JP2018011616A - 運動器具 - Google Patents

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JP2018011616A JP2014238246A JP2014238246A JP2018011616A JP 2018011616 A JP2018011616 A JP 2018011616A JP 2014238246 A JP2014238246 A JP 2014238246A JP 2014238246 A JP2014238246 A JP 2014238246A JP 2018011616 A JP2018011616 A JP 2018011616A
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隆司 草次
Takashi Kusaji
隆司 草次
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Oak Lawn Marketing Inc
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    • A63SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
    • A63BAPPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
    • A63B22/00Exercising apparatus specially adapted for conditioning the cardio-vascular system, for training agility or co-ordination of movements
    • A63B22/04Exercising apparatus specially adapted for conditioning the cardio-vascular system, for training agility or co-ordination of movements with movable multiple steps, i.e. more than one step per limb, e.g. steps mounted on endless loops, endless ladders
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

【課題】広範囲な臀筋群に運動効果を及ぼすことができ、使用時における床の占有面積が小さく、収納時にはコンパクトに折り畳めて床の占有面積を小さくできると共に収納空間を小さくでき、収納時の美観に優れた運動器具を提供する。
【解決手段】運動器具10はスライド式開脚運動を行うためのものであり、使用者の右足が載せられる右足用足置台11と、使用者の左足が載せられる左足用足置台12と、右足用足置台がスライド自在に取付け保持された右足用スライドレール部13と、左足用足置台がスライド自在に取付け保持された左足用スライドレール部14と、各スライドレール部13,14の基端部13a,14aを接続する第1蝶番部21とを備える。運動器具10において、第1蝶番部21を開いた状態では、各スライドレール部13,14が全体として略円弧状または略楕円弧状を成す。
【選択図】 図1

Description

本発明は運動器具に係り、詳しくは、開脚運動を行うための運動器具に関するものである。
特許文献1には、中央台脚部の前後脚部間に張設した支持管に回動自在に軸支した左側レール用筒体部と右側レール用筒体部に夫々前後一対のレールの基端側を取付けると共に前後一対のレールの先端側を左右の脚台部に取付けて、左右の前後のレールに夫々足置台をスライド自在に載置し、左右の前後のレールを直線状にしたスライド式開脚運動具が開示されている。
特許文献2には、ハンドルが設けられたベースフレームと、中央にポストが二つ設けられたマスク状円盤と、マスク状円盤を取り囲んでベースフレームの上面に直接に固定される円弧状チューブと、一端が二つのポストにそれぞれ枢着されて他端に連接座が結合されたカンチレバーと、連接座の底面に設けられた長形ローラとを備え、長形ローラが円弧状チューブに当接して転がり可能である揺動式健康機が開示されている。
特開2014−8229号公報 実用新案登録第3164225号公報
特許文献1の技術では、左右レールが直線状であるため、開脚運動を行う際の両足の軌道も直線状になり、臀筋群のごく一部にしか運動効果を及ぼさないという問題がある。
それに対して、特許文献2の技術では、足置台である連接座が円弧状チューブ上をスライドするため、開脚運動を行う際の両足の軌道も円弧状になり、広範囲な臀筋群に運動効果を及ぼすことができるという利点がある。
また、特許文献1の技術では、左右レールの基端側が取付けられたレール用筒体部が支持管に軸支されており、レール用筒体部および支持管が蝶番として機能するため、その蝶番により左右レールを折り畳んで閉じることにより、スライド式開脚運動具の収納時における床の占有面積を小さくできるという利点がある。
それに対して、特許文献2の技術では、揺動式健康機の収納時に折り畳むことができないため、収納時における床の占有面積が使用時と変わらないという問題がある。
そして、特許文献2の技術では、マスク状円盤の中央にポストが設けられ、連接座が結合されたカンチレバーがポストに枢着されているため、カンチレバーの回転半径の分だけ、使用時における床の占有面積が大きいという問題がある。
また、特許文献1の技術では、収納時にスライド式開脚運動具を折り畳むことができるものの、折り畳んだ状態でも全体が嵩張って大きな収納空間が必要であり、折り畳んだ状態の見栄えが悪いという問題がある。
本発明は前記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、広範囲な臀筋群に運動効果を及ぼすことができ、使用時における床の占有面積が小さく、収納時にはコンパクトに折り畳めて床の占有面積を小さくできると共に収納空間を小さくでき、収納時の美観に優れた運動器具を提供することにある。
本発明者らは前記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記のように本発明の各局面に想到した。
<第1の局面>
第1の局面は、
使用者の右足が載せられる右足用足置台と、
使用者の左足が載せられる左足用足置台と、
右足用足置台がスライド自在に取付け保持された右足用スライドレール部と、
左足用足置台がスライド自在に取付け保持された左足用スライドレール部と、
各スライドレール部の基端部を接続する第1蝶番部と
を備えたスライド式開脚運動を行うための運動器具であって、
第1蝶番部を開いた状態では、各スライドレール部が全体として略円弧状または略楕円弧状を成す。
第1の局面では、各足置台が略円弧状の各スライドレール部をスライドするため、開脚運動を行う際の両足の軌道も円弧状になり、広範囲な臀筋群に運動効果を及ぼすことができる。
また、第1の局面では、特許文献2の「ポスト」「カンチレバー」に相当する部材を備えないため、特許文献2の技術の前記問題(カンチレバーの回転半径の分だけ使用時における床の占有面積が大きい)を回避することが可能であり、使用時における床の占有面積を小さくできる。
<第2の局面>
第2の局面は、第1の局面において、
使用者が両手を添えるハンドル部と、
第1蝶番部とハンドル部の下端部とを接続する第2蝶番部と、
右足用スライドレール部が収容された第1筺体部と、
左足用スライドレール部が収容された第2筺体部と
を更に備え、
各蝶番部の開閉方向は互いに直交し、
第1蝶番部および第2蝶番部を共に閉じた状態では、各筺体部とハンドル部とが折り畳まれて一体化され、各筺体部およびハンドル部が全体として直立した略扇台形平板状を成す。
第2の局面では、収納時にはコンパクトに折り畳めて床の占有面積を小さくできると共に収納空間を小さくでき、収納時の美観に優れた運動器具を提供できる。
また、運動器具をコンパクトに折り畳めば梱包サイズを小さくすることが可能になるため、梱包コストや運搬コストを低減することができる。
<第3の局面>
第3の局面は、第2の局面において、ハンドル部は、各スライドレール部の形状に沿った形状であり、各筺体部とハンドル部とが一体化されると、各筺体部の外縁部とハンドル部の外縁部とが面一になる。
第3の局面では、運動器具の収納時の美観を更に高めることができる。
<第4の局面>
第4の局面は、第1の局面において、
使用者が両手を添えるハンドル部と、
第1蝶番部とハンドル部の下端部とを接続する第2蝶番部と
を更に備え、
第1蝶番部を閉じたとき、各スライドレール部の大径側縁部は重なり合い、
ハンドル部は、各スライドレール部の大径側縁部に沿うように湾曲され、
第1蝶番部および第2蝶番部を共に閉じた状態では、各スライドレール部の大径側縁部がハンドル部と対向する。
第4の局面では、収納時にはコンパクトに折り畳めて床の占有面積を小さくできると共に収納空間を小さくできる。
<第5の局面>
第5の局面は、第2〜第4の局面において、第2蝶番部が接続固定されたベース部を更に備える。
第5の局面では、運動効果を最も高めることができるように、ハンドル部が僅かに前傾した状態で第2蝶番部を介してベース部に接続固定した場合でも、ハンドル部と各筺体部とを一体化させたとき、運動器具の前後方向の長さが小さくなるため、ハンドル部の形状を最適化することと収納時におけるコンパクト化とを両立できる。
<第6の局面>
第6の局面は、第2〜第4の局面において、第1蝶番部が接続固定されたベース部を更に備える。
第6の局面では、運動効果を最も高めることができるように、ハンドル部が僅かに前傾した状態で第2蝶番部を介してベース部に接続固定した場合、ハンドル部を各筺体部側に引き倒して折り畳むため、重量のある各筺体部をハンドル部側に引き倒して折り畳むのに比べて、折り畳み操作に要する力が小さくなることから、折り畳み操作が容易になる。
<第7の局面>
第7の局面は、第1〜第6の局面において、各スライドレール部は、平行に配置された2本のレールを備える。
第7の局面では、1本のレールだけで各スライドレール部を構成した場合に比べて、各足置台が安定した状態で各スライドレール部をスライドすることから、運動効果を高めることができる。
本発明を具体化した一実施形態の運動器具10において、第1蝶番部21を開くと共に、ハンドル部22を伸張させた状態の斜視図。 運動器具10において、第1蝶番部21を開くと共に、ハンドル部22を伸張させた状態の上面図。 運動器具10において、第1蝶番部21を開くと共に、ハンドル部22を伸張させた状態の背面図。 運動器具10において、第1蝶番部21を開くと共に、ハンドル部22を伸張させた状態の左側面図。 運動器具10において、第1蝶番部21を開くと共に、ハンドル部22を退縮させた状態の斜視図。 運動器具10において、第1蝶番部21を開くと共に、ハンドル部22を退縮させた状態の背面図。 運動器具10において、第1蝶番部21を開くと共に、ハンドル部22を退縮させた状態の左側面図。 運動器具10において、第1蝶番部21を閉じると共に、ハンドル部22を退縮させた状態の斜視図。 運動器具10において、第1蝶番部21を閉じると共に、ハンドル部22を退縮させた状態の上面図。 運動器具10において、第1蝶番部21を閉じると共に、ハンドル部22を退縮させた状態の背面図。 運動器具10において、第1蝶番部21を閉じると共に、ハンドル部22を退縮させた状態の左側面図。 運動器具10において、第1蝶番部21および第2蝶番部31を共に閉じると共に、ハンドル部22を退縮させた状態の斜視図。 運動器具10において、第1蝶番部21および第2蝶番部31を共に閉じると共に、ハンドル部22を退縮させた状態の上面図。 運動器具10において、第1蝶番部21および第2蝶番部31を共に閉じると共に、ハンドル部22を退縮させた状態の背面図。 運動器具10において、第1蝶番部21および第2蝶番部31を共に閉じると共に、ハンドル部22を退縮させた状態の左側面図。
<運動器具10の構成>
図1〜図15に示すように、本実施形態の運動器具10は、右足用足置台11、左足用足置台12、右足用スライドレール部13(基端部13a、大径側縁部13b)、左足用スライドレール部14(基端部14a、大径側縁部14b)、レール15,16、第1蝶番部21(前端部21a)、ハンドル部22(ハンドル本体部23、ハンドル延長部24、手置き部25、固定ネジ26、固定用凸部27)、第2蝶番部31、第1筺体部32、第2筺体部33、切欠部34,35、係合凹部36、係合凸部37、取手部38,39、操作ボタン40、ベース部51、載置用凸部52などを備える。
尚、以下の説明では、運動器具10の使用時における使用者(運動者)の前方,後方,右,左にそれぞれ対応する方向を「前方」「後方」「右」「左」と記載し、使用者を正面から視た状態を「正面視」と記載する。
各足置台11,12は略矩形平板状を成しており、右足用足置台11には運動器具10の使用者の右足が載せられ、左足用足置台12には使用者の左足が載せられる。
右足用スライドレール部13には右足用足置台11がスライド自在に取付け保持され、左足用スライドレール部14には左足用足置台12がスライド自在に取付け保持されている。
各スライドレール部13,14は略円弧状であり、各スライドレール部13,14の前方側縁部がそれぞれ大径側縁部13b,14bとなる。
各スライドレール部13,14はそれぞれ、平行に配置された2本のレール15,16などを備える。
各レール15,16は、円筒状を成しており、運動器具10の下方側に向けて突出するように僅かに湾曲している。
各足置台11,12の底面にはローラー(図示略)が回動自在に取付けられ、そのローラが各レール15,16に当接して転動することにより、各足置台11,12が各スライドレール部13,14に対してスライドする。
第1蝶番(ヒンジ)部21は、各スライドレール部13,14の基端部13a,14aを接続する。
ハンドル部22は、ハンドル本体部23、ハンドル延長部24、手置き部25、固定ネジ26、固定用凸部27などを備える。
ハンドル本体部23は扁平で厚み方向に湾曲した略直方体状を成しており、ハンドル本体部23の正面視左右方向は第1蝶番部21の開閉方向に平行に配置されている。
ハンドル延長部24は、ハンドル本体部23の形状に沿った長尺物であり、ハンドル本体部23内に摺動可能に収容されている。
手置き部25は略円柱状を成しており、手置き部25には使用者の両手が添えられる。
手置き部25はハンドル延長部24の上端部に取付け固定され、手置き部25の中心軸は第1蝶番部21の開閉方向に平行で且つ水平に配置されている。
固定ネジ26は、ハンドル本体部23の背面側に挿着されてハンドル本体部23およびハンドル延長部24に螺着され、ハンドル本体部23に対してハンドル延長部24を固定保持する。
固定用凸部27は、ハンドル本体部23の背面側上端部に突設されている。
第2蝶番部31は、第1蝶番部21の前端部21aと、ハンドル部22のハンドル本体部23の下端部とを接続し、第2蝶番部31の開閉方向は第1蝶番部21の開閉方向と直交する。
各筺体部32,33は扁平な略扇台形箱状を成しており、第1筺体部32には右足用スライドレール部13が収容され、第2筺体部33には左足用スライドレール部14が収容されている。
切欠部34は、第1筺体部32の前方角部が略円弧状に切り欠かれて形成されている。
切欠部35は、第2筺体部33の前方角部が略円弧状に切り欠かれて形成されている。
2個の係合凹部36はそれぞれ、第1筺体部32において右足用スライドレール部13が収容されている面の先端部に突設されており、一方の係合凹部36は第1筺体部32の後方角部に配置され、他方の係合凹部36は切欠部34に隣接して配置されている。
2個の係合凸部37はそれぞれ、第2筺体部33において左足用スライドレール部14が収容されている面の先端部に穿設されており、一方の係合凸部37は第2筺体部33の後方角部に配置され、他方の係合凸部37は切欠部35に隣接して配置されている。
取手部38は、第1筺体部32において右足用スライドレール部13が収容されている面とは反対面の先端部に穿設された略直方体状の凹部である。
取手部39は、第2筺体部33において左足用スライドレール部14が収容されている面とは反対面の先端部に穿設された略直方体状の凹部である。
操作ボタン40は、第1筺体部32の先端部端面に配置されている。
ベース部51は略矩形平板状を成しており、ベース部51の上面には第2蝶番部31が接続固定されている。
ハンドル部22のハンドル本体部23の下端部は、ハンドル本体部23が僅かに前傾した状態で、第2蝶番部31を介してベース部51に接続固定されている。
載置用凸部52は、ベース部51の上面後方部に突設されている。
<運動器具10の使用方法>
運動器具10の使用者は、図1〜図7に示すように、第1蝶番部21を開いて各スライドレール部13,14を水平に展開した状態にする。
すると、第1蝶番部21は載置用凸部52上に載置された状態になる。
次に、使用者は、各足置台11,12に足を載せて直立した状態で、図4の矢印α,α’に示すように、ハンドル本体部23に対してハンドル延長部24を摺動させ、ハンドル部22全体の長さを自身の身長に合わせて最適化し、その後に、固定ネジ26を締結して各部23,24を固定保持する。
そして、使用者は、手置き部25に両手を置いた状態で、各足置台11,12に載せた両足を開いたり閉じたりすると、各足置台11,12がそれぞれ各スライドレール部13,14をスライドするため、スライド式開脚運動を行うことができる。
このとき、使用者が手置き部25を強く握ると、両手に力が掛かる分だけ臀筋群に力が掛かり難くなって運動効果が阻害されるため、手置き部25には両手を軽く添える程度に置く必要がある。
<運動器具10の収納方法>
使用者は、図5〜図7に示すように、固定ネジ26を緩めて各部23,24の固定保持を解除し、ハンドル延長部24全体をハンドル本体部23内に収容させ、ハンドル本体部23に手置き部25を当接させる。
次に、使用者は、図6の矢印βに示すように、各筺体部32,33の先端部を上方に持ち上げることにより、図8〜図11に示すように、第1蝶番部21を閉じた状態にさせ、各筺体部32,33を閉じ合わせるように折り畳んで一体化させる。
このとき、第1蝶番部21が載置用凸部52上に載置されているため、各筺体部32,33が不要にガタ付かなく、各筺体部32,33を安定して折り畳むことができる。
また、第1筺体部32の各係合凹部36と、第2筺体部33の各係合凸部37とがそれぞれ係合するため、各筺体部32,33が位置ズレを起こすことなく折り畳むことができる。
続いて、使用者は、一体化された各筺体部32,33の後方側を上方に持ち上げ、図11の矢印γに示すように、各筺体部32,33をハンドル部22側に引き倒すことにより、図12〜図15に示すように、第2蝶番部31を閉じた状態にさせ、各筺体部32,33をハンドル部22側に合体させるように折り畳んで一体化させる。
このとき、各筺体部32,33の各切欠部34,35に、ハンドル部22の手置き部25が嵌合一体化される。
また、ハンドル部22の固定用凸部27が、各筺体部32,33内にそれぞれ設けられた固定用凹部(図示略)に係合固定され、それらの係合固定により、各筺体部32,33とハンドル部22とが分離不能に固定保持される。
尚、各筺体部32,33とハンドル部22との固定保持を解除するには、操作ボタン40を押すことにより、ハンドル部22の固定用凸部27と各筺体部32,33の固定用凹部との係合固定を解除させればよい。
図12〜図15に示すように、各筺体部32,33とハンドル部22とが折り畳まれて一体化された状態では、各取手部38,39が各筺体部32,33の側面上部に位置する。
そのため、使用者は、各取手部38,39に手を掛けて持ち上げることで、運動器具10を容易に持ち運ぶことができる。
<運動器具10の作用・効果>
本実施形態の運動器具10によれば、以下の作用・効果を得ることができる。
[1]図1,図2,図5に示すように、第1蝶番部21を開いた状態において、各スライドレール部13,14は、第1蝶番部21に対して線対称に展開され、運動器具10の後方側(使用者の背面側)に向けて湾曲し、全体として略円弧状を成している。
そのため、運動器具10では、各足置台11,12が略円弧状の各スライドレール部13,14をスライドするため、開脚運動を行う際の両足の軌道も円弧状になり、広範囲な臀筋群に運動効果を及ぼすことができる。
また、運動器具10では、特許文献2の「ポスト」「カンチレバー」に相当する部材を備えないため、特許文献2の技術の前記問題(カンチレバーの回転半径の分だけ使用時における床の占有面積が大きい)を回避することが可能であり、使用時における床の占有面積を小さくできる。
[2]図12〜図15に示すように、各蝶番部21,31を共に閉じた状態において、各筺体部32,33とハンドル部22とは折り畳まれて一体化され、各筺体部32,33およびハンドル部22が全体として直立した略扇台形平板状を成している。
図8〜図11に示すように、第1蝶番部21だけを閉じた状態では、運動器具10の左右方向の幅は小さくなるものの、運動器具10の前後方向の長さは使用時と同じであるため嵩張ることになる。
そこで、図12〜図15に示すように、第1蝶番部21に加えて第2蝶番部31を閉じた状態にすれば、運動器具10の前後方向の長さも小さくなるため、運動器具10は前後左右の全方向に嵩張らなくなる。
よって、運動器具10では、運動効果を最も高めることができるように各スライドレール部13,14の形状を最適化することと、収納時におけるコンパクト化とを両立できる。
従って、本実施形態によれば、収納時にはコンパクトに折り畳めて床の占有面積を小さくできると共に収納空間を小さくでき、収納時の美観に優れた運動器具10を提供できる。
また、運動器具10をコンパクトに折り畳めば梱包サイズを小さくすることが可能になるため、梱包コストや運搬コストを低減することができる。
[3]ハンドル部22は各スライドレール部13,14の形状に沿った形状であり、各筺体部32,33とハンドル部22とが一体化されると、各筺体部32,33の外縁部とハンドル部22の外縁部とが面一になる。
そのため、運動器具10の収納時の美観を更に高めることができる。
[4]第1蝶番部21を閉じたとき、各スライドレール部13,14の大径側縁部13b,14bは重なり合い、ハンドル部22は各大径側縁部13b,14bに沿うように湾曲される。
そして、各蝶番部21,31を共に閉じた状態では、各大径側縁部13b,14bがハンドル部22と対向する。
そのため、運動器具10では、収納時にはコンパクトに折り畳めて床の占有面積を小さくできると共に収納空間を小さくできる。
[5]運動器具10では、運動効果を最も高めることができるようにハンドル部22の形状を最適化するため、ハンドル部22が僅かに前傾した状態で第2蝶番部31を介してベース部51に接続固定されている。
そして、第2蝶番部31がベース部51に接続固定されているため、ハンドル部22と各筺体部32,33とを一体化させたとき、運動器具10の前後方向の長さが小さくなる。
よって、運動器具10では、ハンドル部22の形状を最適化することと、収納時におけるコンパクト化とを両立できる。
[6]各スライドレール部13,14は平行に配置された2本のレール15,16を備える。
そのため、1本のレールだけで各スライドレール部13,14を構成した場合に比べて、運動器具10では、各足置台11,12が安定した状態で各スライドレール部13,14をスライドすることから、運動効果を高めることができる。
<別の実施形態>
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のように具体化してもよく、その場合でも、前記実施形態と同等もしくはそれ以上の作用・効果を得ることができる。
[A]各スライドレール部13,14は、略円弧状ではなく、略楕円弧状にしてもよい。
[B]第2蝶番部31をベース部51に接続固定するのではなく、第1蝶番部21をベース部51に接続固定してもよい。
この場合には、前記[5]の作用・効果は得られなくなるものの、ハンドル部22を各筺体部32,33側に引き倒して折り畳むため、重量のある各筺体部32,33をハンドル部22側に引き倒して折り畳むのに比べて、折り畳み操作に要する力が小さくなることから、折り畳み操作が容易になる。
本発明は、前記各局面および前記実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様も本発明に含まれる。本明細書の中で明示した公報などの内容は、その全ての内容を援用によって引用することとする。
10…運動器具
11…右足用足置台
12…左足用足置台
13…右足用スライドレール部
13a…基端部
13b…大径側縁部
14…左足用スライドレール部
14a…基端部
14b…大径側縁部
15,16…レール
21…第1蝶番部
22…ハンドル部
31…第2蝶番部
32…第1筺体部
33…第2筺体部
51…ベース部

Claims (7)

  1. 使用者の右足が載せられる右足用足置台と、
    使用者の左足が載せられる左足用足置台と、
    前記右足用足置台がスライド自在に取付け保持された右足用スライドレール部と、
    前記左足用足置台がスライド自在に取付け保持された左足用スライドレール部と、
    前記各スライドレール部の基端部を接続する第1蝶番部と
    を備えたスライド式開脚運動を行うための運動器具であって、
    前記第1蝶番部を開いた状態では、前記各スライドレール部が全体として略円弧状または略楕円弧状を成す運動器具。
  2. 使用者が両手を添えるハンドル部と、
    前記第1蝶番部と前記ハンドル部の下端部とを接続する第2蝶番部と、
    前記右足用スライドレール部が収容された第1筺体部と、
    前記左足用スライドレール部が収容された第2筺体部と
    を更に備え、
    前記各蝶番部の開閉方向は互いに直交し、
    前記第1蝶番部および前記第2蝶番部を共に閉じた状態では、前記各筺体部と前記ハンドル部とが折り畳まれて一体化され、前記各筺体部および前記ハンドル部が全体として直立した略扇台形平板状を成す、
    請求項1に記載の運動器具。
  3. 前記ハンドル部は、前記各スライドレール部の形状に沿った形状であり、
    前記各筺体部と前記ハンドル部とが一体化されると、前記各筺体部の外縁部と前記ハンドル部の外縁部とが面一になる、
    請求項2に記載の運動器具。
  4. 使用者が両手を添えるハンドル部と、
    前記第1蝶番部と前記ハンドル部の下端部とを接続する第2蝶番部と
    を更に備え、
    前記第1蝶番部を閉じたとき、前記各スライドレール部の大径側縁部は重なり合い、
    前記ハンドル部は、前記各スライドレール部の大径側縁部に沿うように湾曲され、
    前記第1蝶番部および前記第2蝶番部を共に閉じた状態では、前記各スライドレール部の大径側縁部が前記ハンドル部と対向する、
    請求項1に記載の運動器具。
  5. 前記第2蝶番部が接続固定されたベース部を更に備えた、
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の運動器具。
  6. 前記第1蝶番部が接続固定されたベース部を更に備えた、
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の運動器具。
  7. 前記各スライドレール部は、平行に配置された2本のレールを備えた、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の運動器具。
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