JP2014018902A - 落下防止具 - Google Patents

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勝 勝部
Tsutomu Tsujimura
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Abstract

【課題】 取付孔や取付リングが設けられていない工具等の被落下防止物でも、連結紐の他端部に簡単に連結することができて、落下防止することができる落下防止具を提供する。
【解決手段】 手首に外嵌装着される腕輪3と、一端部が腕輪3に連結され他端部に工具等の被落下防止物が連結される連結紐5とを備えた落下防止具であって、連結紐5の中途部に摺動自在に外嵌される摺動環32が設けられ、連結紐5の他端側に、被落下防止物に外嵌装着されるループ部33が前記摺動環32の摺動位置に応じて拡縮自在となるように形成され、少なくともループ部33が拡大する方向への摺動環32の摺動をロックするロック手段が設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、工具等が手から落下するのを防止するようにした落下防止具に関するものである。
工具等の被落下防止物が手から落下するのを防止するようにした落下防止具には、手首に外嵌装着される腕輪と、一端部が腕輪に連結され他端部に工具等の被落下防止物が連結される連結紐とを備えたものがある。
従来のこの種の落下防止具は、連結紐の他端部にフック部材を連結し、このフック部材を、工具等の被落下防止物に設けた取付孔や取付リングに挿入係合することにより、フック部材を介して連結紐の他端部を工具等の被落下防止具を連結するようにしていた(例えば引用文献1及び引用文献2)。
実開昭53−57400号公報 特開平9−272077号公報
従って、従来の場合、落下防止具の連結紐の他端部に工具等の被落下防止物を連結するためには、被落下防止物に連結紐を連結するための取付孔や取付リングが設けられていることが必要であり、取付孔や取付リングが設けられていない被落下防止物を連結紐に連結することは困難であり、従来の落下防止具では、取付孔や取付リングのない被落下防止物を落下防止することはできないという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑み、取付孔や取付リングが設けられていない工具等の被落下防止物でも、連結紐の他端部に簡単に連結することができて、落下防止することができる落下防止具を提供することを目的としている。
本発明における課題解決のための具体的手段は、次の通りである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、手首に外嵌装着される腕輪3と、一端部が腕輪3に連結され他端部に工具4等の被落下防止物が連結される連結紐5とを備えた落下防止具であって、
連結紐5の中途部に摺動自在に外嵌される摺動環32が設けられ、連結紐5の他端側に、被落下防止物に外嵌装着されるループ部33が前記摺動環32の摺動位置に応じて拡縮自在となるように形成され、少なくともループ部33が拡大する方向への摺動環32の摺動をロックするロック手段40が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、連結紐5は、その一端部から他端部に亘る第1紐部5aと第2紐部5bとを一体に有する環状に形成されており、連結紐5の中途部において第1紐部5aと第2紐部5bとを近接保持するように前記摺動環32が第1紐部5aと第2紐部5bの両方に摺動自在に外嵌されて、連結紐5の摺動環32よりも他端側に、第1紐部5aと第2紐部5bとが連続する1本のループ状になった前記ループ部33が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記摺動環32には、第1紐部5aを摺動自在に挿通する第1挿通孔35と第2紐部5bを摺動自在に挿通する第2挿通孔36とが並んで貫通形成されると共に、第1挿通孔35及び第2挿通孔36に対して交差する方向に収納溝37が形成されており、
前記ロック手段40は、摺動環32に収納保持されたロック板42とロックバネ43とを備え、ロック板42には、第1紐部5aを摺動自在に挿通する第1連通孔45と第2紐部5bを摺動自在に挿通する第2連通孔46とがそれぞれ第1挿通孔35と第2挿通孔36とに対応して設けられていて、ロック板42は、摺動環32の収納溝37に、第1連通
孔45と第2連通孔46とが第1挿通孔35と第2挿通孔36とに対してずれるロック位置Xと、第1連通孔45と第2連通孔46とが第1挿通孔35と第2挿通孔36とにそれぞれ連通するロック解除位置Yとに移動自在に保持され、ロックバネ43はロック板42をロック解除位置Yからロック位置Xに向けて付勢するように構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、連結紐5は、その一端部から他端部に亘る第1紐部5aと第2紐部5bとを一体に有する環状に形成されており、連結紐5の他端側中途部に第1紐部5aと第2紐部5bとを束ねるように嵌合環51が外嵌されて、連結紐5の他端部に前記摺動環32が形成され、該摺動環32を連結紐5の中途部に摺動自在に外嵌することによって、連結紐5の他端側に、第1紐部5aと第2紐部5bとで2重のループ状になった前記ループ部33が形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記ロック手段40は、連結紐5の中途部に外嵌されたロック環52を備え、ロック環52は、連結紐5の中途部の摺動環32よりも一端側に第1紐部5aと第2紐部5bとを束ねるように密着状に外嵌されて、ループ部33が拡大する方向への摺動環32の摺動をロックする点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記連結紐5は、ポリエチレン系又はスチレン系のエラストマーにより、細長い環状に形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記連結紐5は、アラミド繊維入りの繊維紐により細長い環状に形成されている点にある。
本発明によれば、ループ部を工具等の被落下防止物に外嵌装着して締め付けた状態で、ループ部が拡大しないように摺動環の摺動をロックしておくことができ、工具等の被落下防止物に取付孔や取付リングが設けられていない場合でも、工具等の被落下防止物を連結紐の他端部に簡単かつ確実に連結することができ、落下防止具で工具等の被落下防止物の落下を確実に防止することができる。
本発明の第1実施形態を示す落下防止具の全体斜視図である。 同落下防止具の腕輪側の斜視図である。 同落下防止具のループ側の斜視図である。 同摺動環部分の正面断面図である。 同腕輪構成部材の正面図を示し、(a)は縮小した状態で、(b)は伸張した状態である。 第2実施形態を示す落下防止具の全体斜視図である。 同腕輪構成部材の平面図を示し、(a)は縮小した状態で、(b)は伸張した状態である。 第2実施形態を示す落下防止具の全体斜視図である。 同落下防止具のループ側の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の第1実施形態を示している。図1〜図3において、落下防止具1は、手首に外嵌装着される腕輪3と、一端部が腕輪3に連結され他端部に工具4等の被落下防止物が連結される連結紐5とを備えている。
前記腕輪3は、弾性を有するポリウレタン等の合成樹脂材により形成されており、多数のリング部7を連結部8で順次連結して長手方向に伸縮自在の帯板状に形成した腕輪構成部材9を備えている。
腕輪構成部材9は、図5(a)に示すように、弾性により複数のリング部7が長円形状に縮まって長手方向に縮小すると共に、図5(b)に示すように、弾性により複数のリング部7が円形状に拡がって長手方向に伸張するように構成されている。
腕輪構成部材9の両端部にはL字状に屈曲した連結片11が一体に形成されており、各連結片11は連結軸12にそれぞれ連結軸12廻りに揺動自在に連結されている。これにより、腕輪構成部材9の両端部同士が一対の連結片11及び連結軸12を介して互いに連
結されて、腕輪3が手首に外嵌する拡縮自在の環状に形成されている。
そして、連結軸12に合成樹脂製の腕輪連結体14が連結軸12廻りに揺動自在に連結されている。腕輪連結体14は、図2に示すように、コの字状の構成片15と丸棒状の構成片16とでリング状に形成された第1環状部18と、第1環状部18に支軸19廻りに回動自在に連結された第2環状部20とを有し、第1環状部18が連結軸12に外嵌されて連結軸12廻りにに揺動自在に連結されている。
前記連結紐5は、ポリエチレン系又はスチレン系のエラストマーにより、直径が5mm程度の断面円形の紐であって、その一端部から他端部に亘る第1紐部5aと第2紐部5bとを一体に有する細長い環状に形成されている。
連結紐5の一端部に所謂ナスカンと称される紐連結体23が連結されている。この紐連結体23は、図2に示すように、フック24を有する本体25と、本体25に取付軸26廻りに回転自在に支持された連結リング27とを備えており、紐連結体23はフック24を介して腕輪連結体14の第2環状部20に着脱自在に連結され、これにより連結紐5は紐連結体23及び腕輪連結体14を介して腕輪3に着脱自在に連結されている。
連結紐5の一端部には合成樹脂製の筒状体30が外嵌されており、連結紐5の一端側で第1紐部5aと第2紐部5bとが互いに離間して広がらないように規制している。
連結紐5の中途部において第1紐部5aと第2紐部5bとを近接保持するように摺動環32が第1紐部5aと第2紐部5bの両方に摺動自在に外嵌されて、連結紐5の摺動環32よりも他端側に、第1紐部5aと第2紐部5bとが連続する1本のループ状になったループ部33が形成されている。
而して、連結紐5の中途部に摺動自在に外嵌される摺動環32が設けられ、連結紐5の他端側に、工具4等の被落下防止物に外嵌装着されるループ部33が摺動環32の摺動位置に応じて拡縮自在となるように形成されている。
また、連結紐5が接触抵抗の大きい材料であるポリエチレン系又はスチレン系のエラストマーにより構成されているため、ループ部33を被落下防止物に外嵌装着したときにループ部33から被落下防止物が不測に抜脱しないようになっている。
図3及び図4に示すように、摺動環32はABS樹脂等の合成樹脂により長円形の板状に形成されている。摺動環32には、第1紐部5aを摺動自在に挿通する第1挿通孔35と第2紐部5bを摺動自在に挿通する第2挿通孔36とが並んで貫通形成されていると共に、第1挿通孔35及び第2挿通孔36に対して交差する方向に収納溝37が形成されている。
摺動環32に、摺動環32の摺動を連結紐5の中途部でロックするロック手段40が設けられている。
ロック手段40は、摺動環32に収納保持されたロック板42とロックバネ43とを備え、ロック板42には、第1紐部5aを摺動自在に挿通する第1連通孔45と第2紐部5bを摺動自在に挿通する第2連通孔46とがそれぞれ第1挿通孔35と第2挿通孔36とに対応して設けられている。
ロック板42は、摺動環32の収納溝37に、第1連通孔45と第2連通孔46とが第1挿通孔35と第2挿通孔36とに対してずれるロック位置Xと、第1連通孔45と第2連通孔46とが第1挿通孔35と第2挿通孔36とにそれぞれ連通するロック解除位置Yとに移動自在に保持されている。ロックバネ43は収納溝37の底部に収納され、ロック板42をロック解除位置Yからロック位置Xに向けて付勢している。
而して、通常ではロック板42はロックバネ43の付勢によってロック位置Xに移動しており、このとき第1連通孔45と第2連通孔46とが第1挿通孔35と第2挿通孔36とに対してずれるため、摺動環32及びロック板42の連結紐5に対する摺動抵抗が大きくなって、摺動環32は連結紐5の中途部で摺動不能にロックされるように構成されている。また、ロック板42をロックバネ43の付勢に抗して矢印a方向に押圧すると、ロック板42がロック位置Xからロック解除位置Yに移動し、これにより、第1連通孔45と第2連通孔46とが第1挿通孔35と第2挿通孔36とにそれぞれ一致して、摺動環32は連結紐5に対して摺動可能になるように構成されている。
前記第1実施形態によれば、例えば高所で作業をする場合、腕輪連結体14を連結した状態の腕輪3を手首に外嵌装着しておく。また、ハンマー、モンキーレンチ、ドライバー、ペンチ、電気ドリル等の複数の工具4に、一端部に紐連結体23を連結した状態の連結紐5のループ部33を外嵌装着すると共に摺動環32を極力連結紐5の他端側(工具4側)に摺動させてループ部33を締め付けておき、このようにして、連結紐5を連結した状態の複数の工具4を腰等に巻き付けた工具収納鞄に収納しておく。
ここで、連結紐5を工具4に連結する(連結紐5に工具4を連結する)には、ロック板42を摺動環32に対して矢印a方向に押圧して、ロック板42をロック位置Xからロック解除位置Yに移動させ、この状態で、摺動環32を連結紐5の一端側に摺動してループ部33を拡張し、ループ部33を工具4に外嵌する。
次に、摺動環32を連結紐5の他端側に摺動してループ部33を縮小し、ループ部33を工具4に締め付け、その後、ロック板42の押圧を解除すればよく、ロック板42はロックバネ43の付勢によってロック位置Xに戻り、摺動環32が連結紐5に対して摺動不能にロックされ、ループ部33が工具4に外嵌して締め付けた状態に保持され、連結紐5の他端部に工具4が不測に外れるおそれもなく簡単かつ確実に連結される。
そして、工具4を使用する際には、所望の工具4を工具収納鞄から取り出して、該工具4に連結された連結紐5の紐連結体23を腕輪3の腕輪連結体14の第2環状部20に連結することにより、工具4を連結紐5を介して腕輪3に連結し、その連結した工具4を使って作業をすればよい。
工具4を使用するときに、工具4が不測に手から外れることがあっても、その工具4は連結紐5で腕輪3に連結されているため、工具4が手から落下することを確実に防止できる。このとき、工具4を連結紐5で腰等に連結しておく場合に比べて連結紐5の長さが短くなるため、手に受ける衝撃は相当小さいものとなる。
従って、取付孔や取付リングが設けられていない工具4(被落下防止物)でも、連結紐5の他端側に簡単かつ確実に連結することができて、工具4の落下を確実に防止することができる。
図6及び図7は本発明の第2実施形態を示している。図6及び図7において、腕輪3は、弾性を有するポリウレタン等の合成樹脂材により長手方向に伸縮自在となるように蛇腹状に形成した腕輪構成部材9を備え、腕輪構成部材9は、図7(a)に示すように、弾性により蛇腹部分が縮まって長手方向に縮小すると共に、図7(b)に示すように、弾性により蛇腹部分が拡がって長手方向に伸張するように構成されている。
そして、腕輪構成部材9の両端部同士を前記第1実施形態の場合と同様に連結片11及び連結軸12を介して互いに連結することにより、腕輪3が手首に外嵌する拡縮自在の環状に形成されている。
その他の点は前記第1実施形態の場合と同様の構成であり、同様の作用効果を奏する。図8及び図9は本発明の第3実施形態を示している。図8及び図9において、連結紐5は、ケブラー繊維入りの繊維紐により、直径が1.5mm程度の断面円形の紐であって、その一端部から他端部に亘る第1紐部5aと第2紐部5bとを一体に有する細長い環状に形成されている。この連結紐5は100kgの荷重に耐え得る引っ張り強度を有している。
ここで、ケブラー(デュポン社の登録商標)繊維とは、パラ系のアラミド繊維であって、正式名称はポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維であり、同じ重さの鋼鉄の約5倍の引っ張り強度があり、軽く、伸びにくく、熱や摩擦、衝撃にも強く、電気を通さないなどの特性を備える。
連結紐5の一端側と中途部とに合成樹脂製の筒状体49,50を外嵌してカシメることにより固着しており、連結紐5の一端側と中途部とで第1紐部5aと第2紐部5bとが互いに離間して広がらないように規制している。
連結紐5の他端側中途部に第1紐部5aと第2紐部5bとを束ねるように嵌合環51が密着状に外嵌されて、連結紐5の他端部に摺動環32が形成されており、この摺動環32を連結紐5の中途部に摺動自在に外嵌することによって、連結紐5の他端側に、第1紐部5aと第2紐部5bとで2重のループ状になったループ部33が形成されている。
連結紐5の中途部に摺動環32の摺動をロックするロック手段40が設けられている。このロック手段40は、連結紐5の中途部に外嵌されたロック環52を備えてなり、ロック環52は、連結紐5の中途部の摺動環32よりも一端側に第1紐部5aと第2紐部5bとを束ねるように密着状に外嵌されて、ループ部33が拡大する方向への摺動環32の摺動をロックするように構成されている。
前記第3実施形態によれば、連結紐5を工具4に連結する(連結紐5に工具4を連結する)には、ロック環52を連結紐5の一端側に摺動した後に、摺動環32を連結紐5の一端側に摺動してループ部33を拡張し、ループ部33を工具4に外嵌装着する。
次に、摺動環32を連結紐5の他端側に摺動してループ部33を縮小し、ループ部33を工具4に締め付け、その後、ロック環52を連結紐5の他端側に摺動すればよく、ループ部33が拡大する方向への摺動環32の摺動がロック環52によってロックされ、ループ部33が工具4に外嵌して締め付けた状態に保持され、その結果、連結紐5の他端部に工具4が不測に外れるおそれもなく簡単かつ確実に連結される。
従って、本実施形態の場合も、取付孔や取付リングが設けられていない工具4でも、連結紐5の他端側に簡単かつ確実に連結することができて、工具4の落下を確実に防止することができる。
なお、第3実施形態の場合、連結紐5の筒状体49と筒状体50との間は、図8に示すように第1紐部5a又は第2紐部5bのいずれか1本で構成するようにしてもよいし、第1紐部5a及び第2紐部5bの2本で構成するようにしてもよい。
なお、前記実施形態では、ループ部33を工具4に外嵌装着することにより連結紐5の他端部に工具4を連結して落下防止するようにしているが、連結紐5の他端部に連結して落下防止するものは、工具4に限定されず、器具その他の工具4以外の被落下防止物であってもよい。
1 落下防止具
3 腕輪
4 工具(被落下防止物)
5 連結紐
5a 第1紐部
5b 第2紐部
32 摺動環
33 ループ部
35 第1挿通孔
36 第2挿通孔
37 収納溝
40 ロック手段
42 ロック板
43 ロックバネ
45 第1連通孔
46 第2連通孔
51 嵌合環
52 ロック環
X ロック位置
Y ロック解除位置

Claims (7)

  1. 手首に外嵌装着される腕輪(3)と、一端部が腕輪(3)に連結され他端部に工具等の被落下防止物が連結される連結紐(5)とを備えた落下防止具であって、
    連結紐(5)の中途部に摺動自在に外嵌される摺動環(32)が設けられ、連結紐(5)の他端側に、被落下防止物に外嵌装着されるループ部(33)が前記摺動環(32)の摺動位置に応じて拡縮自在となるように形成され、少なくともループ部(33)が拡大する方向への摺動環(32)の摺動をロックするロック手段(40)が設けられていることを特徴とする落下防止具。
  2. 連結紐(5)は、その一端部から他端部に亘る第1紐部(5a)と第2紐部(5b)とを一体に有する環状に形成されており、連結紐(5)の中途部において第1紐部(5a)と第2紐部(5b)とを近接保持するように前記摺動環(32)が第1紐部(5a)と第2紐部(5b)の両方に摺動自在に外嵌されて、連結紐(5)の摺動環(32)よりも他端側に、第1紐部(5a)と第2紐部(5b)とが連続する1本のループ状になった前記ループ部(33)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の落下防止具。
  3. 前記摺動環(32)には、第1紐部(5a)を摺動自在に挿通する第1挿通孔(35)と第2紐部(5b)を摺動自在に挿通する第2挿通孔(36)とが並んで貫通形成されると共に、第1挿通孔(35)及び第2挿通孔(36)に対して交差する方向に収納溝(37)が形成されており、
    前記ロック手段(40)は、摺動環(32)に収納保持されたロック板(42)とロックバネ(43)とを備え、ロック板(42)には、第1紐部(5a)を摺動自在に挿通する第1連通孔(45)と第2紐部(5b)を摺動自在に挿通する第2連通孔(46)とがそれぞれ第1挿通孔(35)と第2挿通孔(36)とに対応して設けられていて、ロック板(42)は、摺動環(32)の収納溝(37)に、第1連通孔(45)と第2連通孔(46)とが第1挿通孔(35)と第2挿通孔(36)とに対してずれるロック位置(X)と、第1連通孔(45)と第2連通孔(46)とが第1挿通孔(35)と第2挿通孔(36)とにそれぞれ連通するロック解除位置(Y)とに移動自在に保持され、ロックバネ(43)はロック板(42)をロック解除位置(Y)からロック位置(X)に向けて付勢するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の落下防止具。
  4. 連結紐(5)は、その一端部から他端部に亘る第1紐部(5a)と第2紐部(5b)とを一体に有する環状に形成されており、連結紐(5)の他端側中途部に第1紐部(5a)と第2紐部(5b)とを束ねるように嵌合環(51)が外嵌されて、連結紐(5)の他端部に前記摺動環(32)が形成され、該摺動環(32)を連結紐(5)の中途部に摺動自在に外嵌することによって、連結紐(5)の他端側に、第1紐部(5a)と第2紐部(5b)とで2重のループ状になった前記ループ部(33)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の落下防止具。
  5. 前記ロック手段(40)は、連結紐(5)の中途部に外嵌されたロック環(52)を備え、ロック環(52)は、連結紐(5)の中途部の摺動環(32)よりも一端側に第1紐部(5a)と第2紐部(5b)とを束ねるように密着状に外嵌されて、ループ部(33)が拡大する方向への摺動環(32)の摺動をロックすることを特徴とする請求項4に記載の落下防止具。
  6. 前記連結紐(5)は、ポリエチレン系又はスチレン系のエラストマーにより、細長い環状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の落下防止具。
  7. 前記連結紐(5)は、アラミド繊維入りの繊維紐により細長い環状に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1,4,5のいずれかに記載の落下防止具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
PL423918A1 (pl) * 2017-12-15 2019-06-17 Monika Zielińska Ochraniacz do pęset
KR102356116B1 (ko) * 2021-09-03 2022-02-08 김도연 손목밴드형 공구 낙하방지장치

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