JP2017529238A - ポリスルホン中空繊維を備えた使用場所設置型水浄化器 - Google Patents

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Abstract

ハウジング(11)を備えた使用場所設置型(POU)水浄化器(10)が記載される。ハウジング(11)の内部空間は、中空繊維の束(16)によって、浄化器を上水道に接続するための開口(12)と流体が流れるように連通した入口隔室(14)と、浄水の出口(13)と流体が流れるように連通した出口隔室(15)とに分割されており、中空繊維は150〜250μmの内径および30〜50μmの壁厚を有し、かつ繊維の内面上および外面上において異なるサイズおよび形状の細孔を有する。【選択図】図5

Description

本発明は概して水の浄化の分野に関し、特に本発明は飲料水および衛生的用途を意図した水から生物的汚染物質を除去するための使用場所設置型(point−of−use)浄化器に関する。
浄水、特に病原体を含まない(pathogens−free)水の利用価値は世界的なスケールで増大し続けている。
生物学的に純粋な水(biologically pure water)の第一の非常に重要な用途は飲料水としての用途である。飲料水中における、例えば細菌、ウイルス、またはエンドトキシンの存在は、広範囲な疾病の原因である。生物学的種から水を浄化する必要性は、配水管網が不十分である地域、汚染の危険性が高い地域、または使用者がより高い危険性に晒されている場合がある領域において逼迫している。生物学的に純粋な水は医療分野においても必要とされている。最近の調査では、多くの医療環境において、浄化された供給源に由来するにもかかわらず、また地域上水道における入口地点での予備濾過にもかかわらず、例えば、患者が洗浄または飲用のために給水せんに接触することにより、外科行為により、または上水道における水のよどみにより、水が使用場所で汚染されている可能性があることが示されている。これらの機序によって使用場所に供給された汚染物質は、非常に低濃度であっても、その後、急速に危険なレベルに増殖し得る。この二番目の問題は先進国においても感じられる。
これらの問題を克服するために、使用場所設置型(POU)浄化器、すなわち上水道の最終要素として追加される浄化器の採用が提案されている。POU浄化器の作動原理は吸着(例えば活性炭上における)または紫外線照射であり得、一般の有用なPOU浄化器は、膜濾過工程、例えば精密濾過法、逆浸透法、ナノ濾過法、および限外濾過法に基づいている。
飲料水用の浄化器として使用するための膜分離器の承認のための基本原則は、例えばアメリカ合衆国環境保護庁(US EPA)によってオンラインで公表されている「Membrane Filtration Guidance Manual:Overview and Summary」(MFGM)という文書に示されている。このマニュアルによれば、汚染物質除去能力における効率は、下記式によって定義される、いわゆる対数除去値(Log removal value)によって測定される。
LRV=log(C)−log(C
前記式中、
LRV=チャレンジ試験中に示された対数除去値、
=チャレンジ試験中に測定された供給濃度、
=チャレンジ試験中に測定された濾液濃度である。
MFGMはLRVを測定するための試験標準物としてクリプトスポリジウム(Cryptosporidium)を提案している。
単位時間当たりの濾過水のリットル数を単位とした膜分離器の効率は、いくつかの因子、とりわけ膜の表面および膜を介した圧力降下に依存し、LRVに関する効率は、一般に膜の開口の大きさに依存する。浄化器の下流で十分な流量の水を有することと、可能な限り高い汚染物質の低減を保証することという2つの要求は浄化器に対して矛盾する構造的対策を課す。すなわち、水の高い流量は大きなサイズの細孔を有する膜によって支持され、汚染物質からの浄化は可能な限り小さい細孔サイズを要する。
逆浸透およびナノ濾過は、一般にそれらの稼働に電源を必要とし、よってそれはシステムの複雑化を意味し、その稼働に費用を追加する。
限外濾過は、一般に当分野においてPOU浄水に最も適した技術と見なされており、この濾過技術に基づく浄化器は、現状技術において既に知られている。
平膜を用いる浄化システムは知られているが、限外濾過POU浄化器は、一般に、繊維の表面が濾過膜を構成する中空繊維の束を備え、この構造はそれがPOU浄化器に対して一般的に利用可能な限られた容積内において高い膜表面を与えるのに有用である。
限外濾過に基づいたいくつかのPOU浄化器システムが提案されてきた。
特許文献1は、ポリスルホン(またはポリスルホン系ポリマーブレンド)製の中空繊維が該繊維の内面上および外面上において異なるサイズの細孔を有するPOU浄化器を開示している。前記中空繊維の内面は10〜200μmの範囲にあるサイズのマクロ細孔を示し、一方、前記外面上には0.01〜5μmの範囲のサイズを有する細孔が存在する。好ましい水流の方向は前記繊維の外面から内部の中空空間に向かう方向である。この文献は、水または他の流体(例えば血液)の濾過のための膜の使用を記載しているが、細菌またはウイルスの除去のための使用について特に述べておらず、前記文献内に教示されている細孔の大きさから判断すると、特許文献1の膜は、水からの生物的汚染物質の除去に良好に適したものではない。
特許文献2は飲料水を生成するための中空繊維膜を記載している。この文献は、ホモポリマー製の膜は不都合を有しており、ポリスルホン系コポリマー膜に焦点を合わせると述べている。前記文献は、細孔のサイズも、これらが膜厚にわたって変化するサイズを有し得ることも述べておらず、また前記膜を横切る好ましい流れの方向を示していない。特許文献2は、4〜6の対数値範囲にあるバクテリア濃度の低下を報告しているが、これは、特に浄化器の上流の水が高度に汚染されている場合には、安全な飲料水または医療環境に必要とされる純度の水準に達するために充分ではないことがある。
特開2006−088148A号公報 国際公開第2012/035402A1号明細書
本発明の目的は、浄水の十分に高い流量および従来技術の膜と比較して改善された生物的汚染物質の低減を提供することができるポリマー膜を提供すること、並びに前記膜の優れた特徴を利用したPOU水浄化器を提供することにある。
これらの目的は、その第1態様において、150〜250μmの内径および30〜50μmの壁厚、並びに中空繊維の内面上および外面上において異なるサイズを有する細孔を有する中空繊維の束の形態であるポリスルホン膜からなる本発明によって達成され、特に本発明の前記膜は、約0.25〜約1.5μmの範囲のサイズを備えた一方の表面上の細孔と、100nm未満のサイズの長軸を備えた細長い形状を有する他方の表面上の細孔とを有し、これらの後者の細孔の80%超は12nm未満のサイズの短軸を有する。
本発明は、その第2態様において、上述した中空繊維膜の束を備えた使用場所設置型水浄化器を提供する。
本発明について、図を参照しながら、以下において詳細に説明する。
本発明の中空繊維の断面の顕微鏡写真を示す。 より高い倍率で得られた図1の同一の繊維の壁の断面の顕微鏡写真を示す。 本発明の中空繊維の外面の顕微鏡写真を示す。 本発明の中空繊維の内面の顕微鏡写真を示す。 本発明の使用場所設置型浄化器を断面図で概略的に示す。
本発明の中空繊維は、150〜250μmの内径および30〜50μmの壁厚を有し、よって210〜350μmの範囲に及ぶ外径を有する。これらは最終用途の水道水の浄化に関して好ましい範囲である。目的の用途が特定の制限範囲を必要とする場合には、当業者は別の範囲を決定することもできる。それらの制限は、必要とされる単位時間当たりの濾過容量、または各最終用途設備の提供される水圧に適応する必要性であり得る。また、本発明の中空繊維は、前記繊維の内面および外面における非対称の孔隙率を特徴とし、2つの表面のうちの一方において、反対側の表面における細孔のサイズと比較してはるかに大きなサイズの細孔を有する。説明を容易にするために、説明の残りの部分では、より大きなサイズの細孔を有する中空繊維の表面を「A」面と称し、一方、より小さなサイズの細孔を有する表面を「B」面と称する。A面上の細孔は、約0.25〜約1.5μmの範囲のサイズおよび概して2未満の長軸/短軸の比率を備えた、ほぼ円形、ほぼ楕円形、またはほぼ長円形を有し、本質的に、これらの細孔の全体は5×10−2μmを超える面積を有し、この面上における孔隙率(膜の幾何学的面積と細孔の開口面積との間の比率として意図される)の90%超は0.1〜3.2μmの範囲の面積を有する細孔によるものである。一方、B面上の細孔は、100nm未満のサイズの長軸および12nm未満のサイズの短軸、並びに典型的には2〜15の長軸と短軸との間の比率を備えた細長い形状を有する。加えて、本質的に、これらの細孔全体は1×10−2μm未満の面積を有し、孔隙率の95%超は3.2×10−3μm未満の面積を有する細孔によるものである。
本発明の中空繊維は、A面が前記繊維の外面または前記繊維の内面のいずれかとなるように生成され得る。
本発明の中空繊維は、その機械的および物理化学的な安定性の特性から水の濾過用途に最良の材料であることが判明しているポリスルホン製である。
本発明の繊維の生成は、当分野において既知の一般的な方法に従って、特に、いわゆる「乾湿式紡糸」法に従って実施される。非常に簡潔に述べると、この方法では、十分な粘度を有するポリマーまたはポリマーのブレンドの溶液を調製し、その溶液を連続した中空繊維を生成するために適当な形状の紡糸ノズル(また紡糸口金としても知られている)に供給し、前記紡糸ノズルの内側の孔において前記ポリマーに対する凝固液も供給する。このように形成した繊維を前記ポリマーに対する非溶媒を収容したタンク内に収集し、そこで前記繊維を凝固させる。前記技術の基本に関する詳細情報については、例えば、「Basic principles of membrane technology」、マルセル モルダー(Marcel Mulder)、クルワー アカデミック パブリッシャーズ(Kluwer academic publishers)(1996年)という本、特に管状膜の生成についてまとめた第III章第4.2節、または日本国特許出願特開2006−088148A号を参照することができる。
本発明の目的のために、前記乾湿式紡糸法は、以下のパラメータで実施される(別段の定めがない限り、すべての百分率は重量による):
・ 開始溶液の組成:16%のポリスルホン、4%のポリビニルピロリドン、ジメチルアセトアミド単体またはさらなる溶媒または非溶媒との混合物であるジメチルアセトアミドであり得る80%の溶媒;
・ 凝固液:44%の水−56%のジメチルアセトアミド;
・ 紡糸ノズル温度:40℃;
・ 好ましい沈殿浴中の非溶媒沈殿組成物:65℃に維持した水;
・ 紡糸速度:400mm/分。
結果として生じた中空繊維は、主に紡糸口金に依存したサイズを有する。本発明に従った水道水の最終使用浄化(tap water end use purification)に使用する中空繊維は、150〜250μm、好ましくは約200〜220μmの内径と、30〜50μm、好ましくは約35〜40μmの濾過膜を構成する壁の厚さとを有する。本発明者らは、より低い厚さでは、流入水によってかかる圧力(連続的な圧力または圧力バーストのいずれか)に対する機械的抵抗が不十分となり、また汚染物質保持の効率も低下することを認めた。標準の水道設備(tab water installations)において通常である圧力パルスからでさえ、微小な亀裂およびさらに大きな亀裂が生じることがある。一方、より高い壁厚の値は、単位容積中に収容することができる繊維の数(充填密度)の減少につながり、結果として濾過速度の低下をもたらす。示した範囲内の内径および壁厚の値は、目的の用途に適した機械的抵抗を示す繊維を生じさせ、入口水圧が0.1MPa(1バール)である場合に、少なくとも2L/分/m(膜1平方メートル当たりのリットル毎分)の浄水流量を保証する充填密度を与える。
前記膜は非対称の構造を示す。前記細孔サイズは、前記膜の壁厚を横切って内面から外面または外面から内面の方向に増大し得る。細孔の形状およびサイズは前記膜の体積にわたって非均質であるが、一般に前記細孔は、上述した前記膜の非対称性に寄与する。非対称性とは本願では紡糸プロセス中に用いられる非対称の凝固速度論(asymmetric coagulation kinetics)に従った細孔サイズの変化を意味することが理解される。前記内面から外面への方向を考えると、細孔サイズは壁全体を通じて増大する。
図1〜図4は本発明の中空繊維の詳細の異なる倍率で得られたSEM顕微鏡写真の複製である。
図1および図2は、中空繊維の断面視による顕微鏡写真を示しており、前記顕微鏡写真から、前記繊維の特徴的なサイズ、並びに前記繊維の内側から外側に推移する細孔の変化するサイズが視認可能である。
図3および図4は、それぞれ、本発明の中空繊維の外面および内面の詳細を示しており、これらの写真から前記繊維の2つの側面上における細孔の異なるサイズおよび形状を認識することが可能である。これらの図は前記外面上により大きな細孔を有する膜の場合を示しているが、本発明の中空繊維はまた、反対の構造、すなわち前記繊維の内面上により大きな細孔を備えた構造を有していてもよい。
本発明は、その第2態様において、上述した中空繊維の束を濾過膜として備えたPOU水浄化器をさらに提供する。
前記浄化器について図5を参照しながら以下で説明する。以下の説明は、前記中空繊維の内面から外面の方向(I/O)に濾過が行なわれる場合を参照しながらなされるが、反対の濾過方向(O/I)を同様に採用することができることが当業者には明らかであろう。
前記浄化器において使用するために、前述した中空繊維は、当業者に既知の任意の適当な方法によって束に構成される。前記束の生成は、例えば特許米国第8,327,901B2号の教示に従って、好ましくは完全に自動化される。
前記束は次に所望の長さに切断され、適当なポリマー材料によるその両端の封止(「ポッティング」として知られるプロセス)、およびそれに続く前記束の一端の再開放に供される。当技術分野では周知であるこの手順をここでは手短に説明する。前記束は最終的な封止された束と本質的に同一の形状(典型的には円柱状)およびサイズを有するポッティングチャンバ内に挿入され、次に液体の形態である硬化性封止材が前記チャンバのエンドキャップに適切に備えられた開口から前記チャンバの2つの端部おいて供給される。
適宜、両端で開放した中空繊維の束を有する濾過ユニットを製造することも可能である。その濾過プロセスは、従って交差流濾過モードが得られるという点で前述の方法とは異なる。しかしながら、それらの濾過プロセスは当業者には周知である。
この工程は、液体材料が前記繊維の2つの自由端において、前記繊維間の封入液レベルの高さyより低い距離xだけ繊維内に浸透するような条件下で実施される。この条件は、例えば、(例えば圧縮空気を用いることによって)前記繊維に外部から圧力を印加することにより得られ、そのため、これらの繊維は縮小した内部断面に若干「圧搾される」ようになる。この工程の間における前記束の反対端部における封入液の局在化は、それらの軸線に直交する軸線に沿ってポッティングチャンバを回転させることにより、一般に支持される。封止材が凝固(硬化)したら、こうして生成された固体封止は、前記束の両端のうちの一方のみにおいて、前記束の軸線に直交する平面に沿って距離xと距離yとの間の位置で切断される。このように前記繊維内に浸透した封止材は完全に除去され、前記繊維の中空は再度開放され、一方、前記繊維間にもともと存在する封止材の一部は維持され、これらの間に完全で液密なキャップを形成する。これに代わって、前記束の反対端部における固体封止材キャップは維持され、そのため前記繊維はこの端部において緊密に閉鎖される。この製造方法に関するより詳細については、例えば、米国特許第4,689,191号または同第8,215,261B2号を参照することができる。
ここで図5を参照すると、本発明の浄化器10を製造するために、こうして得られた前記束は次にハウジング11内に挿入される。前記ハウジングは金属製、例えばステンレス鋼製であってもよい。好ましくは、前記ハウジングは、ポリプロピレン(PP)またはポリカーボネート(PC)、ポリスチレン(PS)、またはABS(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン熱可塑性ターポリマー)のようなポリマー製である。
ハウジング11は、前記浄化器を上水道および蛇口のような配水要素にそれぞれ接続するための取付具(図5には図示せず)を一般に備えた2つの開口12,13を有する。したがって、開口12は未処理の水の入来に適したポートを表わし、該ポートは好ましい実施形態では入口ポートとして指定され得る。開口13は、処理された水の退出のためのポートを表わし、該ポートは好ましい実施形態では出口ポートとして指定され得る。ハウジング11の内部空間は、参照番号16によって累積的に示された本発明の中空繊維の束によって、入口隔室14と出口隔室15とに分割されている。前記繊維の直径およびそれらの相互の距離は、表現を明瞭にするために、図5では高度に誇張されている。図5中の要素17,19は、それぞれ、前記繊維の開放端部および閉鎖端部における固体封止材を表わしており、要素17は、そこから前記束の繊維がぶら下がった不浸透性プレートを形成しており、前記繊維の開放端部(参照番号18によって累積的に示す)は入口隔室14に面している。前記プレートは、ハウジング11の内壁に対して、例えば接着によって、密封状態で接続されている。この構造により、開口12から進入する不純物を含む水は、入口隔室14に入り、そこから前記束の繊維の多孔質壁を通る浸透によって、出口開口13へ通過していくことのみができ、前記中空繊維のミクロ構造を考えると、処理されるべき水は、前記中空繊維の内側から外側に向かって(I/O)前記膜を通過する。
前記浄化器の幾何学的形状およびサイズは、それが意図する用途に応じて変化してもよく、例えば、飲料水用の浄化器の場合には、1に近い長さ/直径の比率を有してもよく(図5に表わした場合に類似)、一方、シャワーヘッドに取り付けることを意図した浄化器では、前記比率は10の値に近づいてもよい。前記浄化器のアスペクト比に関係なく、本発明者らは、前述した繊維によって、約150〜200cmの内部体積を有する浄化器において約1mの濾過表面が得られるような充填密度に達することが可能であると判断した。
この濾過表面により、入口水圧が0.1MPa(1バール)である場合、少なくとも2〜3リットル/分の最低濾過速度を保証することが可能であり、前記入口圧が(例えばポンプ、または上水道から入来する水の静水圧の支援により)0.4MPa(4バール)または1MPa(10バール)にそれぞれ上昇した場合には、前記最低濾過速度は10リットル/分または12リットル/分に増大し得る。
本発明の浄化器は、おおよそ4000L/日から供給できるが、飲用に適していると見なされる水の国際基準を満たした水を供給するために、60日間の恒久的使用当たり、すなわち60日にわたって前記中空繊維カートリッジの交換なしで、8000Lの耐久性を少なくとも有する。
前記浄化器はまた、当業者に知られているような、逆止弁、ベンチング弁またはフィルタ交換表示器などの付加的な要素を備えることもできる。
本発明について以下の実施例によってさらに説明する。
実施例において、フィルタの能力はアメリカ合衆国環境保護庁(US EPA)の規制の枠組み、具体的には水中におけるウイルス汚染除去の「証明/信用」をフィルタに付与する規則を定めたMFGM(Membrane Filtration Guidance Manual)を参照して試験される。前記試験は、安全衛生規格(health safety standards)および国際的基準における推奨によって必要とされる、それらのフィルタのウイルス汚染除去機能におけるフィルタ性能を検査する。
実施例の結果を示す表において、数値「x」は、本記載の「背景技術」の部分に示したlog xの汚染除去性能に対応する。
(実施例1)
ポリスルホン中空繊維を備える図5に表したものに類似した幾何学的形状の浄化器を製造する。前記繊維の内面および外面の孔隙率を、前記表面のSEM写真を撮影し、閾値フィルタを8ビットの白黒プロットに設定した自動画像処理ソフトウェアImageJ 1.48h3によって前記写真を分析することにより評価する。前記閾値は、元の写真と閾値を設定した写真との間において最良の同化を得るように最良の知識に従って設定した。この評価は、結果として、前記膜の内面上において19.3%の孔隙率(細孔面積と全体面積との間の比率)を与え、外面上において30%の孔隙率を与える。前記浄化器内の繊維の全濾過面積は1.8mである。
(実施例2)
実施例1の浄化器をウイルス除去能力について試験する。
前記試験のために選択したウイルスは、単純ヘルペスウイルス−1(Herpes Simplex Virus−1:HSV−1)およびエコーウイルス−7(Echo−7)である。これらの2つの種は異なるサイズを有する、すなわちHSV−1は100nmを超える直径を有し、一方、Echo−7は20〜25nmの範囲にあるサイズを有し、よって広範囲の汚染物質サイズに対する膜性能の評価を可能にする。
純水中における前記ウイルスの潜在的な生来の不安定性によって結果が影響されないことを確実にするために、適当な量のウイルスをリン酸緩衝生理食塩水(phosphate buffered saline:PBS)中に懸濁させることによって、前記2つのウイルスの標準溶液を調製する。
前記2つの選択したウイルスの各々について高力価ストック(濃度>10/mL)を調製し、それらのストックを用いて、いくつかのフラスコのVERO細胞を感染させる。細胞変性効果がその最大にあるときに上澄み液を集め、前記ストックのウイルス力価をVERO細胞における終点力価測定法(end−point titration method)によって測定する。簡潔に述べると、この方法は、96ウェル組織培養プレートのVERO細胞を準備し、力価測定されるべき試料を1:5〜1:10(1:5、1:10、1:100、...)の希釈率で希釈し、次いで各希釈懸濁物をVERO細胞のウェルに播種する。37℃で3日間インキュベートした後、ウイルス力価を典型的なウイルス細胞変性効果(viral cytopathic affect)を示す最も高い希釈液として読み取り、既知のリード−ミュンヒ式(Reed−Muench formula)を用いて、TCID50/mLとして表わされる結果を計算し、各力価測定を二重に繰り返す。
十分な量のそのように調製した高力価ストック溶液を用いて、そのストック溶液を蠕動ポンプによって一定流量で前記POU浄化器に送給することにより、前記膜のLRVを試験する。実際の試料で試験を開始する前に、前記浄化器に水を通過させることによって前記膜を完全に濡らす。該試験は1.5L/分および4L/分の流量で実施する。
前記試験のLRVの結果を下記の表1に報告する。
Figure 2017529238
前記表中の結果から分かるように、試験した本発明の浄化器は、試験した最小のウイルスにおいてさえ、log4よりも確実に高い(および恐らくlog5に近いか、またはlog5より高い)ウイルス除去性能を提供する。
(実施例3)
実施例1に記載したように製造したポリスルホン中空繊維を備えた浄化器をバクテリアおよびエンドトキシン除去能力に関して試験する。
純水中に以下の微生物学的株を含有する溶液を調製する:
・ レジオネラ ニューモフィラ(atcc 33152)
・ 緑膿菌(atcc 9027)
・ 大腸菌(atcc 8739)。
前記微生物学的株は、米国56303、ミネソタ州 セントクラウド クーパーアベニュー ノース 200所在のマイクロバイオロジクス インコーポレテッド(Microbiologics Inc.)から得て、再水和させ、20℃でpH7±0.02を有するリン酸二水素カリウム−リン酸水素二ナトリウム緩衝液を用いる、再水和した菌株を37℃にして、24時間インキュベートし、細菌量を少なくとも10CFU/mLに増大させるという製造業者の指示に従った。24時間後に、各溶液のアリコートを採取し、好都合に希釈した後、その溶液を特定の選択培地上で染色する。次に、そのストック溶液をさらに24時間にわたって冷蔵庫に保管し、その終了時に前記ストック溶液の1mL当たり生存CFUの計数を実施する。
次に、所望量のストック溶液を滅菌発熱性物質除去蒸留水(sterile and pyrogen−free water)と混合することにより、濾過試験に用いる溶液を(各々5リットルの量で)調製する。
滅菌水を前記浄化器に1分間にわたって通過させる予備試験相の後、こうして調製した試験液を次に蠕動ポンプによって0.06〜0.07MPa(0.6〜0.7バール)の供給圧により0.5L/分の流量で前記浄化器に供給する。前記膜を通過した細菌の量を測定するために、濾液をニトロセルロース膜上に収集し、次いでその選択培養地(selective culture terrain)上に蒔き、細菌に応じて予め設定した時間にわたってインキュベートする。各測定を3回繰り返して、その結果を平均する。
前記試験のLRVの結果を下記の表2に報告する。
Figure 2017529238
同一の試験プロトコルに従うことによって、エンドトキシン(C.コード(Code) 0005、ロット番号122/2012、5000EIU/バイアル)を除去する本発明の浄化器の能力を測定する。試験液を1000EU/Lで調製し、3回の試験において、0.125EU/mL未満の濾液中濃度を常に得る。EU/L(1リットル当たりのエンドトキシン単位)という単位は、エンドトキシン濃度に対する標準単位である(いくつかの薬局方から推定することができるように、1EUは100pgのエンドトキシンに相当する)。

Claims (5)

  1. 中空繊維の形態であるポリスルホン製の膜であって、150〜250μmの内径および30〜50μmの壁厚を特徴とし、さらに前記繊維の内面上および外面上において異なるサイズおよび形状の細孔を有することを特徴とする、膜。
  2. 前記内面または外面の一方の上の細孔は、約0.25〜約1.5μmの範囲のサイズ、および2未満の長軸/短軸の比率を備えた、ほぼ円形、ほぼ楕円形、またはほぼ長円形を有し、本質的にこれらの細孔の全体は5×10−2μmを超える面積を有し、かつ、
    反対面上の細孔は、100nm未満のサイズの長軸および12nm未満のサイズの短軸、並びに2〜15の長軸と短軸との間の比率を備えた細長い形状を有し、本質的にこれらの細孔の全体は1×10−2μm未満の面積を有する、請求項1に記載の膜。
  3. 前記ほぼ円形、ほぼ楕円形、またはほぼ長円形を有する細孔の累積面積の90%超は、0.1〜3.2μmの範囲にある面積を有する細孔によるものであり、かつ前記細長い形状を有する細孔の累積面積の95%超は、3.2×10−3μm未満の面積を有する細孔によるものである、請求項2に記載の膜。
  4. 浄化器を上水道に接続するための第1開口(12)と、浄水の出口である第2開口(13)とを有するハウジング(11)を備えた使用場所設置型水浄化器(10)であって、前記ハウジングの内側の空間は請求項1乃至3のいずれか1項に記載の中空繊維の束(16)によって、前記第1開口と流体が流れるように連通した入口隔室(14)と、前記第2開口と流体が流れるように連通した出口隔室(15)とに分割されており、前記繊維は、前記入口隔室に面した開放端部(18)と、密閉された反対端部とを有する、使用場所設置型水浄化器。
  5. 請求項4に記載の使用場所設置型水浄化器を操作する方法であって、浄化されるべき水を0.1MPa(1バール)〜1MPa(10バール)の圧力で前記浄化器の前記入口隔室内に供給する工程と、前記第2開口から、前記浄化器の内側の膜の表面の1m当たり2〜12リットル/分の流量で、生物的汚染物質から浄化された水を取り出す工程からなる、方法。

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