JP2017535781A - 温度センサ - Google Patents
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Abstract
熱電対を有する温度センサの製造方法は、a)セラミック材料により作製された支持管に、2つの熱電対素線を、前記支持管から外にはみ出るまで差し込む工程と、b)前記支持管から外にはみ出た前記2つの熱電対素線の端部をそれぞれ溶接し、熱電対の高温点を形成する工程と、c)前記支持管を少なくとも部分的に、ステンレス鋼製の補強管に差し込む工程と、d)前記補強管にキャップを取り付け、前記高温点を保護する工程と、の一連の工程を含む。
Description
本発明は、温度センサであって、特に自動車の熱機関群において、−40℃から1200℃まで変動し得る温度を測定する熱電対を備えた温度センサに関する。
図1に表されているように、温度測定装置は、従来から、温度センサ2を備えているが、この温度センサ2は、当該温度センサを測定装置4に接続可能な延長ケーブル3により延長される。温度センサ2は、従来から、金属製の保護シース5と、保護シース5に取り付けられるとともに意図する用途に適合された止め具6と、を備えている。
測定装置4は、温度センサ2によって供給され、延長ケーブル3を介して送信された電気信号を解析するように構成されている。この解析によって、温度センサの端部が晒されている温度を評価することができる。
保護シース5の内部では、温度センサ2は、従来から、熱電対7と、通常はアルミナまたはマグネシアからなる無機絶縁体8と、を備え、これによって熱電対は、環境上のストレス、特に高温に耐えることができる。
図2に示されているように、熱電対7は、それぞれ互いに接続され両端が高温点13につながれた第1の熱電対素線10と第2の熱電対素線12の組立体である。第1の素線の端子と第2の素線の端子の電位差ΔUは、周知のゼーベック効果に応じて、高温点の温度T1と前述した両端子の温度T0との温度差に依存する。
熱電対を有する温度センサは、特に熱機関群に用いられ、この温度センサは−40℃から1200℃まで変動し得る温度に対応する。
このような用途の温度センサの製造は、従来から、次の工程に従って行われる。
最初に、無機絶縁ケーブルまたはMICケーブル(英語では「mineral insulated cable」)が製造される。
無機絶縁ケーブルは、金属製の保護シース5と、保護シース5の内部に、熱電対を形成するのに適した材料から製造された2つの熱電対素線10および12と、を備え、この2つの熱電対素線は、無機絶縁体8によって、互いに、そして保護シース5から絶縁されている。
無機絶縁ケーブルは、一般に、ロール状で供給される。その後、これを真っすぐにしてから断片に切断する(図3a)。
2つの熱電対素線間の接合部すなわち「高温点」13を形成するために、いくらかの無機絶縁体を例えばブラスト加工するかまたは削り取ることによって、典型的には約2〜10mmの深さまで無機絶縁ケーブルの端部から取り去る。この端部は「遠位」と称し、無機絶縁体から2つの熱電対素線が現れるとともに、これらの熱電対素線は保護シース5によって囲まれる(図3b)。
このようにして露出させた熱電対素線の両端部を、互いに接するまで機械的に接近させ、次いで熱電対素線の両端部は例えば、電気溶接によって接続される(図3c)。
その後、保護シースの凹端部に、無機絶縁ケーブルの無機絶縁体と同一であるかまたはこれとは異なる絶縁材を充填し、そして当該端部は、例えば電気溶接によって、熱電対を保護するように閉じることができる(図3d)。
その一方で、保護シース5を閉じた後か無機絶縁体とともにケーブルを切り取る前に、従来は、伸線加工またはハンマーで打って加工することによって、保護シース5の遠位端部に細くされた部分15が作製される。細くされた部分は従来より温度センサの応答時間を向上させている。
このような製造方法は自動化が困難であり、現在、繊細な手作業を必要とする。
したがって、熱電対を有した温度センサ製造の自動化を容易にすることが可能な解決策が必要とされている。
本発明の目的は、この必要性を満たすことである。
本発明は、以下の連続工程を含む熱電対を有する温度センサの製造方法を提案する。
a)典型的にはアルミナ(Al2O3)またはマグネシア(MgO)がベースであるセラミック材料、その他のセラミック系材料あるいはそれらの混合物、例えばAlN、BN、SiO2等、からなる支持管に、2つの熱電対素線を、前記支持管から外に(熱電対素線が支持管に差し込まれる側とは反対側に)はみ出るまで差し込む工程、
b)前記支持管から外にはみ出た前記2つの熱電対素線の端部をそれぞれ溶接し、熱電対の高温点を形成する工程、
c)先の二工程とは独立しているが、工程d)の前に、前記支持管を少なくとも部分的にステンレス鋼製の、典型的にはインコネル系、または310S、ないしは選択された用途による制約に応じたその他のステンレス鋼から作製された補強管に差し込む工程、
d)前記補強管にキャップを取り付け、前記高温点を保護する工程。
a)典型的にはアルミナ(Al2O3)またはマグネシア(MgO)がベースであるセラミック材料、その他のセラミック系材料あるいはそれらの混合物、例えばAlN、BN、SiO2等、からなる支持管に、2つの熱電対素線を、前記支持管から外に(熱電対素線が支持管に差し込まれる側とは反対側に)はみ出るまで差し込む工程、
b)前記支持管から外にはみ出た前記2つの熱電対素線の端部をそれぞれ溶接し、熱電対の高温点を形成する工程、
c)先の二工程とは独立しているが、工程d)の前に、前記支持管を少なくとも部分的にステンレス鋼製の、典型的にはインコネル系、または310S、ないしは選択された用途による制約に応じたその他のステンレス鋼から作製された補強管に差し込む工程、
d)前記補強管にキャップを取り付け、前記高温点を保護する工程。
次の説明において更に詳細に論じるように、このような方法は自動化することができる。
本発明に係る方法は、次に示す任意に採択しうる好適な特徴のうちの1つ以上も含めることができる。
− 支持管が仕切られている。
− キャップは、支持管に取り付けられる前に、細くされた部分を有している。
− キャップは、支持管の外側面の90%以上を覆うように構成される。
− キャップは、経時的に測定において高い安定性をもたらすインコネルである。
− キャップの組み立て前に、キャップは、絶縁材、好ましくは酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、窒化アルミニウムおよび/または窒化ホウ素の中から選択される、粉末状の材料が充填される。
− 支持管が仕切られている。
− キャップは、支持管に取り付けられる前に、細くされた部分を有している。
− キャップは、支持管の外側面の90%以上を覆うように構成される。
− キャップは、経時的に測定において高い安定性をもたらすインコネルである。
− キャップの組み立て前に、キャップは、絶縁材、好ましくは酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、窒化アルミニウムおよび/または窒化ホウ素の中から選択される、粉末状の材料が充填される。
本発明は、支持管を備えた温度センサであって、支持管はセラミック材料であり、好ましくは仕切られており、2つの熱電対素線が長手方向に通り、2つの熱電対素線が、支持管の近位端部および遠位端部から突き出ており、前記支持管の遠位端部を越えた支持管の外側で接合され、支持管の遠位端部を越えて突き出た熱電対素線の一部が、キャップによって保護されていることが好ましく、キャップには絶縁材が充填されていることが好ましく、支持管を収容する補強管に取り付けられていることが好ましい。
本発明に係る温度センサは、具体的には、本発明に係る方法に従って製造することができ、必要に応じて後述する任意の特徴のうちの1つ以上を有するように構成されていてもよい。
本発明に係る温度センサは、次に示す任意に採択しうる好適な特徴のうちの1つ以上を含むことができる。
− 第1の熱電対素線および第2の熱電対素線の一対の材料が、N型またはK型であり、好ましくはN型である。
− 好適な実施形態において、いかなる熱電対素線も支持管内において電気絶縁シースに覆われていない。
− 近位端部において、熱電対素線が電気的な接続手段、例えば測定装置および/または延長ケーブルへの接続を可能にする接続端子を備える。
− 熱電対素線は、熱電対素線が通る支持管の長手方向内腔に固定されず、より正確には、支持管の内腔に挿入される。
− 支持管が、隔壁によって分離された2つの長手方向内側空間を備える。
− 支持管は押出管である。
− 支持管は、典型的には、アルミナ(Al2O3)またはマグネシア(MgO)がベースであるセラミック材料、その他のセラミック系材料、またはAlN、BN、SiO2等のこれらとの混合物である。
− 支持管は電気絶縁材から製造される。
− 応答時間が短くなるように、キャップは支持管に取り付けられる前に細くされた部分を有し、高温点における細くされた部分の径が、好ましくは3.5mm未満、好ましくは3mm未満、好ましくは2mm未満、好ましくは1.5mm未満である。
− キャップは密封状態で補強管に取り付けられている。
− キャップは補強管の遠位端部、および/または外側面、および/または内側面に取り付けられている。
− キャップはレーザ溶接によって補強管に取り付けられている。
− キャップは支持管の外側面の10%以上、30%以上、60%以上、90%以上、好ましくは実質上100%を覆っている。
− キャップは支持管および/または補強管と当接するように構成され、および/または、支持管および/または補強管にキャップガイド手段を備える。
− キャップには、絶縁材、好ましくは、アルミナおよび/またはマグネシアおよび/または窒化ホウ素および/または窒化アルミニウムの中から選択される材料が、好ましくは粉末の形態で充填され、熱電対素線が前記絶縁材によって外部から絶縁される。
− 補強管はステンレス鋼製であることが好ましく、通常インコネル系または310S、選択された用途の制限に応じたその他のステンレス鋼である。
− 好ましくは、補強管の外径は4mmを超え、さらに好ましくは、4.5mm以上である。
− 補強管の壁の厚さが、0.2mmを超え、および/または1.3mmよりも小さい。
− 補強管には機械的な止め具が取り付けられ、好ましくは溶接されている。
− 第1の熱電対素線および第2の熱電対素線の一対の材料が、N型またはK型であり、好ましくはN型である。
− 好適な実施形態において、いかなる熱電対素線も支持管内において電気絶縁シースに覆われていない。
− 近位端部において、熱電対素線が電気的な接続手段、例えば測定装置および/または延長ケーブルへの接続を可能にする接続端子を備える。
− 熱電対素線は、熱電対素線が通る支持管の長手方向内腔に固定されず、より正確には、支持管の内腔に挿入される。
− 支持管が、隔壁によって分離された2つの長手方向内側空間を備える。
− 支持管は押出管である。
− 支持管は、典型的には、アルミナ(Al2O3)またはマグネシア(MgO)がベースであるセラミック材料、その他のセラミック系材料、またはAlN、BN、SiO2等のこれらとの混合物である。
− 支持管は電気絶縁材から製造される。
− 応答時間が短くなるように、キャップは支持管に取り付けられる前に細くされた部分を有し、高温点における細くされた部分の径が、好ましくは3.5mm未満、好ましくは3mm未満、好ましくは2mm未満、好ましくは1.5mm未満である。
− キャップは密封状態で補強管に取り付けられている。
− キャップは補強管の遠位端部、および/または外側面、および/または内側面に取り付けられている。
− キャップはレーザ溶接によって補強管に取り付けられている。
− キャップは支持管の外側面の10%以上、30%以上、60%以上、90%以上、好ましくは実質上100%を覆っている。
− キャップは支持管および/または補強管と当接するように構成され、および/または、支持管および/または補強管にキャップガイド手段を備える。
− キャップには、絶縁材、好ましくは、アルミナおよび/またはマグネシアおよび/または窒化ホウ素および/または窒化アルミニウムの中から選択される材料が、好ましくは粉末の形態で充填され、熱電対素線が前記絶縁材によって外部から絶縁される。
− 補強管はステンレス鋼製であることが好ましく、通常インコネル系または310S、選択された用途の制限に応じたその他のステンレス鋼である。
− 好ましくは、補強管の外径は4mmを超え、さらに好ましくは、4.5mm以上である。
− 補強管の壁の厚さが、0.2mmを超え、および/または1.3mmよりも小さい。
− 補強管には機械的な止め具が取り付けられ、好ましくは溶接されている。
また本発明は、−40℃から1200℃まで変動し得る、具体的には、800℃超、900℃超、1000℃超、または1100℃超であり得る温度環境における、具体的には自動車の熱機関群での、本発明に係る温度センサの使用にも関する。
そして本発明は、本発明に係る温度センサを備えた自動車の熱機関群、および本発明に係る熱機関群を備えた自動車に関する。温度センサは、具体的には、ターボチャージャーのタービン上流の排気マニホールド、またはエンジン用燃料もしくは支燃性物質の吸気管、または排気管内に配置することができる。
本発明の他の特徴および利点は、次の詳細な説明を読み、そして添付図面を検討することにより、更に明らかになる。
<定義>
「近位」と「遠位」は、本発明に係る温度センサの両側を区別するものである。「遠位」側は、高温点側である。
「高温点」とは、従来のとおりその温度とは無関係に2つの熱電対素線間の接合部を意味する。
特に断りのない限り、「〜を1つ備える」、「〜を1つ有する」または「〜を1つ含む」とは、「〜を少なくとも1つ備える」という意味で用いられる。
同一の参照符号は、種々の図面における同様の部材を示すのに用いられる。
「近位」と「遠位」は、本発明に係る温度センサの両側を区別するものである。「遠位」側は、高温点側である。
「高温点」とは、従来のとおりその温度とは無関係に2つの熱電対素線間の接合部を意味する。
特に断りのない限り、「〜を1つ備える」、「〜を1つ有する」または「〜を1つ含む」とは、「〜を少なくとも1つ備える」という意味で用いられる。
同一の参照符号は、種々の図面における同様の部材を示すのに用いられる。
<詳細な説明>
図1〜3は、導入部において説明したので、ここでは図4を参照する。
図1〜3は、導入部において説明したので、ここでは図4を参照する。
工程a)は、セラミック材料から作製された支持管30の、1つ以上の長手方向内腔(内側空間)28に2つの熱電対素線10および12を通し、熱電対を形成することからなる(図4a)。
支持管30は、差し込み時に熱電対素線をガイドするように構成されている。
好ましくは、支持管30は賦形され、好ましくは、内腔28の断面が、それらが受け入れようとする熱電対素線の断面と実質上同一であるように形成されることが好ましい。
支持管30は、具体的には、押出によって形成することができる。
支持管は、仕切られていることが好ましい。支持管30の仕切りによって、熱電対素線が電気絶縁リードによって絶縁されていない場合であっても、前述の支持管に差し込まれる熱電対素線の部分間の電気的な接触におけるあらゆる危険性が好適に排除することができる。
図示されていない変形例においては、支持管30は1つのみの内側空間を備え、熱電対素線は電気絶縁リードよって被覆され、これによって支持管30内の熱電対素線間のあらゆる電気的接触が回避される。
熱電対素線は、柔らかくても硬くてもよい。これらの熱電対素線の断面は、ほぼ円形であることが好ましい。
熱電対素線は、支持管30の遠位端部32からはみ出るように、押し出される。熱電対素線の突出部分40および42は、工程b)時に、2つの熱電対素線の接触が可能となるように、全体的または部分的にむき出しになっている。
熱電対素線10および12の突出部分50および22は、近位端部44を越えて支持管30から外に延び、その長さは、5cm超、10cm超、20cm超、50cm超であってもよい。好適にはこれらの熱電対素線は、測定装置4に温度センサ2を電気的に接続する延長ケーブル3として機能し得る。当然のことながら熱電対素線が延長ケーブルとして用いられる場合、熱電対素線の突出近位端部50および52は、電気的に絶縁される必要がある。これらの近位端部では、熱電対素線10および12は、電気的な接続手段、例えば、測定装置4への接続を可能にする接続端子を備えることが好ましい。
工程b)では、図4bに表されているように熱電対素線10および12の遠位端部40および42は、互いに接続され、すなわち確実な方法でかつ高温点13を形成する方法で、物理的かつ電気的に接触させられる。この接続は、熱溶接によって行われることが好ましい。
工程c)では、支持管が、ステンレス鋼製の補強管60に差し込まれる。工程c)は、工程b)の前、または工程a)の前であってもよい。
工程d)では、図4cに表されているように、2つの熱電対素線の接続から得られる熱電対は、好ましくはインコネルから作製されたキャップ20によって保護される。
キャップ20は、熱電対素線の突出遠位端部40および42を収容する密封室54を画定するように、任意の手段、例えば適切な接着剤によって、補強管に堅く取り付けることができる。好ましくは、密封室54には、粉末の形態の絶縁材が充填され、当該充填剤は、補強管に取り付けられる前にキャップに配置されることが好ましい。絶縁材の粉末は、具体的には、酸化アルミニウム粉末または酸化マグネシウム粉末とすることができる。
キャップ20は、図示されているように、好ましくは支持管30の遠位端部32まで延びる細くされた部分56を有することが更に好ましい。細くされた部分56は、センサの応答時間を好適に向上させる。
先行技術と比較して、キャップによる細くされた部分の作製は機械的な強度、特に耐振動性も好適に向上させる。
細くされた部分56は、支持管30のキャップ20の組み立てを容易にする機械的な止め具としても機能し得る。キャップ20の組み立て時において、支持管30がキャップ20をガイドできるように、細くされた部分56の延長においてキャップ20は、支持管30と実質上相補的な形状の広くされた部分58を備えることが更に好ましい。
補強管60は、保護シースの少なくとも一部、好ましくは保護シースの外側面全体が当該補強管60により覆われるように、キャップ20を延長していることが好ましい。キャップ及び補強管は一緒になって、支持管の周りに囲いを画定することが好ましい。この囲いは、温度センサの、少なくとも無機絶縁ケーブルの近位端部から温度センサの遠位端部62まで延びている部分において封止されていることが好ましい。
補強管60の内腔は、支持管30の外側面に対して実質上相補的な形状であることが更に好ましい。
一実施形態において、図4cに表されているように、キャップ20は、補強管60の遠位端部の縁24に取り付けられる。一実施形態において、キャップ20と補強管60はモノリシック(一体不可分な)な組立体を形成し、すなわち、補強管60はキャップ20と一体に形成される。
ここで明らかなように本発明に係る製造方法の工程は、簡易であり自動化することができる。これによって、製造コストが著しく削減される。
当然のことながら、本発明は説明され示されている実施形態に限定されず、説明目的のみに提供される。
Claims (9)
- 熱電対を有する温度センサの製造方法であって、
a)セラミック材料により作製された支持管(30)に、2つの熱電対素線(10;12)を、前記支持管から外にはみ出るまで差し込む工程と、
b)前記支持管から外にはみ出た前記2つの熱電対素線の端部をそれぞれ溶接し、熱電対(13)の高温点を形成する工程と、
c)先の二工程とは独立しているが、工程d)の前に、前記支持管を少なくとも部分的に、ステンレス鋼製の補強管に差し込む工程と、
d)前記補強管にキャップを取り付け、前記高温点を保護する工程と、
の一連の工程を含む方法。 - 前記支持管が仕切られている、請求項1に記載の方法。
- 前記キャップが、前記支持管に取り付けられる前に細くされた部分を有している、請求項1及び2のうちのいずれか一項に記載の方法。
- 前記キャップが、前記支持管の外側面の90%以上を覆うように構成される、請求項1から3のうちのいずれか一項に記載の方法。
- 前記キャップの組み立て前に、前記キャップに酸化アルミニウムおよび/または酸化マグネシウムから選択される材料の絶縁材が充填される、請求項1から4のうちのいずれか一項に記載の方法。
- 前記キャップがインコネルである、請求項1から5のうちのいずれか一項に記載の方法。
- 請求項1から6のうちのいずれか1項に記載の方法によって製造された温度センサ。
- 1000℃を超える温度環境、および/または−40℃から1200℃まで変動し得る温度環境における、請求項7に記載の温度センサの使用。
- 請求項7に記載の温度センサを備えた自動車の熱機関群。
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