JP2018000011A - 培養管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】培養の対象とされた対象物の培養に関して生じた異常についての原因を高い精度で特定できるようにする。【解決手段】医療に関連して対象物の培養に関する作業を行うオペレータが行った作業に対応して得られる作業情報を取得する作業情報取得部と、対象物の培養に関する作業が行われる環境に関する環境情報を取得する環境情報取得部と、作業情報取得部により取得された作業情報に基づく作業履歴情報と、環境情報取得部により取得された環境情報に基づく環境履歴情報とを時系列により関連付けた履歴情報を履歴情報記憶部に記憶させる履歴情報管理部とを備えて培養管理システムを構成する。【選択図】図6

Description

本発明は、培養管理システムに関する。
例えば、細胞を培養して人体の組織を復元する再生医療が知られている。このような再生医療に対応する細胞管理システムとして以下の技術が知られている。つまり、自動培養システムは、培養された細胞の情報をリアルタイムで記憶部に送信し、外部コンピュータが、記憶部に記憶された情報を表示するというものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−100309号公報
細胞の培養結果について異常が発生した場合には、その原因を高い精度で特定することが求められる。上記の特許文献1の構成の場合、リアルタイムに細胞の状態を確認することは可能であっても、細胞の培養に関する工程を終えた後において、培養結果の異常についての原因を特定することは困難である。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、培養の対象とされた対象物の培養に関して生じた異常についての原因を高い精度で特定できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、医療に関連して対象物の培養に関する作業を行うオペレータが行った作業に対応して得られる作業情報を取得する作業情報取得部と、対象物の培養に関する作業が行われる環境に関する環境情報を取得する環境情報取得部と、前記作業情報取得部により取得された作業情報に基づく作業履歴情報と、前記環境情報取得部により取得された環境情報に基づく環境履歴情報とを時系列により関連付けた履歴情報を履歴情報記憶部に記憶させる履歴情報管理部とを備えて培養管理システムを構成する。
以上説明したように、本発明によれば、培養の対象とされた対象物の培養に関して生じた異常についての原因を高い精度で特定できるようになる、という効果が得られる。
本実施形態における培養管理システムの構成例を示す図である。 本実施形態における管理装置と端末装置との構成例を示す図である。 本実施形態における作業指示書の一例を示す図である。 本実施形態におけるプロトコール対応作業手順情報の構造例を示す図である。 本実施形態における履歴情報の構造例を示す図である。 本実施形態における管理装置と端末装置とが作業指示書の処理に関連して実行する処理手順例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態としての培養管理システムについて図面を参照して説明する。本実施形態の培養管理システムとしては、再生医療の分野に対応して細胞を培養する施設に備えられる管理システムを例に挙げる。
図1は、本実施形態における培養管理システムの構成例を示している。本実施形態における培養管理システムは、細胞を培養するクリーンルームRMに対応して設けられる。
本実施形態の培養管理システムにおいて、管理装置100は、クリーンルームRMにて行われる細胞の培養に関する作業と環境とに応じた情報を収集し、収集した情報を履歴情報として時系列に対応させて管理する。
端末装置200は、例えば、タブレット端末が用いられ、クリーンルームRMにて細胞の培養に関する作業を行うオペレータが使用する。端末装置200には、オペレータが作業の対象とする細胞(対象物の一例)に対応して作業の手順を指示する作業指示書が表示される。オペレータは、端末装置200に表示される作業指示書に記述される作業の手順を確認しながら、手順通りに作業を行っていく。また、オペレータは、作業が完了するごとに、作業の完了したことを作業指示書に入力していく。これにより、オペレータは、端末装置200を使用することにより自分の作業経過の確認を行うことができる。
端末装置200は、無線LANによる通信機能を有する。端末装置200は、クリーンルームRM内に設置された無線LANアクセスポイントを経由して管理装置100と通信を行う。
本実施形態の培養管理システムは、対象物としての細胞が入荷されたことに応じて、入荷された対象物ごとにロット番号を登録するようにしてロット単位で管理する。ラベルプリンタ300は、管理装置100の制御に応じて、登録された対象物のロット番号を示すラベルを発行(印刷)する。発行されたラベルは、例えば対応の対象物を容れる容器などに貼り付けられる。これにより、例えば細胞初期化から継代培養などを経て出荷までに至るプロセスについて、使用器材を含め、ロット単位で追跡(トレース)するように管理できる。例えば、作業に際して、容器に貼られたラベルと、作業指示書が対応するロット番号とを照合することで、対象物の取り違えを防止することができる。
クリーンルームRMにおいては、培養に関連する機器として、インキュベータ10、安全キャビネット20、顕微鏡カメラ30、ライブセルイメージング装置40、リアルタイムPCR装置50、及び作業撮影カメラ60が備えられている。
インキュベータ10は、恒温環境のもとで細胞を培養する装置である。安全キャビネット20は、バイオハザードを封じ込めるための実験設備である。
顕微鏡カメラ30は、細胞の顕微鏡画像を撮影するものである。ライブセルイメージング装置40は、ライブセルイメージングの画像を得るための装置である。リアルタイムPCR装置50は、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)による増幅をリアルタイムに測定することで、例えば増幅率に基づいて鋳型となるDNA(deoxyribonucleic acid)の定量を行なう装置である。作業撮影カメラ60は、特定の作業場所において作業するオペレータを撮像するように設けられるカメラである。より具体的には、作業撮影カメラ60は、作業を行っているオペレータの手元を撮像するように設けられる。
なお、これらの培養に関連する機器は、それぞれクリーンルームRMにおいて複数が備えられてもよい。
また、クリーンルームRMに対応しては、クリーンルームRM内外の環境に関連する項目を検出するためのデバイスが以下のように設けられる。まず、インキュベータ10においては、インキュベータ10内部の温度、湿度及び二酸化炭素(CO)濃度をそれぞれ検出するセンサ(図示せず)が備えられる。インキュベータ10からは、これらのセンサにより検出された温度、湿度、及びCO濃度の情報が、有線ネットワークNWを経由して管理装置100に対して送信される。
また、安全キャビネット20においては、シロキサン分析装置21、マルチガス分析装置22及び微量濃度ガス分析装置23が備えられる。シロキサン分析装置21は、安全キャビネット20内のシロキサン濃度を検出する。マルチガス分析装置22は、安全キャビネット20内の例えば二酸化炭素濃度を検出する。微量濃度ガス分析装置23は、安全キャビネット20内の微量濃度ガスとして、例えばオゾン(O)濃度、窒素酸化物(NO)濃度、二酸化硫黄(SO)濃度、及びアンモニア(NH)濃度を検出する。
上記のシロキサン分析装置21、マルチガス分析装置22及び微量濃度ガス分析装置23は、それぞれが検出した物質やガスの濃度の情報を、有線ネットワークNWを経由して管理装置100に対して送信する。
また、クリーンルームRM内には、温度センサSC1、湿度センサSC2、室圧センサSC3、照度センサSC4、振動センサSC5及び清浄度センサSC6が備えられる。また、クリーンルームRM外には室圧センサSC11が備えられる。なお、以降の説明にあたり、これらのセンサについて特に区別しない場合には、センサSCと記載する。
センサSCは、それぞれ、検出対象を検出し、検出情報を管理装置100に対して送信する。ここで、クリーンルームRM内の温度センサSC1、湿度センサSC2、室圧センサSC3、照度センサSC4、振動センサSC5及び清浄度センサSC6は、例えばBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により無線ゲートウェイ70から有線ネットワークNWを経由して検出情報を送信する。また、クリーンルームRM外の室圧センサSC11は、ここでは有線ネットワークNWを経由して検出情報を送信するようにされている。なお、クリーンルームRM内には、温度センサSC1、湿度センサSC2、室圧センサSC3、照度センサSC4、振動センサSC5及び清浄度センサSC6のうちの少なくとも2以上を備える複合型のセンサが設けられてもよい。また、図示は省略するが、クリーンルームRM内は、空調機による空調制御が行われる。
ここで、クリーンルームRM内に備えられるセンサSCについて無線通信に対応するものとすることで、クリーンルーム内での配線が不要となるため、クリーンルームRM内の清浄度の維持に対応させることができる。また、無線通信とすることで、クリーンルームRM内でのセンサSCのレイアウトの変更を高い自由度で行える。
図2は、本実施形態における管理装置100と端末装置200との構成例を示している。まず、管理装置100の構成について説明する。同図の管理装置100は、通信部101、制御部102、記憶部103、操作部104及び表示部105を備える。
通信部101は、有線ネットワークNW経由で通信を行う。前述のように、通信部101は、有線ネットワークNWから無線LANアクセスポイント80経由で端末装置200と通信可能に接続される。制御部102は、管理装置100における各種制御を実行する。制御部102としての機能は、管理装置100が備えるCPU(Central Processing Unit)がプログラムを実行することにより実現される。記憶部103は、制御部102が利用する各種の情報を記憶する。操作部104は、管理装置100が備える操作子や管理装置100に接続される入力デバイスなどを一括して示す。表示部105は、制御部102の制御に応じて画像を出力する。
本実施形態の制御部102は、機能部として、作業手順登録部121、作業手順指示部122、作業情報取得部123、環境情報取得部124、及び履歴情報管理部125を備える。
作業手順登録部121は、オペレータの操作部104に対する操作によって行われる操作手順の登録に応じて操作手順情報を生成し、プロトコール対応作業手順情報記憶部132に記憶させる。
また、作業手順登録部121は、作業の対象物ごとにロット番号(対象物関連識別子の一例)を登録する処理を行う。ロットとは、例えば対象物の入荷から出荷までの一連の工程のことであり、ロット番号は、1つの対象物の入荷から出荷までの一連の工程に対応付けられる識別子である。具体的に、オペレータは、管理装置100に対するロット登録操作として、入荷された対象物に対応するロット番号を入力する。また、オペレータは、入荷された対象物に該当するプロトコールを選択する操作を行う。作業手順登録部121は、選択されたプロトコールのプロトコールIDを格納する作業手順情報(プロトコール対応作業手順情報)をプロトコール対応作業手順情報記憶部132から取得する。そのうえで、例えばオペレータが登録決定の操作を行うと、作業手順登録部121は、プロトコール対応作業手順情報記憶部132から取得した作業手順情報に含まれる作業指示書リストに対してオペレータにより入力されたロット番号を対応付けたものを、ロット対応作業手順情報としてロット対応作業手順情報記憶部133に記憶させる。このように、プロトコール対応作業手順情報記憶部132に記憶される作業指示書リストは、ロット対応作業手順情報を作成するにあたってのテンプレートとして使用される。
ロット番号は、例えばそれぞれが所定桁数による品目コード、枝番、日時(年月日)の情報を含む。このようなロット番号によっては、品目コードにより該当の品目が示されたうえで、品目コードのもとで設定される枝番により1つの対象物の特定が行われる。
作業手順指示部122は、ロット対応作業手順情報記憶部133に記憶される作業手順情報のうちから、端末装置200から指定されたロット番号が対応付けられた作業手順情報を、端末装置200にて出力させる。具体例として、作業手順指示部122は、作業手順情報に含まれる作業指示書について、端末装置200上で作業指示書が操作可能なように表示させる。
作業情報取得部123は、対象物の培養に関する作業を行うオペレータが行った作業に対応して得られる作業情報を取得する。具体的に、作業情報取得部123は、作業指示書に対する記録を行っていくことで作業情報を取得する。
作業情報取得部123は、以下のようにして作業指示書に対して記録を行う。オペレータは、端末装置200にてオープンされている作業指示書に対して、自分が行った作業についての記録を行うようにされる。具体的には、オペレータは、作業指示書に対して、作業を行ったオペレータを示すオペレータ名やオペレータIDなどの入力、作業指示書にて指示される作業ごとに対応する作業日時(例えば、作業終了時の日時)の入力、作業ごとの終了確認のためのチェックボックスへのチェック入力を行う。また、オペレータは、顕微鏡カメラ30、ライブセルイメージング装置40、及びリアルタイムPCR装置50などにより得られ、管理装置100にて保存された画像やデータを、作業指示書に記録する(作業指示書に関連付ける)ことができる。さらに、オペレータは、作業指示書に記録した画像などに対して、手書き入力によりメモ書きを付すようなことも行うことができる。また、オペレータは、端末装置200の録音機能を利用してメモとしての音声を録音し、作業指示書に関連付けることもできる。さらに、作業撮影カメラ60により撮影された、オペレータが作業を行っている手元の映像を、作業指示書に関連付けて保存することもできる。
このように、本実施形態においては、タブレット端末などとしての端末装置200に対して作業に関連する情報を記録し、一元的に管理することができる。このような管理が行われることで、クリーンルーム内で作業記録を行うにあたって紙を使用しなくともよくなる。
環境情報取得部124は、対象物の培養に関する作業が行われる環境に関する環境情報を取得する。環境情報取得部124は、環境情報として、インキュベータ10から送信される温度、湿度及びCO濃度の情報を取得する。また、環境情報取得部124は、環境情報として、安全キャビネット20のシロキサン分析装置21、マルチガス分析装置22及び微量濃度ガス分析装置23から送信される、ガス等の濃度の情報を取得する。また、環境情報取得部124は、環境情報として、クリーンルームRM内外のセンサSCから送信される検出情報を取得する。
つまり、作業情報取得部123と環境情報取得部124により、所定の作業情報及び環境情報を自動で取得するバッチトレンドが行われる。
履歴情報管理部125は、作業情報取得部123により取得された作業情報と、環境情報取得部124により取得された環境情報とを時系列により関連付けた履歴情報を履歴情報記憶部134に記憶させる。
例えば、1つの作業指示書にて示される作業の全てが完了したことに応じて、オペレータは、その作業指示書(即ち、作業情報)を履歴として保存させる保存指示操作を端末装置200に対して行う。保存指示操作に応じて、履歴情報管理部125は、保存が指定された作業指示書を、書き換え可能な通常形式から、所定の書き換え不可の形式(本実施形態では、PDF形式である例を挙げる)に変換することにより作業記録書を作成し、作成した作業記録書を、履歴情報における作業履歴情報として履歴情報記憶部134に記憶させる。このように作成される作業記録書には、作業指示書に対する記録結果が反映されている。また、書き換え不可の形式とすることで、作業完了後における作業記録書の変更などの不正を防ぐことができる。
また、履歴情報管理部125は、環境情報取得部124により取得された環境情報を、環境情報の取得タイミングに対応する作成日時と対応付け、履歴情報における環境履歴情報として履歴情報記憶部134に記憶させる。
また、記憶部103は、作業指示書記憶部131、プロトコール対応作業手順情報記憶部132、ロット対応作業手順情報記憶部133、及び履歴情報記憶部134を備える。
作業指示書記憶部131は、所定の作業種別ごとに応じた作業手順を指示する内容を有する複数の作業指示書を記憶する。作業指示書は、例えば所定のアプリケーションのもとで作成されたファイルである。作業指示書は、対応の作業種別における作業の手順が項目として示されている。オペレータは、端末装置200に表示された作業指示書を見ることで作業の手順を確認できる。作業指示書記憶部131が記憶する作業指示書はテンプレートである。
図3は、作業指示書記憶部131が記憶するテンプレートとしての作業指示書の一例を示している。同図の作業指示書記憶部131は、培地交換指示書、継代培養指示書、細胞初期化指示書、細胞分化誘導指示書、細胞分注指示書、細胞品質検査指示書、及び設備洗浄指示書による7種の作業指示書のテンプレートを記憶している。なお、同図の例はあくまでも一例であり、他の作業種別の指示書が含まれてもよい。また、作業指示書記憶部131が記憶する作業指示書の数についても必要に応じて適宜変更されてよい。
プロトコール対応作業手順情報記憶部132が記憶するプロトコール対応作業手順情報は、1つのプロトコールに対応する作業手順を示す情報である。プロトコール対応作業手順情報は、オペレータが管理装置100に対して1つのプロトコールに対応する作業手順を登録する操作を行うことにより作成され、プロトコール対応作業手順情報記憶部132に記憶される。プロトコール対応作業手順情報記憶部132は、プロトコールごとに登録された作業手順情報を、プロトコール対応作業手順情報として記憶する。
図4(a)は、1つのプロトコールに対応するプロトコール対応作業手順情報の構造例を示している。同図の作業手順情報は、プロトコールID、プロトコール名、及び作業指示書リストの各フィールドを有する。
プロトコールIDのフィールドは、対応のプロトコールを一意に示すプロトコールIDを格納する。プロトコール名のフィールドは、対応のプロトコールに付与された名称(プロトコール名)を格納する。作業指示書リストのフィールドは、対応のプロトコールが適用される対象物が入荷されてから出荷されるまでのロットにおける作業手順に従って使用する1以上の作業指示書のファイルが格納されるフィールドである。作業指示書リストのフィールドにおいては「1」〜「N」の番号に対応させて各1つの作業指示書が格納される。「1」〜「N」の番号は、ロットにおいて作業の工程の進行に応じて使用する作業指示書の順序を示す。つまりオペレータは、ロットにおいて、まず「1」番に対応して格納される作業指示書に従って作業を行い、次に、「2」番に対応して格納される作業指示書に従って作業を行う。以降、オペレータは最後の「N」番まで、番号順による作業指示書に従って作業を行う。
前述のように、プロトコール対応作業手順情報は、オペレータが管理装置100に対する登録操作を行うことによって作成される。同図のプロトコール対応作業手順情報に対応するオペレータの登録操作は、例えば以下のようになる。オペレータは、管理装置100の表示部105に作業手順情報登録画面を表示させ、作業手順情報登録画面に対して、プロトコールを指定する操作と、作業指示書記憶部131に記憶される作業指示書のうちから、工程順とともに作業指示書を登録する操作とを行う。なお、作業指示書の指定にあたり、オペレータは、テンプレートとしての作業指示書をそのまま登録してもよいし、プロトコールに対応させて一部変更したものを登録してもよい。このような操作に応じて、管理装置100の作業手順登録部121は、指定されたプロトコールに対応するプロトコールID及びプロトコール名と、登録された作業指示書を工程順に従って格納した作業指示書リストとを含む作業手順情報を作成する。作業手順登録部121は、作成した作業手順情報(プロトコール対応作業手順情報)を、プロトコール対応作業手順情報記憶部132に記憶させる。
ロット対応作業手順情報記憶部133は、ロット番号に対応付けられた作業手順情報(ロット対応作業手順情報)を記憶する。ロット対応作業手順情報は、前述のように、プロトコール対応作業手順情報記憶部132に記憶される作業手順情報をテンプレートとして利用して、作業手順登録部121によって作成される。
図4(b)は、1つのロット番号に対応するロット対応作業手順情報の構造例を示している。同図の作業手順情報は、ロット番号と作業指示書リストの各フィールドを有する。前述のように、ロット番号のフィールドには、オペレータのロット登録操作によって入力されたロット番号が格納され、作業指示書リストのフィールドにはロット登録操作において指定されたプロトコールに対応してプロトコール対応作業手順情報記憶部132から取得された作業指示書リストが格納される。
図5は、履歴情報記憶部134が記憶する履歴情報の構造例を示している。履歴情報は、作業履歴情報と、環境履歴情報とを含む。作業情報は、ロット番号ごとに対応付けられている。
また、同図には、1つのロット番号に対応する作業情報の内容例が示されている。作業履歴情報は、作業記録書を含む。作業記録書は、対応のロットにおける作業種別単位による工程順を示す1番からN番の工程順番号ごとに対応して各1つが格納される。作業記録書は、作業指示書を基に作成される。つまり、作業記録書は、作業指示書に対して作業に応じた記録を行うことで得られるものである。
また、履歴情報における環境履歴情報は、作成日時と対応付けられた1以上のインキュベータ環境データ、安全キャビネット環境データ、及びクリーンルーム内外環境データを含む。1つのインキュベータ環境データは、対応の作成日時においてインキュベータ10にて検出された温度、湿度及びCO濃度を示すデータである。1つの安全キャビネット環境データは、対応の作成日時において安全キャビネット20にて検出された物質やガスの濃度を示すデータである。1つのクリーンルーム内外環境データは、対応の作成日時において各センサSCにより検出された検出値を示すデータである。
前述のように、履歴情報において作業履歴情報としての作業記録書においては、作業記録書に示される作業を行った日時が示されている。また、履歴情報における環境履歴情報としてのインキュベータ環境データ、安全キャビネット環境データ、及びクリーンルーム内外環境データは、いずれも検出が行われた日時と対応付けられて管理されている。従って、履歴情報は、作業履歴情報と環境履歴情報とを時系列で関連付けた情報である。
このように、作業履歴情報と環境履歴情報とを時系列で関連付けた履歴情報とすることで、本実施形態においては、細胞の培養に関して、作業(実験などを含む)に関連する情報と環境情報を時間で関連付けて一元的に管理することができる。このように管理される本実施形態の履歴情報は、例えば表示や印刷などによって出力することで、例えばオペレータ等が細胞の培養に異常が発生した場合の原因を特定する場合に用いることができる。
本実施形態の履歴情報は、上記のように作業履歴情報と環境履歴情報とが時間により関連づけられている。このため、例えば培養の工程における或る作業が異常発生の原因に関わっていると予測したような場合において、作業の行われた日時に得られた作業記録内容と、環境の情報とを照らし合わせることができる。つまり、本実施形態においては、作業工程の時系列において作業内容を環境と適切に関連付けて検証を行うことが可能である。この結果、培養に関して生じた異常についての原因を高い精度で特定できるようになる。具体的には、異常発生の原因としては、例えば対象物の個体差、作業ミス、環境などとなるが、本実施形態によっては、これらのうちのいずれが原因であったのかを高い精度で特定可能になる。
さらに、一般的に、異常発生に対する原因の特定は、清浄度(パーティクル)、温度、湿度等の環境情報を個別に記録し、異常が発生した際の記録や測定データを利用して行われる。しかし、このようなデータの利用のみによっては、原因の特定が難しい場合がある。具体的には、例えば培養している細胞が細菌等に感染した場合、細菌がどこから混入したかについて(例えば、オペレータ自身が持ち込んだのか、あるいは持ち込まれた何らかの物質から混入したのかといったこと)は温度やパーティクルの情報だけでは特定が難しい。
これに対して、本実施形態のように微生物や差圧等を参照することにより、オペレータの菌保有状態等も確認が可能となる。これにより、混入した細菌がオペレータ由来であるのかそうでないのかを判断することが可能になる。このように、本実施形態においては、細胞の培養の管理に使用する一般的項目以外にも、培養細胞に影響を与え得る微生物、室差圧、振動、照度、化学物質等の要因を履歴として記録することにより、さらに精度の高い原因の特定が可能になる。
説明を図2に戻し、端末装置200の構成例について説明する。端末装置200は、通信部201、制御部202、記憶部203、操作部204、及び表示部205を備える。
通信部201は、無線LANアクセスポイント80経由で管理装置100と通信を行う。制御部202は、端末装置200における各種制御を実行する。制御部202としての機能は、端末装置200が備えるCPUがプログラムを実行することにより実現される。記憶部203は、制御部202が利用する各種の情報を記憶する。操作部204は、端末装置200が備える操作子や入力デバイスなどを一括して示す。表示部205は、制御部202の制御に応じて画像を出力する。
図6のフローチャートを参照して、本実施形態における管理装置100と端末装置200とが作業指示書の処理に関連して実行する処理手順例について説明する。
例えばオペレータは、クリーンルームRMにて作業を開始するにあたり、端末装置200に対して、これから行う作業に対応する作業指示書の呼び出しのための操作(作業指示書呼出操作)を行う。作業指示書呼出操作においては、例えばオペレータが作業の対象とする対象物に付与されたロット番号を入力する。
端末装置200の制御部202は、作業指示書呼出操作を受け付ける(ステップS101)。制御部202は、ステップS101により作業指示書呼出操作を受け付けたことに応じて、作業指示書要求を管理装置100に送信する(ステップS102)。作業指示書要求には、作業指示書呼出操作において入力されたロット番号が含まれている。
作業指示書要求の送信に応じて、管理装置100からは、該当の作業指示書が送信されてくる。端末装置200の制御部202は、受信された作業指示書を開く(オープンする)ようにして出力させる(ステップS103)。これにより、端末装置200にて操作が可能なようにして、表示部205にて作業指示書が表示される。
作業指示書を出力させている状態のもとで、制御部202は、作業指示書に対する各種記録のための操作(記録関連操作)が行われたか否かについて判定する(ステップS104)。記録関連操作が行われた場合(ステップS104−YES)、制御部202は、記録関連操作に応じた操作情報を管理装置100に送信する(ステップS105)。
記録関連操作が行われない場合(ステップS104−NO)、制御部202は、保存指示操作が行われたか否かについて判定する(ステップS106)。保存指示操作が行われた場合、制御部202は、作業指示書の保存を要求する保存要求を管理装置100に対して送信する(ステップS107)。保存要求には、保存対象の作業指示書を指定するファイル識別子が含まれる。
保存指示操作が行われない場合(ステップS106−NO)、作業指示書をクローズさせるためのクローズ操作が行われた否かについて判定する(ステップS108)。クローズ操作が行われた場合(ステップS108−YES)、制御部202は、作業指示書を閉じる(ステップS109)。
次に、管理装置100が実行する処理手順例について説明する。管理装置100において、作業手順指示部122は、端末装置200から送信される作業指示書要求が受信されるのを待機する(ステップS201−NO)。
作業指示書要求が受信されると(ステップS201−YES)、作業手順指示部122は、以下のように、端末装置200に出力させるべき作業指示書を選択する(ステップS202)。作業手順指示部122は、受信された作業指示書要求に含まれるロット番号を格納する作業手順情報(ロット対応作業手順情報)を、ロット対応作業手順情報記憶部133から検索する。ここで、検索した作業手順情報における作業指示書リストに格納される作業指示書のうち、既に作業が完了しているものについてはPDF形式により履歴情報として保存されている。そこで、作業手順指示部122は、検索した作業手順情報における作業指示書リストに格納される作業指示書のうちで、未だ作業が完了していない通常形式の作業指示書のうちで最も工程順番号が若い(工程の順番が最も前の)作業指示書を端末装置200に出力させるべき作業指示書として選択する。
作業手順指示部122は、ステップS202により選択した作業指示書を端末装置200に送信する(ステップS203)。
上記の処理によれば、例えば作業を開始しようとするオペレータは、自分が作業の対象とする対象物に割り当てられたロット番号を端末装置200に入力しさえすれば、該当の作業指示情報を管理装置100から呼び出し、端末装置200にて出力させることができる。この場合、オペレータが作業指示情報自体を選ぶ必要がないことから、作業指示情報の選択に関してのミスが防がれ、作業手順の間違いが防止される。
また、管理装置100において、作業情報取得部123は、記録関連操作に応じて端末装置200から送信される操作情報が受信されるのを待機している(ステップS301−NO)。操作情報が受信されると(ステップS301−YES)、作業情報取得部123は、操作情報が示す操作に応じて作業指示書への記録に関連する処理を実行する(ステップS302)。このようにして、端末装置200側でオペレータが作業指示書に対して行う各種の記録のための操作に応じて、作業指示書への日時、画像、データなどの記録が行われる。
また、管理装置100において、履歴情報管理部125は、端末装置200から送信される保存要求が受信されるのを待機する(ステップS401−NO)。保存要求が受信されると(ステップS401−YES)、履歴情報管理部125は、保存要求により指定された作業指示書を作業履歴情報として保存する(ステップS402)。このため、履歴情報管理部125は、受信された保存要求に含まれているファイル識別子が示す作業指示書のファイルを、ロット対応作業手順情報記憶部133から検索する。履歴情報管理部125は、検索した作業指示書のファイルを、PDF形式に変換する。履歴情報管理部125は、変換後の作業指示書のファイルを、検索された作業指示書を含むロット対応作業手順情報と同じロット番号が対応付けられた作業履歴情報に対して、作業記録書として新規に記憶させる。この際において、ロット対応作業手順情報の作業指示書リストに含まれる対応の通常形式による作業指示書については、例えば、作業完了を示すフラグを付すなどして、作業が未完了の作業指示書と区別できるようにすればよい。
なお、これまでの説明においては、再生医療のもとでの細胞の培養に対応する培養管理システムの構成を例に挙げた。しかしながら、本実施形態の構成は、例えば遺伝子、ゲノム医療などに対応するシステムにも適用できる。
なお、上述の管理装置100または端末装置200としての機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述の管理装置100または端末装置200としての処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶されるプログラムのコードは、端末装置で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでもよい。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
10 インキュベータ、20 安全キャビネット、21 シロキサン分析装置、22 マルチガス分析装置、23 微量濃度ガス分析装置、30 顕微鏡カメラ、40 ライブセルイメージング装置、50 リアルタイムPCR装置、60 作業撮影カメラ、70 無線ゲートウェイ、80 無線LANアクセスポイント、100 管理装置、101 通信部、102 制御部、103 記憶部、104 操作部、105 表示部、200 端末装置、201 通信部、202 制御部、203 記憶部、204 操作部、205 表示部、300 ラベルプリンタ

Claims (6)

  1. 医療に関連して対象物の培養に関する作業を行うオペレータが行った作業に対応して得られる作業情報を取得する作業情報取得部と、
    対象物の培養に関する作業が行われる環境に関する環境情報を取得する環境情報取得部と、
    前記作業情報取得部により取得された作業情報に基づく作業履歴情報と、前記環境情報取得部により取得された環境情報に基づく環境履歴情報とを時系列により関連付けた履歴情報を履歴情報記憶部に記憶させる履歴情報管理部と、
    を備える培養管理システム。
  2. 前記作業情報取得部は、
    作業の手順を指示する作業指示書に対して作業に関連する情報を記録することにより前記作業情報を取得する
    請求項1に記載の培養管理システム。
  3. 前記履歴情報管理部は、
    前記作業に関連する情報が記録された作業指示書を作業履歴情報として記憶させる
    請求項2に記載の培養管理システム。
  4. 前記環境情報取得部は、
    安全キャビネット内部のシロキサン、二酸化炭素、オゾン、窒素酸化物、二酸化硫黄、及びアンモニアの少なくともいずれか1つに関する情報を前記環境情報として取得する
    請求項1から3のいずれか一項に記載の培養管理システム。
  5. 前記環境情報取得部は、
    インキュベータ内部の温度、湿度及び二酸化炭素濃度の少なくともいずれか1つに関する情報を前記環境情報として取得する
    請求項1から4のいずれか一項に記載の培養管理システム。
  6. 前記環境情報取得部は、
    培養が行われる施設内外の環境に関する情報を、前記環境情報として取得する
    請求項1から5のいずれか一項に記載の培養管理システム。
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