JP2018001243A - レーザ加工装置およびレーザ加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】レーザに影響を及ぼすことなく冷媒を加工対象物の加工部位に供給する。【解決手段】集光光学系74から照射されるレーザLを通過させる筒状のレーザ照射ノズル76Aと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザ照射ノズル76AからアシストガスAを噴射させるアシストガス供給手段64と、レーザ照射ノズル76Aの外側にレーザLと同軸に独立して配置された円環状の冷媒噴射ノズル76Bと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿って冷媒噴射ノズル76Bから冷媒Rを噴射させる冷媒供給手段66と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、レーザ加工装置およびレーザ加工方法に関する。
従来、例えば、特許文献1には、レーザ発振器によりレーザ光を発振させ、レーザ発振器より出力されたレーザ光線を加工対象物となる金属パイプの円筒面に照射し、金属パイプの円筒面を貫通切断する金属パイプのレーザ加工方法として、金属パイプの中空部にドライアイス粒子を含んだ気体を噴射しながら金属パイプの円筒面をレーザ加工することが記載されている。
特開2006−326615号公報
ところで、炭素繊維と樹脂とが複合された複合材料である炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastic)は、軽量かつ高強度であることから、例えば、航空機の構造材や自動車の部材として使用されている。この炭素繊維強化プラスチックの加工手法としては、機械加工や研磨剤を混入させたウォータージェット加工(アブレッシブウォータージェット(AWJ:Abrasive Water Jet)加工)が使用されているが、以下の課題を有する。
例えば、航空機の翼のような板厚が不均一な端部をアブレッシブウォータージェットによりトリム加工する場合、ガーネットなどの研磨剤を含む大量の廃液処理や、研磨剤によるノズル摩耗による工具の消耗が課題であり、研磨剤含有廃液の出ない加工技術の確立が要望されている。また、例えば、航空機のエンジンナセルは、高精度の穴あけ加工が必要であり一気通貫の機械加工が望まれるが、炭素繊維強化プラスチックとチタンなどの金属材とを重ね合わせた材料が用いられる場合、異材・厚板の同時加工のため、加工性の悪い炭素繊維強化プラスチックに加工条件を合わせなければならず、加工時間が非常に長く、工程短縮が要望されている。
このような課題に対し、レーザ加工は非接触加工であることから、研磨剤含有廃液などの産業廃棄物が発生せず、工具の消耗を抑制することが期待され、また、高密度エネルギーであるため加工時間の短縮に有効と考えられる。
しかし、炭素繊維と樹脂とが複合された複合材料である炭素繊維強化プラスチックを加工対象物とし、レーザ加工を用いて切断や穴あけの熱加工を実施すると、熱影響により材質劣化や変質が生じ、所望とする加工仕様を満足することができない。
そこで、上述した特許文献1の記載のように、例えば、ドライアイス粒子を含んだ気体(以下、冷媒という)を加工対象物の加工部位に吹き付けることが考えられる。ところが、レーザ加工において、加工部位に冷媒を吹き付けた場合、冷媒により大気中の水分が凍って固体化し、これがレーザの熱で蒸発して白煙を生じる。そして、この白煙がレーザ光を遮ることで、十分な強度のレーザ光を加工対象物の加工部分に照射することができない問題がある。
本発明は上述した課題を解決するものであり、レーザに影響を及ぼすことなく冷媒を加工対象物の加工部位に供給することのできるレーザ加工装置およびレーザ加工方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の一態様に係るレーザ加工装置は、集光光学系から照射されるレーザを通過させる筒状のレーザ照射ノズルと、前記レーザ照射ノズルを通過するレーザの進行方向に沿って前記レーザ照射ノズルからアシストガスを噴射させるアシストガス供給手段と、前記レーザ照射ノズルの外側に前記レーザと同軸に独立して配置された円環状の冷媒噴射ノズルと、前記レーザ照射ノズルを通過する前記レーザの進行方向に沿って前記冷媒噴射ノズルから冷媒を噴射させる冷媒供給手段と、を有する。
このレーザ加工装置によれば、レーザ照射ノズルを通過するレーザが加工対象物に照射されて当該加工対象物を加工する際、冷媒が冷媒噴射ノズルからレーザの外側でレーザの進行方向に沿って噴射されるため加工対象物のレーザによる加工部位を冷却する。さらに、アシストガスがレーザ照射ノズルを通過するレーザの進行方向に沿ってレーザと共に噴射されることで、レーザと冷媒との干渉を妨げ、冷媒により大気中の水分が凍って固体化しても、これがレーザの熱で蒸発し白煙が発生する事態を防ぐ。この結果、レーザに影響を及ぼすことなく冷媒を加工対象物の加工部位に供給することができる。
また、本発明の一態様に係るレーザ加工装置は、集光光学系から照射されるレーザを通過させる筒状のレーザ照射ノズルと、前記レーザ照射ノズルを通過するレーザの進行方向に沿って前記レーザ照射ノズルからアシストガスを噴射させるアシストガス供給手段と、前記レーザ照射ノズルの外側に前記レーザと同軸の円周上に配置した複数の穴からなる冷媒噴射ノズルと、前記レーザ照射ノズルを通過する前記レーザの進行方向に沿って前記冷媒噴射ノズルから冷媒を噴射させる冷媒供給手段と、を有する。
このレーザ加工装置によれば、レーザ照射ノズルを通過するレーザが加工対象物に照射されて当該加工対象物を加工する際、冷媒が冷媒噴射ノズルからレーザの外側でレーザの進行方向に沿って噴射されるため加工対象物のレーザによる加工部位を冷却する。さらに、アシストガスがレーザ照射ノズルを通過するレーザの進行方向に沿ってレーザと共に噴射されることで、レーザと冷媒との干渉を妨げ、冷媒により大気中の水分が凍って固体化しても、これがレーザの熱で蒸発し白煙が発生する事態を防ぐ。この結果、レーザに影響を及ぼすことなく冷媒を加工対象物の加工部位に供給することができる。
また、本発明の一態様に係るレーザ加工装置では、前記レーザ照射ノズルから噴射させる前記アシストガスの噴射圧力P1と、前記冷媒噴射ノズルから噴射させる前記冷媒の噴射圧力P2との関係を、P2<P1に設定することが好ましい。
このレーザ加工装置によれば、アシストガスが冷媒よりも圧力が高く、冷媒がアシストガス側に混入することを防ぐため、レーザと冷媒との干渉を防ぐ作用効果を顕著に得ることができる。
また、本発明の一態様に係るレーザ加工装置では、前記レーザ照射ノズルの外側であって、且つ、前記冷媒噴射ノズルの外側に前記レーザと同軸に独立して配置された円環状のシールドガス噴射ノズルと、前記レーザ照射ノズルを通過する前記レーザの進行方向に沿って前記シールドガス噴射ノズルからシールドガスを噴射させるシールドガス供給手段と、を有することが好ましい。
このレーザ加工装置によれば、レーザ照射ノズルを通過するレーザが加工対象物に照射されて当該加工対象物を加工する際、冷媒が冷媒噴射ノズルからレーザの外側でレーザの進行方向に沿って噴射されるため加工対象物のレーザによる加工部位を冷却する。さらに、シールドガスが冷媒よりも外側で噴射されることで、冷媒と大気の干渉を妨げ、冷媒により大気中の水分が凍って固体化する事態を防ぐ。この結果、レーザに影響を及ぼすことなく冷媒を加工対象物の加工部位に供給することができる。
また、本発明の一態様に係るレーザ加工装置では、前記レーザ照射ノズルの外側であって、且つ、前記冷媒噴射ノズルの外側に前記レーザと同軸の円周上に配置した複数の穴からなるシールドガス噴射ノズルと、前記レーザ照射ノズルを通過する前記レーザの進行方向に沿って前記シールドガス噴射ノズルからシールドガスを噴射させるシールドガス供給手段と、を有することが好ましい。
このレーザ加工装置によれば、レーザ照射ノズルを通過するレーザが加工対象物に照射されて当該加工対象物を加工する際、冷媒が冷媒噴射ノズルからレーザの外側でレーザの進行方向に沿って噴射されるため加工対象物のレーザによる加工部位を冷却する。さらに、シールドガスが冷媒よりも外側で噴射されることで、冷媒と大気の干渉を妨げ、冷媒により大気中の水分が凍って固体化する事態を防ぐ。この結果、レーザに影響を及ぼすことなく冷媒を加工対象物の加工部位に供給することができる。
また、本発明の一態様に係るレーザ加工装置では、前記冷媒噴射ノズルから噴射させる前記冷媒の噴射圧力P2と、前記シールドガス噴射ノズルから噴射させる前記シールドガスの噴射圧力P3との関係を、P2>P3に設定することが好ましい。
このレーザ加工装置によれば、シールドガスが冷媒よりも圧力が低く、シールドガスが冷媒側に混入することを防ぐため、レーザと冷媒との干渉を防ぐ作用効果を顕著に得ることができる。
本発明の一態様に係るレーザ加工方法は、加工対象物にレーザを照射しつつ前記レーザを所定方向に移動する加工工程と、前記加工工程の際に前記レーザの移動方向の後側において前記加工対象物に向けて冷媒を噴射する冷媒噴射工程と、を含む。
このレーザ加工方法によれば、レーザの移動方向の前側においてレーザの熱影響がない加工部位を冷却することがなく、レーザによる熱影響が生じる部分に対して効果的に冷却を行うことができる。
上述の目的を達成するために、本発明の一態様に係るレーザ加工方法は、加工対象物をレーザにて切断加工するレーザ加工方法であって、所定の切断線を残しつつ前記切断線に沿って前記加工対象物を切断する予備加工工程と、前記予備加工工程による切断面に冷媒を噴射しつつ前記切断線上で前記加工対象物を切断する本加工工程と、を含む。
このレーザ加工方法によれば、切断線を残しつつ当該切断線に沿う予備切断線上にレーザを照射して加工対象物を切断し、予備切断線の切断面に向けて冷媒を噴射しつつ切断線上にレーザを照射して加工対象物を切断することで、切断線で切断する際に、冷媒により加工対象物の加工部位への熱影響を抑制することができる。この結果、レーザに影響を及ぼすことなく冷媒を加工対象物の加工部位に供給することができる。
上述の目的を達成するために、本発明の一態様に係るレーザ加工方法は、加工対象物をレーザにて貫通加工するレーザ加工方法であって、所定の貫通孔の範囲内に前記貫通孔の径よりも小径の予備貫通孔を切削する予備加工工程と、前記予備加工工程による前記予備貫通孔内に冷媒を噴射しつつ所定の前記貫通孔を切削する本加工工程と、を含む。
このレーザ加工方法によれば、貫通孔の範囲内に貫通孔の径よりも小径の予備貫通孔を切削し、予備貫通孔内に冷媒を噴射しつつ貫通孔を切削することで、貫通孔を切削する際に、冷媒により加工対象物の加工部位への熱影響を抑制することができる。この結果、レーザに影響を及ぼすことなく冷媒を加工対象物の加工部位に供給することができる。
本発明によれば、レーザに影響を及ぼすことなく冷媒を加工対象物の加工部位に供給することができる。
図1は、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置の概略構成を示す模式図である。 図2は、図1に示すレーザ加工ヘッドの概略構成を示す模式図である。 図3は、図2におけるa−a矢視図である。 図4は、図2におけるa−a矢視図の他の例である。 図5は、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置の他の例の概略構成を示す模式図である。 図6は、図5に示すレーザ加工ヘッドの概略構成を示す模式図である。 図7は、図6におけるb−b矢視図である。 図8は、図6におけるb−b矢視図の他の例である。 図9は、本発明の実施形態に係るレーザ加工方法の工程の説明図である。 図10は、本発明の実施形態に係るレーザ加工方法の工程の説明図である。 図11は、本発明の実施形態に係るレーザ加工方法の工程の説明図である。 図12は、本発明の実施形態に係るレーザ加工方法の他の例の工程の説明図である。 図13は、本発明の実施形態に係るレーザ加工方法の他の例の工程の説明図である。 図14は、本発明の実施形態に係るレーザ加工方法の他の例の工程の説明図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態1]
図1は、本実施形態に係るレーザ加工装置の概略構成を示す模式図である。図2は、図1に示すレーザ加工ヘッドの概略構成を示す模式図である。図3は、図2におけるa−a矢視図である。図4は、図2におけるa−a矢視図の他の例である。
図1に示すように、レーザ加工装置10は、加工対象物100に対して、切断加工、穴あけ加工などの各種加工を行う装置である。なお、加工の種類は特に限定されないが、本実施形態のレーザ加工装置10は、穴あけにおける切削加工を行う。また、レーザ加工装置10は、加工対象物100の計測も行う。
レーザ加工装置10は、フレーム12と、移動ユニット14と、ステージユニット16と、レーザ加工ヘッド60を含むレーザ加工ユニット22と、制御部24と、を有する。レーザ加工装置10は、ステージユニット16に保持される加工対象物100にレーザ加工ユニット22によりレーザを照射し、加工対象物100をレーザ加工する。ここで、本実施形態では、水平面をX軸方向と、X軸に直交するY軸方向とを含むXY平面とし、水平面に直交する方向をZ軸方向とする。また、Y軸周りに回転する方向をθY方向とする。
フレーム12は、レーザ加工装置10の筐体であり、地面、土台などの設置面に固定されている。フレーム12は、門12aと門12aの空間に挿入された土台12bとを有する。フレーム12は、移動ユニット14の固定部が固定されている。従って、本実施形態のレーザ加工装置10は、フレーム12の門12aと土台12bとに移動ユニット14が固定され、移動ユニット14により加工対象物100と、レーザ加工ユニット22とを相対的に移動させる、いわゆる門型の加工装置である。
移動ユニット14は、加工対象物100とレーザ加工ヘッド60とを相対移動させる。移動ユニット14は、Y軸移動機構30と、X軸移動機構34と、Z軸移動機構38と、θY回転機構39と、を有する。Y軸移動機構30は、フレーム12の土台12b上に配置され、Y軸方向に延在するレール30aと、レール30aに沿って移動するY軸移動部材30bと、を有する。Y軸移動機構30は、Y軸移動部材30bにステージユニット16が固定されている。Y軸移動機構30は、レール30aに沿って、Y軸移動部材30bを移動させることで、ステージユニット16をY軸方向に移動させる。Y軸移動機構30は、Y軸移動部材30bをY軸方向に移動させる機構として、種々の機構を用いることができる。例えば、Y軸移動部材30bにボールねじを挿入し、ボールねじをモータなどで回転させる機構や、リニアモータ機構、ベルト機構などを用いることができる。X軸移動機構34と、Z軸移動機構38も同様に種々の機構を用いることができる。
X軸移動機構34は、フレーム12の門12a上に配置され、X軸方向に延在するレール33と、レール33に沿って移動するX軸移動部材34aと、を有する。X軸移動機構34は、X軸移動部材34aにZ軸移動機構38が固定されている。X軸移動機構34は、レール33に沿って、X軸移動部材34aを移動させることで、Z軸移動機構38をX軸方向に移動させる。Z軸移動機構38は、X軸移動部材34aに固定され、Z軸方向に延在するレール38aと、レール38aに沿って移動するZ軸移動部材38bと、を有する。Z軸移動機構38は、Z軸移動部材38bにθY回転機構39が固定されている。Z軸移動機構38は、レール38aに沿って、θY回転機構39を移動させることで、θY回転機構39をZ軸方向に移動させる。θY回転機構39は、Z軸移動部材38bに固定され、レーザ加工ヘッド60が固定されている。θY回転機構39は、Z軸移動部材38bに対して、レーザ加工ヘッド60をθY方向に回転させることで、レーザ加工ヘッド60をθY方向に回転させる。
移動ユニット14は、Y軸移動機構30とX軸移動機構34とZ軸移動機構38とを用いて、加工対象物100とレーザ加工ヘッド60とをX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向のそれぞれに相対移動させる。また、移動ユニット14は、θY回転機構39を用いて、加工対象物100に対してレーザ加工ヘッド60を回転させる。これにより、レーザ加工ヘッド60から加工対象物100に対して照射されるレーザの向きを調整することができる。移動ユニット14は、レーザ加工ヘッド60をX軸周りに回転させる機構を備えていてもよい。また、レーザが照射される向きを調整する機構は、レーザ加工ヘッド60に設けてもよい。
ステージユニット16は、Y軸移動機構30のY軸移動部材30b上に配置されている。ステージユニット16は、加工対象物100を支持するステージである。本実施形態のステージユニット16は、Y軸移動部材30bと一体化させた部材、つまり、Y軸移動部材30bをステージユニット16のステージとしたが、Y軸移動部材30b上に別の支持部材をステージとして設けてもよい。ステージユニット16は、Y軸移動機構30が加工対象物100を移動させるステージ移動機構42となる。ステージユニット16は、加工対象物100をY軸移動部材30bの所定の位置に固定する固定機構を備えている。また、ステージユニット16は、ステージ移動機構42として、さらにY軸移動部材30bに対して加工対象物100の向きを、つまり姿勢を調整する調整機構を備えていてもよい。具体的には、ステージ移動機構42として、加工対象物100を回転させる機構を備えていてもよい。
レーザ加工ユニット22は、レーザ加工ヘッド60と、レーザ光源62と、アシストガス供給手段64と、冷媒供給手段66と、を有する。
レーザ光源62は、光ファイバを媒質としてレーザを出力するファイバレーザ出力装置がある。ファイバレーザ出力装置としては、例えば、ファブリペロー型ファイバレーザ出力装置やリング型ファイバレーザ出力装置を用いることができ、これらの出力装置が励起されることによりレーザが発振される。ファイバレーザ出力装置のファイバは、例えば、エルビウム(Er)、ネオジム(Nd)、イッテルビウム(Yb)などの希土類元素が添加されたシリカガラスを用いることができる。なお、本実施形態では、ファイバレーザとしてYAGレーザやYVO4レーザなどのナノ秒オーダーパルス発振をするレーザも使用可能である。また、レーザ光源62は、レーザを短パルス、例えば、周波数20kHzで出力する短パルスレーザ出力装置がある。短パルスレーザ出力装置としては、レーザの発振源として例えば、チタンサファイアレーザを用いることができ、パルス幅が100ピコ秒以下のパルスを発振することができる。ここで、本実施形態において、短パルスレーザは、パルス幅が100ナノ秒以下の短パルスでレーザを出力するものである。なお、レーザ加工ユニット22は、短パルスレーザを、パルス幅が10ナノ秒以上の短パルスとすることが好ましく、パルス幅が1ナノ秒未満のレーザとすることがより好ましい。
アシストガス供給手段64は、アシストガスをレーザ加工ヘッド60に供給するものである。アシストガス供給手段64は、アシストガス供給部64aと、アシストガス供給管64bとを含む。アシストガス供給部64aは、図には明示しないが、アシストガスが貯留されるアシストガス貯留タンクからコンプレッサなどでアシストガスをアシストガス供給管64bに圧送する。アシストガス供給管64bは、レーザ加工ヘッド60に接続され、アシストガス供給部64aにより圧送されたアシストガスをレーザ加工ヘッド60に供給する。アシストガスとしては、例えば、空気、窒素ガス、酸素ガス、アルゴンガス、キセノンガス、ヘリウムガス、または、これらの混合ガスなどのドライガスである不活性ガスが適用される。
冷媒供給手段66は、冷媒をレーザ加工ヘッド60に供給するものである。冷媒供給手段66は、冷媒供給部66aと、冷媒供給管66bとを含む。冷媒供給部66aは、図には明示しないが、冷媒が貯留される冷媒貯留タンクからコンプレッサなどで冷媒を冷媒供給管66bに圧送する。冷媒供給管66bは、レーザ加工ヘッド60に接続され、冷媒供給部66aにより圧送された冷媒をレーザ加工ヘッド60に供給する。冷媒としては、例えば、約−80℃程度のドライアイス粒子や炭酸ガスや液体窒素などが適用される。
レーザ加工ヘッド60は、レーザ光源62から出力されたレーザが入射され、入射されたレーザを加工対象物100に照射することで、加工対象物100をレーザ加工する。なお、レーザ光源62から出力されたレーザは、光ファイバなどのレーザ光を導く光学部材でレーザ加工ヘッド60まで案内される。
レーザ加工ヘッド60は、図2に示すように、ケーシング72と、集光光学系74と、ノズル76と、を含む。ケーシング72は、レーザ光源62から出力されたレーザが入射され、このレーザを集光光学系74に導く走査機構(図示せず)が集光光学系74と共に収納されている。集光光学系74は、複数のレンズを有し(図示では1つ)、複数のレンズにより、レーザLを集光し、所定の焦点距離、焦点深度とすることで、加工対象物100に所定のスポット径のレーザLを照射する。ノズル76は、集光光学系74が配置されたケーシング72の先端部に取り付けられ、集光光学系74により集光されたレーザLを通過させるように筒状に形成されている。本実施形態では、ノズル76は、レーザLの集光に合わせてレーザLの進行方向の先側に向かうにつれて次第に径が縮小する中空の円錐形状に形成されている。
ノズル76は、レーザ照射ノズル76Aと、冷媒噴射ノズル76Bと、を有する。レーザ照射ノズル76Aは、上述したように、集光光学系74により集光されたレーザLを通過させ、加工対象物100にレーザLを照射させるためのもので筒状に形成された筒内の貫通孔である。このレーザ照射ノズル76Aは、アシストガス供給手段64のアシストガス供給管64bが接続され、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザLと共にアシストガスAを噴射する。
ここで、アシストガスAとして、酸化反応熱を加工処理に利用できる酸素ガスを用いた場合、金属などの加工対象物100に対する加工速度をより向上させることができる。また、アシストガスAとして、熱影響を与える熱影響層としての酸化被膜の生成を抑える窒素ガスやアルゴンガスなどを用いた場合、金属などの加工対象物100に対する加工精度をより向上させることができる。アシストガスAのガス種、混合比、および、レーザ照射ノズル76Aからの噴出量(噴射圧力)などは、加工対象物100の種類や加工モードなどの加工条件に応じて変えることができる。
冷媒噴射ノズル76Bは、レーザ照射ノズル76Aの外側に独立して配置されている。冷媒噴射ノズル76Bは、例えば、図3に示すようにレーザ照射ノズル76Aの周りを囲むようにレーザLの光軸Laと同軸に円環状に形成された穴、または図4に示すようにレーザLの光軸Laと同軸の円周上に円環状に配置された複数の穴である。この冷媒噴射ノズル76Bは、冷媒供給手段66の冷媒供給管66bが接続され、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザLの外側で冷媒Rを噴射する。
ここで、冷媒RをレーザLの進行方向に沿ってレーザLの外側で噴射することで、加工対象物100におけるレーザLでの加工部位の周囲を冷却し、レーザLによる加工対象物100の熱影響を抑制することができる。冷媒Rの冷媒噴射ノズル76Bからの噴出量(噴射圧力)は、加工対象物100の種類や加工モードなどの加工条件に応じて変えることができる。
また、レーザ加工ユニット22は、レーザを照射する位置の画像を撮影する撮影手段、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサなどを有するカメラを備えていてもよい。これにより、取得した画像に基づいてレーザの照射位置などを調整することができる。
レーザ加工ユニット22は、レーザ光源62から出力されるレーザをレーザ加工ヘッド60から加工対象物100に照射することで、貫通孔があけられる。また、レーザ加工ユニット22は、レーザLの照射位置を移動させることで、加工対象物100を線で切削することができ、加工対象物100を切断することもできる。
制御部24は、移動ユニット14、ステージユニット16、レーザ加工ユニット22、アシストガス供給部64a、冷媒供給部66aの各部の動作を制御する。制御部24は、移動ユニット14やステージユニット16のステージ移動機構42の動作を制御し、加工対象物100とレーザ加工ヘッド60とを相対移動させる。また、制御部24はレーザ加工ユニット22の駆動を制御し、加工対象物100にレーザLを照射する。また、制御部24はアシストガス供給部64aの駆動を制御し、アシストガスAの供給や、アシストガスAのレーザ照射ノズル76Aからの噴射圧力などを制御する。また、制御部24は冷媒供給部66aの駆動を制御し、冷媒Rの供給や、冷媒Rの冷媒噴射ノズル76Bからの噴射圧力などを制御する。
このように、本実施形態のレーザ加工装置10は、集光光学系74から照射されるレーザLを通過させる筒状のレーザ照射ノズル76Aと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザ照射ノズル76AからアシストガスAを噴射させるアシストガス供給手段64と、レーザ照射ノズル76Aの外側にレーザLと同軸に独立して配置された円環状の冷媒噴射ノズル76Bと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿って冷媒噴射ノズル76Bから冷媒Rを噴射させる冷媒供給手段66と、を有する。
また、本実施形態のレーザ加工装置10は、集光光学系74から照射されるレーザLを通過させる筒状のレーザ照射ノズル76Aと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザ照射ノズル76AからアシストガスAを噴射させるアシストガス供給手段64と、レーザ照射ノズル76Aの外側にレーザLと同軸の円周上に配置した複数の穴からなる冷媒噴射ノズル76Bと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿って冷媒噴射ノズル76Bから冷媒Rを噴射させる冷媒供給手段66と、を有する。
すなわち、レーザ加工装置10は、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLが加工対象物100に照射されて当該加工対象物100を加工する。この際、冷媒Rが冷媒噴射ノズル76BからレーザLの外側でレーザLの進行方向に沿って噴射されるため加工対象物100のレーザLによる加工部位を冷却する。さらに、アシストガスAがレーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザLと共に噴射されることで、レーザLと冷媒Rとの干渉を妨げ、冷媒Rにより大気中の水分が凍って固体化しても、これがレーザLの熱で蒸発し白煙が発生する事態を防ぐ。この結果、レーザLに影響を及ぼすことなく冷媒Rを加工対象物100の加工部位に供給することができる。
また、本実施形態のレーザ加工装置10では、レーザ照射ノズル76Aは、通過するレーザLが接触しないようにレーザLと隙間を有する内径の貫通孔が形成され、アシストガス供給手段64は、前記隙間を満たすように貫通孔にアシストガスAを供給することが好ましい。これにより、アシストガスAがレーザLを囲むように噴射されるため、レーザLと冷媒Rとの干渉を防ぐ作用効果を顕著に得ることができる。
また、本実施形態のレーザ加工装置10では、レーザ照射ノズル76Aから噴射させるアシストガスAの噴射圧力P1と、冷媒噴射ノズル76Bから噴射させる冷媒Rの噴射圧力P2との関係を、P2<P1に設定することが好ましい。このアシストガスAの噴射圧力P1および冷媒Rの噴射圧力P2の設定は、制御部24によりアシストガス供給部64aおよび冷媒供給部66aの駆動を制御することで実施される。これにより、アシストガスAが冷媒Rよりも圧力が高く、冷媒RがアシストガスA側に混入することを防ぐため、レーザLと冷媒Rとの干渉を防ぐ作用効果を顕著に得ることができる。
また、本実施形態のレーザ加工装置10では、図2に示すように、加工対象物100の加工面100aにおいて、冷媒Rの噴射範囲の最内側のレーザLの焦点Fからの距離Wは、0.1mm以上50mm以下の範囲とすることが好ましい。0.1mm以上とすることでレーザLと冷媒Rとの干渉を防ぐ作用効果を良好に得ることができ、50mm以下とすることで加工部位を冷却する作用効果を良好に得ることができる。このような距離Wとするため、冷媒噴射ノズル76BにおけるレーザLに沿う角度を設定する。
なお、加工対象物100をレーザLにて切断などの加工をするにあたりレーザLの照射位置を加工対象物100の加工面100aに沿って移動させるが(加工工程)、この場合、冷媒Rの噴射は、レーザLの移動方向の前側では行わず後側のみとしてもよい(冷媒噴射工程)。すなわち、レーザLの移動方向の前側に冷媒Rを噴射してもレーザLの熱影響がない(熱影響が生じる前)加工部位を冷却することになり効果的ではないため、冷媒Rの噴射をレーザLの移動方向の後側のみとする。この場合、例えば、冷媒噴射ノズル76Bは、レーザ照射ノズル76Aの周りを囲むように円環状に配置された複数の穴とし、各穴に対して選択的に冷媒Rを供給する開閉弁などを有した切換機構を備えることで実現できる。
なお、図には明示しないが、レーザLを照射する加工対象物100の加工面100aとは反対側の面から冷媒Rをさらに噴射できるように、別の冷媒噴射ノズルを有してもよい。この別の冷媒噴射ノズルへの冷媒の供給は、上述した冷媒供給手段66で行う。このようにすることで、加工対象物100の加工部位の冷却効率を向上することができる。
[実施形態2]
以下、本実施形態のレーザ加工装置の他の例について説明する。図5は、本発明の実施形態に係るレーザ加工装置の他の例の概略構成を示す模式図である。図6は、図5に示すレーザ加工ヘッドの概略構成を示す模式図である。図7は、図6におけるb−b矢視図である。図8は、図6におけるb−b矢視図の他の例である。
図5および図6に示すように、他の例のレーザ加工装置110は、図1および図2を参照して説明したレーザ加工装置10に対し、シールドガス供給手段68と、シールドガス噴射ノズル76Cと、をさらに有する点が異なり、その他の構成は同様である。従って、他の例のレーザ加工装置110についての説明において、上述したレーザ加工装置10と同等部分には同一の符号を付して説明を省略する。
シールドガス供給手段68は、シールドガスをレーザ加工ヘッド60に供給するものである。シールドガス供給手段68は、シールドガス供給部68aと、シールドガス供給管68bとを含む。シールドガス供給部68aは、図には明示しないが、シールドガスが貯留されるシールドガス貯留タンクからコンプレッサなどでシールドガスをシールドガス供給管68bに圧送する。シールドガス供給管68bは、レーザ加工ヘッド60に接続され、シールドガス供給部68aにより圧送されたシールドガスをレーザ加工ヘッド60に供給する。シールドガスとしては、例えば、空気、窒素ガス、酸素ガス、アルゴンガス、キセノンガス、ヘリウムガス、または、これらの混合ガスなどのドライガスである不活性ガスが適用される。
シールドガス噴射ノズル76Cは、ノズル76に設けられている。シールドガス噴射ノズル76Cは、レーザ照射ノズル76Aの外側であって、且つ、冷媒噴射ノズル76Bの外側に独立して配置されている。すなわち、シールドガス噴射ノズル76Cは、レーザ照射ノズル76Aおよび冷媒噴射ノズル76Bに対して最外側に配置されている。シールドガス噴射ノズル76Cは、例えば、図7に示すように冷媒噴射ノズル76Bの周りを囲むようにレーザLの光軸Laと同軸に円環状に形成された穴、または図8に示すようにレーザLの光軸Laと同軸の円周上に円環状に配置された複数の穴である。なお、図7および図8では、レーザ照射ノズル76Aを図3と同様の構成として示しているが、図4と同様の構成であってもよい。このシールドガス噴射ノズル76Cは、シールドガス供給手段68のシールドガス供給管68bが接続され、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザLの外側かつ冷媒Rの内側でシールドガスSを噴射する。
制御部24は、移動ユニット14、ステージユニット16、レーザ加工ユニット22、アシストガス供給部64a、冷媒供給部66a、シールドガス供給部68aの各部の動作を制御する。制御部24は、移動ユニット14やステージユニット16のステージ移動機構42の動作を制御し、加工対象物100とレーザ加工ヘッド60とを相対移動させる。また、制御部24はレーザ加工ユニット22の駆動を制御し、加工対象物100にレーザLを照射する。また、制御部24はアシストガス供給部64aの駆動を制御し、アシストガスAの供給や、アシストガスAのレーザ照射ノズル76Aからの噴射圧力などを制御する。また、制御部24は冷媒供給部66aの駆動を制御し、冷媒Rの供給や、冷媒Rの冷媒噴射ノズル76Bからの噴射圧力などを制御する。また、制御部24はシールドガス供給部68aの駆動を制御し、シールドガスSの供給や、シールドガスSのシールドガス噴射ノズル76Cからの噴射圧力などを制御する。
このように、本実施形態のレーザ加工装置110は、集光光学系74から照射されるレーザLを通過させる筒状のレーザ照射ノズル76Aと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザ照射ノズル76AからアシストガスAを噴射させるアシストガス供給手段64と、レーザ照射ノズル76Aの外側に独立して配置された冷媒噴射ノズル76Bと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿って冷媒噴射ノズル76Bから冷媒Rを噴射させる冷媒供給手段66と、レーザ照射ノズル76Aの外側であって、且つ、冷媒噴射ノズル76Bの外側にレーザLと同軸に独立して配置された円環状のシールドガス噴射ノズル76Cと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってシールドガス噴射ノズル76CからシールドガスSを噴射させるシールドガス供給手段68と、を有する。
また、本実施形態のレーザ加工装置110は、集光光学系74から照射されるレーザLを通過させる筒状のレーザ照射ノズル76Aと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザ照射ノズル76AからアシストガスAを噴射させるアシストガス供給手段64と、レーザ照射ノズル76Aの外側に独立して配置された冷媒噴射ノズル76Bと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿って冷媒噴射ノズル76Bから冷媒Rを噴射させる冷媒供給手段66と、レーザ照射ノズル76Aの外側であって、且つ、冷媒噴射ノズル76Bの外側にレーザLと同軸の円周上に配置した複数の穴からなるシールドガス噴射ノズル76Cと、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってシールドガス噴射ノズル76CからシールドガスSを噴射させるシールドガス供給手段68と、を有する。
すなわち、レーザ加工装置110は、レーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLが加工対象物100に照射されて当該加工対象物100を加工する。この際、冷媒Rが冷媒噴射ノズル76BからレーザLの外側でレーザLの進行方向に沿って噴射されるため加工対象物100のレーザLによる加工部位を冷却する。さらに、シールドガスSが冷媒Rよりも外側で噴射されることで、冷媒Rと大気の干渉を妨げ、冷媒Rにより大気中の水分が凍って固体化する事態を防ぐ。この結果、レーザLに影響を及ぼすことなく冷媒Rを加工対象物100の加工部位に供給することができる。しかも、アシストガスAがレーザ照射ノズル76Aを通過するレーザLの進行方向に沿ってレーザLと共に噴射されることで、レーザLと冷媒Rとの干渉をさらに妨げるため、冷媒Rにより大気中の水分が凍って固体化しても、これがレーザLの熱で蒸発し白煙が発生する事態を防ぐ。この結果、レーザLに影響を及ぼすことなく冷媒Rを加工対象物100の加工部位に供給することができる。
また、本実施形態のレーザ加工装置110では、レーザ照射ノズル76Aは、通過するレーザLが接触しないようにレーザLと隙間を有する内径の貫通孔が形成され、アシストガス供給手段64は、前記隙間を満たすように貫通孔にアシストガスAを供給することが好ましい。これにより、アシストガスAがレーザLを囲むように噴射されるため、レーザLと冷媒Rとの干渉を防ぐ作用効果を顕著に得ることができる。
また、本実施形態のレーザ加工装置110では、冷媒噴射ノズル76Bから噴射させる冷媒Rの噴射圧力P2と、シールドガス噴射ノズル76Cから噴射させるシールドガスSの噴射圧力P3との関係を、P2>P3に設定することが好ましい。このシールドガスSの噴射圧力P3および冷媒Rの噴射圧力P2の設定は、制御部24によりシールドガス供給部68aおよび冷媒供給部66aの駆動を制御することで実施される。これにより、シールドガスSが冷媒Rよりも圧力が低く、シールドガスSが冷媒R側に混入することを防ぐため、レーザLと冷媒Rとの干渉を防ぐ作用効果を顕著に得ることができる。
なお、レーザ照射ノズル76Aから噴射させるアシストガスAの噴射圧力P1と、冷媒噴射ノズル76Bから噴射させる冷媒Rの噴射圧力P2と、シールドガス噴射ノズル76Cから噴射させるシールドガスSの噴射圧力P3との関係は、P1≧P2>P3に設定することが好ましく、冷媒RがアシストガスA側に混入することも防ぐため、レーザLと冷媒Rとの干渉を防ぐ作用効果を顕著に得ることができる。
また、本実施形態のレーザ加工装置110では、図6に示すように、加工対象物100の加工面100aにおいて、冷媒Rの噴射範囲の最内側のレーザLの焦点Fからの距離Wは、0.1mm以上50mm以下の範囲とすることが好ましい。0.1mm以上とすることでレーザLと冷媒Rとの干渉を防ぐ作用効果を良好に得ることができ、50mm以下とすることで加工部位を冷却する作用効果を良好に得ることができる。このような距離Wとするため、冷媒噴射ノズル76BにおけるレーザLに沿う角度を設定する。
なお、加工対象物100をレーザLにて切断などの加工をするにあたりレーザLの照射位置を加工対象物100の加工面100aに沿って移動させるが(加工工程)、この場合、冷媒Rの噴射は、レーザLの移動方向の前側では行わず後側のみとしてもよい(冷媒噴射工程)。すなわち、レーザLの移動方向の前側に冷媒Rを噴射してもレーザLの熱影響がない(熱影響が生じる前)加工部位を冷却することになり効果的ではないため、冷媒Rの噴射をレーザLの移動方向の後側のみとする。この場合、例えば、冷媒噴射ノズル76Bは、レーザ照射ノズル76Aの周りを囲むように円環状に配置された複数の穴とし、各穴に対して選択的に冷媒Rを供給する開閉弁などを有した切換機構を備えることで実現できる。
なお、図には明示しないが、レーザLを照射する加工対象物100の加工面100aとは反対側の面から冷媒Rをさらに噴射できるように、別の冷媒噴射ノズルを有してもよい。この別の冷媒噴射ノズルへの冷媒の供給は、上述した冷媒供給手段66で行う。このようにすることで、加工対象物100の加工部位の冷却効率を向上することができる。
[実施形態3]
以下、図9から図11を用い、本実施形態のレーザ加工方法について説明する。図9から図11は、本実施形態に係るレーザ加工方法の工程の説明図である。
本実施形態のレーザ加工方法は、図9から図11に示すように、レーザLにより加工対象物100を所定の切断線CL1で切断する場合の加工方法である。
まず、図9および図10に示すように、予備加工工程として、切断線CL1を残しつつ当該切断線CL1に沿う予備切断線CL2上にレーザLを照射して加工対象物100を切断する。
次に、図10および図11に示すように、本加工工程として、予備加工工程による予備切断線CL2の切断面に向けて冷媒Rを噴射しつつ切断線CL1上にレーザLを照射して加工対象物100を切断する。
レーザLは、加工対象物100の厚さD方向に向けて照射され、図の奥行き方向が進行方向となる。冷媒Rの噴射については、レーザLによる加工対象物100の厚さD方向への焦点移動に伴って厚さD方向に噴射位置を移動できるように噴射ノズルが設けられていることが好ましく、レーザLの進行に伴って進行方向に噴射位置を移動できるように噴射ノズルが設けられていることが好ましい。また、冷媒Rの噴射方向は、予備切断線CL2の切断面に直交する方向であっても、予備切断線CL2の切断面に傾斜する方向であってもよい。
このようなレーザ加工方法によれば、切断線CL1を残しつつ当該切断線CL1に沿う予備切断線CL2上にレーザLを照射して加工対象物100を切断し、予備切断線CL2の切断面に向けて冷媒Rを噴射しつつ切断線CL1上にレーザLを照射して加工対象物100を切断することで、切断線CL1で切断する際に、冷媒Rにより加工対象物100の加工部位への熱影響を抑制することができる。この結果、レーザLに影響を及ぼすことなく冷媒Rを加工対象物100の加工部位に供給することができる。
特に、加工対象物100の厚さDが大きい場合は、加工対象物100の厚さDを貫通するまでにレーザLを長時間照射しなければならず加工部位への熱影響が顕著であるが、本実施形態のレーザ加工方法では、切断線CL1の加工部位に熱影響が生じない範囲で予備切断線CL2を設定して切断し、その後に予備切断線CL2の切断面側から冷媒Rを噴射しながら切断線CL1上で切断を行うことから、切断線CL1を切断する際の加工部位への熱影響を抑制することに効果的である。このため、切断線CL1の加工部位に熱影響が生じない範囲で予備切断線CL2を切断するため、および冷媒Rの噴射により加工部位を効果的に冷却するため、レーザLの強度や加工対象物100の材質を考慮して、切断線CL1からの予備切断線CL2の距離Hを設定する。
[実施形態4]
以下、図12から図14を用い、本実施形態のレーザ加工方法の他の例について説明する。図12から図14は、本実施形態に係るレーザ加工方法の他の例の工程の説明図である。
本実施形態のレーザ加工方法は、図12から図14に示すように、レーザLにより加工対象物100に所定の貫通孔TH1を切削する場合の加工方法である。
まず、図12および図13に示すように、予備加工工程として、貫通孔TH1の範囲内に、貫通孔TH1の径よりも小径の予備貫通孔TH2を切削する。予備貫通孔TH2は複数であってもよく、単一であってもよい。
次に、図13および図14に示すように、本加工工程として、予備加工工程による予備貫通孔TH2内に冷媒Rを噴射しつつレーザLにて貫通孔TH1を切削する。
レーザLは、加工対象物100の厚さD方向に向けて照射され、貫通孔TH1の孔の周方向が進行方向となる。冷媒Rの噴射については、レーザLの進行方向に沿って行う。また、冷媒Rは、レーザLの照射方向とは逆方向から、すなわち予備貫通孔TH2の反対側の開口から噴射してもよい。
このようなレーザ加工方法によれば、貫通孔TH1の範囲内に貫通孔TH1の径よりも小径の予備貫通孔TH2を切削し、予備貫通孔TH2内に冷媒Rを噴射しつつ貫通孔TH1を切削することで、貫通孔TH1を切削する際に、冷媒Rにより加工対象物100の加工部位への熱影響を抑制することができる。この結果、レーザLに影響を及ぼすことなく冷媒Rを加工対象物100の加工部位に供給することができる。
特に、加工対象物100の厚さDが大きい場合は、加工対象物100の厚さDを貫通するまでにレーザLを長時間照射しなければならず加工部位への熱影響が顕著であるが、本実施形態のレーザ加工方法では、貫通孔TH1の加工部位に熱影響が生じない範囲で予備貫通孔TH2の位置を設定して切削し、その後に予備貫通孔TH2内に冷媒Rを噴射しながら貫通孔TH1の切削を行うことから、貫通孔TH1を切削する際の加工部位への熱影響を抑制することに効果的である。このため、貫通孔TH1の加工部位に熱影響が生じない範囲で予備貫通孔TH2を切削するため、および冷媒Rの噴射により効果的に加工部位を冷却するため、レーザLの強度や加工対象物100の材質を考慮して、貫通孔TH1の周面に沿う切削線からの予備貫通孔TH2の距離を設定する。
なお、上述した各実施形態において、加工対象物100は、レーザLの加工により熱影響を受けやすい、炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastic)や、炭素繊維強化プラスチックとチタンなどの金属材とが重ね合わせたものが適用されることが好ましい。このような加工対象物100をレーザLにて加工する際に、冷媒Rにより加工部位を冷却するにあたり、レーザLに影響を及ぼすことなく冷媒Rを加工対象物の加工部位に供給することができる。
10 レーザ加工装置
110 レーザ加工装置
64 アシストガス供給手段
66 冷媒供給手段
68 シールドガス供給手段
74 集光光学系
76A レーザ照射ノズル
76B 冷媒噴射ノズル
76C シールドガス噴射ノズル
100 加工対象物

Claims (9)

  1. 集光光学系から照射されるレーザを通過させる筒状のレーザ照射ノズルと、
    前記レーザ照射ノズルを通過するレーザの進行方向に沿って前記レーザ照射ノズルからアシストガスを噴射させるアシストガス供給手段と、
    前記レーザ照射ノズルの外側に前記レーザと同軸に独立して配置された円環状の冷媒噴射ノズルと、
    前記レーザ照射ノズルを通過する前記レーザの進行方向に沿って前記冷媒噴射ノズルから冷媒を噴射させる冷媒供給手段と、
    を有するレーザ加工装置。
  2. 集光光学系から照射されるレーザを通過させる筒状のレーザ照射ノズルと、
    前記レーザ照射ノズルを通過するレーザの進行方向に沿って前記レーザ照射ノズルからアシストガスを噴射させるアシストガス供給手段と、
    前記レーザ照射ノズルの外側に前記レーザと同軸の円周上に配置した複数の穴からなる冷媒噴射ノズルと、
    前記レーザ照射ノズルを通過する前記レーザの進行方向に沿って前記冷媒噴射ノズルから冷媒を噴射させる冷媒供給手段と、
    を有するレーザ加工装置。
  3. 前記レーザ照射ノズルから噴射させる前記アシストガスの噴射圧力P1と、前記冷媒噴射ノズルから噴射させる前記冷媒の噴射圧力P2との関係を、P2<P1に設定する請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記レーザ照射ノズルの外側であって、且つ、前記冷媒噴射ノズルの外側に前記レーザと同軸に独立して配置された円環状のシールドガス噴射ノズルと、
    前記レーザ照射ノズルを通過する前記レーザの進行方向に沿って前記シールドガス噴射ノズルからシールドガスを噴射させるシールドガス供給手段と、
    を有する請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記レーザ照射ノズルの外側であって、且つ、前記冷媒噴射ノズルの外側に前記レーザと同軸の円周上に配置した複数の穴からなるシールドガス噴射ノズルと、
    前記レーザ照射ノズルを通過する前記レーザの進行方向に沿って前記シールドガス噴射ノズルからシールドガスを噴射させるシールドガス供給手段と、
    を有する請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  6. 前記冷媒噴射ノズルから噴射させる前記冷媒の噴射圧力P2と、前記シールドガス噴射ノズルから噴射させる前記シールドガスの噴射圧力P3との関係を、P2>P3に設定する請求項4または5に記載のレーザ加工装置。
  7. 加工対象物にレーザを照射しつつ前記レーザを所定方向に移動する加工工程と、
    前記加工工程の際に前記レーザの移動方向の後側において前記加工対象物に向けて冷媒を噴射する冷媒噴射工程と、
    を含むレーザ加工方法。
  8. 加工対象物をレーザにて切断加工するレーザ加工方法であって、
    所定の切断線を残しつつ前記切断線に沿って前記加工対象物を切断する予備加工工程と、
    前記予備加工工程による切断面に冷媒を噴射しつつ前記切断線上で前記加工対象物を切断する本加工工程と、
    を含むレーザ加工方法。
  9. 加工対象物をレーザにて貫通加工するレーザ加工方法であって、
    所定の貫通孔の範囲内に前記貫通孔の径よりも小径の予備貫通孔を切削する予備加工工程と、
    前記予備加工工程による前記予備貫通孔内に冷媒を噴射しつつ所定の前記貫通孔を切削する本加工工程と、
    を含むレーザ加工方法。
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