JP2018010409A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Noriaki Saito
紀明 斎藤
健太郎 風間
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健太郎 風間
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Abstract

【課題】情報検索のための新たなユーザインタフェースを提供する。【解決手段】情報処理装置100において、入力欄表示部14は、情報処理装置100のユーザが検索クエリの文字列を入力するための入力欄を表示部に表示させる。検索部16は、ネットワークを介して文字列に基づく1以上の検索結果を取得する。質問表示部18は、文字列に関する情報を、ユーザから仮想のオペレータに対して発信された情報を表現する表示態様で、表示部に表示させる。回答表示部26は、1以上の検索結果を、仮想のオペレータからユーザに対して発信された情報を表現する表示態様で、表示部に表示させる。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
従来、ウェブコンテンツ検索及び表示アプリケーションをウェブブラウザの形で実行することが行われている。ウェブブラウザは通常クライアント・サーバ・モデルに基づいて作動し、データ保存と検索リポジトリとして機能する中央ウェブサーバにウェブコンテンツ用の要求メッセージを送信する。ウェブサーバは、要求メッセージを構文解析し、応答メッセージで要求されたウェブコンテンツをウェブブラウザに返す。
特表2007−500903公報
近年、インターネット等のネットワークに容易に接続できる携帯電話やスマートフォン等の通信端末が爆発的に普及し、幅広いユーザによって使用されるようになってきた。このため、情報技術の扱いに長けたユーザのみならず、扱いに不慣れなユーザであっても、ウェブコンテンツの検索を実行する機会が増加している。
一般的にウェブブラウザの表示内容は文字列が多く、情報技術の扱いに不慣れなユーザには無味乾燥で扱いづらい印象を与えかねない。そのような状況では、情報技術の扱いに不慣れなユーザが一般的なウェブブラウザを用いて望ましい検索結果を得ることは必ずしも容易でない場合もあると考えられる。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、情報検索のための新たなユーザインタフェースを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様はプログラムである。このプログラムは、コンピュータに、前記コンピュータのユーザが検索クエリの文字列を入力するための入力欄を表示部に表示させる機能と、ネットワークを介して前記文字列に基づく1以上の検索結果を取得する機能と、前記文字列に関する情報を、前記ユーザから仮想のオペレータに対して発信された情報を表現する表示態様で、前記表示部に表示させる機能と、前記1以上の検索結果を、前記仮想のオペレータから前記ユーザに対して発信された情報を表現する表示態様で、前記表示部に表示させる機能と、を実現させる。
前記コンピュータに、前記文字列に基づいて複数の検索結果を取得した場合、前記ユーザからの指示ごとに前記検索結果を一つずつ前記表示部に表示させる機能をさらに実現させてもよい。
前記コンピュータに、前記ユーザと前記仮想のオペレータとの間でなされる会話に関する複数のテンプレートを格納する記憶部から一つのテンプレートを読み出す機能と、読み出されたテンプレートに前記文字列が当てはめられた文章を生成する機能と、をさらに実現させてもよい。
前記コンピュータに、前記1以上の検索結果を前記表示部に表示させる前に、前記仮想のオペレータが文字列を入力していることを示す表示態様を前記表示部に表示させる機能をさらに実現させてもよい。
前記コンピュータに、複数のキーワードと前記複数のキーワードそれぞれに対応づけた文章とを格納する記憶部を参照して、前記複数のキーワードに前記文字列が含まれるか否かを判定する機能と、前記複数のキーワードに前記文字列が含まれる場合、前記文字列を含むキーワードに対応づけられた文章を、前記仮想のオペレータから前記ユーザに対して発信された情報を表現する表示態様で前記表示部に表示させる機能と、をさらに実現させてもよい。
前記コンピュータに、前記検索クエリの候補となる候補文字列の検索を指示するための表示を、前記検索クエリの文字列を入力するための入力欄とは異なる領域に、前記ユーザが選択可能な態様で前記表示部に表示させる機能をさらに実現させてもよい。
前記コンピュータに、前記仮想のオペレータを示すアイコンを前記表示部に表示させる機能をさらに実現させてもよい。
本発明の第2の態様は情報処理装置である。この装置は、前記情報処理装置のユーザが検索クエリの文字列を入力するための入力欄を表示部に表示させる入力欄表示部と、ネットワークを介して前記文字列に基づく1以上の検索結果を取得する検索部と、前記文字列に関する情報を、前記ユーザから仮想のオペレータに対して発信された情報を表現する表示態様で、前記表示部に表示させる質問表示部と、前記1以上の検索結果を、前記仮想のオペレータから前記ユーザに対して発信された情報を表現する表示態様で、前記表示部に表示させる回答表示部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、データ構造、記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、情報検索のための新たなユーザインタフェースを提供することができる。
実施の形態に係る情報処理システムの全体構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る情報処理装置の機能構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る情報処理装置の表示部に表示されるチャット風インタフェースの一例を示す図である。 記憶部が格納するテンプレートデータベースのデータ構造を模式的に示す図である。 入力演出部による文字入力の演出の一例を示す図である。 実施の形態に係る情報処理装置における検索結果の順次表示の一例を示す図である。 実施の形態に係る情報処理装置における検索クエリの候補文字列の表示を例示するための図である。 実施の形態に係る情報処理装置における挨拶の返答例を示す図である。 記憶部が格納するキーワードデータベースのデータ構造を模式的に示す図である。
<実施の形態の概要>
本発明の実施の形態の概要を述べる。
本発明の実施の形態に係る情報処理装置は、ユーザが入力した検索クエリに基づいてウェブ検索した結果を表示する機能を有する装置である。
図1は、実施の形態に係る情報処理システム1の全体構成を模式的に示す図である。情報処理システム1は、第1情報処理装置100a、第2情報処理装置100b、第3情報処理装置100c、及びサーバ200を含み、これらは携帯電話通信網Aやインターネット等のネットワークNを介して通信可能に接続されている。以下、第1情報処理装置100a、第2情報処理装置100b、第3情報処理装置100c、及びサーバ200が携帯電話通信網AやネットワークNを介して通信することを、単に「ネットワークを介して通信する」等と記載することがある。
図1には、第1情報処理装置100a、第2情報処理装置100b、及び第3情報処理装置100cの3つの情報処理装置100が示されているが、情報処理システム1が備える情報処理装置100の数は3に限られず、1、2、又は4以上であってもよい。以下、第1情報処理装置100a、第2情報処理装置100b、及び第3情報処理装置100cを特に区別する場合を除いて、情報処理装置100と記載する。
サーバ200は、検索クエリに基づく検索結果を取得する。サーバ200は、既知の図示しないウェブサーバと接続して検索クエリに基づく検索結果を取得してもよい。情報処理装置100は、例えば携帯電話やスマートフォン、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC等のコンピュータである。情報処理装置100は、携帯電話通信網AやネットワークNを介してサーバ200と接続し、情報処理装置100に入力された検索クエリの文字列(以下、単に「検索クエリ」と記載する。)をサーバ200に送信する。情報処理装置100はさらに、サーバ200がウェブサーバから取得した検索クエリに基づく検索結果(以下、単に「検索結果」と記載する。)を、携帯電話通信網AやネットワークNを介してサーバ200から取得する。
ウェブ検索の検索結果の表示は、検索結果が表示部に一覧表示される態様が一般に広く採用されている。これに対し、実施の形態に係る情報処理装置100は、検索クエリとその検索結果とをチャット風のユーザインタフェース(User Interface;以下「UI」と記載する。)に表示する。
具体的には、情報処理装置100のユーザが検索クエリを入力すると、あたかもユーザが誰かに質問したかのような表示態様で情報処理装置100の表示部に表示される。また、検索結果は、ユーザから質問された人がそれに答えるかのような表示態様で情報処理装置100の表示部に表示される。これにより、情報処理装置100のユーザはチャット風UIを介してまるで他の人と会話しているかのように、検索クエリに基づく情報を得ることができる。情報処理装置100は、情報検索のための新たなユーザインタフェースをユーザに提供することができる。
<情報処理装置100の機能構成>
図2は、実施の形態に係る情報処理装置100の機能構成を模式的に示す図である。実施の形態に係る情報処理装置100は、制御部10と記憶部12とを備える。制御部10は、入力欄表示部14、検索部16、質問表示部18、アイコン表示部20、テンプレート読出部22、文章生成部24、回答表示部26、結果選択部28、入力演出部30、クエリ候補表示部32、キーワード判定部34、及びキーワード返答部36を含む。
図2は、実施の形態に係る情報処理装置100を実現するための機能構成を示しており、その他の構成は省略している。図2において、さまざまな処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU(Central Processing Unit)、メインメモリ、その他のLSI(Large Scale Integration)で構成することができる。また、ソフトウェア的には、メインメモリにロードされたプログラムをCPUが実行すること等によって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、又はそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
入力欄表示部14は、情報処理装置100のユーザが検索クエリを入力するための入力欄を、情報処理装置100の表示部に表示させる。検索部16は、ネットワークを介してサーバ200から検索クエリに基づく1以上の検索結果を取得する。
図3は、実施の形態に係る情報処理装置100の表示部110に表示されるチャット風UIの一例を示す図である。図3は、情報処理装置100がスマートフォンであり、ユーザは入力欄112に「今日 天気」という検索クエリを入力した場合の例を示している。
ユーザが送信アイコン114を操作すると、検索クエリがネットワークを介してサーバ200に送信される。また、質問表示部18は、検索クエリの文字列に関する情報を、ユーザから仮想のオペレータに対して発信された情報を表現するかのような表示態様で、表示部110中の質問表示欄116に表示させる。なお図3において、符号118で示すアイコンが、仮想のオペレータを示すオペレータアイコン118である。アイコン表示部20が、仮想のオペレータを示すオペレータアイコン118を表示部110に表示させる。
図3に示す例では、ユーザは入力欄112に「今日 天気」という検索クエリを入力しているが、質問表示部18は、検索クエリそのものではなく、検索クエリに基づいて生成された質問形式の文章である「今日の天気について教えて」という文字列を質問表示欄116に表示させている。
これを実現するために、記憶部12は、ユーザと仮想のオペレータとの間でなされる会話を想定して用意された会話に関する複数のテンプレートを格納している。テンプレート読出部22は、記憶部12からテンプレートを読み出す。
図4は、記憶部12が格納する会話テンプレートデータベースのデータ構造を模式的に示す図である。会話テンプレートデータベースは、入力欄112に入力された1以上の検索クエリを埋め込むことで文章を生成するためのテンプレートを格納している。図3に示す例では、ユーザは入力欄112に「今日」及び「天気」の二つのキーワードを入力している。そのためテンプレート読出部22は、キーワードが二つ入力されたときのために用意されたテンプレートを選択して記憶部12から読み出す。
文章生成部24は、読み出されたテンプレートに検索クエリを当てはめた文章を生成する。質問表示部18は、文章生成部24がテンプレートに検索クエリを当てはめて生成した文章を、質問表示欄116に表示する。図3に示す例では、「今日の天気について教えて」という文章が、質問表示欄116に表示されている。このように、情報処理装置100は、図3に示すように、ユーザがあたかも検索クエリについて他人に質問したかのような演出を実現することができる。
回答表示部26は、検索部16が取得した検索結果を、仮想のオペレータからユーザに対して発信された情報を表現する表示態様で、表示部110中のオペレータアイコン118に表示させる。具体的には、まず結果選択部28は、検索部16が検索クエリに基づく複数の検索結果を取得した場合、複数の検索結果の中から一つの検索結果を選択する。
ここで、結果選択部28が選択した検索結果を回答表示部26が表示部110に表示させる前に、入力演出部30は、仮想のオペレータが文字列を入力していることを示す表示態様を表示部110中のオペレータアイコン118に表示させる。
図5は、入力演出部30による文字入力の演出の一例を示す図である。図5に示す例では、第1円形図形122a、第2円形図形122b、及び第3円形図形122cの3つの円形図形122が回答入力欄117中に表示されている様子を示している。
入力演出部30は、まず第1円形図形122aを回答入力欄117中に表示し、続いて第1円形図形122aを表示したまま第2円形図形122bを表示する。入力演出部30はさらに第1円形図形122aと第2円形図形122bとを表示したまま、第3円形図形122cを表示する。入力演出部30は最後に、第1円形図形122a、第2円形図形122b、及び第3円形図形122cを回答入力欄117中から消す。入力演出部30は上記の処理を繰り返すことにより、回答入力欄117を観察するユーザにあたかも仮想のオペレータが文字を入力しているかのような印象を与えることができる。
図3及び図5に示すように、実施の形態に係る情報処理装置100は、検索クエリに基づく検索結果を会話調のUIに表示する。このため、検索クエリに基づく検索結果が複数存在する場合、情報処理装置100は、複数の検索結果を一つずつ順番に表示部110に表示させる。具体的には、結果選択部28は、検索部16が検索クエリに基づく複数の検索結果を取得した場合、ユーザからの指示ごとに検索結果を一つずつ選択する。回答表示部26は、ユーザからの指示を契機として、結果選択部28が選択した検索結果を表示部110に表示させる。
図6は、実施の形態に係る情報処理装置100における検索結果の順次表示の一例を示す図である。図6において、符号124で示すアイコンは、ユーザが次の検索結果を表示部110に表示させるための次検索結果表示アイコン124である。図6では、ユーザは入力欄112に検索クエリとして「HR」という文字列を入力している。このため検索部16は、「HR」に基づく1以上の検索結果をサーバ200から取得する。
結果選択部28は、ユーザによる次検索結果表示アイコン124の操作を検知すること、すなわち次の検索結果を表示すべきユーザの指示を取得するごとに、検索部16が取得した複数の検索結果の中から一つの検索結果を選択する。回答表示部26は、結果選択部28が選択した検索結果を表示部110中の回答表示欄120に表示する。
図6に示す例では、第1回答表示欄120a、第2回答表示欄120b、及び第3回答表示欄120cの三つの回答表示欄120が表示されている。これは、ユーザが次検索結果表示アイコン124を2回操作したことに起因する。すなわち、ユーザが送信アイコン114を操作することを契機として、回答表示部26は第1回答表示欄120aを表示する。ユーザが次検索結果表示アイコン124を1回操作すると、回答表示部26は第2回答表示欄120bを表示する。ユーザが次検索結果表示アイコン124をさらにもう1回操作すると、回答表示部26は第3回答表示欄120cを表示する。
このように、検索クエリに基づく検索結果が複数存在する場合、情報処理装置100はユーザからの指示ごとに検索結果を一つずつ表示部110に表示させる。これにより、検索結果を一度に一覧表示する一般的なウェブ検索のUIと比べて、ユーザはあたかも他の人と会話しているかのように検索結果を得ることができる。
[検索クエリの候補の提示]
以上は、ユーザが入力した検索クエリに基づく情報検索について主に説明した。ここで、実施の形態に係る情報処理装置100は、チャット風UIを用いてあたかも他の人と会話しているかのような情報の検索の場をユーザに提供する。したがって、情報処理装置100がユーザに対して検索クエリの候補を提示できると、会話としての臨場感をより高めることができると考えられる。
そこでクエリ候補表示部32は、検索クエリの候補となる候補文字列の検索を指示するための表示を、入力欄112とは異なる領域に、ユーザが選択可能な態様で表示部110に表示させる。
図7は、実施の形態に係る情報処理装置100における検索クエリの候補文字列の表示を例示するための図である。図7は、仮想のオペレータが「世間では●●●が話題である」旨を示すメッセージをクエリ候補表示欄125に表示している様子を示している。また図7は、「話題の●●●」を検索クエリとして検索するための候補検索指示欄126が表示部110中に表示されている。図7に示すように、候補検索指示欄126は表示部110中において入力欄112とは異なる領域に表示されている。
このためユーザは、ソフトウェアキーボードである文字列入力部128を操作して文字列を入力することなく、ワンタッチで「話題の●●●」について検索することができる。また、「話題の●●●」について検索することを希望しない場合には、ユーザは文字列入力部128を操作して入力欄112に検索クエリを入力することもできる。
なおクエリ候補表示部32は、ネットワークを介してサーバ200から検索頻度の高い検索クエリの情報を取得し、検索クエリの候補としてクエリ候補表示欄125及び候補検索指示欄126に表示してもよい。あるいはクエリ候補表示部32は、図示しない既知のSNS(Social Networking Service)のサーバにアクセスし、そのSNSのユーザが参照頻度の高い話題を取得して検索クエリの候補としてもよい。
このように、情報処理装置100がユーザに対して検索クエリの候補を提示することにより、ユーザにはあたかも他人がユーザに対して話題を提供したかのような印象を受けることができる。また、ユーザは候補検索指示欄126を操作するだけで情報処理装置100が提示する検索クエリに基づく検索結果を取得することができる。このため仮にユーザがウェブ検索に不慣れであったとしても、簡単にウェブ検索を体験することができる。
[挨拶への返答]
以上、情報処理装置100が検索クエリに基づく検索結果を、チャット風UIを用いてユーザに提供する場合について主に説明した。一般に、ユーザ同士がチャットをする場合には、「おはよう」、「さよなら」といった挨拶のやり取りも行われると考えられる。したがって、情報処理装置100がユーザの挨拶に返答できると、会話としての臨場感をより高めることができると考えられる。
これを実現するために、記憶部12は、複数のキーワードとその複数のキーワードそれぞれに対応づけた文章とを対応づけて格納するキーワードデータベースを記憶している。キーワード判定部34は、ユーザが入力欄112に入力した文字列を取得する。キーワード判定部34は、キーワードデータベースを参照して、キーワードデータベース中の複数のキーワードの中に、取得した文字列が含まれるか否かを判定する。
キーワード返答部36は、複数のキーワードに文字列が含まれるとキーワード判定部34が判定した場合、その文字列を含むキーワードに対応づけられた文章を、仮想のオペレータからユーザに対して発信された情報を表現する表示態様で表示部110に表示させる。
図8は、実施の形態に係る情報処理装置100における挨拶の返答例を示す図である。また図9は、記憶部12が格納するキーワードデータベースのデータ構造を模式的に示す図である。
図8は、ユーザが入力欄112に「おはよう」という挨拶を示す文字列を入力し、送信アイコン114を操作した場合の例を示している。
図9に示すように、記憶部12が記憶するキーワードデータベースは、種々のキーワードと、そのキーワードに対する返答となる文章とを対応づけて記憶している。例えば図8に示す例においてユーザが入力欄112に入力した「おはよう」という文字列は、図9に示すように、キーワードとしてキーワードデータベースに登録されている。
このため入力欄112に入力された「おはよう」という文字列を取得したキーワード判定部34は、キーワードデータベース中にキーワードとして「おはよう」が登録されていると判定する。この場合、文章生成部24は、「おはよう」は検索クエリではないため、文章生成部24は「おはよう」という文字列に基づく質問形式の文章を生成しない。結果として質問表示部18は、「おはよう」という文字列をそのまま挨拶表示欄130に表示する。
キーワード返答部36は、キーワードデータベースにおいて「おはよう」に対応づけて登録されている「おはようございます 今日もよろしくお願いいたします」という文章を取得し、挨拶返答欄132に表示する。
このように、検索クエリに基づく検索結果のみならず、他者との会話の中で一般的にやり取りされる挨拶に返答することにより、情報処理装置100はより臨場感の高い会話をユーザに提供することができる。
なお図9に例示するように、記憶部12が記憶するキーワードデータベースでは、キーワードに対して複数の返答が対応づけられている。例えば「さよなら」、「バイバイ」、「ではまた」等のキーワードについて、「おつかれさまでした またいつでもお手伝いしますよ」、「さようなら またよろしくお願いいたします」等の複数の返答が対応づけられている。
そこでキーワード返答部36は、キーワードに対応する複数の返答の文章の中から、実際に返答する文章をランダム選択したり、順番に選択したりしてもよい。この場合、ユーザが入力欄112に同一の挨拶を入力したとしても異なる返答が挨拶返答欄132に表示される。同一の挨拶に対して同一の返答が表示される場合と比較して、ユーザが機械的な返答との印象を受ける可能性を下げられるので、他人と会話しているかのような印象をより強めうる点で効果がある。
以上説明したように、実施の形態に係る情報処理装置100によれば、情報検索のための新たな会話調のユーザインタフェースを提供することができる。
特に、ユーザが入力した検索クエリの文字列を会話調に変化させて表示したり、検索結果を伝える仮想のオペレータのアイコンを表示したりすることにより、まるで他の人と会話しているかのような情報検索の場をユーザに提供することができる。
ユーザが入力した挨拶等の所定のキーワードに対しては、情報処理装置100は検索結果ではなく挨拶に対応する返答を表示する。これにより、情報処理装置100は会話としてより臨場感のあるインタフェースをユーザに提供することができる。
また、情報処理装置100がユーザに対して検索クエリの候補を提示することにより、ユーザが自然に情報検索を実行するための機会を提供することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1・・・情報処理システム
10・・・制御部
12・・・記憶部
14・・・入力欄表示部
16・・・検索部
18・・・質問表示部
20・・・アイコン表示部
22・・・テンプレート読出部
24・・・文章生成部
26・・・回答表示部
28・・・結果選択部
30・・・入力演出部
32・・・クエリ候補表示部
34・・・キーワード判定部
36・・・キーワード返答部
100・・・情報処理装置
110・・・表示部
200・・・サーバ

Claims (8)

  1. コンピュータに、
    前記コンピュータのユーザが検索クエリの文字列を入力するための入力欄を表示部に表示させる機能と、
    ネットワークを介して前記文字列に基づく1以上の検索結果を取得する機能と、
    前記文字列に関する情報を、前記ユーザから仮想のオペレータに対して発信された情報を表現する表示態様で、前記表示部に表示させる機能と、
    前記1以上の検索結果を、前記仮想のオペレータから前記ユーザに対して発信された情報を表現する表示態様で、前記表示部に表示させる機能と、
    を実現させるプログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記文字列に基づいて複数の検索結果を取得した場合、前記ユーザからの指示ごとに前記検索結果を一つずつ前記表示部に表示させる機能をさらに実現させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記コンピュータに、
    前記ユーザと前記仮想のオペレータとの間でなされる会話に関する複数のテンプレートを格納する記憶部から一つのテンプレートを読み出す機能と、
    読み出されたテンプレートに前記文字列が当てはめられた文章を生成する機能と、
    をさらに実現させる請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. 前記コンピュータに、
    前記1以上の検索結果を前記表示部に表示させる前に、前記仮想のオペレータが文字列を入力していることを示す表示態様を前記表示部に表示させる機能をさらに実現させる請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記コンピュータに、
    複数のキーワードと前記複数のキーワードそれぞれに対応づけた文章とを格納する記憶部を参照して、前記複数のキーワードに前記文字列が含まれるか否かを判定する機能と、
    前記複数のキーワードに前記文字列が含まれる場合、前記文字列を含むキーワードに対応づけられた文章を、前記仮想のオペレータから前記ユーザに対して発信された情報を表現する表示態様で前記表示部に表示させる機能と、
    をさらに実現させる請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータに、
    前記検索クエリの候補となる候補文字列の検索を指示するための表示を、前記検索クエリの文字列を入力するための入力欄とは異なる領域に、前記ユーザが選択可能な態様で前記表示部に表示させる機能をさらに実現させる請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム。
  7. 前記コンピュータに、
    前記仮想のオペレータを示すアイコンを前記表示部に表示させる機能をさらに実現させる請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 情報処理装置であって、
    前記情報処理装置のユーザが検索クエリの文字列を入力するための入力欄を表示部に表示させる入力欄表示部と、
    ネットワークを介して前記文字列に基づく1以上の検索結果を取得する検索部と、
    前記文字列に関する情報を、前記ユーザから仮想のオペレータに対して発信された情報を表現する表示態様で、前記表示部に表示させる質問表示部と、
    前記1以上の検索結果を、前記仮想のオペレータから前記ユーザに対して発信された情報を表現する表示態様で、前記表示部に表示させる回答表示部と、
    を備える情報処理装置。
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