができるサービスシステムおよびサービス方法を提供する。
また、本発明は、移動時間を考慮してより適切な階間移動手段を決めることにより、室内で最適な移動経路を提供することができるサービスシステムおよびサービス方法を提供する。
コンピュータによって実現されるサービスシステムのサービス方法であって、ターゲット建築物の内部の出発位置から目的位置までの移動経路情報を生成する段階と、前記移動経路情報を含むカードビューをそれぞれの階別に構成する段階と、ユーザ端末の位置に基づいて前記ユーザ端末が位置する階のカードビューを前記ユーザ端末に提供する段階とを含み、前記移動経路情報は、前記出発位置から前記目的位置に移動可能な経路上に含まれる階間移動手段に関する情報を考慮して生成され、前記カードビューは、前記ユーザ端末が位置する階の階間移動手段に関する情報を含むことを特徴とするサービス方法を提供する。
コンピュータによって実現されるサービスシステムであって、ターゲット建築物の内部の出発位置から目的位置までの移動経路情報を生成する移動経路情報生成部と、前記移動経路情報を含むカードビューをそれぞれの階別に構成し、ユーザ端末の位置に基づいて前記ユーザ端末が位置する階のカードビューを前記ユーザ端末に提供する移動経路情報提供部とを備え、前記移動経路情報は、前記出発位置から前記目的位置に移動可能な経路上に含まれる階間移動手段に関する情報を考慮して生成され、前記カードビューは、前記ユーザ端末が位置する階の階間移動手段に関する情報を含むことを特徴とするサービスシステムを提供する。
本発明は、階段やエレベータ、エスカレータなどのような階間移動手段に関する情報を含んで室内位置情報を提供することができる。さらに、移動時間を考慮してより適切な階間移動手段を決めることにより、室内で最適な移動経路を提供することができる。
本発明の一実施形態において、サービス提供環境の例を示した図である。 本発明の一実施形態において、移動経路情報を提供する例を示した図である。 本発明の一実施形態において、移動経路情報を提供する例を示した図である。 本発明の一実施形態において、移動経路情報を提供する例を示した図である。 本発明の一実施形態において、移動経路情報を提供する例を示した図である。 本発明の一実施形態において、ターゲット建築物の内部に無線アクセスポイントが配置された状態を示した図である。 本発明の一実施形態において、無線アクセスポイント情報収集装置と各無線アクセスポイントとの距離差による信号強度について説明するための図である。 本発明の一実施形態において、ユーザの室内位置を決める過程を説明するための図である。 本発明の一実施形態において、無線アクセスポイントの信号強度に応じて適用される加重値を示したグラフである。 本発明の一実施形態において、サービスシステムの内部構成を説明するためのブロック図である。 本発明の一実施形態において、サービス方法を示したフローチャートである。 本発明の一実施形態において、サービスシステムが含むプロセッサの他の構成を示した図である。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態は、階間移動手段を考慮して移動経路情報を提供することができるサービスシステムおよびサービス方法に関する。
図1は、本発明の一実施形態において、サービス提供環境の例を示した図である。図1は、サービスシステム100、ユーザ端末110、およびターゲット建築物120を示している。
サービスシステム100は、ターゲット建築物120に関する情報(一例として、施設別情報)を収集し、ユーザ端末110にターゲット建築物120と関連するサービスを提供するサーバ装置であってもよい。このとき、ターゲット建築物120は、サービスシステム100が関連する情報を受信した複数の建築物のうち、ユーザ端末110に提供するサービスと関連する建築物であってもよい。例えば、ターゲット建築物120は、ユーザ端末110によって選択された建築物またはユーザ端末110が位置する建築物であってもよい。他の例として、ターゲット建築物120は、互いに連結する複数の建築物を含んでもよい。例えば、地下鉄駅がデパートと連結している場合には、地下鉄駅のための建築物とデパートのための建築物がターゲット建築物120となってもよい。
ユーザ端末110は、有線ネットワークおよび/または無線ネットワークを介してサービスシステム100に接続してサービス提供を受けることができるサービス利用者の機器であってもよい。
サービスシステム100は、ターゲット建築物120の内部に位置する施設別情報を収集および保持してもよい。このとき、施設別情報は、ターゲット建築物120の内部に位置する企業(一例として、デパートやアウトレットなどに入店している店)、便宜施設(化粧室、エレベータ、エスカレータ、階段など)などに関する情報を含んでもよい。
また、サービスシステム100は、出発位置および目的位置を決めてもよい。例えば、出発位置と目的位置は、ユーザ端末110によって選択されてもよい。サービスシステム100は、ターゲット建築物120内部の地図情報をユーザ端末110に送信し、ユーザ端末110が地図情報に基づいて選択した位置を出発位置と目的位置として決めてもよい。出発位置は選択的にユーザ端末110の室内位置として決まってもよい。
さらに、サービスシステム100は、施設別情報を利用して出発位置から目的位置までの移動経路情報を生成してもよい。移動経路情報はユーザ端末110に送信されてもよく、ユーザ端末110では地図情報と共に移動経路情報が表示されることにより、ユーザに移動経路サービスが提供されてもよい。
このとき、サービスシステム100は、出発位置から目的位置に移動可能な経路上に含まれる階間移動手段に関する情報を施設別情報によって確認し、確認された階間移動手段に関する情報を考慮しながら移動経路情報に含まれる移動経路を決めてもよい。ここで、
階間移動手段とは、例えば、エスカレータ、エレベータ、階段などのように他の階に移動するために利用される手段を意味してもよい。言い換えれば、サービスシステム100は、移動経路情報を提供しながら、階間移動が発生した場合には、階間移動手段を考慮して移動経路情報を生成してもよい。
図2〜図5は、本発明の一実施形態において、移動経路情報を提供する例を示した図である。
図2〜図5において、第1画面200〜第5画面500は、移動経路情報を提供するにあたり、ユーザ端末110に表示される画面の例を示している。
図2の第1画面200は、ユーザ端末110の画面の例であって、出発位置である「1階私の位置」から目的位置である「6階位置A」(一例として、6階に入店している特定企業の名称)までの移動経路に関する情報を示している。
第1点線ボックス210は、提示された2つの移動経路のうち1つをユーザが選択することができるユーザインタフェースを示している。第1点線ボックス210に含まれた「1」と書いている左側のユーザインタフェースは、サービスシステム100によって提示された第1移動経路を選択するためのユーザインタフェースであってもよい。さらに、「2」と書いている右側のユーザインタフェースは、サービスシステム100によって提示された第2移動経路を選択するためのユーザインタフェースであってもよい。第1画面200では、第1移動経路が選択された例を示している。
第2点線ボックス220は、ユーザが階間移動手段を選択することができるユーザインタフェースを示している。左側から右側にそれぞれエレベータ、エスカレータ、および階段を意味してもよい。例えば、ユーザが第2点線ボックス220からエレベータ型のユーザインタフェースを選択(該当のアイコン領域をユーザが指でタップ(tab))した場合、サービスシステム100は、出発位置から目的位置までエレベータを利用する移動経路をユーザに提供してもよい。
第3点線ボックス230は、出発位置である1階の「私の位置」と目的位置である6階の「位置A」(一例として、ターゲット建築物120の特定の施設名で識別される位置)を示している。第3点線ボックス230で表示された領域をユーザが選択した場合、出発位置や目的位置を再設定するための画面(一例として、図3の第2画面300)がユーザ端末120に表示されてもよい。
「道案内」ユーザインタフェース240は、出発位置から目的位置までの道案内サービスを開始するように要請するための機能を含んでもよい。「道案内」ユーザインタフェース240がユーザによって選択されると、出発位置から目的位置までの移動経路情報をユーザ端末120の位置に基づいて表示するサービス(一例として、図4の第3画面400)がユーザに提供されてもよい。
また、第1画面200には、出発位置または目的位置と関連する地図250が表示されてもよく、該当する移動経路上に存在する階間移動手段に関する情報260がさらに表示されてもよい。
図3の第2画面300は、出発位置を設定する例を示している。第4点線ボックス310は、ユーザが出発位置として設定するための情報を直接入力できることを示している。このとき、入力された情報は、キーワードとしてターゲット建築物120と関連する施設または地点を検索するのに利用されてもよい。例えば、入力された情報は、サービスシス
テム100に送信され、サービスシステム100は、ターゲット建築物120の内部に位置する施設別情報から入力された情報に対応する施設の情報を検索してもよい。このとき、入力された情報に対応する施設の情報が複数ある場合、サービスシステム100は、複数の施設に関する情報をユーザに提供し、ユーザによって選択された施設に関する情報を利用して出発位置を決めてもよい。目的位置も同じ方法によって設定されてもよい。
第5点線ボックス320は、ユーザ端末110の現在位置を出発位置として設定するためのユーザインタフェースを示している。また、第6点線ボックス330は、ユーザが地図から出発位置を直接選択できるようにするためのユーザインタフェースを示している。ユーザが第6点線ボックス330に対応する領域を選択した場合、ユーザには地図情報(一例として、デフォルトでユーザ端末110の現在位置と関連する地図情報)が提供されてもよい。
第7点線ボックス340は、出入口、化粧室、喫煙所、授乳室などのように特定種類の施設をユーザが出発位置や目的位置として設定するためのユーザインタフェースを示している。ユーザが第7点線ボックス340に示された「化粧室」アイコンを選択した場合、ユーザに最も近くにある化粧室やターゲット建築物120内に設置された化粧室に関する情報のリストが提供されてもよい。
図4の第3画面400は、道案内サービスが提供される画面の例を示している。このとき、移動経路情報が地図上に表示されてもよく、ユーザ端末110の位置410に基づいて道案内サービスが提供されてもよい。例えば、第3画面400は、ユーザ端末110の位置410に応じて「3」の位置420で右折しろという指示を表示している。図5の第4画面500は、図4の移動経路情報が含む地点別の案内情報のリストを表示している。このとき、第8点線ボックス510は、階間移動手段に関する情報が含まれた例を示している。
ユーザが階間移動手段を利用して他の階に移動する場合、ユーザ端末110には他の階のためのカードビューが提供されてもよい。言い換えれば、サービスシステム100は、それぞれの階別の移動経路情報をそれぞれのカードビューで構成してユーザ端末110に提供してもよく、ユーザ端末110は、ユーザ端末110の位置に基づいて該当する階のカードビューを画面に表示してもよい。例えば、図5において、ユーザが急行エレベータに乗って6階に移動する場合に、サービスシステム100は、6階に関して構成されたカードビューをユーザ端末110に提供してもよく、ユーザ端末110の画面には6階に関して構成されたカードビューが表示されてもよい。サービスシステム100は、ユーザ端末110が位置する階の変更にしたがい、ユーザ端末110からの要請に関係なく、新たなカードビューをユーザ端末110に提供してもよい。
また、サービスシステム100は、確認された階間移動手段に関する情報をユーザ端末110に提供してもよい。このとき、サービスシステム100は、確認された階間移動手段のうち、ユーザ端末110で選択された階間移動手段が移動経路情報に含まれるように移動経路を決めてもよい。例えば、図2の第1画面200において、ユーザが階間移動手段の種類を選択したが、実施例に応じて実際にターゲット建築物120に設置された階間移動手段に関する情報(一例として、エレベータ、エスカレータ、階段それぞれの位置と現在位置からの移動時間などの情報)を提供し、提供された情報のうちユーザによって選択された情報を利用して移動経路情報を生成してもよい。
また、サービスシステム100は、確認された階間移動手段を経由する移動経路別の移動時間を算出し、算出された移動時間に基づいて移動経路を決めてもよい。例えば、サービスシステム100は、移動時間が最も短い移動経路が含まれた移動経路情報をユーザ端
末110に提供してもよい。
例えば、エレベータは、急行エレベータと一般エレベータとを区分し、移動する階数に比例する加重値を適用して階間移動の所要時間を計算してもよい。他の例として、エスカレータは、現在の階と移動しなければならない階のノード座標間の距離に応じて加重値を適用して階間移動の所要時間を計算してもよい。より具体的に、現在の階でエスカレータに乗る位置の2次元上の座標と上の階または下の階でエスカレータから降りる位置の2次元上の座標との距離に比例した加重値によって階間移動の所要時間が計算されてもよい。また、階段の場合には、階段の段数に比例する加重値を適用して階間移動の所要時間が計算されてもよい。階間移動の所要時間は階内での移動所要時間に加えられ、移動経路別の移動時間が計算されてもよい。
以下では、ユーザ端末110の室内位置を決める方法について説明する。
サービスシステム100は、ターゲット建築物の内部に位置するユーザ端末からユーザ端末周辺の無線アクセスポイントに関する情報を受信してもよい。さらに、サービスシステム100は、ターゲット建築物の各地点別に収集された周辺の無線アクセスポイントに関する情報とユーザ端末周辺の無線アクセスポイントに関する情報との類似度に基づいてユーザ端末の室内位置を決めてもよい。
図6は、本発明の一実施形態において、ターゲット建築物の内部に無線アクセスポイントが配置された状態を示した図であり、図7は、本発明の一実施形態において、無線アクセスポイント情報収集装置と各無線アクセスポイントとの距離差による信号強度について説明するための図である。
図6に示すように、建物の内部には複数の無線アクセスポイント(AP1〜AP7)が配置されていてもよい。ユーザが図2に示すような形態で無線アクセスポイントが配置されたターゲット建築物に入った場合、ユーザ端末で受信される各無線アクセスポイント(AP1〜AP7)の信号強度は、ユーザの位置に応じて異なるように測定される。
例えば、図7に示すように、ユーザがA地点710からB地点720に移動する場合、A地点710ではAP1〜AP3がAP4〜AP7よりもユーザの端末と相対的に近いが、B地点720ではAP4〜AP7がAP1〜AP3よりもユーザの端末と相対的に近くなる。
A地点710とB地点720で各無線APからの信号強度を表に示すと、次の表1のとおりとなる。
このように、サービスシステム100の一実施形態として、ユーザの位置に応じて周辺APからの信号強度が異なることを利用してユーザの室内位置を決めてもよい。
図8は、本発明の一実施形態において、ユーザの室内位置を決める過程を説明するための図であり、図9は、本発明の一実施形態において、無線アクセスポイントの信号強度に応じて適用される加重値を示したグラフである。
サービスシステム100は、図8に示すように、等間隔でフィンガープリンティングを実行してもよい。例えば、建物の内部で入口1から入口2に進みながら無線アクセスポイントに関する情報を収集すると、収集した位置はFP1、FP2、FP3、…、FP7のような順に決まる。
表2は、図8におけるFP1位置、FP2位置、FP3位置の絶対座標と各位置において各無線APからの信号強度を示す。
このように収集された無線アクセスポイントに関する情報を収集する地点の実際の位置
情報(緯度/経度)と各地点別に無線アクセスポイントに関する情報を利用することで、正確かつ迅速にユーザの位置を決めることができる。
以下、表2の情報に基づき、図8に示すような建物内部のユーザ位置を決める過程について例示して説明する。
表3は、図8に示すような環境で特定の位置に存在するユーザ端末が、特定の時間TからT+2まで移動しながら収集した無線アクセスポイントの信号強度を示す。
フィンガープリンティングによって収集した無線APの信号強度をF.APとし、ユーザ端末が収集した無線APの信号強度をC.APとする場合、時間Tでユーザ端末の位置とFP1の位置との類似度は、次の数式1のように表現されてもよい。
ここで、f(x)は加重値関数であって、図9に示すような指数曲線を有してもよい。
フィンガープリンティングによって収集した表2に示すような各地点別の無線アクセスポイントの信号強度と表3に示すようなユーザ端末から受信したT、T+1、T+2時間の無線アクセスポイントの信号強度との類似度を計算すると、
時間Tの位置でユーザの端末とFP1位置との類似度を計算すると、
Sim(FP1)=(100−|(−40)−(−45)|)×(11)+(100−|(−35)−(−40)|)×(13)+(100−|(−45)−(−50)|)×(8)+(100−|(−70)−(−60)|)×(5)+(100−|(−75)−(−65)|)×(3)+(100−|(−90)−(−80)|)×1
=3850
時間Tの位置でユーザの端末とFP2位置との類似度を計算すると、
Sim(FP2)=(100−|(−50)−(−45)|)×(11)+(100−|(−37)−(−40)|)×(13)+(100−|(−50)−(−50)|)×(8)+(100−|(−63)−(−60)|)×(5)+(100−|(−65)−(−65)|)×(3)+(100−|(−75)−(−80)|)×1
=3986
時間Tの位置でユーザの端末とFP3位置の類似度を計算すると、
Sim(FP3)==(100−|(−60)−(−45)|)×(11)+(100−|(−40)−(−40)|)×(13)+(100−|(−55)−(−50)|)×(8)+(100−|(−55)−(−60)|)×(5)+(100−|(−55)−(−65)|)×(3)+(100−|(−60)−(−80)|)×1
=3820
のような結果が得られる。
このとき、ユーザ端末の位置は、類似度値が最も大きく出たFP2の位置に決まり、FP2の位置である緯度37.385337、経度127.121378がユーザ位置として決まってもよい。
数式(1)を分析すると、ユーザ端末の位置とFPの位置との類似度は、次の数式(2)によって計算されることが分かる。
ここで、A=100、定数:信号強度(0〜−100)差が小さいほど大きな値を有するようにするための定数値、B=|(F.APx−C.APx)|、信号強度差:収集した信号強度と現在の信号強度との差の絶対値、C=f(x)、信号強度別加重値:実験的に得た信号強度別の加重値関数をそれぞれ示す。
このような方法によってT、T+1、T+2の時間に計算してみると、
時間Tでユーザ端末とFP位置との類似度は、
Sim(FP1)=(100−|(−40)−(−45)|)×(11)+(100−|(−35)−(−40)|)×(13)+(100−|(−45)−(−50)|)×(8)+(100−|(−70)−(−60)|)×(5)+(100−|(−75)−(−65)|)×(3)+(100−|(−90)−(−80)|)×1
=3850
Sim(FP2)=(100−|(−50)−(−45)|)×(11)+(100−|(−37)−(−40)|)×(13)+(100−|(−50)−(−50)|)×(8)+(100−|(−63)−(−60)|)×(5)+(100−|(−65)−(−65)|)×(3)+(100−|(−75)−(−80)|)×1
=3986
Sim(FP3)==(100−|(−60)−(−45)|)×(11)+(100−|(−40)−(−40)|)×(13)+(100−|(−55)−(−50)|)×(8)+(100−|(−55)−(−60)|)×(5)+(100−|(−55)−(−65)|)×(3)+(100−|(−60)−(−80)|)×1
=3820
時間T+1でユーザ端末とFP位置との類似度は、
Sim(FP1)=(100−|(−40)−(−55)|)×(6)+(100−|(−35)−(−45)|)×11+(100−|(−45)−(−60)|)×(5)+(100−|(−70)−(−60)|)×(5)+(100−|(−75)−(−60)|)×(5)+(100−|(−90)−(−75)|)×1
=2885
Sim(FP2)=((100−|(−50)−(−55)|)×6+(100−|(−37)−(−45)|)×(11)+(100−|(−50)−(−60)|)×(5)+(100−|(−63)−(−60)|)×(5)+(100−|(−65)−(−60)|)×(5)+(100−|(−75)−(−75)|)×1
=3092
Sim(FP3)=((100−|(−60)−(−55)|)×(6)+(100−|(−40)−(−45)|)×(11)+(100−|(−55)−(−60)|)×(5)+(100−|(−55)−(−60)|)×(5)+(100−|(−55)−(−60)|)×(5)+(100−|(−60)−(−75)|)×1
=3125
時間T+2でユーザ端末とFP位置との類似度は、
Sim(FP1)=(100−|(−40)−(−50)|)×(8)+(100−|(−35)−(−50)|)×(8)+(100−|(−45)−(−55)|)×(6)+(100−|(−45)−(−60)|)×(5)+(100−|(−75)−(−65)|)×(3)+(100−|(−90)−(−70)|)×(2)
=2795
Sim(FP2)=(100−|(−50)−(−50)|)×(8)+(100−|(−37)−(−50)|)×(8)+(100−|(−50)−(−55)|)×(6)+(100−|(−63)−(−60)|)×(5)+(100−|(−65)−(−65)|)×(3)+(100−|(−75)−(−70)|)×(2)
=3041
Sim(FP3)=(100−|(−60)−(−50)|)×(8)+(100−|(−40)−(−50)|)×(8)+(100−|(−55)−(−55)|)×(6)+(100−|(−55)−(−60)|)×(5)+(100−|(−55)−(−65)|)×(3)+(100−|(−60)−(−70)|)×(2)
=2965
このように計算すると、ユーザは、上述した図8のFP2位置からFP3位置に移動した後、再びFP2位置に移動したという結果を得ることができる。
このようにユーザの室内位置を決めるために、データベースには、ターゲット建築物の内部の各地点別に収集した周辺の無線アクセスポイントに関する情報が格納されてもよい。このとき、前記ターゲット建築物の内部の各地点別に収集した周辺の無線アクセスポイントに関する情報は、無線アクセスポイント情報収集装置、室内地図構築装置などによって収集されてもよい。
図10は、本発明の一実施形態において、サービスシステムの内部構成を説明するためのブロック図であり、図11は、本発明の一実施形態において、サービス方法を示したフローチャートである。
本実施形態に係るサービスシステム1000は、上述したサービスシステム100に対応してもよく、図10に示すように、プロセッサ1010、バス1020、ネットワークインタフェース1030、およびメモリ1040を備えてもよい。メモリ1040は、オペレーティングシステム1041およびサービスルーチン1042を備えてもよい。プロセッサ1010は、施設情報保持部1011、位置決定部1012、および移動経路情報生成部1013を備えてもよい。このとき、移動経路情報生成部1013は、以下で図12を参照しながら説明するように、階間移動手段確認部1240および移動経路決定部1250を備えてもよい。他の実施形態において、サービスシステム1000は、図10の構成要素よりもさらに多くの構成要素を備えてもよい。しかし、大部分の従来技術的な構
成要素を明確に図示する必要はない。例えば、サービスシステム1000は、ディスプレイやトランシーバ(transceiver)のような他の構成要素をさらに備えてもよい。
メモリ1040は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような非消滅性大容量記録装置(permanent mass storage device)を備えてもよい。また、メモリ1040には、オペレーティングシステム1041とサービスルーチン1042のためのプログラムコードが格納されてもよい。このようなソフトウェア構成要素は、ドライブメカニズム(drive mechanism)(図示せず)を利用してメモリ1040とは別途のコンピュータで読み取り可能な記録媒体からローディングされてもよい。このような別途のコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、フロッピ(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD−ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体(図示せず)を備えてもよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータで読み取り可能な記録媒体ではない、ネットワークインタフェース1030によってメモリ1040にローディングされてもよい。例えば、サービスルーチン1042は、開発者がネットワークを介して提供するファイルによってインストールされるプログラムに基づいてメモリ1040にローディングされてもよい。
バス1020は、サービスシステム1000の構成要素間の通信およびデータ送信を可能にしてもよい。バス1020は、高速シリアルバス(high−speed serial bus)、並列バス(parallel bus)、SAN(Storage Area Network)、および/または他の適切な通信技術を利用して構成されてもよい。
ネットワークインタフェース1030は、サービスシステム1000をコンピュータネットワークに連結するためのコンピュータハードウェア構成要素であってもよい。ネットワークインタフェース1030は、サービスシステム1000を無線または有線コネクションを介してコンピュータネットワークに連結させてもよい。
プロセッサ1010は、基本的な算術、ロジック、およびサービスシステム1000の入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてもよい。命令は、メモリ1040またはネットワークインタフェース1030に基づき、さらにバス1020を介してプロセッサ1010に提供されてもよい。プロセッサ1010は、施設情報保持部1011、位置決定部1012、および移動経路情報生成部1013のためのプログラムコードを実行するように構成されてもよい。このようなプログラムコードは、メモリ1040のような記録装置に格納(一例として、サービスルーチン1042)されてもよい。
このとき、施設情報保持部1011、位置決定部1012、および移動経路情報生成部1013は、図11に示す段階1110〜1130を実行するために構成されてもよい。
段階1110で、施設情報保持部1011は、ターゲット建築物の内部に位置する施設別情報を保持してもよい。ターゲット建築物とは、上述したように、複数の建築物のうちから選択された任意の建築物、または互いに連結する複数の建築物を意味してもよい。また、施設別情報は、ターゲット建築物の内部に位置する企業(一例として、デパートやアウトレットなどに入店している店)、便宜施設(化粧室、エレベータ、エスカレータ、階段など)などに関する情報を含んでもよい。
段階1120で、位置決定部1012は、出発位置および目的位置を決めてもよい。例えば、出発位置と目的位置は、ユーザ端末によって選択されてもよい。位置決定部1012は、ターゲット建築物の内部の地図情報をユーザ端末に送信し、ユーザ端末が地図情報に基づいて選択した位置を出発位置と目的位置として決めてもよい。出発位置は選択的にユーザ端末の室内位置として決まってもよい。
段階1130で、移動経路情報生成部1013は、施設別情報を利用して出発位置から目的位置までの移動経路情報を生成してもよい。このような移動経路情報は、道案内サービスなどに活用されてもよい。
図12は、本発明の一実施形態において、サービスシステムが含むプロセッサの他の構成を示した図である。プロセッサ1010が含む移動経路情報生成部1013は、階間移動手段確認部1240および移動経路決定部1250を備えてもよい。このような階間移動手段確認部1240および移動経路決定部1250は、図11の段階1131および1132を実行するために構成されてもよい。
段階1131で、階間移動手段確認部1240は、出発位置から目的位置に移動可能な経路上に含まれる階間移動手段に関する情報を施設別情報によって確認してもよい。階間移動手段とは、例えば、エスカレータ、エレベータ、階段などのように他の階に移動するために利用される手段を意味してもよい。
段階1132で、移動経路決定部1250は、確認された階間移動手段に関する情報を考慮しながら、移動経路情報に含まれる移動経路を決めてもよい。言い換えれば、サービスシステム1000は、移動経路情報によって室内での道案内サービスを提供するが、階間移動が発生した場合には、階間移動手段を考慮して道案内サービスのために利用される移動経路情報を生成してもよい。
このとき、移動経路決定部1250は、確認された階間移動手段のうち、ユーザ端末で選択された階間移動手段が移動経路情報に含まれるように移動経路を決めてもよい。例えば、ユーザがエスカレータを選択した場合には選択されたエスカレータを経由するように、エレベータを選択した場合には選択されたエレベータを経由するように移動経路が決められてもよい。
他の例として、移動経路決定部1250は、確認された階間移動手段を経由する移動経路別に移動時間を算出し、算出された移動時間に基づいて移動経路を決めてもよい。例えば、移動時間が最も短い移動経路がユーザに推薦されてもよい。複数の移動経路がユーザに推薦された場合には、移動時間が最も短い複数の移動経路がそれぞれ含まれた移動経路情報が生成されてもよい。
他の実施形態として、移動経路情報生成部1013は、必要によって選択的に階間移動手段情報提供部1260をさらに備えてもよい。例えば、本実施形態に係るサービス方法において、段階1130は、確認された階間移動手段に関する情報をユーザ端末に提供する段階(図示せず)をさらに含んでもよい。この場合、前記図示されていない段階は、階間移動手段情報提供部1260によって実行されてもよい。
さらに他の実施形態として、プロセッサ1010は、移動経路情報提供部1210、無線アクセスポイント情報受信部1220、および室内位置決定部1230のうち少なくとも1つをさらに備えてもよい。
例えば、本実施形態に係るサービス方法は、段階1130以後に移動経路情報をユーザ
端末に提供する段階(図示せず)をさらに含んでもよい。この場合、前記図示されていない段階は、移動経路情報提供部1210によって実行されてもよい。このとき、移動経路情報提供部1210は、移動経路情報を含むカードビューをそれぞれの階別に構成し、ユーザ端末の位置に基づいてユーザ端末が位置する階のカードビューをユーザ端末に提供してもよい。このとき、サービスシステム1000は、ユーザ端末が位置する階が変更した場合には、ユーザ端末が移動した階の新たなカードビューをユーザ端末に提供してもよい。このとき、ユーザ端末からの要請に関係なく、当該新たなカードビューをユーザ端末に提供してもよい。既存のカードビューは、ユーザ端末が位置する階の変更によって新たなカードビューに変更されて画面に表示されてもよい。
また、本実施形態に係るサービス方法は、ターゲット建築物の内部に位置するユーザ端末からユーザ端末周辺の無線アクセスポイントに関する情報を受信する段階(図示せず)、およびターゲット建築物の各地点別に収集された周辺の無線アクセスポイントに関する情報とユーザ端末周辺の無線アクセスポイントに関する情報との類似度に基づいてユーザ端末の室内位置を決める段階(図示せず)をさらに含んでもよい。このような図示されていない段階は、無線アクセスポイント情報受信部1220と室内位置決定部1230によって実行されてもよい。例えば、各地点別に収集された周辺の無線アクセスポイントに関する情報は、ターゲット建築物の内部で等間隔(equal interval)に収集されてもよく、各地点周辺に位置する無線アクセスポイントそれぞれのMAC(Media Access Control)アドレスおよび信号強度を含んでもよい。このとき、室内位置決定部1230は、各地点別に収集された周辺の無線アクセスポイントおよびユーザ端末周辺の無線アクセスポイントそれぞれのMACアドレスに基づいて各地点別に収集された周辺の無線アクセスポイントの信号強度とユーザ端末周辺の無線アクセスポイントの信号強度との類似度を計算し、類似度が最も高い地点をユーザ端末の室内位置として決めてもよい。
このように、本発明の実施形態によると、階段やエレベータ、エスカレータなどのような階間移動手段に関する情報を含んで室内位置情報を提供することができる。さらに、移動時間を考慮してより適切な階間移動手段を決めることにより、室内で最適な移動経路を提供することができる。
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素およびソフトウェア構成要素の組み合わせによって実現されてもよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、例えば、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)、マイクロコンピュータ、FPA(field programmable array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令(instruction)を実行して応答することができる異なる装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてもよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびオペレーティングシステム上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してもよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データをアクセス、保存、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、処理装置は1つが使用されると説明される場合もあるが、該当する技術分野において通常の知識を有する者は、処理装置が複数の処理要素(processing element)および/または複数類型の処理要素を含んでもよい。例えば、処理装置は、複数のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでもよい。また、並列プロセッサ(parallel processor)のような、他の処理構成(processing configuration)も可能である。
ソフトウェアは、コンピュータプログラム(computer program)、コード(code)、命令(instruction)、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、所望とおりに動作するように処理装置を構成したり、独立的または結合的に(collectively)処理装置を命令したりしてもよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置によって解釈されたり処理装置に命令またはデータを提供したりするために、ある類型の機械、構成要素(component)、物理的装置、仮想装置(virtual equipment)、コンピュータ記録媒体または装置、または送信される信号波(signal wave)に永久的または一時的に具体化(embody)されてもよい。ソフトウェアは、ネットワークによって連結したコンピュータシステム上に分散し、分散した方法によって格納されたり実行されたりしてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されてもよい。
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行が可能なプログラム命令形態で実現されてコンピュータで読み取り可能な媒体に記録されてもよい。コンピュータで読み取り可能な媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独または組み合わせて含んでもよい。媒体に記録されるプログラム命令は、実施形態のために特別に設計されて構成されたものであってもよく、コンピュータソフトウェア当業者に公知されて使用可能なものであってもよい。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体(magnetic media)、CD−ROM、DVDのような光記録媒体(optical media)、フロプティカルディスク(floptical disk)のような磁気−光媒体(magneto−optical media)、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどのようなプログラム命令を格納して実行するように特別に構成されたハードウェア装置が含まれる。プログラム命令の例としては、コンパイラによって生成されるもののような機械語コードだけではなく、インタプリタなどを使用してコンピュータによって実行される高級言語コードを含む。上述したハードウェア装置は、実施形態の動作を実行するために1つ以上のソフトウェアモジュールとして動作するように構成されてもよく、その逆も同じである。
以上のように、実施形態を限定された実施形態と図面に基づいて説明したが、該当する技術分野において通常の知識を有する者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であることが理解できるであろう。例えば、説明された技術が説明された方法とは異なる順序で実行されたり、および/または説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が説明された方法とは異なる形態で結合または組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
100:サーバシステム
110:ユーザ端末
120:ターゲット建築物

Claims (1)

  1. コンピュータによって実現されるサービスシステムのサービス方法であって、
    ターゲット建築物の内部の出発位置から目的位置までの移動経路情報を生成する段階と、
    前記移動経路情報を含むカードビューをそれぞれの階別に構成する段階と、
    ユーザ端末の位置に基づいて前記ユーザ端末が位置する階のカードビューを前記ユーザ端末に提供する段階と
    を含み、
    前記移動経路情報は、前記出発位置から前記目的位置に移動可能な経路上に含まれる階間移動手段に関する情報を考慮して生成され、
    前記カードビューは、前記ユーザ端末が位置する階の階間移動手段に関する情報を含むことを特徴とする、サービス方法。
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