JP2017533680A - 潜在ホットスポットアクセス方法及び装置 - Google Patents

Abstract

本発明の実施形態は、潜在ホットスポットアクセス方法及び装置を提供する。本発明の潜在ホットスポットアクセス方法は、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するステップであって、第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む、ステップと、第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するステップであって、第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報と、ＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）とを含む、ステップと、端末デバイスに、端末デバイスが利用可能なＡＰについての情報を送信するステップであって、利用可能なＡＰについての情報はＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む、ステップと、を含む。本発明の実施形態によれば、端末のＷＬＡＮアクセス効率が低くなるという問題が解決される。

Description

本発明の実施形態は、通信技術に関し、特に、潜在ホットスポットアクセス方法及び装置に関する。

無線ローカルエリアネットワーク（Wireless Local Area Network、略してＷＬＡＮ）ホットスポットにアクセスするとき、端末はまず信号を有するアクセスポイント（Access Point、略してＡＰ）を見つけてから、ＡＰを用いてＷＬＡＮにアクセスする必要がある。

しかしながら、ＡＰがサービスセット識別子（Service Set Identifier、略してＳＳＩＤ）を隠すように設定されている場合、このタイプのＡＰは端末によって見つけることができない。端末が隠れたＳＳＩＤをもつＡＰを用いてＷＬＡＮにアクセスする必要がある場合、ユーザはＡＰを見つけるためにＳＳＩＤを手動で入力する必要がある。これにより、端末のＷＬＡＮアクセス効率が非常に低くなってしまう。

本発明の実施形態は、端末のＷＬＡＮアクセス効率が非常に低くなるという問題を解決するために、潜在ホットスポットアクセス方法及び装置を提供する。

第１の態様によれば、本発明の実施形態は、潜在ホットスポットアクセス方法を提供する。本方法は、
端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するステップであって、第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む、ステップと、
第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するステップであって、第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報とＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）とを含む、ステップと、
端末デバイスに、端末デバイスが利用可能なＡＰについての情報を送信するステップであって、利用可能なＡＰについての情報はＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む、ステップと、
を含む。

第１の態様に関して、第１の態様の第１の可能な実施方式では、第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するステップは、
第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報を、少なくとも１つの第２の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報とマッチングするステップと、
第２の現在情報に対応するＡＰを、端末デバイスが利用可能なＡＰとして決定するステップであって、ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす、ステップと、
を含む。

第１の態様又は第１の態様の第１の可能な実施方式に関して、第１の態様の第２の可能な実施方式では、第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するステップの前に、本方法は更に、
ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するステップと、
ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが未登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰを登録し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を保存するステップ、又は、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ローカルに保存された第２の現在情報を更新するステップと、
を含む。

第１の態様の第２の可能な実施方式に関して、第１の態様の第３の可能な実施方式では、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するステップは、
ＡＰによって定期的に送信される第２の現在情報を受信するステップ、又は、第２の現在情報が変化したときにＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するステップ、又は、ＡＰに第２の現在情報取得要求を定期的に送信し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するステップ、
を含む。

第１の態様又は第１の態様の第１〜第３の可能な実施方式に関して、第１の態様の第４の可能な実施方式では、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するステップは、
端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信し、端末デバイスが未登録端末デバイスである場合、第１の現在情報に従って端末デバイスを登録するステップ、
を含む。

第１の態様又は第１の態様の第１〜第４の可能な実施方式に関して、第１の態様の第５の可能な実施方式では、端末デバイスの現在位置情報は、端末デバイスの全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、端末デバイスのサービングセル識別子と、端末デバイスの屋内／屋外属性と、端末デバイスによって発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、第１の現在情報は更に、端末デバイスの無線干渉情報と、端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、端末デバイスの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

第１の態様又は第１の態様の第１〜第５の可能な実施方式に関して、第１の態様の第６の可能な実施方式では、ＡＰの現在位置情報は、ＡＰのＧＰＳ座標と、ＡＰのサービングセル識別子と、ＡＰの屋内／屋外属性と、ＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、第２の現在情報は更に、ＡＰの無線干渉情報と、ＡＰの現在位置の温度及び湿度と、ＡＰの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

第２の態様によれば、本発明の実施形態は、潜在ホットスポットアクセス方法を提供する。本方法は、
端末デバイスが、第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信するステップであって、第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む、ステップと、
プラットフォームデバイスによって送信される少なくとも１つの利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）についての情報を受信するステップであって、利用可能なＡＰについての情報は、利用可能なＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）を含み、利用可能なＡＰについての情報は、プラットフォームデバイスにより第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って決定された利用可能なＡＰについての情報であり、第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報及びＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む、ステップと、
少なくとも１つの利用可能なＡＰについての情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスするステップと、
を含む。

第２の態様に関して、第２の態様の第１の可能な実施方式では、利用可能なＡＰについての情報は更に、利用可能なＡＰの信号強度を含み、
利用可能なＡＰについて２つ以上の情報が存在する場合、少なくとも１つの利用可能なＡＰについての情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスするステップは、
利用可能なＡＰの信号強度に従って、２つ以上の利用可能なＡＰの優先度をソートし、アクセスが成功するまで、優先度の最も高い利用可能なＡＰから開始して利用可能なＡＰを１つずつ用いて、ＷＬＡＮへのアクセスを試行するステップ、
を含む。

第２の態様又は第２の態様の第１の可能な実施方式に関して、第２の態様の第２の可能な実施方式では、端末デバイスの現在位置情報は、全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、サービングセル識別子と、屋内／屋外属性と、発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、第１の現在情報は更に、無線干渉情報、現在位置の温度及び湿度又は給電情報のうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

第３の態様によれば、本発明の実施形態は、プラットフォームデバイスを提供する。本デバイスは、
端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するように構成される受信モジュールであって、第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む、受信モジュールと、
第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するように構成されるアクセスポイント（ＡＰ）決定モジュールであって、第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報とＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）とを含む、アクセスポイント（ＡＰ）決定モジュールと、
端末デバイスに、端末デバイスが利用可能なＡＰについての情報を送信するように構成される送信モジュールであって、利用可能なＡＰについての情報はＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む、送信モジュールと、
を備える。

第３の態様に関して、第３の態様の第１の可能な実施方式では、ＡＰ決定モジュールは、具体的には、第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報と、少なくとも１つの第２の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報とをマッチングし、第２の現在情報に対応するＡＰを、端末デバイスが利用可能なＡＰとして決定するように構成される。ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす。

第３の態様又は第３の態様の第１の可能な実施方式に関して、第３の態様の第２の可能な実施方式では、受信モジュールは更に、ＡＰ決定モジュールが、第１の現在情報及び少なくとも１つの第２の現在情報に従って、端末デバイスの利用可能なＡＰを決定する前に、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するように構成され、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが未登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰを登録し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を保存し、又は、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ローカルに保存された第２の現在情報を更新するように構成される。

第３の態様の第２の可能な実施方式に関して、第３の態様の第３の可能な実施方式では、受信モジュールは、具体的には、ＡＰによって定期的に送信される第２の現在情報を受信するように構成され、又は、第２の現在情報が変化したときにＡＰによって送信される第２の現在情報を受信し、又は、ＡＰに第２の現在情報取得要求を定期的に送信し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するように構成される。

第３の態様又は第３の態様の第１〜第３の可能な実施方式のいずれか１つに関して、第３の態様の第４の可能な実施方式では、受信モジュールは、具体的には、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信し、端末デバイスが未登録端末デバイスである場合、第１の現在情報に従って端末デバイスを登録するように構成される。

第３の態様又は第３の態様の第１〜第４の可能な実施方式のいずれか１つに関して、第３の態様の第５の可能な実施方式では、端末デバイスの現在位置情報は、端末デバイスの全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、端末デバイスのサービングセル識別子と、端末デバイスの屋内／屋外属性と、端末デバイスによって発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、第１の現在情報は更に、端末デバイスの無線干渉情報と、端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、端末デバイスの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

第３の態様又は第３の態様の第１〜第５の可能な実施方式のいずれか１つに関して、第３の態様の第６の可能な実施方式では、ＡＰの現在位置情報は、ＡＰのＧＰＳ座標と、ＡＰのサービングセル識別子と、ＡＰの屋内／屋外属性と、ＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、第２の現在情報は更に、ＡＰの無線干渉情報と、ＡＰの現在位置の温度及び湿度と、ＡＰの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

第４の態様によれば、本発明の実施形態は、端末デバイスを提供する。本デバイスは、
第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信するように構成される送信モジュールであって、第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む、送信モジュールと、
プラットフォームデバイスによって送信される少なくとも１つの利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）についての情報を受信するように構成される受信モジュールであって、利用可能なＡＰについての情報は、利用可能なＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）を含み、利用可能なＡＰについての情報は、プラットフォームデバイスにより第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って決定された利用可能なＡＰについての情報であり、第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報及びＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む、受信モジュールと、
少なくとも１つの利用可能なＡＰについての情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスするように構成されるアクセスモジュールと、
を備える。

第４の態様に関して、第４の態様の第１の可能な実施方式では、利用可能なＡＰについての情報は更に、利用可能なＡＰの信号強度を含み、
利用可能なＡＰについて２つ以上の情報が存在する場合、アクセスモジュールは、具体的には、利用可能なＡＰの信号強度に従って、２つ以上の利用可能なＡＰの優先度をソートし、アクセスが成功するまで、優先度の最も高い利用可能なＡＰから開始して利用可能なＡＰを１つずつ用いて、ＷＬＡＮへのアクセスを試行するように構成される。

第４の態様又は第４の態様の第１の可能な実施方式に関して、第４の態様の第２の可能な実施方式では、端末デバイスの現在位置情報は、全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、サービングセル識別子と、屋内／屋外属性と、発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、第１の現在情報は更に、無線干渉情報、現在位置の温度及び湿度又は給電情報のうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

第５の態様によれば、本発明の実施形態は、プラットフォームデバイスを提供する。本デバイスは、
端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するように構成される受信部であって、第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む、受信部と、
第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するように構成されるプロセッサであって、第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報とＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）とを含む、プロセッサと、
端末デバイスに、端末デバイスが利用可能なＡＰについての情報を送信するように構成される送信部であって、利用可能なＡＰについての情報はＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む、送信部と、
を備える。

第５の態様に関して、第５の態様の第１の可能な実施方式では、プロセッサは、具体的には、第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報と、少なくとも１つの第２の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報とをマッチングし、第２の現在情報に対応するＡＰを、端末デバイスが利用可能なＡＰとして決定するように構成される。ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす。

第５の態様又は第５の態様の第１の可能な実施方式に関して、第５の態様の第２の可能な実施方式では、受信部は更に、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するように構成される。プロセッサは更に、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが未登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰを登録し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を保存するように構成され、又は、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ローカルに保存された第２の現在情報を更新するように構成される。

第５の態様の第２の可能な実施方式に関して、第５の態様の第３の可能な実施方式では、受信部は、具体的には、ＡＰによって定期的に送信される第２の現在情報を受信するように構成され、又は、第２の現在情報が変化したときにＡＰによって送信される第２の現在情報を受信するように構成され、又は、ＡＰに第２の現在情報取得要求を定期的に送信し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するように構成される。

第５の態様又は第５の態様の第１〜第３の可能な実施方式のいずれか１つに関して、第５の態様の第４の可能な実施方式では、受信部は、具体的には、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信し、端末デバイスが未登録端末デバイスである場合、第１の現在情報に従って端末デバイスを登録するように構成される。

第５の態様又は第５の態様の第１〜第４の可能な実施方式のいずれか１つに関して、第５の態様の第５の可能な実施方式では、端末デバイスの現在位置情報は、端末デバイスの全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、端末デバイスのサービングセル識別子と、端末デバイスの屋内／屋外属性と、端末デバイスによって発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、第１の現在情報は更に、端末デバイスの無線干渉情報と、端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、端末デバイスの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

第５の態様又は第５の態様の第１〜第５の可能な実施方式のいずれか１つに関して、第５の態様の第６の可能な実施方式では、ＡＰの現在位置情報は、ＡＰのＧＰＳ座標と、ＡＰのサービングセル識別子と、ＡＰの屋内／屋外属性と、ＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、第２の現在情報は更に、ＡＰの無線干渉情報と、ＡＰの現在位置の温度及び湿度と、ＡＰの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

第６の態様によれば、本発明の実施形態は、端末デバイスを提供する。本デバイスは、
第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信するように構成される送信部と、第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む、送信部と、
プラットフォームデバイスによって送信される少なくとも１つの利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）についての情報を受信するように構成される受信部と、利用可能なＡＰについての情報は、利用可能なＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）を含み、利用可能なＡＰについての情報は、プラットフォームデバイスにより第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って決定された利用可能なＡＰについての情報であり、第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報及びＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む、受信部と、
少なくとも１つの利用可能なＡＰについての情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスするように構成されるプロセッサと、
を備える。

第６の態様に関して、第６の態様の第１の可能な実施方式では、利用可能なＡＰについての情報は更に、利用可能なＡＰの信号強度を含み、
利用可能なＡＰについて２つ以上の情報が存在する場合、プロセッサは、具体的には、利用可能なＡＰの信号強度に従って、２つ以上の利用可能なＡＰの優先度をソートし、アクセスが成功するまで、優先度の最も高い利用可能なＡＰから開始して利用可能なＡＰを１つずつ用いて、ＷＬＡＮへのアクセスを試行するように構成される。

第６の態様又は第６の態様の第１の可能な実施方式に関して、第６の態様の第２の可能な実施方式では、端末デバイスの現在位置情報は、全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、サービングセル識別子と、屋内／屋外属性と、発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、第１の現在情報は更に、無線干渉情報、現在位置の温度及び湿度又は給電情報のうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

第７の態様によれば、本発明の実施形態は、潜在ホットスポットアクセスシステムを提供する。本システムは、プラットフォームデバイス、端末デバイス及びアクセスポイント（ＡＰ）を含む。

プラットフォームデバイスは、第３の態様に係るプラットフォームデバイス、又は第３の態様の第１〜第６の可能な実施方式のいずれか１つであってよい。端末デバイスは、第４の態様に係る端末デバイスであってよく、或いは第４の態様の第１と第２の可能な実施方式のいずれか１つであってよい。ＡＰのサービスセット識別子ＳＳＩＤは潜在状態にある。

第８の態様によれば、本発明の実施形態は、潜在ホットスポットアクセスシステムを提供する。本システムは、プラットフォームデバイス、端末デバイス及びアクセスポイント（ＡＰ）を含む。

プラットフォームデバイスは、第５の態様に係るプラットフォームデバイス、又は第５の態様の第１〜第６の可能な実施方式のいずれか１つであってよい。端末デバイスは、第６の態様に係る端末デバイスであってよく、或いは第６の態様の第１と第２の可能な実施方式のいずれか１つであってよい。ＡＰのサービスセット識別子ＳＳＩＤは潜在状態にある。

本発明の実施形態の潜在ホットスポットアクセス方法及び装置によれば、端末デバイスの利用可能なＡＰは、端末デバイスの第１の現在情報とＡＰの第２の現在情報とに基づいて決定される。利用可能なＡＰは、潜在ＳＳＩＤを伴うＡＰを含む。したがって、端末デバイスは、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを発見し、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを用いてＷＬＡＮにアクセスすることができ、よって、端末のＷＬＡＮアクセス効率が非常に低くなってしまうという問題が解決される。

本発明の実施形態又は従来技術における技術的解決策をより明確に説明するために、以下、実施形態又は従来技術を説明するために必要な添付図面を簡単に説明する。当然ながら、添付図面は以下の説明において、本発明の実施形態の一部を示す。当業者であれば、創意工夫なしにこれらの添付図面から他の図面を得ることができるであろう。
本発明に係る潜在ホットスポットアクセス方法の実施形態のフローチャートである。 本発明に係る潜在ホットスポットアクセス方法の別の実施形態のフローチャートである。 本発明に係る潜在ホットスポットアクセス方法の更に別の実施形態のフローチャートである。 本発明に係るプラットフォームデバイスの実施形態の概略構造図である。 本発明に係る端末デバイスの実施形態の概略構造図である。 本発明に係るプラットフォームデバイスの別の実施形態の概略構造図である。 本発明に係る端末デバイスの別の実施形態の概略構造図である。 本発明に係る潜在ホットスポットアクセスシステムの実施形態の概略構造図である。

本発明の実施形態の目的、技術的解決策及び利点をより明確にするために、以下、本発明の実施形態における技術的解決策を、本発明の実施形態において添付図面を参照しながら、明瞭且つ完全に説明する。当然ながら、記載された実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、全部ではない。当業者が本発明の実施形態に基づいて創意工夫なしに得る他の実施形態は、全て本発明の保護範囲に包含されるものとする。

図１は、本発明に係る潜在ホットスポットアクセス方法の実施形態のフローチャートである。図１に示されるように、本実施形態の本方法は、以下のステップを含んでよい。

ステップ１０１：端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信する。第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む。

本実施形態は、プラットフォームデバイスによって実行されてよい。プラットフォームデバイスは、独立したエンティティであってよく、無線システムに配備され、ＡＰ及び端末デバイスと通信してよい。プラットフォームデバイスは、無線システムのアクセス制御レイヤのサーバに統合されたモジュールであってよい。例えば、サーバは、コアネットワークサーバであっても、認証サーバ内のモジュールであってもよく、ここでは具体的に限定されない。加えて、本発明におけるＡＰは、ＷＬＡＮを有効化することのできる端末デバイスであってよく、例えば、携帯電話、無線ホットスポット、或いはノートブックコンピュータであってよい。プラットフォームデバイスは、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信する。第１の現在情報は、端末デバイスがＷＬＡＮを必要とするときに端末デバイスによってプラットフォームデバイスに送信される情報である。第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む。アクセスポイントクエリ要求は、ＡＰを検索するためのものであり、端末デバイスによってプラットフォームデバイスに送信される要求であってよい。端末デバイスの現在位置情報は、プラットフォームデバイスが位置情報に従って位置範囲内のＡＰを検索できるように、端末デバイスの位置を示す。

ステップ１０２：第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、端末デバイスの利用可能なＡＰを決定する。第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報及びＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む。

プラットフォームデバイスは、第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報との２種類の情報に従って、端末デバイスが利用可能なＡＰを決定する。第１の現在情報は、ＷＬＡＮにアクセスするためにＡＰを検索する必要がある端末デバイスによって送信される情報である。第２の現在情報は、ＡＰに関する情報であり、各ＡＰは第２の現在情報の１つに対応する。第２の現在情報は、サービスセット識別子（Service Set Identifier、略してＳＳＩＤ）が潜在状態に設定されているＡＰについての情報を含む。プラットフォームデバイスは、第１の現在情報のうち端末デバイスの現在位置情報と、全ての第２の現在情報のうち全てのＡＰの現在位置情報とをマッチングする。例えば、端末デバイスの現在位置情報がＧＰＳ座標であり、ＡＰの現在位置情報にＧＰＳ座標が含まれる場合、端末デバイスのＧＰＳ座標がＡＰのＧＰＳ座標とマッチングされて、両者の距離が計算される。第２の現在情報に対応するＡＰが、端末デバイスが利用可能なＡＰとして決定される。ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす。例えば、所定の利用可能条件は、距離が３０ｍ未満であることとして設定される。この場合、端末デバイスのＧＰＳ座標とＡＰのＧＰＳ座標との距離が３０メートル未満である場合、ＡＰは、端末デバイスが利用可能なＡＰである。具体的には、第２の現在情報は、プラットフォームデバイスに予め保存されてよい。或いは、プラットフォームデバイスは、少なくとも１つのＡＰから第２の現在情報を定期的且つ能動的に取得してよい。或いは、ＡＰの情報が変更された場合、例えば、ＳＳＩＤの位置変化又は潜在属性が変化した場合、ＡＰは能動的に第２の現在情報をプラットフォームデバイスに送信してよい。

利用可能なＡＰを決定するプロセスにおいて、プラットフォームデバイスは、端末デバイスの第１の現在情報をＡＰの第２の現在情報とマッチングして、端末デバイスがアクセスすることのできるＡＰを決定してよい。マッチングを実行する場合、プラットフォームデバイスは潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを候補ＡＰとして用いる。したがって、プラットフォームデバイスによって決定された利用可能なＡＰは、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰも含むが、このタイプのＡＰは端末デバイスによって発見することができない。本発明における利用可能なＡＰは、ＡＰが確率的に利用可能であることを意味し、端末デバイスがそのようなＡＰを用いて確実にＷＬＡＮにアクセスできることを示すものではない。

ステップ１０３：端末デバイスに、端末デバイスが利用可能なＡＰについての情報を送信する。利用可能なＡＰについての情報は、ＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む。

プラットフォームデバイスは、利用可能なＡＰについての情報を端末デバイスに送信する。ここで、少なくとも１つの利用可能なＡＰが存在し得る。したがって、端末デバイスは、アクセスが成功するまで、少なくとも１つの利用可能なＡＰを１つずつ用いてＷＬＡＮへのアクセスを試行してよい。

本実施形態では、端末デバイスの利用可能なＡＰは、端末デバイスの第１の現在情報とＡＰの第２の現在情報とに従って決定される。このような利用可能なＡＰは、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを含む。したがって、端末デバイスは、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを発見し、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを用いてＷＬＡＮにアクセスすることができ、よって、端末のＷＬＡＮアクセス効率が低くなってしまうという問題が解決される。

更に、端末デバイスの現在位置情報は、端末デバイスの全地球測位システム（Global Positioning System、略してＧＰＳ）座標と、端末デバイスのサービングセル識別子と、端末デバイスの屋内／屋外属性と、端末デバイスによって発見されたＡＰの媒体アクセス制御（Media Access Control、略してＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（Internet Protocol、略してＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。第１の現在情報は更に、端末デバイスの無線干渉情報と、端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、端末デバイスの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

プラットフォームデバイスによって決定される利用可能なＡＰの利用可能性ができるだけ高くなるように、端末デバイスによってプラットフォームデバイスに送信される第１の現在情報は、端末デバイスについての情報のタイプをできるだけ多く含んでよい。プラットフォームデバイスは、端末デバイスの現在位置情報に従って、その位置が到達可能な範囲内のＡＰを正確に見つけることができる。現在位置を示す情報は、端末デバイスのＧＰＳ座標（例えば経度、緯度、高度）と、端末デバイスのサービングセル識別子と、端末デバイスが屋内に位置するか屋外に位置するかを示す情報と、端末デバイスによって発見されたＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度であってよい。このような情報は全て、端末デバイスの現在位置を示す補助情報として用いられてよい。ＧＰＳ座標は、端末デバイスの位置を正確に示す。プラットフォームデバイスは、ＧＰＳ座標に従って各ＡＰと端末デバイスとの距離を取得し、次に利用可能なＡＰを選択してよい。端末デバイスのサービングセル識別子は、セル展開を活用して端末デバイスの位置を示す。プラットフォームデバイスは、端末デバイスのサービングセル識別子に従って、端末デバイスと同じサービングセル内、又は、端末デバイスの位置するサービングセルの隣接セル内のＡＰを選択し、該ＡＰを端末デバイスが利用可能なＡＰとして用いてよい。端末デバイスが屋内に位置するか屋外に位置するかを示す情報は、端末デバイスと同じ屋内／屋外属性を有するＡＰをプラットフォームデバイスが選択するのに役立つ。屋内と屋外のチャネル環境が異なるので、所定の利用可能条件も異なる。したがって、プラットフォームデバイスは、端末デバイスに対して、端末デバイスと同じ属性を有するＡＰを選択する。端末デバイスによって発見されたＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度により、プラットフォームデバイスは、端末デバイスによって見つけることのできるＡＰの情報に従って、無線検索範囲等の情報を参照して、端末デバイスの位置を位置決めすることができ、よって、端末デバイスに対して、端末デバイスの位置の近くの全ての利用可能なＡＰを決定する。第１の現在情報は更に、無線干渉情報と、現在位置の温度及び湿度と、電池又は交流電流が端末デバイスに電力を供給しているか否かを示す情報とを含む。同様の環境に位置するＡＰと端末デバイスは、同様の無線干渉と、同様の温度及び湿度と、同様の電力供給システムとを有する。したがって、上述の情報は、ＡＰが利用可能であるか否かを決定するための基礎として用いることができる。

更に、ＡＰの現在位置情報は、ＡＰのＧＰＳ座標と、ＡＰのサービングセル識別子と、ＡＰの屋内／屋外属性と、ＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。第２の現在情報は更に、ＡＰの無線干渉情報と、ＡＰの現在位置の温度及び湿度と、ＡＰの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

プラットフォームデバイスは、上述の第２の現在情報と、端末デバイスの第１の現在情報のうち対応する情報をマッチングしてよい。

更に、上述のステップ１０２の具体的な実施方法は、第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報を、少なくとも１つの第２の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報とマッチングするステップと、第２の現在情報に対応するＡＰを、端末デバイスが利用可能なＡＰとして決定するステップと、であってよい。ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす。

具体的には、プラットフォームデバイスは、端末デバイスの第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報と、全てのＡＰのローカルに保存された第２の現在情報のうち、第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報をマッチングする照合する。例えば、端末デバイスの第１の現在情報におけるＧＰＳ座標は、プラットフォームデバイスに保存された全てのＡＰの第２の現在情報におけるＧＰＳ座標とマッチングされる。或いは、端末デバイスの第１の現在情報におけるサービングセル識別子は、プラットフォームデバイスに保存された全てのＡＰの第２の現在情報におけるサービングセル識別子とマッチングされる。端末デバイスの第１の現在情報における屋内／屋外属性は、プラットフォームデバイスに保存された全てのＡＰの第２の現在情報における屋内／屋外属性とマッチングされる。端末デバイスの第１の現在情報における無線干渉情報は、プラットフォームデバイスに保存された全てのＡＰの第２の現在情報における無線干渉情報とマッチングされる。すなわち、端末デバイスの第１の現在情報における３種類の情報は、プラットフォームデバイスに保存された全てのＡＰの第２の現在情報における対応する３種類の情報とそれぞれマッチングされる。

次に、具体例を用いてマッチング処理について説明する。表１は、ＡＰの第２の現在情報の例であり、表２は、ＡＰクエリを要求する端末デバイスの第１の現在情報の例である。

マッチングプロセスにおける所定の利用可能条件の核心は、端末デバイスとＡＰとの物理的距離に到達できるか否か、すなわち、端末デバイスとＡＰとの物理的距離がＡＰを接続することのできる範囲内であるか否かを決定することである。一般に、ＷＬＡＮ伝送距離は２０メートルから２００メートルの範囲であり、これは具体的には遮断状態に従って決定される。

（１）端末デバイスの現在位置情報とＡＰの現在位置情報の両方が屋内／屋外属性情報を含むとき、端末デバイスの屋内／屋外属性とＡＰの屋内／屋外属性に従って、マッチングが実行されてよい。この場合、例えば、所定の利用可能条件は、端末デバイスとＡＰの両方が屋内デバイスに属しているか、又は屋外デバイスに属していることとして設定されてよい。例えば、表２の端末デバイスは屋内に位置する。この場合、表１の３つのＡＰは、ＡＰの屋内／屋外属性が屋内装置であれば、利用可能なＡＰとして決定することができる。

（２）端末デバイスの現在位置情報とＡＰの現在位置情報の両方がＧＰＳ座標を含む場合、端末デバイスのＧＰＳ座標とＡＰのＧＰＳ座標に従って、マッチングが実行されてよい。この場合、例えば、所定の利用可能条件は、距離が所定の距離未満、例えば３０メートル未満であることとして設定されてよい。例えば、表２の端末デバイスのＧＰＳ座標は（118.3326，45.3322，20）であり、表１のＡＰ１０７のＧＰＳ座標は（118.3325，45.3321，20）であり、ＡＰ１０８のＧＰＳ座標は（110.3325，47.3321，20）であり、ＡＰ１０９のＧＰＳ座標はＮ／Ａである。端末デバイスのＧＰＳ座標とＡＰのＧＰＳ座標との距離が計算される。端末デバイスのＧＰＳ座標とＡＰ１０７のＧＰＳ座標との差は（0.0001，0.0001，0）であり、同等の物理的距離は約２５メートルである。端末デバイスのＧＰＳ座標とＡＰ１０８のＧＰＳ座標との差は（8.0001，2，0）である。表１の３つのＡＰのうちのＡＰは、該ＡＰのＧＰＳ座標と端末デバイスのＧＰＳ座標との物理的距離が３０メートル未満であれば、利用可能なＡＰとして決定することができる。

（３）端末デバイスの現在位置情報とＡＰの現在位置情報の両方がサービングセル識別子を含む場合、端末デバイスのサービングセル識別子とＡＰのサービングセル識別子に従って、マッチングが実行されてよい。この場合、例えば、所定の利用可能条件は、端末デバイスとＡＰが同じサービングセルに属することとして設定されてよい。例えば、表２の端末デバイスのサービングセル識別子は３３２１４である。表１の３つのＡＰは、ＡＰのサービングセル識別子が３３２１４であれば、利用可能なＡＰとして決定することができる。

（４）端末デバイスの現在位置情報とＡＰの現在位置情報の両方がＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度を含む場合、端末デバイスによって発見されたＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度に従って、マッチングが実行されてよい。この場合、例えば、所定の利用可能条件は、情報が比較されたときに、上記情報が同一又は類似の特徴を有することとして設定されてよい。例えば、表２において端末デバイスに発見されたＡＰは、（1．ＳＳＩＤ：Zhu、信号強度：85％、ＭＡＣアドレス：0A：0B：0D：33：43：65、ＩＰアドレス：10.46.25.31；2．ＳＳＩＤ：CMu、信号強度：35％、ＭＡＣアドレス：7A：0B：0D：63：43：65、ＩＰアドレス：192.0.8.31）を含む。表１の３つのＡＰは、ＡＰの上記３つの情報が、端末デバイスによって発見されたＡＰの３つの情報と同一又は類似していれば、利用可能なＡＰとして決定することができる。

（５）端末デバイスの現在位置情報とＡＰの現在位置情報の両方が無線干渉情報と、現在位置の温度及び湿度と、給電情報とを含む場合、端末デバイスの無線干渉情報と、端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、端末デバイスの給電情報とに従って、マッチングが実行されてよい。この場合、例えば、所定の利用可能条件は、情報が比較されたときに、上記情報が同一又は類似の特徴を有することとして設定されてよい。同様の環境に配置されたＡＰと端末デバイスは、同様の無線干渉と、同様の温度及び湿度と、同様の電力供給システムを有する。例えば、表２の端末デバイスは強く干渉し、周囲温度は３５℃、周囲湿度は２１％であり、電池で給電する（通常、電池は屋外にあるデバイスに電力を供給する必要がある）。表１のＡＰ１０７は強く干渉され、周囲温度は３５℃、周囲湿度は２１％であり、電池で給電する。ＡＰ１０８は弱く干渉され、周囲温度は２０℃、周囲湿度は６１％であり、電池で給電する（通常、電源は屋内にあるデバイスに電力を供給する必要がある）。ＡＰ１０９は強く干渉し、周囲温度は３５℃、周囲湿度は２１％であり、電池で給電する。表１の３つのＡＰは、ＡＰの上記３つの情報が端末デバイスの３つの情報と同一又は類似の情報を有するならば、利用可能なＡＰとして決定することができる。

結論として、上述の１つ以上のタイプの情報のマッチングから、端末デバイスのＧＰＳ座標とＡＰ１０７のＧＰＳ座標との距離が２５ｍであり、端末デバイスとＡＰ１０７が同じサービングセルに位置することが分かる。端末デバイスの位置する環境における無線干渉と、温度及び湿度と、端末デバイスについての給電情報の各々は、ＡＰ１０７の位置する環境における無線干渉と、温度及び湿度と、ＡＰ１０７についての給電情報の各々と基本的に同じである。したがって、ＡＰ１０７が端末デバイスの到達可能な範囲にあり、ＡＰ１０７が利用可能なＡＰの１つであると決定されてよいことが分かる。ＡＰ１０８は端末デバイスから極端に離れており、ＡＰ１０８の他の情報は端末デバイスの情報と類似しないので、ＡＰ１０８は利用できない。同様に、ＡＰ１０９も利用可能なＡＰの１つである。

図２は、本発明に係る潜在ホットスポットアクセス方法の別の実施形態のフローチャートである。図２に示されるように、本実施形態の本方法は、以下のステップを含んでよい。

ステップ２０１：第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信する。第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む。

本実施形態は、ＷＬＡＮアクセス機能を有する任意の端末デバイスによって実行されてよい。ステップ２０１は、上述のステップ１０１に対応しており、ここでは詳細な説明を省略する。

ステップ２０２：プラットフォームデバイスによって送信される少なくとも１つの利用可能なＡＰについての情報を受信する。利用可能なＡＰについての情報は、利用可能なＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む。

利用可能なＡＰについての情報は、第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従ってプラットフォームデバイスによって決定された、利用可能なＡＰについての情報である。第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報とＡＰの潜在ＳＳＩＤとを含む。ステップ２０２は上述のステップ１０３に対応しており、ここでは詳細な説明を省略する。

ステップ２０３：少なくとも１つの利用可能なＡＰについての情報に従って、ＷＬＡＮにアクセスする。

本実施形態では、端末デバイスがＡＰを用いてＷＬＡＮにアクセスする必要があるとき、端末デバイスは第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信してから、ＡＰについての情報を用いて、利用可能なＡＰを１つずつ用いて、ＷＬＡＮへのアクセスを試行する。したがって、端末デバイスは潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを発見し、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを用いてＷＬＡＮにアクセスすることができる。よって、端末のＷＬＡＮアクセス効率が極端に低いという問題を解決することができる。

更に、端末デバイスの現在位置情報は、全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、サービングセル識別子と、屋内／屋外属性と、発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。第１の現在情報は更に、無線干渉情報、現在位置の温度及び湿度又は給電情報のうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

更に、利用可能なＡＰについての情報は更に、利用可能なＡＰの信号強度を含む。利用可能なＡＰについて２つ以上の情報が存在する場合、上述のステップ２０３の具体的な実施方法は、利用可能なＡＰの信号強度に従って、２つ以上の利用可能なＡＰの優先度をソートし、アクセスが成功するまで、優先度の最も高い利用可能なＡＰから開始して利用可能なＡＰを１つずつ用いて、ＷＬＡＮへのアクセスを試行するステップ、であってよい。

図３は、本発明に係る潜在ホットスポットアクセス方法の更に別の実施形態のフローチャートである。図３に示されるように、本実施形態の本方法は、以下のステップを含んでよい。

ｓ３０１．ＡＰが、ＳＳＩＤを潜在状態に設定する。

ｓ３０２．プラットフォームデバイスが、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信する。

ｓ３０２では、３つの受信方式が存在し得る。第１の方式は、ＡＰによって定期的に送信される第２の現在情報を受信することである。第２の方式は、第２の現在情報が変化したときにＡＰによって送信された第２の現在情報を受信することである。第３の方式は、ＡＰに第２の現在情報取得要求を定期的に送信し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信することである。すなわち、プラットフォームデバイスは、ＡＰの第２の現在情報が変更され、更新される必要があるか否かについて、能動的且つ定期的にクエリを行ってよく、或いは、ＡＰは、ＡＰの第２の現在情報が変化したときにローカル情報を更新してよく、或いは、ＡＰは、プラットフォームデバイスを定期的にトリガしてローカル情報を更新してよい。

ｓ３０３．ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが未登録アクセスポイントであると決定された場合、プラットフォームデバイスが、ＡＰを登録し、ＡＰの第２の現在情報を保存する。

ステップｓ３０３は任意のステップである。ＡＰが未登録アクセスポイントであるときにのみ、ＡＰを登録し、ＡＰの第２の現在情報を保存する必要がある。本実施形態における登録は、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信する前に、プラットフォームデバイスがＡＰのＳＳＩＤを記録したことと見なすことができる。プラットフォームデバイスがＡＰのＳＳＩＤを記録していない場合、ＡＰが登録されていないことを示す。したがって、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信した後、プラットフォームデバイスは第２の現在情報を保存し、ＡＰのＳＳＩＤを記録して、登録を完了する。

ｓ３０４．ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが登録アクセスポイントであると決定された場合、プラットフォームデバイスが、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ローカルに保存された第２の現在情報を更新する。

ｓ３０５．プラットフォームデバイスが、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信する。

ｓ３０５には特別な場合がある。すなわち、端末デバイスが未登録端末デバイスである場合、プラットフォームデバイスは、第１の現在情報に従って端末デバイスを登録する。

同様に、端末デバイスの登録は、プラットフォームデバイスが端末デバイスの識別情報、例えば端末デバイスのＭＡＣアドレスや端末デバイスの識別情報を無線システムに記録するか否かと見なすことができる。

ｓ３０６．プラットフォームデバイスが、第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報と、全ての第２の現在情報のうち該少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報をマッチングする。

マッチングプロセスは、上述の方法実施形態で説明されており、ここでは詳細な説明を省略する。

ｓ３０７．プラットフォームデバイスが、第２の現在情報に対応するＡＰを、端末デバイスの利用可能なＡＰとして決定する。ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす。

ｓ３０８．プラットフォームデバイスが、端末デバイスに、端末デバイスが利用可能なＡＰについての情報を送信する。

ｓ３０９．端末デバイスが、利用可能なＡＰを用いてＷＬＡＮにアクセスする。

本実施形態では、端末デバイスの利用可能なＡＰが、端末デバイスの第１の現在情報とＡＰの第２の現在情報とに従って決定される。このような利用可能なＡＰは、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを含む。したがって、端末デバイスは、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを発見し、潜在ＳＳＩＤを有するＡＰを用いてＷＬＡＮにアクセスすることができる、端末のＷＬＡＮアクセス効率が非常に低くなってしまうという問題が解決される。

図４は、本発明に係るプラットフォームデバイスの実施形態の概略構造図である。図４に示されるように、本実施形態のデバイスは、受信モジュール１１、ＡＰ決定モジュール１２及び送信モジュール１３を備えてよい。受信モジュール１１は、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するように構成される。第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む。ＡＰ決定モジュール１２は、第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するように構成される。第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報と、ＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）とを含む。送信モジュール１３は、端末デバイスに、端末デバイスが利用可能なＡＰについての情報を送信するように構成される。利用可能なＡＰについての情報はＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む。

本実施形態のデバイスは、図１又は図２に示される方法実施形態の技術的解決策を実行するように構成されてよい。実施原理及びその技術的効果は同様であり、ここでは詳細に説明しない。

更に、端末デバイスの現在位置情報は、端末デバイスの全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、端末デバイスのサービングセル識別子と、端末デバイスの屋内／屋外属性と、端末デバイスによって発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。第１の現在情報は更に、端末デバイスの無線干渉情報と、端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、端末デバイスの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

更に、ＡＰの現在位置情報は、ＡＰのＧＰＳ座標と、ＡＰのサービングセル識別子と、ＡＰの屋内／屋外属性と、ＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。第２の現在情報は更に、ＡＰの無線干渉情報と、ＡＰの現在位置の温度及び湿度と、ＡＰの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

更に、ＡＰ決定モジュール１２は、具体的には、第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報と、少なくとも１つの第２の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報とをマッチングし、第２の現在情報に対応するＡＰを、端末デバイスが利用可能なＡＰとして決定するように構成される。ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす。

更に、受信モジュール１１は、更に、ＡＰ決定モジュールが、第１の現在情報及び少なくとも１つの第２の現在情報に従って、端末デバイスの利用可能なＡＰを決定する前に、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するように構成され、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが未登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰを登録し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を保存するか、又は、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ローカルに保存された第２の現在情報を更新するように構成される。

更に、受信モジュール１１は、具体的には、ＡＰによって定期的に送信される第２の現在情報を受信するように構成され、又は、第２の現在情報が変化したときにＡＰによって送信される第２の現在情報を受信するように構成され、又は、ＡＰに第２の現在情報取得要求を定期的に送信し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信する。

更に、受信モジュール１１は、具体的には、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信し、端末デバイスが未登録端末デバイスである場合、第１の現在情報に従って端末デバイスを登録するように構成される。

図５は、本発明に係る端末デバイスの実施形態の概略構造図である。図５に示されるように、本実施形態のデバイスは、送信モジュール２１、受信モジュール２２及びアクセスモジュール２３を備えてよい。送信モジュール２１は、第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信するように構成される。第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む。受信モジュール２２は、プラットフォームデバイスによって送信される少なくとも１つの利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）についての情報を受信するように構成される。利用可能なＡＰについての情報は、利用可能なＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）を含み、利用可能なＡＰについての情報は、プラットフォームデバイスにより第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って決定された利用可能なＡＰについての情報であり、第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報及びＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む。アクセスモジュール２３は、少なくとも１つの利用可能なＡＰについての情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスするように構成される。

本実施形態のデバイスは、図３に示される方法実施形態の技術的解決策を実行するように構成されてよい。実施原理及びその技術的効果は同様であり、ここでは詳細に説明しない。

更に、端末デバイスの現在位置情報は、全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、サービングセル識別子と、屋内／屋外属性と、発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。第１の現在情報は更に、無線干渉情報、現在位置の温度及び湿度又は給電情報のうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

更に、利用可能なＡＰについての情報は更に、利用可能なＡＰの信号強度を含む。利用可能なＡＰについて２つ以上の情報が存在する場合、アクセスモジュール２３は、具体的には、利用可能なＡＰの信号強度に従って、２つ以上の利用可能なＡＰの優先度をソートし、アクセスが成功するまで、優先度の最も高い利用可能なＡＰから開始して利用可能なＡＰを１つずつ用いて、ＷＬＡＮへのアクセスを試行するように構成される。

図６は、本発明に係るプラットフォームデバイスの別の実施形態の概略構造図である。図６に示されるように、本実施形態のデバイスは、受信部１１、プロセッサ１２及び送信部１３を備えてよい。受信部１１は、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するように構成される。第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む。プロセッサ１２は、第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するように構成される。第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報と、ＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）とを含む。送信部１３は、端末デバイスに、端末デバイスが利用可能なＡＰについての情報を送信するように構成される。利用可能なＡＰについての情報はＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む。

本実施形態のデバイスは、図１又は図２に示される方法実施形態の技術的解決策を実行するように構成されてよい。実施原理及びその技術的効果は同様であり、ここでは詳細に説明しない。

更に、端末デバイスの現在位置情報は、端末デバイスの全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、端末デバイスのサービングセル識別子と、端末デバイスの屋内／屋外属性と、端末デバイスによって発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。第１の現在情報は更に、端末デバイスの無線干渉情報と、端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、端末デバイスの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

更に、ＡＰの現在位置情報は、ＡＰのＧＰＳ座標と、ＡＰのサービングセル識別子と、ＡＰの屋内／屋外属性と、ＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。第２の現在情報は更に、ＡＰの無線干渉情報と、ＡＰの現在位置の温度及び湿度と、ＡＰの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

更に、プロセッサ１２は、具体的には、第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報と、少なくとも１つの第２の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報とをマッチングし、第２の現在情報に対応するＡＰを、端末デバイスが利用可能なＡＰとして決定するように構成される。ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす。

更に、受信部１１は更に、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するように構成される。プロセッサは更に、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが未登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰを登録し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を保存するか、又は、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ＡＰが登録アクセスポイントであると決定された場合、ＡＰによって送信された第２の現在情報に従って、ローカルに保存された第２の現在情報を更新するように構成される。

更に、受信部１１は、具体的には、ＡＰによって定期的に送信される第２の現在情報を受信するように構成され、又は、第２の現在情報が変化したときにＡＰによって送信される第２の現在情報を受信するように構成され、又は、ＡＰに第２の現在情報取得要求を定期的に送信し、ＡＰによって送信された第２の現在情報を受信するように構成される。

更に、受信部１１は、具体的には、端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信し、端末デバイスが未登録端末デバイスである場合、第１の現在情報に従って端末デバイスを登録するように構成される。

図７は、本発明に係る端末デバイスの別の実施形態の概略構造図である。図７に示されるように、本実施形態のデバイスは、送信部２１、受信部２２及びプロセッサ２３を備えてよい。送信部２１は、第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信するように構成される。第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と端末デバイスの現在位置情報とを含む。受信部２２は、プラットフォームデバイスによって送信される少なくとも１つの利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）についての情報を受信するように構成される。利用可能なＡＰについての情報は、利用可能なＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）を含み、利用可能なＡＰについての情報は、プラットフォームデバイスにより第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って決定された利用可能なＡＰについての情報であり、第２の現在情報は、ＡＰの現在位置情報及びＡＰの潜在ＳＳＩＤを含む。プロセッサ２３は、少なくとも１つの利用可能なＡＰについての情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスするように構成される。

本実施形態のデバイスは、図３に示される方法実施形態の技術的解決策を実行するように構成されてよい。実施原理及びその技術的効果は同様であり、ここでは詳細に説明しない。

更に、端末デバイスの現在位置情報は、全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、サービングセル識別子と、屋内／屋外属性と、発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。第１の現在情報は更に、無線干渉情報、現在位置の温度及び湿度又は給電情報のうち少なくとも１つのタイプの情報を含む。

更に、利用可能なＡＰについての情報は更に、利用可能なＡＰの信号強度を含む。利用可能なＡＰについて２つ以上の情報が存在する場合、プロセッサ２３は、具体的には、利用可能なＡＰの信号強度に従って、２つ以上の利用可能なＡＰの優先度をソートし、アクセスが成功するまで、優先度の最も高い利用可能なＡＰから開始して利用可能なＡＰを１つずつ用いて、ＷＬＡＮへのアクセスを試行するように構成される。

図８は、本発明に係る潜在ホットスポットアクセスシステムの実施形態の概略構造図である。図８に示されるように、本実施形態の潜在ホットスポットアクセスシステム１０は、プラットフォームデバイス１１、端末デバイス１２及びＡＰ１３を含む。プラットフォームデバイス１１は、図４に示される装置実施形態の構造を採用してよい。対応して、プラットフォームデバイス１１は、図１又は図２に示される方法実施形態の技術的解決策を実行してよく、実施原理及びその技術的効果は同様であり、ここでは詳細に説明しない。端末デバイス１２は、図５に示される装置実施形態の構造を採用してよい。対応して、端末デバイス１２は、図３に示される方法実施形態の技術的解決策を実行してよく、実施原理及びその技術的効果は同様であり、ここでは詳細に説明しない。ＡＰ１３のＳＳＩＤは潜在状態である。

更に、プラットフォームデバイス１１は、図６に示される装置実施形態の構造を採用してよい。対応して、プラットフォームデバイス１１は、図１又は図２に示される方法実施形態の技術的解決策を実行してよく、実施原理及びその技術的効果は同様であり、ここでは詳細に説明しない。端末デバイス１２は、図７に示される装置実施形態の構造を採用してよい。対応して、端末デバイス１２は、図３に示される方法実施形態の技術的解決策を実行してよく、実施原理及びその技術的効果は同様であり、ここでは詳細に説明しない。ＡＰ１３のＳＳＩＤは潜在状態である。

本発明で提供されるいくつかの実施形態では、開示された装置及び方法が他の方式で実施されてよいことを理解されたい。例えば、装置実施形態は一例として説明されているに過ぎない。例えば、ユニット分割は論理的な機能分割に過ぎず、実際の実施では他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又は構成要素を組み合わせ、或いは統合して、別のシステムとしてよく、或いは一部の機能を無視してもよいし、実行しなくてもよい。加えて、表示又は議論された相互結合又は直接的な結合若しくは通信接続は、いくつかのインタフェースを用いて実施されてよい。装置間又はユニット間の間接的な結合又は通信接続は、電子的、機械的その他の形態で実施されてよい。

別個の部品として記載されたユニットは、物理的に分離していてもいなくてもよい。ユニットとして表示される部品は、物理的ユニットであってもなくてもよく、１つの場所に配置されてもよいし、複数のネットワークユニットに分散されてもよい。ユニットの一部又は全部は、実施形態の解決策の目的を達成するために実際の必要に応じて選択されてよい。

加えて、本発明の実施形態における機能ユニットは１つの処理ユニットに統合されてよく、或いは、該ユニットの各々は物理的に単独で存在してもよいし、２つ以上のユニットが１つのユニットに統合されてもよい。統合ユニットは、ハードウェアの形態で実現されてもよいし、ソフトウェア機能ユニットに追加されるハードウェアの形態で実現されてもよい。

上述の統合ユニットがソフトウェア機能ユニットの形態で実現される場合、統合ユニットはコンピュータ可読記憶媒体に保存されてよい。ソフトウェア機能ユニットは、記憶媒体に保存され、また、コンピュータ装置（パーソナルコンピュータ、サーバ又はネットワーク装置であってよい）又はプロセッサに、本発明の実施形態に記載された方法のステップの一部を実行するよう指示するための、いくつかの命令を含む。上述の記憶媒体は、ＵＳＢフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、リードオンリーメモリ（Read-Only Memory、ＲＯＭ）、ランダムアクセスメモリ（Random Access Memory、ＲＡＭ）、磁気ディスク、光ディスク等を含む。

当業者であれば、簡潔且つ簡単な説明のために、上述の機能モジュールの分割が例示として取り上げられていることは明らかに理解できるであろう。実際の適用では、上述した機能を異なる機能モジュールに割り当て、要件に応じて実現することができる。すなわち、装置の内部構造を異なる機能モジュールに分割して、上述した機能の全部又は一部を実現することができる。上述の装置の詳細な作業プロセスについては、上述の方法実施形態における対応するプロセスを参照することができ、ここでは詳細に説明しない。

最後に、留意すべきこととして、上述の実施形態は、本発明の技術的解決策を説明するためのものに過ぎず、本発明を限定するものではない。上述の実施形態を参照して本発明を詳細に説明したが、当業者であれば分かるように、当業者であれば、本発明の実施形態の技術的解決策の範囲から逸脱することなく、上述の実施形態で説明した技術的解決策を更に変更することができ、或いはその一部又は全部の技術的特徴に対して均等置換を行うことができるであろう。

Claims (30)

1. 潜在ホットスポットアクセス方法であって、
   端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するステップであって、前記第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と前記端末デバイスの現在位置情報とを含む、ステップと、
   前記第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、前記端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するステップであって、前記第２の現在情報は、前記ＡＰの現在位置情報と前記ＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）とを含む、ステップと、
   前記端末デバイスに、前記端末デバイスが利用可能な前記ＡＰについての情報を送信するステップであって、前記利用可能なＡＰについての前記情報は前記ＡＰの前記潜在ＳＳＩＤを含む、ステップと、
   を含む方法。
2. 前記第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、前記端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定する前記ステップは、
   前記第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報を、前記少なくとも１つの第２の現在情報のうち前記少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報とマッチングするステップと、
   前記第２の現在情報に対応するＡＰを、前記端末デバイスが利用可能な前記ＡＰとして決定するステップであって、前記ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす、ステップと、
   を含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、前記端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定する前記ステップの前に、更に、
   前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を受信するステップと、
   前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報に従って、前記ＡＰが未登録アクセスポイントであると決定された場合、前記ＡＰを登録し、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を保存するステップ、又は、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報に従って、前記ＡＰが登録アクセスポイントであると決定された場合、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報に従って、ローカルに保存された第２の現在情報を更新するステップと、
   を含む、請求項１又は２に記載の方法。
4. 前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を受信する前記ステップは、
   前記ＡＰによって定期的に送信される前記第２の現在情報を受信するステップ、又は、
   前記第２の現在情報が変化したときに前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を受信するステップ、又は、
   前記ＡＰに第２の現在情報取得要求を定期的に送信し、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を受信するステップ、
   を含む、請求項３に記載の方法。
5. 端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信する前記ステップは、
   前記端末デバイスによって送信された前記第１の現在情報を受信し、前記端末デバイスが未登録端末デバイスである場合、前記第１の現在情報に従って前記端末デバイスを登録するステップ、
   を含む、請求項１乃至４のいずれか一項に記載の方法。
6. 前記端末デバイスの前記現在位置情報は、前記端末デバイスの全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、前記端末デバイスのサービングセル識別子と、前記端末デバイスの屋内／屋外属性と、前記端末デバイスによって発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、
   前記第１の現在情報は更に、前記端末デバイスの無線干渉情報と、前記端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、前記端末デバイスの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む、
   請求項１乃至５のいずれか一項に記載の方法。
7. 前記ＡＰの前記現在位置情報は、前記ＡＰのＧＰＳ座標と、前記ＡＰのサービングセル識別子と、前記ＡＰの屋内／屋外属性と、前記ＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、
   前記第２の現在情報は更に、前記ＡＰの無線干渉情報と、前記ＡＰの現在位置の温度及び湿度と、前記ＡＰの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む、
   請求項１乃至６のいずれか一項に記載の方法。
8. 潜在ホットスポットアクセス方法であって、
   端末デバイスが、第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信するステップであって、前記第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と前記端末デバイスの現在位置情報とを含む、ステップと、
   前記プラットフォームデバイスによって送信される少なくとも１つの利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）についての情報を受信するステップであって、前記利用可能なＡＰについての前記情報は、前記利用可能なＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）を含み、前記利用可能なＡＰについての前記情報は、前記プラットフォームデバイスにより前記第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って決定された利用可能なＡＰについての情報であり、前記第２の現在情報は、前記ＡＰの現在位置情報と前記ＡＰの前記潜在ＳＳＩＤとを含む、ステップと、
   前記少なくとも１つの利用可能なＡＰについての前記情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスするステップと、
   を含む方法。
9. 前記利用可能なＡＰについての前記情報は更に、前記利用可能なＡＰの信号強度を含み、
   前記利用可能なＡＰについて２つ以上の情報が存在する場合、前記少なくとも１つの利用可能なＡＰについての前記情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスする前記ステップは、
   前記利用可能なＡＰの前記信号強度に従って、２つ以上の利用可能なＡＰの優先度をソートし、アクセスが成功するまで、優先度の最も高い前記利用可能なＡＰから開始して前記利用可能なＡＰを１つずつ用いて、前記ＷＬＡＮへのアクセスを試行するステップ、
   を含む、請求項８に記載の方法。
10. 前記端末デバイスの前記現在位置情報は、全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、サービングセル識別子と、屋内／屋外属性と、発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、
    前記第１の現在情報は更に、無線干渉情報と、現在位置の温度及び湿度と、給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む、
    請求項８又は９に記載の方法。
11. 端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するように構成される受信モジュールであって、前記第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と前記端末デバイスの現在位置情報とを含む、受信モジュールと、
    前記第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、前記端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するように構成されるアクセスポイント（ＡＰ）決定モジュールであって、前記第２の現在情報は、前記ＡＰの現在位置情報と前記ＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）とを含む、アクセスポイント（ＡＰ）決定モジュールと、
    前記端末デバイスに、前記端末デバイスが利用可能な前記ＡＰについての情報を送信するように構成される送信モジュールであって、前記利用可能なＡＰについての前記情報は前記ＡＰの前記潜在ＳＳＩＤを含む、送信モジュールと、
    を備えるプラットフォームデバイス。
12. 前記ＡＰ決定モジュールは、具体的には、前記第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報と、前記少なくとも１つの第２の現在情報のうち前記少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報とをマッチングし、前記第２の現在情報に対応するＡＰを、前記端末デバイスが利用可能な前記ＡＰとして決定するように構成され、前記ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす、
    請求項１１に記載のプラットフォームデバイス。
13. 前記受信モジュールは更に、前記ＡＰ決定モジュールが前記第１の現在情報及び前記少なくとも１つの第２の現在情報に従って前記端末デバイスの利用可能な前記ＡＰを決定する前に、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を受信し、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報に従って、前記ＡＰが未登録アクセスポイントであると決定された場合、前記ＡＰを登録し、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を保存し、又は、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報に従って、前記ＡＰが登録アクセスポイントであると決定された場合、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報に従って、ローカルに保存された前記第２の現在情報を更新するように構成される、
    請求項１１又は１２に記載のプラットフォームデバイス。
14. 前記受信モジュールは、具体的には、前記ＡＰによって定期的に送信される前記第２の現在情報を受信するように構成され、又は、前記第２の現在情報が変化したときに前記ＡＰによって送信される前記第２の現在情報を受信するように構成され、又は、前記ＡＰに第２の現在情報取得要求を定期的に送信し、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を受信するように構成される、
    請求項１３に記載のプラットフォームデバイス。
15. 前記受信モジュールは、具体的には、前記端末デバイスによって送信された前記第１の現在情報を受信し、前記端末デバイスが未登録端末デバイスである場合、前記第１の現在情報に従って前記端末デバイスを登録するように構成される、
    請求項１１乃至１４のいずれか一項に記載のプラットフォームデバイス。
16. 前記端末デバイスの前記現在位置情報は、前記端末デバイスの全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、前記端末デバイスのサービングセル識別子と、前記端末デバイスの屋内／屋外属性と、前記端末デバイスによって発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、
    前記第１の現在情報は更に、前記端末デバイスの無線干渉情報と、前記端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、前記端末デバイスの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む、
    請求項１１乃至１５のいずれか一項に記載のプラットフォームデバイス。
17. 前記ＡＰの前記現在位置情報は、前記ＡＰのＧＰＳ座標と、前記ＡＰのサービングセル識別子と、前記ＡＰの屋内／屋外属性と、前記ＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、
    前記第２の現在情報は更に、前記ＡＰの無線干渉情報と、前記ＡＰの現在位置の温度及び湿度と、前記ＡＰの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む、
    請求項１１乃至１６のいずれか一項に記載のプラットフォームデバイス。
18. 端末デバイスであって、
    第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信するように構成される送信モジュールであって、前記第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と前記端末デバイスの現在位置情報とを含む、送信モジュールと、
    前記プラットフォームデバイスによって送信される少なくとも１つの利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）についての情報を受信するように構成される受信モジュールであって、前記利用可能なＡＰについての前記情報は、前記利用可能なＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）を含み、前記利用可能なＡＰについての前記情報は、前記プラットフォームデバイスにより前記第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って決定された利用可能なＡＰについての情報であり、前記第２の現在情報は、前記ＡＰの現在位置情報と前記ＡＰの前記潜在ＳＳＩＤとを含む、受信モジュールと、
    前記少なくとも１つの利用可能なＡＰについての前記情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスするように構成されるアクセスモジュールと、
    を備える端末デバイス。
19. 前記利用可能なＡＰについての前記情報は更に、前記利用可能なＡＰの信号強度を含み、
    前記利用可能なＡＰについて２つ以上の情報が存在する場合、前記アクセスモジュールは、具体的には、前記利用可能なＡＰの前記信号強度に従って、２つ以上の利用可能なＡＰの優先度をソートし、アクセスが成功するまで、優先度の最も高い前記利用可能なＡＰから開始して前記利用可能なＡＰを１つずつ用いて、前記ＷＬＡＮへのアクセスを試行するように構成される、
    請求項１８に記載の端末デバイス。
20. 前記端末デバイスの前記現在位置情報は、全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、サービングセル識別子と、屋内／屋外属性と、発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、
    前記第１の現在情報は更に、無線干渉情報と、現在位置の温度及び湿度と、給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む、
    請求項１８又は１９に記載の端末デバイス。
21. 端末デバイスによって送信された第１の現在情報を受信するように構成される受信部であって、前記第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と前記端末デバイスの現在位置情報とを含む、受信部と、
    前記第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って、前記端末デバイスが利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）を決定するように構成されるプロセッサであって、前記第２の現在情報は、前記ＡＰの現在位置情報及び前記ＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）を含む、プロセッサと、
    前記端末デバイスに、前記端末デバイスが利用可能な前記ＡＰについての情報を送信するように構成される送信部であって、前記利用可能なＡＰについての前記情報は前記ＡＰの前記潜在ＳＳＩＤを含む、送信部と、
    を備えるプラットフォームデバイス。
22. 前記プロセッサは、具体的には、前記第１の現在情報のうち少なくとも１つのタイプの情報と、前記少なくとも１つの第２の現在情報のうち前記少なくとも１つのタイプの情報に対応する情報とをマッチングし、前記第２の現在情報に対応するＡＰを、前記端末デバイスが利用可能な前記ＡＰとして決定するように構成され、前記ＡＰのマッチング結果は所定の利用可能条件を満たす、
    請求項２１に記載のプラットフォームデバイス。
23. 前記受信部は更に、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を受信するように構成され、
    前記プロセッサは更に、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報に従って、前記ＡＰが未登録アクセスポイントであると決定された場合、前記ＡＰを登録し、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を保存し、又は前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報に従って、前記ＡＰが登録アクセスポイントであると決定された場合、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報に従って、ローカルに保存された前記第２の現在情報を更新するように構成される、
    請求項２１又は２２に記載のプラットフォームデバイス。
24. 前記受信部は、具体的には、前記ＡＰによって定期的に送信される前記第２の現在情報を受信するように構成され、又は、前記第２の現在情報が変化したときに前記ＡＰによって送信される前記第２の現在情報を受信するように構成され、又は、前記ＡＰに第２の現在情報取得要求を定期的に送信し、前記ＡＰによって送信された前記第２の現在情報を受信するように構成される、
    請求項２３に記載のプラットフォームデバイス。
25. 前記受信部は、具体的には、前記端末デバイスによって送信された前記第１の現在情報を受信し、前記端末デバイスが未登録端末デバイスである場合、前記第１の現在情報に従って前記端末デバイスを登録するように構成される、
    請求項２１乃至２４のいずれか一項に記載のプラットフォームデバイス。
26. 前記端末デバイスの前記現在位置情報は、前記端末デバイスの全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、前記端末デバイスのサービングセル識別子と、前記端末デバイスの屋内／屋外属性と、前記端末デバイスによって発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、
    前記第１の現在情報は更に、前記端末デバイスの無線干渉情報と、前記端末デバイスの現在位置の温度及び湿度と、前記端末デバイスの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む、
    請求項２１乃至２５のいずれか一項に記載のプラットフォームデバイス。
27. 前記ＡＰの前記現在位置情報は、前記ＡＰのＧＰＳ座標と、前記ＡＰのサービングセル識別子と、前記ＡＰの屋内／屋外属性と、前記ＡＰのＭＡＣアドレス、ＩＰアドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、
    前記第２の現在情報は更に、前記ＡＰの無線干渉情報と、前記ＡＰの現在位置の温度及び湿度と、前記ＡＰの給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む
    請求項２１乃至２６のいずれか一項に記載のプラットフォームデバイス。
28. 端末デバイスであって、
    第１の現在情報をプラットフォームデバイスに送信するように構成される送信部であって、前記第１の現在情報は、アクセスポイントクエリ要求と前記端末デバイスの現在位置情報とを含む、送信部と、
    前記プラットフォームデバイスによって送信される少なくとも１つの利用可能なアクセスポイント（ＡＰ）についての情報を受信するように構成される受信部であって、前記利用可能なＡＰについての前記情報は、前記利用可能なＡＰの潜在サービスセット識別子（ＳＳＩＤ）を含み、前記利用可能なＡＰについての前記情報は、前記プラットフォームデバイスにより前記第１の現在情報と少なくとも１つの第２の現在情報とに従って決定された利用可能なＡＰについての情報であり、前記第２の現在情報は、前記ＡＰの現在位置情報と前記ＡＰの前記潜在ＳＳＩＤとを含む、受信部と、
    前記少なくとも１つの利用可能なＡＰについての前記情報に従って、無線ローカルエリアネットワーク（ＷＬＡＮ）にアクセスするように構成されるプロセッサと、
    を備える端末デバイス。
29. 前記利用可能なＡＰについての前記情報は更に、前記利用可能なＡＰの信号強度を含み、
    前記利用可能なＡＰについて２つ以上の情報が存在する場合、前記プロセッサは、具体的には、前記利用可能なＡＰの前記信号強度に従って、２つ以上の利用可能なＡＰの優先度をソートし、アクセスが成功するまで、優先度の最も高い前記利用可能なＡＰから開始して前記利用可能なＡＰを１つずつ用いて、前記ＷＬＡＮへのアクセスを試行するように構成される、
    請求項２８に記載の端末デバイス。
30. 前記端末デバイスの前記現在位置情報は、全地球測位システム（ＧＰＳ）座標と、サービングセル識別子と、屋内／屋外属性と、発見されたＡＰの媒体アクセス制御（ＭＡＣ）アドレス、インターネットプロトコル（ＩＰ）アドレス及び信号強度とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含み、
    前記第１の現在情報は更に、無線干渉情報と、現在位置の温度及び湿度と、給電情報とのうち少なくとも１つのタイプの情報を含む、
    請求項２８又は２９に記載の端末デバイス。

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