JP2018000605A - 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】転送画像データの選択誤りの発生を低減することを目的とする。【解決手段】投影画像と、前記投影画像を再構成して得られるトモシンセシス画像と、トモシンセシス画像の属性と、を表示手段に表示させる表示制御手段と、トモシンセシス画像の選択指示を受け付ける受付手段と、選択指示に係るトモシンセシス画像を外部装置に送信する送信手段とを有し、表示制御手段は、属性として、投影画像を再構成する際に適用した再構成パラメータ及びトモシンセシス画像に施した編集処理に係る情報のうち少なくとも1つを表示する。【選択図】図3
Description
本発明は、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
近年、X線信号をデジタル画像に変換して出力するFPD(Flat Panel Detector)等のX線センサが普及している。FPDによるX線撮影では、静止画撮影のみならずマルチフレーム動画撮影も可能である。また、撮影により取得したマルチフレーム動画像に対して再構成処理を行うことで断層画像を生成するトモシンセシス撮影も近年普及しつつある。医療現場の典型的なワークフローでは、診療放射線技師がX線画像撮影システムを用いて撮影画像データを収集し、再構成等の画像処理を施して診断画像データを作成して、PACS等の外部画像保存システムに転送する。その後に医師が、PACS等の画像保存システムに接続したビューワを用いて、診断画像データを確認して診断を行う。
トモシンセシス撮影の場合には、再構成処理に与えるパラメータによって、得られる断層画像データの枚数や画質が異なる。そのため、診療放射線技師がパラメータを調整しながら、診断に適した断層画像データが得られるまで再構成を遡及的に繰り返し実施するケースがある。そのようなケースでは、作成した多数の画像データの中から、診断に適した画像データをPACSへの転送対象として誤りなく選択する作業が要求される。
特許文献1には、診断に適していると判断した一部の断層画像データに品質管理タグを付加して、他の画像データと区別するための識別情報として利用する技術が開示されている。特許文献2には、再構成の処理過程毎に画像データをグループ化して表示することによって、異なる再構成処理から作成された画像データを区別する技術が開示されている。
しかしながら、転送画像データの選択誤りが発生する場合があるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、転送画像データの選択誤りの発生を低減することを目的とする。
そこで、本発明は、情報処理装置であって、投影画像と、前記投影画像を再構成して得られるトモシンセシス画像と、前記トモシンセシス画像の属性と、を表示手段に表示させる表示制御手段と、前記トモシンセシス画像の選択指示を受け付ける受付手段と、前記選択指示に係るトモシンセシス画像を外部装置に送信する送信手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、転送画像データの選択誤りの発生を低減することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係るX線撮影システムを示す図である。本実施形態においては、X線撮影システムとして、X線管と、被写体を透過したX線を検出して電気信号を生成するFPDとを有する装置を例に説明する。ただし、X線CT装置等でも構わず、その種類によって本発明が限定されるものではない。X線撮影システム101は、患者に対してX線撮影(放射線撮影)を行い、放射線の投影画像である撮影画像の画像処理を行って、得られた診断画像を外部機器に転送する。X線撮影システム101は、X線発生部102、移動機構1061、カラム1062及び移動機構制御部1063を有している。X線撮影システム101はまた、X線照射スイッチ103、X線制御部104、撮影台105、X線検出器106、X線撮影制御装置107、操作部108及び表示部109を有している。なお、X線撮影システム101は、情報処理システムの一例である。
図1は、本実施形態に係るX線撮影システムを示す図である。本実施形態においては、X線撮影システムとして、X線管と、被写体を透過したX線を検出して電気信号を生成するFPDとを有する装置を例に説明する。ただし、X線CT装置等でも構わず、その種類によって本発明が限定されるものではない。X線撮影システム101は、患者に対してX線撮影(放射線撮影)を行い、放射線の投影画像である撮影画像の画像処理を行って、得られた診断画像を外部機器に転送する。X線撮影システム101は、X線発生部102、移動機構1061、カラム1062及び移動機構制御部1063を有している。X線撮影システム101はまた、X線照射スイッチ103、X線制御部104、撮影台105、X線検出器106、X線撮影制御装置107、操作部108及び表示部109を有している。なお、X線撮影システム101は、情報処理システムの一例である。
X線発生部102は、X線の照射を行う。また、X線発生部102は、X線の照射に伴い管電圧、管電流等の撮影実施条件や撮影角度、X線源移動距離等の位置情報をX線制御部104へ送信する。また、X線発生部102は、X線制御部104からデフォルト撮影条件、デフォルト位置情報を受信し、撮影準備処理を行う。
移動機構1061は、X線検出器106を被写体の体軸方向に沿って例えば直線的に移動させることができる。カラム1062は、X線発生部102を移動可能に支持する移動機構を備えており、X線発生部102を被写体の体軸方向に沿って弧を描くように移動させることができる。移動機構制御部1063は、X線検出器106の移動機構1061とカラム1062との移動を制御する。移動機構制御部1063は、移動機構1061及びカラム1062を連動させて移動させることが可能である。なおここで、移動機構1061及びカラム1062を連動させ、X線発生部102を第一の方向に、X線検出器106を第一の方向とは逆の方向に向かって移動させることにより、複数方向からの投影画像を得るトモシンセシス撮影が実現される。
また移動機構制御部1063は、X線制御部104と接続しており、X線が照射されたタイミング情報を受け取り、当該タイミングにおけるX線発生部102及びX線検出器106の位置情報をX線制御部104に出力する。移動機構制御部1063は、例えばパルス状のX線を断続的に照射する場合には、当該パルス状のX線の照射開始、照射終了あるいは照射中のあるタイミングにおけるX線発生部102及びX線検出器106の位置情報を出力する。
X線照射スイッチ103は、照射開始通知、照射終了通知をX線制御部104へ送信する。操作者がスイッチ押下すると、X線照射スイッチ103は、照射開始通知を送信する。また、操作者がスイッチを放すと、X線照射スイッチ103は、照射終了通知を送信する。X線照射スイッチ103が押下されると、X線発生部102及びX線検出器106は移動しつつ一連の投影画像の撮影が行われる。
X線制御部104は、X線発生部102、X線照射スイッチ103、X線撮影制御装置107と接続され、X線の照射開始と照射終了の制御及び撮影実施条件や位置情報の送信を行う。また、X線制御部104は、X線撮影制御装置107より撮影条件、位置情報を受信し、X線発生部102へ通知する。
撮影台105は、被写体を載せるための架台である。撮影台105の天板の直下にはX線検出器106を天板に沿う方向に移動させるX線検出器106の移動機構1061を有する。X線検出器106は複数の光電変換素子が行列上に配置されたX線センサを有しており、被写体を透過したX線を検出し、X線画像データへ変換する。複数の光電変換素子の離散的な二次元平面的配列によりX線検出領域及びX線検出面が定義される。X線検出面は、X線検出器106の一面に沿う方向であり、望ましくは上面と略平行である。X線検出器106は、撮影台の天板と略平行に配置され、かつ、X線検出器は天板と略平行に移動するため、X線検出面に沿ってX線検出器106が移動する。
またX線検出器106は、X線撮影制御装置107と接続され、X線画像データを読み取りエリアやビニングサイズ等の撮影実施情報とX線検出器移動距離等の位置情報と共にX線撮影制御装置107へ送信する。また、X線検出器106は、X線撮影制御装置107よりデフォルト位置情報を受信し、撮影準備処理を行う。X線画像データ、撮影実施及び位置情報の送信は、X線撮影制御装置107と接続されたケーブルによる有線通信、あるいは無線通信を用いて行われる。なお、X線撮影制御装置107は、X線検出器106の位置情報を、移動機構制御部1063を介してX線制御部104から受信することとしてもよい。
X線撮影制御装置107は、X線撮影システム101を統合的に制御する制御装置である。X線撮影制御装置107は、X線制御部104、X線検出器106と連携したX線撮影、再構成処理、階調処理等の画像処理、X線撮影を含む検査の実施、操作部108、表示部109への入出力、ネットワーク113を介した外部装置との送受信等を制御する。X線撮影制御装置107は、画像処理部110、制御部111、通信回路112を有している。
X線撮影制御装置107は、X線発生部102とX線検出器106とを用い、被写体に対して複数の異なる角度からX線を照射して得られる投影画像からトモシンセシス画像を得るトモシンセシス撮影の制御方法を実行する。X線撮影制御装置107は、X線制御部104及びX線検出器106と接続し、X線撮影により得られる投影画像と投影画像を得た際のX線検出器106及びX線発生部102の位置情報とを取得し、画像処理部110を駆動する。
画像処理部110は、受信したX線画像データに対する階調処理、ノイズ低減処理等の画像処理を実施する。また、画像処理部110は、X線画像データと位置情報を使用して再構成処理を行うことにより再構成画像を生成する。再構成により得られた画像は表示部109に表示される。ここで、トモシンセシス撮影により得られる投影画像から再構成される画像を特にトモシンセシス画像と呼ぶ。トモシンセシス画像は、三次元のボリュームデータ、あるいはボリュームデータから生成される二次元断層画像のいずれかである。二次元断層画像は、撮影台の座標系と断面の位置関係の観点から、コロナル画像、オブリーク画像、サジタル画像、アキシャル画像に分類される。
制御部111は、検査実施及び撮影実施に関わる制御、あるいは保留検査、終了検査の実施情報やX線画像データの保存・読み出しを行う。通信回路112は、通信I/Fを介して、X線制御部104とX線検出器106へX線照射準備要求、X線照射準備キャンセル要求のほか、蓄積時間、ビニング条件、フレームレート等の種々の駆動条件を送信する。また、通信回路112は、X線制御部104とX線検出器106からX線画像データ、撮影実施情報、位置情報を受信する。また、通信回路112は、ネットワーク113を介して、検査要求情報の受信、検査実施情報の送信、X線画像データやトモシンセシス画像データの出力を行う。
X線撮影制御装置107は、ネットワーク113を介してHIS/RIS114やPACS115、Viewer116、プリンタ117と接続される。HIS/RIS114は、放射線科における患者情報や検査要求情報等の情報を管理する病院内/放射線科情報管理システムである。PACS115は、画像保存を主目的としたサーバーである。Viewer116は、PACS115と接続され、主に高精細モニタを用いてX線撮影システム101で撮影した画像の検像作業や詳細な後処理、診断作業を行う。プリンタ117は、X線画像データやトモシンセシス画像データをプリント出力する。
図2は、制御部111のハードウェア構成を示す図である。制御部111は、CPU201、ROM202、RAM203、記憶装置204、入力検出部205、通信インターフェース206、グラフィックスボード207及びディスプレイドライバ208を有している。これらは、データバス等のシステムバスを介して互いに接続されている。
CPU201は、制御部111全体の制御を行うものであり、ROM202に格納されている命令プログラムを実行することで制御部111の制御を実施する。また、CPU201は、ディスプレイドライバ208を介した表示部109への出力制御、及び入力検出部205を介した操作部108の入力制御を行う。RAM203は、CPU201が命令プログラムによる制御を行う際に作業用の記憶領域を提供するものである。記憶装置204は、X線画像データ等各種データを保存する、HDDやSSD等の補助記憶装置である。
通信インターフェース206は、通信回路112との接続を行う通信インターフェースである。通信インターフェース206により通信回路112を介して、制御部111とX線制御部104、X線検出器106、ネットワーク113との間でデータの送受信を行う。グラフィックスボード207は、GPU及びビデオメモリを含む汎用グラフィックスボードである。X線撮影システム101は、画像処理部110の実行時にグラフィックスボード207を利用する。グラフィックスボード207は主に断層画像の再構成処理や画像処理を行う際に使用される。ディスプレイドライバ208は、制御部111から表示部109を制御するためのソフトウェアである。
なお、後述する制御部111の機能や処理は、CPU201がROM202又は記憶装置204に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
図3は、制御部111のソフトウェア構成を示す図である。制御部111は、撮影手技情報保存部301、検査情報保存部302、撮影制御部303、再構成制御部304、転送制御部305及び検査オーダ取得部306を有している。撮影手技情報保存部301は、撮影手技情報の保存、更新、削除、検索を行う。撮影手技情報とは、撮影部位や撮影方向等撮影手技を特定するための情報、撮影条件、画像処理パラメータ、再構成パラメータ、ストレージ転送設定、プリント出力設定等撮影実施から後処理、画像出力設定まで撮影手技毎に設定可能な項目である。検査情報保存部302は、実施予定あるいは実施済みの検査に関する検査情報の登録、更新、削除、検索を行う。検査とは、複数の撮影単位を包含する概念である。検査情報は各々の検査の指示内容(オーダ)と検査結果であり、患者情報、それぞれの検査で実施する撮影手技情報、投影画像データ、トモシンセシス画像データ、トモシンセシス画像に対して適用する編集処理の内容、各画像データの転送選択結果、を含む。
検査オーダ取得部306は、検査オーダを取得する処理を行う。検査オーダの取得方法には、RIS等の外部システムからネットワークを介して取得する方法と、X線撮影システム101の利用者が操作部108を介して手動でオーダを入力する方法がある。撮影制御部303は、検査対象のオーダで指定された撮影手技情報から撮影条件を抽出し、通信回路112を介してX線制御部104とX線検出器106を制御して、該撮影条件に基づいてトモシンセシスの投影画像の撮影を実施する。撮影制御部303は、X線撮影により得られる投影画像と投影画像を得た際の撮影実施情報を取得し、それらを検査情報保存部302に保存する。
再構成制御部304は、検査オーダで指定された画像処理パラメータと再構成パラメータに基づき、画像処理部110を制御して、撮影制御部303が生成した投影画像データに対して再構成画像処理を実行する。そして、再構成制御部304は、得られたトモシンセシス画像データと再構成パラメータの内容を表示部109の再構成画面に表示する。利用者は該画面で再構成の結果を確認し、画像処理パラメータを設定して再構成画像の調整を行うことができる。また利用者は、トモシンセシス画像の転送選択を行うことができる。再構成制御部304は、トモシンセシス画像データと再構成パラメータの内容、転送選択の結果を検査情報保存部302に保存する。
転送制御部305は、検査情報保存部302から、検査で作成された画像情報、再構成パラメータの内容、転送選択結果を読み出し、表示部109の転送確認画面に表示する。さらに転送制御部305は、通信回路112を通じてPACS115に画像データを送信する。なお、他の例としては、再構成制御部304及び転送制御部305は、制御部111とは独立した再構成用のワークステーションに配置されるものとしてもよい。
図4は、制御部111によるトモシンセシス画像の撮影制御処理を示すフローチャートである。本撮影制御処理は、X線撮影システム101が検査オーダ取得部306を介して検査オーダを取得した後に実行される処理である。本撮影制御処理において、該検査も実施される。制御部111は、検査の開始時に、検査に含まれる複数の撮影手技の一覧を表示部109に表示する。利用者は操作部108を通じて実施する撮影手技を順に選択する。これに対応し、制御部111は、それぞれの撮影手技について、後述のS401〜S405の処理を実行する。
S401において、撮影制御部303は、複数の撮影手技の中から、利用者により選択された撮影手技を1つ選択し、選択した撮影手技に従い、トモシンセシスの投影画像の撮影が行われるように制御する。具体的には、撮影制御部303は、撮影手技情報から撮影条件を抽出し、通信回路112を介してX線制御部104とX線検出器106に該撮影条件を送信する。撮影条件には、例えば投影画像の撮影枚数、投影画像の撮影間隔、X線照射位置の範囲の情報、X線検出器106の駆動パラメータ等が含まれる。
X線制御部104及びX線検出器106は、受信した撮影条件に基づき、X線照射とX線検出の準備を行う。その後、利用者は被写体を撮影台105の上に配置し、中心位置(アイソセンタ位置)の設定、位置合わせ透視を行う。その後に、制御部111は、トモシンセシス投影画像の撮影を実行するよう制御する。撮影制御部303は、X線制御部104とX線検出器106から、投影画像と撮影実施情報を受信し、検査情報保存部302に保存する。撮影実施情報には、X線センサの読み取りエリアやビニングサイズ、X線検出器移動距離等の情報が含まれる。さらに撮影制御部303は、投影画像を表示部109の撮影画面に表示する。
次に、S402において、再構成制御部304は、検査オーダで指定されたデフォルトの再構成パラメータと画像処理パラメータを取得する。再構成パラメータには、再構成の方式(FBPやシフト加算等)、再構成フィルタの種類(Ramp、Chesler等)が含まれる。再編成パラメータにはまた、再構成フィルタのパラメータ(カットオフ周波数等)、断層画像のスライスピッチとスライス数、ノイズ抑制レベル、等が含まれる。
次に、撮影画面において再構成の指示を受けると、再構成制御部304は、取得したデフォルトの再構成パラメータと画像処理パラメータを用いて、画像処理部110を制御し、投影画像に対して再構成画像処理を実施する。再構成画像処理の実施中、再構成制御部304は、表示部109に再構成画面を表示する。再構成画像処理が完了すると、再構成制御部304は、生成したトモシンセシス画像、再構成パラメータ、画像処理パラメータを検査情報保存部302に保存する。また再構成制御部304は、生成したトモシンセシス画像、再構成パラメータ、画像処理パラメータを表示部109の再構成画面に表示する。再構成制御部304は、利用者によって撮影画面への遷移が指示された場合は、表示部109に撮影画面を表示し、トモシンセシス画像の撮影画像サムネイル1011を、撮影画面に表示する。
次に、S403において、再構成制御部304は、トモシンセシス画像に対する後処理を行う。トモシンセシス画像への後処理には、画像の編集処理、再撮影処理、再構成の追加処理、写損処理が含まれる。画像の編集処理が要求された場合には、再構成制御部304は、要求された編集処理の内容を検査情報保存部302に保存して、編集処理を実施し、その結果を表示部109の再構成画面に表示する。ある画像データについて写損処理が要求された場合には、再構成制御部304は、該画像データの転送選択結果を「OFF」に変更し、検査情報保存部302に保存する。
再構成制御部304は、再構成の追加処理が要求された場合には(S404でYES)、処理をS402へ進め、再び、再構成処理を実行する。その際に、再構成制御部304は、デフォルトの再構成パラメータと画像処理パラメータの代わりに、S403において利用者により指定された再構成パラメータと画像処理パラメータを用いて、再構成画像処理を行う。再構成制御部304は、再撮影処理が要求された場合には(S405でYES)、処理をS401へ進める。この場合、制御部111は再び投影画像の撮影が実施されるよう制御する。複数の撮影手技それぞれに対するS401〜S405の繰り返し処理がすべて終了すると、制御部111は、処理をS406へ進める。S406以降の処理において、制御部111は、通信回路112を介して、PACS115に対して転送処理を実行する。
S406において、転送制御部305は、表示部109に転送確認画面を表示する。転送確認画面には、検査に係る投影画像、トモシンセシス画像およびこれらの画像の情報と、転送選択結果が表示される。ここで、S406の処理は、表示制御処理の一例である。S406における詳細な処理及び転送確認画面については後述する。次に、転送制御部305は、転送処理の対象の検査から、撮影完了済みである撮影手技すべてを取得し、同一のプロトコルに含まれる全ての画像情報に対し、S407及びS408の処理を行う。
S407において、転送制御部305は、1つの画像情報を取得する。そして、取得した画像情報を処理対象の対象画像情報とし、対象画像情報の転送選択結果を確認する。転送制御部305は、転送選択結果が「ON」の場合、すなわち対象画像情報の選択指示を受け付けている場合には(S407でYES)、処理をS408へ進め。転送制御部305は、転送選択結果が「ON」でない場合は(S407でNO)、S408の処理を行うことなく、S407に戻り、未選択の画像情報を選択する。S408において、転送制御部305は、通信回路112を介してPACS115に対して、投影画像あるいはトモシンセシス画像を送信する(送信処理)。以上で、撮影制御処理が終了する。
図5は、S401において表示される撮影画面501の一例を示す図である。撮影画面501は、制御部111が表示部109に表示するよう制御する。撮影画面501には、画像表示領域502、ステータス表示領域503、患者情報表示領域507、検査情報領域508及び撮影手技表示領域509が設けられている。撮影画面501にはまた、シングルビューボタン504、マルチビューボタン505、フレームビューボタン506、患再構成ボタン10、撮影画像サムネイル511及び撮影予定サムネイル512が表示されている。
撮影画面501にはまた、Window Level編集欄513、Window Width編集欄514、検査保留ボタン515、転送ボタン516及び検査終了ボタン517、が表示されている。撮影画面501にはまた、アノテーション表示ボタン518、右回転ボタン519、左回転ボタン520、左右反転ボタン521、上下反転ボタン522、白黒反転ボタン523、Lマークボタン524及びRマークボタン525が表示されている。撮影画面501にはまた、切出ボタン526、マスクボタン527、再撮影ボタン528、写損ボタン529、Undoボタン530、リセットボタン531が表示されている。
画像表示領域502には、静止画撮影後の撮影画像、あるいは再構成処理後のトモシンセシス画像がプレビュー表示される。動画撮影中は、画像表示領域502には、撮影画像がリアルタイムでプレビュー表示される。撮影後にプレビュー選択を切り替えた場合は、画像表示領域502には、プレビュー選択された撮影画像がプレビュー表示される。また、画像表示領域502には、設定に応じて患者情報、検査情報、照射条件等がアノテーション表示される。検査開始直後の初期状態では、画像表示領域502に画像は表示されず、図4を参照しつつ説明したS401においては撮影により得られた投影画像が表示される。
ステータス表示領域503は、X線制御部104やX線検出器106から通知されたステータスを表示する領域である。X線制御部104がX線照射不可あるいはX線検出器106がX線検出不可な場合、ステータス表示領域503には、「Not Ready」が表示される。また、X線制御部104がX線照射可能及びX線検出器106がX線検出可能である場合は、ステータス表示領域503には、「Ready」が表示される。
シングルビューボタン504は、画像表示領域502にプレビュー選択されている画像の1フレームを表示するシングルビューへ切り替えるボタンである。複数フレームの画像の場合、プレビュー表示中にキーボードやマウス操作によって別フレームの表示や動画再生も可能である。マルチビューボタン505は、画像表示領域502を格子状の複数表示領域に区切り、実施中の検査内で撮影された画像群を並列表示するマルチビューへ切り替えるボタンである。フレームビューボタン506は、画像表示領域502を格子状の複数表示領域に区切り、プレビュー選択されている動画のフレーム画像群を並列表示するフレームビューへ切り替えるボタンである。患者情報表示領域507は、患者名、患者IDといった患者情報が表示される領域である。
検査情報領域508には、検査IDや検査記述といった検査情報が表示される。また、撮影手技表示領域509に、検査で選択されている撮影手技が並べて表示される。撮影手技表示領域509には、再構成ボタン510、撮影画像サムネイル511及び撮影予定サムネイル512が含まれる。撮影手技表示領域509には、撮影手技名称等の撮影手技情報と、実施した全ての撮影画像サムネイル511が表示されている。検査開始直後の初期状態では、一度も撮影が行われていないため、撮影画像サムネイル511は表示されない。
再構成ボタン510は、プレビュー選択中の画像を含むトモシンセシス撮影手技に対して再構成処理の実施を指示するボタンである。再構成ボタン510は、トモシンセシス以外の撮影手技では表示されない。また、トモシンセシス撮影手技が複数表示されている場合は、プレビュー選択中の画像を含むトモシンセシス撮影手技以外は全てボタンが無効となる。利用者は、S403(図4)において、再構成ボタン510より指示を与えることで、一度再構成処理を行ったトモシンセシス撮影手技に対して、遡及的に再構成のやり直しを実施することが可能となる。
撮影画像サムネイル511は、撮影画像に対応したサムネイル画像と撮影種別マークを含む画像である。撮影種別マークは、静止画、透視、シネ、トモシンセシス画像の撮影種別を区別可能なマークである。例えば、シネは「C」、トモシンセシス画像は「T」となる。撮影画像サムネイル511を選択することでプレビュー表示が切り替わる。また、次回照射予定選択中の撮影手技表示領域509には、次回照射時にサムネイル追加が予定される箇所にブランク表示された撮影予定サムネイル512が表示される。照射予定選択状態を解除すると撮影予定サムネイル512は非表示となる。
Window Level編集欄513及びWindow Width編集欄514は、プレビュー選択中の画像に対するウィンドウレベルとウィンドウ幅を編集するための入力欄である。編集ボックスの表示値を変更する、あるいは画像表示領域502上でマウスドラッグすることで編集がプレビュー表示中の画像に対して適用される。制御部111は、これらの入力欄への入力値等に応じてウィンドウレベル及びウィンドウ幅を編集する。
検査保留ボタン515は、実施中の検査の保留を指示するボタンである。検査保留ボタン515が押下されると、制御部111は検査保留処理を実施する。転送ボタン516は、実施中の検査に含まれる画像のPACS転送を指示するボタンである。転送ボタン516が押下されると、転送制御部305は転送確認画面を表示して、転送処理を実施する。検査終了ボタン517は、実施中の検査の終了を指示するボタンである。検査終了ボタン517が押下されると、制御部111は検査終了処理を実施する。
アノテーション表示ボタン518は、画像表示領域502上に表示されるアノテーションの表示、非表示を切り替えるボタンである。制御部111は、撮影画像及びトモシンセシス画像に対しアノテーションを付加、削除することができる。右回転ボタン519は、プレビュー表示中の撮影画像を右回転させるボタンである。左回転ボタン520は、プレビュー表示中の撮影画像を左回転させるボタンである。左右反転ボタン521は、プレビュー表示中の撮影画像を左右反転させるボタンである。上下反転ボタン522は、プレビュー表示中の撮影画像を上下反転させるボタンである。白黒反転ボタン523は、プレビュー表示中の撮影画像のWindow値を反転させるボタンである。制御部111は、これらのボタン操作に応じて、撮影画像を幾何変換することができる。なお、制御部111は、同様に、ボタン操作に応じて、トモシンセシス画像に対しても幾何変換を行うことができる。ここで、幾何変換は編集処理の一例である。
Lマークボタン524は、プレビュー表示中の撮影画像上に側性マーカー「L」を配置させるボタンである。Lマークボタン524はON/OFF切り替え可能であり、ONで「L」を配置し、OFFで「L」を削除する。Rマークボタン525は、プレビュー表示中の撮影画像上に側性マーカー「R」を配置させるボタンである。Rマークボタン525はON/OFF切り替え可能であり、ONで「R」を配置し、OFFで「R」を削除する。切出ボタン526は、プレビュー表示中の撮影画像に対する関心領域の切り出し設定を指示するボタンである。マスクボタン527は、プレビュー表示中の撮影画像に対するマスク処理を指示するボタンである。
再撮影ボタン528は、プレビュー選択中の画像を含む撮影手技に対して再撮影を指示するボタンである。ここで示す再撮影とは、再撮影を指示された画像に対して写損処理を実施し、同一撮影手技を新規で追加する処理を指す。写損ボタン529は、プレビュー選択中の画像に対して写損を指示するボタンである。写損処理が実施されると、画像情報に含まれる転送選択結果がOFFに切り替えられる。Undoボタン530は、プレビュー選択中の画像に対する処理の履歴を新しい順に戻すUndo処理を指示するボタンである。リセットボタン531は、プレビュー選択中の画像に対する処理を全て破棄し、撮影直後の状態に戻すリセット処理を指示するボタンである。
次に、S402、S403において表示される再構成画面について説明する。再構成画面は、制御部111が表示部109に表示するよう制御する。図6は、再構成画面601の一例を示す図である。再構成画面601には、画像表示領域602及びスライダー603が設けられている。再構成画面601にはまた、ツールバー604、コロナル断面ボタン605、オブリーク断面ボタン606及びフレームビューボタン607が表示されている。再構成画面601にはまた、再構成方式メニュー608、再構成フィルタタイプメニュー709、再構成フィルタDC欄610、カットオフ周波数欄611、断層ピッチ欄612及びスライス枚数欄613が表示されている。再構成画面601にはまた、ノイズ低減欄614、再構成ボタン615及びデフォルト設定ボタン616が表示されている。再構成画面601にはまた、フレーム再生範囲つまみ617、Window調整ボタン618、再生処理ボタン619、再構成キャンセルボタン620、再構成確定ボタン621及び3Dスライダー622が表示されている。
画像表示領域602には、再構成処理後のトモシンセシス画像がプレビュー表示される。また、再構成処理実施中は、画像表示領域602には、ユーザに再構成処理中であることを報知するプログレスバーが表示され、再構成処理完了と同時にトモシンセシス画像が表示される。スライダー603は、プレビュー表示中のトモシンセシス画像における表示中のフレーム画像の確認、フレーム画像の切り替えのためのユーザインタフェースである。トモシンセシス画像のプレビュー表示と同時にスライダー603の横の上端から下端までに、プレビュー表示中のトモシンセシス画像の全有効フレーム分のメモリが均等に表示される。ここで、有効フレーム分のみ指定可能に制御することにより、誤って無効フレームを表示してしまう可能性を減らしている。スライダー603上を選択あるいはドラッグすることで選択されたメモリに対応した番号のフレームが画像表示領域602に表示される。
ツールバー604には、プレビュー表示中のトモシンセシス画像に対する処理を指示するコントロールが配置される。配置されるコントロールは、撮影画面501における518〜531と同様である。コロナル断面ボタン605は、画像表示領域602に表示するトモシンセシス画像をコロナル断面で表示するよう指示するボタンである。当該ボタンは、図6の再構成画面601が表示された初期状態で選択可能状態とされ、かつ、オン状態(選択状態)とされている。オブリーク断面ボタン606は、画像表示領域602に表示するトモシンセシス画像をオブリーク断面で表示するよう指示するボタンである。フレームビューボタン607は、画像表示領域602を格子状の複数表示領域に区切り、プレビュー表示中のトモシンセシス画像のフレーム画像群を並列表示するフレームビューへ切り替えるボタンである。フレームビューボタン607は、オブリーク断面表示中は、無効となりフレームビュー表示不可能となる。
再構成方式メニュー608は、FBP(Filtered Back Projection)法やシフト加算法、逐次近似再構成法といった再構成方式を選択するコントロールである。再構成フィルタタイプメニュー609は、再構成処理を行う際に使用するフィルタタイプを選択するコントロールである。再構成フィルタDC欄610は、再構成処理を行う際に使用するフィルタのDCパラメータを編集するコントロールである。カットオフ周波数欄611は、再構成処理を行う際に使用するフィルタのカットオフ周波数を編集するコントロールである。断層ピッチ欄612は、再構成処理を行う際のフレーム間の厚みを編集するコントロールである。スライス枚数欄613は、再構成処理を行う際の総フレーム数を編集するコントロールである。ノイズ低減欄614は、再構成処理を行う際にノイズ低減処理を適用するか否かを切り替えるコントロール、及び適用する際の影響度を編集するコントロールである。
再構成ボタン615は、再構成処理の実施を指示するボタンである。再構成ボタン615が押下された時点で入力されている再構成パラメータを使用して再度再構成が実施される。この時、プレビュー表示中のトモシンセシス画像と同じ投影画像が用いられる。デフォルト設定ボタン616は、プレビュー表示中のトモシンセシス撮影手技のデフォルト再構成パラメータの変更を指示するボタンである。デフォルト設定ボタン616が押下されると、S403(図4)において、再構成制御部304は処理中のトモシンセシス撮影手技のデフォルトの再構成パラメータを更新する。フレーム再生範囲つまみ617は、範囲指定往復再生時の再生範囲を指定するコントロールである。最小フレーム番号、中心フレーム番号、最大フレーム番号を指定するつまみで構成される。それぞれのつまみを移動することで、指定した最小フレーム番号から最大フレーム番号までの範囲が再生範囲として設定される。
Window調整ボタン618は、Window調整用コントロールの表示・非表示を切り替えるボタンである。Window調整ボタン618をONに切り替えると、3Dスライダー622の表示領域に、図7に示すWindow調整画面701が表示される。Window調整ボタン618をOFFに切り替えると、Window調整画面701が非表示となり、3Dスライダー622が表示される。再生処理ボタン619は、再生処理用コントロールの表示・非表示を切り替えるボタンである。再生処理ボタン619をONに切り替えると、3Dスライダー622の表示領域に、図8に示す再生処理画面801が表示される。再生処理ボタン619をOFFに切り替えると、再生処理画面801が非表示となり、3Dスライダー622が表示される。
再構成キャンセルボタン620は、プレビュー中のトモシンセシス画像の破棄を指示するボタンである。再構成キャンセルボタン620が選択された場合、制御部111は、トモシンセシス画像及び画像情報を保存せずに、S402の処理を終了する。このとき画面表示は撮影画面501へ遷移する。撮影画面501では、再構成画面の表示前にプレビューされていた画像が継続してプレビュー選択される。再構成確定ボタン621は、プレビュー中のトモシンセシス画像の保存確定を指示するボタンである。再構成確定ボタン621が選択された場合、制御部111は、プレビュー中のトモシンセシス画像を記憶装置204に保存する。その後、S402の処理が完了する。そして、画面表示は撮影画面501へ遷移する。
3Dスライダー622は、生成したトモシンセシス画像のフレームを擬似的に3D表示し、表示フレーム(断面表示)の指定を行うコントロールである。3Dスライダー622上に、各トモシンセシス画像のフレームの位置関係を相対的に示した罫線が表示され、表示フレーム画像と同じフレーム番号の位置に縮小画像が表示される。3Dスライダー622上の罫線を選択する、あるいはマウスでドラッグすることで表示フレームを容易に切り替えることができる。ここで、3Dスライダー622上に表示される罫線は、トモシンセシス画像の有効フレーム分のみが表示される。また、断層ピッチやスライス枚数の編集に連動して、再構成処理後の各トモシンセシス画像のフレームの位置関係を現在の状態に重ねてプレビュー表示する。これにより、操作者が断層ピッチやスライス枚数を変更した際の厚みの変化を容易に把握することが可能となる。以上の構成となる再構成画面601が表示される。
図9は、S406(図4)において表示される転送確認画面901の一例を示す図である。転送確認画面901は、制御部111が表示部109に表示するよう制御する。転送確認画面901には、検査情報表示領域902、画像情報表示領域903、転送データ概要表示領域904が設けられている。さらに、転送確認画面901には、転送実行ボタン905及び転送キャンセルボタン906が表示されている。検査情報表示領域902には、実施中の検査のID、患者ID及び患者名が表示されている。画像情報表示領域903には、実施中の検査に含まれる画像情報、画像データを作成した際の再構成パラメータの内容、編集処理の内容、転送選択結果の対応付けがリスト形式で表示されている。転送データ概要表示領域904には、実施中の検査に含まれる画像データの中で、転送選択されている画像データについて、種別毎の数と、送信対象の情報のデータサイズの合計が表示される。
画像情報表示領域903のカラムについては、1カラムに対して画像情報に対応付けられる項目が1つ表示される。ここで、項目は属性の一例である。画像情報表示領域903のリスト部分については、1行に対して1つの画像情報が表示される。画像情報カラムには画像情報のIDと画像データに対応したサムネイルが表示される。サムネイル911は、図5に示したサムネイル511と同様に撮影種別マークを含んでいる。写損マーク912は、対象画像の転送選択結果が「OFF」であることをアイコンで表示する。トモシンセシス画像情報のサムネイルがダブルクリックされると、転送制御部305は、画面表示を再構成画面601に遷移させ、対応するトモシンセシス画像データ、再構成パラメータ及び編集処理の情報を表示するよう制御する。ここで、再構成パラメータは、再構成方式、再構成フィルタ、断層ピッチ、断層数、ノイズ抑制レベルのうち少なくとも1つを含む。編集処理は、フレーム選択、断面表示、アノテーション付加、幾何変換、ウィンドウ幅の変更及びウィンドウレベルの変更のうち少なくとも1つを含み、編集処理に係る情報は、これら編集処理に係る情報である。
種別カラムには画像の種別が表示される。トモシンセシス撮影検査の場合、投影画像とトモシンセシス画像の何れかが種別カラムに表示される。転送選択カラムには、画像データの転送選択結果が表示される。再構成方式カラムには、画像データを作成した際の再構成方式が表示される。再構成フィルタカラムには、画像データを作成した際に用いた再構成フィルタが表示される。
スライスカラムには、画像データのスライス情報として、ピッチとスライス数が表示される。フレーム選択カラムには、転送するフレームの番号が表示される。データサイズカラムには、画像データのサイズが表示される。備考カラムには、S403(図4)において、トモシンセシス画像に対して適用した編集処理の内容が表示される。編集処理には、トモシンセシス画像のオブリーク形式での表示や、オブリーク角度の調整、アノテーションの付加等が含まれる。なお、図9には示していないが、画像情報表示領域903に、再構成フィルタのカットオフ周波数やフィルタDC、ノイズ抑制レベルを表示するカラムを設けてもよい。
転送実行ボタン905は、転送処理の実行を指示するボタンである。転送実行ボタン905が押下された場合、転送制御部305はS408(図4)以降の処理を実行する。その後、X線撮影システム101は、画面表示を撮影画面501に遷移させる。転送キャンセルボタン906は、転送処理の破棄を指示するボタンである。転送キャンセルボタン906が押下された場合、転送制御部305は転送処理を中断し、撮影画面501に遷移する。以上の要素から構成される転送確認画面901が表示される。
転送確認画面901に画面遷移した直後の初期状態では、画像情報表示領域903のリスト部分は、画像データの作成日時の古い順、もしくは画像情報のIDの順番に表示される。利用者が、画像情報表示領域903のいずれかのカラム名の部分を、ダブルクリック等の操作によって指定すると、画像情報表示領域903のリスト部分は、該当するカラムの各行の値でソートして表示される。
転送確認画面901において、各画像情報の転送選択結果を変更することができる。利用者が、転送選択カラムの各行のセルを選択すると、図9に示すように、転送選択欄921が表示される。転送選択欄921には、転送選択の値「ON」と「OFF」のドロップダウンリストが表示される。利用者が何れかの値を選択すると、転送制御部305は、選択指示を受け付け(受付処理)、指定値をセルに表示すると共に、検査情報保存部302に保存されている転送選択結果を指定値に変更する。さらに転送制御部305は、変更後の転送選択結果を用いて、実施中の検査の中で転送選択されている画像データの種別毎の数と、データの合計サイズを再計算して、転送データ概要表示領域904に表示する。そして転送制御部305は、転送選択の値「ON」が選択された場合には、写損マーク912を削除し、転送選択の値「OFF」が選択された場合には、写損マーク912を表示する。
図10は、図4を参照しつつ説明した、転送確認画面表示処理(S406)における詳細な処理を示すフローチャートである。まずS1001において、転送制御部305は、実施中の検査のIDや患者情報と、検査で作成された画像情報、再構成パラメータの内容、トモシンセシス画像に対する編集処理の内容、転送選択結果を、検査情報保存部302から読み出す。次に、S1002において、転送制御部305は、転送データ概要を算出する。転送データ概要の算出フローについては、図11を参照しつつ後述する。
次に、S1003において、転送制御部305は、S1001において取得した検査ID及び患者情報を検査情報表示領域902に表示する。また、転送制御部305は、S1001において取得した各画像情報について、サムネイル画像や、該画像情報を生成した際に用いた再構成パラメータの内容、トモシンセシス画像に対する編集処理の内容を、画像情報表示領域903の各行に表示する。転送制御部305は、転送選択が「OFF」の画像情報については、写損マーク912を表示する。さらに、転送制御部305は、S1002において算出した転送データ概要を、転送データ概要表示領域904に表示する。
次に、S1004において、転送制御部305は、転送確認画面901で利用者からの指示入力を受け付ける。次に、S1005において、転送制御部305は、転送選択の変更指示か否か判断を行う。転送制御部305は、転送選択の変更指示である場合には(S1005でYES)、処理をS1002へ進め、再度、転送データ概要を算出する。一方、転送制御部305は、転送選択の変更指示でない場合には(S1005でNO)、処理をS1006へ進める。
S1006において、転送制御部305は、転送実行の指示か否か判断を行う。転送制御部305は、転送実行の指示の場合には(S1006でYES)、処理をS1007へ進める。転送制御部305は、転送実行の指示でない場合、すなわち利用者からの指示入力が、転送キャンセルボタン906を押下したことによる転送処理の破棄の指示である場合には(S1006でNO)、処理をS1008へ進める。S1007において、転送制御部305は、表示画面を撮影画面501に遷移させ、その後処理をS407(図4)へ進める。一方、S1008においては、転送制御部305は、表示画面を撮影画面501に遷移し、撮影制御処理を終了する。
図11は、図10を参照しつつ説明した、転送データ概要算出処理(S1102)における詳細な処理を示すフローチャートである。S1101において、転送制御部305は、投影画像数、トモシンセシス画像数、その他の画像数、合計サイズの値を初期値「0」に設定する。次に、検査に含まれるすべての画像情報に対し、S1102〜S1108の処理を行うことにより、投影画像数、トモシンセシス画像数、合計サイズを算出する。S1102においては、転送制御部305は、処理対象となる画像情報(以下、対象画像情報と称する)の転送選択結果が「ON」であるか否かを確認する。転送制御部305は、転送選択結果が「ON」の場合には(S1102でYES)、処理をS1103へ進める。転送制御部305は、転送選択結果が「ON」でない場合には(S1102でYES)、対象画像情報に対する処理を終了し、処理対象を次の画像情報に変更し、S1102の処理を行う。
S1103において、転送制御部305は、対象画像情報が投影画像の情報であるか否かを確認する。転送制御部305は、対象画像情報が投影画像の情報である場合には(S1103でYES)、処理をS1104へ進める。転送制御部305は、対象画像情報が投影画像の情報でない場合には(S1103でNO)、処理をS1105へ進める。S1104において、転送制御部305は、投影画像数に「1」を加算し、その後処理をS1108へ進める。
S1105において、転送制御部305は、対象画像情報がトモシンセシス画像の情報であるか否かを確認する。転送制御部305は、対象画像情報がトモシンセシス画像の情報である場合には(S1105でYES)、処理をS1106へ進める。転送制御部305は、対象画像情報がトモシンセシス画像の情報でない場合、すなわち静止画一般撮影等の画像の情報であるには(S1105でNO)、処理をS1107へ進める。
S1106において、転送制御部305は、トモシンセシス画像数に「1」を加算し、その後処理をS1108へ進める。S1107においては、転送制御部305は、その他の画像数に「1」を加算し、その後処理をS1108へ進める。S1108において、転送制御部305は、合計サイズに対象画像情報の画像サイズを加算する。転送制御部305は、検査に含まれるすべての画像情報について、S1102〜S1108の処理を終了すると、S1002(図10)の処理を終了し、処理をS1003(図10)へ進める。
以上のように、本実施形態に係る制御部111は、診断に適したトモシンセシス画像の情報の選択作業に有用な情報を包括的に提供することができる。したがって、利用者は、画像情報表示領域903の一覧表示を参照して、遡及的に実施した複数の再構成の画像情報を比較しながら、転送選択の結果をチェックすることができる。また利用者は、転送データ概要表示領域904の表示を参照して、転送選択した画像データの概要を容易に確認することができる。さらに、上記に述べた確認作業において、利用者が転送選択の誤りを発見した場合には、前述したようにカラム1009の各行のセルを操作することによって、転送選択結果を変更することができる。
再構成の処理条件や断層画像に対して施した操作内容は、前述のトモシンセシス撮影の転送画像データの選択作業を行う上で有用な情報である。これに対し、本実施形態の制御部111は、単に再構成で得られた断層画像データを表示するだけでなく、遡及的に実施した各々の再構成で与えた処理パラメータを比較可能な形で表示する。これにより、利用者による転送画像データの選択作業の正確性と効率が向上することが期待できる。
また、ある断層画像データに対して診療放射線技師が側性等のアノテーションを付加した場合、その診療放射線技師は該画像データが診断に適していると考えた可能性が高い。そこで、この場合、制御部111は利用者に対して、画像データにアノテーションが付加されている旨を注意喚起するための表示を行う。これにより、該画像データが選択されずに転送対象から漏れてしまう人的ミスの可能性が低減すると期待できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係るX線撮影システム101について説明する。第2の実施形態に係る制御部111は、トモシンセシス撮影検査において再構成を遡及的に行う場合に、転送確認画面901の画像情報表示領域903に、トモシンセシス画像情報の依存関係を表示する。本実施形態においては、撮影画面501、再構成画面601、転送確認画面901の各画面における利用者の操作履歴情報が、図3の検査情報保存部302に保持される。そして、転送制御部305は、操作履歴情報を用いて、トモシンセシス画像情報の依存関係を表示する。
次に、第2の実施形態に係るX線撮影システム101について説明する。第2の実施形態に係る制御部111は、トモシンセシス撮影検査において再構成を遡及的に行う場合に、転送確認画面901の画像情報表示領域903に、トモシンセシス画像情報の依存関係を表示する。本実施形態においては、撮影画面501、再構成画面601、転送確認画面901の各画面における利用者の操作履歴情報が、図3の検査情報保存部302に保持される。そして、転送制御部305は、操作履歴情報を用いて、トモシンセシス画像情報の依存関係を表示する。
図12は、操作履歴情報1201の一例を示す図である。操作履歴情報1201は、画面に対して行われた利用者の操作履歴を、時系列にリスト形式で保持する。カラム1202には操作IDが保持される。カラム1203には、操作を実行した時点で表示されていた画面の名前が保持される。カラム1204には、操作の内容が保持される。カラム1205には、操作を実行した時点で表示されていた画像情報のIDが保持される。カラム1206には、操作によって生成された画像情報のIDが保持される。カラム1207には、操作によって画面遷移が発生した場合の、遷移先画面の名前が保持される。操作履歴情報1201は、再構成制御部304が例えば記憶装置204等の記憶部に記録する。
図13は、第2の実施形態に係る転送確認画面1310の一例を示す図である。転送確認画面1310には、第1の実施形態において図9を参照しつつ説明した転送確認画面901と同様に、検査情報表示領域902、画像情報表示領域1311及び転送データ概要表示領域904が設けられている。また、転送確認画面1310には、転送実行ボタン905及び転送キャンセルボタン906が表示されている。
画像情報表示領域1311には、リスト中の各行の間に、トモシンセシス画像情報の依存関係を示すリンク1301、リンク1303及びリンク1305が表示されている。各リンク1301、1303、1305の終点はトモシンセシス画像情報を表し、リンクの始点は該トモシンセシス画像情報を生成する際の元となった画像情報を表している。さらに、画像情報表示領域1311には、各リンクに対して、終点のトモシンセシス画像情報を生成するために実施された操作の内容が、説明文1302、説明文1304、説明文1306として表示されている。
リンク1301と説明文1302は、撮影画像ID001に再構成処理を施すことによって、トモシンセシス画像情報ID002が生成されたことを表している。すなわち、リンク1301は、投影画像とトモシンセシス画像の間の関係を示している。リンク1303と説明文1304は、トモシンセシス画像情報ID002の再構成フィルタを変更して再構成処理を実行した後に、オブリーク表示の操作を加えることによって、トモシンセシス画像情報ID003が生成されたことを表している。リンク1305と説明文1306は、トモシンセシス画像情報ID002の再構成方式を変更して再構成処理を実行した後に、側性マーカーを配置することによって、トモシンセシス画像情報ID004が生成されたことを表している。すなわち、リンク1303、1305は、トモシンセシス画像とトモシンセシス画像の間の関係を示している。
図14は、第2の実施形態の他の例に係る転送確認画面1410を示す図である。転送確認画面1410においては、画像情報はリスト形式に替えてツリー形式で表示される。画像情報表示領域1411において、実施中の検査に含まれる画像情報は、ノード1401、ノード1402、ノード1403、ノード1404として表示され、ノードの間にリンクと説明文が表示される。ノードは、階層的に表示され、リンクの始点ノードが上位に、リンクの終点ノードが下位に配置される。
なお、画像情報の表示形式は実施形態に限定されるものではない。例えば、画像情報はリスト形式及びツリー形式以外の方法で表示されてもよい。また、トモシンセシス画像情報の依存関係を表示する際に、リンクを有向線以外の方法で表示されてもよい。また、説明文をテキスト形式以外の方法で表示されてもよい。
第1の実施形態において図10を参照しつつ説明したS1003の処理において、上述のリンクと説明文の抽出が行われ、本実施形態に係る転送確認画面1310が表示される。図15は、リンクと説明文を抽出する抽出処理を示すフローチャートである。まず、S1501において、転送制御部305は、検査情報保存部302から操作履歴情報1201をRAM203に読み込む。次に、検査に含まれるすべての画像情報に対し、S1502〜S1510の処理を行うことにより、各画像情報のリンクと説明文を特定する。
S1502において、転送制御部305は、処理対象の画像情報(対象画像情報)の画像情報IDがトモシンセシス画像情報であるか否かを確認する。転送制御部305は、トモシンセシス画像情報の場合には(S1502でYES)、処理をS1503へ進める。転送制御部305は、トモシンセシス画像情報でない場合には(S1502でNO)、対象画像情報に対する処理を終了し、処理対象を次の画像情報に変更し、S1502の処理を行う。
S1503において、転送制御部305は、画像情報IDの再構成確定指示を実行した操作OPを抽出する。具体的には、転送制御部305は、RAM203に配置された操作履歴情報1201を走査して、カラム1204の「操作内容」の値が「再構成確定指示部の押下」に等しく、かつカラム1205の「表示中の画像」の値がIDに等しい行を抽出する。例えばIDが「ID003」の場合は、S1504において、カラム1202の「操作ID」の値が「OP5840」の行が、操作OPとして抽出される。次に、S1504において、転送制御部305は、画像情報IDの再構成指示を実行した操作OP'を抽出する。具体的には、転送制御部305は、S1503で求めた行を出発点として、操作履歴情報1201を時系列の逆順に走査して、カラム1204の「操作内容」の値が「再構成指示部の押下」に等しい最初の行を抽出する。例えば、画像情報IDが「ID003」の場合は、S1504において、カラム1202の「操作ID」の値が「OP5830」の行が、操作OP'として抽出される。
次に、S1505において、転送制御部305は、操作OP'のカラム1205の「表示中の画像」の値を画像情報ID'に設定する。画像情報IDが「ID003」の場合は、画像情報ID'は「ID002」となる。S1503とS1504の手順から、画像情報ID'が撮影画面に表示されているときに、操作OP'によって再構成処理が指示されて再構成画面に遷移し、その後、操作OPによって画像情報IDの再構成パラメータが確定したと言える。すなわち、トモシンセシス画像情報IDと画像情報ID'の間に依存関係が存在する。次に、S1506において、転送制御部305は、画像情報ID'を始点、画像情報IDを終点とするリンクLを生成する。
S1507以降の処理では、リンクLに付加する説明文を求める。S1507において、転送制御部305は、画像情報ID'がトモシンセシス画像情報か否かを判断する。転送制御部305は、トモシンセシス画像情報の場合には(S1507でYES)、処理をS1508へ進める。転送制御部305は、トモシンセシス画像情報でない場合、すなわち、撮影画面に投影画像が表示されている状態から再構成が指示されて、画像情報IDが生成された場合には(S1507でNO)、処理をS1510へ進める。
S1508において、転送制御部305は、検査情報保存部302から、画像情報IDと画像情報ID'を生成した際に用いた再構成パラメータと編集処理のパラメータを読み出し、それらの変更点Cを抽出する。例えば、画像情報IDが「ID003」の場合は、図14から、再構成フィルタが「Chesler」に、選択フレームが「5−15」に、それぞれ変更され、さらにオブリーク表示が行われたことが分かる。次に、S1509において、転送制御部305は、変更点CをリンクLの説明文とする。一方、S1510においては、転送制御部305は、リンクLの説明文を「再構成の実施」とする。
図16は、リンクと説明文の抽出結果の一例を示す図である。カラム1601及びカラム1602は、それぞれリンクの始点及び終点を、カラム1603は、リンクの説明文を表す。図16の情報は、図10のS1003において、転送制御部305により、図13のリンク1301、リンク1303、リンク1305、説明文1302、説明文1304、説明文1306として、画像情報表示領域1311に表示される。なお、本実施形態に係るX線撮影システム101のこれ以外の構成及び処理は、第1の実施形態に係るX線撮影システム101の構成及び処理と同様である。
本実施例で説明した構成によって、利用者は、画像情報表示領域1311のリンクを参照して、遡及的に実施したトモシンセシス画像情報の依存関係を容易に把握することができる。また利用者は、リンクに付加された説明文を参照することによって、トモシンセシス画像情報を生成するために実施した操作の内容を容易に把握することができる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係るX線撮影システム101について説明する。第3の実施形態に係る制御部111は、転送内容のチェックルールを定義する機能と、該チェックルールを元に、実施中の検査に含まれる画像情報の転送選択結果のチェックを機械的に行う機能を有している。
次に、第3の実施形態に係るX線撮影システム101について説明する。第3の実施形態に係る制御部111は、転送内容のチェックルールを定義する機能と、該チェックルールを元に、実施中の検査に含まれる画像情報の転送選択結果のチェックを機械的に行う機能を有している。
図17は、第3の実施形態に係る転送確認画面1710の一例を示す図である。転送確認画面1710は、検査情報表示領域902、画像情報表示領域903、転送データ概要表示領域904及びチェック結果表示領域1703が設けられている。転送確認画面1710にはまた、転送実行ボタン905、転送キャンセルボタン906、転送チェックボタン1701及びチェックルール参照ボタン1702が表示されている。以下、転送確認画面1710について、図9を参照しつつ説明した第1の実施形態に係る転送確認画面901と異なる点について説明する。
転送チェックボタン1701は、転送チェックの実行を指示するボタンである。ここで、転送チェックとは、転送内容が予め定められた転送条件を満たしているか否かを確認する処理である。転送チェックボタン1701が押下されると、転送内容のチェックが実行され、その結果が偽の場合(転送条件を満たしていない場合)は、チェック結果がチェック結果表示領域1703に表示される。チェックルール参照ボタン1702は、転送内容のチェックルールの表示を指示するボタンである。チェックルール参照ボタン1702が押下されると、転送制御部305は、チェックルール参照画面を表示する。なお、転送内容のチェック結果が真の場合(転送条件を満たしている場合)は、チェック結果表示領域1703に転送条件を満たす旨のチェック結果が表示されてもよい。
図18は、チェックルール参照画面1801の一例を示す図である。チェックルール参照画面1801には、チェックルール表示領域1802が設けられている。チェックルール参照画面1801にはまた、チェックルール編集ボタン1803、チェックルール保存ボタン1804及びチェックルール表示キャンセルボタン1805が表示されている。チェックルール表示領域1802には、検査情報保存部302から読み出したチェックルールが表示される。
エントリ1806、エントリ1807及びエントリ1808は、それぞれ個別のチェックルールを表す。それぞれのエントリは、転送内容が満たすべき条件を、画像情報の転送選択結果や再構成パラメータを用いた関係式として、テキスト形式で表現する。チェックルール編集ボタン1803は、チェックルールの編集開始を指示するボタンである。チェックルール編集ボタン1803が押下されると、チェックルール表示領域1802が編集可能になり、転送制御部305は、ユーザ操作に応じて、チェックルール表示領域1802上のルールを追加又は変更することができる。
チェックルール保存ボタン1804は、チェックルールの保存を指示するボタンである。チェックルール保存ボタン1804が押下されると、転送制御部305は、チェックルール表示領域1802に表示されているチェックルールの内容を、検査情報保存部302に保存する。チェックルール表示キャンセルボタン1805は、チェックルールの表示をキャンセルするボタンである。チェックルール表示キャンセルボタン1805が押下されると、転送制御部305は、画面表示をチェックルール参照画面1801から転送確認画面901に遷移させる。
図19は、転送制御部305による転送チェック処理を示すフローチャートである。S1901において、転送制御部305は、検査情報保存部302からチェックルールをRAM203に読み込む。次に、転送制御部305は、検査に含まれる一の画像情報を処理対象とし、チェックルールに含まれるすべてのエントリを処理対象として、S1902〜S1905の処理を行う。このループ処理を検査に含まれるすべての画像処理を処理対象として実行する。
S1902において、転送制御部305は、エントリの条件に画像情報の項目が含まれるか否かを確認する。例えば、図18のエントリ1806の条件には、画像情報の種別と転送選択が含まれている。この場合、転送制御部305は、エントリの条件に画像情報の項目が含まれていると判断する。一方、図18のエントリ1807の条件には、画像情報に関する項目が含まれていない。この場合、転送制御部305は、エントリの条件に画像情報の項目が含まれていないと判断する。
転送制御部305は、エントリの条件に画像情報が含まれていると判断した場合には(S1902でYES)、処理をS1903へ進める。転送制御部305は、エントリの条件に画像情報が含まれていないと判断した場合には(S1902でNO)、処理対象のエントリに対する処理を終了し、S1902へ戻り、未選択のエントリを選択する。なお、未選択のエントリがない場合には、処理対象の画像情報に対する処理を終了し、未選択の画像情報を選択する。
S1903において、転送制御部305は、画像情報の項目を使ってエントリの条件の評価を行う。次に、S1904において、転送制御部305は、評価結果を確認する。例えば、図17の画像情報ID001の種別は「投影画像」であるが、転送選択は「OFF」である。画像情報ID001に対して、図18のエントリ1806の条件「種別==投影画像 ⇒ 転送選択==ON」を評価すると、前件「種別==投影画像」が真、後件「転送選択==ON」が偽であるため、エントリ1806の条件全体は偽となる。従って、この場合、転送制御部305は、評価結果は偽であると判定する。
転送制御部305は、評価結果が偽である場合には(S1904でNO)、処理をS1905へ進める。転送制御部305は、評価結果が真である場合には(S1904でYES)、処理対象のエントリに対する処理を終了し、処理をS1902へ進め、未選択のエントリを選択する。なお、未選択のエントリがない場合には、転送制御部305は、処理対象の画像情報に対する処理を終了し、未選択の画像情報を選択する。S1905において、転送制御部305は、評価結果をチェック結果表示領域1703に表示する。
次に、転送制御部305は、チェックルールに含まれるすべてのエントリを処理対象として、S1906〜S1909の処理を行う。S1906〜S1909の処理は、チェックルールに含まれる個々のエントリに対して、転送データ概要のチェックを行う処理である。S1906において、転送制御部305は、エントリの条件に転送データ概要の項目が含まれるか確認する。例えば、図18のエントリ1806の条件には、転送データ概要に関する項目が含まれない。したがって、この場合、転送制御部305は、エントリの条件に転送データ概要の項目が含まれないと判断する。一方、図18のエントリ1807の条件には、転送データ概要の合計サイズが含まれている。したがって、この場合には、転送制御部305は、エントリの条件に転送データ概要の項目が含まれていると判断する。
転送制御部305は、エントリの条件に転送データ概要の項目が含まれる場合には(S1906でYES)、処理をS1907へ進める。転送制御部305は、エントリの条件に転送データ概要の項目が含まれない場合には(S1906でNO)、処理対象のエントリに対する処理を終了し、処理をS1906へ進め、未選択のエントリを選択する。なお、未選択のエントリがない場合には、転送制御部305は、処理対象の画像情報に対する処理を終了し、未処理の画像情報を選択する。
S1907において、転送制御部305は、転送データ概要の項目を使ってエントリの条件の評価を行う。次に、S1908において、転送制御部305は、評価結果を確認する。例えば、図17に示す例では、転送データ概要の合計サイズは「90MB」である。画像情報ID001に対して、図18のエントリ1807の条件「転送データ.合計サイズ≦80MB」を評価すると、偽となる。従って、この場合、転送制御部305は、評価結果が偽であると判断する。転送制御部305は、評価結果が真の場合には(S1908でYES)、処理対象のエントリに対する処理を終了し、処理をS1906へ進め、未処理のエントリを選択する。転送制御部305は、評価結果が偽の場合には(S1908でNO)、処理をS1909へ進める。S1909において、転送制御部305は、評価結果をチェック結果表示領域1703に表示する。なお、第3の実施形態に係るX線撮影システム101のこれ以外の構成及び処理は、他の実施形態に係るX線撮影システム101の構成及び処理と同様である。
以上のように、本実施形態に係る制御部111は、画像情報の転送選択結果のチェックを機械的に行うことが可能になる。利用者は、チェックルール参照画面1801において、転送内容のチェックルールを定義することができる。そして利用者は、チェック結果表示領域1703に表示されるチェック結果を参照して、チェックルールと転送選択結果の整合性を容易に把握することができる。
以上、上述した各実施形態によれば、転送画像データの選択誤りの発生を低減することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 X線撮影システム
107 X線撮影制御装置
109 表示部
111 制御部
107 X線撮影制御装置
109 表示部
111 制御部
Claims (12)
- 放射線の投影画像と、前記投影画像を再構成して得られるトモシンセシス画像と、前記トモシンセシス画像の属性と、を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記トモシンセシス画像の選択指示を受け付ける受付手段と、
前記選択指示に係るトモシンセシス画像を外部装置に送信する送信手段と
を有することを特徴とする情報処理システム。 - 前記表示制御手段は、前記属性として、前記投影画像を再構成する際に適用した再構成パラメータ及び前記トモシンセシス画像に施した編集処理に係る情報のうち少なくとも1つを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
- 前記再構成パラメータは、再構成方式、再構成フィルタ、断層ピッチ、断層数、ノイズ抑制レベルのうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
- 前記編集処理は、フレーム選択、断面表示、アノテーション付加、幾何変換、ウィンドウ幅の変更及びウィンドウレベルの変更のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
- 前記表示制御手段は、前記送信手段による送信対象として選択された投影画像の数及び送信対象として選択されたトモシンセシス画像の数のうち少なくとも1つをさらに表示することを特徴とする請求項1乃至4何れか1項に記載の情報処理システム。
- 前記表示制御手段は、送信対象の情報のデータサイズをさらに表示することを特徴とする請求項1乃至5何れか1項に記載の情報処理システム。
- 前記表示制御手段は、複数の前記トモシンセシス画像の間の関係を表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至6何れか1項に記載の情報処理システム。
- 前記表示制御手段は、前記トモシンセシス画像と前記投影画像の間の関係を表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至7何れか1項に記載の情報処理システム。
- 利用者による操作履歴を記憶手段に記録する記録手段をさらに有し、
前記表示制御手段は、前記操作履歴に基づいて前記関係を表示するよう制御することを特徴とする請求項7又は8に記載の情報処理システム。 - 前記表示制御手段は、転送条件のチェック結果を表示するよう制御することを特徴とする請求項1乃至9何れか1項に記載の情報処理システム。
- 情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
投影画像と、前記投影画像を再構成して得られるトモシンセシス画像と、前記トモシンセシス画像の属性と、を表示手段に表示させる表示制御ステップと、
前記トモシンセシス画像の選択指示を受け付ける受付ステップと、
前記選択指示に係るトモシンセシス画像を外部装置に送信する送信ステップと
を含むことを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
投影画像と、前記投影画像を再構成して得られるトモシンセシス画像と、前記トモシンセシス画像の属性と、を表示手段に表示させる表示制御手段と、
前記トモシンセシス画像の選択指示を受け付ける受付手段と、
前記選択指示に係るトモシンセシス画像を外部装置に送信する送信手段
として機能させるためのプログラム。
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