JP2018011486A - クロージャの補修用部材、加熱部材、封止部材、及び、クロージャの補修方法。 - Google Patents

クロージャの補修用部材、加熱部材、封止部材、及び、クロージャの補修方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】ガス漏れの補修作業を簡単且つ確実に行うことができるクロージャの補修用部材、加熱部材、封止部材、及び、クロージャの補修方法を提供する。【解決手段】一形態のクロージャの補修用部材は、少なくとも2本のケーブルを接続させた接続部を収容する筒状のスリーブと、ケーブルを通す孔部を有し孔部にケーブルを通した状態でスリーブを封止する端面板とを備えたクロージャの補修用部材10である。補修用部材10は、ケーブルと端面板との間に形成された漏出部Lに当てられて漏出部Lを封止する封止部材11と、封止部材11を加熱する加熱部材12と、を備え、封止部材11は、加熱部材12によって加熱されると共に加熱部材12によって押さえつけられることにより、変形して硬化する部材である。【選択図】図8

Description

本発明は、クロージャの補修用部材、加熱部材、封止部材、及び、クロージャの補修方法に関する。
従来から、通信用ケーブルの接続部を覆って保護するクロージャが知られている。クロージャの内部にはケーブルを通じて空気、窒素ガス等のガスが加圧供給されており、この加圧されたガスによってクロージャ内部への水の浸入が防止される。
特許文献1には、通信用ケーブルの接続部を収容する筒状のスリーブと、スリーブの両端に取り付けられる端面板とを備えたケーブル接続部保護ケースのガス漏れ補修方法が記載されている。このガス漏れ補修方法では、2個の半円形の型枠で端面板の外側に位置するケーブルを挟み込む。そして、2個の型枠を端面板に押し当てた後、上側の型枠に形成された注入口から型枠の内部に液状の発泡ウレタンを充填させ、この発泡ウレタンを硬化させることによってガス漏れを補修する。発泡ウレタンを硬化させた後には、型枠を取り外して補修が完了する。
特開平5−146026号公報
特許文献1に記載された補修方法では、型枠の内部に液状の発泡ウレタンを充填させ、この発泡ウレタンの発泡硬化によってガス漏れの箇所を塞いでいる。この補修方法では、ガスが漏れている状態で補修をすると、液状の発泡ウレタンを充填させているときに漏出したガスの通り道が形成されて、結局ガス漏れが解消されないといった問題が起こりうる。この場合、ガス漏れの箇所を特定して更なる補修が必要となる。このように、ガス漏れの補修作業が不十分になる可能性がある。
そのため、ガス漏れの補修作業を簡単且つ確実に行うことができることが望まれている。
本発明の一形態に係るクロージャの補修用部材は、少なくとも2本のケーブルを接続させた接続部を収容する筒状のスリーブと、ケーブルを通す孔部を有し孔部にケーブルを通した状態でスリーブを封止する端面板とを備えたクロージャの補修用部材であって、ケーブルと端面板との間に形成された漏出部に当てられて漏出部を封止する封止部材と、封止部材を加熱する加熱部材と、を備え、封止部材は、加熱部材によって加熱されると共に加熱部材によって押さえつけられることにより、変形して硬化する部材である。
このような形態によれば、封止部材が漏出部を封止して、加熱部材が封止部材を加熱すると共に封止部材を端面板の外側から押さえつける。従って、封止部材によって漏出部を封止させて加熱部材で封止部材を加熱しながら押さえつけることにより、封止部材は変形しながら漏出部を確実に塞ぎ込むと共に硬化する。このように封止部材が加熱によって変形及び硬化することにより、漏出部から漏れるガス漏れの補修作業を簡単且つ確実に行うことができる。
別の形態に係る補修用部材において、加熱部材の封止部材に当接する部分には凹部が形成されていてもよい。
別の形態に係る補修用部材において、封止部材への加熱部材の付着を抑制する離型手段を備えてもよい。
別の形態に係る補修用部材において、離型手段は、封止部材に貼り合わされるシート部材であってもよい。
別の形態に係る補修用部材では、加熱部材に加熱される前において、封止部材は未架橋のEPDMゴムであってもよい。
本発明の一形態に係る加熱部材は、少なくとも2本のケーブルを接続させた接続部を収容する筒状のスリーブと、ケーブルを通す孔部を有し孔部にケーブルを通した状態でスリーブを封止する端面板とを備えたクロージャの補修に用いられる加熱部材であって、ケーブルと端面板との間に形成された漏出部を封止する封止部材を端面板の外側から押さえつけると共に封止部材を加熱する。
このような形態の加熱部材では、ケーブルと端面板との間に形成された漏出部を封止する封止部材を加熱して封止部材を端面板の外側から押さえつけることにより、封止部材は、変形しながら漏出部を確実に塞ぎ込むと共に硬化する。従って、加熱部材で封止部材を加熱しながら押さえつけることにより、漏出部を簡単且つ確実に塞ぐことができる。
本発明の一形態に係る封止部材は、少なくとも2本のケーブルを接続させた接続部を収容する筒状のスリーブと、ケーブルを通す孔部を有し孔部にケーブルを通した状態でスリーブを封止する端面板とを備えたクロージャの補修に用いられる封止部材であって、ケーブルと端面板との間に形成された漏出部に配置され、加熱部材によって端面板の外側から押さえつけられると共に加熱されることにより、変形して硬化する。
このような形態の封止部材は、ケーブルと端面板との間に形成された漏出部を封止した状態で加熱部材によって押さえつけられることにより、変形して漏出部を塞ぎ込むと共に硬化する。このように、封止部材は漏出部を封止した状態で変形及び硬化するので、漏出部を確実に塞ぎ込むことができる。従って、漏出部に対する確実且つ簡単な補修を実現させることができる。
別の形態に係る封止部材において、加熱部材の付着を抑制する離型手段を備えてもよい。
本発明の一形態に係る補修方法は、少なくとも2本のケーブルを接続させた接続部を収容する筒状のスリーブと、ケーブルを通す孔部を有し孔部にケーブルを通した状態でスリーブを封止する端面板とを備えたクロージャの補修方法であって、ケーブルと端面板との間に形成された漏出部に封止部材を配置する工程と、加熱部材によって封止部材を加熱しながら封止部材を漏出部に向けて押さえつけることにより、封止部材を変形及び硬化させる工程と、を備える。
このような形態によれば、ケーブルと端面板との間に形成された漏出部に封止部材を配置して漏出部を封止し、加熱部材で封止部材を漏出部に向けて押さえつける。そして、封止部材で漏出部を封止して加熱部材で封止部材を加熱して封止部材を押さえつけることにより、封止部材は、変形しながら確実に漏出部を塞ぎ込むと共に硬化する。従って、漏出部から漏れるガス漏れの補修作業を簡単且つ確実に行うことができる。
本発明によれば、ガス漏れの補修作業を簡単且つ確実に行うことができる。
実施形態に係る補修用部材の補修対象であるクロージャの一例を示す斜視図である。 図1のクロージャの補修後の状態を示す正面図である。 (a)は、封止部材を示す斜視図である。(b)は、離型手段であるシート部材を示す斜視図である。 (a)は、加熱部材を示す側面図である。(b)は、図4(a)のA−A線断面図である。 (a)は、クロージャの漏出部の一例を示す正面図である。(b)は、図5(a)の漏出部を封止部材で封止した状態を示す正面図である。 図5(b)の封止部材にシート部材を乗せた状態を示す斜視図である。 図6のシート部材に加熱部材を押さえつけた状態を示す斜視図である。 図6のシート部材に加熱部材を押さえつけた状態を示す断面図である。 変形例に係る封止部材を示す断面図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。図面の説明において、同一又は相当する要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
以下では、本実施形態に係る補修用部材、加熱部材、及び封止部材について説明する。なお、本明細書における用語「補修」は、クロージャからのガス漏れを解消、使用上問題が無い程度にまで漏出を低減すること、及びクロージャからのガス漏れを予め防止することを含んでおり、クロージャからのガスリーク対策も含んでいる。クロージャの種類としては種々のものが挙げられる。具体的には、図1及び図2に示されるように、通信用のケーブルCの接続部を保護するクロージャ1を挙げることができ、クロージャ1は、例えば地下で延びるケーブルCの接続部を保護する。
まず、クロージャ1の構造について説明する。クロージャ1は、半円筒状となった2つのスリーブ2を備えており、2つのスリーブ2はネジ3で互いに固定されている。クロージャ1は全体的に円筒形状を呈しており、スリーブ2はクロージャ1の側面を構成している。スリーブ2は少なくとも2本以上のケーブルCの接続部を収容する。スリーブ2の材料は、例えば、ポリプロピレンである。
スリーブ2は、クロージャ1の長手方向(クロージャ1の軸線方向、ケーブルCの延在方向)に沿って並設される複数のリブ2aを備えており、各リブ2aはクロージャ1の周方向に延在している。また、ネジ3は、クロージャ1の長手方向に沿って並設されている。なお、以下の説明において、クロージャ1の軸線方向、クロージャ1の径方向、及びクロージャ1の周方向を、それぞれ単に軸線方向、径方向、及び周方向とすることがある。
クロージャ1の長手方向の両端には円板形の端面板4が設けられており、2個の端面板4によってスリーブ2は封止されている。端面板4は、ケーブルCを通す円形の孔部4aを備える。孔部4aの径は、ケーブルCの外径よりも大きい。また、端面板4は、2個の半円形状の側壁部材4bがボルト接合されることによって形成されている。
2個の側壁部材4bの間にはシーリングテープが介在しており、このシーリングテープによって2個の側壁部材4bの間における気密性が確保されている。このシーリングテープは、例えば、パテ状となっており、シーリングテープの材料としてはブチルゴムが挙げられる。
ケーブルCには、端面板4の孔部4aとケーブルCとの間の隙間を塞ぐエアタイトテープTが巻き付けられている。エアタイトテープTは、ゴム製であり、例えばエアタイトテープTの材料はEPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)である。エアタイトテープTは、過酸化物架橋EPDMで構成されていてもよい。エアタイトテープTはケーブルCの外周に複数層巻き付けられる。そして、最も径方向外側に位置するエアタイトテープTの外周面が孔部4aの内周面に密着することによって、ケーブルCと端面板4との間が封止される。
図2の端面板4では1個の孔部4aのみが設けられているが、クロージャ1から延びるケーブルCの本数又はケーブルCの種類に応じて、端面板と孔部の形状及び個数は適宜変更可能である。端面板の種類は様々である。具体的には、例えばケーブルの接続部から二股又は三股となってケーブルCが延び出している場合もあり、このような場合、端面板に設けられる孔部の数は2つ又は3つとなる。
スリーブ2の内部には加圧された窒素ガス又は空気等のガスがケーブルCを通じて供給されており、このガスでスリーブ2の内部が高い気圧とされていることによって、スリーブ2の内部への水の浸入が阻止される。また、スリーブ2と端面板4との間には気密保持を行うガスケットが設けられている。
スリーブ2の外周にはバンド部材5が巻き付けられており、複数のバンド部材5がクロージャ1の長手方向に並設されている。複数のバンド部材5は、内部が高い気圧とされたスリーブ2を外側からネジ3で締め付けるために設けられており、例えばステンレスによって構成されている。
以上のように構成されるクロージャ1では、経年劣化等により、ケーブルCと孔部4aとの間(エアタイトテープTが設けられる箇所)に位置する漏出部L(図5参照)からガスが漏れることがある。漏出部Lは、ケーブルCと孔部4aの間等、スリーブ2に封入されたガスが漏れ得る箇所を示している。
例えば、漏出部Lは、エアタイトテープTの一部分と、当該一部分と径方向に隣接する他の部分との間(界面)に形成される。漏出部Lからのガス漏れを検知した場合には、漏出部Lを塞いでガス漏れを解消する補修作業を行う必要がある。漏出部Lを特定する方法としては、例えば、エアタイトテープTに石鹸水等の液体を付着させて発泡するかどうかを確認する方法が挙げられる。
次に、漏出部Lの補修作業で用いられる補修用部材10について説明する。補修用部材10は、漏出部Lを封止する封止部材11を含んでおり、図2では、漏出部Lが封止部材11によって封止され、補修用部材10による漏出部Lの補修がなされた状態を示している。また、図2、図3及び図4に示されるように、補修用部材10は、上記の封止部材11と、封止部材11を加熱すると共に封止部材11を押さえつける加熱部材12と、封止部材11及び加熱部材12の間に介在するシート部材13(離型手段)とを備える。
封止部材11は、加熱前において軟質のゴム材料とされている。加熱前において、封止部材11は、手でちぎれる程度の柔らかい状態とされている。封止部材11は、漏出部Lを封止するために設けられ、封止部材11の形状及び大きさは漏出部Lの形状及び大きさに合わせて適宜変更される。例えば、封止部材11は略直方体状とされており、封止部材11の長さ、幅、厚さは、それぞれ、15mm、15mm、2.8mmである。封止部材11は、加熱と共に変形しながら硬化する。
封止部材11の材料は、硬化する際、エアタイトテープTに密着して接着される材料であることが好ましい。封止部材11は、漏出部Lを塞いだ状態でエアタイトテープTと一体化することにより、漏出部Lからのガスの漏洩を解消する。また、硬化した封止部材11は、複数層のエアタイトテープTを軸線方向外側から塞いでいる。例えば、硬化した封止部材11の形状は円形状である。
加熱前の封止部材11の材料は、例えば、未架橋のEPDMゴムである。加熱前の封止部材11は、例えば、漏出部Lに仮止めされる粘着性、及び常温で外力を受けると塑性変形する流動性を有する。加熱前の封止部材11は、外力を受けると加圧によって変形する。そして、封止部材11は、加熱されると架橋及び接着し、硬化した状態でエアタイトテープTと一体化するので、漏出部Lの封止を一層確実に行える。また、封止部材11は、漏出部Lへの密着を維持した状態で硬化し、硬化によって流動性及び粘着性が低下する。なお、封止部材11の材料は、EPDMに限られず、適宜変更可能である。
シート部材13は、例えば正方形の紙状とされているが、シート部材13の形状及び大きさは、封止部材11の形状及び大きさに合わせて適宜変更される。シート部材13は、例えば、封止部材11を覆うことが可能な形状及び大きさに変更される。シート部材13は、粘着性を有する封止部材11に押し付けられることにより、封止部材11に貼り付けられる。また、シート部材13は、封止部材11に予め貼り付けられていてもよい。
シート部材13は、封止部材11への加熱部材12の付着を抑制する。シート部材13は、封止部材11と加熱部材12の間に介在し、封止部材11に対する加熱部材12の離型性を維持する。このシート部材13により、封止部材11と加熱部材12との接着が抑制されることとなり、封止部材11から加熱部材12を容易に離間させることが可能となる。シート部材13は、例えばPTFE(Poly Tetra Fluoro Ethylene)製のシートである。また、シート部材13の材料は、PTFE等のフッ素系材料、又はシリコーン系材料等であってもよく適宜変更可能である。
加熱部材12は、シート部材13を介して、封止部材11を押さえつけながら加熱する。加熱部材12による封止部材11の加熱温度は、例えば、170℃以上且つ200℃以下である。図4(a)及び図4(b)に示されるように、本実施形態において、加熱部材12は棒状とされている。加熱部材12は、棒状に延びる本体部12aと、本体部12aの長手方向の一端において拡径する拡径部12bとを備える。加熱部材12は、熱を封止部材11に伝達可能な材料で構成されており、例えば鉄等の金属によって構成されている。
本体部12aは、例えば、丸棒状とされている。加熱部材12は、例えば、電気ごて又は半田ごて等の汎用の加熱源H(図8参照)に接続可能となっており、本体部12aが加熱源Hの筒状の加熱部H1に挿入されることによって、加熱部材12は加熱源Hに接続される。なお、加熱部材12は、加熱部H1への本体部12aの挿入以外の手段によって加熱源Hに接続されてもよい。
拡径部12bは、周方向に延びる外周面12cと、外周面12cの軸線方向の端部から径方向内側に傾斜するテーパ面12fと、テーパ面12fの軸線方向の端部に位置する環状の端面12dと、端面12dの径方向内側で軸線方向に窪む凹部12eとを有する。拡径部12bは、例えば、本体部12aに対して直角に拡径している。
端面12dは、シート部材13を介して封止部材11を押さえつける部位である。テーパ面12fは、端面12dに向かうに従って徐々に縮径している。端面12dは、シート部材13及び封止部材11を介して、漏出部Lの軸線方向外側に位置する。端面12dの環状部分の面積は、封止部材11の正方形部分の面積、及びシート部材13の正方形部分の面積のいずれよりも小さい。また、端面12dの直径は、封止部材11の一辺の長さ、及びシート部材13の一辺の長さのいずれよりも小さい。なお、加熱部材12、封止部材11及びシート部材13それぞれの大きさは、漏出部Lの大きさに応じて変更することが可能である。
凹部12eは、漏出部Lを封止する封止部材11の軸線方向の厚みを確保する。具体的には、端面12dによって押さえつけられて加圧された封止部材11は、加圧に伴って変形し、凹部12eに入り込む。このように封止部材11が凹部12eに入り込んでくるので、凹部12eに位置する封止部材11は厚くなる。凹部12eは、例えば、曲線状に湾曲して窪んでいるが、凹部12eの形状は適宜変更可能である。
次に、補修用部材10を用いてクロージャ1の漏出部Lを補修する補修方法について説明する。初期状態では、図5(a)に示されるように、端面板4の孔部4aとケーブルCとの間にエアタイトテープTが介在した状態とされており、複数層のエアタイトテープTの間に漏出部Lが形成されている。
まず、図5(b)に示されるように、封止部材11が有する粘着性を利用して、漏出部Lの軸線方向外側に封止部材11を貼り付ける。具体的には、未架橋の封止部材11を、漏出部Lを封止可能な大きさに切断し、切断した封止部材11で漏出部Lを塞ぎ込む。図5(b)の例では、正方形状の封止部材11をエアタイトテープTの軸線方向外側に当てこむことにより、封止部材11を配置している(漏出部に封止部材を配置する工程)。次に、図6に示されるように、シート部材13を封止部材11に乗せて、封止部材11に離型手段を施す。このとき、例えば、封止部材11の粘着性を利用して、正方形状のシート部材13を、封止部材11を軸線方向外側から覆うように貼り付ける(封止部材11に離型手段を施す工程)。
続いて、図7及び図8に示されるように、加熱部材12の本体部12aを加熱源Hの加熱部H1に挿入することによって、加熱部材12を加熱源Hに接続する(加熱部材12を加熱源Hに接続する工程)。そして、手で加熱源Hを持って加熱部材12の端面12dをシート部材13に押さえつけ、加熱源Hから加熱部材12及びシート部材13を介して封止部材11に熱を伝達させる。このとき、漏出部L、封止部材11、及び加熱部材12の凹部12eが軸線方向に並ぶように、加熱部材12を配置する(加熱部材12を配置する工程)。
このように加熱部材12によって封止部材11を漏出部Lに押しつけて封止部材11を変形させると共に、加熱によって封止部材11を架橋させる。加熱部材12による封止部材11の加熱及び押圧の時間は例えば5分である。加熱及び押圧された封止部材11は、変形して凹部12eに入り込み、凹部12eで厚みを確保しながら硬化すると共にエアタイトテープTに接着する(封止部材11を加熱しながら封止部材11を漏出部Lに向けて押さえつける工程)。以上の工程を経て、クロージャ1の漏出部Lの補修が完了する。
次に、本実施形態に係る補修用部材10、封止部材11、加熱部材12、及び、本実施形態に係る補修方法の作用効果について説明する。
本実施形態の補修用部材10、封止部材11、加熱部材12、及び補修方法によれば、封止部材11が漏出部Lを封止して、加熱部材12が封止部材11を加熱すると共に封止部材11を端面板4の外側から押さえつける。従って、封止部材11によって漏出部Lを封止させて加熱部材12で封止部材11を加熱しながら封止部材11を押さえつけて加圧することにより、封止部材11は変形しながら漏出部Lを確実に塞ぎ込むと共に硬化及び接着する。このように封止部材11が加圧及び加熱によって変形、硬化及び接着することにより、漏出部Lから漏れるガス漏れの補修作業を簡単且つ確実に行うことができる。また、漏出部Lの大きさに適合した大きさの封止部材11を当てることができるので、漏出部Lに対する局所的な補修を行うことができる。
また、加熱部材12のシート部材13を介して封止部材11に当接する部分(端面12d)には、凹部12eが形成されている。従って、加熱部材12で封止部材11を押し込んだときに、押し込まれた封止部材11を凹部12eに入り込ませることにより、凹部12eに位置する封止部材11の厚さを維持することができる。よって、漏出部L、封止部材11及び凹部12eが軸線方向に並ぶように加熱部材12を配置して端面12dで封止部材11を押し込むことにより、漏出部Lへの封止部材11の密着度を上げることができると共に、漏出部Lの封止箇所に位置する封止部材11の厚さを維持することができるので、漏出部Lの一層確実な封止が実現される。
また、補修用部材10は、封止部材11への加熱部材12の付着を抑制する離型手段(シート部材13)を備える。このように、補修用部材10は、離型手段を備えることにより、加熱部材12を封止部材11に押し付けて加熱した後に、封止部材11から加熱部材12を容易に離間させることができる。従って、封止部材11及び加熱部材12による漏出部Lの補修作業を効率よく行うことができる。
また、前述の離型手段は、封止部材11の粘着性によって封止部材11に貼り合わされるシート部材13である。このように離型手段をシート部材13とすることにより、封止部材11と加熱部材12の間にシート部材13を挟むことによって、離型手段の配置を容易に行うことができる。従って、補修作業をより効率よく行うことができる。また、シート部材13が予め封止部材11に貼り付けられている場合、補修作業時における離型手段の配置を不要とすることができる。
また、加熱部材12に加熱される前において、封止部材11は未架橋のEPDMゴムである。よって、封止部材11を漏出部Lに配置し、加熱部材12で封止部材11を加圧しながら加熱すると、封止部材11は、加圧により変形してエアタイトテープTに密着する。そして、封止部材11は、漏出部Lを確実に塞ぎ込み、その状態で架橋することで硬化及び接着する。このように封止部材11を架橋させて硬化及び接着させることにより、ガス漏れの補修作業を簡単且つ確実に行うことができる。
また、加熱部材12は、汎用の加熱源Hに接続可能となっている。従って、汎用の加熱源Hと加熱部材12とを用いて封止部材11を加熱及び押圧することにより、汎用の加熱源Hを漏出部Lの補修に有効利用することができる。
次に、補修用部材10(封止部材11及び加熱部材12)の効果を検証した試験について説明する。まず、図2に示されるような補修後の封止部材11及びエアタイトテープTに界面活性剤入りの液体を吹き付けた。仮に、漏出部Lの補修が不十分である場合、上記の液体を吹きかけると、補修が不十分である箇所から泡が生じることになる。しかしながら、補修後の封止部材11及びエアタイトテープTに上記の液体を吹きかけて5分程度経過しても泡の発生は見られなかった。従って、補修後の封止部材11及びエアタイトテープTでは、封止部材11がエアタイトテープTと一体化しており漏出部Lが完全に塞がれていることが分かる。
また、補修後の封止部材11及びエアタイトテープTに対し、ヒートサイクル試験を行って、温度変化時でも封止部材11の確実な封止が維持されるかどうかについて検証した。このヒートサイクル試験では、補修後の封止部材11及びエアタイトテープTを有するクロージャ1の内部にコンプレッサで空気を封入して栓をし、クロージャ1の初期状態の温度、内部圧力を、それぞれ23℃、100kPaとした。
そして、クロージャ1をヒートサイクルオーブンに設置し、20℃(0.5時間)、20℃⇒60℃(1.0時間)、60℃(1.0時間)、60℃⇒20℃(1.0時間)、20℃(1.0時間)、20℃⇒−20℃(1.5時間)、−20℃(1.0時間)、−20℃⇒20℃(1.0時間)の8ステップを有するヒートサイクルを複数サイクル実施した。このとき、クロージャ1の内部圧力は、空気の膨張収縮に伴って高温時に上昇し低温時に低下する。各サイクルにおいて示される内部圧力の最大値及び最小値がサイクル間で低下した場合や、ヒートサイクル終了後の同一温度(20℃)の状態においてクロージャ1の内部圧力が低下した場合には、空気が漏れており漏出部Lの補修が不十分であると判断できる。
前述したヒートサイクル試験を5サイクル実施した結果、1サイクル目のクロージャ1の内部圧力の最大値は126kPa、最小値は73kPaとなった。また、2サイクル目のクロージャ1の内部圧力の最大値及び最小値はそれぞれ125kPa,72kPaとなり、3サイクル目のクロージャ1の内部圧力の最大値及び最小値はそれぞれ125kPa,72kPaとなり、4サイクル目のクロージャ1の内部圧力の最大値及び最小値はそれぞれ124kPa,71kPaとなった。そして、5サイクル目のクロージャ1の内部圧力の最大値は124kPa、最小値は71kPaとなった。
また、補修後の封止部材11及びエアタイトテープTを有するクロージャ1では、前述のヒートサイクルを複数回繰り返してもクロージャ1の内部圧力が殆ど変化していない。従って、補修後の封止部材11及びエアタイトテープTを有するクロージャ1では、温度変化に伴う内部圧力の変化の影響を受けず、確実に漏出部Lが封止されていることが分かる。なお、封止部材11を有しないクロージャ1に対して同様の試験を行った結果、クロージャ1の内部圧力が0kPaにまで低下したので、漏出部Lから空気が漏れていたと判断できる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかしながら、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変形が可能である。
例えば、前述の実施形態では、封止部材11と加熱部材12との離型性を確保する離型手段がシート部材13である例について説明した。しかしながら、シート部材13とは別の離型手段を用いることも可能である。例えば、シート部材13に代えて、加熱部材12の封止部材11に当接する部分に離型剤が塗布されてもよい。この離型剤を離型手段とする場合、例えば、加熱部材12にスプレーで離型剤が噴霧されるので、補修作業中に容易に離型手段を施すことができる。この離型剤としては、例えば、フッ素系の離型剤、又はシリコーン系の離型剤が挙げられる。
また、シート部材13に代えて、封止部材11及び加熱部材12の少なくともいずれかの部分であって、封止部材11及び加熱部材12が互いに当接する当接部分を粗すことによって離型手段を形成してもよい。この場合、当該当接部分に微細な凹凸が形成されるので、封止部材11及び加熱部材12の接触面積を減らして離型性を高めることができる。
また、シート部材13に代えて、図9に示されるように、封止部材11の加熱部材12が当接する部分に予め形成した架橋層14を離型手段としてもよい。この架橋層14は、例えば、封止部材11の一の面が予め架橋されることによって形成される。この架橋層14を離型手段として用いる場合、離型手段を別部材として用意しなくてもよいという利点がある。
また、前述の実施形態では、手で加熱源Hを持って加熱部材12の端面12dをシート部材13に押さえつける例について説明した。しかしながら、加熱部材12を封止部材11に押さえつける手段は上記の例に限られない。例えば、端面板4にボルトナット接合によって固定される加圧手段、又は、バネ力によって加熱部材12を封止部材11に向けて付勢する付勢手段によって、加熱部材12を封止部材11に押さえつけてもよい。この場合、手で加熱部材12を封止部材11に押さえつける必要がないので、加熱部材12を押さえつける作業を容易に行うことができる。
また、前述の実施形態では、棒状に延びる本体部12aと拡径部12bとを備えた加熱部材12について説明したが、加熱部材の形状、大きさ及び材料は適宜変更することが可能である。更に、前述の実施形態では、汎用の加熱源Hに接続される加熱部材12について説明したが、加熱部材の態様は、汎用の加熱源Hに接続されるものに限定されない。すなわち、汎用の加熱源Hに接続されない加熱部材が封止部材11を加熱してもよい。例えば、加熱源Hを省略して専用の加熱部材を用いてもよい。
1…クロージャ、2…スリーブ、2a…リブ、3…ネジ、4…端面板、4a…孔部、4b…側壁部材、5…バンド部材、10…補修用部材、11…封止部材、12…加熱部材、12a…本体部、12b…拡径部、12c…外周面、12d…端面、12e…凹部、12f…テーパ面、13…シート部材(離型手段)、14…架橋層(離型手段)、C…ケーブル、H…加熱源、H1…加熱部、L…漏出部、T…エアタイトテープ。

Claims (9)

  1. 少なくとも2本のケーブルを接続させた接続部を収容する筒状のスリーブと、前記ケーブルを通す孔部を有し前記孔部に前記ケーブルを通した状態で前記スリーブを封止する端面板とを備えたクロージャの補修用部材であって、
    前記ケーブルと前記端面板との間に形成された漏出部に当てられて前記漏出部を封止する封止部材と、
    前記封止部材を加熱する加熱部材と、を備え、
    前記封止部材は、前記加熱部材によって加熱されると共に前記加熱部材によって押さえつけられることにより、変形して硬化する部材である、
    クロージャの補修用部材。
  2. 前記加熱部材の前記封止部材に当接する部分には凹部が形成されている、
    請求項1に記載のクロージャの補修用部材。
  3. 前記封止部材への前記加熱部材の付着を抑制する離型手段を備える、
    請求項1又は2に記載のクロージャの補修用部材。
  4. 前記離型手段は、前記封止部材に貼り合わされるシート部材である、
    請求項3に記載のクロージャの補修用部材。
  5. 前記加熱部材に加熱される前において、前記封止部材は未架橋のEPDMゴムである、
    請求項1〜4のいずれか一項に記載のクロージャの補修用部材。
  6. 少なくとも2本のケーブルを接続させた接続部を収容する筒状のスリーブと、前記ケーブルを通す孔部を有し前記孔部に前記ケーブルを通した状態で前記スリーブを封止する端面板とを備えたクロージャの補修に用いられる加熱部材であって、
    前記ケーブルと前記端面板との間に形成された漏出部を封止する封止部材を前記端面板の外側から押さえつけると共に前記封止部材を加熱する、
    加熱部材。
  7. 少なくとも2本のケーブルを接続させた接続部を収容する筒状のスリーブと、前記ケーブルを通す孔部を有し前記孔部に前記ケーブルを通した状態で前記スリーブを封止する端面板とを備えたクロージャの補修に用いられる封止部材であって、
    前記ケーブルと前記端面板との間に形成された漏出部に配置され、加熱部材によって前記端面板の外側から押さえつけられると共に加熱されることにより、変形して硬化する、
    封止部材。
  8. 前記加熱部材の付着を抑制する離型手段を備える、
    請求項7に記載の封止部材。
  9. 少なくとも2本のケーブルを接続させた接続部を収容する筒状のスリーブと、前記ケーブルを通す孔部を有し前記孔部に前記ケーブルを通した状態で前記スリーブを封止する端面板とを備えたクロージャの補修方法であって、
    前記ケーブルと前記端面板との間に形成された漏出部に封止部材を配置する工程と、
    加熱部材によって前記封止部材を加熱しながら前記封止部材を前記漏出部に向けて押さえつけることにより、前記封止部材を変形及び硬化させる工程と、
    を備えるクロージャの補修方法。
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