JP2017531463A5

JP2017531463A5 -

Info

Publication number: JP2017531463A5
Application number: JP2017513525A
Authority: JP
Filing date: 2015-10-01
Publication date: 2018-09-20

Claims

外壁と、空気入口及び空気放出開口を具備する食品受け入れ空間を規定する内壁と、前記外壁と前記内壁との間に規定される循環チャネルと、を有する食品調理チャンバと、
前記食品調理チャンバにおいて空気を加熱するための空気ヒータと、
前記空気入口、前記食品受け入れ空間、前記放出開口、及び、前記チャネルを連続的に通って熱風のフローを移動させるためのファンと、
前記食品受け入れ空間の中に延在される少なくとも１つのノズルを有する、前記食品の上に温度制御された蒸気を噴霧するための蒸気生成器と、
第１の所定期間、前記食品受け入れ空間に配置される食品に蒸気を噴霧するために前記蒸気生成器を制御するとともに、後続の第２の所定期間、前記食品に対して熱風を循環するために前記空気ヒータ及び前記ファンを制御するためのコントローラと、
を有する、空気ベースのフライヤ。
前記蒸気の温度が、６０℃乃至１００℃の範囲で制御され、前記熱風の温度が、１６０℃乃至２５０℃の範囲で制御される、請求項１記載の空気ベースのフライヤ。
前記蒸気生成器が、前記食品調理チャンバに均等に配置される複数のノズルを有する、請求項１記載の空気ベースのフライヤ。
前記食品調理チャンバの前記外壁が、前記外壁から前記フライヤの外へ空気を排出するための通気孔を更に規定する、請求項１記載の空気ベースのフライヤ。
前記食品調理チャンバが、前記食品受け入れ空間を２つの食品調理領域に分割する分割板を更に有し、前記蒸気生成器が、前記２つの食品調理領域のいずれか又は両方に配置される前記食品に対して前記蒸気を噴霧するように制御されることができる、請求項１記載の空気ベースのフライヤ。
前記蒸気生成器が、
水を含む水タンクと、
前記蒸気を生成するための前記水を加熱するためのヒータと、
前記生成された蒸気の温度を感知するための温度センサと、
を有し、
前記コントローラが、前記感知された温度が所定の範囲にある場合に前記ノズルを通じて前記生成された蒸気を噴霧するように前記蒸気生成器を制御する、請求項１記載の空気ベースのフライヤ。
空気ベースのフライヤの囲まれた食品調理チャンバにおいて食品を調理するための方法であって、前記方法は、
ａ）前記チャンバの中に食品を配置するステップと、
ｂ）温度制御された蒸気を生成するとともに、第１の所定期間、前記食品の上に前記蒸気を噴霧することにより、澱粉の糊化により前記食品の表面構造を固めるステップと、
ｃ）その後、空気を加熱するとともに、第２の所定期間、前記熱風を循環させることにより、前記食品を調理するステップと、
を有する、方法。
前記蒸気の温度が、６０℃乃至１００℃の範囲にあり、前記熱風の温度が、１６０℃乃至２５０℃の範囲にある、請求項７記載の方法。
前記ステップａ）と前記ステップｂ）との間において、空気を加熱するとともに、第３の期間、前記食品を加熱するために前記熱風を循環させるステップを更に有し、前記第３の期間が、３０秒よりも小さい、請求項７記載の方法。
前記ステップｂ）と前記ステップｃ）との間において、前記食品に対して前記温度制御された蒸気を噴霧するとともに、第３の所定期間、前記食品に対して前記熱風を循環させるステップを更に有し、このステップの間に制御される前記熱風の温度が、前記ステップｃ）の間に制御される前記熱風の温度よりも小さく、前記第３の所定期間が、１０秒よりも小さい、請求項７記載の方法。
前記ステップａ）の前に、前記食品の表面の上に澱粉をコーティングするステップを有する、請求項７乃至１０のいずれか１項に記載の方法。