JP2017535330A - 織物クランプ - Google Patents
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Abstract
本出願は、衣服スチーマ(1)のための織物クランプ(9)に関する。織物クランプ(9)は、スチームを放出可能である第1のクランプ部分を有する。織物クランプ(9)は、閉塞位置と開放位置との間で第1のクランプ部分(10)に対して移動可能である第2のクランプ部分(12)も有する。第2のクランプ部分(12)は、第1のクランプ部分(10)からのスチームを放出可能であるスチーム通孔(40)と、第2のクランプ部分を加熱するヒータ(30)とを有する。本出願は、衣服スチーマ(1)及び衣服スチーマ(1)用のアクセサリにも関する。この織物クランプは、使用者が織物からより効果的に皺を取り除き且つ折り目を創るのを可能にし、統合ヒータは、凝結を防止するのにも役立つ。
Description
本発明は、衣服スチーマ(garment steamer)用の織物クランプ(fabric clamp)に関する。本発明は、衣服スチーマ及び衣服スチーマ用のアクセサリにも関する。
衣類スチーマは、衣類(clothing)のような織物(fabric)から皺(creases)を取り除くために用いられる。衣服スチーマは、典型的には、水貯槽とスチーム生成器とを備えるベースユニットを含み、スチーム生成器は使用者によって保持されるスチーマヘッドにホースを通じてスチーム(蒸気)を供給する。スチームはスチーマヘッドから出て、処置される織物からの皺の効果的な除去を得ようとして織物を加熱し且つ瞬間的に湿らせるために用いられる。
衣類がハンガから自由に吊り下がっているときに、衣類のような織物から皺を取り除くために衣服スチーマを用い得る。従って、衣服スチーマを用いることは、アイロン台の設置を必要としない。しかしながら、衣服スチーマは、シャツ及びズボンのような特定の衣服に折り目(creases)を再現し或いは生じさせることには効果的でない。
上述のような衣服スチーマでは、特に側面のような皺を取り除くのが困難である領域において、衣類のような織物に折り目を生じさせるために用い得る、クランプを提供することが知られている。しかしながら、そのようなクランプは、凝結(condensation)の形成を促進することがあるが、織物上の湿気のある部分(damp patches)の原因となる。更に、織物をクランプしないでスチーマヘッドを用いるためには、クランプをスチーマヘッドから取り除く必要がある。
上述の問題を実質的に軽減し或いは克服する、衣服スチーマ用の織物クランプ、衣服スチーマ、及び/又は衣服スチーマ用のアクセサリを提供することが、本発明の目的である。
本発明は独立項によって定められ、従属項は有利な実施態様を定める。
本発明によれば、衣服スチーマのための織物クランプが提供され、織物クランプは、スチームを放出可能である第1のクランプ部分と、閉塞位置と開放位置との間で第1のクランプ部分に対して移動可能であり、第1のクランプ部分からのスチームを放出可能であるスチーム通孔を含む、第2のクランプ部分と、第2のクランプ部分を加熱するヒータとを含む。
加熱される織物クランプは、使用者が織物から効果的に皺を取り除き且つ折り目を創るのを可能にする。更に、ヒータは第2のクランプ部分で起こる凝結を防止するのにも役立つ。これは織物クランプが処置されている織物の上の湿った場所を生むのを回避することを助け、熱湯が使用者の上に滴り落ちるのを防止することも助ける。
第2のクランプ部分は、閉塞位置と開放位置との間で第1のクランプ部分に対して回転可能であってよい。
従って、使用者は第2のクランプ部分を容易に操作し得る。これは使用者がスチーム処理(steaming)モードを素早く切り替えるのを可能にする。
第2のクランプ部分は、閉塞位置に向かって付勢されてよい(biased)。
従って、織物クランプは、閉塞位置に戻る。これは、使用者が織物クランプを閉塞した状態に保持することを必要とせずに、織物クランプが処置されるべき織物をクランプする(締め付ける)のを可能にする。使用者は、通常のスチーム処理を行うときに、織物クランプを閉塞状態に保持しなくてよい。
織物クランプは、第2のクランプ部分を第1のクランプ部分から離れて開放位置に付勢するように構成されるレバーを更に含んでよい。
従って、織物がそれらの間に受け入れられるのを可能にするよう、第2のクランプ部分を第1のクランプ部分から離れる方向に付勢するためには、小さな力が使用者によって加えられる必要があるだけである。更に、使用者の指は高温スチームから離れており、織物のスチーム処理を片手で行い得る。
第2のクランプ部分は、第2のクランプ部分の両側に第1の織物接触面及び第2の織物接触面を含んでよい。
従って、織物を2つの異なる方法において用い得る。第1に、織物クランプを、第1の織物接触面が織物に近接して配置される標準スチーマモードにおいて用い得る。第2に、織物クランプを、織物が第2の織物接触面と第1の織物接触部分との間に受け入れられるクランプスチーマモードにおいて用い得る。
スチーム通孔は、第1の織物接触面と第2の織物接触面との間を連通してよい。
従って、スチームは第2のクランプ部分を通過し、織物クランプが従来的なスチーマのように用いられるのを可能にし得る。
第1の織物接触面は、第2の織物接触面から離間してよく、第2の織物接触面と実質的に平行に延びてよい。
従って、第2のクランプ部分にはヒータを収容する空間がある。
ヒータは、第1の織物接触面と第2の織物接触面との間にあってよい。
従って、ヒータは、織物接触面を均一に加熱して、スチームが織物クランプの第2のクランプ部分を通じて長得るときにスチームが凝結するのを防止するのを助け得る。ヒータは、繊細な織物と接触することも傷付けることもできない。
第1のクランプ部分は、第2の織物接触面に面する第3の織物接触面を含んでよい。
従って、織物クランプを用いて、織物を第1及び第2のクランプ部分の間でクランプし、織物内の皺を取り除き或いは織物に折り目を創り得る。
第1のクランプ部分は、スチームを放出可能であるスチーム孔を含んでよい。
従って、衣服スチーマから排出されるスチームは織物クランプに入ることができ、スチームを用いて織物を処置し得る。
スチーム通孔は、スチーム孔と整列させられてよい。
これはスチーム流に対する抵抗を低減するのに役立つ。従って、スチームはより容易に織物クランプを通じて流れ得る。これは織物クランプ内の乱流を減少させ、スチームが織物クランプ中に捕捉されて凝結するようになるのを防止するのに役立つ。
衣服スチーマは、請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の織物クランプを含む。
加熱される織物クランプを備える衣服スチーマは、使用者が織物からより効果的に皺を取り除き且つ折り目を創るのを可能にする。更に、ヒータは第2のクランプ部分内で凝結が起こるのを防止するのも助ける。これは織物クランプが処置される織物の上に湿った場所を生むのを回避するのを助け、熱湯が使用者の上に滴り落ちるのを防止するのにも役立つ。
衣服スチーマのためのアクセサリが、請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の織物クランプを含む。
従って、織物クランプは、皺の除去及び/又は折り目の創成のために、必要に応じて取り付けられてよく、取り外されてよい。
第1のクランプ部分は、アクセサリを衣服スチーマヘッドに取り付ける取付台を含んでよい。
従って、織物クランプはより少ない部品を含み、よって、余り複雑でない。
織物クランプは、ヒータを衣服スチーマの電源と電気的に接続する電気接点を更に含んでよい。
従って、織物クランプは独自の電源を含まなくてよく、それは織物クランプの重量及び複雑さを減少させる。
本発明のこれらの及び他の特徴は、以下に記載する実施態様から明らかであり、それらを参照して解明されるであろう。
次に、添付の図面を参照して、ほんの一例として、本発明の実施態様を記載する。
図1を参照すると、衣服スチーマ1(garment steamer)が示されている。衣服スチーマ1は、織物(図1には示されていない)を加熱し且つ湿らせて織物からの皺の除去を助けるために用いられるスチーム(蒸気)を生成する。処置されるべき織物は、衣類(clothing)を含むが、これに限定されない。
衣服スチーマ1は、スチーマベース2と、衣服スチーマヘッド4とを含む。衣服スチーマヘッド4は、ホース3を介してスチーマベース2と連通する。スチーマベース2は、水貯槽(図示せず)と、スチーム生成器(図示せず)とを有する。水貯槽は、スチーム生成器に給送される水を蓄える。スチーム生成器に給送される水は、気化されてスチームになり、ホース3を介してスチーマヘッド4に給送される。次に、スチームは、スチーム出口8を介して衣服スチーマヘッド4から放出される。
本実施態様において、スチームはスチーマベース2内で生成されて、ホース3を介して衣服スチーマヘッド4に給送されるが、代替的な構成が可能であることが理解されるであろう。例えば、他の実施態様において、スチーム生成器は、衣服スチーマヘッド4内にあり、水はスチーマベース2内の水貯槽からホース3を介して衣服スチーマヘッド4に給送される。更なる実施態様において、スチーマベース2は省略され、スチーム生成器及び水貯槽は衣服スチーマヘッド4内にある。
スチーマヘッド4は、スチーマベース2に対して操作可能である。スチーマベース2内で生成されるスチームは、ホース3を通じて衣服スチーマヘッド4に流れる。衣服スチーマヘッド4は、使用者によって保持され、処置されるべき織物に対して位置付け可能である。
図2を参照すると、衣服スチーマ1の衣服スチーマヘッド4がより詳細に示されている。衣服スチーマヘッド4は、本体5を有する。衣服スチーマヘッド4は、ハンドル部分6を含む。ハンドル部分6は、使用者が衣服スチーマヘッド4を保持するのを可能にするように構成される。衣服スチーマヘッド4は、スチーマ表面7を更に含む。スチーマ表面7は、処置されるべき織物に対して或いは近接して位置付けられるように構成される。ハンドル部分6及びスチーマ表面7は、衣服スチーマヘッド4の両端にある。
衣服スチーマヘッド4は、スチーム出口8を更に含む。衣服スチーマヘッド4に提供されるスチームは、スチーム出口8を通じて放出される。スチーム出口8は、スチーマ表面7によって形成される。スチーム出口8は、複数のスチーム孔8aを含む。スチーム孔8aの数は異なってよいことが理解されるであろう。例えば、1つの実施態様において、スチーム出口8は、単一のスチーム孔を含む。スチーム出口8は、スチーマ表面7が処置されるべき織物に対して或いは近接して位置付けられるときに、衣服スチーマヘッド4からのスチームを処置されるべき織物に向かって方向付けるように構成される。スチーム孔8aは、例えば、円形、楕円形、又は長方形であってよいが、これらに限定されない。
次に、図3を参照すると、織物クランプ9が取り付けられた、図2に示す衣服スチーマヘッド4の斜視図が示されている。本実施態様において、織物クランプ9は、衣服スチーマヘッド4から分離可能であるが、代替的な実施態様において、織物クランプ9は、以下に明らかになるように、衣服スチーマヘッド4の一体的な部分である。
織物クランプ9は、第1のクランプ部分10及び第2のクランプ部分12を含む。第2のクランプ部分12は、第1のクランプ部分10から延びている。第2のクランプ部分12は、第1のクランプ部分10に蝶番式に取り付けられている。従って、第2のクランプ部分12は、第1のクランプ部分10に対して可動である。第1及び第2のクランプ部分10,12は、ヒンジ13によって取り付けられている。ヒンジ13は、第2のクランプ部分12が第1のクランプ部分10に対して回転させられるのを可能にする。織物クランプ9は、第1及び第2のクランプ部分10,12を、第2のクランプ部分12が第1のクランプ部分10から離間する開放位置から、第2のクランプ部分12が第1のクランプ部分10に当接する閉塞位置に付勢する、付勢構成14を更に含む。
織物クランプ9は、取付台11(マウント)を有する。取付台11は、織物クランプ9を衣服スチーマヘッド4に解放可能に取り付ける。本実施態様において、取付台11は、第1のクランプ部分10の上にある。取付台11は、第1のクランプ部分10が衣服スチーマヘッド4に載るのを可能にする。織物クランプ9は、衣服スチーマヘッド4のスチーマ表面7の上に載るように構成される。織物クランプ9が衣服スチーマヘッド4に取り付けられるとき、第2のクランプ部分12は、スチーマ表面7に対して可動である。レバー15が第2のクランプ部分12から延び、第2のクランプ部分12が付勢されて第1のクランプ部分10に対して動くのを可能にする。
第2のクランプ部分12は、第1の織物接触面16及び第2の織物接触面17を定める。第1及び第2の織物接触面16,17は、第2のクランプ部分12の両側にある。第1の織物接触面16は、第2のクランプ部分12の外側にある。第2の織物接触面17は、第2のクランプ部分12の内側にある。第1のクランプ部分10は、第3の織物接触面18を定める。第3の織物接触面18は、第2のクランプ部分12にある第2の織物接触面17に面する。第2及び第3の織物接触面17,18は、クランプ面として作用する。即ち、第2及び第3の織物接触面17,18は、閉塞位置においてくっつけられ、開放位置において互いから離れるように動かされる。
図4を特に参照すると、織物クランプ9の第1のクランプ部分10が示されており、織物クランプ9の残部は省略されている。第1のクランプ部分10は、題意沈お織物加圧部分19及び取付台11を含む。第1の織物加圧部分19は、織物接触プレートとして作用する。
第1の織物加圧部分19は、第3お織物接触面18を定める。取付台11は、第1の織物加圧部分19の反対側から第3お織物接触面18に延びる。第1の織物加圧部分19は、図3に示すように、織物クランプ9が衣服スチーマヘッド4に取り付けられるときに、図2に示すように、スチーマ表面7に当接するように構成される、スチーマ表面接触面20を有する。
第1の織物加圧部分19は、概ねディスク形状である。しかしながら、第1の織物接触プレートの形状は異なってよいことが理解されるであろう。第1の織物加圧部分19は、衣服スチーマヘッド4のスチーマ表面7端の形状と対応するように構成されてよい。
第1の織物加圧部分19は、スチーム孔21を有する。スチーム孔21は、第1の織物加圧部分19を通じて定められる。スチーム孔21は、スチーマプレート接触面20と第3の接触面18との間に延在する。スチーム孔21は、スチームが、図2に示す衣服スチームヘッド4のスチーム出口8から流出して、第1のクランプ部分10を通じて流れるのを可能にする。しかしながら、第1の織物加圧部分19は、複数のスチーム孔21を含んでよいことが理解されるであろう。スチーム孔21は、衣服スチーマヘッド4のスチーム出口8と整列させられて、第1の織物加圧部分19を通じる制約されないスチーム流をもたらすのを助ける。
取付台11は、図3に示すように、第1のクランプ部分10を、従って、織物クランプ9を、衣服スチーマヘッド4に取り付けるように構成される。本実施態様において、取付台11は、解放可能なクリップ構成として形成されているが、他の取付け構成も想定される。取付台11は、第1の取付け壁22を含む。第1の取付け壁22は、第1の織物加圧部分19の一端の外周の周りに部分的に延在する。第1の取付け壁22は、第1の取付け壁22の自由端23に向かって内向きに収束する。第1の織物加圧部分19に対する第1の取付け壁22の整列は、衣服スチーマヘッド4のスチーマ表面7端の構成に対応する。第1の取付け壁22は、図3に示すように、スチーマ表面7端で衣服スチーマヘッド4の部分の周りに延在するように構成される。
取付台11は、第2の取付け壁24を更に含む。第2の取付け壁24は、第1の織物加圧部分19の外周の反対端に延在する。第2の取付け壁24は、図3に示すように、スチーマ表面7端で衣服スチーマヘッド4の部分と接触するように構成される。
本実施態様において、取付台11は、織物クランプ9が衣服スチーマヘッド4上で保持されるよう、衣服スチーマヘッド4の本体5上への押込み嵌め(push fit)である。しかしながら、代替的な構成が想定され、例えば、第1及び第2の取付け壁22,24は、衣服スチーマヘッド4の本体5にある孔(図示せず)内に位置する弾力的なフレキシブルタブを含んでよい。いずれかの適切な取付け構成を用いて、織物クランプ9を衣服スチーマヘッド4に取り付けてよい。本構成において、取付台11は、第1の織物加圧部分19と一体的に形成されている。
第1のクランプ部分10は、ヒンジ13の第1のヒンジ部分25も有する。ヒンジ13の第1のヒンジ部分25は、第1の織物加圧部分19から延びている。第1のヒンジ部分25は、以下に記載するように、第1のクランプ部分10を織物クランプ9の第2のクランプ部分12と蝶番式に接続するように構成される。第1のヒンジ部分25は、2つの離間したフランジ部分26を含み、各フランジ部分26は、シャフト28(図5を参照)を受け入れるシャフト穴27を備える。
第1のクランプ部分10は、プラスチックで形成されるが、他の適切な材料が用いられてよい。本実施態様において、第1のクランプ部分10は、断熱材料で形成されるが、代替的な実施態様において、第1のクランプ部分10は、高い熱伝導率を備える材料で形成されてよい。
次に、図5を参照すると、第2のクランプ部分12の分解者静が示されており、織物クランプ9の残部は省略されている。第2のクランプ部分12は、第2の織物加圧部分29及びレバー15を含む。ヒータ30が第2の織物加圧部分29内にある。第2の織物加圧部分29は概ねディスク形状であり、第1の織物加圧部分19の形状に対応する。
第2の織物加圧部分29は、第1の織物接触面16を定める外表面と、第2の織物接触面17を定める内表面とを有する。第1及び第2の織物接触面16,17は、第2の織物接触部分29の両側を形成する。第2の織物接触面17は、図6に示すように、第3の織物接触面18に面する。第2の織物接触面17は、図3に示すような、織物クランプ9がその閉塞位置にあるときに、第3織物接触面18に当接する。
第2の織物加圧部分29は、フレーム31と、内側接触プレート32と、外側接触プレート33とを含む。フレーム31は、外周側壁34を含む。外周側壁34は、第2の織物加圧部分29の外縁を形成する。外周側壁34は、その間にヒータ収容空間35を定める。ヒータ30は、ヒータ収容空間35内に収容される。内側接触プレート32及び外側接触プレート33は、フレーム31の両側に取り付けられる。内側接触プレート32及び外側接触プレート33は、互いに離間する。内側接触プレート32及び外側接触プレート33は、フレーム31の外周側壁34の内側に形成されるショルダ36(肩部)に対して位置する。代替的な構成が可能であり、例えば、内側接触プレート32及び外側接触プレート33は、一体的に形成されてよいことが理解されるであろう。
第1の織物接触面16は、外側接触プレート33によって形成されている。第2の織物接触面17は、内側接触プレート32によって形成されている。
内側接触プレート32は、フレーム31内に部分的に収容される。従って、第2の織物接触面17は、フレーム31から突出する。第2の織物接触面17は、内側接触プレート32の外表面を定める。内側接触プレート32の反対側は、内側接触プレート内表面37を定める。内側接触プレート凹部38が、内側接触プレート内表面37によって定められる。内側接触プレート凹部38は、ヒータ30を部分的に収容するように構成される。
内側接触プレート32の厚さは、本実施態様において1mm以下である。内側接触プレートスチーム穴39が、内側接触プレート32を通じて形成される。内側接触プレートスチーム穴39は、第2の織物接触面17と内側接触プレート内表面37との間を連通する。7つの内側接触プレートスチーム穴39が示されているが、スチーム穴の数は異なってよいことが理解されるであろう。内側接触プレートスチーム穴39は、第2の織物加圧部分29を通じるスチーム通孔40の部分を形成する。内側接触プレートスチーム穴39は、閉塞位置において第1の織物加圧部分19のスチーム孔21と整列する。
外側接触プレート33は、フレーム31内に部分的に収容される。外側接触プレート33の形状は、内側接触プレート32に対応する。第1の織物接触面16は、外側接触プレート33の外表面を定める。外側接触プレート33の反対側は、外側接触プレート内表面41を定める。外側接触プレート凹部(図示せず)が、外側接触プレート内表面41によって定められる。外側接触プレート凹部は、ヒータ30を部分的に収容するように構成される。
外側接触プレート33の厚さは、本実施態様において1mm以下である。外側接触プレートスチーム穴42が、外側接触プレート33を通じて形成される。外側接触プレートスチーム穴42は、第1の織物接触面16と内表面42との間を連通する。7つの外側接触プレートスチーム穴42が示されているが、スチーム穴の数は異なってよいことが理解されるであろう。外側接触プレートスチーム穴42は、内側接触プレートスチーム穴39と整列する。外側接触プレートスチーム穴42は、第2の織物加圧部分29を通じるスチーム通孔40の部分を形成する。
織物クランプ9がその閉塞位置にあり、織物が第1及び第2の織物加圧部分19,29の間にクランプされる代わりに、織物クランプ9が織物に対して位置するときに、第1の織物接触面16は、織物と接触し或いは織物に近接して位置するように構成される。
内側及び外側接触プレート32,33、従って、第1及び第2の織物接触面16,17は、高い熱伝導率を有する。高い熱伝導率は、第1及び第2の織物接触面16,17に亘る熱分散を増大させるのに役立ち、凝結を防止し且つ織物からの皺の除去を助けるために、織物に移転される熱を増大させる。第1の内側及び外側接触プレート32,33は、例えば、アルミニウムを含む材料で形成されてよいが、これに限定されない。
スチーム通孔40は、第1の織物加圧部分19を通過するスチームが第2の織物加圧部分29を通じて流れ、よって、織物クランプ9がその閉塞位置にあるときに織物クランプ9から流れるのを可能にする。スチーム通孔40は、第2の織物加圧部分29を通じる通路を定める。スチーム通孔40を通じて流れるスチームは、ヒータ収容空間35を通過する。しかしながら、スチーム通孔40はヒータ収容空間35と別個であってよいことが理解されるであろう。
ヒータ30は、第2の織物加圧部分29を加熱するように構成される。ヒータ30は、内側及び外側接触プレート32,33の間で第2の加圧部分29内に収容されるが、ヒータ30は、第2の加圧部分29と一体的に形成されてよい。ヒータ30は、2つ又はそれよりも多くのヒータ要素で形成されてよい。本実施態様において、ヒータ30は、電気加熱デバイスである。ヒータ30は、ヒータ収容空間35内に延在する。
ヒータ30は、内側及び外側接触プレート32,33の温度を制御するように構成される。ヒータ30は、第1及び第2の織物接触面16,17の温度を摂氏120〜145度(℃)の範囲内に維持するように構成される。第2の織物加圧部分29を加熱することによって、第2の織物加圧部分29を通過するスチームの凝結が制限され、スチームにおける如何なる凝結も気化させられる。これは処置されている織物上の湿った場所(wet spots)及び熱湯が使用者の手に滴り落ちることを防止するのに役立つ。同時に、温度は繊細な織物が傷付くことから守るのに十分な程に低い。
ヒータ30は、軽量ヒータである。軽量ヒータ30は、織物クランプ9の重量を下げるのに役立つ。従って、織物クランプ9は、軽量織物クランプである。ヒータ30は、スチーム生成器(図示せず)によって生成されるスチームを再加熱するために用いられるに過ぎないので、軽量の、従って、より小さなヒータ30を有することは、スチーム速度に影響を及ぼさない。織物に近接して軽量ヒータ30を有することは、第2のクランプ部分12を通過するときにスチームが凝結しないことを保証するのに役立つ。
電気接点(図示せず)が織物クランプ9にあり、電気接点(図示せず)は、織物クランプ9が衣服スチーマヘッド4に取り付けられるときに、衣服スチーマヘッド4にある対応する電気接点(図示せず)と通じる。即ち、織物クランプ9が衣服スチーマヘッド4に取り付けられるときに、織物クランプ9及び衣服スチーマヘッド4の各々にある電気接点は、互いに整列し且つ当接し合う。織物クランプ9にある電気接点(図示せず)は、ヒータ30と電気的に通じる。衣服スチーマヘッド4にある電気接点(図示せず)は、電源(図示せず)と電気的に通じる。従って、ヒータは、作動させられてよい。
レバー15は、第2の織物加圧部分29のフレーム31から延びる。レバー15は細長い。レバー15は、第2の織物加圧部分29から離れる方向に延びる概ね長方形の断面を有する。レバー15は、第1及び第2の織物接触面16,17の平面に対して鋭角に延びる。レバー15は、使用者が第2のクランプ部分12を操作するのを可能にする。第2の織物加圧部分29のフレーム31及びレバー15は、プラスチックで形成されるが、他の適切な材料が用いられてよい。本実施態様において、フレーム31は、断熱材料で形成される。
第2のクランプ部分12は、ヒンジ13の第2のヒンジ部分43を有する。ヒンジ13の第2のヒンジ部分43は、レバー15の基端44に配置される。従って、第2のヒンジ部分43は、レバー15と第2の織物加圧部分29との間にある。第2のヒンジ部分43は、以下に記載するように、第1のクランプ部分10が織物クランプ9の第2のクランプ部分12で蝶番式に動くよう、第1のヒンジ部分25と蝶番式に繋がるように構成される。第2のヒンジ部分43は、第1のヒンジ部分25の2つの離間したフランジ部分26の間に受け入れられるように構成される。シャフト28を受け入れるシャフト孔45が、第2のヒンジ部分43を通じて形成される。シャフト孔45は、第1のヒンジ部分25に形成されるシャフト穴27と整列するように構成される。
シャフト28は、第1及び第2のクランプ部分10,12を旋回可能に取り付ける。シャフト28は、第1のヒンジ部分25を第2のヒンジ部分43と接続する。シャフト28は、シャフト穴27及びシャフト孔44を通じて延びる。シャフト28は、第1のクランプ部分10に固定的に取り付けられ、第2のクランプ部分12は、その周りで回転可能である。しかしながら、代替的な構成が可能であることが理解されるであろう。シャフト28は、織物クランプ9の旋回軸を定める。
付勢構成14が、第1及び第2のクランプ部分10,12を、第2のクランプ部分12が第1のクランプ部分10から離間する開放位置から、第2のクランプ部分12が第1のクランプ部分10に当接する閉塞位置に付勢する。
本実施態様において、織物クランプ9の付勢構成14は、図5に示すような、ねじりバネ47を含む。ねじりバネ47は、らせん状のねじりバネである。ねじりバネ47のコイルは、第1のヒンジ部分25の2つの離間したフランジ26の間で、シャフト28の周りに位置する。ねじりバネ47のコイル状の部分の各端にアームがある。アームはコイル状の部分から接線方向に延びる。本実施態様において、ねじりバネ47の1つのアームは、第1のクランプ部分10に当接し、ねじりバネ47の反対側のアームは、第2のクランプ部分12に当接する。
ねじりバネ47は、織物クランプ9を閉塞位置に付勢し、閉塞位置では、織物が第2及び第3の織物接触面17,18の間に位置付けられないときに、第2のクランプ部分12は第1のクランプ部分10に当接する。使用者は、図6に示すように、レバー15をスチーマヘッド4の本体5に向かって付勢することによって、ねじりバネ47によってもたらされる力に容易に打ち勝つことがある。レバー15は、ヒンジ13について旋回する。
次に、図6を参照すると、織物クランプ9は、スチーマヘッド4に取り付けられた、組み立てられた状態で示されている。電力がヒータ30に供給されるよう、織物クランプ9にある電気接点(図示せず)が織物クランプ9にある電気接点(図示せず)と電気的に通じる。使用者はレバー15に付勢力を加えて、織物クランプ9をその開放位置に動かす。即ち、第2の織物接触面17及び第3の織物接触面18は分離され、互いに離れる方向に動かされる。
織物クランプ9が、取付台11を介して衣服スチーマヘッド4に取り付けられるとき、衣服スチーマヘッド4のスチーマ表面7は、第1のクランプ部分10によって取り囲まれる。第1のクランプ部分10は、スチーマ表面7に対して固定的に位置付けられる。第2のクランプ部分12は、第1のクランプ部分10及び衣服スチーマヘッド4に対して旋回可能である。ねじりバネ47によってもたらされる第1及び第2のクランプ部分10,12を互いに付勢する力は、使用者がレバー15をスチーマヘッド4に向かって引くことによって克服されることがある。従って、片手使用が可能である。
衣服スチーマ1が作動させられるとき、スチームがホース3を介して衣服スチーマヘッド4に流れる。スチームは衣服スチーマヘッド4を通じて流れ、スチーム出口8(図2を参照)を介して衣服スチーマヘッド4から放出される。ヒータ30が作動させられるよう、電力がヒータ30に供給されてもよい。
衣服スチーマヘッド4のスチーム表面7にあるスチーム出口8を通じて流れるスチームは、第1のクランプ部分10の第1の織物加圧部分19にあるスチーム孔21に流れる。従って、スチームは、第1のクランプ部分10を通じて流れ得る。織物クランプ9が閉塞位置にあるとき、第1のクランプ部分10を通じて流れるスチームは、スチーム孔21を介して、第2のクランプ部分12に流れる。
織物クランプ9をクランプスチーム処理モード(clamp steaming mode)又は標準スチーム処理モード(standard steaming mode)において用い得る。クランプスチーム処理モードにおいて用いられる織物クランプ9は、図6及び7に示されている。織物クランプ9をクランプスチーム処理モードにおいて用いて、皺取りするのが困難な織物の領域から皺を取り除き得る。織物クランプ9をクランプスチーマとして用いて、織物に折り目を創り或いは織物にある折り目を回復して、使用者が織物をスタイリングするのも可能にし得る。
初めに、使用者は織物クランプ9を動かして開放位置にする。次に、使用者は処置されるべき織物を第1及び第2の織物加圧部分19,29の間に配置する。次に、織物クランプ9がその閉塞位置に動くよう、使用者は第2のクランプ部分12のレバー15を解放し、付勢構成14は第2の織物加圧部分29を第1の織物加圧部分19に向かって付勢する。次に、織物は第2の織物接触面17と第3の織物接触面18との間にクランプされる(締め付けられる)。
スチームが、衣服スチームヘッド4から、スチーム表面7にある図2に示すようなスチーム出口8を通じて、織物に向かって流れる。スチームは、織物を一時的に加熱し且つ湿らせて皺の除去を助け、対向する第2及び第3の織物接触面17,18によって加えられる織物クランプ9の圧力は、織物を平らにするのに役立つ。従って、皺を除去することができ、或いは織物の折り線に沿って折り目を創ることができる。第2の織物接触面17はヒータ30によって加熱され、よって、ヒータによって熱が織物に加えられる。これは織物を加熱するのに役立ち、スチームを再加熱するのにも役立つ。これは織物上に凝結するスチームが湿った場所の原因になるのを防止するのに役立つ。それはスチームが凝結すること及びスチームが使用者の手に滴り落ちることを防止するのにも役立つ。スチームは第2及び第3の織物接触面17,18の間から並びに織物クランプ9の縁から流れ得る。第1及び第2の織物加圧部分19,29の間に受け入れられる織物を通じて流れるスチームは、第2の織物加圧部分29にあるスチーム通孔40も通過し得る。スチーム通孔40を通過するスチームは、ヒータ30からの熱エネルギによって加熱される。これはスチーム中の如何なる凝結をも除去するのに役立つ。従って、凝結を形成して滴り落ちることが防止される。
使用者は、織物クランプ9が取り付けられた衣服スチーマヘッド4を再配置して一片の織物に沿って折り目を創り且つ/或いは皺を除去し得るし、或いは織物クランプ9が取り付けられた衣服スチーマヘッド4を織物に沿って引き得る。織物が処置されたときには、織物クランプ9をその開放位置に動かして、織物を取り除く。
織物クランプ9が標準スチーム処理モードにおいて用いられるとき、織物クランプ9は閉塞位置にある。織物は第2及び第3の織物接触面17,18の間に受け入れられない。付勢構成14は織物クランプ9を閉塞位置に維持する。そのような使用において、衣服スチーマ1が作動させられ、スチームが衣服スチーマヘッド4からスチーム出口8を通じて流れる。スチームは、スチーム出口8と整列させられた第1のクランプ部分10の第1の織物加圧部分19にあるスチーム孔21に進む。従って、スチームは第1のクランプ部分10を通じて第2のクランプ部分12に流れる。
スチームは、第2の織物加圧部分29にあるスチーム通孔40を通じて流れ得る。スチーム通孔40は、第1の織物加圧部分19にあるスチーム孔21と整列させられる。従って、織物クランプ9を通じてスチーム経路が定められる。第2の織物接触面17が加熱され、よって、第2の織物接触面17にあるスチームは第2の織物接触面17によって加熱され、凝結することが制限される。次に、スチームはスチーム通孔40を通過する。スチームがスチーム通孔40を通じて進むとき、スチームはヒータ30からの熱によって再加熱される。その熱はスチームが織物クランプ9を通じて進むときにスチームが凝結するのを防止するのに役立つ。次に、スチームは、第1の織物接触面16から放出される。第1の織物接触面16も、ヒータ30によって加熱される。
第1の織物接触面16は、処置されるべき織物に対して或いは近接して配置される。従って、スチーム通孔40から流れ出るスチームは、織物に向かって放出される。使用者は織物に亘って織物クランプ9を操作して、皺を取り除く。スチーム通孔40を通じて流れる故に加熱される再加熱されたスチーム及び第1の織物接触面16は、衣服スチーマ1の効率を最大にするのに役立つ。加熱された第1の加熱接触面16及び再加熱されたスチームは、織物クランプ9を通じて形成される流路に起因して凝結が起こるのを防止するのに役立つ。
ここに記載する実施態様では、使用者が使用者の必要に適うように織物クランプ9を取り付け且つ取り外し得るよう、織物クランプ9は衣服スチーマヘッド4から取り外し可能である。取り付けられるときには、第2及び第3の織物接触面17,18を用いて、クランプスチーム処理モードにおいて織物をクランプしてスチーム処理し得る。代替的に、標準スチーム処理モードでは、スチーム処理のために第1の接触面16を用い得る。標準スチーム処理モードは、第2のクランプ部分12の第1及び第2の接触面16,17の間の凝結を防止するヒータ30の利益を享受する。
しかしながら、代替的な実施態様において、織物クランプ9の特徴は、スチーマヘッド4と一体的に形成されることが理解されるであろう。そのような構成では、衣服スチーマヘッド4が、第1のクランプ部分10を定めるよう、第3の織物接触面18は、衣服スチーマヘッド4のスチーマ表面7であってよい。他のそのような構成において、第1のクランプ部分10は、衣服スチーマヘッド4のスチーマ表面7と一体的に形成されてよい。
代替的に、第2の織物加圧部分29がヒンジを介してスチーマヘッド4に直接的に取り付けられるよう、第1の織物加圧部分19は省略されてよい。そのような構成において、第3の織物接触面18は、衣服スチーマヘッド4のスチーマ表面7であってよい。従って、織物は、衣服スチーマヘッド4が第1のクランプ部分を定めるよう、織物接触面として作用するスチーマ表面7と、第2の織物接触面17との間にクランプされる(締め付けられる)。
織物クランプ9は衣服スチーマ1の部分を形成する衣服スチーマヘッド4に適することが理解されるであろう。衣服スチーマ1は、例えば、ベースユニット(図示せず)及び織物位置決め要素(図示せず)を含む、スタンドスチーマの種類であってよいが、これに限定されない。
「含む」という用語は他の要素又はステップを除外せず、単数形の表現は複数を除外しないことが理解されるであろう。単一のプロセッサが請求項において引用される幾つかの品目の機能を充足してよい。特定の手段が相互に異なる従属項において引用されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせを有利に用い得ないことを示さない。請求項中の如何なる参照符号も、請求項の範囲を限定するものとして解釈されてならない。
この出願において請求項は構成の特定の組み合わせに関して策定されているが、本発明の開示の範囲は、それがいずれかの請求項中で現在請求されている発明と同じ発明に関しようが関しまいが、それが親発明と同じ技術的課題の一部又は全部を軽減しようがしまいが、明示的であれ或いは暗示的であれ、あらゆる新規な構成又はここに開示する構成のあらゆる新規な組み合わせ又はそれらのあらゆる一般化も含む。これにより、出願人は、本出願又は本出願に由来するあらゆる更なる出願の審査中に、新しい請求項がそのような構成及び/又は構成の組み合わせに関して策定されることがあることを通知する。
上述のような衣服スチーマでは、特に側面のような皺を取り除くのが困難である領域において、衣類のような織物に折り目を生じさせるために用い得る、クランプを提供することが知られている。しかしながら、そのようなクランプは、凝結(condensation)の形成を促進することがあるが、織物上の湿気のある部分(damp patches)の原因となる。更に、織物をクランプしないでスチーマヘッドを用いるためには、クランプをスチーマヘッドから取り除く必要がある。
ハンドブラシの外壁を形成する支持プレートを含み且つスチーム穴と少なくとも1つのホルダとを備える電気スチームブラシが、DE3703763から知られている。加圧プレートが、支持プレートと平行に、支持プレートに取り外し可能に締結される。加圧プレートは、スチーム開口を特徴とし、スチーム開口は、2つのプレートが互いに接合するときに、スチーム穴と一致する。ブラシホルダは、加圧プレートの外側に位置する。
ハンドブラシの外壁を形成する支持プレートを含み且つスチーム穴と少なくとも1つのホルダとを備える電気スチームブラシが、DE3703763から知られている。加圧プレートが、支持プレートと平行に、支持プレートに取り外し可能に締結される。加圧プレートは、スチーム開口を特徴とし、スチーム開口は、2つのプレートが互いに接合するときに、スチーム穴と一致する。ブラシホルダは、加圧プレートの外側に位置する。
本発明に従った織物クランプは、スチームを放出可能である第1のクランプ部分と、閉塞位置と開放位置との間で第1のクランプ部分に対して移動可能である第2のクランプ部分とを含み、第2のクランプ部分は、第1のクランプ部分からのスチームを放出可能であるスチーム通孔を含む。織物クランプは、第1のクランプ部分から放出されるスチームが第2のクランプ部分内で凝結するのを防止するよう第2のクランプ部分を加熱するヒータも含む。
衣服スチーマは、スチーマ表面と、スチーマ表面に形成されるスチーム出口とを有する、衣服スチーマヘッドを含み、衣服スチーマは、本発明に従った織物クランプを含む。
織物クランプは、衣服スチーマヘッドのスチーマ表面の上に載るように構成されてよい。
衣服スチーマのためのアクセサリが、本発明に従った織物クランプを含み、第1のクランプ部分は、アクセサリを衣服スチーマヘッドに取り付ける取付台(マウント)を含む。
衣服スチーマのためのアクセサリが、本発明に従った織物クランプを含み、第1のクランプ部分は、アクセサリを衣服スチーマヘッドに取り付ける取付台(マウント)を含む。
Claims (15)
- 衣服スチーマのための織物クランプであって、
− スチームを放出可能である第1のクランプ部分と、
− 閉塞位置と開放位置との間で前記第1のクランプ部分に対して移動可能であり、前記第1のクランプ部分からのスチームを放出可能であるスチーム通孔を含む、第2のクランプ部分と、
− 該第2のクランプ部分を加熱するヒータとを含む、
織物クランプ。 - 前記第2のクランプ部分は、前記閉塞位置と前記開放位置との間で前記第1のクランプ部分に対して回転可能である、請求項1に記載の織物クランプ。
- 前記第2のクランプ部分は、前記閉塞位置に向かって付勢される、請求項1又は2に記載の織物クランプ。
- 前記第2のクランプ部分を前記第1のクランプ部分から離れて前記開放位置に付勢するように構成されるレバーを更に含む、請求項3に記載の織物クランプ。
- 前記第2のクランプ部分は、前記第2のクランプ部分の両側に第1の織物接触面と第2の織物接触面とを含む、請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載の織物クランプ。
- 前記スチーム通孔は、前記第1の織物接触面と前記第2の織物接触面との間を連通する、請求項5に記載の織物クランプ。
- 前記第1の織物接触面は、前記第2の織物接触面から離間し、前記第2の織物接触面と実質的に平行に延びる、請求項5に記載の織物クランプ。
- 前記ヒータは、前記第1の織物接触面と前記第2の織物接触面との間にある、請求項5乃至7のうちのいずれか1項に記載の織物クランプ。
- 前記第1のクランプ部分は、前記第2の織物接触面に面する第3の織物接触面を含む、請求項5乃至8のうちのいずれか1項に記載の織物クランプ。
- 前記第1のクランプ部分は、スチームを放出可能であるスチーム孔を含む、請求項1乃至9のうちのいずれか1項に記載の織物クランプ。
- 前記スチーム通孔は、前記スチーム孔と整列させられる、請求項10に記載の織物クランプ。
- 請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の織物クランプを含む、衣服スチーマ。
- 請求項1乃至11のうちのいずれか1項に記載の織物クランプを含む衣服スチーマのためのアクセサリ。
- 前記第1のクランプ部分は、当該アクセサリを衣服スチーマヘッドに取り付ける取付台を含む、請求項13に記載のアクセサリ。
- 前記織物クランプは、前記ヒータを衣服スチーマの電源と電気的に接続する電気接点を更に含む、請求項13又は14に記載のアクセサリ。
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181019 |
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A761 | Written withdrawal of application |
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