JP2017534776A - コーミング機械用の吸込み装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、フレームの長手方向支持体(7)に互いに並んで列を成して固定された複数のコーミングアセンブリ(X1〜X8)を備えており、該コーミングアセンブリ(X1〜X8)はそれぞれ1つの、ニッパアセンブリ(10)、コームシリンダ(11)、デタッチング装置(12)および、繊維フリースを形成する駆動される手段(16)を有しており、該手段(16)は、その環状の周囲に、空気を通すための開口を有していて、該手段(16)の内室(IR)は少なくとも1つの吸込み管(18)を介して第1の負圧源(P1)に接続されており、さらに、コーミング除去された成分を排出するための、各コーミングアセンブリに対応配置された各1つの吸込み通路(17a)を備えており、該吸込み通路(17a)は、第2の負圧源(P2)に接続されている1つの共通の捕集通路(17)に開口している、コーミング機械(1)に関する。個々のコーミングアセンブリおよびそのために使用される吸込み装置への良好な接近可能性を保証するために、コーミングアセンブリ(X1〜X8)の、繊維フリースを形成する手段(16)の各吸込み管(18)は、第1の負圧源(P1)に接続された1つの共通の吸入通路(19)に開口しており、該吸入通路(19)および捕集通路(17)は、互いに並んで長手方向支持体(7)の長手方向に延びていて、コーミングアセンブリ(X1〜X8)の下に取り付けられている。
Description
本発明は、請求項1の前段部に記載されたコーミング機械に関する。
実地において今日使用されているコーミング機械は、通常、互いに並んで配置された8つのコーミングヘッドを有しており、これらのコーミングヘッドにはそれぞれラップロールがコーミングのために提供される。個々のコーミングヘッドによってコーミングされて送り出された繊維フリースは、公知の装置を用いて繊維スライバにまとめられ、コーミングヘッドの材料流方向に対して横方向にガイドテーブル上において後続のドラフト装置ユニットに供給される。ドラフト装置において形成された繊維スライバは、次いでスライバ保管部(Bandablage)において集束車(Trichterrad)を介してループ状にケンス内に下ろされる。このようなコーミング機械は、今日、600KS/分に到るまでのニップ把持数で作動する。
この公知のコーミング機械は、伝動装置ユニット、互いに並んで位置するコーミングヘッドを備えた長手方向部分、および後続のスライバ保管部を備えたドラフト装置ユニットを有している。長手方向部分は機械フレームを有していて、この機械フレームは、中実な床板から成っており、この床板には、中実なサイドシールドが固定されている。長手方向軸のための支持部をも備えているサイドシールドの間には、コーミングヘッドの個々のアセンブリが固定されている。
ニップ把持数を高めるためにおよび最終的に生産性を高めるためにも、独国特許出願公開第102006026841号明細書(DE-102006026841 A1)において提案された構成では、互いに並んで位置しているコーミングアセンブリが、両側において床に支持された支持フレームに固定されている。支持部の間において支持フレームは、床に対して間隔をおいて延びている。個々のコーミングアセンブリにおいて形成された繊維スライバの排出は、この場合従来のコーミング機械におけるように、後続のコンベヤテーブルの搬送方向に対して横方向に行われる。四角形の管状異形材として示された支持フレーム(長手方向支持体とも呼ばれる)における、コーミングアセンブリのハウジングの固定は、ここでは単にねじ結合部によって概略的に示唆されている。
さらに公開された欧州特許出願公開第2397583号明細書(EP 2 397 583 A2)に示されたコーミング機械の構成では、複数のコーミングヘッドが、右側のフレーム部分と左側のフレーム部分との間に配置されており、このとき両方のフレーム部分は床に支持されている。中央部分において、追加的な支持部が床に設けられていてよい。右側のフレーム部分と左側のフレーム部分との間には、少なくとも2つの長手方向支持体が設けられ、これらの長手方向支持体によって、少なくともニッパ軸、円形コーム軸およびデタッチングローラが支持されている。ここには固定形式について、詳細に図示および説明されていない。
さらに、2014年7月21日付けの公開されていないスイス国特許出願第01097/14号明細書(CH-01097/14)に記載された構成では、互いに並んで配置されたコーミングアセンブリが設けられており、これらのコーミングアセンブリはそれぞれ2つのフレームシールドの間に取り付けられており、このときフレームシールドは、1つの長手方向支持体に固定されている。この長手方向支持体は、2つのフレームエレメントに固定されていて、両方のフレームエレメントは、床に支持されている。長手方向支持体の下には捕集通路が設けられており、この捕集通路内には、それぞれのコーミングアセンブリにおいてコーミング除去された成分(ノイル、ネップ、汚れ)が集められて、搬出される。捕集通路は、幾つかの吸込み管片を備えており、これらの吸込み管片はコーミングアセンブリに向かって延びている。この出願にはスクリーンドラムも概略的に示されており、このスクリーンドラムにおいて繊維フリースがデタッチング工程後に形成される。このとき欧州特許出願公開第2350361号明細書(EP-2 350 361 A1)が示唆されていて、この接合工程の詳細な説明については当該明細書を参照となっている。引用された出願明細書からも、追加的に引用された従来技術からも、スクリーンドラムへの負圧供給がどのように実施されるのかもしくはどのように構成されるのか、示唆を得ることができない。
上に記載した従来技術を出発点として、本発明の根底を成す課題は、コーミング除去された成分(ノイル等)を吸い込むためおよびフリース形成装置への負圧供給のための装置であって、一方では種々様々に必要な負圧状況を考慮し、かつ他方では、コーミングアセンブリおよび吸込み装置への良好な接近可能性を保証する、装置を提案することである。
この課題を解決するために、コーミングアセンブリの、繊維フリースを形成する手段の各吸込み管は、第1の負圧源に接続された1つの共通の吸入通路に開口しており、該吸入通路および捕集通路は、互いに並んで長手方向支持体の長手方向に延びていて、コーミングアセンブリの下に取り付けられている、ということが提案される。
相応に形成されたプラスチック製の吸込み管は、ブロー成形によって製造されていてよい。この公知の方法によって、吸込み管を製造することができ、この吸込み管は、管内における閉塞の原因となり得る、繊維が堆積する内側シームを有していない。この方法によって製造される吸込み管の使用は、特に繊維機械分野のために適している。
吸込みシステムの分離と各1つの固有の負圧源の使用とによって、種々異なって必要とされる負圧を供給することが可能である。繊維フリースを形成する手段において接合工程のために必要な負圧(大気圧に対する負圧)は、コーミング除去された成分を吸い込むために必要な負圧よりも、例えば6倍まで高い。繊維フリースを形成する手段としては、例えばスクリーンドラムまたは、穿孔された環状のベルトを使用することができる。
吸入通路もしくは捕集通路の長さにわたる、場合によっては生じる圧力降下を補償するために、相応の挿入体(例えばスライダ)が吸入通路と各吸込み管との間、もしくは捕集通路と各吸込み通路との間に設けられていてよい。
提案されたようにコーミングアセンブリの下に捕集通路および吸入通路を取り付けることによって、一方では、コーミングアセンブリのエレメントに対する自由な接近可能性が保証され、かつ他方では、捕集通路および吸入通路への簡単な接近も可能になる。これによって場合によっては必要な、上に述べた吸込み通路の領域におけるクリーニング作業が簡単になる。好ましくは、吸入通路および捕集通路は、長手方向支持体の下に取り付けられている。このようになっていると、これらの通路の簡単な取付けが可能になり、かつスペースを節減するコンパクトな構造形式が得られる。
吸入通路をその端部の領域において位置決めして簡単に固定するために、さらに、長手方向支持体はその端部において、床に支持されたフレームエレメントに固定されており、該フレームエレメントは、吸入通路および捕集通路が進入する貫通開口を備えているということが提案される。
また、コーミング機械の電気式および空気力式のエレメントへの良好な接近可能性を得るために、さらに、コーミング機械の前側の操作側から見て、長手方向支持体の後側および吸入通路および捕集通路の上側に、長手方向支持体に沿って延びる構成群が設けられており、該構成群に、コーミングアセンブリを制御する電気式および空気力式のエレメントが収容されているということが提案される。
コーミング機械の前側の操作側から見て、コーミング除去された成分のための捕集通路は、吸入通路の前に配置されている、という別の提案によって、捕集通路に開口する吸込み通路を鉛直方向にかつ変向部なしに形成できる、ということが可能になる。これによって、捕集通路へのコーミング除去された成分の損失のないかつ妨害のない排出が可能になる。
吸込みシステムを種々様々な負圧状況に適合させるために、さらに、捕集通路は、吸入通路よりも大きな横断面を有しているということが提案される。
一定でかつ等しいままの接合工程を実施するためには、供給された負圧を、場合によっては存在する汚れとは無関係に、一定の値に保つことが必要である。これに保証するために、吸入通路の内部に、少なくとも1つの空気圧センサが取り付けられており、該空気圧センサは、第1の負圧源の制御装置に接続されている制御ユニットに接続されていることが提案される。これによって、負圧源の制御装置の制御により供給された負圧の、センサを介して確認された偏差を、制御ユニットによって修正することが可能になる。
好ましくは、吸入通路における負圧は、捕集通路における負圧の少なくとも2倍の大きさであることが提案される。
このとき、吸入通路における負圧は、500〜1500Pa(パスカル)であり、捕集通路における負圧は、100〜500Paであってよい。
クリーニング目的のための吸込み通路への簡単な接近を可能にするために、さらに、吸入通路および捕集通路の、互いに向かい合って位置していないそれぞれの垂直な長辺側が、それぞれ少なくとも1つの閉鎖可能なサービス開口を備えているということが提案される。
さらに、一方の側に作用する遮断エレメントを備えた接続通路が、第1の負圧源の出口側に設けられており、接続通路は、第2の負圧源の入口側において別の接続通路に開口しているということが提案される。「入口側」および「出口側」という概念は、空気流の方向に関連している。
このようになっていると、吸入通路の空気流において一緒に運ばれた成分(繊維、塵埃等)も同様に中央の排出装置に供給することができる。遮断エレメントによって、両方の吸込みシステムが相互に影響し合うことが回避される。
本発明の別の利点は、下記の実施形態によって記載および図示される。
図1の実施形態には、コーミング機械1の長手方向部分LTが示されており、このときこの長手方向部分に側部において接続する駆動ユニットAは、単に概略的に示されている。同様に、ドラフト装置ユニットSを備えた後続のスライバ保管部BAもまた単に略示されている。これらのユニットもしくは装置は、公知の構成におけるように構成されていてよい。
長手方向部分LTは、本実施形態ではただ1つの長手方向支持体7から成っており、この長手方向支持体7はその両端部において、フレームエレメントREに、略示されたねじRを介して固定されている。長手方向部分LTは、このとき床Oに対して間隔FAを有している。両方のフレームエレメントREはその下側にそれぞれ、高さ調節可能な2つの足20を備えており、これらの足20を介してフレームエレメントREは、床Oに支持されている。調節可能な足を介して長手方向部分は、床の状態に関連して相応に調整することができる。長手方向支持体7の強度、ひいては長手方向部分LT全体の強度を高めるために、U字形の長手方向異形材Uの内部には横ステーが取り付けられている。
長手方向支持体7の下には、捕集通路17が取り付けられており、この捕集通路17は、フレームエレメントREの開口23内に進入していて、そこで固定される(図示せず)。捕集通路17内には、互いに間隔をおいて配置された吸込み通路17aが開口しており、これらの吸込み通路17aは、それぞれのコーミングアセンブリX1〜X8に通じており、これらのコーミングアセンブリX1〜X8では、コーミングプロセス時にコーミング除去された成分(ノイル、汚れ、ネップ等)が吸込み通路17aによって吸い込まれて、捕集通路17に供給される。
「コーミングアセンブリ」という概念は、繊維物質をコーミングする装置であって、次いでコーミングされた繊維物質をスライバに形成する機能を備えた装置であると理解することができる。通常、このような装置は、下記の個々のコンポーネントから、すなわちニッパアセンブリ、コームシリンダ(円形コーム)、トップコーム、デタッチングシリンダ、または、後続の接合装置(例えばスクリーンドラム)およびスライバ形成機能を有するフリース結合装置を備えた、コームシリンダと共働するデタッチングローラ(ハイルマン原理)のようなコンポーネントから成っている。図3の拡大された実施形態では、ハイルマン原理に基づいて作動するコーミングアセンブリが示されている。
個々の吸込み通路17aは、1つの通路21に接続されており、この通路21内には、コームシリンダ11およびブラシローラ13が回転可能に支持されている。ブラシローラ13は、コームシリンダ11のコーミングセグメントをクリーニングするために設けられている。図3に示した拡大された図から分かるように、コームシリンダ11に固定されたコーミングセグメントを介して、閉鎖されたニッパ10から進出する繊維タフトがコーミングされる。コーミング除去された成分(例えばノイル)は、このとき通路21内に達し、他方の端部が捕集通路17に開口している吸込み通路17a内に、負圧の作用下で引き渡される。接続通路31を介して第2の負圧源P2に接続されている捕集通路17を介して、吸い込まれた成分は、例えば中央の排出装置30に供給される。
図1から分かるように、長手方向支持体7には間隔Gをおいて、多数のフレームシールドRSが固定されており、これらのフレームシールドRSは、鉛直方向で上方に向かって延びている。図1のX方向から見た図2の側面図および図3の拡大された部分図から分かるように、長手方向支持体7は、底壁U1を備えたU字形の長手方向異形材Uを有している。底壁U1の延長線上には、長手方向異形材Uに側壁SWが接続されており、この側壁SWは、取り付けられた位置において鉛直方向で上方に向かって延びている。
長手方向異形材Uの1つの脚と側壁SWとの間において生ぜしめられた自由空間において、各フレームシールドRSの下側部分が、長手方向支持体7に載置されており、そこで略示されたねじを介して固定される。
追加的に、かつ長手方向支持体7に対して間隔をおいて、隣接する2つのフレームシールドRSの間にはそれぞれ横ウェブQSが設けられており、この横ウェブQSは、間隔Gに相当する長さを有している。図3に略示されているように、横ウェブQSは、該横ウェブが各フレームシールドRSに接触しているそれぞれの端部に、側方に突出する接続板を有しており、これらの接続板を介して横ウェブQSは、固定手段(例えばねじ)を用いてサイドシールドSEに固定される。このサイドシールドは、相応のストッパまたは凹部を備えていてよく、これによって横ウェブQSを、取付けを目的として正確に位置決めすることができる。
個々のサイドシールドSEは、複数の軸受収容部を備えており、これによって長手方向軸(例えばコームシリンダ11の軸15またはブラシローラ13の軸)を収容しかつ支持することができる。これらの長手方向軸は、駆動ユニットA内に位置する駆動エレメントによって駆動される。
横ウェブQSには、本実施形態では、ニッパアセンブリ(短縮して「ニッパ」と呼ばれる)10の各1つの下側ニッパプレート2が固定されている。図3から分かるように、横ウェブQSの上側面と下側ニッパプレート2との間には、スペーサプレート25が設けられていてよく、これによってコームシリンダ11の包絡円に関する下側ニッパプレート2の位置を調節することができる。
下側ニッパプレート2の上には、旋回可能なフレーム4が取り付けられており、このフレーム4は上側ニッパプレート3を保持し、この上側ニッパプレート3は、図3に示した図から分かるように、下側ニッパプレート2と一緒に、ニップ箇所を形成することができる。フレーム4は、図示されていない手段を介して、フレームシールドRSに取り付けられた軸6を中心にして旋回可能に支持されている。それとは択一的な構成として、フレーム4はニッパプレート2に直接旋回可能に支持されていてもよい。図示の例では、ニップ箇所を越えて突出する繊維タフトは、コームシリンダ11のコーミングセグメントによってコーミングされる。繊維タフトは、繊維物質の自由端部であり、この繊維物質は、ケンスKVから引き出される1つまたは複数の繊維スライバZとして、搬送方向Fでニッパのニップ箇所に供給シリンダ9の作用によって供給される。コーミングセグメントの、反対に位置する側には、デタッチングセグメントが取り付けられており、このデタッチングセグメントは、繊維タフトのコーミングされた端部の裂断時に、接近可能なデタッチングローラ12と共働する。
デタッチングセグメントとデタッチングローラ12とが、繊維タフトの端部のためのニップ箇所を形成するデタッチング工程中に、繊維タフトの繊維材料は、略示されたトップコーム33のコーミング針布34内に引き込まれる。デタッチング工程時に、(既に公知のように)ニップ箇所を介して引き出された繊維材料は、トップコーム33のコーミング針布34を通して引っ張られ、このときネップおよびその他の汚れは、引き留められてコーミング除去される。このとき繊維材料のこのような領域も、トップコームによってコーミングされ、このような領域は、幾何学的な状況に基づいて、コームシリンダ11のコーミングセグメントによっては捕捉されない。
トップコーム33のコーミング針布34は、通常、互いに並んで位置する個々の針布歯から成っており、これらの針布歯の間にはそれぞれ1つの自由空間(通路)が設けられていて、これらの自由空間を通して繊維材料は引っ張られる。個々の針布歯は、打抜き加工された歯状針布から製造されていてよい。しかしながらcm当たり針布歯の比較的多くの歯数が必要な場合には、極めて僅かな厚さを有する個々の針布歯を製造することが必要である。このとき、僅かな歯厚さにもかかわらず、外側の歯形状の正確な輪郭が製造時に確実に保証されなくてはならない。このような歯状針布を製造するためには、フォトリソグラフィ方法による個々の針布歯の製造が提案される。
デタッチングローラ12をデタッチング工程時に駆動するために、デタッチングローラ12はその両端部でそれぞれ1つのカム板KSに載置されており、カム板KSは、コームシリンダ11の軸15に回動不能に取り付けられている(図3a)。そして摩擦によりデタッチングローラは、カム板によって駆動される。このような構成は、例えば公開された国際公開第2010/045747号(WO 2010/045747)に詳しく記載されている。デタッチングローラ12の摩耗を最小にするために、デタッチングローラ12は、該デタッチングローラ12がカム板KSに載置されているその外端部の領域に、その中央領域における被覆層T2よりも高い耐摩耗性の被覆層T1を有することができ、デタッチングローラ12はその中央領域で、デタッチング工程時にコームシリンダ11のデタッチングセグメントと共働して繊維材料をクランプする。デタッチングローラ12の異なる被覆層T1,T2の間には、環状のノッチが設けられていてよく、このようになっていると、それぞれのカム板KSの縁部による、中央領域における比較的軟質の被覆層T2の剥がしを回避することができる。
引き出された(裂断された)繊維群は、次いで後続のスクリーンドラム16においてまとめられ(接合され)、ユニット26(フリース集束装置およびカレンダローラを有する)において、1つの繊維スライバBに成形される。
このような装置の詳細な説明、特に繊維フリースを形成する接合工程の詳細な説明は、例えば欧州特許出願公開第2350361号明細書(EP-2 350 361 A1)から得ることができる。
このようにして形成された繊維スライバBは、コンベヤテーブルFBの上に下ろされ、このコンベヤテーブルFBにおいて、隣接するコーミングアセンブリの、互いに並んで位置する別の繊維スライバと一緒に、後続のドラフト装置ユニットSに引き渡される。コンベヤテーブルFBは、駆動されるコンベヤベルトから成っていてよい。繊維スライバは、複数の、例えば2つの互いに上下に位置する層において、ドラフト装置ユニットに搬送されることも可能である。
既に述べたように、ドラフト装置ユニットSにおいて形成された繊維スライバは、保管装置に供給され、この保管装置を介してループ状にケンス内に下ろされる。
既に述べたように、本実施形態ではフリース形成のためにスクリーンドラム16が使用され、このスクリーンドラム16の内室IRには負圧が供給され、これによって裂断された繊維群を相応に案内すること、およびスクリーンドラムの周囲における既に形成された繊維フリースの端部に当て付けかつ接合することができる。スクリーンドラム16の内部には、追加的に、駆動される制御エレメント(図示せず)が設けられていてよく、この制御エレメントを介して、繊維群の放出領域における空気流は相応に制御される。このような制御エレメントは、例えば国際公開第2006/012759号(WO 2006/012759)に図示および記載されている。記載された当付け工程(接合工程)を高いニップ把持数(例えば>1000KS/分)においても実施できるようにするために、高くかつ一定の負圧が必要である。これを達成するために、第1の固有の負圧源P1が設けられており、この負圧源P1は、吸込み管18を介して吸込みドラム16の内室IRに接続されている。それぞれの吸込みドラム16に接続されている個々の吸込み管18は、吸入通路19に開口しており、この吸入通路19には、負圧源P1が直接(または別の通路を介して)接続されている。
吸入通路19もしくは捕集通路17における長さにわたって場合によっては生じ得る圧力降下を補償もしくは調整するために、相応の挿入体(例えばスライダ)を吸入通路19と吸込み管18との間もしくは捕集通路17と吸込み通路17aとの間に取り付けることが可能である。
特に図3から分かるように、吸入通路19は、長手方向支持体7の直ぐ下に配置されていて、通路31を介して第2の負圧源P2に接続されている隣接する捕集通路17と同じ垂直平面において平行に延びている。図1において示唆されているように、捕集通路17と吸入通路19とは互いに並んで、かつ長手方向支持体7の長手方向LRにおいて延びている。
図1において略示されているように、捕集通路17および吸入通路19は、フレーム部分REにおける開口23に進入し、そこで固定される。負圧源P2への捕集通路17のさらなる結合部および吸入通路19と負圧源P1との結合部は、図2もしくは図3において単に略示されているだけである。
コーミングヘッドX1〜X8の下もしくはコーミングヘッドが固定されている長手方向支持体7の下に捕集通路17および吸入通路19を取り付けるという、提案された取付け形態によって、コーミング機械のコンパクトな構造形式が得られる。コーミングヘッドは、この構造形式によって良好に接近可能であり、かつコーミングヘッドに通じる吸込み通路17aもしくは吸込み管18は、良好な接近可能性を損なうことなしに、相応に短く形成することができる。追加的に、提案された取付け形態によって、捕集通路17および吸入通路19への接近がより簡単に可能になる。
このとき捕集通路17は、1つ(または複数の)開口36を備えていてよく、この開口36は、カバー(例えば扉)36aによって閉鎖可能である。さらに吸引通路19に1つ(または複数の)開口38が設けられていてよく、この開口38は、カバー(扉)38aによって閉鎖可能である。良好に接近可能な開口36,38を介して、通路の内部におけるサービス作業(例えばクリーニング作業)を簡単に実施することができる。コーミング機械の前側の操作側VBの領域に捕集通路17を取り付けることによって、吸込み通路17aをほぼ垂直方向に配置できることが可能である。これによって通路21内において発生する排出物(ノイル、ネップ、汚れ等)を直接かつ損失なしに、後続の捕集通路17に引き渡すことができ、排出物はこの捕集通路17から通路31を介して中央の捕集箇所30に、負圧源P2の影響下で引き渡される。
また、個々のコーミングアセンブリに通じる電気式および空気力式のエレメントへの良好な接近可能性をも得るために、長手方向支持体7の後ろで吸入通路19および捕集通路17の上には、長手方向支持体7に沿って延びる構成群50が設けられており、この構成群には、コーミングアセンブリを制御するための電気式および空気力式のエレメントが収容されている。
スクリーンドラム16の領域における接合工程(当付け)のためには、負圧源によって生ぜしめられた負圧(例えば900Pa(パスカル)の高さ)を可能な限り一定に維持することが必要である。このことを保証するために、吸入通路19の内部には、1つまたは複数の空気圧センサ40が取り付けられており、この空気圧センサ40は、導線42を介して制御ユニットSTに接続されている。制御ユニットSTは、負圧源P1を制御する制御装置44に接続されている。予め設定された負圧を上回るかまたは下回ると、このことはセンサ40によって測定され、制御ユニットSTに伝達される。制御ユニットSTを介して、センサ40の信号に相応して、制御命令が制御装置44に伝達され、この制御装置44は、センサ40が再び予め設定された目標値を信号化するまで、負圧源P1を相応に制御する。
場合によっては負圧源P1の吸込み空気流において、一緒に案内された成分(繊維、塵埃等)を同様に中央の排出装置30に供給するために、負圧源P1(約900Pa)に接続して、捕集通路17と第2の負圧源P2(約150Pa)との間に取り付けられた接続通路31に通じる接続通路46が設けられている。異なった負圧で作動する両方のシステムの間におけるフィードバックを回避するために、接続通路46には、一方の側に作用する遮断部材48が設けられている。この遮断部材48は、通路46において、負圧源P2に向かっての空気流だけを可能にする(矢印参照)。
Claims (11)
- フレームの長手方向支持体(7)に互いに並んで列を成して固定された複数のコーミングアセンブリ(X1〜X8)を備えており、該コーミングアセンブリ(X1〜X8)はそれぞれ1つの、ニッパアセンブリ(10)、コームシリンダ(11)、デタッチング装置(12)および、繊維フリースを形成する駆動される手段(16)を有しており、該手段(16)は、その環状の周囲に、空気を通すための開口を有していて、該手段(16)の内室(IR)は少なくとも1つの吸込み管(18)を介して第1の負圧源(P1)に接続されており、さらに、コーミング除去された成分を排出するための、前記各コーミングアセンブリに対応配置された各1つの吸込み通路(17a)を備えており、該吸込み通路(17a)は、第2の負圧源(P2)に接続されている1つの共通の捕集通路(17)に開口している、コーミング機械(1)であって、
前記コーミングアセンブリ(X1〜X8)の、繊維フリースを形成する前記手段(16)の前記各吸込み管(18)は、前記第1の負圧源(P1)に接続された1つの共通の吸入通路(19)に開口しており、該吸入通路(19)および前記捕集通路(17)は、互いに並んで前記長手方向支持体(7)の長手方向に延びていて、前記コーミングアセンブリ(X1〜X8)の下に取り付けられていることを特徴とする、コーミング機械(1)。 - 前記吸入通路(19)および前記捕集通路(17)は、前記長手方向支持体(7)の下に取り付けられている、請求項1記載のコーミング機械(1)。
- 前記長手方向支持体(7)はその端部において、床(O)に支持されたフレームエレメント(RE)に固定されており、該フレームエレメント(RE)は、前記吸入通路(19)および前記捕集通路(17)が進入する貫通開口(23)を備えている、請求項1または2記載のコーミング機械(1)。
- 当該コーミング機械(1)の前側の操作側(VB)から見て、前記長手方向支持体(7)の後側および前記吸入通路(19)および前記捕集通路(17)の上側に、前記長手方向支持体に沿って延びる構成群(50)が設けられており、該構成群(50)に、前記コーミングアセンブリ(X1〜X8)を制御する電気式および空気力式のエレメントが収容されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
- 当該コーミング機械(1)の前側の操作側(VB)から見て、前記コーミング除去された成分のための前記捕集通路(17)は、前記吸入通路(19)の前に配置されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
- 前記捕集通路(17)は、前記吸入通路(19)よりも大きな横断面を有している、請求項1から5までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
- 前記吸入通路(19)の内部に、少なくとも1つの空気圧センサ(40)が取り付けられており、該空気圧センサ(40)は、前記第1の負圧源(P1)の制御装置(44)に接続されている制御ユニット(ST)に接続されている、請求項1から6までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
- 前記吸入通路(19)における負圧は、前記捕集通路(17)における負圧の少なくとも2倍の大きさである、請求項1から7までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
- 前記吸入通路(19)における前記負圧は、500〜1500Paであり、前記捕集通路(17)における負圧は、100〜500Paである、請求項8記載のコーミング機械(1)。
- 前記吸入通路(19)および前記捕集通路(17)の、互いに向かい合って位置していないそれぞれの垂直な長辺側が、それぞれ少なくとも1つの閉鎖可能なサービス開口(36,38)を備えている、請求項1から9までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
- 一方の側に向けて作用する遮断エレメント(48)を備えた接続通路(46)が、前記第1の負圧源(P1)の出口側に設けられており、前記接続通路(46)は、前記第2の負圧源(P2)の入口側において別の接続通路(31)に開口している、請求項1から10までのいずれか1項記載のコーミング機械(1)。
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