JP2018013106A - ディーゼルエンジン - Google Patents

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義久 岸本
Yoshihisa Kishimoto
義久 岸本
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【課題】PM捕集フィルターの再生時において、未燃燃料の供給量を増加させることなく、排ガスの昇温を促進することができるディーゼルエンジンを提供する。【解決手段】ECU16は、PM捕集フィルター7が再生待ち状態になったときは、下限充電率Lになるまでリチウムバッテリー13を放電した後に、ACG12による発電を開始してエンジン本体1のクランク軸9に負荷を加えるとともに、噴射ノズル4からの未燃燃料の噴射を開始してPM捕集フィルター7の再生を実施する制御を行う。【選択図】図1

Description

本発明はディーゼルエンジンに関し、更に詳しくは、PM捕集フィルターの再生時において、未燃燃料の供給量を増加させることなく、排ガスの昇温を促進することができるディーゼルエンジンに関する。
ディーゼルエンジンを搭載する車両においては、排ガスに含有される粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)などの有害物質を除去するための浄化システムが必要とされる。前者のPMについては、PM捕集フィルターが主に用いられている。また、後者のNOxについては、還元剤触媒システムやNOx吸蔵還元触媒などが実用化されている。
上記のPM捕集フィルターは、排ガス中のPMをセラミックス製のハニカム状多孔体のフィルタで捕集して浄化するものであるが、そのフィルターの目詰まりを防ぐために、捕集限界量に達する前にPMを燃焼させて除去する必要がある(例えば、特許文献1を参照)。
排ガスの温度が500℃以上などの高温であるときには、PMは連続的に自然燃焼する。しかし、排ガスの温度が低温のときには、排ガス中に未燃燃料を供給して、未燃燃料の炭化水素(HC)をフィルターの前段に配置された酸化触媒(DOC)で燃焼させ、その酸化反応熱を利用してDOCを600℃程度に加熱することで排ガスを昇温してPMを強制的に燃焼させるPM再生が必要となる。
この排ガス中への未燃燃料の供給手段としては、排気通路に挿入された噴射ノズルによる直接噴射と、エンジン本体の気筒への燃料噴射におけるポスト噴射とがある。そのため、排ガスの昇温を促進するために未燃燃料の供給量を増加すると、車両の燃費の悪化や、オイルダイリューションの発生を招くという問題があった。
特開2005−16317号公報
本発明の目的は、PM捕集フィルターの再生時において、未燃燃料の供給量を増加させることなく、排ガスの昇温を促進することができるディーゼルエンジンを提供することにある。
上記の目的を達成する本発明のディーゼルエンジンは、エンジン本体から延びる排気通路に上流側から順に設置された未燃燃料供給手段及びPM捕集フィルターと、前記エンジン本体のクランク軸に連結するACGと、前記ACGに接続されたリチウムバッテリーと、制御手段とを備えたディーゼルエンジンにおいて、前記制御手段は、前記PM捕集フィルターが再生待ち状態になったときは、予め設定された下限充電率になるまで前記リチウムバッテリーを放電した後に、前記ACGによる発電を開始して前記クランク軸に負荷を加えるとともに、前記未燃燃料供給手段からの未燃燃料の供給を開始する制御を行うことを特徴とするものである。
本発明のディーゼルエンジンによれば、PM捕集フィルターの再生時において、ACGによる発電を利用してエンジン本体に負荷を加えることにより排ガスを昇温するようにしたので、未燃燃料の供給量を増加させることなく、排ガスの昇温を促進することができる。
本発明の実施形態からなるディーゼルエンジンの構成図である。
以下に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態からなるディーゼルエンジンを示す。
このディーゼルエンジンは、エンジン本体1からの排ガスGが流れる排気通路2の途中に介設された触媒コンバータ3と、その触媒コンバータ3の上流側に設置された未燃燃料供給手段である噴射ノズル4とを有する浄化システム5を備えている。太径の触媒コンバータ3内には、前段に酸化触媒(DOC)6が配置されたPM捕集フィルター7が格納されている。なお、未燃燃料供給手段としては、噴射ノズル4の代わりに、エンジン本体1の気筒8への燃料噴射におけるポスト噴射を用いることもできる。
DOC6は、排ガスGの混合機能を有する構造に成形した金属製の担持体に、ロジウム、酸化セリウム、白金、酸化アルミニウム等を担持して形成される。また、PM捕集フィルター7は、多孔質セラミック製のハニカムのチャンネル(セル)の入口と出口を交互に目封じしたモノリスハニカム型のウオールフロータイプのフィルターから形成される。なお、このフィルターに、白金、パラジウム及びロジウムなどの貴金属からなる酸化触媒と、酸化セリウム等からなるPM酸化触媒とを担持させる場合もある。
また、エンジン本体1のクランク軸9には、一対のプーリー10a、10bに掛け回されたベルト部材11を介して交流発電機であるACG12が連結されている。このACG12には、リチウムバッテリー13及び補機類である電装部品14が電気的に接続されている。リチウムバッテリー13には、充電率を測定するための電圧センサ15が設けられている。このリチウムバッテリー13は、鉛バッテリーに比べて充放電性能に優れているという特性を有している。
上記の噴射ノズル4、ACG12、リチウムバッテリー13及び電圧センサ15は、制御手段であるECU16に信号線(一点鎖線で示す)を通じて接続している。
このようなディーゼルエンジンにおいて、ECU16は、PM捕集フィルター7が再生待ち状態になったと判断したときは、電装部品14に電力を供給するなどして、予め設定された下限充電率L(例えば、0%など)になるまでリチウムバッテリー13を放電させる制御を行う。このPM捕集フィルター7の再生待ち状態の判断基準としては、触媒コンバータ3における排ガスGの差圧や、前回の再生時からの経過時間などが例示される。
そして、ECU16は、リチウムバッテリー13が下限充電率Lになった後には、ACG12による発電を開始してクランク軸9に負荷を加えるとともに、噴射ノズル4からの未燃燃料の噴射を開始してPM捕集フィルター7の再生を実施する制御を行う。このACG12による発電は、ACG12の製造仕様から定まる最大電圧で行うことが好ましい。ACG12により発電された電力は、リチウムバッテリー13の充電及び電装部品14への給電に用いられるが、リチウムバッテリー13が予め設定された上限充電率H(例えば、100%など)になったときは、ECU16はACG12による発電を停止する。
このように、ACG12による発電を利用してエンジン本体1に負荷を加えることにより排ガスGを昇温するようにしたので、未燃燃料の供給量を増加させることなく、排ガスGの昇温を促進することができるのである。
また、未燃燃料の供給量が増加しないので、車両の燃費の悪化や、オイルダイリューションの発生を抑制することも可能となる。
1 エンジン本体
2 排気通路
4 噴射ノズル
5 浄化システム
7 PM捕集フィルター
12 ACG
13 リチウムバッテリー
15 電圧センサ
16 ECU

Claims (2)

  1. エンジン本体から延びる排気通路に上流側から順に設置された未燃燃料供給手段及びPM捕集フィルターと、前記エンジン本体のクランク軸に連結するACGと、前記ACGに接続されたリチウムバッテリーと、制御手段とを備えたディーゼルエンジンにおいて、
    前記制御手段は、前記PM捕集フィルターが再生待ち状態になったときは、予め設定された下限充電率になるまで前記リチウムバッテリーを放電した後に、前記ACGによる発電を開始して前記クランク軸に負荷を加えるとともに、前記未燃燃料供給手段からの未燃燃料の供給を開始する制御を行うことを特徴とするディーゼルエンジン。
  2. 前記制御手段は、前記ACGによる発電を開始後に、前記リチウムバッテリーが予め設定された上限充電率になったときは、該ACGによる発電を停止する請求項1に記載のディーゼルエンジン。
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