JP2018002369A - クレーン装置 - Google Patents
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Abstract
Description
[第1の実施の形態]
まず、図1を参照して、本発明の第1の実施の形態にかかるクレーン装置1について説明する。図1は、第1の実施の形態にかかるクレーン装置の構成を示すブロック図である。
クレーン装置1には、主な構成として、エンジン発電装置10、主巻電動機20、走行電動機21,22、横行電動機23、インバータ(INV)31〜33、補機設備4、補機電源装置5、コントローラ6、および共通母線Bが設けられている。
エンジン発電装置10は、ディーゼルエンジン(DE)11と交流発電機(G)12を有し、ディーセルエンジン11で交流発電機12を駆動することにより交流の発電電力PGを発電して、共通母線Bへ供給する機能と、エンジン回転数を示すコントローラ6からの運転指示6Aに基づいて、ディーゼルエンジン11のエンジン回転数を制御する機能とを有している。
走行電動機21,22は、ヤードに設けられたレーンに沿って架台を走行させるための交流電動機である。
横行電動機23は、レーンと直交する方向にスプレッダを横行させるための交流電動機である。
インバータ32は、共通母線B上の発電電力PGを取り込んで電圧および周波数を変換し、得られた駆動電力P2を、コンタクタCNBまたはコンタクタCN2を介して、主巻電動機20または走行電動機22へ供給する機能を有している。
なお、電動機20〜23およびインバータ31〜33の数や対応関係については、これに限定されるものではなく、クレーン装置1の用途において適宜変更してもよい。
補機電源装置5は、インバータ32からの駆動電力P2を昇圧して得られた昇圧駆動電力PH、またはエンジン発電装置1から共通母線Bに供給された発電電力PGのいずれか一方を、補機設備4へ切替供給する機能と、駆動電力P2を使用する主巻電動機20および走行電動機22が停止している場合には、昇圧駆動電力PHを補機設備4へ供給し、主巻電動機20または走行電動機22が動作している場合には、発電電力PGを補機設備4へ供給する機能とを有している。
次に、図1を参照して、補機電源装置5の構成について詳細に説明する。
補機電源装置5には、主な機能部として、コンタクタCN5、フィルタ5A、昇圧トランス5B、切替器SW、および切替制御部5Cが設けられている。
フィルタ5Aは、コンタクタCN5を介してインバータ32から取り込んだ駆動電力P2に重畳している高周波ノイズを低減する機能を有している。
昇圧トランス5Bは、フィルタ5Aから出力された駆動電力P2を昇圧して昇圧駆動電力PHを出力する機能を有している。
切替制御部5Cは、コントローラ6からのコマンド6Bに基づく電動機20〜23の駆動/停止に応じて、コンタクタCN5および切替器SWを切替制御する機能と、切替器SWを切り替える際、昇圧駆動電力PHと発電電力PGとの位相が同期した時点で切替器SWを切り替える機能とを有している。
次に、図2〜図4を参照して、本実施の形態にかかるクレーン装置1の動作について説明する。図2は、第1の実施の形態にかかるクレーン動作とエンジン回転数および発電電力との関係を示す説明図である。図3は、第1の実施の形態にかかるクレーン動作と補機電力との関係を示す説明図である。図4は、第1の実施の形態にかかる補機電源供給動作を示すシーケンス図である。
一方、エンジン回転数Nがアイドリング回転数Niの場合、発電電力PGが定格電力値Gsより低いアイドリング電力値Giとなるため、必要とされる補機電力P4より発電電力PG(Gi)が低くなる。このため、発電電力PGを補機電力P4としてそのまま使用できなくなる。
一方、クレーン動作を停止しているアイドリング状態の場合、発電電力PGがアイドリング電力値Giまで低下するため、インバータ32からの駆動電力P2を昇圧して得られた昇圧駆動力PHを、補機電力P4として補機設備4へ供給する。
この際、コントローラ6からのコマンド6Bにより、駆動電力P2が補機電力P4の生成に最適な電圧、電流、および周波数を持つ電力値Piとなるよう、予め制御されている。
したがって、時刻T2以降においては、駆動電力P2が昇圧トランス5Bで昇圧され、得られた昇圧駆動電力PHが切替器SWを介して補機設備4へ補機電力P4として供給される。
このように、本実施の形態は、補機電源装置5により、インバータ32からの駆動電力P2を昇圧して得られた昇圧駆動電力PH、またはエンジン発電装置10から共通母線Bに供給された発電電力PGのいずれか一方を、補機設備4へ切替供給するものとし、この際、主巻電動機20、走行電動機21,22、横行電動機23のいずれかを駆動する場合には、発電電力PGを補機設備4へ切替供給し、主巻電動機20、走行電動機21,22、横行電動機23をすべて停止する場合には、昇圧駆動電力PHを補機設備4へ切替供給するようにしたものである。
次に、図5を参照して、本発明の第2の実施の形態にかかるクレーン装置10について説明する。図5は、第2の実施の形態にかかるクレーン装置の要部を示すブロック図である。
第1の実施の形態では、いずれの電動機20〜23も駆動していないアイドリング状態において、エンジン発電装置10のエンジン回転数Nをアイドリング回転数Niに切り替え、任意の電動機20〜23を駆動する場合には、定格回転数Nsに切り替える2段階変速制御を前提として説明した。これにより、アイドリング状態におけるエンジン発電機10でのエネルギー消費を削減できる。
次に、図6〜図8を参照して、本実施の形態にかかるクレーン装置1の動作について説明する。図6は、第2の実施の形態にかかるクレーン動作とエンジン回転数および発電電力との関係を示す説明図である。図7は、第2の実施の形態にかかるクレーン動作と補機電力との関係を示す説明図である。図8は、第2の実施の形態にかかる補機電源供給動作を示すシーケンス図である。
一方、エンジン回転数Nが回転数NaやNbの場合、発電電力PGが定格電力値Gsより低い電力値Ga,Gbとなるため、必要とされる補機電力P4より発電電力PG(Ga,Gb)が低くなる。このため、PGを補機電力P4としてそのまま使用できなくなる。
また、走行動作を行う場合、発電電力PGが電力値Gaまで低下するため、コンタクタCN6を介して、電動機の駆動に使用していないインバータ33からの駆動電力P3を取り込み、この駆動電力P3を昇圧して得られた昇圧駆動力PHを、補機電力P4として補機設備4へ供給する。
一方、クレーン動作を停止しているアイドリング状態の場合、発電電力PGがアイドリング電力値Giまで低下するため、電動機の駆動に使用していないインバータ32からの駆動電力P2を昇圧して得られた昇圧駆動力PHを、補機電力P4として補機設備4へ供給する。
このように、本実施の形態は、コントローラ6で、実行するクレーン動作の内容に応じて、対応する電動機20〜23を駆動するとともに、エンジン回転数Nを定格回転数Nsとアイドリング回転数Niとの間で多段階に切替制御し、補機電源装置5により、エンジン回転数Nが定格回転数Nsの場合には発電電力PGを補機設備4へ切替供給し、エンジン回転数Nが定格回転数Ns以外の場合には電動機20〜23のうち停止中の電動機と対応するインバータ32,33の駆動電力P2,P3を昇圧して得られた昇圧駆動電力PHを補機設備4へ切替供給するようにしたものである。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解しうる様々な変更をすることができる。また、各実施形態については、矛盾しない範囲で任意に組み合わせて実施することができる。
Claims (2)
- エンジンにより発電機を駆動することにより発電電力を供給するエンジン発電装置と、
前記発電電力に基づいて電動機を駆動するための駆動電力を出力するインバータと、
前記電動機に対する前記駆動電力の供給を制御することにより前記電動機の駆動/停止を制御するとともに、前記電動機の駆動/停止に応じて前記エンジンのエンジン回転数を定格回転数または前記定格回転数より低いアイドリング回転数に切替制御するコントローラと、
前記電動機の駆動/停止に応じて前記発電電力または前記駆動電力を昇圧して得られた昇圧駆動電力を補機設備へ切替供給する補機電源装置と
を備えることを特徴とするクレーン装置。 - 請求項1に記載のクレーン装置において、
前記電動機を複数備えるとともに、前記電動機に対応する前記インバータを複数備え、
前記コントローラは、実行するクレーン動作の内容に応じて、対応する前記電動機を駆動するとともに、前記エンジン回転数を前記定格回転数と前記アイドリング回転数との間で多段階に切替制御し、
前記補機電源装置は、前記エンジン回転数が前記定格回転数の場合には前記発電電力を前記補機設備へ切替供給し、前記エンジン回転数が前記定格回転数以外の場合には停止中の前記電動機と対応する前記インバータの駆動電力を昇圧して得られた昇圧駆動電力を前記補機設備へ切替供給する
ことを特徴とするクレーン装置。
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2016
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