JP2017533888A5 - - Google Patents

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他の実施形態は、以下の詳細な説明の概説から明らかになろう。 本発明の実施形態において、例えば以下の項目が提供される。
(項目1)
一般式(I):
N−Y−J−Z−C(I)
のポリペプチドを含むプラスミン阻害ポリペプチドであって、式中、
(a)Nは、前記プラスミン阻害ポリペプチドのアミノ末端であり、天然および非天然アミノ酸から独立して選択される0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25〜30、31〜40、41〜50または51〜60アミノ酸からなり、
(b)Yは、存在しないか、またはメチオニンもしくはN−ホルミルメチオニンであり、
(c)Jは、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する57アミノ酸のクニッツ型プロテイナーゼの第1の阻害剤ドメイン(KD1)ポリペプチドであり、
(d)Zは、
(i)一般式(II):
I−X3−K−V−X4−K(II)[配列番号2]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3およびX4は、天然および非天然アミノ酸から独立して選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、
(ii)一般式(III):
I−X3−K(III)
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、
(iii)一般式(IV):
I−X3−K−V−X5(IV)[配列番号20]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3およびX5は、独立しており、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもなく、X5は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、
(iv)一般式(V):
I−X3−K−V(V)[配列番号21]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、
(v)一般式(VI):
I−X3−K−X6(VI)[配列番号30]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3およびX6は、天然および非天然アミノ酸から独立して選択されるアミノ酸であり、X3は、CでもFでもRでもWでもなく、X6は、いずれかの天然または非天然アミノ酸である、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、ならびに
(vi)一般式(VII):
I−X3−K−X6−X7(VII)[配列番号31]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3、X6およびX7は、天然および非天然アミノ酸から独立して選択されるアミノ酸であり、X3は、CでもFでもRでもWでもなく、X6は、いずれかの天然または非天然アミノ酸であり、X7は、いずれかの天然または非天然アミノ酸である、KD1カルボキシ領域ポリペプチド
から選択されるKD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、
(e)Cは、前記プラスミン阻害ポリペプチドのカルボキシ末端であり、天然および非天然アミノ酸から独立して選択される0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25〜30、31〜40、41〜50または51〜60アミノ酸からなり、
(f)前記プラスミン阻害ポリペプチドは、プラスミン活性を阻害する、
プラスミン阻害ポリペプチド。
(項目2)
(a)N、YおよびCがそれぞれ存在せず、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、そしてZが、一般式(II):
I−X3−K−V−X4−K(II)
の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3およびX4は、天然および非天然アミノ酸から独立して選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(b)N、YおよびCがそれぞれ存在せず、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、そしてZが、一般式(III):
I−X3−K(III)
の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(c)N、YおよびCがそれぞれ存在せず、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、そしてZが、一般式(IV):
I−X3−K−V−X5(IV)[配列番号20]
の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3およびX5は、独立しており、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもなく、X5は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(d)N、YおよびCがそれぞれ存在せず、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、そしてZが、一般式(V):
I−X3−K−V(V)[配列番号21]
の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(e)NおよびCがそれぞれ存在せず、Yが、メチオニンまたはN−ホルミルメチオニンであり、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、そしてZが、一般式(II):
I−X3−K−V−X4−K(II)
の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3およびX4は、天然および非天然アミノ酸から独立して選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(f)NおよびCがそれぞれ存在せず、Yが、メチオニンまたはN−ホルミルメチオニンであり、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、そしてZが、一般式(III):
I−X3−K(III)
の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(g)NおよびCがそれぞれ存在せず、Yが、メチオニンまたはN−ホルミルメチオニンであり、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、そしてZが、一般式(IV):
I−X3−K−V−X5(IV)[配列番号20]
の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3およびX5は、独立しており、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもなく、そしてX5は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、前記プラスミン阻害ポリペプチド、ならびに
(h)NおよびCがそれぞれ存在せず、Yが、メチオニンまたはN−ホルミルメチオニンであり、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、そしてZが、一般式(V):
I−X3−K−V(V)[配列番号21]
の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、前記プラスミン阻害ポリペプチド
から選択される、項目1に記載のプラスミン阻害ポリペプチド。
(項目3)
(a)N、YおよびCがそれぞれ存在せず、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、Zが、配列IEKVPK[X3がEであり、X4がPである配列番号2]を有する式(II)の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドである、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(b)N、YおよびCがそれぞれ存在せず、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、Zが、配列IEKを有する式(III)の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドである、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(c)N、YおよびCがそれぞれ存在せず、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、Zが、配列IEKVP[配列番号20]を有する式(IV)の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドである、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(d)N、YおよびCがそれぞれ存在せず、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、Zが、配列IEKV[配列番号21]を有する式(V)の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドである、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(e)NおよびCがそれぞれ存在せず、Yが、メチオニンまたはN−ホルミルメチオニンであり、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、Zが、配列IEKVPK[X3がEであり、X4がPである配列番号2]を有する式(II)の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドである、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(f)NおよびCがそれぞれ存在せず、Yが、メチオニンまたはN−ホルミルメチオニンであり、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、Zが、配列IEKを有する式(III)の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドである、前記プラスミン阻害ポリペプチド、
(g)NおよびCがそれぞれ存在せず、Yが、メチオニンまたはN−ホルミルメチオニンであり、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、Zが、配列IEKVP[配列番号20]を有する式(IV)の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドである、前記プラスミン阻害ポリペプチド、ならびに
(h)NおよびCがそれぞれ存在せず、Yが、メチオニンまたはN−ホルミルメチオニンであり、Jが、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する前記KD1ポリペプチドであり、Zが、配列IEKV[配列番号21]を有する式(V)の前記KD1カルボキシ領域ポリペプチドである、前記プラスミン阻害ポリペプチド
から選択される、項目1に記載のプラスミン阻害ポリペプチド。
(項目4)
プラスミン活性を阻害する、配列番号3〜18、22〜29および32〜35のうちいずれか1種に記載のアミノ酸配列を含む、200、190、180、170、160、150、140、130、120、110、100、90、89、88、87、86、85、84、83、82、81、80、79、78、77、76、75、74、73、72、71、70、69、68、67、66、65、64または63アミノ酸以下のプラスミン阻害ポリペプチド。
(項目5)
一般式(I):
N−Y−J−Z−C(I)
のプラスミン阻害ポリペプチドのアミノ酸配列に対し少なくとも96、97、98または99%同一のアミノ酸配列を有する、60または61アミノ酸のプラスミン阻害ポリペプチドであって、式中、
(a)Nは、前記プラスミン阻害ポリペプチドのアミノ末端であり、
(b)Yは、存在しないか、またはメチオニンもしくはN−ホルミルメチオニンであり、
(c)Jは、配列番号1の11位におけるアミノ酸X1が、D、NまたはSであり、配列番号1の17位におけるアミノ酸X2が、Rであり、システイン残基が、配列番号1のアミノ酸の14位および38位のそれぞれに存在する、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する57アミノ酸のクニッツ型プロテイナーゼの第1の阻害剤ドメイン(KD1)ポリペプチドであり、
(d)Zは、一般式(III):
I−X3−K(III)
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもなく、
(e)Cは、前記プラスミン阻害ポリペプチドのカルボキシ末端であり、そして
(f)前記プラスミン阻害ポリペプチドは、プラスミン活性を阻害する、
プラスミン阻害ポリペプチド。
(項目6)
一般式(I):
N−Y−J−Z−C(I)
のプラスミン阻害ポリペプチドのアミノ酸配列に対し少なくとも94、95、96、97、98または99%同一のアミノ酸配列を有する、63または64アミノ酸のプラスミン阻害ポリペプチドであって、式中、
(a)Nは、前記プラスミン阻害ポリペプチドのアミノ末端であり、
(b)Yは、存在しないか、またはメチオニンもしくはN−ホルミルメチオニンであり、
(c)Jは、配列番号1の11位におけるアミノ酸X1が、D、NまたはSであり、配列番号1の17位におけるアミノ酸X2が、Rであり、システイン残基が、配列番号1のアミノ酸の14位および38位のそれぞれに存在する、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する57アミノ酸のクニッツ型プロテイナーゼの第1の阻害剤ドメイン(KD1)ポリペプチドであり、
(d)Zは、一般式(II):
I−X3−K−V−X4−K(II)[配列番号2]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、式中、X3およびX4は、天然および非天然アミノ酸から独立して選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもなく、
(e)Cは、前記プラスミン阻害ポリペプチドのカルボキシ末端であり、そして
(f)前記プラスミン阻害ポリペプチドは、プラスミン活性を阻害する、
プラスミン阻害ポリペプチド。
(項目7)
一般式(I):
N−Y−J−Z−C(I)
のプラスミン阻害ポリペプチドのアミノ酸配列に対し少なくとも94、95、96、97、98または99%同一のアミノ酸配列を有する、61、62、63または64アミノ酸のプラスミン阻害ポリペプチドであって、式中、
(a)Nは、前記プラスミン阻害ポリペプチドのアミノ末端であり、
(b)Yは、存在しないか、またはメチオニンもしくはN−ホルミルメチオニンであり、
(c)Jは、配列番号1の11位におけるアミノ酸X1が、D、NまたはSであり、配列番号1の17位におけるアミノ酸X2が、Rであり、システイン残基が、配列番号1のアミノ酸の14位および38位のそれぞれに存在する、配列番号1に記載のアミノ酸配列を有する57アミノ酸のクニッツ型プロテイナーゼの第1の阻害剤ドメイン(KD1)ポリペプチドであり、
(d)Zは、以下:
(i)一般式(II):
I−X3−K−V−X4−K(II)[配列番号2]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3およびX4は、天然および非天然アミノ酸から独立して選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、
(ii)一般式(III):
I−X3−K(III)
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、
(iii)一般式(IV):
I−X3−K−V−X5(IV)[配列番号20]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3およびX5は、独立しており、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもなく、X5は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、
(iv)一般式(V):
I−X3−K−V(V)[配列番号21]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3は、天然および非天然アミノ酸から選択されるアミノ酸であり、かつCでもFでもRでもWでもない、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、
(v)一般式(VI):
I−X3−K−X6(VI)[配列番号30]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3およびX6は、天然および非天然アミノ酸から独立して選択されるアミノ酸であり、X3は、CでもFでもRでもWでもなく、X6は、いずれかの天然または非天然アミノ酸である、KD1カルボキシ領域ポリペプチド、ならびに
(vi)一般式(VII):
I−X3−K−X6−X7(VII)[配列番号31]
のKD1カルボキシ領域ポリペプチドであって、式中、X3、X6およびX7は、天然および非天然アミノ酸から独立して選択されるアミノ酸であり、X3は、CでもFでもRでもWでもなく、X6は、いずれかの天然または非天然アミノ酸であり、X7は、いずれかの天然または非天然アミノ酸である、KD1カルボキシ領域ポリペプチド
から選択されるKD1カルボキシ領域ポリペプチドであり、
(e)Cは、前記プラスミン阻害ポリペプチドのカルボキシ末端であり、
(f)前記プラスミン阻害ポリペプチドは、プラスミン活性を阻害する、
プラスミン阻害ポリペプチド。
(項目8)
配列番号19に記載のアミノ酸配列を有する野生型ヒト組織因子経路阻害剤−2(TFPI−2)ポリペプチドの第1のクニッツ型プロテイナーゼ阻害剤ドメイン(KD1)と比較して、減少した抗凝固活性を有する、項目1、4、5、6および7のいずれか一項に記載のプラスミン阻害ポリペプチド。
(項目9)
融合ポリペプチドドメインに融合された項目1〜7のいずれか一項に記載のプラスミン阻害ポリペプチドを含む、融合タンパク質。
(項目10)
項目9に記載の融合タンパク質と、生理学的に許容される担体とを含む医薬組成物。
(項目11)
PAG化ポリペプチドを形成するためにポリアルキレン(polyakylene)グリコールが付着している、項目1〜7のいずれか一項に記載のプラスミン阻害ポリペプチドを含む、組成物。
(項目12)
前記ポリアルキレン(polyakylene)グリコールが、ポリエチレングリコールであり、前記PAG化ポリペプチドが、PEG化ポリペプチドである、項目11に記載の組成物。
(項目13)
項目1に記載のプラスミン阻害ポリペプチドをコードする核酸配列を含む、単離されたポリヌクレオチド。
(項目14)
項目13に記載のポリヌクレオチドを含む発現ベクター。
(項目15)
項目14に記載の発現ベクターで形質転換またはトランスフェクトされた宿主細胞。
(項目16)
項目1に記載のプラスミン阻害ポリペプチドを産生する方法であって、
a)前記プラスミン阻害ポリペプチドの発現を可能にするのに十分な条件下でかつ十分な時間にわたり、項目15に記載の宿主細胞を培養するステップと、
b)培養された前記宿主細胞から前記プラスミン阻害ポリペプチドを単離するステップと
を含む、方法。
(項目17)
前記宿主細胞によって発現された前記プラスミン阻害ポリペプチドが、N末端メチオニンまたはN−ホルミルメチオニンを含み、かつ前記宿主細胞は、メチオニンアミノペプチダーゼ(MAP)が前記プラスミン阻害ポリペプチドから前記N末端メチオニンまたは前記N−ホルミルメチオニンを除去するのに十分な条件下でかつ十分な時間にわたり、前記MAPを発現する、項目16に記載の方法。
(項目18)
a)項目1〜7のいずれか一項に記載のプラスミン阻害ポリペプチドと、
b)生理学的に許容される担体と
を含む、医薬組成物。
(項目19)
プラスミン活性を阻害するための方法であって、
(i)プラスミンを(ii)項目1〜7のいずれか一項に記載のプラスミン阻害ポリペプチドと、前記プラスミン阻害ポリペプチドが前記プラスミンに結合するのに十分な条件下でかつ十分な時間にわたり接触させて、これにより、プラスミン活性を阻害するステップ
を含む、方法。
(項目20)
前記接触させるステップが、in vitroで行われる、項目19に記載の方法。
(項目21)
プラスミン活性の阻害を必要とする被験体を処置するための方法であって、前記被験体に、有効量の項目1〜7のいずれか一項に記載のプラスミン阻害ポリペプチドまたは項目13に記載の単離されたポリヌクレオチドを投与するステップを含む、方法。
(項目22)
前記被験体が、がん、血友病、関節リウマチもしくは全身性炎症反応症候群(SIRS)を有する、もしくはそのリスクが疑われるか、または前記被験体が、血管新生、骨リモデリングもしくは冠動脈バイパス移植術(CABG)を必要とする、もしくはそれを受けた、項目21に記載の方法。
(項目23)
前記被験体が、外科手術を受けているか、または外科手術を最近受けた、項目21に記載の方法。
(項目24)
前記外科手術が、心血管外科手術、腫瘍学的外科手術、尿生殖器外科手術、整形外科手術、胸部外科手術、形成外科手術、外傷外科手術、腹部外科手術、移植外科手術、神経学的外科手術または耳鼻科学的外科手術である、項目23に記載の方法。
(項目25)
クニッツ型プロテイナーゼの第1の阻害剤ドメイン(KD1)を含むプラスミン阻害ポリペプチドを単離するための方法であって、前記方法は:
(a)(i)不活性化されたプラスミンが固定化された固相を、(ii)クニッツ型プロテイナーゼの第1の阻害剤ドメイン(KD1)を含むプラスミン阻害ポリペプチドおよび不純物を含む試料と、前記不活性化プラスミンへの前記KD1の結合に十分な条件下でかつ十分な時間にわたり接触させるステップと、
(b)KD1−プラスミン結合を破壊しない条件下で前記固相を洗浄して、不純物を除去するステップと、
(c)前記固相から前記KD1を溶出させて、これにより、前記KD1を含む前記ポリペプチドを単離するステップと
を含む、方法。
(項目26)
前記試料が、項目1〜7のいずれか一項に記載のプラスミン阻害ポリペプチドを含有する、項目25に記載の方法。
(項目27)
単離されたタンパク質または単離された生体試料中のタンパク質をタンパク質分解から保護するための方法であって、
前記単離されたタンパク質または前記単離された生体試料を、項目1〜7のいずれか一項に記載のプラスミン阻害ポリペプチドと接触させるステップ
を含む、方法。

Claims (44)

  1. ヒトインターロイキン−25(IL−25)に特異的に結合する単離された抗体またはその抗原結合性断片であって、配列番号114/122、98/106、130/138、178/186、2/10、18/26、34/42、50/58、66/74、82/90、146/154、162/170、194/202、210/218、226/234、242/250および258/266からなる群より選択される重鎖可変領域/軽鎖可変領域(HCVR/LCVR)アミノ酸配列対に含まれる3つの重鎖相補性決定領域(HCDR1、HCDR2およびHCDR3)および3つの軽鎖相補性決定領域(LCDR1、LCDR2およびLCDR3)を含む、抗体またはその抗原結合性断片。
  2. 25℃または37℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約100pM未満のKでヒトIL−25に結合する、請求項1に記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  3. 25℃または37℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約60pM未満のKでヒトIL−25に結合する、請求項1または2に記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  4. 25℃または37℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約40pM未満のKでヒトIL−25に結合する、請求項1から3のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  5. 25℃または37℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約20pM未満のKでヒトIL−25に結合する、請求項1から4のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  6. 25℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約150分超のt1/2でヒトIL−25に結合する、請求項1から5のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  7. 25℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約200分超のt1/2でヒトIL−25に結合する、請求項1から6のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  8. 25℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約250分超のt1/2でヒトIL−25に結合する、請求項1から7のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  9. 25℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約400分超のt1/2でヒトIL−25に結合する、請求項1から8のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  10. IL−25受容体(IL−17RA/IL−17RB)を発現するように工学的に操作された細胞において、約720pM未満のIC50でヒトIL−25のシグナル伝達を遮断する、請求項1から9のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  11. IL−25受容体(IL−17RA/IL−17RB)を発現するように工学的に操作された細胞において、約500pM未満のIC50でヒトIL−25のシグナル伝達を遮断する、請求項1から10のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  12. IL−25受容体(IL−17RA/IL−17RB)を発現するように工学的に操作された細胞において、約100pM未満のIC50でヒトIL−25のシグナル伝達を遮断する、請求項1から11のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  13. ヒトPBMCにおいて、約2.0nM未満のIC50でヒトIL−25のシグナル伝達を遮断する、請求項1から12のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  14. ヒトPBMCにおいて、約700pM未満のIC50でヒトIL−25のシグナル伝達を遮断する、請求項1から13のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  15. ヒトPBMCにおいて、約30pM〜約150pMの範囲のIC50でヒトIL−25のシグナル伝達を遮断する、請求項1から14のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  16. ヒトインターロイキン−25(IL−25)に結合する単離された抗体またはその抗原結合性断片であって、表1に記載される重鎖可変領域/軽鎖可変領域(HCVR/LCVR)のアミノ酸配列対を含む参照抗体と、ヒトIL−25への結合について競合する、抗体またはその抗原結合性断片。
  17. 前記参照抗体が、配列番号2/10、18/26、34/42、50/58、66/74、82/90、98/106、114/122、130/138、146/154、162/170、178/186、194/202、210/218、226/234、242/250および258/266からなる群より選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む、請求項16に記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  18. ヒトインターロイキン−25(IL−25)に結合する単離された抗体またはその抗原結合性断片であって、表1に記載される重鎖可変領域/軽鎖可変領域(HCVR/LCVR)のアミノ酸配列対を含む参照抗体と同じヒトIL−25上のエピトープに結合する、抗体またはその抗原結合性断片。
  19. 前記参照抗体が、配列番号2/10、18/26、34/42、50/58、66/74、82/90、98/106、114/122、130/138、146/154、162/170、178/186、194/202、210/218、226/234、242/250および258/266からなる群より選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む、請求項18に記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  20. 前記参照抗体が、配列番号98/106;114/122;130/138;および178/186からなる群より選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む、請求項19に記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  21. ヒトインターロイキン−25(IL−25)に結合する単離された抗体またはその抗原結合性断片であって、(a)表1に記載されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域(HCVR)の相補性決定領域(CDR)と、(b)表1に記載されるアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域(LCVR)のCDRとを含む、抗体またはその抗原結合性断片。
  22. (a)配列番号114、98、130、178、2、18、34、50、66、82、146、162、194、210、226、242および258からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するHCVRのCDRと、(b)配列番号122、106、138、186、10、26、42、58、74、90、154、170、202、218、234、250および266からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するLCVRのCDRとを含む、請求項21に記載の単離された抗体またはその抗原結合性断片。
  23. (a)配列番号98、114、130および178からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するHCVRのCDRと、(b)配列番号106、122、138および186からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するLCVRのCDRとを含む、請求項21から22のいずれかに記載の単離された抗体またはその抗原結合性断片。
  24. 配列番号98/106;114/122;130/138;および178/186からなる群より選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対のCDRを含む、請求項21から23のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  25. 配列番号2、18、34、50、66、82、98、114、130、146、162、178、194、210、226、242および258からなる群より選択されるHCVRアミノ酸配列を含む、請求項21から24のいずれかに記載の単離された抗体またはその抗原結合性断片。
  26. 配列番号10、26、42、58、74、90、106、122、138、154、170、186、202、218、234、250および266からなる群より選択されるLCVRアミノ酸配列を含む、請求項21から25のいずれかに記載の単離された抗体またはその抗原結合性断片。
  27. 配列番号2、18、34、50、66、82、98、114、130、146、162、178、194、210、226、242および258からなる群より選択されるHCVRアミノ酸配列と、配列番号10、26、42、58、74、90、106、122、138、154、170、186、202、218、234、250および266からなる群より選択されるLCVRアミノ酸配列とを含む、請求項21から26のいずれかに記載の単離された抗体またはその抗原結合性断片。
  28. 配列番号2/10、18/26、34/42、50/58、66/74、82/90、98/106、114/122、130/138、146/154、162/170、178/186、194/202、210/218、226/234、242/250および258/266からなる群より選択されるHCVR/LCVRアミノ酸配列対を含む、請求項21から27のいずれかに記載の単離された抗体またはその抗原結合性断片。
  29. (a)配列番号4、20、36、52、68、84、100、116、132、148、164、180、196、212、228、244および260からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するHCDR1ドメイン;
    (b)配列番号6、22、38、54、70、86、102、118、134、150、166、182、198、214、230、246および262からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するHCDR2ドメイン;
    (c)配列番号8、24、40、56、72、88、104、120、136、152、168、184、200、216、232、248および264からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するHCDR3ドメイン;
    (d)配列番号12、28、44、60、76、92、108、124、140、156、172、188、204、220、236、252および268からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するLCDR1ドメイン;
    (e)配列番号14、30、46、62、78、94、110、126、142、158、174、190、206、222、238、254および270からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するLCDR2ドメイン;ならびに
    (f)配列番号16、32、48、64、80、96、112、128、144、160、176、192、208、224、240、256および272からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するLCDR3ドメイン
    を含む、請求項21から28のいずれかに記載の単離された抗体またはその抗原結合性断片。
  30. (a)配列番号100、116、132、および180からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するHCDR1ドメイン;
    (b)配列番号102、118、134、および182からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するHCDR2ドメイン;
    (c)配列番号104、120、136、および184からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するHCDR3ドメイン;
    (d)配列番号108、124、140、および188からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するLCDR1ドメイン;
    (e)配列番号110、126、142、および190からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するLCDR2ドメイン;ならびに
    (f)配列番号112、128、144、および192からなる群より選択されるアミノ酸配列を有するLCDR3ドメイン
    を含む、請求項21から29のいずれかに記載の単離された抗体またはその抗原結合性断片。
  31. (a)配列番号100、102、104、108、110、112;(b)配列番号116、118、120、124、126、128;(c)配列番号132、134、136、140、142、144;および(d)配列番号180、182、184、188、190、192からなる群より選択される6つのCDRのセットを含む、請求項21から30のいずれかに記載の単離された抗体または抗原結合性断片。
  32. 請求項21から31のいずれかに記載の抗体または抗原結合性断片と、薬学的に許容される担体または希釈剤とを含む医薬組成物。
  33. インターロイキン−25(IL−25)の活性または発現に関連する疾患または障害を処置するための、請求項32に記載の組成物
  34. 前記疾患または前記障害が、喘息、アレルギー、アレルギー性鼻炎、アレルギー性気道炎症、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、好酸球性肺炎、好酸球性食道炎、好酸球増多症候群、移植片対宿主疾患、アトピー性皮膚炎(AD)、乾癬、炎症性腸疾患(IBD)、関節炎、ブドウ膜炎、心臓血管疾患、疼痛、多発性硬化症、狼瘡、脈管炎、慢性特発性じんましんおよび好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(チャーグ−ストラウス症候群)からなる群より選択される、請求項33に記載の組成物
  35. 前記喘息が、アレルギー性喘息、非アレルギー性喘息、重症難治性喘息、喘息の増悪、ウイルス誘発性喘息またはウイルス誘発性喘息の増悪、ステロイド抵抗性喘息、ステロイド感受性喘息、好酸球性喘息または非好酸球性喘息、および気道炎症または気道過敏症(AHR)によって特徴付けられる他の関連障害からなる群より選択される、請求項34に記載の組成物
  36. 前記COPDが、タバコの煙、大気汚染、職業性の化学物質、アレルギーまたは気道過敏症に一部関連する、またはそれによって引き起こされる疾患または障害である、請求項34に記載の組成物
  37. 前記ADが、表皮バリアの機能不全、アレルギー、または放射線曝露に一部関連する、またはそれによって引き起こされる、請求項34に記載の組成物
  38. 前記アレルギーが、食物、花粉、カビ、チリダニ、動物、または動物の鱗屑に対するものである、請求項37に記載の組成物
  39. 前記IBDが、潰瘍性大腸炎、クローン病、コラーゲン蓄積大腸炎、リンパ球性大腸炎、虚血性大腸炎、空置大腸炎、ベーチェット症候群、感染性大腸炎、不確定大腸炎、および大腸または結腸の粘膜層の炎症によって特徴付けられる他の障害からなる群より選択される、請求項34に記載の組成物
  40. 前記関節炎が、変形性関節症、関節リウマチおよび乾癬性関節炎からなる群より選択される、請求項34に記載の組成物
  41. 2の治療剤と組み合わせて患者に投与されることを特徴とする、請求項33に記載の組成物
  42. 前記第2の治療剤が、非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)、ステロイド、コルチコステロイド(吸入または外用)、免疫抑制剤(例えば、シクロホスファミド)、抗コリン剤(例えば、チオトロピウム)、ムスカリン作用剤(例えば、グリコピロニウム)、ホスホジエステラーゼ阻害剤(例えば、テオフィリン、ロフルミラスト、シロミラスト)、ベータ遮断薬、シクロスポリン、タクロリムス、ピメクロリムス、アザチオプリン、メトトレキセート、クロモリンナトリウム、プロテイナーゼ阻害剤、気管支拡張薬、ベータ−2−アゴニスト、抗ヒスタミン剤、エピネフリン、うっ血除去剤、ロイコトリエン阻害剤、肥満細胞阻害剤、胸腺間質性リンパ球新生因子(TSLP)アンタゴニスト、TNFアンタゴニスト、IgEアンタゴニスト、IL−1アンタゴニスト、IL−4またはIL−4Rアンタゴニスト、IL−13またはIL−13Rアンタゴニスト、IL−4/IL−13デュアルアンタゴニスト、IL−5アンタゴニスト、IL−6またはIL−6Rアンタゴニスト、IL−8のアンタゴニスト、IL−9アンタゴニスト、IL−12/23アンタゴニスト、IL−22アンタゴニスト、IL−17アンタゴニスト、IL−31アンタゴニスト、IL−33アンタゴニスト、経口PDE4阻害剤、およびIL−25に対する異なる抗体からなる群より選択される、請求項41に記載の組成物
  43. 前記抗体またはその抗原結合性断片が、以下の特徴:
    (a)完全ヒトモノクローナル抗体である;
    (b)25℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約120pM未満のK でヒトIL−25に結合する;
    (c)25℃で表面プラズモン共鳴によって測定して、約105分超の解離半減期(t 1/2 )でヒトIL−25に結合する;
    (d)IL−25受容体(IL−17RA/IL−17RB)を発現するように工学的に操作された細胞において、約2nM未満のIC 50 でヒトIL−25のシグナル伝達を遮断する;
    (e)ヒト末梢血単核細胞(PBMC)において、約16nM未満のIC 50 でヒトIL−25のシグナル伝達を遮断する;
    (f)IL−25を過剰発現する哺乳動物において循環および/または肺IgEレベルを低減させる;
    (g)IL−25を過剰発現する哺乳動物において杯細胞化生を低減させる;または
    (h)表1に記載されるアミノ酸配列を含む重鎖可変領域(HCVR)内に含有される3つの重鎖相補性決定領域(HCDR)を含む;
    のうちの1つまたは複数を示す、請求項1に記載の抗体またはその抗原結合性断片。
  44. 配列番号116、118、120、124、126および128の6つのCDRアミノ酸配列のセットを含む、請求項1から15または21から30のいずれかに記載の抗体またはその抗原結合性断片。


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