JP2018002435A - エレベータ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】バッテリチェッカーなどの設備を持ち込むことなく、簡単な構成でインターホンバッテリの寿命をチェックすることができるようにしたエレベータ装置を提供する。【解決手段】インターホンバッテリ充電回路に接続したインターホンバッテリと、インターホンバッテリに接続した乗りかご内のインターホンと、停電灯電源に接続された停電灯とを備えたエレベータ装置において、インターホンバッテリのテストスイッチと、インターホンバッテリのテストスイッチ起動時に停電灯を停電灯電源から切り離すと共に、インターホンバッテリの負荷として停電灯を接続する負荷接続切替装置と、をさらに備えることを特徴とするエレベータ装置。【選択図】図1
Description
本発明は、インターホンバッテリを備えたエレベータ装置に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2003−104638号公報(特許文献1)がある。この公報には、乗りかご内に配置されたインターホンと、このインターホンが接続されたインターホンバッテリとを備え、停電時においてインターホンを使用して外部と緊急通話を行えるようにしたエレベータ装置が記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載されたエレベータ装置は、充電回路にインターホンバッテリを接続しておき、停電時にインターホンバッテリによってインターホンを使用できるようにしているが、一般的には、このインターホンバッテリの交換は大まかに設定した交換時期に従って行っていた。
一方で、より安全性を高めるには交換時期よりも細かな契機インターホンバッテリの寿命をチェックすることが望ましい。一方で点検の際に毎回バッテリチェッカーなどの設備を持ち込んだり、バッテリチェッカーを別途常設する場合にはコストがかかる。
上記課題を解決するために、本発明は、インターホンバッテリ充電回路に接続したインターホンバッテリと、インターホンバッテリに接続した乗りかご内のインターホンと、停電灯電源に接続された停電灯とを備えたエレベータ装置において、インターホンバッテリのテストスイッチと、インターホンバッテリのテストスイッチ起動時に停電灯を停電灯電源から切り離すと共に、インターホンバッテリの負荷として停電灯を接続する負荷接続切替装置と、をさらに備えることを特徴とするエレベータ装置を提供する。
本発明のエレベータ装置によれば、より簡易な構成でインターホンバッテリの寿命をチェックすることができる。なお、上述した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態によるエレベータ装置100の要部を示す回路図である。 インターホンバッテリ充電回路1にインターホンバッテリ2を接続しておき、停電時にインターホンバッテリ2によって乗りかご内インターホン3を使用できるようにしている。一方、停電灯電源4には、停電時に点灯する乗りかごの停電灯5が接続されている。これらは通常の回路構成である。
停電灯電源4と停電灯5間には、切り離し装置6が設けられており、この切り離し装置6の停電灯5側には接続線7A,7Bによってインターホンバッテリ2が接続されている。この接続線7A,7Bの途中には、接続装置8が設けられている。接続装置8のインターホンバッテリ2側には、テストスイッチ9とリレー10とが直列に接続され、リレー10と並列にバッテリ寿命チェック装置11が接続されている。
本実施例においては、テストスイッチ9の閉動作によってインターホンバッテリ2に接続されて励磁されるリレー10と、リレー10のb接点である切り離し装置6と、リレー10のa接点である接続装置8とから負荷接続切替装置12が構成されている。しかし、この負荷接続切替装置12は、この構成に限らずMG.CTT(electro-magnetic contactor)などによって構成したり、手動またはエレベータマイコンによって開閉制御される接点として構成したりしても良い。
いずれにしても、上述した負荷接続切替装置12は、インターホンバッテリ2のチェック時に、停電灯5を停電灯電源4から切り離すと共に、インターホンバッテリ2の負荷として、インターホン3よりも負荷容量の大きな停電灯5を接続するように構成されている。
図示の構成で上述した負荷接続切替装置12は、インターホンバッテリ2のチェック時にテストスイッチ9が閉じられると、インターホンバッテリ2によってリレー10が励磁される。そのため、b接点である切り離し装置6が開状態となって停電灯電源4から停電灯5を電気的に切り離すと共に、a接点である接続装置8が閉状態となってインターホンバッテリ2に停電灯5が接続される。
バッテリ寿命チェック装置11は、タイマ、電圧計、バッテリ寿命チェック制御装置を備える。バッテリ寿命チェック制御装置の判定要素として、インターホンバッテリ2の種類、停電灯5の容量による判定基準などが設定されている。例えば、A種類のインターホンバッテリ2の基準バッテリ電圧V0と、A種類のインターホンバッテリ2とB容量の停電灯5の組み合わせの場合、バッテリ寿命となる基準電圧に達するまでの基準放電時間T0などが設定されている。他の組み合わせの場合についても同様に、基準値が設定されている。図1に示した回路におけるインターホンバッテリ2から停電灯5へと流れる測定放電電流I、インターホンバッテリ2の測定バッテリ電圧V、インターホン3の算出放電積算電力P、測定通話時間Tなどを上述の基準値と比較しながら、インターホンバッテリ2の寿命判定を行う。次に、このバッテリ寿命チェック装置11を使用したインターホンバッテリ2の寿命判定として、放電時間によるバッテリ寿命判定について説明する。
図2は、バッテリ電圧が所定電圧にまで低下するのに要した放電時間によるバッテリ寿命判定方法を示すフローチャートである。
先ず、バッテリ寿命チェック装置11は、ステップS1で、現在使用されているインターホンバッテリ2の種類、停電灯5の容量に対応するように判定基準を設定する。ここでは、A種類のインターホンバッテリ2とB容量の停電灯5の組み合わせの場合として示しており、A種類のインターホンバッテリ2の放電時における基準バッテリ電圧はV0、バッテリ寿命となる基準放電時間はT0として設定されている。
次いで、ステップS2で上述した負荷接続切替装置12による配線接続替えを行う。保守員は、図1に示したテストスイッチ9を閉状態にしてバッテリ寿命判定を開始する。すると、上述した負荷接続切替装置12は、停電灯5を停電灯電源4から切り離すと共に、インターホンバッテリ2の負荷として負荷容量の大きな停電灯5を接続する。
次いで、ステップS3で停電灯5の点灯を判定する。作業者や他の手段によって、ステップS4で停電灯5の点灯が確認されると、上述したバッテリ寿命チェック装置11は、ステップS5でタイマ機能を作動させてインターホンバッテリ2の電圧チェックを開始する。
この状態で、インターホンバッテリ2は負荷容量の大きな停電灯5を通して強制放電されることになる。そこでバッテリ寿命チェック装置11は、ステップS6でバッテリ電圧Vを実際に測定しながら、測定バッテリ電圧Vが基準バッテリ電圧V0より低下することを監視する。この電圧低下を検出したとき、ステップS7でバッテリ寿命チェック装置11は、そのタイマ機能によって基準電圧V0まで低下するのに要した測定放電時間Tが計測する。その後、ステップS8でバッテリ寿命チェック装置11は、取得した測定放電時間Tが基準放電時間T0よりも大きいかどうかを判定する。取得した測定放電時間Tが基準放電時間T0の場合、ステップS9でバッテリ寿命チェック装置11は取得した測定放電時間Tが、例えば基準放電時間T0の1.2倍である閾値よりも大きいかどうかを判定する。その結果、測定放電時間Tが基準放電時間T0の1.2倍である閾値よりも大きい場合、ステップS10でインターホンバッテリ2が正常である旨、図示しない出力装置を介して、出力される。上記出力装置を介してインターホンバッテリ2が正常旨把握した保守員は、テストスイッチ9をオフとする。ステップS11でバッテリ寿命判定を終了する。
しかし、放電時間Tが基準放電時間T0の1.2倍である閾値よりも小さい場合は、ステップS12でインターホンバッテリ2の残寿命が短くなっているとして、その旨を図示しない出力装置から出力する。作業者は出力装置を介して残寿命が短くなった事を知った場合、交換計画を立てる。例えば、チェック時の放電量とインターホン3での消費電力から、インターホンバッテリ2の使用可能な予測時間を算出して交換次期を推算することもできる。こうして取得した放電時間データから、インターホンバッテリ2の寿命、交換時期などの寿命判定データを得ることができる。
一方、ステップS3の判定で、作業者や他の手段によって、停電灯5が点灯しない事が確認された場合、ステップS13で作業者は、停電灯5の故障判定を行う。停電灯5が故障していた場合は、作業者によってステップS14で停電灯5の交換を行った後に、バッテリ寿命判定処理をやり直す。また、ステップS13で停電灯5の故障ではないことが分かった場合は、ステップS15で、インターホンバッテリ2が既に寿命に達しているとしてインターホンバッテリ2の交換作業を行い、ステップS11でバッテリ寿命判定を終了する。
このようにバッテリ寿命チェック装置11によるインターホンバッテリ2の寿命判定時に、インターホンバッテリ2に乗りかご内インターホン3よりも負荷の大きな乗りかごの停電灯5を接続している。このため、インターホンバッテリ2を乗りかご内インターホン3の使用によって放電を行わせるのではなく、停電灯5による大電流放電を利用することができるので測定放電時間を短縮することができる。また短時間でバッテリの状況を判定して、インターホンバッテリ2の交換時期を算出することもできる。
しかも、インターホンバッテリ2に接続する大容量負荷として停電灯5を使用しているため、新たな負荷を追加することなく、既存の構成要素を利用することができる。このとき、作業者によって配線接続替えを行うのではなく、予め回路中に負荷接続切替装置12を構成しておき、バッテリ寿命判定時に負荷接続切替装置12によって配線接続替えを行うことができるので、バッテリ寿命判定を簡単に行うことができる。負荷接続切替装置12についても、図1に例示しているように簡単な構成であるから、エレベータ装置としても構成を複雑化させるものではない。
また、既存の停電灯5を活用しており、その正常判定も含めることができるため、全体としてのバッテリ寿命判定を短時間に行うことができる。こうして、エレベータの呼び無し時間を利用してインターホンバッテリ2のバッテリ寿命判定を行うこともできるようになる。
また測定バッテリ電圧Vが基準バッテリ電圧V0より低下することを監視し、この電圧低下に至るまでに要した測定放電時間Tと、基準放電時間T0とを用いてバッテリ寿命判定を行うため、簡単な構成で、短時間にバッテリ寿命判定を行うことができる。
図3は、所定時間内における放電電圧によるバッテリ寿命判定方法を示すフローチャートである。
先の実施例同等の処理部には同一符号を付けて詳細な説明を省略し、相違部分についてのみ説明する。ステップS1〜ステップ4間での処理は、先の実施例の場合と同様である。
バッテリ寿命チェック装置11は、ステップS40でタイマ機能によって予め設定された所定時間をカウントダウンしながら、ステップS41でバッテリ電圧Vの測定を繰り返す。その結果、所定時間に達しても、測定バッテリ電圧Vが基準バッテリ電圧V0より低下していない場合(ステップS42YES)は、ステップS10でインターホンバッテリ2が正常であるとして、ステップS11でバッテリ寿命判定を終了する。これに対して、ステップS41において、予め設定された所定時間内に測定した測定バッテリ電圧Vが基準バッテリ電圧V0より低下した場合、バッテリ寿命チェック装置11は、ステップS15で、インターホンバッテリ2が既に寿命に達しているとしてインターホンバッテリ2の交換作業を行い、ステップS11でバッテリ寿命判定を終了する。
先の実施例の場合、基準バッテリー電圧V0の設定によってはバッテリ寿命判定のための処理時間が長くなるが、本実施例においては、バッテリ寿命チェック装置11で予め設定した所定時間内でバッテリ寿命判定が終了するため、バッテリ寿命判定に要する時間を管理しやすくなる。
図4は、放電積算電力を用いたバッテリ寿命判定方法を示すフローチャートである。
先ず、バッテリ寿命チェック装置11は、ステップS17で判定要素として、現在使用されているインターホンバッテリ2の基準放電積算電力W0、インターホンバッテリ2の放電完時の基準バッテリ電圧V0、基準バッテリ電圧V0時における停電灯5の基準放電電流I0±α、インターホンバッテリ2の自動チェックスケジュールなどを判定要素として設定する。
次いで、ステップS18で上述した負荷接続切替装置12による配線接続替えを行う。つまり、図1に示したテストスイッチ9を閉状態にしてバッテリ寿命判定を開始する。すると、上述した負荷接続切替装置12は、停電灯5を停電灯電源4から切り離すと共に、インターホンバッテリ2の負荷として負荷容量の大きな停電灯5を接続する。
次いで、ステップS19でインターホンバッテリ2の電圧が正常であるかどうかを判定する。正常な場合、ステップS20でインターホンバッテリ2の放電電流が正常であるかどうかを判定する。放電電流が異常の場合、ステップS21で作業者は停電灯5の故障と判断して停電灯5を交換してバッテリ寿命判定をやり直す。ステップS20で放電電流が正常であると判定された場合、ステップS22でインターホンバッテリ2の予備点検を完了させる。
その後、ステップS23でインターホンバッテリ2の測定バッテリ電圧Vおよび放電電流Iの測定を行い、測定放電積算電力Wtを求め、ステップS24で、測定したインターホンバッテリ2の測定バッテリ電圧Vが基準バッテリ電圧V0よりも小さくなるまで、ステップS23の処理を継続して行う。
ステップS24で、測定したインターホンバッテリ2の測定バッテリ電圧Vが基準バッテリ電圧V0よりも小さくなったことが検出された場合、ステップS25でこれまでの処理を停止させ、ステップS26で、条件を満たしたときの算出放電積算電力Wtと、基準放電積算電力W0とを比較する。その結果、算出放電積算電力Wtの方が基準放電積算電力W0を超えていた場合、ステップS27で算出放電積算電力Wtが基準放電積算電力W0の1.2倍である閾値を超えているかどうかを判定する。ただし、基準放電積算電力W0に1.2倍の閾値を設定しているが、この1.2倍は寿命閾値として予め設定したもので、必ずしもこの数字に限定するものではない。
その結果、算出放電積算電力Wtが基準放電積算電力W0の1.2倍である閾値を超えていた場合、ステップS28で、インターホンバッテリ2が正常と判定して負荷接続切替装置12のテストスイッチ8を開状態に戻し、ステップS29でバッテリ寿命判定を終了する。しかし、算出放電積算電力Wtが基準放電積算電力W0の1.2倍である閾値を超えていない場合、ステップS30でインターホンバッテリ2の寿命が短くなっているので警報を出力すると共に、その交換計画を立てる。
一方、ステップS19の判定で、インターホンバッテリ2の電圧に異常がある場合、またステップS26の判定で、算出放電積算電力Wtが基準放電積算電力W0を超えていない場合、既にインターホンバッテリ2が寿命に達しているとしてその交換を促す信号を出力し、これに基づいてインターホンバッテリ2の交換作業を行う。
本実施例によっても、インターホンバッテリ2を予め設定した基準電圧まで放電させ、停電灯5で消費される消費電力をマイコンなどで積算し、印他ホール3による消費予測電力に対応する基準放電積算電力W0と比較し、インターホンバッテリ2の交換時期を判定することができる。こうして、先の実施例の場合とほぼ同様の効果を得ることができる。
以上説明したように本発明は、インターホンバッテリ2のチェック時に、停電灯5を停電灯電源4から切り離すと共に、インターホンバッテリ2の負荷として負荷容量の大きな停電灯5を接続する負荷接続切替装置12を設けた。
このような構成によれば、インターホンバッテリ2に乗りかご内インターホン3よりも負荷の大きな乗りかごの停電灯5を接続しているため、インターホンバッテリ2を乗りかご内インターホン3の使用によって放電を行わせるのではなく、停電灯5による大電流放電を利用することができ、放電測定時間を短縮することができる。しかも、インターホンバッテリ2に接続する大容量負荷として停電灯5を使用しているため、新たな負荷を追加することなく、既存の構成要素を利用することができる。このとき、作業者によって配線接続替えを行うのではなく、予め回路中に負荷接続切替装置12を構成しておき、バッテリ寿命判定時に負荷接続切替装置12によって配線接続替えを行うことができるので、バッテリ寿命判定を簡単に行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、負荷接続切替装置12によってインターホンバッテリ2に停電灯5を接続したとき、インターホンバッテリ2の測定バッテリ電圧が予め設定した基準バッテリ電圧にまで低下するのに要した測定放電時間と、予め設定した基準放電時間とを比較してインターホンバッテリ2のバッテリ寿命判定を行うバッテリ寿命チェック装置11を設けた。
このような構成によれば、バッテリ寿命チェック装置11を簡単な構成とすることができ、また短時間にバッテリ寿命判定を行うことができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、負荷接続切替装置12によってインターホンバッテリ2に停電灯5を接続したとき、予め設定した所定時間内に、インターホンバッテリ2の測定バッテリ電圧が予め設定した基準バッテリ電圧にまで低下したことを検出してインターホンバッテリ2のバッテリ寿命判定を行うバッテリ寿命チェック装置11を設けた。
このような構成によれば、バッテリ寿命チェック装置11で予め設定した所定時間内でバッテリ寿命判定が終了するため、バッテリ寿命判定に要する時間を管理しやすくなり短縮することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、負荷接続切替装置12によってインターホンバッテリ2に停電灯5を接続したとき、インターホンバッテリ2のバッテリ電圧および放電電流から算出積算放電電力を算出し、算出積算放電電力が予め設定した基準積算放電電力にまで低下したことを検出してインターホンバッテリ2のバッテリ寿命判定を行うバッテリ寿命チェック装置11を設けた。
このような構成によれば、インターホンバッテリ2を予め設定した基準放電電圧まで放電させ、停電灯5で消費される消費電力をマイコンなどで積算し、インターホン3による消費予測電力に対応する基準積算放電電力W0と比較し、インターホンバッテリ2の交換時期を判定することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、バッテリ寿命チェック装置11は、測定放電時間あるいは測定バッテリ電圧もしくは算出放電積算電力と、予め設定した基準放電時間あるいは基準バッテリ電圧もしくは基準放電積算電力に所定の係数を乗じた閾値とを比較して、インターホンバッテリ2が正常か、交換時計画を立てるかを判別するようにしている。
このような構成によれば、さらに閾値を設定して、測定放電時間あるいは測定バッテリ電圧もしくは算出放電積算電力と比較しているため、インターホンバッテリ2が正常か、交換時計画を立てるかを簡単に精度良く判別することができる。
また本発明は、上述の構成に加えて、バッテリ寿命チェック装置11は、測定放電時間あるいは測定バッテリ電圧もしくは算出放電積算電力と、予め設定した基準放電時間あるいは基準バッテリ電圧もしくは基準放電積算電力とを比較して、インターホンバッテリ2が寿命と判別するようにしている。
このような構成によれば、インターホンバッテリ2が寿命に達していることも検出することができるので、チェック時に効率的にインターホンバッテリ2を交換することができ、作業時間の短縮ともなる。
尚、本発明は、上述した実施例に限定するものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上述した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定するものではない。
1 インターホンバッテリ充電回路
2 インターホンバッテリ
3 インターホン
4 停電灯電源
5 停電灯
11 バッテリ寿命チェック装置
12 負荷接続切替装置
2 インターホンバッテリ
3 インターホン
4 停電灯電源
5 停電灯
11 バッテリ寿命チェック装置
12 負荷接続切替装置
Claims (5)
- インターホンバッテリ充電回路に接続したインターホンバッテリと、前記インターホンバッテリに接続した乗りかご内のインターホンと、停電灯電源に接続された停電灯とを備えたエレベータ装置において、
前記インターホンバッテリのテストスイッチと、前記前記インターホンバッテリのテストスイッチ起動時に前記停電灯を前記停電灯電源から切り離すと共に、前記インターホンバッテリの負荷として前記停電灯を接続する負荷接続切替装置と、をさらに備えることを特徴とするエレベータ装置。 - 請求項1に記載のエレベータ装置において、前記負荷接続切替装置によって前記インターホンバッテリに前記停電灯を接続したとき、前記インターホンバッテリの測定バッテリ電圧が予め設定した基準バッテリ電圧にまで低下するのに要した測定放電時間と、予め設定した第一の基準放電時間との比較に基づいて、前記インターホンバッテリのバッテリ寿命判定を行うバッテリ寿命チェック装置をさらに備えることを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項2に記載のエレベータ装置において、前記バッテリ寿命チェック装置は、前記測定放電時間が前記第一の基準放電時間より短い場合、前記インターホンバッテリが寿命であると判定し、前記測定放電時間が前記第一の基準放電時間より長い場合、前記インターホンバッテリが正常であると判定することを特徴とするエレベータ装置。
- 請求項1に記載のエレベータ装置において、前記負荷接続切替装置によって前記インターホンバッテリに前記停電灯を接続したとき、予め設定した所定時間内に、前記インターホンバッテリの測定バッテリ電圧が予め設定した基準バッテリ電圧にまで低下したことを検出して前記インターホンバッテリのバッテリ寿命判定を行うバッテリ寿命チェック装置を設けたことを特徴とする記載のエレベータ装置。
- 請求項1に記載のエレベータ装置において、 前記負荷接続切替装置によって前記インターホンバッテリに前記停電灯を接続したとき、前記インターホンバッテリのバッテリ電圧および放電電流から算出放電積算電力を算出し、前記算出放電積算電力が予め設定した第一の基準放電積算電力を下回った場合に、前記インターホンバッテリが寿命であると判定するバッテリ寿命チェック装置を設けたことを特徴とするエレベータ装置。
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