JP2018005469A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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智章 村上
慶久 中島
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慶久 中島
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Koichiro Yamaji
晃一郎 山路
由宇 和田
Yu Wada
由宇 和田
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Abstract

【課題】タッチパネル端末を用いてマトリクス形式のアンケートに回答する際の操作性を向上させる。【解決手段】ユーザがアンケートに回答するための情報処理装置において、アンケートは少なくとも一つのメイン質問事項と、メイン質問事項に関連する複数のサブ質問事項を含み、サブ質問事項に対して複数の回答選択肢が存在し、アンケートを表示するとともにユーザによる入力を受け付けるタッチパネルと、アンケートの表示および入力の検出を行う制御手段を備え、制御手段は、アンケートが開始されると、メイン質問事項と、メイン質問事項に関連する複数のサブ質問事項とを、タッチパネル上の第1の方向に並べて表示し、メイン質問事項に対するユーザによる回答が開始されると、複数のサブ質問事項のそれぞれについて、サブ質問事項に対する複数の回答選択肢を第1の方向に展開して表示する。【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関する。
近年、マーケティング分野において、企業がインターネット経由でアンケートを実施して潜在顧客の要望や性質を把握し、商品開発に活かすという、ネットリサーチが盛んに行われるようになっている。アンケートを企画する企業等が自らアンケートを実施する場合もあり、ネットリサーチ業者に調査を委託する場合もある。以下、これらのアンケート実施運営者をまとめて「運営者」とも呼ぶ。ネットリサーチには、回答者を募集しやすい、回答の負担が比較的軽い、回答結果の集計が容易であるなどのメリットがある。
運営者は、回答者に各人の属性情報(性別、年齢、居住地など)を登録してもらい、会員組織を形成していることが多い。これにより、回答者の募集時間が短縮される。さらに、年代・性別・職業・居住地などの属性情報に基づいて、調査目的に沿った割付条件に含まれる回答者を選定できるメリットがある。以下、このような回答者を「モニタ」とも呼ぶ。
アンケートの形式やそれに対する回答形式には様々な種類があり、その中の一つにマトリクス形式がある。マトリクス形式は表形式とも呼ばれ、質問したい事項が複数あり、それらに対して共通の選択肢が設定できる場合に有効である。
図6はマトリクス形式アンケートの例である。図6(a)にて、符号201で示される文章(「あなたは以下のお店をどれ位の頻度で利用していますか?」)は、複数の質問事項に共通の質問文(メイン質問事項)であり、質問の大枠を設定する。また符号202は、メイン質問事項に関連する個別の項目(サブ質問事項)であり、質問文の具体的な対象を示す。この場合は、サブ質問事項202のそれぞれ(「スーパー,コンビニエンスストア,ドラッグストア,ファストフード,カフェ」)に対し、メイン質問事項201が適用される。また符号203は、サブ質問事項それぞれに対する回答選択肢を示す。
このようにマトリクス形式では、複数の質問に対する一覧性が高い。また同じ回答選択肢を用いることで、モニタが回答を理解しやすいという利点がある。また、図6(b)のように、サブ質問事項に対して複数回答を可能にしてもよい。
特許文献1では、マトリクス形式のアンケートの表示の仕方に着目し、マトリクス形式のアンケートを、共通の回答選択肢が同じ位置に同内容で表示されるタイル形式に変換する技術が開示されている。これにより、質問数が多い場合でも直感的な回答を可能にし、回答負荷を軽減するとしている。
また、特許文献2では、特許文献1の技術では質問数が多い場合に画面遷移の数が多く、回答負荷が大きいことを踏まえ、設問領域に選択肢領域をスライド表示することにより、回答負荷を軽減するとしている。
特開2013−089157号公報 特開2015−146150号公報
ここで近年、タッチパネルを備えるスマートフォンやタブレット端末が急速に普及している。これらのタッチパネル端末の特徴は、指やスタイラスなどの指示具による直感的な操作が可能な点にある。操作の種類としては例えば、指示具で画面を押す「タップ」、画面に触れた状態で指示具を移動させる「スワイプ」、画面に触れた指示具をはじくように動かす「フリック」などがある。タッチパネル端末の利用者にとって、タップ操作を利用した項目選択や、スワイプ操作またはフリック操作を利用した画面スクロールは直感的かつ容易だと言える。
しかし特許文献1および特許文献2では、近年のスマートフォンやタブレットのユーザが習熟しているタッチパネル端末の特徴的な操作について充分な検討がなされておらず、操作性向上の余地が残る。
例えば特許文献1の方法は、単調なタップ作業をサブ質問事項の数に応じて繰り返すことになり、頻繁な画面遷移が回答への没入感を妨げるとともに、単調なタップ操作の繰り返しにより漫然とした回答が行われる可能性がある。また特許文献2の方法も頻繁な画面遷移が生じることには変わりない。さらに回答選択肢がスライド表示されることは、次の質問に移るときの操作が容易である反面、回答者が回答させられているという印象を受ける可能性がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、タッチパネル端末を用いてマトリクス形式のアンケートに回答する際の操作性を向上させることにある。
上記の目的を達成するため、本発明は以下のような構成を採用する。すなわち、
ユーザがアンケートに回答するための情報処理装置であって、前記アンケートは少なくとも一つのメイン質問事項と、前記メイン質問事項に関連する複数のサブ質問事項を含み、前記サブ質問事項に対して複数の回答選択肢が存在するものであり、
前記アンケートを表示するとともに前記ユーザによる入力を受け付けるタッチパネルと、
前記アンケートの表示および前記入力の検出を行う制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記アンケートが開始されると、前記メイン質問事項と、前記メイン質問事項に関連する前記複数のサブ質問事項とを、前記タッチパネル上の第1の方向に並べて表示し、
前記メイン質問事項に対する前記ユーザによる回答が開始されると、前記複数のサブ質問事項のそれぞれについて、前記サブ質問事項に対する前記複数の回答選択肢を前記第1の方向に展開して表示する
ことを特徴とする情報処理装置である。
かかる構成によれば、複数のサブ質問事項を一覧的に把握した上で個々の回答が可能になるので、タッチパネルを有するスマートフォンやタブレット端末で回答する際の操作性が向上する。特に、特に複数のサブ質問事項それぞれに対して共通の複数の回答選択肢が設定されたマトリクス形式のアンケートにおいて効果が大きい。
また、上記構成において、前記複数のサブ質問事項に含まれる一つの前記サブ質問事項に対する前記複数の回答選択肢の少なくとも一つを前記ユーザが選択することにより、当該一つのサブ質問事項への回答が行われると、当該一つのサブ質問事項について、展開された前記複数の回答選択肢を格納するようにしてもよい。これにより、多数のサブ質問事
項がある場合の操作性が向上する。
あるいは、上記構成において、前記複数のサブ質問事項に含まれる一つの前記サブ質問事項に対する前記複数の回答選択肢の少なくとも一つを前記ユーザが選択することにより、当該一つのサブ質問事項への回答が行われると、当該一つのサブ質問事項について、展開された前記複数の回答選択肢の格納を可能にするGUIを表示するようにしてもよい。またさらに、前記複数のサブ質問事項および前記複数の回答選択肢を、前記第1の方向にスクロール可能にしてもよい。これにより、タッチパネル端末のユーザが習熟している各種の操作が可能となり、モニタが自発的かつ直感的に操作できるようになる。
また、前記複数のサブ質問事項および前記複数の回答選択肢が前記第1の方向にスクロールする場合でも前記メイン質問事項を固定して表示することもできる。これによりモニタによるアンケートの把握が容易になる。
さらに、指示具を用いた前記ユーザによる前記タッチパネルに対するスワイプ操作を検出すると、前記複数のサブ質問事項および前記複数の回答選択肢を前記指示具の移動に追随するようにスクロールさせることも可能である。あるいは、指示具を用いた前記ユーザによる前記タッチパネルに対するフリック操作を検出すると、前記複数のサブ質問事項および前記複数の回答選択肢を所定の移動単位だけスクロールさせることも可能である。
これらの構成によれば、タッチパネル端末のユーザが習熟している各種の操作が可能となり、操作性が向上する。
本発明はまた、上記構成を有する情報処理装置がユーザによるアンケートへの回答を可能にするための情報処理方法としても実現できる。
本発明によれば、タッチパネル端末を用いてマトリクス形式のアンケートに回答する際の操作性を向上させることができる。
情報処理システムの全体構成および情報処理装置の構成を説明する図 アンケート開始時の画面を示す図 実施形態1に係る画面を示す図 実施形態2に係る画面を示す図 アンケートを実施する際の処理を示すフローチャート アンケート形式および回答形式の一例を示す図
以下に図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態を説明する。ただし、以下に記載されている構成ブロックやそれらの相対配置などは、発明が適用されるシステムの各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。
本発明は、モニタがタッチパネル端末を操作してアンケートに回答するような情報処理システムに好適である。本発明はまた、この情報処理システムに用いられる、主にタッチパネル端末で構成されるコンピュータである情報処理装置としても捉えられる。本発明はまた、情報処理方法としても捉えられる。本発明はまた、当該コンピュータの演算資源を利用して当該コンピュータを情報処理装置として稼働させるような情報処理プログラムや、当該ブログラムを格納したコンピュータにより読み取り可能な非一時的な記憶媒体としても捉えられる。
<実施形態1>
本実施形態は、マーケティングを行う企業、または専業のリサーチ業者などの運営者が実施するネットリサーチに、回答者(モニタ)が手元のタッチパネル端末で回答する情報処理システムを対象とする。ただし本発明はこれに限られるものではなく、マトリクス形式のアンケートをモニタが容易に回答できる形式に変換して提示する場合であれば適用可能である。
(システム構成)
図1(a)を参照しながらシステム構成について説明する。本発明の情報処理システムは、情報処理装置1(1a,1b,…)、処理サーバ2、およびDBサーバ4によって構成される。情報処理装置1と処理サーバ2はWeb3を介して相互に通信して情報を送受信できる。DBサーバ4は処理サーバ2に接続されている。
情報処理装置1は、モニタが操作可能な、情報処理機能、表示機能、ユーザ入力受付機能、通信機能などを有する装置である。情報処理装置1としては、プロセッサ、記憶装置、通信装置、ユーザインタフェース等を備えるコンピュータ装置が好適である。本発明では、情報処理装置1として表示手段とユーザ入力受付手段を兼ねるタッチパネルを有する、スマートフォンやタブレット端末を主に想定している。タッチパネルは感圧式や静電式を問わない。また、タッチパネルに入力を行う指示具としては、指、スタイラス、その他の器具を利用できる。
図1(b)は、タッチパネル12を備える情報処理装置1の一例である。タッチパネル12は、運営者のWebサイトやアンケート内容など、モニタに与える情報を提示する表示手段として機能する。タッチパネル12は同時に、上述したタップ、スワイプ、フリックに加え、ドラッグ、ピンチイン・ピンチアウトなどの入力を受け付ける入力手段としても機能する。制御手段11は、装置の内部に存在し、プログラムに従って動作するプロセッサである。制御手段11は、画面表示制御や、タッチ操作による入力内容の検出を行う。
情報処理装置1が運営者のWebサイトにアクセスして情報を送受信することで、アンケートへの回答が可能になる。情報処理装置1に表示されるWebサイトデータは、ユーザ入力(例えば検索サイトにおける検索結果からのリンクのクリック)に基づくHTTPリクエストで処理サーバ2に要求され、サーバからのレスポンスに基づいて表示される。サーバ接続の際に、モニタIDやパスワードを要求してもよい。情報処理装置1のWeb3への接続方式は、電話回線接続、有線または無線のインターネット接続など任意である。
処理サーバ2は、通信手段21、CPU22、メモリ23、ディスプレイ24を備える。処理サーバ2としては、演算資源、通信手段、ユーザインタフェースを備え、メモリに格納されたプログラムに従って動作するコンピュータやワークステーションを利用できる。DBサーバ4は、モニタDB41、アンケートDB42、回答結果DB43などの各種データベースを備える。
なお、サーバの構成やデータベースの配置は任意であり、図示したものに限定されない。すなわち、クラウドサーバや仮想サーバを利用してもよいし、Webサーバ、アプリケーションサーバ、複数の物理的に離れた情報処理装置をオンライン接続して利用してもよい。例えば、処理サーバ2およびDBサーバ4を同一サーバにより実現してもよいし、処理サーバ2やDBサーバ4の機能を複数のサーバの協働により実現してもよい。
(処理フロー)
図2〜図3の画面遷移図と、図5のフローチャートを参照して、本実施形態の処理フローについて説明する。
図5のフローチャートは、モニタDB41に登録されたモニタに対して運営者がメール等により勧誘を行い、モニタがその勧誘に応じてアンケートに参加するところから開始する。アンケートDB42には図6に示されたようなアンケートの構造と内容を表すアンケート情報が格納されている。アンケート情報の格納形式は問わず、例えば一般的に用いられる関係データベースと、データベース管理システムとを用いたデータ定義により実行できる。また「データベース」という名称に捕らわれることなく、本発明の実施に必要なデータを更新可能に保持していればよい。
本実施形態のアンケートには、少なくとも一つのメイン質問事項201と、それに関連する複数のサブ質問事項202と、サブ質問事項に対する回答選択肢203とが定義されている。アンケート情報として他にも、アンケートID、アンケート依頼者情報、割り付け情報、実施期間などが含まれ得る。
ステップS501において、モニタは、情報処理装置1を操作して運営者の処理サーバ2にログインする。ステップS502において、モニタは、アンケートDB42に格納されたアンケート群の中から所望に応じたアンケートを選択して回答を開始する。具体的には、処理サーバ2がアンケートDB42から当該アンケートのアンケート情報を取得し、通信手段21を用いて情報処理装置1に送信する。
ステップS503において、モニタはアンケートへの回答を開始する。本アンケートには図6の質問1と質問2という二つのメイン質問事項が含まれている。まず図2(a)に示すように、質問1の最初の画面がタッチパネル12に表示される。画面上部には、質問1のメイン質問事項(201a)が表示されている。その下には、このメイン質問事項に関連するサブ質問事項群(202a〜e)が上下方向に、連続的に並べて表示されている。さらにその下には、回答を開始するためのGUIボタンが表示されている。この例では画面の上下方向が第1の方向に相当する。ただしこれには限られず、左右方向など、上下以外の方向を第1の方向としてもよい。
ステップS504において、モニタは回答開始ボタンを押してメイン質問事項への回答を開始する。ただし、回答開始ボタンの表示と押下は必須ではない。モニタがタッチパネル12のどこかをタップまたはスワイプしたら回答を開始してもよい。回答が開始されると、図2(b)の画面が表示される。図示したように、各サブ質問事項(202a〜e)ごとに、複数の回答選択肢(203a〜d)が画面の上下方向(第1の方向)に展開して表示される。なお、展開の方向はこれに限られない。また、図示したように、あるサブ質問事項がサブ質問事項群の中で何番目であるかを表示してもよい。
ステップS505において、モニタはサブ質問事項への回答を行う。具体的には、モニタは、表示されている回答選択肢(203a〜d)に対するタップ操作を行う。本実施形態においては、あるサブ質問に付属する回答選択肢群から何れかの回答が選択されると、自動的にその回答選択肢群の展開状態が終了し、回答選択肢群が格納される。
例えば図3(a)において、最初のサブ質問事項202a(「スーパー」)について回答が選択されると、対応する回答選択肢群が自動的に格納され、次のサブ質問事項202b(「コンビニエンスストア」)と、それに付随する回答選択肢群が上にスクロールしてくる。モニタは順次サブ質問事項への回答を選択していく。なお、質問2のように複数回答可能な回答選択肢群を提示する場合は、後述するように手動で格納する方式か、格納せ
ずスクロールする方式とする。
またモニタは、上下方向(第1の方向)への画面スクロールによって画面外のサブ質問事項を画面内へ移動させることも可能である。サブ質問事項の数が多く、後の方のサブ質問事項に対する回答選択肢が画面内に表示し切れない場合であっても、ユーザがスワイプ操作やフリック操作を行って画面をスクロールさせることで、当該サブ質問事項を画面外(図3の場合は画面下方)から画面内へ移動させることができる。
制御手段11は、ステップS506において全てのサブ質問事項への回答が済んだかどうかを判断する。未回答のサブ質問事項があれば、S505に戻って処理を続ける。このとき制御手段11は、画面上で強調表示を行ってモニタの注意を喚起してもよい。強調表示のために例えば、画面の自動スクロールにより、未回答のサブ質問事項をメイン質問事項201aの直下に移動させる方法がある。
一方、質問1の全サブ質問事項への回答が済んだら、次のメイン質問事項である質問2に移動する。図3(b)に、このときの画面を示す。ここでは「次の質問へ」というGUIボタンが表示されており、モニタがタップすることで質問が移行する。ただしGUIボタンを表示せず、自動的に質問2に移行してもよい。
制御手段11はさらに、全メイン質問事項への回答が済んだかどうかを判定する(ステップS507)。全メイン質問事項への回答が済んだら、ステップS508に進んでアンケートを終了する。このとき、画面に「アンケート終了」というGUIボタンを表示して、モニタの入力を促してもよい。
ステップS509において、制御手段11は、モニタの回答結果を踏まえてアンケート情報を更新し、処理サーバ2に送信する。これにより一つのアンケートへの回答が終了する。処理サーバ2は、回答結果が反映されたアンケート情報を、回答結果DB43に保存する。運営者は、複数のモニタから収集された回答結果を用いて、ネットリサーチの目的に応じた解析を行ってもよい。
(効果)
本実施形態に係る情報処理システムにおいては、アンケートのメイン質問事項に対する回答開始後、関連するサブ質問事項が第1の方向に連続的に並べて表示される。したがってモニタは最初に一覧性を持って質問の全体像を把握できるので、回答量の目処がたち、最後まで回答のモチベーションを維持できる。
さらにこの表示方式は、スマートフォンやタブレット端末のユーザが習熟しているスクロールやタップ操作に好適であるため、操作性が向上する。特に従来、サブ質問事項の数が多いと単調なタップ操作の繰り返しになり、モニタが漫然と回答を繰り返す可能性があった。しかし本実施形態の方式であれば、図3(a)に示すように少しずつ回答選択肢の表示位置が変化するため、モニタが習熟している上下方向のスクロール操作が挟まれることになり、回答のモチベーションが維持される。
また、メイン質問事項の欄が画面上部に固定されているため、サブ質問事項の数が多くても回答の途中で質問を見失うことがない。
また、本実施形態の質問1のように、単一回答のサブ質問事項への回答を選択したのちは回答選択肢群を自動的に格納する方式であれば、次のサブ質問項目が見やすくなり、モニタの操作性が向上する。
なお、本実施形態では、各サブ質問事項への回答選択肢群が共通するマトリクス形式の
アンケートをタッチパネル端末用に展開した場合について説明した。ただし本発明は、複数の質問事項があり、それぞれの質問事項に対して複数の回答選択肢群が用意されているアンケートであれば、回答選択肢群が共通でなくても適用可能である。
<実施形態2>
本実施形態では、サブ質問事項に対してモニタが回答した後の表示の一部が、実施形態1とは異なる。本実施形態の予約システムの全体構成や基本的な処理フローは実施形態1と同じであるため、以下では相違点を中心に説明する。
図5のフローにおいて、S501〜S504の処理は、実施形態1と同じである。本実施形態では、ステップS505でサブ質問事項への回答選択肢が展開され、モニタが最初のサブ質問事項202aに対する回答を選択すると、図4(a)のような画面が表示される。すなわち、回答済みの選択肢群は自動的には格納されず、「閉じる」というGUIボタンが表示される。モニタがこのボタンをタップすると、図3(a)のような画面に遷移し、次のサブ質問事項202bが上方にスクロールしてくる。
また、ステップS506において全てのサブ質問事項に回答済みだと判定された場合、図4(b)に示すように、最後のサブ質問事項に対する「閉じる」ボタンに加えて、「次の質問へ」というGUIボタンを表示してもよい。
さらに、「閉じる」ボタンによる選択肢の格納と、画面のスワイプまたはフリックによるスクロール操作の両方を可能としてもよい。なお、スワイプ操作が行われた場合はスクロールを行い、フリック操作が行われた場合は所定の移動単位でスクロールするような使い分けも好適である。スワイプ時の移動は、指示具がタッチパネルに触れている間はその指示具に追随するような動きにすると良い。またフリック時の所定の移動単位としては、サブ質問事項単位、一画面単位、所定数の回答選択肢単位などが採用できる。
本実施形態によれば、タッチパネル端末のユーザが習熟した操作の組み合わせによるスムーズな回答が可能になり、操作性が向上する。
本発明は、上記処理の少なくとも一部を含む方法、または、かかる方法を実現するためのプログラムとして捉えることもできる。上記構成要素および処理の各々は可能な限り互いに組み合わせて使用できる。
1:情報処理装置、11:制御手段、12:タッチパネル

Claims (9)

  1. ユーザがアンケートに回答するための情報処理装置であって、前記アンケートは少なくとも一つのメイン質問事項と、前記メイン質問事項に関連する複数のサブ質問事項を含み、前記サブ質問事項に対して複数の回答選択肢が存在するものであり、
    前記アンケートを表示するとともに前記ユーザによる入力を受け付けるタッチパネルと、
    前記アンケートの表示および前記入力の検出を行う制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記アンケートが開始されると、前記メイン質問事項と、前記メイン質問事項に関連する前記複数のサブ質問事項とを、前記タッチパネル上の第1の方向に並べて表示し、
    前記メイン質問事項に対する前記ユーザによる回答が開始されると、前記複数のサブ質問事項のそれぞれについて、前記サブ質問事項に対する前記複数の回答選択肢を前記第1の方向に展開して表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記複数のサブ質問事項それぞれに対して、共通の前記複数の回答選択肢を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記複数のサブ質問事項に含まれる一つの前記サブ質問事項に対する前記複数の回答選択肢の少なくとも一つを前記ユーザが選択することにより、当該一つのサブ質問事項への回答が行われると、当該一つのサブ質問事項について、展開された前記複数の回答選択肢を格納する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記複数のサブ質問事項に含まれる一つの前記サブ質問事項に対する前記複数の回答選択肢の少なくとも一つを前記ユーザが選択することにより、当該一つのサブ質問事項への回答が行われると、当該一つのサブ質問事項について、展開された前記複数の回答選択肢の格納を可能にするGUIを表示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記複数のサブ質問事項および前記複数の回答選択肢を、前記第1の方向にスクロール可能とする
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記複数のサブ質問事項および前記複数の回答選択肢が前記第1の方向にスクロールされた場合でも、前記メイン質問事項を固定して表示する
    ことを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、指示具を用いた前記ユーザによる前記タッチパネルに対するスワイプ操作を検出すると、前記複数のサブ質問事項および前記複数の回答選択肢を前記指示具の移動に追随するようにスクロールさせる
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、指示具を用いた前記ユーザによる前記タッチパネルに対するフリック操作を検出すると、前記複数のサブ質問事項および前記複数の回答選択肢を所定の移動単位だけスクロールさせる
    ことを特徴とする請求項5ないし7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. タッチパネルおよび制御手段を備える情報処理装置によって実行される、ユーザによるアンケートへの回答を可能にするための情報処理方法であって、前記アンケートは少なくとも一つのメイン質問事項と、前記メイン質問事項に関連する複数のサブ質問事項を含み、前記サブ質問事項に対して複数の回答選択肢が存在するものであり、
    前記タッチパネルが、前記アンケートを表示するとともに前記ユーザによる入力を受け付けるステップと、
    前記制御手段が、前記アンケートの表示および前記入力の検出を行う制御ステップと、を有し、
    前記制御ステップは、
    前記アンケートが開始されると、前記メイン質問事項と、前記メイン質問事項に関連する前記複数のサブ質問事項とを、前記タッチパネル上の第1の方向に並べて表示するステップと、
    前記メイン質問事項に対する前記ユーザによる回答が開始されると、前記複数のサブ質問事項のそれぞれについて、前記サブ質問事項に対する前記複数の回答選択肢を前記第1の方向に展開して表示するステップと、
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
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