JP2018011132A - 衛星通信システム、トラフィック管理・課金処理装置およびファイル転送方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 回線接続制御装置の負荷を削減しデータ転送の信頼性を高めた衛星通信システムを提供すること。
【解決手段】 実施形態によれば、衛星通信システムは、DAMAを制御する回線接続制御装置と、衛星回線を用いたトラフィックを管理するトラフィック管理・課金処理装置とを具備する。回線接続制御装置は、対応付け処理部と、作成部と、通知部とを備える。対応付け処理部は、発呼元の衛星端末局と着呼先の衛星端末局とを対応づけてログレコードを作成する。作成部は、ログレコードを含むファイルを作成する。通知部は、作成部による前記ファイルの作成が完了すると作成完了メッセージをトラフィック管理・課金処理装置に通知する。トラフィック管理・課金処理装置は、回線接続制御装置から作成完了メッセージを通知されると、ファイル転送プロトコルによりファイルを回線接続制御装置から取得する取得部を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明の実施形態は、衛星通信システムとそのトラフィック管理・課金処理装置、およびファイル転送方法に関する。
近年、衛星通信システムに注目が集まっている。衛星回線を従量課金で提供するサービスも提供されており、例えば自治体等の防災無線インフラとして利用されている。衛星通信システムを構成する主なインフラは、人工衛星とこの人工衛星を経由して相互通信する衛星端末局、および局間の通信をバックボーンで管制する管制局である。日本国内では4000局にも及ぶ衛星端末局が登録されている。
管制局は、人工衛星と通信する大出力の通信装置に加えて回線接続制御装置、伝送予約処理装置、トラフィック管理・課金処理装置などを備える。回線接続制御装置は衛星端末局間の呼制御を担う装置であり、DAMA(Demand Assignment Multiple Access:接続要求割り当て)を処理する機能を有する。トラフィック管理・課金処理装置はシステムの利用状況を把握するために必要な情報や、課金情報などを管理する。
管制局の重要な機能に、発呼元の衛星端末局ID(識別子)と着呼先の衛星端末局IDとを紐づけ(対応づけ)て、ログレコードを作成する処理がある。この処理はペアリングとも称され、コンピュータのリソースを消費する、比較的重い処理である。ログレコードは発側、着側端末局の各IDだけでなく、局間に張られたチャネルの属性やサービス種別など、多様な情報を含むからである。
従来の衛星通信システムではこの処理をトラフィック管理・課金処理装置が担ってきたが、次世代のシステムではこの機能を回線接続制御装置に移行することが考えられている。本来、ペアリング処理に必要な情報の全てを回線接続制御装置が持っているからである。回線接続制御装置で作成されたログレコード(ログデータ)はファイルにアーカイブされてトラフィック管理・課金処理装置に転送される。
特表2012‐525747号公報
しかしながら、回線接続制御装置は回線接続を制御する装置であるので、もともと高い負荷のもとで稼働している。また基幹通信の一部は衛星回線であるので遅延を避けられず、データの量も膨大であることからデータ転送時に取りこぼしが生じ得る。回線接続制御装置の負荷を少しでも削減するための技術が求められている。
目的は、回線接続制御装置の負荷を削減しデータ転送の信頼性を高めた衛星通信システム、トラフィック管理・課金処理装置およびファイル転送方法を提供することにある。
実施形態によれば、衛星通信システムは、要求割当多元接続方式により複数の衛星端末局間に衛星回線を割り当てる回線接続制御装置と、衛星回線を用いたトラフィックを管理するトラフィック管理・課金処理装置とを具備する。回線接続制御装置は、対応付け処理部と、作成部と、通知部とを備える。対応付け処理部は、発呼元の衛星端末局と着呼先の衛星端末局とを対応づけてログレコードを作成する。作成部は、ログレコードを含むファイルを作成する。通知部は、作成部による前記ファイルの作成が完了すると作成完了メッセージをトラフィック管理・課金処理装置に通知する。トラフィック管理・課金処理装置は、取得部を備える。取得部は、回線接続制御装置から作成完了メッセージを通知されると、ファイル転送プロトコルによりファイルを回線接続制御装置から取得する。
図1は、実施形態に係わる衛星通信システムの一例を示すシステム図である。 図2は、図1に示される回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16の一例を示す機能ブロック図である。 図3は、ログレコードの作成に係わる紐付け処理について説明するための図である。 図4は、回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16との間でのファイル作成および取得に係わる手順の一例を示す図である。 図5は、回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16との間でのファイル作成および取得に係わる手順の他の例を示す図である。 図6は、回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16との間でのファイル作成および取得に係わる手順の他の例を示す図である。 図7は、ログファイルの転送時における処理手順の一例を示すシーケンス図である。 図8は、ログファイルの転送時における処理手順の他の例を示すシーケンス図である。 図9は、ログファイルの転送時における処理手順の他の例を示すシーケンス図である。 図10は、回線接続制御装置24の負荷が高い状態においてトラフィック管理・課金処理装置16のGUI画面に表示されるウインドウの一例を示す図である。
図1は、実施形態に係わる衛星通信システムの一例を示すシステム図である。地球上に配置された複数の衛星端末局(地球局)T1〜Tnは、衛星回線を経由して地上設備と通信する。地上設備は、現用系管制局100、予備系管制局200、中継局300および本部局400を備える。主に防災上の観点から、現用系管制局100、予備系管制局200、中継局300ならびに本部局400は地理的に離れた場所に設置される。例えば現用系管制局100が中国地方に、予備系管制局200が北海道地方に、中継局300および本部局400が関東地方に設けられるシステムが知られている。
現用系管制局100は、回線接続制御装置10、伝送予約処理装置11、変復調装置12、データ伝送アダプタ遠隔制御装置13、局間データ転送装置14、映像制御装置15、トラフィック管理・課金処理装置16、アンテナ17、送受信装置18、および局内設備監視制御装置19を備える。
回線接続制御装置10は、DAMA処理機能を備え、要求割当多元接続方式により衛星端末局T1〜Tn間に衛星回線を割り当てる。
伝送予約処理装置11は、衛星端末局T1〜Tn間での伝送予約に関する処理を担う。変復調装置12、送受信装置18およびアンテナ17は、無線回線を介して他局(他の地上設備および地球局)との通信を実現する。データ伝送アダプタ遠隔制御装置13は、衛星端末局T1〜Tn間に備わるデータ伝送アダプタをリモートで制御する。局間データ転送装置14は、他局との各種のデータ伝送に係わる機能を制御する。映像制御装置15は、衛星回線を介して授受される映像データを制御する。
トラフィック管理・課金処理装置16は、衛星回線を用いたトラフィックを管理するもので、またユーザへの課金情報を管理する機能も併せ持つ。またトラフィック管理・課金処理装置16は、回線接続制御装置10や伝送予約処理装置11など、局内の他の装置からデータを収集し、表示・検索や、衛星通信サービスの利用者への請求書発行なども行う。
局内設備監視制御装置19は、現用系管制局100に備えられた各種の装置を統括的に制御する。
予備系管制局200は、アンテナ21、送受信装置22、局内設備監視制御装置23、回線接続制御装置24、伝送予約処理装置25、変復調装置26、局間データ転送装置27、および、トラフィック管理・課金処理装置28を備える。アンテナ21、送受信装置22、局内設備監視制御装置23、回線接続制御装置24、伝送予約処理装置25、変復調装置26、局間データ転送装置27、および、トラフィック管理・課金処理装置28はいずれも、それぞれ現用系管制局100のアンテナ17、送受信装置18、局内設備監視制御装置19、回線接続制御装置10、伝送予約処理装置11、変復調装置12、局間データ転送装置14、および、トラフィック管理・課金処理装置16と同様の機能を備える。すなわち予備系管制局200は、現用系管制局100の冗長切替に備えた待機系システムとしての位置づけにある。
中継局300は、アンテナ31、送受信装置30、および変復調装置33を備え、本部局400への回線中継用の施設である。本部局400は、伝送予約処理装置41とトラフィック管理・課金処理装置42を備え、中継局300と例えば有線回線で接続されて各種の情報を取得する。
図1に示されるトラフィック管理・課金処理装置16、28、および42は、回線接続制御装置10または24から衛星回線経由、またはローカルでログレコードを収集する。ログレコードは、衛星端末局(地球局)でどのように衛星通信ネットワークが利用されていたかを示す情報であり、そのデータ量は、地球局の数が多い(4000局にも及ぶ)ことに応じて膨大である。
図2は、図1に示される回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16の一例を示す機能ブロック図である。回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16は、図示するように、通信衛星SAT経由で通信することが可能である。
予備系管制局200の回線接続制御装置24は、対応付け処理部24a、ファイル作成部24b、および通知部24cを備える。対応付け処理部24aは、発呼元の衛星端末局と着呼先の衛星端末局とを対応づけて、DAMA方式に基づく回線設定に係わるログレコードを作成する。ファイル作成部24bは、上記作成されたログレコードを含むログファイルを作成する。通知部24cは、ログファイルの作成が完了すると、衛星回線を経由して現用系管制局100に作成完了メッセージを通知する。回線接続制御装置24は、CPU(Central Processing Unit)およびメモリを備えるコンピュータであり、メモリにロードされたプログラムの命令をCPUが実行することで上記の機能を実現する。回線接続制御装置10も同様である。
トラフィック管理・課金処理装置16は、ファイル取得部16a、課金処理部16b、ユーザインタフェース部16c、およびデータベース16dを備える。ファイル取得部16aは、回線接続制御装置24から作成完了メッセージを通知されると、回線接続制御装置24にファイル取得要求を送出して衛星回線経由でログファイルを取得する。
すなわちファイル取得部16aは、予め実装するファイル転送プロトコルに基づいて、回線接続制御装置24からログファイルを取得する。ファイル転送プロトコルとしてはFTP(File Transfer Frotocol)が著名であるがこれに限定されるものではない。取得されたログファイルはログレコードに展開され、データベース16dに記録される。
課金処理部16bは、取得されたログファイルに含まれるログレコードに基づいて、衛星端末局間の課金情報を管理する。ユーザインタフェース部16cは、ログファイルを取得するためのコマンドを、ユーザの意思に基づいて回線接続制御装置24に投入するためのユーザインタフェースを提供する。ユーザインタフェースとしてはGUI(Graphical User Interface)画面上のボタンアイコンが代表的である。トラフィック管理・課金処理装置16もCPUおよびメモリを備えるコンピュータであり、メモリにロードされたプログラムの命令をCPUが実行することで上記の機能を実現する。トラフィック管理・課金処理装置28および42も同様である。
図3は、ログレコードの作成に係わる紐付け処理について説明するための図である。DAMAに基づいて設定された衛星回線ごとに、発側、着側のデータ復旧信号が発生する。つまり、データ復旧信号(発側)は、発側の衛星端末局に関するIP(Internet Protocol)サービスの利用終了を示す情報であり、データ復旧信号(着側)は、着側の衛星端末局に関するIPサービスの利用終了を示す情報である。この種の情報はトラフィック情報とも称される。
データ復旧信号(発側)は、発側の衛星端末局識別子(地球局ID)、サービスの識別番号、(サービスの)開始時刻、終了時刻、送信速度、受信速度、送信伝送量、受信伝送量、およびタイムスタンプを含む。データ復旧信号(着側)も同様に、着側の地球局ID、サービスの識別番号、(サービスの)開始時刻、終了時刻、送信速度、受信速度、送信伝送量、受信伝送量、およびタイムスタンプを含む。
例えば現用系管制局100の回線接続制御装置10は、断片的な情報であるトラフィック情報(発側、着側のデータ復旧信号)から対になるデータをサーチし、紐付け処理を行う。サーチに際しては例えばタイムスタンプがキーとして用いられる。紐付け用の情報には、このタイムスタンプと、発側および着側の地球局ID、サービスの識別番号が含まれる。
図4は、回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16との間でのファイル作成および取得に係わる手順の一例を示す図である。回線接続制御装置24は、例えば定期的に(x分ごとに)ログレコードを取りまとめ、ログファイルを作成する。ファイル作成が完了すると、回線接続制御装置24はその旨をトラフィック管理・課金処理装置16に通知する。
この通知を受けたトラフィック管理・課金処理装置16はFTPによるファイル転送を回線接続制御装置24に要求し、回線接続制御装置24はこれに応えるかたちでログファイルをトラフィック管理・課金処理装置16宛てに送出する。このようにトラフィック管理・課金処理装置16が、回線接続制御装置24から与えられるトリガに応えるという手順にすることで、ファイル送信にかかる回線接続制御装置24の処理負荷を低減することができる。
図5は、回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16との間でのファイル作成および取得に係わる手順の他の例を示す図である。通信を要求する衛星端末局の数が増えると回線接続制御装置24の処理負荷が大きくなる。この状態を回線接続制御装置24が判断すると、回線接続制御装置24は、定期処理のタイミングではない期間においてもログファイルを継続的に作成する。これによりデータの損失を防止することができる。
図6は、回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16との間でのファイル作成および取得に係わる手順の他の例を示す図である。仮に、衛星回線の混雑などでトラフィック管理・課金処理装置16がログファイルの取得に失敗したとする。このようなケースでは、次の取得タイミングでファイル転送要求を出し、データに抜けがないようにする。図4〜図6のいずれのシーケンスにおいても、トラフィック管理・課金処理装置16は取得したファイルをデータベース16dに展開する。
図7は、回線接続制御装置24の負荷が低い状態でログファイルを転送するケースにおける処理手順の一例を示すシーケンス図である。トラフィック管理・課金処理装置16(クライアント)に備えられたログファイルの取得ツール(アプリケーション)をユーザが操作すると(ステップS1)、トラフィック管理・課金処理装置16からデータ取得のためのコマンドが回線接続制御装置24(サーバ)に投入される(ステップS2)。ステップS1の直後から、トラフィック管理・課金処理装置16の取得ツールの操作がロックされる。
回線接続制御装置24は、これを受けてログファイルを作成し(ステップS3)、ファイルの更新通知をトラフィック管理・課金処理装置16に返送する(ステップS4)。これを受けてトラフィック管理・課金処理装置16はログファイルを回線接続制御装置24から取得し(ステップS5)、データベース16dに展開する(ステップS6)。ステップS6が完了すると、トラフィック管理・課金処理装置16の取得ツールのロックが解除される。
このように、回線接続制御装置24(サーバ)側の負荷が大きくないケースでは、取得ツールからの操作をトリガにログファイルの取得操作が始まる。その際、データの転送が完了するまでは取得ツールに操作制限を設けることで、複数の要求が回線接続制御装置24に送られないようにする。これにより回線接続制御装置24の処理負荷を削減することができる。
図8は、ログファイルの転送時における処理手順の他の例を示すシーケンス図である。ステップS11及びステップ12で、図5に示されるログファイルの定期取得処理が実施されているとする。このときトラフィック管理・課金処理装置16のログファイル取得ツールが操作されると(ステップS13)、データベース16dへのデータ展開が完了(ステップS14)するまで、ツールの操作はロックされる(ステップS15)。このように、定期的なデータ取得処理がすでに実施されておりデータの更新が望めない場合には、回線接続制御装置24に無用な処理をさせないように、ファイル取得操作が拒否される。これにより回線接続制御装置24の処理負荷を削減することができる。
図9は、ログファイルの転送時における処理手順の他の例を示すシーケンス図である。ツールによるデータ取得操作が実行されると(ステップS21)、トラフィック管理・課金処理装置16は回線接続制御装置24に取得要求を送出する(ステップS22)このとき回線接続制御装置24の負荷が大きく、ファイルの作成処理にリソースを回すことができない場合には、配信用ファイルの作成を拒否する通知を回線接続制御装置24からトラフィック管理・課金処理装置16に送信する(ステップS23)。これを受けて、データ取得拒否が取得ツールに通知され(ステップS24)、例えば図10に示されるようなウインドウがトラフィック管理・課金処理装置16のGUI画面に表示される。これによりユーザは回線接続制御装置24の負荷が高いことを認識することができる。
以上説明したようにこの実施形態では、回線接続制御装置24とトラフィック管理・課金処理装置16との間のログファイルの転送をFTPで行うようにし、定期的なファイル配信によりデータを転送するようにする。これにより、例えばTCP/IPソケットを用いる手法に比べて回線接続制御装置24の負荷を軽減することができる。再送制御が実施されることもなくなるので、回線接続制御装置24の負荷をさらに軽減できる。回線接続制御装置24の負荷の高い状態ではログファイルの転送を取りやめ、負荷が下がった時に、取りやめた期間中のログファイルを転送するようにする。つまりログファイルのデータの性質上、リアルタイムでのデータ転送は必要ない。この点に着目し、データを作成する主体である回線接続制御装置24の処理負荷を軽減しつつも、必要なデータを確実に転送することが可能になる。これらのことから、回線接続制御装置の負荷を削減しデータ転送の信頼性を高めた衛星通信システム、トラフィック管理・課金処理装置およびファイル転送方法を提供することが可能となる。
本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示するものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…回線接続制御装置、11…伝送予約処理装置、12…変復調装置、13…データ伝送アダプタ遠隔制御装置、14…局間データ転送装置、15…映像制御装置、16…トラフィック管理・課金処理装置、16a…ファイル取得部、16b…課金処理部、16c…ユーザインタフェース部、16d…データベース、17…アンテナ、18…送受信装置、19…局内設備監視制御装置、21…アンテナ、22…送受信装置、23…局内設備監視制御装置、24…回線接続制御装置、24a…対応付け処理部、24b…ファイル作成部、24c…通知部、25…伝送予約処理装置、26…変復調装置、27…局間データ転送装置、28…トラフィック管理・課金処理装置、30…送受信装置、31…アンテナ、33…変復調装置、41…伝送予約処理装置、42…トラフィック管理・課金処理装置、100…現用系管制局、200…予備系管制局、300…中継局、400…本部局、T1〜Tn…衛星端末局。

Claims (9)

  1. 要求割当多元接続方式により複数の衛星端末局間に衛星回線を割り当てる回線接続制御装置と、
    前記衛星回線を用いたトラフィックを管理するトラフィック管理・課金処理装置とを具備し、
    前記回線接続制御装置は、
    発呼元の衛星端末局と着呼先の衛星端末局とを対応づけてログレコードを作成する対応付け処理部と、
    前記ログレコードを含むファイルを作成する作成部と、
    前記作成部による前記ファイルの作成が完了すると作成完了メッセージを前記トラフィック管理・課金処理装置に通知する通知部とを備え、
    前記トラフィック管理・課金処理装置は、
    前記回線接続制御装置から前記作成完了メッセージを通知されると、ファイル転送プロトコルにより前記ファイルを前記回線接続制御装置から取得する取得部とを備える、衛星通信システム。
  2. 前記トラフィック管理・課金処理装置は、前記取得されたファイルに含まれる前記ログレコードに基づいて衛星端末局間の課金情報を管理する課金処理部を備える、請求項1に記載の衛星通信システム。
  3. 前記トラフィック管理・課金処理装置は、前記ファイルを前記回線接続制御装置から取得するコマンドを投入するためのユーザインタフェース部を備える、請求項1に記載の衛星通信システム。
  4. 要求割当多元接続方式により複数の衛星端末局間に衛星回線を割り当てる回線接続制御装置と通信可能なトラフィック管理・課金処理装置において、
    発呼元の衛星端末局と着呼先の衛星端末局とを対応づけて作成されるログレコードを含むファイルの作成完了を通知する作成完了メッセージを前記回線接続制御装置から通知されると、ファイル転送プロトコルにより前記ファイルを前記回線接続制御装置から取得する取得部を備える、トラフィック管理・課金処理装置。
  5. 前記取得されたファイルに含まれる前記ログレコードに基づいて衛星端末局間の課金情報を管理する課金処理部を備える、請求項4に記載のトラフィック管理・課金処理装置。
  6. 前記ファイルを前記回線接続制御装置から取得するコマンドを投入するためのユーザインタフェース部を備える、請求項4に記載のトラフィック管理・課金処理装置。
  7. 要求割当多元接続方式により複数の衛星端末局間に衛星回線を割り当てる回線接続制御装置と、前記衛星回線を用いたトラフィックを管理するトラフィック管理・課金処理装置とを具備する衛星通信システムにおけるファイル転送方法であって、
    前記回線接続制御装置が、発呼元の衛星端末局と着呼先の衛星端末局とを対応づけてログレコードを作成することと、
    前記回線接続制御装置が、前記ログレコードを含むファイルを作成することと、
    前記ファイルの作成が完了すると、前記回線接続制御装置が、作成完了メッセージを前記トラフィック管理・課金処理装置に通知することと、
    前記回線接続制御装置から前記作成完了メッセージを通知されると、前記トラフィック管理・課金処理装置が、ファイル転送プロトコルにより前記ファイルを前記回線接続制御装置から取得することとを含む、ファイル転送方法。
  8. さらに、前記トラフィック管理・課金処理装置が、前記取得されたファイルに含まれる前記ログレコードに基づいて衛星端末局間の課金情報を管理することを含む、請求項7に記載のファイル転送方法。
  9. 前記トラフィック管理・課金処理装置は、前記ファイルを前記回線接続制御装置から取得するコマンドを投入されると、前記ファイルを前記回線接続制御装置から取得する、請求項7に記載のファイル転送方法。
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