JP2018008837A - ポリ硫酸第二鉄の製造方法及び汚泥焼却炉用固結抑制剤 - Google Patents

ポリ硫酸第二鉄の製造方法及び汚泥焼却炉用固結抑制剤 Download PDF

Info

Publication number
JP2018008837A
JP2018008837A JP2016137318A JP2016137318A JP2018008837A JP 2018008837 A JP2018008837 A JP 2018008837A JP 2016137318 A JP2016137318 A JP 2016137318A JP 2016137318 A JP2016137318 A JP 2016137318A JP 2018008837 A JP2018008837 A JP 2018008837A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
manufacturing
molar ratio
sludge
ferric polysulfate
ferric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016137318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6132965B1 (ja
Inventor
洋介 上岡
Yosuke Kamioka
洋介 上岡
正寛 伴
Masanori Ban
正寛 伴
禎治 糠谷
Teiji Nukaya
禎治 糠谷
裕貴 浜田
Yuki Hamada
裕貴 浜田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nittetsu Mining Co Ltd
Original Assignee
Nittetsu Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nittetsu Mining Co Ltd filed Critical Nittetsu Mining Co Ltd
Priority to JP2016137318A priority Critical patent/JP6132965B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6132965B1 publication Critical patent/JP6132965B1/ja
Publication of JP2018008837A publication Critical patent/JP2018008837A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W10/00Technologies for wastewater treatment
    • Y02W10/40Valorisation of by-products of wastewater, sewage or sludge processing

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)

Abstract

【課題】 排煙処理塔における苛性ソーダ使用量を低減でき、輸送及び保存時に液体状態を維持し、保存時に沈殿も発生せず非流動化しない利便性に優れた高濃度のリン含有汚泥を焼却する焼却炉における管路、通路の閉塞、流動床炉内の流動砂の固着による流動不良を抑制又は防止するのに好適なポリ硫酸第二鉄の製造方法及びそれからなる汚泥焼却炉用固結抑制剤の提供。【解決手段】 その液体ポリ硫酸第二鉄の製造方法は、SO4/Feのモル比を1.15〜1.25の範囲で硫酸第一鉄と硫酸とを混合して第一鉄イオンを酸化して第二鉄イオンを形成し、沈殿物が生成せず流動性のあるものとすることを特徴とするものであり、汚泥焼却炉用固着抑制剤は、前記液体ポリ硫酸第二鉄を有効成分とするものである。【選択図】 図3

Description

本願発明は、ポリ硫酸第二鉄の製造方法及び汚泥焼却炉用固結抑制剤に関する。
より詳しくは、本願発明は、高濃度のリン含有汚泥を焼却する焼却炉における炉出口水平ダクト、空気余熱器等で発生する灰の焼結による管路、通路の閉塞、流動床炉内の流動砂へのリン等の固着による流動不良を抑制又は防止する利便性に優れた汚泥焼却炉用固結抑制剤及びそれに好適なポリ硫酸第二鉄の製造方法に関する。
下水処理場で発生する脱水汚泥は焼却処理されることが多く、その際には多量の燃料が使用され、大量の温室効果ガスが発生することになる。その温室効果ガスとしては、世間一般には二酸化炭素ガス(炭酸ガス)が広く周知されているが、それ以外にもメタン、一酸化二窒素(N2O)、フロン等が該当するのであり、中でも一酸化二窒素ガスは、炭酸ガスの310倍の温室効果を持つ(非特許文献1参照)ということから、多量の燃料を使用し、多量の温室効果ガスを排出する汚泥焼却炉においてはその減少が急務となっている。
そのようなことから、近年汚泥焼却炉においても温室効果ガス、特に温室効果の高い一酸化二窒素ガスの発生量を抑制できる高温焼却を可能とする新たな焼却炉、すなわち高温省エネ型焼却炉(ターボ型流動床炉、ガス化炉、多層型流動床炉)を導入する機運が高まっている。その一つにターボ型流動床炉があり、それを採用した東京都下水道局においては、温室効果の高い一酸化二窒素ガスの発生量は低減したものの、それに代わり新たに炉出口水平ダクト等の管路、通路の閉塞、流動砂の流動不良等の問題で苦慮している(非特許文献2)。
その当面の対策として、東京都下水道局ではポリ硫酸第二鉄を炉内に添加することが行われており、それなりの抑制効果を奏することが報告されている(非特許文献2参照)。この抑制効果については、ポリ塩化アルミニウム等のアルミニウム塩、カルシウム塩にもあることが知られている(非特許文献3参照)。
そのターボ型流動床炉及びそれを含む全体設備については東京都下水道局から報告されており(非特許文献4)、その全体構造については図示(図1参照)もされている。また、その報告書には、従来炉の全体構造も図示(図2参照)されている。
その報告書のターボ型流動床炉を含む設備の全体構造を示す図を見ると、排煙処理塔に苛性ソーダが循環注入されているのに対し、図示された従来炉の排煙処理塔では苛性ソーダの注入は窺い知ることができないことに気づき、それに着目した。この苛性ソーダの注入は排煙中の酸性成分の中和にあると推測し、その成分に何が該当するのか調査・検討することとした。
まず、ポリ硫酸第二鉄中には硫酸根(SO4)が存在することから、SOX成分に着目し、汚泥にポリ硫酸第二鉄溶液を添加してターボ型流動床炉と同程度の温度である850℃に加熱してその挙動を見た。
その結果、ポリ硫酸第二鉄中のSO4の量が多いほど、すなわちSO4/T-Feのモル比が大きいほどSOX成分の発生量が多いことが判明した。また、ポリ硫酸第二鉄を添加しない場合においても、量は少ないもののSOX成分が発生することも判った。なお、「T-Fe」は「Total-Fe」の略号で、ポリ硫酸第二鉄中に含有されている鉄の全量、すなわちFe2+とFe3+の合計量を指すが、以下においては前記モル比の式は単に「SO4/Fe」と記す。
そのようなことから、本発明者らは、排煙処理塔における苛性ソーダの使用量を減少させ、そのコストを低減するには、SO4/Feのモル比の値の低い、すなわち高塩基性のポリ硫酸第二鉄が好適であることが判った。
特許第3273899号公報 特許第3532074号公報 特許第3586562号公報
2014年 第51回下水道研究発表会予稿集第1003〜1005頁 「N−10−5−4 水再生センターの特性に応じた汚泥ガス化炉のさらなる安全性向上のための改良」 2014年 第51回下水道研究発表会予稿集第997〜999頁 「N−10−5−2 高度処理の推進と地球温暖化対策の両立に向けた課題と対応」 2014年 第51回下水道研究発表会予稿集第994〜996頁 「N−10−5−1 流動焼却設備における灰の焼結事例と焼結防止対策に関する報告」 2015年 第52回下水道研究発表会予稿集第488〜490頁 「N−4−1−6 ターボ型流動焼却炉導入における温室効果ガス削減効果の検証」
そのポリ硫酸第二鉄は、常法によればSO4/Feのモル比が1〜1.5の範囲で製造可能であるとされている(特許文献1ないし3参照)が、その市販製品は通常SO4/Feのモル比が1.35〜1.45であり、前記モル比が最も低い「1」に近いところでの製品は存在しない。
そこで、本発明者らは、常法にしたがってSO4/Feのモル比の最も低い「1」に近いところでポリ硫酸第二鉄を製造してみることにした。
その結果、確かに製品は製造可能であることが確認できたものの、放置しておくと前記モルが1.15未満では次第に沈殿が生成することが判明した。
また、そのモル比が1.0に非常に近いところでは、次第に固体化したような状態になり、全く流動性が無くなることも判った。
そのポリ硫酸第二鉄は、現状では大半が下水処理場で凝集剤として使用されており、その際には消費地に液体でトラック輸送されてタンク等の容器に保存され、そこから必要時に沈殿(沈降)槽等に配管を介して供給される形態で利用されている。
前記した通りであるから、本願発明は、リン含有汚泥、特に高濃度リン含有汚泥を焼却する焼却炉において、排煙処理塔における苛性ソーダ使用量を低減することができ、かつ凝集剤の場合と同様に輸送及び保存を液体状態で行うことができ、保存時に沈殿も発生せず非流動化することのない利便性に優れ、炉出口水平ダクトにおける管路、通路の閉塞、流動床炉内の流動砂へのリン等の固着による流動不良を抑制又は防止することができる汚泥焼却炉用固結抑制剤の提供及びそれに好適なポリ硫酸第二鉄の製造方法を提供することを発明の解決すべき課題とするものである。
本願発明は、前記課題を解決したものであり、そのうちの液体ポリ硫酸第二鉄の製造方法に関する解決するための手段は、SO4/Feのモル比を1.15〜1.25の範囲で硫酸第一鉄と硫酸とを混合して第一鉄イオンを酸化して第二鉄イオンを形成し、沈殿物が生成せず流動性のあるものとすることを特徴とするものである。
また、汚泥焼却炉用固着抑制剤に関する解決するための手段は、SO4/Feのモル比が1.15〜1.25の範囲にあり、沈殿物が生成せず流動性のある液体のポリ硫酸第二鉄であることを特徴とするものである。
本願発明では、ポリ硫酸第二鉄におけるSO4/Feのモル比を1.15〜1.25としたことにより従来使用していた1.35〜1.45のものに比し、排煙処理塔における苛性ソーダ使用量を低減することができる。またSOXの発生量が低減したことで発生したSOXによる焼却炉設備の腐食を低減することができる。さらに、前記モル比を前記範囲にすることにより本願発明における汚泥焼却炉用固着抑制剤は従来のポリ硫酸第二鉄の凝集剤の場合と同様に液体搬送、液体保存ができ、前記凝集剤の場合と同様に利便性に優れたものである。
ターボ型流動床炉を含む設備の全体構造 従来炉の全体構造 各ポリ硫酸第二鉄の製造例と、SO4/Feモル比との関係の図示 汚泥焼却時におけるポリ硫酸第二鉄の添加量とSOX発生量との関係、及びSO4/Feのモル比とSOx発生量との関係を図示
以下において、本願発明であるポリ硫酸第二鉄の製造方法及びそれを用いた汚泥焼却炉用固着抑制剤の使用形態等を示す。
本願発明のポリ硫酸第二鉄の製造方法では、前記した通り硫酸第一鉄と硫酸とをSO4/Feのモル比が1.15〜1.25になるように混合し、第一鉄を第二鉄に酸化することで製造するものであり、その混合の際には前記モル比について前記範囲内とすることが重要である。
その酸化には各種方法が採用可能であるが、例えば、それには、古くから行われている亜硝酸ソーダを酸化触媒として酸素又は空気で酸化する方法、過酸化水素を用いる方法等があるが、それらに限定されるわけでなく、それら以外の既知方法についても勿論採用可能である。また、汚泥焼却炉用固着抑制剤は、前記モル比のポリ硫酸第二鉄を有効成分とするものであり、それを汚泥に混在させる等により使用する。
その使用形態については、脱水前の汚泥に予め混合し脱水後の汚泥を炉内に投入する方法、脱水汚泥と共に炉内に投入する方法、炉外から直接炉内に投入する方法、管路、通路等の灰が拡散する箇所に投入する方法等が採用可能である。
その使用量については、脱水汚泥(水分77wt%)1kg当たり70g以下、乾燥汚泥に換算すると30wt%以下とするのがよい。
以下において、ポリ硫酸第二鉄に関し、SO4/Feのモル比が本発明内・外にあるものを作製する製造例を示すと共にそれらを放置した後の沈殿発生確認試験結果について説明するが、本願発明はそれら製造例及び試験結果によって何等限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載によって特定されるものであることはいうまでもない。
また、前記モル比が本発明内・外のものに関し、SOX発生量試験を行い、その結果についても説明するが、本願発明はそれによっても何等限定されるものではないことは前記した確認試験結果の場合と同様である。
[製造例]
この製造例では、SO4/Feのモル比が本発明内・外にあるポリ硫酸第二鉄を10例作製した。その製造方法を示すと以下の通りである。
500mLビーカーに硫酸第一鉄の7水和物(FeSO4・7H2O)453.0g、水道水70.0g、96%硫酸21.4gを入れ、攪拌機にて撹拌しながらペリスタポンプを用いてビーカーの底から30%過酸化水素を3mL/minの速度で導入した。
過酸化水素導入開始と同時に酸化還元電位(ORP)を測定し、その値が700mVとなった時点でFe2+が全量Fe3+に酸化されたと判断し、過酸化水素の供給を停止した。この時点における過酸化水素の導入量は148.6gであった。その反応時には、過酸化水素の自己分解と蒸発した水分があった(9.3g相当)ため、液重量が700gとなるように水道水16.3gを加え濃度調整した。
得られたポリ硫酸第二鉄は、SO4含有率:25.0wt%、T-Fe含有率:12.6wt%、SO4/Feモル比:1.154であった。なお、「T」は前記した通り「Total」の略号であり、「T-Fe含有率」とはポリ硫酸第二鉄中の全鉄の含有率を示す。
他の9例のポリ硫酸第二鉄も前記製造例と同様に作製した。
これら全10製造例におけるポリ硫酸第二鉄のSO4含有率、T-Fe含有率、SO4/Feモル比は、表1に示す通りである。この表において具体的に製造方法を示したSO4/Feモル比:1.154のポリ硫酸第二鉄には製造例5が該当する。
Figure 2018008837
[沈殿物発生及び非流動化確認試験」
これら10例について、沈殿物発生有無の確認試験を行い、その結果を表1に合わせ記載する。この確認試験は、製造した全製造例について90日間放置し、沈殿物の発生状況を調査することで行った。また、合わせて各製造例について非流動化するかどうかについても試験を行った。その結果は、非流動化の有無、非流動化するまでの日数にて表1に合わせ記載した。
その沈殿物発生確認試験については、本発明の製造例に該当するか否かが一見して判別できるようにSO4/Feモル比について、図3において複数の前記モル比を直線で図示し、その中に全製造例の前記モル比を記載した。すなわち、図3には、前記モル比が1.00、1.15及び1.25等が記載されており、その図中において前記モル比が1.15と1.25の間に存在する製造例は本発明のポリ硫酸第二鉄の製造例に該当することになる。
これら結果によれば、SO4/Feモル比が1.15未満の製造例4、6、7、8、9、10においては沈殿が発生しており、そのことから前記モル比が1.15未満になると沈殿物が発生することが判る。
また、製造例8、9、10においては非流動化も起こっており、このことからSO4/Feモル比が1に近く、鉄含有率が高いほど非流動化し易いことも判る。
特に製造例10では、1日間という短期間で非流動化することが判った。
[SOX発生量調査]
次いで、ポリ硫酸第二鉄を添加して汚泥を焼却した際のSOX発生量について試験を行った。その試験には製造例5に近い組成のポリ硫酸第二鉄(以下、ポリ鉄Yという)と、SO4/Feモル比の高い市販のポリ硫酸第二鉄(以下、ポリ鉄Xという)とを用いて行った。
両ポリ硫酸第二鉄におけるT-Fe及びSO4含有率を示すと表2の通りである。
Figure 2018008837
その試験方法について、試料の作成、汚泥の焼却及び発生SOX量の測定、測定結果を示すと以下の通りである。
[試料の作成」
平成28年1月に東京都内の下水処理場にて採取した脱水汚泥(水分77wt%)に対し、ポリ鉄X及びYをそれぞれ対乾燥汚泥で0wt%、5wt%、10wt%、20wt%(対脱水ケーキで0wt%、1.2wt%、2.3wt%、4.6wt%)添加・混合し、各添加量の試料について、それぞれ50gを作成した。
その各試料について、ポリ硫酸第二鉄の添加率、脱水ケーキ50g当たりのポリ硫酸第二鉄の添加量を表にて示すと表3の通りである。
Figure 2018008837
[汚泥の焼却及び発生SOX量の測定]
ポリ硫酸第二鉄を添加した各汚泥試料は、環状炉(電気炉の一種)を用い、酸素流通雰囲気下で850℃にて加熱焼却した(昇温時間15分、850℃保持時間15分)。発生したSOXを過酸化水素水に吸収させ、イオンクロマトグラフィーにてSOX濃度を測定し、汚泥の単位重量当たりから発生したSOX量(硫黄量換算)を算出した。
[SOX量測定結果]
各汚泥試料について測定した結果は、ポリ硫酸第二鉄の添加率等を記載する表3に合わせて記載した。
その結果から、ポリ硫酸第二鉄の添加量が増加するほどSOX量の発生量も増加することも判った。また、SO4/Feのモル比が高いほどSOX量の発生量も増加することが判った。すなわち、前記モル比が1.5のポリ鉄Xは、前記モル比が低い約1.15のポリ鉄Yに比し、SOX発生量が約20%増加することが判った。
そして、これらの結果については、簡便に理解できるように図4にも図示した。
すなわち、汚泥焼却時におけるポリ硫酸第二鉄の添加量とSOX発生量との関係、及びSO4/Feモル比とSOx発生量との関係について図4に図示した。
この図からポリ硫酸第二鉄の添加量が増加するほどSOX量の発生量も増加すること及びSO4/Feモル比が高いほどSOX量の発生量も増加することが容易に理解できる。

Claims (2)

  1. SO4/Feのモル比を1.15〜1.25の範囲で硫酸第一鉄と硫酸とを混合して第一鉄イオンを酸化して第二鉄イオンを形成し、沈殿物が生成せず流動性のあるものとすることを特徴とする液体ポリ硫酸第二鉄の製造方法
  2. SO4/Feのモル比が1.15〜1.25の範囲にあり、沈殿物が生成せず流動性のある液体のポリ硫酸第二鉄であることを特徴とする汚泥焼却炉用固着抑制剤。
JP2016137318A 2016-07-12 2016-07-12 ポリ硫酸第二鉄の製造方法及び汚泥焼却炉用固結抑制剤 Active JP6132965B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016137318A JP6132965B1 (ja) 2016-07-12 2016-07-12 ポリ硫酸第二鉄の製造方法及び汚泥焼却炉用固結抑制剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016137318A JP6132965B1 (ja) 2016-07-12 2016-07-12 ポリ硫酸第二鉄の製造方法及び汚泥焼却炉用固結抑制剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6132965B1 JP6132965B1 (ja) 2017-05-24
JP2018008837A true JP2018008837A (ja) 2018-01-18

Family

ID=58745711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016137318A Active JP6132965B1 (ja) 2016-07-12 2016-07-12 ポリ硫酸第二鉄の製造方法及び汚泥焼却炉用固結抑制剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6132965B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021053580A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 日鉄鉱業株式会社 高濃度鉄系凝集剤とその製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7333262B2 (ja) * 2019-10-29 2023-08-24 日鉄鉱業株式会社 高濃度鉄系凝集剤とその製造方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55104925A (en) * 1979-02-02 1980-08-11 Onahama Sakai Kagaku Kk Manufacture of basic ferric sulfate
JPS61286228A (ja) * 1985-06-13 1986-12-16 Nittetsu Mining Co Ltd 硫酸第2鉄含有凝集剤の製造方法
JPH07241404A (ja) * 1994-03-07 1995-09-19 Honshu Paper Co Ltd 鉄系無機凝集剤ならびにその製造方法
JPH10273326A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Nittetsu Mining Co Ltd 第一鉄化合物を含有する廃塩酸より高純度の硫酸第一鉄又はポリ硫酸鉄を製造する方法
JPH1135328A (ja) * 1997-07-17 1999-02-09 Nittetsu Mining Co Ltd 低窒素ポリ硫酸第2鉄溶液の製造方法
JPH11292546A (ja) * 1998-04-16 1999-10-26 Nittetsu Mining Co Ltd 高純度ポリ硫酸鉄の製造方法
JP2002018206A (ja) * 2000-07-04 2002-01-22 Nittetsu Mining Co Ltd 新規の凝集剤及びその製造方法
JP2007075697A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Matsuda Giken Kogyo Kk 水質浄化剤及び水質浄化方法
JP2013014655A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Swing Corp 鉄系重金属固定化剤の製造方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55104925A (en) * 1979-02-02 1980-08-11 Onahama Sakai Kagaku Kk Manufacture of basic ferric sulfate
JPS61286228A (ja) * 1985-06-13 1986-12-16 Nittetsu Mining Co Ltd 硫酸第2鉄含有凝集剤の製造方法
JPH07241404A (ja) * 1994-03-07 1995-09-19 Honshu Paper Co Ltd 鉄系無機凝集剤ならびにその製造方法
JPH10273326A (ja) * 1997-03-28 1998-10-13 Nittetsu Mining Co Ltd 第一鉄化合物を含有する廃塩酸より高純度の硫酸第一鉄又はポリ硫酸鉄を製造する方法
JPH1135328A (ja) * 1997-07-17 1999-02-09 Nittetsu Mining Co Ltd 低窒素ポリ硫酸第2鉄溶液の製造方法
JPH11292546A (ja) * 1998-04-16 1999-10-26 Nittetsu Mining Co Ltd 高純度ポリ硫酸鉄の製造方法
JP2002018206A (ja) * 2000-07-04 2002-01-22 Nittetsu Mining Co Ltd 新規の凝集剤及びその製造方法
JP2007075697A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Matsuda Giken Kogyo Kk 水質浄化剤及び水質浄化方法
JP2013014655A (ja) * 2011-07-01 2013-01-24 Swing Corp 鉄系重金属固定化剤の製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021053580A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 日鉄鉱業株式会社 高濃度鉄系凝集剤とその製造方法
WO2021065732A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 日鉄鉱業株式会社 高濃度鉄系凝集剤とその製造方法
CN114466824A (zh) * 2019-09-30 2022-05-10 日铁矿业株式会社 高浓度铁系絮凝剂及其生产方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6132965B1 (ja) 2017-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Auguet et al. Implications of downstream nitrate dosage in anaerobic sewers to control sulfide and methane emissions
Wang et al. Removal of phosphorus from wastewaters using ferrous salts–a pilot scale membrane bioreactor study
JP6132965B1 (ja) ポリ硫酸第二鉄の製造方法及び汚泥焼却炉用固結抑制剤
Fujishima et al. Towards ideal NOx control technology for bio-oils and a gas multi-fuel boiler system using a plasma-chemical hybrid process
JPH02501283A (ja) 排ガス中の窒素酸化物の減少方法
Chen et al. Investigation on Mercury Reemission from Limestone‐Gypsum Wet Flue Gas Desulfurization Slurry
CN103100293B (zh) 一种生物法烟气脱硝的工艺方法
Zhu et al. The effect of organic sources on the electron distribution and N2O emission in sulfur-driven autotrophic denitrification biofilters
CN105668746A (zh) 一种化学沉淀法去除废水中有机磷氨基三亚甲基膦酸的方法
Ayaa et al. Effect of magnetite on anaerobic digester biogas, hydrogen sulfide gas, digester effluent, and related processes
CN203582567U (zh) 一种废水处理装置
Yuan et al. Effects of system parameters and residual ions on the oxidation removal of NO by Fenton method
Li et al. Mineralization of n‐methyl‐2‐pyrrolidone by UV‐assisted advanced fenton process in a three‐phase fluidized bed reactor
Zhao et al. Basic rules of NO oxidation by Fe2+/H2O2/AA directional decomposition system
Kou et al. Investigation of advanced NO oxidation process with the delivery of· OH from thermal decomposition of H2O2
KR20130010434A (ko) 연료첨가제 조성물
CN104609545B (zh) 一种生化处理高浓度硝酸盐废水的方法及其装置
KR100538120B1 (ko) 석탄용 연소촉진제
Hao et al. Development of cost-effective and long-lasting integrated technology for H 2 S control from sludge in wastewater treatment plants
CN103086457A (zh) 用粉煤灰处理电厂锅炉酸洗柠檬酸废液的方法
JP4316425B2 (ja) 火力発電所運用方法
Han et al. The synergetic effect of plasma and catalyst on simultaneous removal of SO2 and NOx
JP4098584B2 (ja) 液体消臭剤、その製造方法及び廃水管路の消臭方法
KR102188541B1 (ko) 친환경 가연성 물질 연소력 향상제
TWI812238B (zh) 氫及氨製造系統

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170223

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20170223

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170223

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170418

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6132965

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250