JP2017539160A - バーストモード用の高速ロックcdr - Google Patents

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Abstract

方法(100,300,500)は、一般に受信機(200)に関する。そのような方法(100)では、準安定状態について受信機(200)のクロックデータリカバリブロック(203)のチェック(101)が実行される。受信機(200)のクロックデータリカバリブロック(203)を制限時間内に準安定状態から抜け出させるように、受信機(200)の位相補間器(204)への位相入力(214)が、変更される(102)。準安定状態をチェックするために、受信データの位相差が決定され(111)、位相差は、クロックデータリカバリブロック(203)が準安定状態にあるための閾値よりも小さいと判定される(112)。【選択図】図1

Description

以下の説明は、集積回路デバイス(「IC」)に関する。より詳細には、以下の説明は、IC内の受信機のバーストモードに対する高速ロッククロックデータリカバリに関する。
受信機は、有線または無線のデータ通信で使用される。一部のネットワークでは、携帯電話、インターネット、ボイスオーバーインターネットプロトコル(「VOIP」)、データセンター、その他のネットワークのいずれの場合でも、クロック信号がデータから推測される。そのようなアプリケーションでは、受信機は、送信データから再生クロックを得るためにクロックデータリカバリ(「CDR」)を使用する。この送信データは、データペイロードが後に続くプリアンブルを各パケットが含む短いバーストパケットで送信されてもよい。パケットは、互いに対して異なる位相で、ネットワーク上の送信機から駆動されてもよい。CDRを有する受信機は、新しいデータバーストの各々をトラッキングするように構成されてもよく、このトラッキングは、プリアンブルの長さによって制限される時間制限を有してもよい。したがって、バーストモードのための高速ロックCDRを提供することが望ましく、有用である。
方法は、一般に受信機に関する。そのような方法では、準安定状態について受信機のクロックデータリカバリブロックのチェックが実行される。受信機のクロックデータリカバリブロックを制限時間内に準安定状態から抜け出させるように、受信機の位相補間器への位相入力が、変更される。準安定状態をチェックするために、受信データの位相差が決定され、位相差は、クロックデータリカバリブロックが準安定状態にあるための閾値よりも小さいと判定される。
任意選択で、本方法は、受信機の受信機フロントエンドによって送信データを受信して、受信データを提供することと、受信データに第1のサンプリングを行って、その第1のサンプルを提供することと、受信データに第2のサンプリングを行って、第1のサンプリングからある時間後にその第2のサンプルを提供することと、第1のサンプルから第1の位相値および第2のサンプルから第2の位相値をクロックデータリカバリブロックによって決定することと、第1の位相値と第2の位相値との間として受信データの位相差を取得することと、位相差を閾値と比較することと、位相差が閾値よりも小さいことに応答して、位相補間器への位相入力をシフトすることと、を更に含む。
任意選択で、位相入力は、クロックデータリカバリブロックを準安定状態から抜け出させるように、1UI期間のプラスまたはマイナス約90度だけシフトされた第1の位相値または第2の位相値のいずれかである。
任意選択で、位相入力のシフトは、2つ以上の部分的調整のシーケンスである。
任意選択で、第1のサンプルおよび第2のサンプルは、それぞれ第1のデータサンプルおよび第2のデータサンプルであり、第1の位相値および第2の位相値は、それぞれ、第1の位相補間器コード値および第2の位相補間器コード値である。
任意選択で、閾値は、位相補間器コードの約4つの増分である。
任意選択で、本方法は、受信データのデータバースト開始に応答して開始信号をアサートすることと、第1の位相値を登録する第1の登録することと、クロック信号のクロックパルスのある数までカウントすることと、開始信号のアサートからクロックパルスの前記数に達するのに応答して、第2の位相値を登録する第2の登録することと、をさらに含む。
装置は、一般に受信機システムに関する。このような装置では、クロックデータリカバリブロックが、サンプルの第1の位相値および第2の位相値を決定するために、サンプルを受信するように、結合される。第1の位相値および第2の位相値は、異なる時間に決定される。位相補間器は、クロックデータリカバリブロックに結合され、クロックデータリカバリブロックから位相入力を受信する。クロックデータリカバリブロックは、位相入力を変更してクロックデータリカバリブロックの準安定状態から抜け出るように、構成される。
任意選択で、クロックデータリカバリブロックは、第1の位相値と第2の位相値との間の位相差を決定するように構成される。
任意選択で、クロックデータリカバリブロックは、位相差が閾値未満であることに対して、位相入力を変更するように、構成される。
任意選択で、システムは、送信されたデータを受信して受信データを提供するように結合された受信機フロントエンドと、受信データを受信してサンプルを提供するように結合されたサンプラとをさらに含む。
任意選択で、サンプラは、受信データをサンプリングして、サンプルの第1のサンプルおよび第2のサンプルを提供するように結合され、クロックデータリカバリブロックは、第1のサンプルから第1の位相値および第2のサンプルから第2の位相値を決定するように結合される。
任意選択で、位相入力は、クロックデータリカバリブロックを準安定状態から抜け出させるように、プラスまたはマイナス約90度だけシフトされた第1の位相値または第2の位相値のいずれかである。
任意選択で、第1のサンプルおよび第2のサンプルは、それぞれ、第1のデータサンプルおよび第2のデータサンプルである。
任意選択で、第1の位相値および第2の位相値は、それぞれ、第1の位相補間器コード値および第2の位相補間器コード値である。
任意選択で、閾値は、位相補間器コードの約4つの増分である。
装置は、一般に受信機に関する。このような装置では、クロックデータリカバリブロックが、サンプルを受信し、サンプルの第1の位相値および第2の位相値を決定し、位相補間器入力を提供するように、結合される。第1の位相値および第2の位相値は、異なる時間に決定される。クロックデータリカバリブロックは、第1の位相値と第2の位相値との間の位相差を決定するように構成される。クロックデータリカバリブロックは、位相差が閾値未満であることに対して、位相補間器入力を変更するように、構成される。
任意選択で、クロックデータリカバリブロックは、第1のサンプルから第1の位相値および第2のサンプルから第2の位相値を決定するように結合される。クロックデータリカバリブロックは、第1の位相値を記憶し、第1の位相値が記憶されてからある期間後に、第2の位相値を読み取り、第1の位相値と第2の位相値との間の位相差を与え、位相差を閾値と比較し、位相差が閾値よりも小さいことに応答して、位相補間器への位相補間器入力をシフトするように構成されたチェッカ回路を含んでもよい。
任意選択で、チェッカ回路は、第1の位相値と第2の位相値との間の追加の位相値を読み取るようにさらに構成される。チェッカ回路は、バーストの開始を示す開始信号を受信するように結合されてもよく、第2の位相値は、開始信号のアサート及び前記期間に達したことに応答して読み取られる。
任意選択で、位相入力は、クロックデータリカバリブロックを準安定状態から抜け出させるようにプラスまたはマイナス約90度だけシフトされた第1の位相値または第2の位相値のいずれかである。
他の特徴が、以下の詳細な説明および特許請求の範囲の考察から認識されるであろう。
添付の図面は、例示的な装置および/または方法を示す。しかしながら、添付の図面は、特許請求の範囲を限定するものではなく、説明及び理解のためのものである。
受信機の例示的なクロックデータリカバリ(「CDR」)プロセスを示すフロー図である。 例示的な受信機システムを示すブロック図である。 図2の受信機システムの例示的なCDRプロセスを示すフロー図である。 図4−1から図4−4は、例示的なサンプリングのための例示的なRXデータをそれぞれ示す同じ信号図である。 CDRのチェッカ回路によって使用される例示的なチェッカフローを示すフロー図である。 例示的な柱状フィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)アーキテクチャを示す簡略ブロック図である。
以下の説明では、本明細書に記載される特定の例のより完全な説明を提供するために、多数の特定の詳細が示される。しかしながら、当業者には明らかなように、1つ以上の他の例および/またはこれらの例の変形例が、以下に示される特定の詳細のすべてを伴わずに実施されてもよい。他の例では、本明細書の例の説明を不明瞭にしないように、周知の特徴については詳細には説明していない。説明を容易にするために、同一の番号ラベルが、同じ項目を参照するために異なる図で使用されている。しかしながら、代替的な例では、項目は異なっていてもよい。
いくつかの図に例示的に描かれた例を説明する前に、さらなる理解のために一般的な前置きが提供される。
いくつかの受信機では、位相をサンプルにアラインメントすることによってクロック信号を得ることができ、これはロックを得ることとして知られている。一部の高速アプリケーションでは、そのようなロックを得るために割り当てられた時間が短いことがある。したがって、クロック信号を生成するためにロックを得るのに使用される受信機の回路は、誤った情報の出力を避けるために、そのようなロックを得るための時間がほとんどないことがある。このようにして、クロック信号は、受信された送信データのサンプルを取得し、そのようなサンプルの位相にアラインメントする方法を決定することによって推測され得る。このようなサンプルからの位相情報の生成は、クロックデータリカバリとして知られているものによって実行することができる。
以下でさらに詳細に説明するように、クロックデータリカバリが制限時間内にロックを得るのを保証するために、そのようなクロックデータリカバリは、いかなる延長された時間長の間も「スタック」位置にあってはならない。このスタック位置は、準安定状態と呼ぶことができる。これは、丘の上のボールに類推され得る。丘の頂上では、ボールは一時的に動かないが、最終的に丘を転がり落ちる。しかし、ボールが最終的に丘を転がり落ちるのを待つのに十分な時間がないので、ボールを押して、ボールが早く丘を転がり落ちるようにする。以下の説明では、位相はボールであり、現在の位相値を強制的にシフトさせることによって位相が押され、早くロックを得る。この類推において、ボールの最終位置の正しい位置は丘の底部であり、ボールは、丘の頂上からよりも斜面の中央からより速くこの正しい位置に到達する。ボールが丘の頂上にある(すなわち、準安定状態)または丘の底部にある(すなわち、安定状態)場合、ボールは斜面に移動して、両方の状況(すなわち、状態)において、ボールは最終的に丘の底部に転がり戻ることができる。言うまでもなく、これは理解のためだけの単なる類推に過ぎず、ロックをより早く得るために強制的なシフトによって位相が押され得るという以下の説明を限定するものではない。
以下でさらに詳細に説明するように、クロックデータリカバリブロックが準安定状態にあるかどうかの判定を行うことができる。クロックデータリカバリブロックが準安定状態にある場合、位相値は、より迅速にロックを得るために、シフトされ得る。
上記の一般的な理解を念頭に置いて、受信機のための様々な構成を以下に一般的に説明する。
図1は、受信機の例示的なクロックデータリカバリ(「CDR」)プロセス100を示すフロー図である。CDRプロセスは、約10ギガビット(「10G」)受動光ネットワーク(「PON」)アプリケーションなどの、バーストモードアプリケーションのためのCDRロックを得るために使用されてもよい。たとえば、10G EPONアプリケーションでは、400ns未満のCDRロック時間を取得できる。
CDRプロセス100は、101において、受信機のCDRブロックの準安定状態をチェックする。102において、CDRプロセス100は、前記受信機の前記CDRブロックを制限時間内に前記準安定状態から抜け出させるように、前記受信機の位相補間器への位相入力を変更する。この制限時間は、バーストモードアプリケーションのCDRロック制限時間よりもはるかに短い。しかしながら、CDRブロックを準安定状態から強制的に抜け出させることにより、前記CDRブロックは、前記アプリケーションに対して指定され得る制限時間内にバーストモードアプリケーションに対するロックを得ることができる。
101におけるチェックは、111および112におけるオペレーションを含むことができる。111において、受信データの位相差が決定され得る。112において、前記位相差は、CDRブロックの閾値よりも小さいと判定され得る。この位相差における変化の欠如は、前記CDRブロックが準安定状態にあることを示し得る。
図2は、例示的な受信機システム200を示すブロック図である。受信機システム200は、受信機フロントエンド201、サンプラ202、CDRブロック203、および位相補間器(「PI」)204を含む。CDRブロック203は、以下でさらに詳細に説明するように、準安定チェッカ回路220を含むことができる。受信機フロントエンド201、サンプラ202、およびPI204は周知であるので、明瞭にするために、これに関する不要な詳細はここでは説明しない。
受信機フロントエンド201は、送信(「TX」)データ211を受信して受信(「RX」)データ212を提供するように結合されてもよい。サンプラ202は、RXデータ212を受信してサンプル213を提供するように結合されてもよい。よく知られているように、RXデータ212は、互いに重なり合ってデータクロッシングを有するデータアイを形成する複数の信号であってもよい。このようにして、サンプラ202は、データサンプルおよびクロッシングサンプルを含むことができるサンプル213を出力することができる。サンプリングクロック信号(図示せず)が、様々なタイプのサンプリングのいずれかのためにサンプラ202に供給されてもよい。
CDRブロック203が、データサンプルなどのサンプル213を受信して、前記サンプル213の第1の位相値および第2の位相値を決定するように、結合され得る。これらの第1および第2の位相値は、異なる時間に、すなわち、CDRブロック203が準安定状態にスタックしているかどうかを決定するのに十分な時間間隔をおいて、決定することができる。サンプラ202は、RXデータ212をサンプリングして、サンプル213の第1のサンプルおよび第2のサンプルを提供するように結合することができ、CDRブロック203は、サンプル213の前記第1のサンプルから第1の位相値を、および前記第2のサンプルから第2の位相値を決定するように結合することができる。
受信機システム200は、シリアルデータをパラレルデータに変換するように構成することができる。このようにして、CDRブロック203は、第1の位相値および第2の位相値を決定する間に位相値決定間隔を有するように構成されてもよい。この間隔は、CDR203に供給されるパラレルクロック信号217のX個のクロックサイクルをY単位間隔(「UI」)で乗じたものであってもよい。例えば、CDRブロック203は、第1の位相値を決定してから、約32UIを乗じたパラレルクロック信号217の約4個のパラレルクロックサイクル、すなわち約128UI後に、第2の位相値を決定するように、構成されてもよい。例えば、10G EPONまたは他のバーストモードCDR(「BMCDR」)アプリケーションなどの、約10Gネットワーキングアプリケーションの場合、10Gはデータレートであり、UIはデータレートの逆数である。BMCDRアプリケーションでは、CDRロックを800 UI以下に指定することができる。
チェッカ回路220は、FPGAファブリックなどのプログラマブルロジックデバイスのプログラマブルリソース内にコンフィギュレーションデータストリームを介して実装することができ、または専用回路(「ハードウェア」)に実装することができる。プログラマブルリソース内での実装のために、CDRブロック203のステータスが、FPGA内のトランシーバのデジタルモニタブロック(「DMON」)を使用することによって、またはダイレクトポート接続によってモニタすることができる。ロック制限時間を満たすために再生クロックを調整するかどうかを決定するデジタル論理が、FPGAファブリックまたは専用回路に実装されることができる。CDRブロックに接続されたFPGAのダイナミックリコンフィギュレーションポート(「DRP」)や専用のオーバーライドロジックなどを介して、再生クロック位相を適時に上書きすることができる。開始信号218が、以下でさらに詳細に説明される理由により、チェッカ回路218に供給されてもよい。開始信号218は、受信データの新しいバーストの開始を示すためにアサートされてもよい。
位相補間器204が、CDRブロック203に結合され、CDRブロック203からPI位相コード入力(「位相入力」)214を受信する。CDRブロック203は、位相入力214を変更して、CDRブロック203の準安定状態から抜け出るように、構成することができる。
CDRブロック203のチェッカ回路220は、第1の位相値と第2の位相値との間の位相差を決定するように構成することができる。CDRブロックのチェッカ回路220は、閾値信号219を介してCDR203のチェッカ回路220に提供され得る閾値の値(「閾値」)未満の位相差について位相入力214を変更するように構成することができる。
位相補間器204にそれぞれ供給される位相入力214および基準クロック信号216に応答して、位相補間器204は、受信機システム200の動作のために1つ以上のクロック信号215を生成することができる。クロック信号215の1つ以上を受信機フロントエンド201に供給することができる。
図3は、受信機システム200の例示的なCDRプロセス300を示すフロー図である。CDRプロセス300は、図1のCDRプロセス100とともに使用することができる。図1〜図3を同時に参照して、CDRプロセス300についてさらに説明する。
301において、TXデータ211が、RXデータ212を提供するために、受信機システム(「受信機」)200の受信機フロントエンド201によって受信されてもよい。302において、RXデータ212は、サンプラ202によってサンプリングされて、第1のサンプルを提供することができ、これに先に説明したような待機時間303が続くことができる。
304において、RXデータ212は、302での第1のサンプリングから待機時間後に、サンプラ202によってサンプリングされて、第2のサンプルを提供することができる。305において、CDRブロック203によって、第1の位相値が前記第1のサンプルから決定され、第2の位相値が前記第2のサンプルから決定され得る。任意選択で、305において、追加の位相値が、チェッカ回路220によって、前記第1および第2の位相値の間で読み取られて、前記位相値のすべてまたは一部、例えば任意のまたはすべての追加の位相値並びに前記第1および第2の位相値、を平均することを可能にし、この平均化によって得られた平均値が、その後、ノイズ除去のために使用されてもよい。例えば、チェッカ回路220は、前記第1および第2の位相値についての、それぞれ、前記第1および第2の読み取りの間の所定の期間に、1つ以上の追加の読み取りを行うように構成されてもよい。限定ではなく例として明瞭にするために、前記第1のサンプルおよび前記第2のサンプルはそれぞれ第1のデータサンプルおよび第2のデータサンプルであると仮定される。
306において、RXデータ212における位相差が、前記第1の位相値と第2の位相値との間として得られる。307において、前記位相差を閾値と比較することができる。前記位相差が前記閾値以上である場合、308において、位相入力は、CDRブロック203が準安定状態にあることが検出されていないので、CDRブロック203の準安定状態を抜けるための何らの変更またはシフトなしに、位相補間器204への入力として渡されることができる。しかしながら、307において、前記位相差が前記閾値より小さい場合には、309において、位相入力は、CDRブロック203が準安定状態であることが検出されているので、位相補間器204へ入力として供給する前に、CDRブロック203の準安定状態を抜け出るためにシフトされ得る。
308での位相入力は、前記第1の位相値または前記第2の位相値のいずれかであり得る。309における位相入力は、受信機200のループ225を周る当該情報の伝搬によってCDRブロック203が準安定状態を出るように、プラス若しくはマイナス約90度又は他のある量だけシフトされた前記第1の位相値または前記第2の位相値のいずれかであり得る。前記第1の位相値および前記第2の位相値は、それぞれ、第1の位相補間器コード値および第2の位相補間器コード値であってもよい。前記閾値は、位相補間器204の位相補間器コードの約4つの増分である変化またはデルタであってもよい。例えば、位相補間器204は、UIを、16,32,64、または他のある数などの幾つかの等間隔チックに分割することができ、したがって、4つの増分は固定位相差を表し得る。
CDRブロックの準安定状態をより明確に理解するために、データがデータアイの中央でサンプリングされ、クロッシングがデータサンプルから0.5UI離れているバンバンCDRが使用されると仮定する。図4−1〜図4−4は、それぞれ、例示的なサンプリング401〜404のための例示的なRXデータ212を示す同じ信号図である。
サンプリング401では、データは411でサンプリングされ、対応するクロッシングは412にある。この例では、サンプラ202によって使用されるRXクロックが、データアイの中央でデータをサンプリングするために配置され、したがって、各クロッシングサンプルは、それに対応する現在のデータサンプルと同じである可能性が50パーセントである。例えば、データが論理1である場合、クロッシングが論理1である可能性は50−50である。
サンプリング402については、データは421でサンプリングされ、対応するクロッシングは422にある。この例では、サンプラ202によって使用されるRXクロックは、データを早期に、すなわちデータアイの中央の左側でサンプリングするように配置されているので、各クロッシングサンプルは、それに対応する現在のデータサンプルと同じになる可能性が非常に高い。
サンプリング403については、データは431でサンプリングされ、対応するクロッシングは432にある。この例では、サンプラ202によって使用されるRXクロックは、データを遅く、すなわちデータアイの中央の右側でサンプリングするように配置されているので、各クロッシングサンプルは、それに対応する現在のデータサンプルと同じになる可能性が非常に低い。
サンプリング404については、データは441でサンプリングされ、対応するクロッシングは442にある。この例では、サンプラ202によって使用されるRXクロックは、データアイの中央から0.5UIオフセット、すなわち、早いクロッシング位置でデータアイの中央の左でデータをサンプリングするように配置されているので、各クロッシングサンプルは、それに対応する現在のデータサンプルと同じである可能性が50パーセントである。例えば、データが論理0である場合、クロッシングが論理0である可能性は50−50である。
この情報を用いて、RXデータアイの中央でサンプリングするために、データサンプラ202によって使用されるRXクロックの位置を維持して、RXデータストリーム212に対するRXクロックの任意の移動を迅速に補正するデジタル論理とともに、CDRフィードバックループ225を構築することができる。しかしながら、RXクロックが図4−4のように配置されている場合、CDR203は、クロッシングサンプルに一致するデータサンプルを有し(早い)、且つクロッシングサンプルに一致しないデータサンプルを有し得る(遅い)。これは、図4−1のようなRXクロックの動作に類似しているように見えるが、実際には、CDR203の準安定状態である。ループ225は、最終的に回復してCDR203の準安定状態を抜け出ることもあるが、抜け出るために、破損したデータを処理することは、長期間かかる可能性がある。言い換えれば、ループ225は、長期間にわたり、図4−1のような適切なクロック位置を回復することができない可能性がある。
たとえば、10G EPONおよび他のBMCDRアプリケーションでは、CDRブロックは、パケットのプリアンブル中にRXクロックを素早く調整して、任意の位相のパケットからデータを取り出すことができる。多くの場合、CDRブロックは、そのようなRXクロックを、新たに受信したパケットの位相に迅速に調整することができる。例外は、前のデータパケットが、現在のパケットから正確に0.5UIの位相オフセットを有する場合である。なぜなら、この関係は、上述のようにCDRブロック203内で準安定状態をもたらすからである。準安定状態のCDRブロックでは、CDRロック時間が、パケットのプリアンブルの長さを超え、データエラーを受信する可能性がある。
図5は、チェッカ回路220によって使用される例示的なチェッカフロー500を示すフロー図である。501において、チェッカフロー500が開始され得る。502において、CDRブロック203によって決定された現在のRX PIコード値が、レジスタなどに格納され得る。
503では、バースト信号の開始がアサートされたかどうかを判定することができる。開始信号218が、RXデータのデータバースト開始に応答してアサートされてもよい。これは既知の信号であるため、そのような信号の生成は、明瞭化のために、不必要に詳細には記載されていない。503においてデータバースト開始が検出されなければ、CDRブロック203によって決定された現在のRX PINコード値が、502で格納される。任意選択で、502におけるこの格納は、レジスタに供給される開始信号のアサートに応答して、位相値をレジスタに登録することであってもよい。
503においてデータバースト開始が検出された場合、504において、待機時間が呼び出される。任意選択で、この待機時間は、様々なアプリケーションに対応するように調整可能であってもよい。この待機時間は、カウンタに供給されるクロック信号のクロックパルスのある数までカウントするためのものであってもよい。さらに、カウントする数は、アプリケーションごとに異なってよい。さらに、任意選択で、513において、そのような待機時間の間に、上述したように、平均化の目的のために、追加の位相値が、一時的に格納されることを含んで、読み取られてもよい。
504で待機した後、505において、CDRブロック203によって決定された現在のRX PIコード値が、待機時間の経過およびバースト開始信号のアサートに応答して、読み取られまたは格納される。任意選択で、502でのこの格納は、新しいバーストの開始と共に、前記カウンタから別のレジスタに提供されるカウントリーチ信号のアサートに応答して、別の位相値を別のレジスタに登録することであってもよい。言い換えれば、この別の位相値の登録は、クロックパルスの数に達することおよび現在のバーストのバースト開始信号のアサートに応答することができる。
502で格納された第1の位相値および505で読み取られまたは格納された第2の位相値は、506において、任意の位相差を決定するために提供されてもよい。例えば、502で格納された前の位相値が、減算器にそれぞれ提供されたときに、505で読み取られ又は格納された現在の位相値から減算されてもよく、絶対値回路などによって、この減算結果の絶対値が得られてもよい。この位相差は、506で、比較器などによって、前記比較器に提供された閾値と比較することができる。
506で決定されたときに、この位相差が閾値未満でない場合、位相は、CDRブロック203が準安定状態にないことを示すのに十分に移動している。そのような結果に対して、506からチェッカフロー500は、502におけるオペレーションに戻ることができ、そこで、CDRブロック203によって決定された現在のRX PIコード値が格納され得る。
506で決定されたときに、この位相差が閾値未満である場合、位相は、CDRブロック203が準安定状態にないことを示すのに十分に移動していない。言い換えると、位相は、CDRブロック203が準安定状態にあることを示すようにわずかしか移動していない。そのような結果に対して、506からチェッカフロー500は、507で、CDRブロック203によって決定された現在のRX PIコード値を固定量だけシフトまたは移動させることができる。この例では、この固定量は、あるアプリケーションに対してUIの1/4である。しかしながら、この量または別の量のシフトが使用されてもよい。RX PI204が、1つのオーバーライド動作で十分な量だけ位相を調整できない場合、複数の増分位相オーバーライドを使用して、前記位相を十分な量だけ移動させることができる。このようにして、RX PI204への位相入力のシフトは、2つ以上の部分的位相調整またはシフトのシーケンスであってもよい。
上記のようにして、506で使用される比較器の出力は、マルチプレクサへの選択制御として提供されてもよい。前記マルチプレクサへの1つの入力は、前述の前または現在のRX PI位相コード値のいずれかに加えられる固定シフト量を受け取るように結合された加算器の出力であってもよく、前記マルチプレクサへの別の入力は、前述の前または現在のRX PI位相コード値のいずれかであってもよい。限定ではなく例として分かりやすくするために、505で読み取られた現在のPX PI位相コード値が使用されると仮定する。効果的には、そのような加算器は、位相差が閾値よりも小さいことに応答して位相補間器204への位相入力をシフトするように結合されてもよい。
507での、位相補間器へのRX PI位相コード値入力のシフトまたは他の移動の後、チェッカフロー500は、CDRブロック203によって決定された現在のRX PIコード値を502で格納することができる。効果的には、ループ225を周って伝わった後の507におけるそのようなシフトは、CDRブロック203をシフトまたは「キック」して、その準安定状態から出す。したがって、502で格納することによって、CDRステータスは、CDRステータスを連続的に格納し、その後短時間後にCDRステータスを再度読み出すことによって、各バーストの開始直前に読み出されることができる。これらのステータス読み取り値の間の差が、プログラム可能に調整可能な閾値内にある場合、これは、CDRブロック203が準安定状態にスタックされており、RX PIコード値が調整されるべきであることを示す。
一般に、この準安定不安定性は、CDRブロック203が、通常の動作モードでCDR安定性を維持する一方で、新しいデータバーストでロックを取得しようとしているときに発生する。迅速なCDRの決定は、FPGA実装内のDMONを通してまたはCDRブロック203のデジタルチェッカ回路220の内部で、再生クロックのRX PIコード値を直接読み取ることによって容易になり得る。バーストのためのRX PIコード値の1回のオーバーライドは、例えばCDRフィードバックループなどにおいて不安定性を生じることなく高速なCDR修正を可能にするために、準安定性の検出に応答して、固定値であってもよい制御可能な値によって提供されてもよい。
BMCDRアプリケーションでは、データバーストの開始時に、アプリケーションは、CDRが受信機の中でRXデータに正しくアラインメントされているかどうかを検出できない。しかしながら、アプリケーションは、パケットが存在するために受信機がトグルしていることを検出することができ、バーストの開始を示す信号を発することができる。この開始信号は、デジタルチェッカ回路220などのBMCDR回路に供給されてもよい。アプリケーションによってバースト開始を検出するこの能力に基づいて、チェッカ回路220は、CDRの状態をモニタし、データパケットの開始直後に、CDRブロック203を調整することができる。アプリケーションがバースト信号の開始を送信し、その後に準安定状態が検出されたときにのみ、CDRブロックを調整するために、デジタルチェッカ回路220などのBMCDR回路を使用することによって、CDRブロック203が、正常なデータを受信したときにCDRの安定性を維持しながら、クロック位相を取得またはクロック位相にロックしようとしているときにのみ、最大の移動を提供することができる。
507では、1/4 UIの移動またはシフト、またはそのような1/4 UIの移動に近似する値を使用することができる。図4−1と図4−4との比較から、CDRの準安定状態の検出に即座に応答してRXクロックが正しく配置されるように、0.5UIだけクロック位相を調整することが提案され得る。しかしながら、チェッカ回路220は、CDRが0UIオフセットで安定であろうと、または0.5UIオフセットで準安定であろうと、その両方を調整する。前者に関しては、チェッカ回路220が、RXクロックの位相を、最初に既に安定していたときに、0.5UIだけ移動させた場合、このRXクロックのそのような移動は、準安定領域への移動となって、より長いロック時間を引き起こし得る。507で、制御可能に調整可能な位相調整を提供することにより、初期値からの0.25UIくらいのオフセットの提案された値は、CDRブロック203の安定状態と準安定状態の両方に対して迅速なCDR位相ロックを提供することができる。換言すれば、このシフトされた位置において、CDRブロック203は、RXクロックを正しい位相に迅速に調整することができる。
上記の説明は、光ネットワークに関してなされているが、このような説明は、光ネットワークに限定されず、他のタイプの高速ネットワークの受信機に使用されてもよい。PONが記述されたけれども、上記の説明はPONに限定されず、アクティブ光ネットワーク(AON)またはそれらの組み合わせの受信機に使用されてもよい。さらに、上記の説明はCDRブロックに限定されず、フィードバックループによる類似のバンバン位相検出および補正を伴うPLLおよびDLLのロック時間を改善するために使用されてもよい。2次周波数ループが追加されたPLLの場合、いくつかの周波数調整が追加され得る。
本明細書に記載された1つ以上の例は、FPGAに実装され得るので、そのようなICの詳細な説明が提供される。しかしながら、他のタイプのICが、本明細書に記載の技術から恩恵を受け得ることを理解されたい。
プログラマブルロジックデバイス(「PLD」)は、特定の論理機能を実行するようにプログラムすることができる周知のタイプの集積回路である。1つのタイプのPLDであるフィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)は、通常、プログラマブルタイルのアレイを含む。これらのプログラマブルタイルは、例えば、入出力ブロック(「IOB」)、コンフィギュラブル論理ブロック(「CLB」)、専用ランダムアクセスメモリブロック(「BRAM」)、乗算器、デジタル信号処理ブロック(「DSP」)、プロセッサ、クロックマネージャ、遅延ロックループ(「DLL」)などを含むことができる。本明細書で使用される場合、「含む」および「含んでいる」とは、制限なく含むことを意味する。
各プログラマブルタイルは、通常、プログラマブルインターコネクトとプログラマブルロジックの両方を含む。プログラマブルインターコネクトは、プログラマブルインターコネクトポイント(「PIP」)によって相互接続された様々な長さの多数のインターコネクトラインを、通常、含む。プログラマブルロジックは、例えば、ファンクションジェネレータ、レジスタ、算術論理などを含むことができるプログラマブルエレメントを使用して、ユーザーデザインのロジックを実装する。
プログラマブルインターコネクトおよびプログラマブルロジックは、プログラマブルエレメントがどのように構成されるかを定める内部コンフィギュレーションメモリセルにコンフィギュレーションデータのストリームをロードすることによって、通常、プログラムされる。コンフィギュレーションデータは、メモリから(例えば、外部PROMから)読み出すことができ、または外部デバイスによってFPGAに書き込むことができる。その後、個々のメモリセルの集合状態が、FPGAの機能を決定する。
別のタイプのPLDは、コンプレックスプログラマブルロジックデバイス、すなわちCPLDである。CPLDは、インターコネクトスイッチマトリクスによって互いに及び入出力(「I/O」)リソースと接続された2つ以上の「機能ブロック」を含む。CPLDの各機能ブロックは、プログラマブルロジックアレイ(「PLA」)およびプログラマブルアレイロジック(「PAL」)デバイスで使用されるものと同様の2レベルAND/OR構造を含む。CPLDでは、コンフィギュレーションデータは、通常、不揮発性メモリにオンチップで保存される。一部のCPLDでは、コンフィギュレーションデータは、不揮発性メモリにオンチップで保存され、その後、初期コンフィギュレーション(プログラミング)シーケンスの一部として揮発性メモリにダウンロードされる。
これらのプログラマブルロジックデバイス(「PLD」)のすべてについて、デバイスの機能性は、その目的のためにデバイスに提供されるデータビットによって制御される。データビットは、揮発性メモリ(例えば、FPGAおよびいくつかのCPLDにおけるようなスタティックメモリセル)、不揮発性メモリ(例えば、いくつかのCPLDにおけるようなフラッシュメモリ)、または任意の他のタイプのメモリセルに保存することができる。
他のPLDは、デバイス上の様々なエレメントをプログラム可能に相互接続する金属層などの処理層を適用することによってプログラムされる。これらのPLDは、マスクプログラマブルデバイスとして知られている。PLDは、例えば、ヒューズ技術またはアンチヒューズ技術を用いて、他の方法で実施することもできる。「PLD」および「プログラマブルロジックデバイス」という用語は、これらの例示的なデバイスを含むが、これらに限定されず、部分的にのみプログラム可能なデバイスを包含する。例えば、PLDの1つのタイプは、ハードコードされたトランジスタロジックと、ハードコードされたトランジスタロジックをプログラム可能に相互接続するプログラマブルスイッチファブリックの組み合わせを含む。
上述のように、高度なFPGAは、アレイ内にいくつかの異なるタイプのプログラマブル論理ブロックを含むことができる。例えば、図6は、マルチギガビットトランシーバ(「MGT」)601、コンフィギュラブル論理ブロック(「CLB」)602、ランダムアクセスメモリブロック(「BRAM」)603、入出力ブロック(「IOB」)604、コンフィギュレーションおよびクロッキングロジック(「CONFIG/CLOCKS」)605、デジタル信号処理ブロック(「DSP」)606、特殊化された入出力ブロック(「I/O」)607(例えば、コンフィギュレーションポートおよびクロックポート)、ならびにデジタルクロックマネージャ、アナログ−デジタル変換器、システム監視ロジックなどの他のプログラマブルロジック608を含む多数の異なるプログラマブルタイルを含むFPGAアーキテクチャ600を示す。いくつかのFPGAは、専用プロセッサブロック(「PROC」)610も含む。
いくつかのFPGAでは、各プログラマブルタイルは、各隣接するタイル内の対応するインターコネクトエレメントとの標準化された接続を有するプログラマブルインターコネクトエレメント(「INT」)611を含む。したがって、プログラマブルインターコネクトエレメントが一緒になって、図示されたFPGAのためのプログラマブルインターコネクト構造を実装する。プログラマブルインターコネクトエレメント611は、図6の上部に含まれる例によって示されるように、同じタイル内のプログラマブルロジックエレメントへの接続およびそれからの接続も含む。
例えば、CLB602は、ユーザロジックを実装するようにプログラムすることができるコンフィギュラブルロジックエレメント(「CLE」)612及び単一のプログラマブルインターコネクトエレメント(「INT」)611を含むことができる。BRAM603は、1つ以上のプログラマブルインターコネクトエレメントに加えて、BRAMロジックエレメント(「BRL」)613を含むことができる。通常、タイルに含まれるインターコネクトエレメントの数は、タイルの高さに依存する。図示の実施形態では、BRAMタイルは、5つのCLBと同じ高さを有するが、他の数(例えば4つ)も使用することができる。DSPタイル606は、適切な数のプログラマブルインターコネクトエレメントに加えて、DSPロジックエレメント(「DSPL」)614を含むことができる。IOB604は、例えば、プログラマブルインターコネクトエレメント611の1つのインスタンスに加えて、入出力ロジックエレメント(「IOL」)615の2つのインスタンスを含むことができる。当業者には明らかなように、例えばI/Oロジックエレメント615に接続された実際のI/Oパッドは、通常、入出力ロジックエレメント615の領域に制限されない。
図示された実施形態では、ダイの中心付近の水平領域(図6に示されている)が、コンフィギュレーション、クロック、および他の制御ロジックのために使用される。この水平領域または列から延びる垂直列609は、FPGAの幅全体にわたりクロックおよびコンフィギュレーション信号を分配するために使用される。
図6に示すアーキテクチャを利用するいくつかのFPGAは、FPGAの大部分を構成する規則的な柱状構造を中断させる追加の論理ブロックを含む。追加の論理ブロックは、プログラマブルブロックおよび/または専用ロジックとすることができる。例えば、プロセッサブロック610は、CLBおよびBRAMのいくつかの列にわたる。
図6は、例示的なFPGAアーキテクチャのみを示すことが意図されている。例えば、行内の論理ブロックの数、行の相対幅、行の数と順序、行に含まれる論理ブロックのタイプ、論理ブロックの相対サイズ、および図6の上部に含まれているインターコネクト/ロジックの実装は、純粋に例示的なものである。たとえば、実際のFPGAでは、ユーザーロジックの効率的な実装が容易になるように、CLBが現れる場所には、1つより多いCLBの隣接する行が通常含まれているが、隣接するCLBの行の数は、FPGAの全体サイズによって異なる。
以上、例示的な装置および/または方法について説明したが、本明細書に記載される1つ以上の態様による他のおよびさらなる例が、以下の特許請求の範囲及びその等価物によって決定される本発明の範囲から逸脱することなく考案され得る。ステップを記載している請求項は、ステップの順序を暗示するものではない。商標は、それぞれの所有者の財産である。
以上、例示的な装置および/または方法について説明したが、本明細書に記載される1つ以上の態様による他のおよびさらなる例が、以下の特許請求の範囲によって決定される本発明の範囲から逸脱することなく考案され得る。ステップを記載している請求項は、ステップの順序を暗示するものではない。商標は、それぞれの所有者の財産である。

Claims (15)

  1. 受信機のための方法であって、
    前記受信機のクロックデータリカバリブロックの準安定状態をチェックすることと、
    前記受信機の位相補間器への位相入力を変更して、前記受信機の前記クロックデータリカバリブロックを制限時間内に前記準安定状態から抜け出させることと
    を含み、前記チェックすることは、
    受信データの位相差を決定する、第1の決定することと、
    前記準安定状態にある前記クロックデータリカバリブロックのための閾値よりも、前記位相差が小さいことを決定する、第2の決定することと
    を含む、方法。
  2. 前記受信機の受信機フロントエンドによって送信データを受信して、前記受信データを提供することと、
    前記受信データの第1のサンプリングを行って、それについての第1のサンプルを提供することと、
    前記第1のサンプリングからある時間後に、前記受信データの第2のサンプリングを行って、それについての第2のサンプルを提供することと、
    前記クロックデータリカバリブロックによって、前記第1のサンプルから第1の位相値を決定し、前記第2のサンプルから第2の位相値を決定することと、
    前記第1の位相値と前記第2の位相値の間として前記受信データの前記位相差を取得することと、
    前記位相差を前記閾値と比較することと、
    前記位相差が前記閾値よりも小さいことに応答して、前記位相補間器への前記位相入力をシフトすることと
    を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記位相入力は、前記クロックデータリカバリブロックを前記準安定状態から抜け出させるように、1UI期間のプラス又はマイナス約90度だけシフトされた前記第1の位相値又は前記第2の位相値のいずれかである、請求項2に記載の方法。
  4. 前記位相入力の前記シフトは、2つ以上の部分的調整のシーケンスである、請求項2又は3に記載の方法。
  5. 前記第1のサンプル及び前記第2のサンプルが、それぞれ、第1のデータサンプル及び第2のデータサンプルであり、
    前記第1の位相値及び前記第2の位相値が、それぞれ、第1の位相補間器コード値及び第2の位相補間器コード値である、請求項2から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記閾値は、位相補間器コードの約4つの増分である、請求項2から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記受信データのデータバースト開始に応答して開始信号をアサートすることと、
    前記第1の位相値を登録する、第1の登録することと、
    クロック信号のクロックパルスをある数までカウントすることと、
    前記開始信号のアサートからクロックパルスの前記数に達したことに応答して、前記第2の位相値を登録する、第2の登録することと
    を更に含む、請求項2から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. サンプルを受信して、前記サンプルの第1の位相値及び第2の位相値を決定するように結合されたクロックデータリカバリブロックであって、
    前記第1の位相値及び前記第2の位相値が、異なる時間に決定される、クロックデータリカバリブロックと、
    前記クロックデータリカバリブロックから位相入力を受信するように、前記クロックデータリカバリブロックに結合された位相補間器であって、
    前記クロックデータリカバリブロックが、前記位相入力を変更して、前記クロックデータリカバリブロックの準安定状態から抜け出るように構成される、位相補間器と
    を備える、受信機システム。
  9. 前記クロックデータリカバリブロックが、前記第1の位相値と前記第2の位相値との間の位相差を決定するように構成される、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記クロックデータリカバリブロックは、前記位相差が閾値未満である場合に前記位相入力を変更するように、構成される、請求項9に記載のシステム。
  11. 送信データを受信して受信データを提供するように結合された受信機フロントエンドと、
    前記受信データを受信して前記サンプルを提供するように結合されたサンプラと
    を更に備える、請求項10に記載のシステム。
  12. 前記サンプラは、前記受信データをサンプリングして、前記サンプルの第1のサンプル及び第2のサンプルを提供するように結合され、
    前記クロックデータリカバリブロックは、前記第1のサンプルから前記第1の位相値を決定し、前記第2のサンプルから前記第2の位相値を決定するように結合される、請求項11に記載のシステム。
  13. 前記位相入力は、前記クロックデータリカバリブロックを前記準安定状態から抜け出させるように、プラス又はマイナス約90度だけシフトされた前記第1の位相値又は前記第2の位相値のいずれかである、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記第1の位相値及び前記第2の位相値が、それぞれ、第1の位相補間器コード値及び第2の位相補間器コード値である、請求項12又は13に記載のシステム。
  15. 前記閾値が、位相補間器コードの約4つの増分である、請求項12から14のいずれか一項に記載のシステム。
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