JP2018006001A - 誘導加熱装置、及び発電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】現地組み立てが可能で、磁束発生部と加熱部との間のギャップを精度よく維持・管理することができる誘導加熱装置、及びそれを備える発電システムを提供する。
【解決手段】熱媒体を加熱する誘導加熱装置であって、回転軸に連結され、前記回転軸を中心に周方向に回転する少なくとも1つの台車と、前記台車に対面する対向面を有し、周方向に分割された複数の分割片を環状に組み合わせた加熱部と、前記台車に搭載され、前記加熱部に対して磁束を発生する磁束発生部と、前記加熱部に設けられ、前記熱媒体が流通する流通路と、を備え、前記台車は、前記磁束発生部と前記加熱部との間にギャップを維持しつつ、前記加熱部の対向面に沿って走行する誘導加熱装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、誘導加熱装置、及び発電システムに関する。
特許文献1〜3には、風車の回転エネルギーを熱エネルギーに変換する誘導加熱装置を利用して、誘導加熱装置により加熱した熱媒体の熱を電気エネルギーに変換する発電システムが開示されている。
特開2011−102576号公報 特開2011−233488号公報 特開2012−256507号公報
誘導加熱装置としては、例えば特許文献3に記載されるように、回転体(磁束発生部)と加熱部とが径方向に間隔をあけて対向して配置された、所謂ラジアルギャップ型の構造とすることが知られている。また、回転体(磁束発生部)と加熱部とが軸方向に間隔をあけて対向して配置された、所謂アキシャルギャップ型の構造とすることも可能である。
誘導加熱装置において、誘導加熱(渦電流)による加熱部の発熱量は、磁場強度、磁場の変化速度(周波数)の大きさに比例して増加することが知られており、加熱部に対する磁束発生部の周速を速くすることで、加熱部の発熱量を増やすことが可能である。発電システムに利用する誘導加熱装置の場合は、加熱部(熱媒体)を発電に適した温度(例えば、100℃以上、更に200℃以上)まで加熱するため、大径化(例えば、直径4m以上)することにより周速を速くすることが考えられる。しかし、この場合、陸上輸送限界を超える問題があるため、大径化には限界がある。
そこで、加熱部を複数に分割して現地で組み立てることが考えられるが、その場合、精度よく組み立てることが難しい問題がある。誘導加熱装置では、加熱部を通過する磁束量を増やすため、磁束発生部と加熱部との間のギャップを小さく(例えば5mm程度)する必要がある。しかしながら、加熱部を複数の分割片で構成し、これを現地で組み立てた場合、分割片の製作誤差や組立誤差などにより、加熱部に波打ちが生じたり、隣接する分割片間に段差が生じるなどの問題が起こり得る。そのため、例えば、アキシャルギャップ型の場合は、板状の加熱部において、回転体に対向する面が平面にならず、他方、ラジアルギャップ型の場合は、筒状の加熱部が真円にならず、回転体に対向する周面が円弧面にならないなど、ギャップを精度よく維持・管理することが困難である。
本開示は、現地組み立てが可能で、磁束発生部と加熱部との間のギャップを精度よく維持・管理することができる誘導加熱装置を提供することを目的の1つとする。また、上記誘導加熱装置を備える発電システムを提供することを別の目的の1つとする。
本開示に係る誘導加熱装置は、熱媒体を加熱する誘導加熱装置であって、
回転軸に連結され、前記回転軸を中心に周方向に回転する少なくとも1つの台車と、
前記台車に対面する対向面を有し、周方向に分割された複数の分割片を環状に組み合わせた加熱部と、
前記台車に搭載され、前記加熱部に対して磁束を発生する磁束発生部と、
前記加熱部に設けられ、前記熱媒体が流通する流通路と、を備え、
前記台車は、前記磁束発生部と前記加熱部との間にギャップを維持しつつ、前記加熱部の対向面に沿って走行する。
本開示に係る発電システムは、
上記本開示に係る誘導加熱装置と、
前記誘導加熱装置により加熱した前記熱媒体の熱を電気エネルギーに変換する発電部と、を備える。
上記誘導加熱装置は、現地組み立てが可能で、磁束発生部と加熱部との間のギャップを精度よく維持・管理することができる。上記発電システムは、上記誘導加熱装置により加熱した熱媒体の熱を利用して発電することができる。
実施形態1に係る誘導加熱装置の構成を示す概略縦断面図である。 図1のII線で囲む部分を拡大して示す部分拡大概略縦断面図である。 実施形態1に係る誘導加熱装置における台車の構成を示す概略平面図である。 実施形態1に係る誘導加熱装置における磁束発生部の構成を示す概略平面図である。 実施形態1に係る誘導加熱装置における加熱部の構成を示す概略平面図である。 図2のVI−VI線で切断した断面を示す部分概略断面図である。 実施形態1に係る誘導加熱装置における流通路の構成を示す概略平面図である。 実施形態2に係る誘導加熱装置の構成を示す概略縦断面図である。 図8のIX線で囲む部分を拡大して示す部分拡大概略縦断面図である。 実施形態2に係る誘導加熱装置における台車、磁束発生部及び加熱部の構成を示す概略断面図である。 実施形態2に係る誘導加熱装置の変形例の一例を示す部分拡大概略縦断面図である。 実施形態2に係る誘導加熱装置の変形例の別の一例示す部分拡大概略縦断面図である。 変形例2−2に係る誘導加熱装置における加熱部の構成を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係る発電システムの全体構成の一例を示す概略図である。
[本発明の実施形態の説明]
最初に、本発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係る誘導加熱装置は、熱媒体を加熱する誘導加熱装置であって、回転軸に連結され、前記回転軸を中心に周方向に回転する少なくとも1つの台車と、前記台車に対面する対向面を有し、周方向に分割された複数の分割片を環状に組み合わせた加熱部と、前記台車に搭載され、前記加熱部に対して磁束を発生する磁束発生部と、前記加熱部に設けられ、前記熱媒体が流通する流通路と、を備え、前記台車は、前記磁束発生部と前記加熱部との間にギャップを維持しつつ、前記加熱部の対向面に沿って走行する。
上記誘導加熱装置は、加熱部の対向面に台車が対向して、磁束発生部と加熱部とが互いに間隔をあけて対向配置される。上記誘導加熱装置によれば、加熱部が周方向に分割された複数の分割片を組み合わせた構成であることから、加熱部を分割して輸送することが可能である。そのため、分割片を陸上輸送限界以下のサイズとし、陸上輸送を可能にして、現地組み立てが可能である。また、台車に磁束発生部が搭載され、台車が加熱部の対向面に沿って走行するように構成されている。そのため、複数の分割片を組み合わせて加熱部を現地で組み立てた場合に、たとえ加熱部の対向面に波打ちや段差などがあっても、台車が加熱部の対向面に沿って走行することで、磁束発生部と加熱部との間のギャップが維持される。したがって、上記誘導加熱装置は、現地組み立てが可能で、磁束発生部と加熱部との間のギャップを精度よく維持・管理することができる。
(2)上記誘導加熱装置の一態様として、前記台車を前記加熱部の対向面に沿って案内するレールが設けられていることが挙げられる。
加熱部の対向面に沿ってレールが設けられていることで、レールの高さを調整することにより、磁束発生部と加熱部との間のギャップを容易に調整することができる。
(3)上記誘導加熱装置の一態様として、前記加熱部が板状体であり、前記加熱部の対向面が前記台車に対して軸方向に対面することが挙げられる。
上記一態様の誘導加熱装置によれば、加熱部の対向面に台車が軸方向に対向し、磁束発生部と加熱部とが軸方向に互いに間隔をあけて対向配置された、所謂アキシャルギャップ型の誘導加熱装置となる。
(4)上記誘導加熱装置の一態様として、前記加熱部が筒状体であり、前記加熱部の対向面が前記台車に対して径方向に対面することが挙げられる。
上記一態様の誘導加熱装置によれば、径方向に対向し、磁束発生部と加熱部とが軸方向に互いに間隔をあけて対向配置された、所謂ラジアルギャップ型の誘導加熱装置となる。
(5)上記誘導加熱装置の一態様として、前記加熱部の少なくとも一部を覆う断熱材を備えることが挙げられる。
加熱部の少なくとも一部を断熱材で覆うことで、加熱部から熱が逃げることを抑制でき、加熱部(熱媒体)の加熱効率を向上できる。特に、台車(磁束発生部)に対向する加熱部の対向面を断熱材で覆った場合は、断熱材によって、加熱部からの熱による磁束発生部の温度上昇を低減して、温度上昇に起因する磁気特性の低下を効果的に抑制できる。
(6)上記誘導加熱装置の一態様として、前記回転軸が風車に接続されていることが挙げられる。
回転軸を回転させる動力源には、電動機やエンジンなどの内燃機関を用いることも可能であるが、風力、水力、波力などの再生可能エネルギーを利用することが好ましい。再生可能エネルギーを利用すれば、COの発生を抑制できる。回転軸を風車に接続することで、誘導加熱装置の動力源として風力を利用することができる。
(7)本発明の一態様に係る発電システムは、上記(1)から(6)のいずれか1つに記載の誘導加熱装置と、前記誘導加熱装置により加熱した前記熱媒体の熱を電気エネルギーに変換する発電部と、を備える。
上記発電システムは、上記誘導加熱装置により加熱した熱媒体の熱を利用して発電するものである。例えば誘導加熱装置の回転軸に風車を接続し、動力源に風力を利用すれば、風のエネルギーを回転エネルギー→熱エネルギーに変換して、電気エネルギーとして取り出すことができる。一例としては、熱媒体の水を加熱して高温高圧蒸気を生成し、その蒸気を利用して蒸気タービンにより発電機を回転させて発電することが挙げられる。また、熱を電気エネルギーに変換する構成としたことで、蓄熱器を用いて熱としてエネルギーを蓄えることにより、安定した発電システムを実現できる。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る誘導加熱装置、及び発電システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。図中の同一符号は同一又は相当部分を示す。図面のスケールは、特徴を分かり易くするために各部を強調して示しており、実際のスケールとは異なる。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
〈誘導加熱装置〉
[実施形態1]
図1〜図6を参照して、実施形態1に係る誘導加熱装置101について説明する。誘導加熱装置101は、台車11と、加熱部13と、磁束発生部15と、流通路17とを備える。誘導加熱装置101は、磁束発生部15と加熱部13とが軸方向に間隔をあけて対向して配置された、所謂アキシャルギャップ型の構造である。図面のスケールは、特徴を分かり易くするために各部を強調しており、実際のスケールとは異なる。以下、誘導加熱装置101の構成を詳しく説明する。
(台車)
台車11は、図1に示すように、回転軸21の一端側から径方向に延びる連結棒12を介して回転軸21に連結され、回転軸21を中心に周方向に回転する。台車11は、図2に示すように、内外に一対の車輪11a、11bと、後述する磁束発生部15(磁石15m)を搭載する台車枠11cとを有し、車輪11a、11b側が軸方向に向くように配置される。車輪11a、11bは、後述する加熱部13の対向面131(レール13r)に接し、対向面131上を転動しながら走行する。また、台車枠11cは、磁束発生部15と加熱部13との間に所定のギャップが形成されるように、車輪11a、11bの車軸11sに支持されている。これにより、台車11は、磁束発生部15と加熱部13との間にギャップを維持しつつ、加熱部13の対向面131に沿って走行することができる。
この例では、図3に示すように、台車枠11cの前後に一対の車輪11a、11bが配置されており、台車枠11cが前後の車輪11a、11bの各車軸11sに支持されている。また、図4に示すように、複数の台車11を備えており、複数の台車11が周方向に環状に配置され、台車枠11cに設けられた連結部11jによって一連に連結されている。図3では、分かり易くするため、磁束発生部15(磁石15m)にハッチングを付している。図4では、台車11を加熱部13側から見ている。
回転軸21は、図1に示すように、軸受22により回転可能に支持されている。回転軸21の動力源には、例えば回転軸21に風車(図示せず)を接続し、風力を利用することが挙げられる。
(加熱部)
加熱部13は、図5に示すように、周方向に分割された複数の分割片13pを環状に組み合わせた板状体である。この例では、各分割片13pは円弧形状の平面を有する板片であり、これら分割片13pを溶接や固定具などによって周方向に円環状に連結することで加熱部13が組み立てられる。組み立て前の状態では、分割片13pは独立した部材であるため、分割片13pを輸送して、加熱部を現地で組み立てることが可能である。加熱部13の分割数は、分割片13pの陸上輸送を可能にするため、分割片13pが陸上輸送限界以下のサイズとなるように適宜決めればよく、例えば、2以上、更に3以上とすることが挙げられる。この例では、円環板状の加熱部13が周方向に3分割されており、3つの分割片13pからなる。
加熱部13(分割片13p)は、回転しないようにケーシング(図示せず)に固定されている。加熱部13には、磁束発生部15による磁束が通過し、後述するように渦電流が生じ、誘導加熱によって加熱部13が発熱する。加熱部13は、導電材料からなり、例えば、鉄やアルミニウム、銅などの金属又はそれらの合金で形成されている。
加熱部13の直径(外径)φは、例えば5m以上15m以下、加熱部13の径方向の幅wは、例えば0.5m以上1m以下、加熱部13の軸方向の厚さtは、例えば0.5cm以上5cm以下とすることが挙げられる。この例では、加熱部13の直径Φが10m、幅wが0.6m、厚さtが1cmである。直径が10mの加熱部は、陸上輸送は不可能であるが、3分割することで、分割片の高さが4m以内に収まり、陸上輸送が可能となる。この場合、4分割以上としてもよい。
ここで、加熱部13は発熱することで熱膨張するが、加熱部13は板状であり、その厚さtが薄い(例えば5cm以下)ため、軸方向の熱膨張は僅かである。また、加熱部13の幅wは1m以下であり、距離が短いため、熱膨張により径方向に歪が生じることも少ない。
(レール)
加熱部13は、図2に示すように、台車11に対して軸方向に対面する対向面131を有し、加熱部13の対向面131上を台車11が走行する。この例では、加熱部13の対向面131に沿って台車11を案内するレール13rが設けられており、レール13r上を台車11が走行するように構成されている。レール13rは、図3、図5に示すように、加熱部13の周方向に沿って並列に一対設けられており、内外の各レール13rに台車11の車輪11a、11bがそれぞれ接する。この例では、加熱部13を構成する各分割片13pにレール13rがそれぞれ設置されており、各分割片13pを円環状に組み合わせることで、レール13rが円環状に形成される。図3、図5では、分かり易くするため、レール13rにハッチングを付している。
また、この例では、図1、図3に示すように、各車輪11a、11bの幅が各レール13rの幅よりも大きく形成されている。そのため、分割片13pの組立誤差やレールの取付誤差、或いは、加熱部13の熱膨張などに起因して、レール13rが径方向に多少歪んでも、車輪11a、11bがレール13rから外れることがない。更に、各車輪11a、11bの互いに対向する側にはそれぞれ、車輪より径が大きいフランジ部11fが形成されている。
(磁束発生部)
磁束発生部15は、台車11(台車枠11c)に搭載され、加熱部13に対して磁束を発生する。つまり、磁束発生部15は、軸方向(加熱部13の方向)に磁束を発生する。この例では、磁束発生部15が永久磁石15mで構成されており、図3、図6に示すように、複数の磁石15mが台車11の前後方向に間隔をあけて並べて配置されている。また、図4に示すように、磁石15mの極性が交互に異なっている。そして、各台車11に複数の磁石15mが搭載され、複数の台車11が周方向に環状に配置されることで環状の磁石群が形成され、環状の磁石群によって磁束発生部15が構成されている。
磁束発生部15は、図2、図6に示すように、台車11に搭載されることによって、加熱部13との間に所定のギャップが設けられている。
(断熱材)
この例では、図2、図6に示すように、加熱部13の対向面131が断熱材19で覆われている。加熱部13の少なくとも一部を断熱材19で覆うことで、加熱部13から熱が逃げることを抑制でき、加熱部13の加熱効率を向上できる。また、この例に示すように、加熱部13の対向面131を断熱材19で覆った場合は、断熱材19によって、加熱部13からの熱による磁束発生部15(磁石15m)の温度上昇を低減して、温度上昇に起因する磁石15mの磁気特性の低下を効果的に抑制できる。この例では、レール13rの下面も含めて、加熱部13の対向面131の全面を断熱材19で覆っているが、磁束発生部15に対向する部分にのみ断熱材を配置してもよいし、対向面131だけでなく、加熱部13の周面や対向面とは反対側の面に断熱材を配置してもよい。磁束発生部15の加熱部13に対向する対向面に断熱材を配置することも可能である。断熱材には、例えば、ロックウール、グラスウール、発砲プラスチック、レンガ、セラミックスなどを用いることができる。
(流通路)
加熱部13には、図1、図7に示すように、熱媒体が流通する流通路17が設けられている。この例では、流通路17は、配管17pによって構成され、図7に示すように、加熱部13の対向面131とは反対側の反対面に、加熱部13の周方向に沿って設けられている(図中の白抜き矢印は熱媒体の供給・排出方向を示す)。加熱部13と流通路17(配管17p)とは熱的に接続されている。配管17pは、例えば、鉄やアルミニウム、銅などの金属又はそれらの合金で形成されている。熱媒体としては、例えば、水、水蒸気、油、液体金属(Na、Pbなど)、溶融塩などの液体並びに気体が挙げられる。
次に、誘導加熱装置101における熱媒体が加熱されるメカニズムについて説明する。
誘導加熱装置101では、回転軸21が回転することで、台車11が回転軸21を中心に周方向に回転しながら、磁束発生部15(磁石15m)から発生した磁束が加熱部13を通過する。具体的には、加熱部13におけるN極の磁石15mに対向する部分では、磁束(磁場)が加熱部13の対向面側から反対面側の方向に通過し、S極の磁石15mに対向する部分では、磁束(磁場)が加熱部13の反対面側から対向面側の方向に通過する。そして、台車11の回転に伴い磁束発生部15が回転することで、加熱部13に対して磁石15mが相対的に移動することにより、加熱部13を通過する磁束が変化し、印加される磁場が周期的に変化する。その結果、加熱部13に渦電流が発生することで、加熱部13が発熱し、その熱が流通路17(配管17p)に流れる熱媒体に伝熱され、熱媒体が加熱される。
また、誘導加熱装置101では、磁石15mの極性が交互に異なることから、磁束(磁場)の方向が周期的に逆転しながら変化する。そのため、加熱部13に印加される磁場の振幅(変化)が大きくなるため、より大きな渦電流を発生させることができ、発熱量を増やすことができる。
磁石15mの数は、適宜設定することができる。磁石15mの数をある程度増やすことで、磁場の周期を短くすることができ、磁場の変化速度が大きくなる。誘導加熱による発熱量は磁場の変化速度に比例することから、磁場の周期を短くすることで、発熱量の向上が期待できる。
[変形例1]
実施形態1では、加熱部13の対向面131にレール13rが設けられ、レール13r上を台車11が走行する場合を例に挙げて説明した(図2参照)。これに限らず、レール13rを設けずに、加熱部13の対向面131に台車11の車輪11a、11bが直接接しながら走行するように構成してもよい。また、レール13rに変えて、加熱部13の対向面131に台車11の車輪11a、11bが嵌る一対の溝を形成し、この溝に沿って台車11が走行するように構成してもよい。
{作用効果}
実施形態1の誘導加熱装置101は、加熱部13が周方向に分割された複数の分割片13pにより構成されていることで、加熱部13を分割して輸送することが可能である。そのため、分割片13pを陸上輸送限界以下のサイズとし、陸上輸送を可能にして、現地組み立てが可能である。また、台車11に磁束発生部15が搭載され、台車11が加熱部13の対向面131に接しながら走行する。そのため、分割片13pの製作誤差や組立誤差、或いは、加熱部13の熱膨張などに起因して、板状の加熱部13に波打ちや段差が生じ、加熱部13の対向面131が平面になっていなくても、台車11が加熱部13の対向面131に沿って走行することで、磁束発生部15と加熱部13との間のギャップが維持される。したがって、磁束発生部15と加熱部13との間のギャップを精度よく維持することができる。また、実施形態1では、加熱部13の対向面131にレール13rが設けられていることから、レール13rの高さを調整することにより、磁束発生部15と加熱部13との間のギャップを容易に調整することができる。
[実施形態2]
上述した実施形態1では、磁束発生部15と加熱部13とが回転軸21の軸方向に間隔をあけて対向して配置された、所謂アキシャルギャップ型の構成例を説明した。実施形態2では、磁束発生部15と加熱部13とが回転軸21の径方向に間隔をあけて対向して配置された、所謂ラジアルギャップ型の構成例を説明する。以下、図8〜図12を参照して、実施形態2に係る誘導加熱装置102について、実施形態1との相違点を中心に説明し、同様の事項はその詳細な説明を省略する。
(台車)
台車11は、図8〜図10に示すように、回転軸21から径方向に延びる連結棒12を介して回転軸21に連結され、回転軸21を中心に周方向に回転する。台車11は、車輪11a、11b側が径方向外方に向くように配置され、図9に示すように、車輪11a、11bが加熱部13の対向面131(レール13r)に接して対向面131上を走行する。これにより、台車11は、磁束発生部15と加熱部13との間にギャップを維持しつつ、加熱部13の対向面(内周面)131に沿って走行することができる。また、図10に示すように、複数の台車11が連結部11jによって一連に連結されており、複数の台車11が周方向に環状に配置されている。図10は、回転軸21の軸方向に直交する断面(図9のX−X線で切断した断面)を示す。
(加熱部)
加熱部13は、図10に示すように、周方向に分割された複数の分割片13pを環状に組み合わせた筒状体である。この例では、各分割片13pは内周面及び外周面が円弧面に形成された円弧片であり、これら分割片13pを溶接や固定具などによって周方向に円環状に連結することで加熱部13が組み立てられる。この例では、円筒状の加熱部13が周方向に3分割されており、3つの分割片13pからなる。加熱部13の対向面131には、断熱材19が配置され、断熱材19で覆われている。
加熱部13の直径(外径)φは、例えば5m以上15m以下、加熱部13の径方向の厚さは例えば0.5cm以上5cm以下、加熱部13の軸方向に沿った長さは、例えば0.5m以上1m以下とすることが挙げられる。
(レール)
加熱部13は、図9に示すように、台車11に対して径方向に対面する対向面131を有し、加熱部13の対向面131上を台車11が走行する。この例では、加熱部13の対向面131に沿って台車11を案内するレール13rが設けられており、レール13r上を台車11が走行するように構成されている。レール13rは、図10に示すように、加熱部13の内周面に、周方向に沿って並列に一対設けられており、各レール13rに台車11の車輪11a、11bがそれぞれ接する。この例では、加熱部13を構成する各分割片13pにレール13rがそれぞれ設置されており、各分割片13pを円環状に組み合わせることで、レール13rが円環状に形成される。
また、図9に示すように、各車輪11a、11bの幅が各レール13rの幅よりも大きく形成されているため、分割片13pの組立誤差やレールの取付誤差などに起因して、レール13rが軸方向に多少歪んでも、車輪11a、11bがレール13rから外れることがない。
(磁束発生部)
磁束発生部15は、台車11(台車枠11c)に搭載され、加熱部13に対して磁束を発生する。この例では、磁束発生部15は、径方向(加熱部13の方向)に磁束を発生する。磁束発生部15は、例えば永久磁石15mで構成されており、図10に示すように、複数の磁石15mが台車11の前後方向に間隔をあけ、磁石15mの極性が交互に異なるように並んで配置されている。磁束発生部15は、図9に示すように、台車11に搭載されることによって、加熱部13との間に所定のギャップが設けられている。
(流通路)
加熱部13には、図8に示すように、熱媒体が流通する流通路17が設けられている。この例では、流通路17は、配管17pによって構成され、図8に示すように、加熱部13の外周面に、軸方向に螺旋状に設けられている。
実施形態2に係るラジアルギャップ型の誘導加熱装置102の場合も、実施形態1に係るアキシャルギャップ型の誘導加熱装置101と同様に、加熱部13が周方向に分割された複数の分割片13pにより構成されている。そのため、加熱部13を分割して輸送することが可能であり、分割片13pを陸上輸送して、加熱部13を現地で組み立てることが可能である。また、分割片13pの製作誤差や組立誤差などに起因して、筒状の加熱部13に波打ちや段差が生じ、加熱部13の対向面131が真円になっていなくても、台車11が加熱部13の対向面131に沿って走行することで、磁束発生部15と加熱部13との間のギャップが維持される。よって、磁束発生部15と加熱部13との間のギャップを精度よく維持することができる。
ラジアルギャップ型の場合は、アキシャルギャップ型に比較して、加熱部13の発熱による熱膨張の影響を受け易い。具体的には、加熱部13が径方向に熱膨張して径が大きくなり、台車11と加熱部13との距離が広がることによって、加熱部13の熱膨張に起因する磁束発生部15と加熱部13との間のギャップの変化が大きい。したがって、ラジアルギャップ型の場合は特に、加熱部13の熱膨張による影響を低減できる構成を備えることが好ましい。以下、実施形態2に係るラジアルギャップ型の誘導加熱装置102において、加熱部13の熱膨張による影響を低減する構成を付加した形態を説明する。
[変形例2−1]
加熱部13の熱膨張による影響を低減する構成の一例としては、図11に示すように、台車11を加熱部13側(即ち、径方向外方)に付勢する弾性部材14を備える構成が挙げられる。この例では、弾性部材14が回転軸21(図8参照)と台車11との間を連結する連結棒12に設けられている。弾性部材14としては、例えば、圧縮ばねやゴムなどが挙げられる。弾性部材14が台車11を加熱部13側に付勢することによって、加熱部13が径方向に熱膨張して径が大きくなっても、加熱部13に追従するように台車11の径方向の位置を変化させることができる。これにより、台車11と加熱部13との距離が一定に保たれることから、加熱部13の熱膨張に起因する磁束発生部15と加熱部13との間のギャップの変化を小さくできる。
[変形例2−2]
加熱部13の熱膨張による影響を低減する構成の別の一例としては、図12、図13に示すように、レール13rが加熱部13とは独立して設けられると共に、加熱部13を構成する分割片13pが周方向に間隔をあけて配置される構成が挙げられる。この例では、図12に示すように、加熱部13の両側に一対の環状のレール支持部13sが配置され、各レール支持部13sの内周面に周方向に沿ってレール13rが設けられている。レール支持部13s及びレール13rは周方向に連続しており、レール支持部13sと分割片13pとが回転軸21(図8参照)の軸方向に並列されている。この構成によれば、図13に示すように、分割片13p間に隙間が形成されているため、分割片13pが熱膨張して周方向に伸びた分を隙間で吸収することができる。つまり、加熱部13の周方向に設けられた隙間によって、加熱部13の熱膨張を吸収することができるため、加熱部13が径方向に熱膨張することが抑制される。したがって、台車11と加熱部13との距離が維持されることから、加熱部13の熱膨張に起因する磁束発生部15と加熱部13との間のギャップの変化を小さくできる。
〈発電システム〉
図14を参照して、本発明の実施形態に係る発電システムの一例を説明する。図14に示す発電システムPは、誘導加熱装置10と、風車20と、蓄熱器50と、発電部60とを備える。塔91の上部に設置されたナセル92に風車20が取り付けられ、ナセル92内に誘導加熱装置10が格納されている。また、塔91の下部(土台)に建てられた建屋93に蓄熱器50及び発電部60が設置されている。以下、発電システムPの構成を詳しく説明する。
誘導加熱装置10は、本発明の実施形態に係る誘導加熱装置であり、例えば、上述した実施形態1、2に係る誘導加熱装置101、102を利用することができる。また、回転軸21の他端側が後述する風車20に直結され、誘導加熱装置の動力に風力を利用している。なお、ここでは、熱媒体が水である場合を例に説明する。
風車20は、水平方向に延びる回転軸21を中心に、3枚の翼201を回転軸21に放射状に取り付けた構造である。出力が5MWを超える風力発電システムの場合、直径が120m以上、回転数が10〜20rpm程度である。
誘導加熱装置10の流通路(配管)には、誘導加熱装置10に水を供給する給水管73と、誘導加熱装置10により加熱した水を蓄熱器50に送る輸送管51とが接続されている。そして、誘導加熱装置10は、回転軸に連結された台車が回転し、磁場発生部から磁束が発生することにより、加熱部を通過する磁束が変化することで、加熱部に渦電流が発生し、加熱部が発熱して流通路内の水を加熱する。誘導加熱装置10は、熱媒体である水を例えば100℃〜600℃といった高温に加熱する。また、誘導加熱装置10は、加熱部(流通路)が回転しない構造であるので、流通路と輸送管51及び給水管73との接続に回転継手を用いる必要がなく、例えば溶接などを用いて、簡易な構成で、堅牢な接続を実現できる。
この発電システムPは、誘導加熱装置10により水を発電に適した温度(例えば200℃〜600℃)まで加熱し、高温高圧水を発生させる。高温高圧水は、誘導加熱装置10と蓄熱器50とを連結する輸送管51を通って蓄熱器50に送られる。蓄熱器50は、輸送管51を通って送られてきた高温高圧水の熱を蓄え、また、熱交換器を用いて発電に必要な蒸気を発電部60に供給する。なお、誘導加熱装置10により蒸気を発生させてもよい。
蓄熱器50としては、例えば、蒸気アキュムレーターや、溶融塩や油などを用いた顕熱型、或いは、融点の高い溶融塩の相変化を利用した潜熱型の蓄熱器を利用することができる。潜熱型の蓄熱方式は蓄熱材の相変化温度で蓄熱を行うため、一般に、顕熱型の蓄熱方式に比べて蓄熱温度域が狭帯域であり、蓄熱密度が高い。
発電部60は、蒸気タービン61と発電機62とを組み合わせた構造であり、蓄熱器50から供給された蒸気によって蒸気タービン61が回転し、発電機62を駆動して発電する。
蓄熱器50に送られた高温高圧水又は蒸気は、復水器71で冷却され水に戻される。その後、ポンプ72に送られ、高圧水にして給水管73を通って誘導加熱装置10に送られることで循環する。
発電システムPは、回転軸21に風車を接続し、動力源に風力を利用して、風のエネルギーを誘導加熱装置10により回転エネルギーを熱エネルギーに変換し、その熱エネルギー(熱媒体の熱)を発電部60により電気エネルギーに変換する。発電システムPによれば、誘導加熱装置10により加熱した熱媒体の熱を蓄熱器50に蓄熱して発電することで、高価な蓄電池を用いなくても、需要に応じた安定的な発電を実現できる。また、風車20と誘導加熱装置10の回転軸21とを直結することにより、増速機(ギアボックス)のトラブルを回避することが可能である。さらに、熱媒体の熱を輸送管51により例えば塔91の下部(土台)に設置された発電部60に供給することで、ナセル92に発電部60を格納する必要がなく、塔91の上部に設置されるナセル92を小型・軽量化することができる。
上記した発電システムPでは、熱媒体に水を用いた場合を例に説明したが、水よりも熱伝導率の高い液体金属を熱媒体に用いてもよい。このような液体金属としては、例えば液体金属ナトリウムが挙げられる。液体金属を熱媒体に用いる場合は、例えば、加熱部から熱を受け取る一次熱媒体に液体金属を用い、輸送管を通って送られてきた液体金属の熱で熱交換器を介して二次熱媒体(水)を加熱し、蒸気を発生させることが考えられる。
また、常圧で100℃超の沸点を有する例えば油、液体金属、溶融塩などを熱媒体に用いた場合は、水に比較して、所定の温度まで加熱したときに、流通路内の熱媒体の気化による内圧上昇を抑制し易い。
101、102 誘導加熱装置
11 台車
11a、11b 車輪
11c 台車枠
11s 車軸
11j 連結部
11f フランジ部
12 連結棒
13 加熱部
13p 分割片
131 対向面
13r レール
13s レール支持部
14 弾性部材
15 磁束発生部
15m 永久磁石
17 流通路
17p 配管
19 断熱材
21 回転軸
22 軸受
P 発電システム
10 誘導加熱装置
20 風車
201 翼
50 蓄熱器
51 輸送管
60 発電部
61 蒸気タービン
62 発電機
71 復水器
72 ポンプ
73 給水管
91 塔
92 ナセル
93 建屋

Claims (7)

  1. 熱媒体を加熱する誘導加熱装置であって、
    回転軸に連結され、前記回転軸を中心に周方向に回転する少なくとも1つの台車と、
    前記台車に対面する対向面を有し、周方向に分割された複数の分割片を環状に組み合わせた加熱部と、
    前記台車に搭載され、前記加熱部に対して磁束を発生する磁束発生部と、
    前記加熱部に設けられ、前記熱媒体が流通する流通路と、を備え、
    前記台車は、前記磁束発生部と前記加熱部との間にギャップを維持しつつ、前記加熱部の対向面に沿って走行する誘導加熱装置。
  2. 前記台車を前記加熱部の対向面に沿って案内するレールが設けられている請求項1に記載の誘導加熱装置。
  3. 前記加熱部が板状体であり、
    前記加熱部の対向面が前記台車に対して軸方向に対面する請求項1又は請求項2に記載の誘導加熱装置。
  4. 前記加熱部が筒状体であり、
    前記加熱部の対向面が前記台車に対して径方向に対面する請求項1又は請求項2に記載の誘導加熱装置。
  5. 前記加熱部の少なくとも一部を覆う断熱材を備える請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  6. 前記回転軸が風車に接続されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の誘導加熱装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の誘導加熱装置と、
    前記誘導加熱装置により加熱した前記熱媒体の熱を電気エネルギーに変換する発電部と、を備える発電システム。
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CN110061595B (zh) * 2019-04-10 2024-03-19 中国电建集团贵阳勘测设计研究院有限公司 一种风电机舱罩热能回收系统

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