JP2018000917A - 縄跳び運動具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 縄跳び運動具を提供する。【解決手段】 この縄跳び運動具は、一方から他方に向かって螺線状となる巻取り状態で延長形成される縄と、前記縄の両方の端部がそれぞれ連結固定されるための円筒形内部空間を備えた二つの取っ手と、前記取っ手の円筒形内部空間の長さ方向に沿って移動可能に引っ掛けられる状態で前記縄の端部を掴めるように形成される移動係止支持具、および前記移動係止支持具を弾力的に引っ張れる連結状態で前記取っ手内側に配置される弾性連結具を含む。【選択図】図1

Description

本発明は縄跳び運動具に関するものである。
縄跳び運動は場所や時間などに大きな制約を受けずに、縄跳び運動具を利用して老若男女誰でも簡便に楽しめる運動具の一つとして知られている。縄跳び運動に使用される縄跳び運動具は軽くて耐久性が良くなければならないだけでなく、特に嵩や長さを縮小させた状態で簡便に携帯または保管できる構造からなることが望ましい。
このような縄跳び運動具としては米国特許公報US5190508号がある。しかし、この米国特許公報US5190508号に提示されたコードとハンドグリップの連結固定構造によると、特に縄跳び運動をする時コイルスプリング形態であるコード端部側がハンドグリップやハンドルの内部面側に接触される状態で干渉(摩擦)が生じつつコードのもつれ現象を招くことになる。そして、このようなもつれ現象はコードの変形や破損を誘発し得るためコードの耐久性を低下させる一つの要因になり得る。したがって、上記米国特許公報US5190508号に提示されたコードとハンドグリップの連結固定構造では満足する程度の耐久性と使用便宜性を期待しにくい。
米国特許公報US5190508号
本発明は、上記のような従来の問題点を解決するために案出されたものであって、本発明の目的は、携帯および保管が容易であるだけでなく、特に縄跳びの縄と取っ手間の連結固定安定性が一層向上した縄跳び運動具を提供することにある。
上記のような本発明の目的を実現するために、一方から他方に向かって螺線状となる巻取り状態で延長形成される縄と、上記縄の両方の端部がそれぞれ連結固定されるための円筒形の内部空間を備えた二つの取っ手と、上記取っ手の円筒形内部空間の長さ方向に沿って移動可能に引っ掛けられる状態で上記縄の端部を掴めるように形成される移動係止支持具と、上記移動係止支持具を弾力的に引っ張れる連結状態で上記取っ手内に配置される弾性連結具と、を含む縄跳び運動具を提供する。
このような本発明は、取っ手内で縄の端部が弾力的に引っ張られるように形成されているため、使用状態に合わせて、取っ手内部で縄の端部位置が適切に変化できる連結固定構造を提供することができる。このような連結固定構造によれば、縄跳び動作時には外力(例えば、遠心力、慣性力)によって縄の端部が取っ手内部を縄の中心方向に移動できる。
したがって、縄跳び運動中に取っ手内部で接触干渉(摩擦)によって縄が非正常的に絡まったり、変形(破損)される現象を最大限抑制することができる。そして、外力が除去されれば縄の端部が再度取っ手内部に引き込まれる状態に移動できるので保管(携帯)時には縄の長さと体積を最大限減らせる状態を維持してこれに伴う使用便宜性を確保できる。
本発明の一実施例による縄跳び運動具の全体構造を概略的に示した図面である。 本発明の一実施例による縄跳び運動具の細部構造および作用を説明するための断面図である。 縄跳び運動時に縄の長さが伸びた状態の一部省略した概略図である。 保管(携帯)時に縄の長さが縮まった状態の一部省略した概略図である。 取っ手内部の構造を示す断面図である。 固定具を示す斜視図である。 固定具の構造を示す断面図である。 縄が取っ手の中央方向に引き出される状態を示す概略図である。 縄が取っ手の奥側に移動する状態を示す概略図である。 連結ガイド具を備える移動係止支持具を示す断面図である。 移動係止支持具を示す図10の拡大断面図である。 取っ手と縄を保管するホルダーの説明図である。 取っ手端部をホルダーに固定する状態の概略断面図である。
以下、添付した図面に基づいて本発明の望ましい実施例を説明する。本発明の実施例は当業界で平均的な知識を有する者が本発明の実施が可能な範囲内で説明される。したがって、本発明の実施例は色々な他の形態に変形できるもので、本発明の請求範囲は下記にて説明する実施例によって限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例による縄跳び運動具の全体構造を概略的に示した図面であり、図2乃至図13は細部構造および作用を説明するための図面であって、図面符号2は縄を示し、図面符号4と6は取っ手を示す。図1および図2を参照すれば、縄2は長さが弾力的に変化できるようにコイルタイプの構造からなる。つまり、縄2は一方側から他方側に向かって螺線状の巻取り状態をなしながらコイルタイプで延長形成される構造で提供されている。縄2の材質は弾性力や伸縮性を有する合成樹脂やゴム、シリコン、ウレタンなどを使用することができ、引張方向の弾性力によって長さが弾力的に縮まった状態を維持できるように形成されている。
このような縄2の構造によれば、例えば図3にあるように、縄跳び運動時には遠心力や慣性力によって縄2の長さが弾力的に伸びて、保管(携帯)時には縄2の自らの引張弾性力によって図4のように長さが弾力的に縮まった状態を維持できる。取っ手4、6は二つが一組となるように構成され、縄2の長さ方向両側端部が連結される状態で配置される。取っ手4、6は図1のように円筒のバトン(BATON)形態に構成されるとともに、内側には円筒形内部空間(A)がそれぞれ具備される。
円筒形内部空間(A)は、取っ手4、6の長さ方向に沿って円筒状に延長形成され、一端には係り開口部(A1)が形成されて、この係り開口部(A1)を通じて縄2の端部が取っ手4、6内側に引き込まれるように形成される。円筒形内部空間(A)は、コイル状の縄2が円滑に収納されるだけでなく、後述する移動係止支持具8および弾性連結具10と連係して、縄2の両方の端部の連結固定位置が適切に変化できる空間構造を提供することができる。
取っ手4、6の材質は、合成樹脂や金属、木材などを使用することができる。取っ手4、6には図2のように円筒形内部空間(A)を開閉するためのキャップ(B)を提供することができる。キャップ(B)は、例えば、挿入結合方式によって取っ手4、6の端部に着脱可能なように設置され得る。このように取っ手4、6側にキャップ(B)が具備されると、着脱操作によって円筒形内部空間(A)を容易に開閉できるので特に製作および維持補修時に便利である。
一方、本発明の一実施例による縄跳び運動具は、縄2の端部を取っ手4、6内部に弾力的に移動可能に連結固定するための移動係止支持具8および弾性連結具10を含む。移動係止支持具8は、図2および図5でのように移動掛け具(C)と固定具(D)を具備し、縄2の長さ方向の端部を掴んだ状態で取っ手4、6内側に配置される。移動掛け具(C)と固定具(D)は、互いに挿入結合されて縄2の端部に固定されるように形成される。
移動掛け具(C)は、固定具(D)が嵌合されるためのガイドホール(C1)を具備し、取っ手4、6の係り開口部(A1)に引っ掛けられる状態で円筒形内部空間(A)の長さ方向に沿って移動できるように形成される。固定具(D)は、図6のように縄2の端部が嵌合される固定ホール(D1)を具備し、この固定ホール(D1)の周面部にはホール長さ方向に切開部(D2)が形成される。
そして、移動掛け具(C)のガイドホール(C1)と、このガイドホール(C1)に着脱可能に嵌合される固定具(D)は、図7のように挿入結合方向に向かって内・外周サイズが順次小さくなる状態で形成される。
このような移動掛け具(C)および固定具(D)の構造によれば、移動掛け具(C)のガイドホール(C1)側に固定具(D)を押込む状態で挿入結合する時、固定ホール(D1)のホール周面部が、縮みながら縄2の端部側を締め付ける状態に作動する。したがって、移動係止支持具8は、移動掛け具(C)と固定具(D)の挿入結合方式により縄2の端部に固定され取っ手4、6の円筒形内部空間(A)の長さ方向に沿って移動可能に引っ掛けられる状態で縄2の端部を取っ手4、6内側に簡便で速かにセッティングできる構造を提供することができる。
さらに、移動掛け具(C)には縄2の端部と対応する保護溝(C2)がさらに形成されるようにすることができる。図7を参照すれば、保護溝(C2)は、円筒形の溝部形態を有して、ガイドホール(C1)と同軸をなしながら互いに連通された状態で移動掛け具(C)に形成され得る。つまり、保護溝(C2)は、移動掛け具(C)と固定具(D)に縄2の端部が挟み込まれた時、縄2の端部の周囲が一定部分、溝部内に嵌合され外部接触から保護されるようにできる。したがって、このような保護溝(C2)が具備されると、特に取っ手4、6の円筒形内部空間(A)の長さ方向に沿って移動掛け具(C)が移動する時、縄2の端部周囲部が取っ手4、6の内部周面に接触(摩擦)されながら簡単に変形したり破損する現象を抑制することができる。
弾性連結具10は、取っ手4、6内部で移動係止支持具8を弾性力によって一方向に引っ張れる状態で提供される。弾性連結具10は、弾性力を発生するスプリング類のうち、例えば、引張コイルスプリングを使用することができる。
弾性連結具10は、図5のように、取っ手4、6の円筒形内部空間(A)でキャップ(B)にコイルスプリング一端が連結され、移動係止支持具8の移動掛け具(C)にコイルスプリング他端が連結された状態で配置され、引張弾性力によって移動係止支持具8を弾力的に引張る状態でセッティングされる。このような移動係止支持具8および弾性連結具10は、縄2の端部が弾力的に引っ張られる状態で取っ手4、6内部に連結固定されるので、縄跳び運動具の使用状態に合った状態に縄2の端部位置が取っ手4、6内部で弾力的に変化できる連結固定構造を提供することができる。
例えば、縄跳び運動によって、図8のように縄2の端部が取っ手4、6の縄中央方向に引き出される状態に外力が作用する時には移動係止支持具8が、取っ手4、6の円筒形内部空間(A)において係り開口部(A1)側に向かって弾力的に移動する。
この場合、縄2の端部が取っ手4、6内部をほとんど逸脱した状態に位置するため縄跳び運動中に縄2の端部が取っ手4、6内部の内周面と互いに接触した状態で干渉が発生しつつ縄2が非正常的に絡まったり変形(破損)する現象を最大限抑制することができる。
そして、外力が除去されると、図9のように弾性連結具10の引張弾性力で移動係止支持具8を弾力的に引っ張って、取っ手4、6の奥側に再び移動した状態となる。
この場合、縄跳び運動具を保管(携帯)する時、縄2の端部が、取っ手4、6の奥側に引っ張られて縄2が取っ手4、6の奥深くに最大限収納された状態を維持できるので、取っ手4、6の外部に露出する縄2の長さと体積を大幅に減らした状態で容易に保管することができる。
弾性連結具10は、スプリング類の中で引張コイルスプリング以外に例えば、図面に示さないが螺旋形スプリング(spiral spring)を使って弾力的な引っ張り作用が可能な状態で取っ手4、6内部に設けることができる。
図10および図11を参照すれば、移動係止支持具8は、連結ガイド具12をさらに備えて構成することができる。連結ガイド具12は、移動係止支持具8に弾性連結具10がさらに安定的に連結されるように形成される。
連結ガイド具12は、図10のように連結溝(E)と、この連結溝(E)の溝部から次第に間隔が広がる状態(例えば、V字型に)に延長形成される二つのガイド部(E1)を備えてなるよう構成することができる。
そして、連結ガイド具12は、図10のように移動係止支持具8の移動掛け具(C)外部面に二つのガイド部(E1)終端が固定されながら移動掛け具(C)のガイドホール(C1)開口部と間隔をおいてホール軸線上に連結溝(E)が位置するようにセッティングされる。
このような連結ガイド具12の構造によれば、弾性連結具10の端部が引っ掛かった状態で連結される時、図11のようにガイド部(E1)のガイド作用によって連結溝(E)側に常に安定的に引っ掛かりながら移動係止支持具8と弾性連結具10が互いに同軸をなす状態で連結されるようにすることができる。
特に、移動係止支持具8と弾性連結具10が、互いに同軸になる連結状態で取っ手4、6内側に配置されれば、移動動作中に移動係止支持具8は勿論、弾性連結具10が取っ手4、6内部周面に不規則に接触(摩擦)する現象を最大限抑制することができる。
図12および図13を参照すれば、本発明の一実施例による縄跳び運動具は、ホルダー14をさらに含んで構成することができる。ホルダー14は、取っ手4、6と縄2を保管(携帯)が容易な状態で保護できる構造を有するように形成される。ホルダー14は、図12のように取っ手4、6の端部が嵌合される固定溝(F)を具備し、この固定溝(F)は、一方側が開放された状態でホルダー14内側に形成される。固定溝(F)は、図13のように二つの取っ手4、6端部が嵌合されてこれらが互いに平行に配列された状態で固定されることができる溝部形態にホルダー14に形成される。
ホルダー14の材質は、例えば、合成樹脂や金属、木材などを使用することができ、特に軽いながらも耐久性に優れた材質を選定して使用するのが好ましい。そして、ホルダー14内側には縄2が収納されるための収納空間(F1)が提供され、この収納空間(F1)は固定溝(F)と互いに連通された状態で形成される。
このようなホルダー14の構造によれば、図13のように取っ手4、6の外側に露出する縄2部分が収納空間(F1)に安定的に保護収納されるだけでなく、二つの取っ手4、6が、互いに平行な配列になるように着脱式に嵌めておくことができる。よって、ホルダー14は特に縄跳び運動具を保管する時、さらに向上した保管便宜性を提供することができる。
以上のような構成により、本発明は、縄跳び運動をしたり、保管(携帯)する時これと符合する状態で縄2の長さが、弾力的に変化させられる構造は勿論、特に縄跳び運動時コイルタイプの縄2が、非正常的に絡まる現象を最大限抑制できる構造を提供し、さらに向上した使用便宜性と耐久性を確保できる。
2:縄
4、6:取っ手
8:移動係止支持具
10:弾性連結具
12:連結ガイド具
14:ホルダー

Claims (13)

  1. 一方から他方に向かって螺線状となる巻取り状態で延長形成される縄と、
    前記縄の両方の端部がそれぞれ連結固定されるための円筒形の内部空間を備えた二つの取っ手と、 前記取っ手の円筒形内部空間の長さ方向に沿って移動可能に引っ掛けられる状態で前記縄の端部を掴めるように形成される移動係止支持具と、
    前記移動係止支持具を弾力的に引っ張れる連結状態で前記取っ手内に配置される弾性連結具と、
    を含むことを特徴とする縄跳び運動具。
  2. 前記縄は、引張弾性力によって縄の長さが弾力的に縮んだ状態を維持できるように形成されることを特徴とする請求項1に記載の縄跳び運動具。
  3. 前記二つの取っ手は、前記円筒形内部空間の長さ方向の一方端部には前記移動係止支持具が引っかかるようにするための係り開口部が形成され、他方端部にはキャップが着脱可能なように設置されることを特徴とする請求項1に記載の縄跳び運動具。
  4. 前記移動係止支持具は、
    カイドホールを具備し、前記取っ手内部で前記弾性連結具と互いに連結された状態で前記円筒形の内部空間に移動可能に配置される移動掛け具と、
    前記縄の長さ方向端部が嵌合される固定ホールと、この固定ホールの周面部にホール長さ方向に沿って形成される切開部を具備し前記移動掛け具のガイドホールに着脱可能に挿入結合される固定具と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の縄跳び運動具。
  5. 前記カイドホールは、前記固定具の挿入結合方向に進みながらホールの周面部が次第に小さくなる状態で形成されていることを特徴とする請求項4に記載の縄跳び運動具。
  6. 前記移動係止支持具は、保護溝をさらに具備し、
    前記保護溝は、前記縄の端部周囲部が嵌合できる円筒形の溝部形態を有して、前記移動掛け具のガイドホールと同軸をなしつつ互いに連通された状態で前記移動掛け具に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の縄跳び運動具。
  7. 前記移動係止支持具は、連結ガイド具をさらに具備し、
    前記連結ガイド具は、前記弾性連結具の端部が引っ掛けられる状態で連結されるための連結溝と、この連結溝の溝部から次第に間隔が広がる状態に延長形成される二つのガイド部とを具備し、前記カイドホールと対応する状態で前記移動掛け具の一方端部側に連結して設けられることを特徴とする請求項4に記載の縄跳び運動具。
  8. 前記連結ガイド具は、前記連結溝が前記移動掛け具の一方端部と間隔をおいて前記カイドホールのホール軸線上に位置する状態で前記移動掛け具に連結して設けられることを特徴とする請求項7に記載の縄跳び運動具。
  9. 前記弾性連結具は、引張弾性力を発生する弾性体を使って、前記取っ手の円筒形内部空間で引張弾性力によって前記移動係止支持具を奥側に引っ張れる連結状態でセッティングされることを特徴とする請求項1に記載の縄跳び運動具。
  10. 前記弾性連結具は、弾性体に引張コイルスプリングを使って、前記取っ手の円筒形内部空間でコイルスプリングの一端が前記移動係止支持具と連結された状態でセッティングされることを特徴とする請求項9に記載の縄跳び運動具。
  11. 前記縄跳び運動具は、前記二つの取っ手と対応するホルダーをさらに含み、
    前記ホルダーは、前記二つの取っ手の端部が嵌合されるための固定溝と、この固定溝と連通された状態で形成されて縄が収納されるための収納空間とを備えてなることを特徴とする請求項1に記載の縄跳び運動具。
  12. 前記固定溝は、前記二つの取っ手が挿入結合力によって互いに平行に配置される状態で嵌められるように前記ホルダー側に形成されることを特徴とする請求項11に記載の縄跳び運動具。
  13. 一方から他方に向かって螺線状となる巻取り状態で延長形成される縄と、
    前記縄の両方の端部がそれぞれ連結固定されるための円筒形の内部空間を備えた二つの取っ手と、
    前記取っ手の円筒形内部空間の長さ方向に沿って移動可能に引っ掛けられる状態で前記縄の端部を掴めるように形成される移動係止支持具と、
    を含むことを特徴とする縄跳び運動具。

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