JP2007510490A - 衣類の皺をのばす装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、衣類皺のばし装置に係り、該装置は、衣類を湿らすようエンクロージャを有する。アイロン台及び近接するスタンバイ範囲は、いずれも蒸気に対して浸透性があり、エンクロージャの上部上に配置される。装置の動作中、アイロン台及び蒸気アイロンは、最初にエンクロージャ内部で湿らされた衣類をアイロンがけするよう使用される。工程中、アイロンによって出された蒸気は、衣類に浸透し、アイロン台を介してエンクロージャに入る。このように、アイロン台上の衣類及びエンクロージャ内部の衣類のいずれも、アイロンによって出される蒸気を用いて処置され、蒸気は効率よく使用される。プレスされた外見は、衣類が湿潤工程及びそれに続く蒸気アイロンがけ工程を受けて得られる。

Description

本発明は、特には衣類の皺をのばす、衣類を処置する装置に係る。
かかる装置は、既知であり、通常は衣類が洗濯された後に適用される。洗濯工程の結果、衣類は、特に天然繊維で作られている場合、皺がよる。人は皺のよった状態にある衣類を着用することを好まないため、多くの解決策が衣類の皺をのばすよう提案されてきている。例えば、衣類と接する加熱可能である底板を有する多くの種類のアイロンが開発されている。衣類から皺を除去するために、衣類は、アイロン台上に位置付けられ、熱いアイロンが衣類にわたって動かされる。アイロンがけが非常に煩わしく労働力を要する工程であることは周知である。より少ない労働力を要する解決策においては、衣類は、エンクロージャにおいて蒸気に当てられ、乾燥される。蒸気当ての工程は、衣服から皺を除去することを目的とする。実際には、アイロンがけ又は蒸気当ての工程、あるいは衣類の皺をのばすよう衣類を処置する他の既知の工程は満足のいくものではないことがしばしばである、ことが判っている。
米国特許第3,576,079号明細書(特許文献1)は、囲われたチャンバを有する衣服蒸気当て及び乾燥機器を開示する。チャンバの上部では、ハンガに対する支持を形成するスロットが配置され、衣服は、チャンバ内でハンガにつるされ得る。水入れ及び加熱要素を有する蒸気当てユニットは、チャンバの底部に配置される。動作中、チャンバは、蒸気当てユニットによって作られた蒸気で満たされる。更に、既知の機器は、衣服が蒸気を当てられ次第乾燥させるようチャンバ内で熱い空気を衣服を通して流すようファンを有する。
特許文献1より既知である機器に関連付けられた問題は、皺が除去される範囲は、衣服の重さ及び/又は衣服に広がる内部応力によって引き起こされる伸縮力に依存することである。種々の衣服が種々の材料から作られ、種々の形状及び寸法を有するため、該機器を用いて処置された全ての衣服に対して満足する結果を得ることは可能ではない。そのため、少なくとも複数の衣服は、更に処置される必要があり、例えばアイロンをかけられる必要がある。しかしながら、特許文献1より既知である機器は、統合されたアイロンがけツール又は同様のものをいずれも有さない。
米国特許第5,815,961号明細書(特許文献2)は、衣服を受けるキャビネット、キャビネット内部に位置決めされた衣服を湿らすよう湿った空気をキャビネットへと取り入れる蒸気生成手段、並びに、前出の衣服を乾燥させるよう加熱された空気をキャビネットへと供給する加熱器及びファンを有する衣服処置機器を開示する。拡張可能なハンガは、衣服を支持するようキャビネット内部に置かれる。該機器の動作中、蒸気はキャビネットへと取り入れられると同時に、拡張可能なハンガは定期的に拡張される。このようにして、キャビネット内部に位置決めされる衣服から皺を除去する試みがなされる。しかしながら、衣服が伸縮され得る範囲は限られているため、全ての種類の衣服から皺を除去することは可能ではない。そのため、特許文献2から既知である機器において処置された少なくとも複数の衣服は、例えばアイロンがけ工程である更に皺を伸ばす工程を受ける必要がある。しかしながら、特許文献1より既知である上述された機器と同様に、特許文献2より既知である機器は、いかなる統合されたアイロンがけツール又は同様のものも有さない。
欧州特許第1,159,893号明細書(特許文献3)は、衣服を収容する主エンクロージャ及び前出のエンクロージャにおいて衣服を乾燥させ皺を伸ばす手段を有する、衣服乾燥、皺のばし、及びアイロンがけキャビネットを開示する。更には、この既知のキャビネットは、アイロンがけツール、即ち、エンクロージャのドアの内側上に取り付けられた折畳み式のアイロン台を有する。このようにして、乾燥及び皺のばし工程がエンクロージャ内で行われ次第、ユーザは、エンクロージャを開き、アイロン台ユニットをセットし、更にアイロンがけを必要とする衣服にアイロンをかける可能性を有する。
特許文献3より既知であるキャビネットに関連付けられた不利点は、得られた結果が、特に衣服が天然繊維から作られている場合、衣服にプレスされた外見を与えることを望むユーザの期待に沿い得ないことである。少なくとも複数の衣服に対しては、まずエンクロージャ内の衣服を乾燥させて皺を伸ばし、続いて衣服にアイロンをかけることによって全ての皺を除去することは不可能であると考えられる。
米国特許第3,576,079号明細書 米国特許第5,815,961号明細書 欧州特許第1,159,893号明細書
本発明は、天然繊維で作られた衣類を含めた全ての種類の衣服に対してプレスされた外見を得る可能性をユーザに提供する、衣類を処置する装置を与えることを目的とする。
この目的は、特には衣類の皺をのばす、衣類を処置する装置を用いることによって達成される。該装置は、
・ 衣類を受け、取り入れ、湿らす衣類保持エンクロージャ、
・ 衣類保持エンクロージャの外側に位置決めされた衣類に対して湿潤剤を供給する少なくとも1つの排出口を有する少なくとも1つの衣類湿潤ツール、及び、
・ 衣類保持エンクロージャに対して湿潤剤を供給する湿潤剤供給手段、
を有する。
本発明の根底をなす見識は、衣類の皺をのばす効果的な方法が、エンクロージャ内で衣類を事前に湿らす段階と、続いてエンクロージャの外側で湿らされた衣類を湿潤剤で処置する段階とを有する、ことである。このようにして、天然繊維で作られた衣類の皺をのばすことも可能である。本発明に従った装置は衣類を湿らせる衣類保持エンクロージャ、及び、エンクロージャの外側に位置決めされた衣類に対して湿潤剤を供給する衣類湿潤ツールを有するため、この装置は、この効果的な方法を適用する可能性をユーザに提供する。湿潤剤は、例えば水であり得る。
本発明に従った装置が適用される際、衣類は、アイロンがけ工程を受ける前に乾燥されない。その代わり、衣類を処置する工程中、衣類は、湿った状態においてエンクロージャから取られる。プレスされた外見は、衣類が続いて蒸気アイロン等であり得る衣類湿潤ツールを用いて湿潤剤で処置される際に得られる。
望ましい一実施例においては、衣類処置装置は、湿潤剤を気化状態にする気化手段を有する。水である湿潤剤の場合、気化手段は、蒸気生成器であり得る。
湿潤剤気体が適用される際、衣類湿潤ツールは、エンクロージャの外側に位置決めされた衣類に対して湿潤剤気体を供給するよう使用されるだけではなく、エンクロージャに対して湿潤剤気体を供給するよう使用される。例えば、湿潤剤は水であり得、本発明に従った装置は、蒸気アイロン、蒸気アイロンがけ工程中衣類を支持するアイロン台、及び衣類にわたって動かされていない間蒸気アイロンを支持するスタンバイ範囲を有し得る。アイロン台及びスタンバイ範囲のいずれも、エンクロージャの上部上に位置決めされ、蒸気が蒸気アイロンからエンクロージャに通ることが可能なよう配置される。衣類が蒸気アイロンによってアイロンがけされる間、蒸気アイロンはエンクロージャの外側に位置決めされた衣類及びエンクロージャ自体のいずれにも蒸気を供給するよう使用される工程が行われ得るが、該工程はまた、蒸気アイロンが一時的に使用されずスタンバイ範囲に置かれている間に行われ得る。この望ましい実施例の重要な利点は、蒸気の無駄の低減であることが理解される。更には、蒸気アイロンがけ工程中に蒸気がアイロン台に浸透するという事実は、衣類がより効果的に湿らされることを意味する。有利な結果として、蒸気アイロンがけ工程は、より効果的となり得、アイロンがけの結果が向上される。
本発明は、図面を参照してより詳細に説明される。図中、同様の部分は、同一の参照符号によって示される。
図1は、本発明の第1の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置を図示する。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第1の装置1と以下に称される。
第1の装置1は、第1の装置1によって処置されるべき衣類20を受ける衣類保持エンクロージャ10を有する。衣類20は、全ての適切な従来通りの手法においてエンクロージャ10の中に置かれ得る。例えば、衣類20は、ハンガ(図1中図示せず)上に置かれ得、エンクロージャ10は、ハンガが掛けられ得るバー11を備えられ得る。他の可能性によれば、エンクロージャ10は、衣類20を支持するよう棚(図1中図示せず)を備えられ得る。
図1中に図示される例では、エンクロージャ10のケーシングは、底部12、上部13、及び側壁14を有する。底部12、上部13、及び側壁14によって囲まれる空間は、ドア15を介して利用され得、ドア15は、エンクロージャ10の側壁14のうちの1つにおいて与えられる。ドア15の数は極めて重要ではなく、エンクロージャ10は、例えば1枚又は2枚のドア15を有し得る。また、ドア15が配置される手法は極めて重要ではなく、ドア15は、例えば蝶番留め又は摺動式であり得る。
衣類20がアイロンがけ工程を受けるよう、第1の装置1は、加熱可能である底板31を有する蒸気アイロン30を有する。エンクロージャ10の上部13は、アイロンがけ工程中衣類20を支持するアイロン台40、及び衣類20をアイロンがけするよう使用されていない間にアイロン30を受けるスタンバイ範囲41を有する。スタンバイ範囲41は、アイロン30の加熱された底板31によって接触及び加熱される際に焼けないように、設計される。図1は、アイロン30を2度図示する。一方は、アイロン台40での位置におけるものであり、他方はスタンバイ範囲41での位置におけるものである。
本発明の重要な面によれば、エンクロージャ10の上部13及びアイロン台40は、蒸気をエンクロージャ10に入れることができる蒸気注入口45を有する。蒸気注入口45は、別々の穴として明らかに区別可能であり得るか、あるいは、例えば蒸気に対して浸透性である材料における極めて小さい経路として二者択一的に形成され得る。第1の装置1において、内部蒸気生成器38は、アイロン30の内部に配置される。アイロン30の動作中、蒸気は、蒸気生成器38によって生成され、該蒸気は、アイロン30がアイロン台40によって支持された衣類20にわたって動かされる際、及び、アイロン30がスタンバイ範囲41上で静止している際、エンクロージャ10の内部に供給される。図1中、蒸気の雲は、図式的に描写され、参照符号60で示される。
第1の装置1は、エンクロージャ10内で蒸気が確実によく流れるようファン16を有する。更には、第1の装置1は、蒸気が液化される際に得られる水を集めるよう集水器を有する。当然のことながら、ファン16及び集水器17はいずれもエンクロージャ10の内部に配置される。第1の装置1はまた、望ましくは、エンクロージャ10の内部の温度を周囲温度を上回って維持するよう加熱手段(図示せず)を有する。衣類20の温度は、エンクロージャ10の内部にある衣類20の温度はまた、工程中、周囲温度を上回るよう維持され得る。
衣類20が第1の装置1を用いて処置される手法が、これより説明される。第1の蒸気アイロン30が作動され、アイロン30の底板31が加熱し、内部蒸気生成器38は、蒸気を生成し始める。通常は、アイロン台40が焼けることを避けるよう、アイロン30はスタンバイ範囲41上に置かれる。更には、処置される衣類20は、エンクロージャ10内部におかれる。アイロン30が作動される前又は作動された後に衣類20がエンクロージャ10の中に掛けられているか否かは、第1の装置1の動作に違いをもたらさないことが理解される。
スタンバイ範囲41でアイロン30によって出される蒸気は、蒸気注入口45を介してエンクロージャ10に対して供給される。ファン16が作動され、エンクロージャ10内に蒸気が流される。蒸気は、エンクロージャ10内に位置決めされた衣類20に浸透し、衣類20は、湿った状態にされる。
湿った衣類20を更に処置するよう、ユーザは、衣類20をエンクロージャ10から取り出し、アイロン台30上に衣類20を置く。続いてユーザは、スタンバイ範囲41からアイロン30を取り上げ、衣類20がアイロン30の加熱された底板31とアイロン台40との間でプレスされるよう、衣類20にわたってアイロン30を動かすことによって衣類20をアイロンがけする。衣類20が湿った状態にあるという事実の重要な利点は、皺がより容易に除去され得るということであり、アイロンがけ工程にかかる時間は低減される。
アイロンがけ工程中、アイロン30によって出された蒸気は、アイロンがけされている衣類20に浸透し、アイロン台40に到達し、アイロン台40における蒸気注入口45を介してエンクロージャ10に対して供給される。蒸気がアイロン台40を通過できるという事実は、アイロンがけ工程の効率性を強化する。アイロン30の動作中、エンクロージャ10はアイロン30がスタンバイ範囲上で静止している際にのみではなく、アイロン30がアイロン台40によって支持される衣類20にわたって動かされる際も蒸気を与えられるため、エンクロージャ10は、継続的に蒸気を与えられる。
プレスされた外見は、衣類20がエンクロージャ10内で湿潤工程を受け、その後アイロン台40上でアイロンがけ工程を受けた後に得られる。衣類20が2つの段階において処置されたという事実の結果、皺は消えている。第1の段階中、衣類20は、蒸気を継続的に与えられるエンクロージャ10において掛けられ、第2の段階中、衣類20は、蒸気アイロン30とアイロン台40との間でプレスされた。第1の装置1の動作中、蒸気は、蒸気アイロン30によって継続的に生成され、蒸気は、スタンバイ範囲41及びアイロン台40を介してエンクロージャ10に対して継続的に供給される。スタンバイ範囲及びアイロン台はいずれも、エンクロージャ10の上部13上にあり、液化した蒸気は、集水器17によって収集される。
第1の装置1において、アイロン30の内部蒸気生成器38によって生成された蒸気は、効率的に使用される。従来通りの蒸気アイロンがけ工程中、生成された蒸気の一部分は、アイロンされる衣類に浸透し、生成された蒸気の一部分無駄にされるのみである。第1の装置1が適用される際に行われる蒸気アイロンがけ工程中は、生成された蒸気は、アイロン台40上にある衣類20に浸透するよう使用されるだけではなく、エンクロージャ10に入りエンクロージャ10の中にある衣類20を湿らすよう使用される。
図2は、本発明の第2の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置を図示する。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第2の装置2と以下に称される。図2中、蒸気の雲は、図式的に描写され、参照符号60で示される。更には、図2は、アイロン30を2度図示する。一方は、アイロン台40での位置におけるものであり、他方はスタンバイ範囲41での位置におけるものである。
第2の装置2は、第2の装置1に大幅に似ている。即ち、第2の装置2の適用のもと、衣類20はまた、最初にエンクロージャ10の中で湿潤工程を受け、続いてエンクロージャ10の外側で行われる蒸気アイロンがけ工程を受ける。しかしながら、重要な相違点は、第2の装置2が、エンクロージャ10の中に位置決めされエンクロージャ10に取り付けられた蒸気生成器25を有すると同時に、アイロン30が蒸気ホース32を用いて蒸気生成器25に対して接続される、ことである。故に、蒸気の生成は、第2の装置2の動作中、蒸気アイロン30の中の代わりに、エンクロージャ10の中で行われる。
蒸気生成器25は、エンクロージャ10の中で蒸気を出すよう少なくとも1つの蒸気開口26を有する。図2中、蒸気開口26での蒸気の流れは、矢印を用いて図式的に描写される。第2の装置2の動作中、蒸気生成器25は、蒸気開口26を介してエンクロージャ10の中で衣類20に対して蒸気を供給し、蒸気生成器25は、蒸気ホース32及びアイロン30を介してアイロン台40上で衣類20に対して蒸気を供給する。蒸気生成器25はエンクロージャ10内の衣類20及びエンクロージャ10の外側の衣類20のいずれにも対して蒸気を供給するよう配置されるため、エンクロージャ10の上部13及びアイロン台40がアイロン30によって出された蒸気をエンクロージャ10へと取り込むよう蒸気注入口45を有する。この事実に関わらず、第2の装置2は、図2中に図示されるものに併せて蒸気注入口45を有し、生成された蒸気は、効率よく使用され得る。
望ましくは、第2の装置2は、衣類処置液を有する容器27を有する。続いて、第2の装置2においては、生成された蒸気は、衣類処置液を加えることによって濃縮され得、衣類20の皺のばし工程によい影響を与える。例えば、容器27は、衣類処置液を新しい蒸気へと投入するよう注入器(図2中図示せず)を有し得る。新しい蒸気とは、即ち、第2の装置2の動作中に蒸気開口26を介して蒸気生成器25によって出されたものである。図2中、蒸気開口26での蒸気の流れの方向においている衣類処置液の流れは、矢印を用いて図式的に描写される。
図3は、本発明の第3の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置を図示する。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第1の装置1と以下に称される。図3中、蒸気の雲は、図式的に描写され、参照符号60で示される。
第2の装置2と比較して、第3の装置3は、蒸気ホース36を介して蒸気生成器25に対して接続される追加的な蒸気噴付け器35を有する。図3中、蒸気噴付け器35は、曲がった矢印を用いて図式的に描写される。第3の装置3はまた、アイロン30を有するが、このアイロン30は、蒸気生成器25に対して接続されない。これは、アイロン30が内部蒸気生成器38を用いて蒸気自体を生成することができる蒸気アイロンであり得るという事実、及び、蒸気噴付け器35のようにアイロン30が蒸気生成器25に対して接続され得るという事実を、変えることはない。
第3の装置3の動作中、蒸気噴付け器35は、アイロン台40上の衣類20及びエンクロージャ10の中の衣類20に対して蒸気を供給するよう使用される。蒸気噴付け器35の後者の機能のために、アイロン台40は、エンクロージャ10に蒸気を取り入れるよう蒸気注入口45を有する。蒸気アイロンがけ工程中、衣類20は、最初に蒸気噴付け器35を用いて蒸気を有して吹き付けられ、続いて、アイロン30の加熱された底板31によって接触される。
第3の装置3の実現可能な代替案において、蒸気生成器25は、エンクロージャ10の中で蒸気を出すよう少なくとも1つの蒸気開口26を有する。かかる代替の装置において、蒸気生成器25は、蒸気噴付け器35に加えて蒸気開口26及び蒸気ホース36の夫々を介して、エンクロージャ内の衣類20及びエンクロージャ10の外側の衣類20のいずれに対しても蒸気を供給する役割を果たす。そのため、代替の装置においては、エンクロージャ10の上部13及びアイロン台40における蒸気注入口は省略されることが可能であるが、これは望ましくはない。
図4及び図5は、本発明の第4の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置を図示する。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第4の装置4と以下に称される。
第4の装置4は、蒸気生成器25を有する。該蒸気生成器は、蒸気生成器25において配置された蒸気開口26及びそこに接続される蒸気ホースシステム33を介して、エンクロージャ10へと開く蒸気パイプ46に対して接続される。蒸気生成器25及び蒸気ホースシステム33のいずれも、エンクロージャ10の上部13において有利に配置される。
蒸気生成器25はまた、水容器28及びアイロン30に対して接続される。蒸気生成器25とアイロン30との間の接続は、比較的長い蒸気ホース32を用いて実現され、該ホースは蒸気ホースシステム33に対して接続される。制御ユニット50が与えられる。該ユニットは、エンクロージャ10の中の衣類20が十分湿っていることを確実にするよう、エンクロージャ10に対して蒸気が供給される必要がある時間を設定するタイマをとりわけ有する。
第4の装置4において、エンクロージャ10の中の衣類20は、蒸気生成器25によって生成され、且つ蒸気ホースシステム33及び蒸気パイプ46を用いてエンクロージャ10に対して供給される蒸気を用いて、湿らされる。衣類20がエンクロージャ10の上部上に位置付けられたアイロン台40上に置かれる蒸気アイロンがけ工程中、蒸気は、アイロン30を用いて衣類20に対して供給され、該蒸気はまた、蒸気生成器25から発生する。
図6は、本発明の第5の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置を図示する。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第5の装置5と以下に称される。
第3の装置3と同様に、第5の装置5は、蒸気噴付け器35を有する。第5の装置5はまた、底板31において配置される上記排出口34を有する蒸気アイロン30を有する。第4の装置4と同様に、第5の装置5は、蒸気生成器25(図6中図示せず)及び蒸気ホースシステム33(図6中図示せず)を有し、蒸気アイロン30は、蒸気ホースシステム33及びそれに接続された比較的長い第1の蒸気ホース32を介して蒸気生成器25に対して接続される。蒸気噴付け器35は、蒸気ホースシステム33及びそれに接続された比較的長い第2の蒸気ホース36を介して蒸気生成器25に対して接続される。
蒸気アイロン30が蒸気生成器25に対して接続されることは、必須ではない。蒸気アイロン30は、内部蒸気生成器38を用いて蒸気自体を生成することができ得る。
第4の装置4と比較して、第1の重要な相違は、蒸気噴付け器35の存在によって実現され、第3の重要な相違は、アイロン台40の形状に関連する。第4の装置4において、アイロン台40は、エンクロージャ10の上部を覆うのみであったが、第5の装置5においては、アイロン台40の第1の部分40aは、エンクロージャ10の上部を覆い、アイロン台40の第2の部分40bは、エンクロージャ10の上部を越えて延びる。このようにして、アイロンがけをされるべき衣類20を支持するようより広い面が使用可能であり、これによってアイロン台40上の衣類20が蒸気アイロンがけ工程中に配置し直される必要がある回数の低減に繋がり得る。
図7は、本発明の第6の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置を図示する。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第6の装置6と以下に称される。
第6の装置6においては、アイロン台40は、エンクロージャ10に蒸気を取り入れることができる蒸気注入口45を備えられる。このため、該アイロン台は、エンクロージャ10へと開いている中空部分42を有する。蒸気アイロンがけ工程中、アイロン30によって出された蒸気は、アイロン台40上にある衣類20に浸透し、蒸気注入口45を介してアイロン台40の中空部分42に入る。有利には、ファン43が、エンクロージャ10に対して蒸気を方向付けるよう中空部分42内部に配置される。このようにして、蒸気は、図7中矢印を用いて図式的に描写されるコースを辿るようにされる。
第6の装置6の動作中、アイロン30によって出された蒸気は、アイロン台40上に位置付けられた衣類20を蒸気アイロンがけする目的に対してのみ使用されるのではなく、エンクロージャ10内部に位置決めされた衣類20を事前に湿らすようにも使用される。結果として、蒸気の無駄が低減され、得られた結果は際立ったものである。即ち、第6の装置6の適用のもとに処置された衣類20は、プレスされた外見を有する。
図8は、本発明の第7の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置を図示する。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第7の装置7と以下に称される。
第7の装置7は、大幅に第6の装置6と共通点がある。しかしながら、重要な相違は、水容器28が、蒸気ホースシステム33を介して蒸気パイプ46に対して直接接続可能である、ことである。このようにして、エンクロージャ10に対して供給される蒸気の水分を上昇させるよう、蒸気ホースシステム33へと水を注入することが可能である。更には、第7の装置7は、衣類処置液を有する容器27を有する。該容器はまた、蒸気ホースシステム33を介して蒸気パイプ46に対して直接接続可能である。望ましくは、制御ユニット50は、ボタン(図示せず)又は同様のものを備えられ、それを用いて第7の装置7のユーザは、エンクロージャ10に対して供給される蒸気の水分及びエンクロージャ10に対して供給される衣類処置液の量を制御することができる。
図9及び図10中、本発明の第8の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置が図示される。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第8の装置8と以下に称される。
第8の装置8のエンクロージャ10は、ボタン部12、上部13、1つの湾曲した側壁14、及び2つのドア15を有する。衣類20を支持する複数の棚18は、エンクロージャ10内部に配置される。棚18は、グリッドとして形成され、衣類20の湿潤工程は、棚18の存在によって妨害されない。
第8の装置8は、エンクロージャ10に蒸気を供給するよう蒸気生成器25(図9及び図10中図示せず)を有する。制御ユニット50は、エンクロージャ10内部で衣類の湿潤工程を初期設定するボタン51を有する。
本発明の重要な面によれば、蒸気アイロン30を支持する静止パッド55は、だい8の装置8の上部上にある。有利には、静止パッド55は、蒸気注入口45を備えられ、エンクロージャ10は、静止パッド55上に位置付けられたアイロン30が出す蒸気を受け得る。
第8の装置8は、アイロン台40を第8の装置8に取り付け、また、第8の装置8アイロン台40を取り外す手段(図示せず)を有し得る。当然のことながら、別個のアイロン台40が、エンクロージャ10から取られた湿った衣類20がアイロンがけされる蒸気アイロンがけ工程中に使用されることは、可能である。
図面を参照して上述された全ての例において所望によっては液状での水又は衣類処置液を混入された蒸気が衣類20を処置するよう使用されることが示されている事実に関わらず、本発明の範囲内で液状での湿潤剤のみを使用することは可能である。原理上、気体状又は液状での適切な湿潤剤を使用すること、あるいは、気化された湿潤剤及び液体湿潤剤の混合物を使用することは、可能である。
実際、蒸気又は他の湿潤剤気体が衣類20を処置するよう使用される際、衣類20は、蒸気又は湿潤剤気体等によって湿らされるのではなく、蒸気又は湿潤剤気体の濃縮の結果生成される水滴又は湿潤剤溶滴によって湿らされる。このようにして衣類20の湿潤は、非常に効果的である。更には、上述された数例によって例証される通り、蒸気又は他の気体に対して少なくとも部分的に浸透性であるアイロン台40及びエンクロージャ10を与えることは、実現可能な可能性であり、エンクロージャ10の外側で衣類20を処置するよう使用される湿潤剤又は水はまた、エンクロージャ10内部に位置決めされた衣類20を処置するよう使用され得る。しかしながら、蒸気又は他の湿潤剤気体の適用のこれらの利点は、水又は他の液状の湿潤剤で衣類20を噴き付けることによって衣類20を湿らせることも可能であるという事実を変えるものではない。
図11中、衣類20が液状の水を用いて処置されるのみである本発明に従った衣類皺のばし装置の一実施例が図示される。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第9の装置9と以下に称される。図1乃至図8中に図示される装置に合わせて、第9の装置9は、とりわけエンクロージャ10、アイロン30、及びアイロン台40を有する。
第9の装置9は、2つの噴付け器を有し、そのうち一方はエンクロージャ10の外側に位置決めされた外部噴付け器71であり、他方は、エンクロージャ10内部に位置決めされた内部噴付け器72である。図11中、外部噴付け器71は、曲がった矢印を用いて図式的に描写され、内部噴付け器72は、まっすぐの矢印を用いて図式的に描写される。
両噴付け器71,72は、水ホース74を介して水容器73に対して接続される。望ましくは両噴付け器71,72は、多数の小さな排出口(図11中図示せず)を有し、噴付け器71,72は、極めて小さい水滴の霧を作ることができる。このようにして、エンクロージャ10の内側及び外側のいずれもにおいて衣類20を湿らすことは可能であり、蒸気を生成するよう水を加熱する必要はない。
望ましくは、エンクロージャ10にわたる温度は、周囲温度を上回り、望ましくは40℃又は50℃である。従って第9の装置9は、望ましくは、かかる温度を達成するよう加熱手段(図示せず)を備えられる。
第9の装置9において、外部噴付け器71の動作は、ユーザによって制御され、内部噴付け器72の動作は、衣類処置工程の開始時にユーザによって起動される制御ユニット50によって制御される。
外部噴付け器71は、第9の装置9の別個の要素として配置されうるが、例えば、アイロン30の統合された部分でもあり得る。第1の可能性は、図11中に図示される。
有利には、内部噴付け器72の排出口は、エンクロージャ10における多くの異なる位置において位置決めされ、エンクロージャ10内部の全ての衣類20に噴き付けること、及び衣類20の一側より多くに噴き付けることが可能である。
噴付け器71,72に対して供給される水が加熱されていないため、第9の装置9は、例えば1つ又は2つの衣類20である極少数の衣類20の皺をのばす目的に対して、十分に使用され得る。それは、経済上の観点からすると、噴付け器71,72に対して供給される水の加熱処理が第9の装置9において行われる必要がない状況において有利である。更には、第9の装置9が所謂ドライアイロン30、即ち蒸気アイロンではないアイロン30を有する状況において有利であり、アイロン30の底板31のみが、衣類処置工程の開始時に加熱される必要がある。
上述された通り、衣類20を処置するよう湿潤剤液及び湿潤剤気体のいずれをも使用することが可能である。本発明の範囲内で、衣類20を処置するこの手法は、エンクロージャ10の内側の衣類20及びエンクロージャ10の外側の衣類20のいずれにも適用され得るが、衣類20のこれら2つの分類のうち一方のみに適用されてもよい。例えば、第9の装置9のアイロン30は、内部蒸気生成器38を有する蒸気アイロン30であり得、エンクロージャ30の外側の衣類20は、噴き付けられた水及び蒸気を用いて同時に処置され得るが、エンクロージャ10内部の衣類20は、噴き付けられた水を用いて処置されるのみである。アイロン台40及びエンクロージャ10の上部13が蒸気に対して浸透性がある場合、エンクロージャ10内部の衣類20はまた、噴き付けられた水及び蒸気のいずれをも用いて処置され得る。他のオプションによれば、蒸気生成器25は、蒸気を用いてエンクロージャ10内部で衣類20を追加的に処置するよう、エンクロージャ10内部に位置決めされ得る。
また、エンクロージャ10の外側に位置決めされた衣類20を処置するよう湿潤剤液のみを使用すること、及び、エンクロージャ10内部に位置決めされた衣類20を処置するよう湿潤剤気体のみを使用すること、あるいはその逆は可能である。図12中に図示される本発明に従った衣類皺のばし装置の一実施例では、エンクロージャの外側の衣類20は蒸気を用いて処置されるのみであり、エンクロージャ内部の衣類20は噴き付けられた水を用いてのみ処置される。この衣類皺のばし装置は、簡潔性上、第10の装置100と以下に称される。図1乃至図8、及び図11中に図示される他の装置に合わせて、第10の装置100は、とりわけエンクロージャ10、アイロン30、及びアイロン台40を有する。
第3の装置3と同様に、第10の装置100は、蒸気生成器25、及び蒸気ホース36を介して蒸気生成器25に対して接続され、エンクロージャ10の外側に位置決めされる蒸気噴付け器35を有する。図12中、蒸気噴付け器35は、曲がった矢印を用いて図式的に描写される。蒸気噴付け器35がユーザによって起動される際、蒸気は、エンクロージャ10の外側に位置付けられた衣類20に対して供給される。図12中、蒸気の雲は、図式的に描写され、参照符号60を用いて示される。
第9の装置9と同様に第10の装置100は、エンクロージャ10内部の衣類20を湿らせるよう内部蒸気噴付け器72を有する。図12中、内部蒸気噴付け器72は、まっすぐの矢印を用いて図式的に描写される。第10の装置100は、水ホース74を介して内部蒸気噴付け器72と通じる水容器73を更に有する。
第10の装置100の動作中、衣類20は、噴き付けられた水を用いてエンクロージャ10内部で連続的に湿らされ、エンクロージャ10から取り出され、アイロン台40上に置かれ、蒸気噴付け器35の起動によって蒸気を供給され、アイロン30を用いてアイロンがけされる。この衣類処置工程の結果、皺は衣類20から除去され、プレスされた外見が得られる。
本発明の範囲は上述された例に制限されないこと、及び、その複数の修正及び改善は添付の請求項において定義付けられた本発明の範囲から逸脱することなく可能であることが、当業者には明らかである。
本発明に従った衣類皺伸ばし装置のエンクロージャ10は、折畳み式であり得、衣類20を受けて事前に湿らすよう使用されていない際に、エンクロージャ10が占める空間がより少ない状況を実現することが可能である。
有利には、車輪19が、エンクロージャ10の底部12に配置され、ユーザが衣類皺のばし装置全体を動かすことが非常に容易である。車輪19を有する衣類皺のばし装置のオプションは、図4乃至図10中に例証される。
エンクロージャ10内部で蒸気を出すよう少なくとも1つの蒸気開口26を有する蒸気生成器25がエンクロージャ10内部に実際に位置決めされることは、必須ではない。エンクロージャ10へと蒸気開口26が開いている限り、エンクロージャ10の外側に蒸気生成器25が位置決めされることが可能である、ことが理解される。蒸気生成器25がエンクロージャ10から距離をおいて位置付けられる場合、蒸気生成器25は、自由端において蒸気開口26を有して蒸気ホース等を有し得る。
一般的に、本発明によれば、衣類20は、エンクロージャ10において事前に湿らされ、続いてエンクロージャ10の外側で更に処置される。ドライアイロン30を有する本発明に従った衣類皺のばし装置の場合、蒸気は、熱いアイロン30と湿った衣類20との間の接触の結果、アイロンがけ工程中に形成される。故に、衣類20は事前に湿らされている際、ドライアイロンの使用は、蒸気がエンクロージャ10に対してあるため、十分である。
衣類20を湿らせるようエンクロージャ10を有する衣類皺のばし装置が上述された。第1の望ましい実施例においては、アイロン台40及び近接するスタンバイ範囲41は、いずれも蒸気に対して浸透性があり、エンクロージャ10の上部上に配置される。
第1の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置1の動作中、アイロン台40及び蒸気アイロン30は、まずエンクロージャ10内部で湿らされた衣類20にアイロンをかけるよう使用される。該工程中、アイロン30によって出された蒸気は、衣類20に浸透し、アイロン台40を介してエンクロージャ10に入る。このようにして、アイロン台40条の衣類20及びエンクロージャ10内部の衣類20のいずれも、アイロン30によって出された蒸気を用いて処置され、該蒸気は、効率よく使用される。
プレスされた外見は、衣類20が湿潤工程及びそれに続く蒸気アイロンがけ工程を受けて得られる。
本発明の複数の重要な面は、以下に列挙される。
第1の重要な面によれば、本発明に従った衣類処置装置は、湿潤剤を気化状態にする気化手段38を有し、該気化手段38は、衣類処置装置の衣類湿潤ツール30内部に位置決めされる。
第2の重要な面によれば、本発明に従った衣類処置装置は、湿潤剤を気化状態にする気化手段25を有し、該気化手段25は、衣類保持エンクロージャ10内部に位置決めされ、衣類処置装置の湿潤剤供給手段は、望ましくは、衣類保持エンクロージャ10内部で湿潤剤気体を出すよう気化手段25において気体開口26を有する。
第3の重要な面によれば、本発明に従った衣類処置装置は、衣類保持エンクロージャ10の外側に位置決めされた衣類20を支持するようアイロン台40を有する。望ましくは、アイロン台40は、衣類保持エンクロージャ10へと開く中空部分42を有し、望ましくは、ファン43が、衣類保持エンクロージャ10の方向において空気流を生成するようアイロン台40の中空部分42において位置決めされる。
第4の重要な面によれば、本発明に従った衣類処置装置は、スタンバイ状態、即ち衣類湿潤ツール30,35の少なくとも1つの排出口34が、衣類保持エンクロージャ10の外側に位置決めされた衣類20に向かうのとは別の方向において湿潤剤を出している状態にある際、衣類湿潤ツール30,35を支持するようスタンバイ範囲41を有する。該スタンバイ範囲41は、衣類保持エンクロージャ10の上部上に望ましくは位置決めされる。
第5の重要な面によれば、本発明に従った衣類処置装置は、衣類処置液を有するよう容器27、及び、該衣類処置液を衣類保持エンクロージャ10に対して供給される湿潤剤流へと注入するよう注入手段を有する。
第6の重要な面によれば、本発明に従った衣類処置装置は、水を有する容器28、及び、該水を衣類保持エンクロージャ10に対して供給される湿潤剤流へと注入するよう注入手段を有する。
本発明の第1の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。 本発明の第2の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。 本発明の第3の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。 本発明の第4の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。 図4中に図示された衣類皺のばし装置の斜視図を図式的に示す。 本発明の第5の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。 本発明の第6の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。 本発明の第7の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。 本発明の第8の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。 図9中に図示された衣類皺のばし装置の斜視図を図式的に示し、装置の内部の一部分が図示される。 本発明の第9の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。 本発明の第10の望ましい実施例に従った衣類皺のばし装置の断面図を図式的に示す。

Claims (11)

  1. 特には衣類の皺をのばす、衣類を処置する装置であって:
    衣類を受け、取り入れ、湿らす衣類保持エンクロージャと;
    前記衣類保持エンクロージャの外側に位置決めされた衣類に対して湿潤剤を供給する少なくとも1つの排出口を有する少なくとも1つの衣類湿潤ツールと;
    前記衣類保持エンクロージャに対して前記湿潤剤を供給する湿潤剤供給手段と;
    を有する、
    装置。
  2. 前記湿潤剤を気化状態にする気化手段を有し、
    前記衣類湿潤ツールは、前記少なくとも1つの排出口を介して前記気化された湿潤剤を運ぶよう配置され、
    前記湿潤剤供給手段は、前記衣類湿潤ツールの前記少なくとも1つの排出口を有し、
    前記衣類保持エンクロージャのケーシングの少なくとも一部分は、湿潤剤の気体に対して浸透性がある、
    請求項1記載の衣類処置装置。
  3. 前記気化手段は、前記衣類湿潤ツールの中に位置決めされ、
    前記湿潤剤を気化状態にする追加的な気化手段は与えられ、
    前記湿潤剤供給手段は、前記衣類保持エンクロージャ内部で湿潤剤の気体を出す前記追加的な気化手段において気体開口を有する、
    請求項2記載の衣類処置装置。
  4. 前記衣類保持エンクロージャの外側に位置決めされた前記衣類を支持するアイロン台を有し、
    前記アイロン台は、前記衣類保持エンクロージャの上部上に位置決めされる、
    請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の衣類処置装置。
  5. 前記アイロン台の少なくとも一部分は、湿潤剤の気体に対して浸透性がある、
    請求項4記載の衣類処置装置。
  6. スタンバイ状態、即ち、前記衣類湿潤ツールの前記少なくとも1つの排出口が前記衣類保持エンクロージャの外側に位置決めされた前記衣類に向かうのとは別の方向において湿潤剤を出す状態にある際に前記衣類湿潤ツールを支持するスタンバイ範囲を有し、
    前記スタンバイ範囲の少なくとも一部分は、湿潤剤の気体に対して浸透性がある、
    請求項1乃至5のうちいずれか一項記載の衣類処置装置。
  7. 特には衣類の皺をのばす、衣類を処置する装置であって、
    衣類を受け、取り入れ、湿らす衣類保持エンクロージャを有し;
    前記衣類保持エンクロージャのケーシングの少なくとも一部分は、湿潤剤の気体に対して浸透性がある、
    装置。
  8. 湿潤剤の気体を出す少なくとも1つの排出口を有する衣類蒸気処理ツールを支持する静止パッドを有する、
    請求項7記載の衣類処置装置。
  9. 特には衣類の皺をのばす、衣類を処置する方法であって、
    以下の連続する、
    a) 衣類保持エンクロージャ内部の前記衣類を前記衣類保持エンクロージャに対して湿潤剤を供給することによって湿らす段階と、
    b) アイロン台と加熱可能な底板を有するアイロンとの間で前記衣類をプレスすることによって前記衣類にアイロンをかけ、その間に湿潤剤が前記衣類に対して供給される段階と、
    を有する、
    方法。
  10. 前記段階b)に従って処置される入に対して供給される前記湿潤剤は、段階a)に従って処置される少なくとも1つの他の衣類に対して更に供給される、
    請求項9記載の方法。
  11. 前記湿潤剤は、気化状態にされる、
    請求項9又は10記載の方法。
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