JP2017529703A - 液体浸漬冷却される電子装置用のエンクロージャ - Google Patents

液体浸漬冷却される電子装置用のエンクロージャ Download PDF

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Abstract

電子システム内を循環する冷却液であって、該冷却液に直接接触して浸漬された電子システムの電子部品を冷却するための冷却液から熱を除去するために、熱交換器として作用するように構成された電子システム用エンクロージャ。エンクロージャは、1つまたは複数の壁における外部フィンと、該壁のうちの1つまたは複数に形成された、冷却液を冷却するために循環させる流体通路とを組み合わせた構成を用いる。流体通路と外部フィンは同じ壁に形成されることが好ましい。フィンおよび流体通路は、エンクロージャの任意の数の壁に形成することができる。

Description

本開示は、電子部品がエンクロージャ内に配置され該電子部品を冷却する液体冷却材に浸漬された電子システムの液体浸漬冷却に関する。
液体冷却材との直接接触により電子装置を冷却するという電子装置の液体浸漬が知られている。とりわけ、米国特許第7,905,106号および第7,403,392号に、電子装置の液体浸漬冷却の例が開示されている。電子装置の液体浸漬冷却は、電子装置の空冷に対し、ファンを不要にすることやHVAC冷却を減らすことにより高められたエネルギー効率、ファン騒音を無くすことによるより静音な動作、湿気、塩、砂、塵埃、および他の汚染物質から電子装置を保護する密封された液密なエンクロージャに電子装置が収納されることによる過酷環境下での使用、ならびに、電子装置の熱疲労、腐食、および汚染を低減または防止することによる高い信頼性を含むいくつかの利点を有している。
米国特許第7905106号明細書 米国特許第7403392号明細書 米国特許第8089765号明細書
エンクロージャと、該エンクロージャを用いた電子システムとについて説明する。上記エンクロージャは、電子システム内を循環する冷却液であって、該冷却液に直接接触して浸漬された電子システムの電子部品を冷却するための冷却液からの熱の除去を改善する。
上記エンクロージャは、電子部品を収容するとともに、冷却液を冷却するために該冷却液を循環させる熱交換器として作用するように構成される。エンクロージャが熱交換器として作用するように構成されているため、冷却液を冷却するための外部の熱交換器に冷却液を循環させる必要がない。但し、いくつかの実施形態においては、エンクロージャによって提供される冷却に加えて、追加冷却用の外部の熱交換器に冷却液を循環させることができる。
上記エンクロージャは、1つまたは複数の壁における外部フィンと、それらの壁のうちの1つまたは複数に形成された、冷却液を冷却するために循環させる流体通路とを組み合わせた構成を用いる。流体通路と外部フィンは同じ壁に形成されることが好ましい。フィンおよび流体通路は、エンクロージャの任意の数の壁に形成することができる。
一実施形態において、エンクロージャは、エンクロージャの大部分を形成する、両端が開口した主ハウジングと、これらの開口端を閉じるエンドプレートとによって形成される。主ハウジングの1つまたは複数の壁に、外部フィンおよび流体通路が設けられ得る。また、エンドプレートの1つまたは複数の縁に、外部フィンが設けられ得る。一実施形態において、エンドプレートの外部フィンは、主ハウジングの壁の外部フィンと位置合わせされ得る。
主ハウジングとエンドプレートとは、冷却液を保持するための液密なエンクロージャであって、液体浸漬冷却されるべき電子装置を収容するエンクロージャを形成する。電子装置は、液体浸漬冷却されることによる恩恵を受けるものであれば、いかなる電子システムを形成するいかなる電子装置であってもよい。一実施形態において、電子システムは、過酷環境下で使用され、難しい熱の放散を必要とするシステムである。
一実施形態においては、循環システムによって冷却液が電子システム内を循環し、該循環システムは、冷却液を主ハウジングの壁の中の流体通路に流すように構成される。一実施形態において、循環システムは、冷却液がエンクロージャ内にとどまるように、電子システムの一部であるポンプを含み得る。別の実施形態においては、循環システムのポンプは、冷却液をエンクロージャ内に戻す前に冷却するためにエンクロージャの外部で循環させることができるように、電子システムの外部にある。
図1は、本明細書中で説明するエンクロージャを組み込んだ電子システムの一実施形態の斜視図である。
図2は、図1の電子システムのエンクロージャの構造要素を示す該エンクロージャの分解正面斜視図である。
図3は、図1の電子システムのエンクロージャの構造要素を示す該エンクロージャの分解背面斜視図である。
図4は、図1の電子システムの別の分解図である。
図5は、上記エンクロージャの主ハウジングの斜視図である。
図6は、主ハウジングの一端の封止ガスケットが主ハウジングに着座している様子を示す図である。
図7は、ポンプ側エンドプレートの別の実施形態を示す。
図8は、図7と同様であるが、封止ガスケットが所定の位置に配された図である。
図9は、本明細書中で説明するエンクロージャを組み込んだ電子システムの別の実施形態の分解図である。
図10A、図10B、図10C、および図10Dは、電子部品を取り除いた、エンクロージャの主ハウジングの異なる実施形態の上端面図/底端面図である。
図11および図12は、それぞれ図3および図2と同様であって、エンクロージャ内の流路の一実施形態を示す。
まず図1を参照しながら、本明細書中で説明するエンクロージャ12を組み込んだ電子システム10の一例について例示する。電子システム10は、エンクロージャ12内に配置された電子部品の液体浸漬冷却を利用する。エンクロージャ12は、電子部品と冷却液とを収容する液密なハウジングを形成している。電子部品は、液体浸漬冷却されることによって恩恵を受けるものであれば、いかなる電子システムを形成するいかなる電子部品であってもよい。一実施形態において、電子システム10は、該システム10が砂、高湿度、塩水、および他の環境課題にさらされ、該システム10が難しい熱の放散を必要とする環境のような、過酷環境下で使用されるシステムであり得る。
上記エンクロージャは、電子システム内を循環する冷却液であって、該冷却液に直接接触して浸漬された電子システムの電子部品を冷却するための冷却液からの熱の除去を改善する。電子装置の液体浸漬冷却の例が、米国特許第7,905,106号および第7,403,392号に開示されており、これらの文献を参照により本明細書に援用する。
電子部品を浸漬するために用いる冷却液は、限定されるわけではないが、誘電性の液体であり得る。冷却液は単相であってもよく二相であってもよい。一実施形態において、冷却液は、冷却液が状態変化することのないように、浸漬された電子部品が発生させる熱量を処理できるだけの高い熱伝達能力を有する。浸漬したい発熱部品を浸漬するために、エンクロージャ12内には十分な冷却液が存在する。そのため、場合によっては、冷却液によってエンクロージャ12の全体が実質的に充填される場合もあり、冷却液によってエンクロージャ12が部分的にのみ充填される場合もある。
図1に戻ると、システム10は、電力および/またはデータをエンクロージャ12に入力可能な1つまたは複数の入力部14を含み得る。システム10は、電力および/またはデータをエンクロージャ12から出力可能な1つまたは複数の出力部16も含み得る。一実施形態において、入力部14は電力を入力可能であり、出力部16を介して電力および/またはデータが出力される。システム10を駆動するための電気エネルギーがエンクロージャ12の内部にある1つまたは複数のバッテリーによって提供される別の実施形態においては、入力部14を介してデータを入力可能であり、出力部16を介して電力および/またはデータが出力される。システム10の機能および目的ならびにエンクロージャ12内の電子部品に応じて、他の入力部および出力部も考えられ得る。
図2〜図6を参照すると、エンクロージャ12は、主ハウジング20と、一方の端のエンドプレート22と、主ハウジング20とエンドプレート22との間を封止するための封止ガスケット24と、反対側の端のエンドプレート26と、主ハウジング20とエンドプレート26との間を封止するための封止ガスケット28とを含んでいる。
主に図5を図10Aと共に参照すると、主ハウジング20は、概ね長方形の構造であり、実質的に中空の開口した内部空間32を画成する複数の壁30a、30b、30c、および30dと、第1の開口端34と、第2の開口端36(図3で見られる)とを含んでいる。各壁30a〜dは、その内面38と外面40とによって規定される厚さTを有している。
少なくともいくつかが発熱する複数の電子部品42が、内部空間32に配置されている。使用される電子部品42の種類は、電子システム10の意図された構造および機能に応じて決まる。一実施形態において、電子部品42は、内部空間32内で壁30bおよび30dによって壁30aに隣接しかつ実質的に平行であるように支持された回路基板44上に配置され、概ね回路基板44と壁30cとの間に位置決めされる。
使用時には、冷却液(図示せず)によって内部空間32が部分的または完全に充填され、冷却液を用いて浸漬冷却したい電子部品42が浸漬される。
引き続き図5を図10Aと共に参照すると、壁30a〜dのうちの1つまたは複数は、その外面40に形成された複数の放熱フィン50と、内面38と外面40との間の壁厚T内に形成された複数の流体通路52との組み合わせを含んでいる。流体通路52は、概ねフィン50の基端と内面38との間に配置されている。
使用時には、冷却液と電子部品42との間で熱交換が行われた後で冷却液を冷却するために、流体通路52に冷却液を循環させる。冷却液からの熱は、主ハウジング20の壁を形成する材料を通じてフィン50に伝達される。熱は、その後、フィン50から周囲空気へ放散される。所望の場合は、フィン50に気流を通す1つまたは複数のファン(図示せず)を用いることによってフィン50からの放熱を高めることができる。
フィン50および流体通路52の構造および配置ならびにそれらをどの壁30a〜dに設けるかは、限定されるわけではないが、達成したい冷却、使用される電子部品42の種類、および内部空間32における電子部品の配置/位置を含むいくつかの要因によって変わり得る。
図1〜図9および図10Aに例示した各例においては、壁30a〜dのそれぞれにフィン50および流体通路52が設けられている。しかしながら、全ての壁にフィン50および流体通路52のいずれか一方または両方を設けなければならないわけではない。例えば、図10Bに示した壁30bおよび30dにはフィン50が形成されているが、流体通路52は形成されていない。図10Bにおいて、壁30bおよび30dのフィン50は、流体通路52がないことから、熱交換のための表面積をより大きくするために、図10Aにおける壁30bおよび30dのフィン50よりも長くすることができる。
また、冷却性能を調整するために、壁30a〜dにおける流体通路52の配置はさまざまであり得る。例えば、図5に示すように、側壁30a〜dのうちの1つまたは複数における流体通路52を、それらの壁のうちの1つ、いくつか、または全てに沿って、グループもしくはクラスタ52a、52b、および52cにまとめることができる。図10Aでは、流体通路52を、壁30a〜dのうちの1つ、いくつか、または全てに沿って互いに等間隔に配置されたものとして示している。図10Bでは、流体通路52を、壁30aおよび30cに沿って等間隔に配置されたものとして示している。図10Cでは、流体通路52を、図5、図10A、および図10Bの流体通路よりも長さ(すなわち、厚さT方向において計測)が短く、そのことによって、熱交換のための表面積を増加させるためにより長いフィン50の使用を可能にするものとして示しており、かつ、流体通路は等間隔に配置されている。図10Dでは、流体通路52は、等間隔に配置されたものとして示されているが、厚さT方向に対して斜めになっている。
例示した各例において、フィン50および流体通路52は、開口端34からもう一方の開口端36まで連続して延びている。しかしながら、フィン50および流体通路52は、端34から端36まで連続していなければならないわけではない。また、各壁におけるフィン50および流体通路52は、互いに実質的に平行に延びており、かつ、開口端34から開口端36まで延びる主ハウジング20の長手方向軸と実質的に平行に延びている。
フィン50および流体通路52、ならびにそれらの一方または両方がどの壁30a〜dに設けられるかまたは設けられないかについては、他の多くの変形例を用いることができる。
主ハウジング20は、プラスチック類またはアルミニウムのような金属類等を含む任意の熱伝導材からなり得る。一実施形態において、主ハウジング20は、プラスチックまたはアルミニウムのような材料からなる単一で分割できない一体型の構造になるように、押し出しによって形成される。電子システム用の押し出し形成されたハウジングの一例が、米国特許第8,089,765号に記載されている。
図5に戻り、主ハウジング20には、以下にさらに説明するようにエンドプレート22および26を主ハウジング20にしっかり固定するために用いられる固定具を受けるための固定具用孔54を各端34および36に設けることもできる。また、いくつかの実施形態においては、両端34および36における上記孔54のいくつかまたは全ての近くに、以下にさらに説明する位置決めピンを受けるための位置決めピン孔56を設けることができる。
エンドプレート22および26は、プラスチック類またはアルミニウムのような金属類等を含む、主ハウジング20と同じ熱伝導材から形成され得る。一実施形態においては、エンドプレート22および26を、プラスチックまたはアルミニウムのような材料からなる単一で分割できない一体型の構造になるように、押し出しによって形成してもよい。
図2〜図4を参照すると、エンドプレート22および26は、それぞれ、上記主ハウジング20の概ね長方形の構造に合致する概ね長方形の構造である。エンドプレート22および26は、主ハウジング20の開口端34および36を閉じるために該開口端34および36のそれぞれに着脱可能に固定されるように設計される。エンドプレート22および26のそれぞれは、ベースプレート60と、該ベースプレート60から延びる外周側壁62a、62b、62c、および62dとを含んでいる。ベースプレート60と側壁62a〜dは、エンドプレート22および26のそれぞれに凹領域64を作る。
エンドプレート22および26は、任意の形態の取り付け手法によって主ハウジング20に着脱可能に固定することができる。例示した各例においては、エンドプレート22および26を所定の位置にしっかり固定するために、ネジのような機械的固定具66がエンドプレート22および26の孔を通って主ハウジング20の孔54の中まで延びている。エンドプレート22および26は、主ハウジング20の位置決めピン孔56に位置において対応する位置決めピン孔も含み得る。一実施形態においては、エンドプレートを主ハウジングに取り付けたときにエンドプレート22および26の位置決めピン孔に嵌入させるために、位置決めピン68を主ハウジング20の位置決めピン孔56に配置する(例えば図2に示すように)ことができる。別の実施形態においては、エンドプレートを主ハウジングに取り付けたときに主ハウジングの位置決めピン孔56に嵌入させるために、位置決めピン68をエンドプレート22および26の位置決めピン孔に配置する(例えば、図2のエンドプレート26に示すように)ことができる。別の実施形態においては、エンドプレートを主ハウジングに取り付けたときにエンドプレートおよび主ハウジングの対応する位置決めピン孔に嵌入させるために、位置決めピン68を、一方の端では主ハウジング20の位置決めピン孔56に配置し、反対側の端ではエンドプレートの位置決めピン孔に配置することができる。位置決めピン68が最初にどこに位置していようと、位置決めピン68は、エンドプレート22および26を主ハウジング20に対して正しく位置決めするのに役立ち、また、以下にさらに説明するように、封止ガスケット24および28を正しく位置決めするのにも役立つ。
引き続き図2〜図4を参照すると、エンドプレート22および26の1つ以上における側壁62a〜dのうちの1つまたは複数は、その外面に放熱フィン70を備えて形成される。例示した各例においては、側壁62a〜dのそれぞれにフィン70が設けられている。しかしながら、側壁62a〜dの全てにフィン70を設けなければならないわけではない。一実施形態において、側壁62a〜dにおけるフィン70の配置は、主ハウジング20の対応する壁30a〜dにおけるフィン50の配置に対応する。一実施形態において、側壁62a〜dのそれぞれにおけるフィン70の数は、対応する壁30a〜dにおけるフィン50の数に対応する。別の実施形態においては、フィンの数が対応するだけでなく、図6および図7から分かるように、フィン70が、壁30a〜dにおけるフィン70と実質的に位置合わせされ、それらの延長部を有効に形成し得る。
図2および図3を参照して、一実施形態においては、エンドプレート22の凹領域64が、冷却された後で通路52を通って戻る冷却液のための戻りプレナムまたは入力プレナムを形成する。同様に、別の実施形態においては、エンドプレート26の凹領域64が、電子部品との間で熱交換を行った後の、冷却するために通路52内を循環させるべき冷却液のための出力プレナムを形成する。
冷却液は、ポンプ80を含む循環システムによって循環される。ポンプ80は、冷却液を内部空間32からエンドプレート26の凹領域64に移送する。冷却液は、その後、循環システムによって凹領域64から主ハウジング20の開口端36における通路52のうちのいくつかまたは全てに送り込まれる。冷却液は、次いで、該冷却液が冷却される通路52を流れた後、開口端34において通路52から出てエンドプレート22の凹領域64に流入する。冷却液は、その後、循環システムによって開口端34を通って内部空間32に戻される。
ポンプ80は、ポンプ移送機能を達成するのに適した任意の位置に配置し得る。一実施形態においては、ポンプ80を、図2〜図4、図7、および図8に例示するように、封止ガスケット28に取り付け、エンドプレート26の凹領域64内に位置決めすることができる。本例においては、ポンプ80は、ガスケット28の片側に取り付けられており、流入管82と円形の拡張部(enlargement)84とを含む。該拡張部84は、ガスケット28の円形開口部86(図9参照)内に、ポンプ80をガスケット28に取り付け、かつ拡張部84と円形開口部86との間での流体漏れを概ね防止するために、該開口部とぴったりと嵌合する関係で配置されている。
図3を参照して、ポンプ80は、冷却液をエンドプレート26の凹領域64に送り込むために少なくとも1つの流出口88を含んでいる。
別の実施形態においては、ポンプは、主ハウジング20の内部空間32に位置し得る。別の実施形態においては、ポンプは、ガスケット24に取り付けられ得、冷却液を上記とは反対の方向に移送する。別の実施形態においては、ポンプは、ガスケットではなくエンドプレート22および26の一方に取り付けられ、封止ガスケットを貫通して延びる流入口を含む。さらに別の実施形態においては、2つ以上のポンプが設けられる。
ポンプ80は、冷却液を移送するのに適した当技術分野において公知の任意の機械的設計を有し得、例えば遠心ポンプである。
封止ガスケット24および28は、エンドプレート22および26と主ハウジングの開口端36および36との間の接合部を封止してエンクロージャからの冷却液の漏れを防止するように構成される。封止ガスケット24および28は、エンクロージャ12内の冷却液の流れを制御するようにも構成され得る。ガスケット24および28は、上記封止機能および流れ制御機能を発揮するのに適した、ゴム、シリコーン、金属、フェルト、ネオプレン、ファイバーグラス、またはポリクロロトリフルオロエチレンのようなプラスチックポリマー等のような任意の材料で形成することができる。
図2および図3を参照すると、封止ガスケット24は、概ね平板状の概ね長方形のシートを備え、該シートは、その隅に、固定具66を通す貫通孔90を有している。位置決めピン68を通す追加の貫通孔92が、貫通孔90の近くに設けられている。少なくとも1つの流体用開口部94が、ガスケット24の少なくとも1つの縁に沿ってガスケット24を貫通して形成されている。流体用開口部94は、冷却された冷却液が通路52からガスケット24を通ってエンドプレート22の凹領域64に流入するのを可能にするために、主ハウジング20の開口端34における通路52の流出口と位置合わせされている。
流体用開口部94の数、サイズ、および形状は、通路52から流出する冷却液の流れを制御するために選択することができる。例えば、図2および図3に例示するように、ガスケット24は、該ガスケットの各縁に沿って2つの上記開口部94を有しており、一方の開口部94aは、主ハウジングにおける通路のグループもしくはクラスタ52a、52b、および52cのうちの1つからの流出を許容するサイズを有し、一方の開口部94bは、主ハウジング20における通路のグループもしくはクラスタ52a、52b、および52cのうちの2つからの流出を許容する、より大きなサイズを有する。
封止ガスケット28は、上記ガスケット24と同様の構造を有する。特に、ガスケット28は、概ね平板状の概ね長方形のシートであり得、該シートは、その隅に、固定具66を通す貫通孔100を有している。位置決めピン68を通す追加の貫通孔102が、貫通孔100の近くに設けられている。少なくとも1つの流体用開口部104が、ガスケット28の少なくとも1つの縁に沿ってガスケット28を貫通して形成されている。流体用開口部104は、冷却されるべき冷却液がエンドプレート26の凹領域64からガスケット28を通って通路52に流入するのを可能にするために、主ハウジング20の開口端36における通路52の流入口と位置合わせされている。
流体用開口部104の数、サイズ、および形状は、通路52に流入する冷却液の流れを制御するために選択することができる。例えば、図2および図3に例示するように、ガスケット28は、該ガスケットの各縁に沿って2つの上記開口部104を有しており、一方の開口部104aは、主ハウジングにおける通路のグループもしくはクラスタ52a、52b、および52cのうちの1つへの流入を許容するサイズを有し、一方の開口部104bは、主ハウジング20における通路のグループもしくはクラスタ52a、52b、および52cのうちの2つへの流入を許容する、より大きなサイズを有する。
流体用開口部94および104の他の数、サイズ、および形状も考えられ得る。例えば、図9に例示したように、ガスケット24および28が、それらの各縁に沿って、通路52の全てと位置合わせされた単一の大きい開口部94および104を有していてもよい。
図2に戻り、封止ガスケット24は、凹領域64から主ハウジング20の内部空間32に戻る冷却液の自由な流れを妨げる中央部106を含んでいる。但し、中央部106には複数の孔108が設けられている。これらの孔108は、冷却液が内部空間32に戻る際に、冷却液の流れを層状化し、均一な流れ場を生じさせるのに役立つ。また、上記孔108は、電子部品42のうちの1つまたは複数に衝突し得る冷却液の別個の噴流を生じさせて、衝突冷却効果を生じさせる。孔108の数、孔108の位置、孔108のサイズ、および/または孔108の密度は、それぞれ、所望の流れ効果および冷却効果を生じさせるために任意に調整することができる。
図2に示すように、ガスケット28は、中実で開口部または孔がない中央部110を含んでいる。上記中実の中央部110は、冷却液が凹領域64に到達するためには必ずポンプ80を通過することになるように、内部空間32をエンドプレート26の凹領域64から流体分離する。
図7および図8を参照しながら、エンドプレート26の一変形例を例示する。本実施形態においては、ポンプ80の流出口88が、エンドプレート26の凹領域内に嵌入された密閉されたプレナム120aおよび120bに流体接続されている。ポンプ80を流れる冷却液の全てがプレナム120aおよび120bに送り込まれる。プレナム120aおよび120bには、1つまたは複数の流出口122、例示した本例においては2つの流出口122が設けられる。流出口122は、図8から分かるように流出口122が流体用開口部104aおよび104bに嵌入し貫通するように、ガスケット28に形成された流体用開口部104aおよび104bのうちの対応する一方と形状およびサイズが対応している。流出口122は、冷却液の流れを、主ハウジング20における通路のグループもしくはクラスタ52a、52b、および52cのうちの所望のものに送り込むのに役立つ。冷却液が流れる通路を改変することにより、達成される冷却性能を調整するために、用いられる流出口122の数、流出口122の位置、ならびに流出口122のサイズおよび/または形状は、任意に変更することができる。
一実施形態においては、プレナム120aおよび120bと同様の、通路52から吐出される冷却液を受けるプレナムを、エンドプレート22において用いることができる。上記プレナムは、冷却液の戻り流を電子部品のうちのある一定のものに直接当ててそれらの部品を衝突冷却するために、ガスケット24の中央部106に設けられた適切な開口部を貫通して延びる1つまたは複数の流出口を含む。
ここで、電子システム10における冷却動作の一例について、図11および図12ならびに図2〜図6を参照しながら説明する。本明細書中に記載の他の実施形態が同様に動作することを理解すべきである。まず、エンクロージャ12を組み立て、冷却液を、該冷却液を用いて浸漬冷却したい電子部品を浸漬するのに十分な所望の充填レベルまで充填する。エンクロージャ12に充填するために、適切な栓付充填口であって、冷却液の充填を可能にするために栓が充填口から取外し可能である栓付充填口を、例えばエンドプレート22および26の一方に設けることができる。あるいは、エンクロージャ12を図1および図6に示すように縦向きに置き、内部空間の充填を可能にするために上側のエンドプレート22を取り外すことができる。
電子システム10の動作時にはその電子部品が発熱する。電子部品は冷却液に直接接触して浸漬されているため、発生した熱を冷却液が吸収する。吸収された熱を冷却液から除去するために、冷却液をポンプ80によって循環させる。特に、ポンプ80は、その流入口82から冷却液を吸い込み、図11に矢印150で示すように、エンドプレート26の凹領域64に吐出する。エンドプレート26は、熱の一部を吸収し、その外部フィン70は、吸収された熱を周囲へ放散するのに役立つ。冷却液は、その後、凹領域64から、図11および図12に矢印152で示すようにガスケット28の流体用開口部104を通って、主ハウジング20の壁の中に形成された流体通路52に流入する。主ハウジング20の壁は、冷却液から熱を吸収し、外部フィン50は、吸収された熱を周囲へ放散するのに役立つ。冷却液は、次いで、図11および図12に矢印154で示すように流体通路52から出た後、矢印156で示すようにガスケット24の流体用開口部94を通ってエンドプレート22の凹領域64に流入する。エンドプレート22は、熱の一部を吸収し、その外部フィン70は、吸収された熱を周囲へ放散するのに役立つ。こうして冷却された冷却液は、その後、図11および図12に矢印156および158で示すように、ガスケット24の中央部106の孔108を通って主ハウジングの内部空間32に戻る。
ポンプ80は、電子システム10の動作中は常に連続作動し得る。別の実施形態において、ポンプ80は、周期的に動作するように制御され得、例えば、周期的な時間間隔でオンにされて一定期間動作する。さらに別の実施形態において、ポンプ80は、例えば冷却液の温度に基づいて制御されて、冷却液が所定の温度に達したときのみオンにされ、冷却液が冷却されて所定の温度まで下がったときにオフにされることによって、断続的に制御され得る。
いくつかの実施形態においては、冷却液を循環させる必要がない。その代わりに、冷却液の吸熱能力が十分な熱を吸収するのに十分なものであり得、その場合には、冷却液がエンクロージャ12ならびに/またはエンドプレート22および26の壁と接触することによって、冷却液から熱が放散される。ここで、それらの壁によって、熱は、壁を通り、周囲空気への放熱が行われる外部フィンまで到達する。
上記で説明した概念は、その趣旨または新規な特徴から逸脱することなく、他の形で実施することができる。本出願に開示した例はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならない。

Claims (10)

  1. 電子システム用エンクロージャであって、
    内部空間を画成する複数の壁と第1の開口端と第2の開口端とを含む主ハウジングを備え、
    各壁が、その内面と外面との間に規定される厚さを有し、
    前記壁のうちの第1の壁が、その前記外面に形成された複数のフィンを含み、
    前記第1の壁が、その前記内面と前記外面との間の厚さ内に形成された複数の流体通路をさらに含む、エンクロージャ。
  2. 前記流体通路が前記第1の開口端から前記第2の開口端まで延び、前記フィンが前記第1の開口端から前記第2の開口端まで延びる、請求項1に記載の電子システム用エンクロージャ。
  3. 前記壁のうちの第2の壁であって、その前記外面に形成された複数のフィンを含む第2の壁をさらに備え、前記第2の壁が、その前記内面と前記外面との間の厚さ内に形成された複数の流体通路をさらに含む、請求項1に記載の電子システム用エンクロージャ。
  4. 前記壁のそれぞれが、それぞれの前記外面に形成された複数のフィンを含み、各壁が、その前記内面と前記外面との間の厚さ内に形成された複数の流体通路をさらに含む、請求項1に記載の電子システム用エンクロージャ。
  5. 前記主ハウジングが、基本的に押し出しアルミニウムからなる、請求項1に記載の電子システム用エンクロージャ。
  6. 電子システムであって、
    請求項1から5のうちのいずれか一項に記載のエンクロージャと、
    前記内部空間に配置された発熱電子部品と、
    前記主ハウジングの前記第1の開口端に取外し可能に取り付けられ、前記第1の開口端を閉じる第1のプレートであって、前記第1のプレートと前記主ハウジングとの間での流体漏れを防止するために前記主ハウジングに対して封止された第1のプレートと、
    前記主ハウジングの前記第2の開口端に取外し可能に取り付けられ、前記第2の開口端を閉じる第2のプレートであって、前記第2のプレートと前記主ハウジングとの間での流体漏れを防止するために前記主ハウジングに対して封止された第2のプレートと、
    前記内部空間内にある冷却液であって、前記発熱電子部品が該冷却液に直接接触して浸漬される冷却液と、
    前記電子システム内で前記冷却液を循環させる循環システムであって、前記冷却液を前記第1の壁における前記流体通路に流すように構成された循環システムと、を備える電子システム。
  7. 前記発熱電子部品を駆動するための電気エネルギーを提供する電気エネルギー入力部をさらに含む、請求項6に記載の電子システム。
  8. 前記壁のうちの第2の壁であって、その前記外面に形成された複数のフィンを含む第2の壁をさらに備え、前記第2の壁が、その前記内面と前記外面との間の厚さ内に形成された複数の流体通路をさらに含み、前記循環システムが、前記冷却液を前記第2の壁における前記流体通路に流すように構成された、請求項6に記載の電子システム。
  9. 前記壁のそれぞれが、それぞれの前記外面に形成された複数のフィンを含み、各壁が、その前記内面と前記外面との間の厚さ内に形成された複数の流体通路をさらに含み、前記循環システムが、前記冷却液を前記壁のそれぞれにおける前記流体通路に流すように構成された、請求項6に記載の電子システム。
  10. 前記循環システムがポンプを含む、請求項6に記載の電子システム。
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