JP2018013033A - 浮体式フラップゲート - Google Patents

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Abstract

【課題】径間の広い場所に設置する場合でも、扉体の厚さを大きくせずに、動作確認の点検時における扉体のたわみを水圧作用時のたわみに抑える。
【解決手段】扉体2が基端側を支点として回転浮上可能な浮体式フラップゲートである。初期状態では長手方向中央部が最大の反り量となるアーチ状のキャンバーを設けた吊りビーム4を備える。扉体2の先端部に、前記吊りビーム4を、倒伏状態の扉体2を先端側から見た場合にキャンバーが扉体2の浮上方向の上側に位置するように配置する。扉体2あるいは吊りビーム4の先端側にカウンタウエイト7を接続し、扉体2の浮上を補助する。動作確認の点検時は、引き上げられた前記吊りビーム4が、扉体2の起立時に作用する重量を負担する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば防潮堤の一部として或いは防潮堤の開口部に設置され、津波や高潮の時に海水が陸側に流れ込まないように、扉体を浮上させる浮体式フラップゲートに関するもので、特に設置場所の径間が広い場合に適したものである。
津波や高潮の時、押し寄せてくる海水が陸側へ流れ込まず、また、水位低下時にも容易に倒伏しかつ急激に倒伏するという危険な挙動もない浮体式フラップゲートがある(例えば特許文献1)。
このような浮体式フラップゲートを径間の広い場所に設置する場合、動作確認の点検時には水の無い状態で扉体を強制的に起立させるので、自重による扉体のたわみが大きくなる。扉体のたわみが大きくなると、側部水密ゴムと側部戸当りの接触量(側部水密ゴムのつぶれ量)が扉体の起立前後で変化し、適切な動作確認の点検ができなくなる。
一般的な防潮扉は、水圧の作用時に少なくとも1/600以下のたわみに抑える必要があり、動作確認の点検時にもその状態を再現する必要がある。
しかしながら、浮体式フラップゲートを径間の広い場所に設置する場合、たわみ量を許容値以下に収めるには、扉体の厚さを大きくする必要があり、扉体の重量が増加する。扉体の重量増加は設備全体の重量増加につながり、コストがアップする。
特開2013−245473号公報
本発明が解決しようとする問題点は、浮体式フラップゲートを径間の広い場所に設置する場合、動作確認の点検時における扉体のたわみが過大とならないように抑えるには、扉体の厚さが大きくなって重量が増加し、設備全体の重量増加につながるという点である。
本発明は、浮体式フラップゲートを径間の広い場所に設置する場合であっても、扉体の厚さを大きくすることなく、動作確認の点検時における扉体のたわみが過大とならないように抑えることを目的としてなされたものである。
本発明は、
扉体が基端側を支点として回転浮上可能な浮体式フラップゲートであって、
初期状態では長手方向中央部が最大の反り量となるアーチ状のキャンバーを設けた吊りビームと、
先端部に、前記吊りビームを倒伏状態の扉体を先端側から見た場合に前記キャンバーが扉体の浮上方向の上側に位置するように配置した扉体と、
前記扉体或いは前記吊りビームの先端側に接続された前記扉体の浮上を補助するカウンタウエイトと、
を備え、
動作確認の点検時に、引き上げられた前記吊りビームが、前記扉体の起立時に作用する重量を負担することを最も主要な特徴としている。
上記の本発明では、扉体の先端部に、初期状態では長手方向中央部が最大の反り量となるアーチ状のキャンバーを設けた吊りビームを、倒伏状態の扉体を先端側から見た場合にキャンバーが扉体の浮上方向の上側に位置するように配置している。
そして、動作確認の点検時には、海水の流入による浮上時とは別に、第2のロープの一端を吊りビームに取付けて引っ張って扉体を起立させることで、起立時に作用する重量は吊りビームが負担することになって、扉体に過度なたわみを生じさせることがない。
本発明では、吊りビームは、必ずしも扉体と一体に構成しなくてもよい。扉体と一体に構成しない場合は、海水の流入時、吊りビームは扉体と分離されて扉体のみ浮上するようにしておけば、カウンタウエイトの重量を軽くすることができる。
本発明では、動作確認の点検時は、海水の流入による浮上時とは別に、扉体の先端部に配置したキャンバー付の吊りビームに取付けた第2のロープを引っ張って扉体を起立させるので、扉体に過度なたわみを生じさせることがない。
本発明の浮体式フラップゲートの概略構成図で、(a)は水の流入による浮上機構を側面から見た断面図、(b)は動作点検時の起立機構を側面から見た断面図、(c)は正面側から見た(a)図のA−A位置における断面図である。 吊りビームを倒伏状態の扉体の正面側から見た図で、(a)は初期形状、(b)は動作確認の点検時の形状、(c)は扉体倒伏時の形状を示した図である。 本発明の浮体式フラップゲートにおける床版及び側部戸当りの据付け状態を説明する図で、(a)は正面側から見た断面図、(b)は側面側から見た断面図である。 本発明の浮体式フラップゲートにおける吊りビームの設置状態を説明する図で、(a)は正面側から見た断面図、(b)は側面側から見た断面図である。 本発明の浮体式フラップゲートにおける扉体の据付け状態を説明する図で、(a)は正面側から見た断面図、(b)は側面側から見た断面図である。 本発明の浮体式フラップゲートにおける吊りビームと扉体との締結状態を説明する図で、(a)は正面側から見た断面図、(b)は側面側から見た断面図である。 本発明の浮体式フラップゲートにおけるカウンタウエイトの取付け状態を説明する図で、(a)は正面側から見た断面図、(b)は側面側から見た断面図である。 本発明の浮体式フラップゲートの動作確認の点検時に設置する第2のワイヤー、第2の定滑車、動滑車、レバーブロック(登録商標)を説明する図で、(a)は正面側から見た断面図、(b)は側面側から見た断面図である。 第2の本発明の浮体式フラップゲートの全体概要図で、(a)は平面側から見た図、(b)は側面側から見た断面図である。 第3の本発明の浮体式フラップゲートの図1と同様の図である。 第4の本発明の浮体式フラップゲートの図1と同様の図である。
本発明は、浮体式フラップゲートを径間の広い場所に設置する場合であっても、扉体の厚さを大きくすることなく、動作確認の点検時における扉体のたわみを水圧作用時のたわみに抑えることを目的とするものである。
そして、その目的を、扉体の先端部に、初期状態では長手方向中央部が最大の反り量となるアーチ状のキャンバーを設けた吊りビームを、倒伏状態の扉体を先端側から見た場合にキャンバーが扉体の浮上方向の上側に位置するように配置し、動作確認の点検時には、海水の流入による浮上時とは別に、吊りビームに取付けた第2のロープを引っ張って扉体を起立させることで実現した。
以下、本発明の実施例を、図1〜図11を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の浮体式フラップゲートの概略構成を示した図である。
図1において、1は、例えば防潮堤の一部として防潮堤の堤体天端面に設置される本発明の浮体式フラップゲートである。この浮体式フラップゲート1は、津波や高潮の発生時、押し寄せてくる海水の水圧を利用して、基端側の回転中心2aを支点として扉体2の先端側2bを浮上揺動させて海水が陸側に流入するのを防ぐものである。
この浮体式フラップゲート1を構成する扉体2は、図1、図3〜図11に示した例では幅方向に一体に形成したものを示している。この扉体2の両側には側部水密ゴムg(図9参照)が設けられている。しかしながら、複数の扉体2を幅方向に連結し、各扉体2の間を扉間水密ゴムによって連結したものでもよい。この場合、両側の扉体2の、外側に設けた側部戸当り3と相対する側に側部水密ゴムを設ける。
図1に示す本発明の浮体式フラップゲート1は、例えば扉体2の先端部を突出させた上部水平桁2cの、倒伏状態における下方に位置する部分の幅方向全域に、吊りビーム4を取付けている。そして、動作確認の点検時は、海水の流入による浮上時とは別に、吊りビーム4で扉体2を保持して起立させるようにしている。つまり、本発明では、動作確認の点検の際の起立時に作用する重量を吊りビーム4で負担するようにしている。
前記吊りビーム4は、初期状態では、図2(a)に示すように、長手方向中央部が最大反り量、例えばδとなるようなアーチ状のキャンバーを付けたものを使用する。このようにすることで、図2(a)の初期状態から、図2(b)に示すような、初期状態と反対側にδ(合計で2δ)だけたわむまで荷重が付加されるのを許容できるようになる。この吊りビーム4は扉体2が倒伏状態にある場合は、扉体2の重量と吊りビーム4の自重によって、図2(c)に示すように、吊りビーム4の下面全面で着床し、水平な状態となるように、前記反り量を決定する。
図1に示す実施例では、前記吊りビーム4の両端側の軸部4aを、両側の側部戸当り3に設けた案内溝3aを貫通してその格納部内に突出させ、この突出させた両端側の軸部4aに第1のワイヤロープ5の一端を取付けている。この第1のワイヤロープ5の他端は、それぞれの側部戸当り3の格納部内の、例えば、倒伏時の扉体2の先端上方及び基端側の同一高さ位置に設置した第1の定滑車6a,6bを介してカウンタウエイト7に取付けられている。
倒伏時の扉体2の先端上方に設置する前記第1の定滑車6aは、海水の流入による扉体2の浮上途中や、水位の低下による倒伏途中に、前記カウンタウエイト7が最下点となるような位置に設置する。
また、吊りビーム4の前記軸部4aの、前記第1のワイヤロープ5の一端を取付けた位置の外側に、第2のワイヤロープ8の一端を取付ける。この第2のワイヤロープ8の他端は、前記それぞれの側部戸当り3の格納部内の、扉体2の基端側の上方に設置した第2の定滑車9、及び動滑車10を介して側部戸当り3の格納部内の天井に固定されている。
11は、動作確認の点検時に前記動滑車10に取付けるレバーブロック(登録商標)11であり、このレバーブロック(登録商標)11を用いて、前記動滑車10を前記第2の定滑車9から離反する方向、例えば側部戸当り3の床方向に移動する。
次に、上記本発明の浮体式フラップゲート1の組み立て手順を図3〜図8を用いて説明する。
本発明の浮体式フラップゲート1を設置する躯体21に床版22を据付け、この床版22の上の両側に側部戸当り3を据付ける(図3参照)。この時、両側の側部戸当り3の案内溝3aが相対するように据付ける。
次に、前記側部戸当り3の案内溝3aに両端側の軸部4aを貫通させて吊りビーム4を設置する。この吊りビーム4の設置時、倒伏状態の扉体2を先端側から見た場合にアーチ状のキャンバーが扉体の浮上方向の上側に位置するようにする。この状態では、吊りビーム4の長手方向中央部に床版22との間に隙間dができる(図4(a)の拡大部分参照)。
吊りビーム4を設置した後は、この吊りビーム4が扉体2の先端部下方に位置するように扉体2の据付けを行う。扉体2を据付けた状態では、扉体2の重量と、吊りビーム4の自重によって、吊りビーム4の長手方向中央部と床版22との間の隙間はなくなる(図5(a)の拡大部分参照)。
扉体2の据付けが完了した後は、扉体2と吊りビーム4をボルト23で締結し一体化する(図6参照)。
扉体2と吊りビーム4を一体化した後は、側部戸当り3の格納部の、倒伏状態の扉体2の先端上方及び基端側の同一高さ位置に第1の定滑車6a,6bを設置する。その後、吊りビーム4の両端側の軸部4aに一端を取付けた第1のワイヤロープ5の他端を、前記第1の定滑車6a,6bを介してカウンタウエイト7に取付ける(図7参照)。
上記本発明の浮体式フラップゲート1では、高潮や津波の発生時に、押し寄せてきた海水が浮体式フラップゲート1を越えて陸側に流れ込もうとした時には、押し寄せてきた海水が扉体2に作用して発生する浮力により、扉体2は無動力かつ人の操作なしに浮上する。その浮上開始時、前記カウンタウエイト7が降下することで、扉体2の浮上を補助する。
水位の増加に伴って扉体2は浮上するが、扉体2の浮上途中でカウンタウエイト7が最下点の位置となった後は、カウンタウエイト7は上昇するので、カウンタウエイト7が抵抗となって扉体2の浮上速度を減速し、浮上完了時の衝撃を緩和する。
なお、高潮や津波が引いて水位が低下した場合は、カウンタウエイト7が下降し、扉体2を倒伏方向に引っ張って水位の低下に追従して倒伏するが、カウンタウエイト7が最下点の位置となった後は、カウンタウエイト7は上昇して抵抗となり、扉体2の降伏速度を減速して降伏完了時の衝撃を緩和する。
一方、動作確認の点検時に、扉体2を起立させる場合には、前記動滑車10にレバーブロック(登録商標)11を取付け、動滑車10を側部戸当り3の床方向に移動させて扉体2を強制的に起立させる。この起立時に作用する重量は吊りビーム4が負担するので、扉体2には過度なたわみを生じることがない。動作確認の点検終了後はレバーブロック(登録商標)11を取外す。
本発明は、前記の例に限るものではなく、各請求項に記載の技術的思想の範疇であれば、適宜実施の形態を変更しても良いことは言うまでもない。
例えば、側部戸当り3の格納部における第1の定滑車6a,6bの設置態様や、レバーブロック(登録商標)11の設置態様は、図1に示した実施例に限らない。
例えば図9に示すように、第1の定滑車6aを倒伏時の扉体2の先端上方にのみ配置したものでも良い。また、第3の定滑車12を床版22に設置し、動滑車10に一端を取付けた第3のワイヤロープ13の他端を、前記第3の定滑車12を介して天井に取り付けたレバーブロック(登録商標)11に取付けたものでも良い。
上記図1,9の実施例は、いずれも吊りビーム4は扉体2と一体的に構成しているが、図10,11に示す実施例のように、海水の流入によって浮上する場合には、吊りビーム4は扉体2と分離されて扉体2のみ浮上するものでも良い。
このように吊りビーム4を扉体2と一体的に構成しない場合は、海水の流入による浮上の際は、吊りビーム4は扉体2と一緒に浮上しないので、カウンタウエイト7の重量を軽くすることができる。
図10は、扉体2の先端側両側にも軸部2dを突出させ、第1のワイヤロープ5の一端を扉体2の軸部2dに取付け、吊りビーム4の軸部4aには第2のワイヤロープ8の一端のみを取付けるようにしたものである。
この図10の実施例では、第1のワイヤロープ5の一端を取付ける扉体2の軸部2dは、第2のワイヤロープ8の一端を取付ける吊りビーム4の軸部4aよりも扉体2の基端側になり、側部戸当り3に設ける案内溝3aの幅が太くなる。また、第1のワイヤロープ5の一端の取付け位置が扉体2の回転中心2a側寄りになるので、カウンタウエイト7は若干重量の重たいものが必要になる。
一方、図11の実施例は、図10と同様、第1のワイヤロープ5の一端を扉体2の軸部2dに取付け、吊りビーム4の軸部4aには第2のワイヤロープ8の一端のみを取付けるようにしたものであるが、扉体2の軸部2dの鉛直下方に吊りビーム4の軸部4aを配置している。
この図11に示す例では、図10に比べて、カウンタウエイト7の重量を重たくする必要はないが、扉体2の格納部の掘り込み深さを深くする必要がある。
上記図9に示した実施例では、扉体2の浮上限位置を規定するテンションロッド24を設置しているが、このテンションロッド24は必ずしも必須の部材ではない。
また、上記の例では、動作確認の点検時における扉体2の起立を、レバーブロック(登録商標)11を使用して行っているが、チェーンブロック、油圧シリンダ、ウインチを使用してもよい。
また、吊りビーム4の吊り位置は、上記実施例のように扉体2の両端でなくてもよい。
また、上記実施例では、第1、第2のロープ5,8ともワイヤロープを使用しているが、ポリアミド系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ポリプロピレン系、アラミド系、ポリアリレート系、超高密度ポリエチレンなどの繊維ロープを使用しても良い。
1 浮体式フラップゲート
2 扉体
2a 回転中心
2b 先端側
2c 上部水平桁
2d 扉体軸部
3 側部戸当り
3a 案内溝
4 吊りビーム
4a 吊りビーム軸部
5 第1のワイヤロープ
6a,6b 第1の定滑車
7 カウンタウエイト
8 第2のワイヤロープ
9 第2の定滑車
10 動滑車
11 レバーブロック(登録商標)
12 第3の定滑車
13 第3のワイヤロープ
21 躯体
22 床版
23 ボルト
24 テンションロッド
g 側部水密ゴム
δ 反り量

Claims (2)

  1. 扉体が基端側を支点として回転浮上可能な浮体式フラップゲートであって、
    初期状態では長手方向中央部が最大の反り量となるアーチ状のキャンバーを設けた吊りビームと、
    先端部に、前記吊りビームを倒伏状態の扉体を先端側から見た場合に前記キャンバーが扉体の浮上方向の上側に位置するように配置した扉体と、
    前記扉体或いは前記吊りビームの先端側に接続された前記扉体の浮上を補助するカウンタウエイトと、
    を備え、
    動作確認の点検時に、引き上げられた前記吊りビームが、前記扉体の起立時に作用する重量を負担することを特徴とする浮体式フラップゲート。
  2. 前記吊りビームは、前記扉体と一体に構成されておらず、海水の流入によって浮上する場合には吊りビームは扉体と分離されて扉体のみ浮上することを特徴とする請求項1に記載の浮体式フラップゲート。
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