JP2017528270A - 調節装置 - Google Patents
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Abstract
本発明は、ホルダ(10)と調節部(40)とを備え、調節部(40)が調節部(30)によりホルダ(10)に対して調節可能である、引き出しのフロントパネルの配向調節用の調節装置に関する。引き出しのフロントパネル角度を信頼性高く配向するために、本発明によれば、調節部(30)が、前記調節部(40)を2つの反対方向に案内して調節できるように、当接部(10.16、10.17)と協働する2つの調節可能な支持部(38、39)を備え、前記支持部(38、39)がそれぞれ偏心軌跡上で調節可能であり、該偏心軌跡が反対方向に配されている。【選択図】図1
Description
本発明は、引き出しのフロントパネルの配置調節用の調節装置に関し、前記調節装置は、ホルダと、このホルダに対して調節部により調節可能な作動部とを有する。
現代の引き出しは、家具の骨組みに対してフロントパネルが正確に位置合わせされることが求められる。フロントパネルはこの場合、フロントパネルにより規定される垂直面方向のみに調節可能であればよいわけではなく、フロントパネルの傾きも正確に位置合わせされることが求められる。この目的のため、従来は、枢軸を形成するために引き出しを前部領域で固定した状態で、垂直方向の位置合わせを引き出しの後壁領域で行われていた。したがって引き出しは、フロントパネルの角度位置も調節することができるように、前記枢軸回りに傾けることができる。
このような調節装置は簡単な構成で信頼性高く作動可能である必要がある。特に、引き出し操作中にフロントパネルの角度が望ましくない位置に調節されることを防止する必要がある。たとえば操作中に、下段の引き出し内の物体が出っ張って上段の引き出しを押圧している場合に、調節装置が不用意に調節されることが決して無いようにする必要がある。
したがって本発明は、簡単な構成でフロントパネルを信頼性高く調節することができる、冒頭で述べた種類の調節装置を提供することを課題とする。
前記課題は、調節装置の調節部が、それぞれ偏心軌跡上で調節可能であって該偏心軌跡が反対方向に配されることにより作動部を2つの反対方向に案内して調節することができる、対向支承部と協働する2つの調節可能な支持部を備えることにより、解決される。2つの支持部により、引き出しを、重力方向と重力方向の反対方向の両方に、積極的に駆動して調節することができる。しかるべき構成では、対向支承部を調節部により連続的に調節することができる。
両方の支持部が対向支承部に対して、少なくともその移動の一部領域で遊びなく、またはほぼ遊びなく案内されると、かかる一部領域では、調節中の引き出しが不用意に高さ方向にずれることが確実に防がれるため、フロントパネルの位置が信頼性高く維持される。
本発明の好ましい変形例によれば、一方の支持部が作動部を重力方向に調節し、他方の支持部がホルダを重力方向と反対方向に調節するように、作動部をホルダに対して垂直方向に調節することができる。これにより、作動部をホルダに対して両側で垂直方向に支持することができ、フロントパネルの配置が信頼性高く維持される。
調節部がホルダまたは作動部上に回転可能に保持されることで、調節装置の簡単操作が可能になる。これにより、さらに、部品および組立コストを削減することができる。
調節部が、調節部の回転軸方向に横からアクセス可能なツール収容手段を備えると、操作はさらに簡単なものとなる。好ましくは、ツール収容手段は引き出し内側からアクセス可能である。調節部が、好ましくは同一間隔で互いに離間された2つまたは複数の係合位置間で調節可能であるようにすると、簡単な引き出し調節が可能となる。特に、調節部の調節時に、ユーザは引き出しの一方側で係合位置を数えることができる。次いで、引き出しが両側で同一に位置合わせされるように、引き出しの他方側で同数の係合位置分調節することができる。さらに、係合位置がしかるべく構成されていれば、ホルダと作動部間の不用意な回転が防がれる。これに加えて、またはこれに代えて、支持部が対向支承部と自動で係合するように協働させることができる。このようにしても、調節位置が不用意に調節されることが防がれる。
好ましくは作動部が、ホルダのガイド部と協働して摺動案内手段を形成する一体成形されたガイド片を備えると、組立および部品コストをさらに削減することができる。
本発明の変形例として、作動部が支承部により回転可能に、かつ回転軸方向に固定されて保持されるようにすることも可能である。この場合、特に、支承部が、調節部の支承部収容手段と協働する、成形された支承取付部を備えて、回転支承部を形成するようにすることができる。
このような構成の場合、ホルダ、作動部、支承部が接続され、好ましくは係合して1つの構造部を形成することにより、組立がさらに簡単なものになる。
対向支承部がホルダまたは作動部上に一体的に成形されていると、簡単な構造が得られる。本発明にかかる調節装置の場合、さらに、ホルダが、引き出しの後壁と結合するための後向き屈曲部を備えることができる。
以下、図面に示す例示の実施形態により本発明をさらに詳しく説明する。
図1は、底部51、奥行き方向に延びる2つのフレーム51、および後壁53を備える引き出し50を示す。明瞭性のため、引き出し50の前壁は取り除かれている。フレーム51は中空の壁フレームとして実現され、後部領域にそれぞれ1つの調節部30を収容している。図2では、より明瞭に調節装置を示すため、フレーム51の内部壁を一部取り除いており、調節装置が見えるようになっている。この図から分かる通り、調節装置は、ホルダ10と、支承部20と、調節部30と、作動部40とを備える。
図3は、引き出し50の後壁領域の外側の一角を示す。この場合、調節装置の外側が見えるように、フレーム51の外面を切り開いて示している。この図から分かる通り、フレーム51は、伸展レール52上に従来通りに装着されている。伸展レール52は、骨組みレール55を有し、これにより家具骨組み内に固定されている。さらに、伸展レール52はセンターレールおよび引き出しレール56を備える。引き出しレール56は、骨組みレール55に対して、引き出し奥行き方向に調節可能である。
引き出し50は、従来通り、まず、底部54の両側に2つのフレーム51が固定されて組み立てられる。調節装置はフレーム51の空洞内に収容されてそこで固定される。フレーム51を底部54に取り付けた後、後壁53を作動部40にネジ止めすることができる。このようにして組み立てられた引き出し50は、これに適合する家具骨組みの一領域内に挿入することができる。2つの伸展レール52はすでに前記領域内に装着されている。引き出し50は、引き出しレール56の底側上に載せて、その上を奥行き方向にスライドさせることができる。図3から分かるように、係止フック57が引き出しレール56に固定されている。ここでは、係止フック57は別個の部品として実現され、たとえば溶接により引き出しレール56に接続される。これに代えて、係止フック57は、引き出しレール56から打ち抜いて、前記引き出しレールから傾けさせることもできる。係止フック57は取付部58を有し、これにより引き出しレール56のカバー側に接続されている。係止フック57のフック頭部59は板状に形成され、水平面に対して所定の角度、好ましくは30〜60°の範囲内で傾斜している。係止フック57はそのフック頭部59領域に、互いに向けて傾斜した2つの抜き勾配59.1が設けられ、これら抜き勾配59.1は互いに対して矢形に設定されている。抜き勾配59.1は、ホルダ10の凹部10.2に係合する、フック頭部59の突出部の一部である。凹部10.2は、対向辺に歯状凹凸10.21を備える。歯状凹凸10.21は、好ましくは同一間隔で互いに離間された歯部からなる。抜き勾配59.1はそれぞれ、歯状凹凸10.21と噛み合う。上側抜き勾配59.1は上側歯状凹凸10.21に、下側抜き勾配59.1は下側歯状凹凸10.21に、相応に支持される。したがって、引き出し50を奥行き方向にスライドさせると、係止フック57と係合し、それにより引き出し50の奥行き限界が規定される。この場合、抜き勾配59.1が矢形に設定されているため、抜き勾配59.1は容易に歯状凹凸10.21と係合する。このようにして、後壁領域にて、垂直方向および水平方向のいずれにも遊びなく引き出し50の締め付けが行われる。凹部10.2の水平方向の横寸法は、フック頭部59の同方向の寸法より大きい。このように、規定範囲内で引き出し50を横方向に調節することができる。前記手段により、水平方向の公差を補正することができる。この場合、前記公差補正によって、骨組み幅の公差、または、底部54幅の、公差による変動に対処しこれを補正することができる。
上述のように配された係止フック54および凹部10.2は、引き出し50の後壁53の両側に設けられるのが好ましい。
調節装置の構成および操作方法を以下にさらに詳しく説明する。調節装置は、ホルダ10と作動部40、および、作動部40とホルダ10の間に設置される調節部30を備える。これらの部品を固定するのに、支承部20が用いられている。
図3から分かるように、ホルダ10は凹部10.2が設けられた支持部10.1を有する。凹部10.2の歯状凹凸10.21は図5から明瞭である。支持部10.1は、折曲端縁10.4に接続された屈曲部10.3の一部である。案内部10.5〜10.8が折曲端縁10.4に連接している。この場合、隣接する案内部10.5〜10.8はそれぞれ互いに直角であると好ましい。案内部10.8は壁部10.9に連なる。別の折曲端縁10.12に移行部10.11を介して連なる折曲端縁10.10が、壁部10.9から傾斜している。ホルダ10の自由端は、端部10.13で終わっている。ホルダ10には、たとえば貫通孔の形で実現される凹部10.15が設けられている。対向支承部10.16、10.17を支承するホルダ10.14の取付部分は凹部10.15領域内に突出している。この目的のために、本例示的実施形態では、移行部10.11から折り曲げて突出部分を形成し、対向支承部10.16、10.17としている。図5から分かるように、対向支承部10.16、10.17は反対方向に傾斜している。
また、図5から分かるように、ガイド部10.7の領域に、窓10.14の形で凹部が設けられている。ホルダ10は、板材から打ち抜き、折り曲げ加工された部品として製造すると好ましい。
図4は、ホルダ10に接続可能な作動部40を示す。作動部40は支承壁42を有し、ここから取付部41が後側に向けて曲げられている。支承壁42は、取付部41の反対側にガイド片43、44、45を備える。ここではU字状に接続された3つのガイド片43、44、45を使用している。ガイド片43、44、45の数および配置は、ホルダ10のガイド部10.5〜10.8に適合するよう構成される。このように、ガイド片43、44、45およびガイド部10.5〜10.8は協働して、直線的な摺動案内部を形成する。端部46はガイド片43、44、45に連設している。前記端部46は折曲端縁を介して、固定片47に連なる。固定片47には固定具収容手段47.1が設けられている。図4から分かるように、作動部40はホルダ10上に取り付けることができる。この場合、ガイド片43〜45は、ガイド部10.5〜10.8から形成されるガイド部収容手段に係合する。前壁42は、壁部10.9およびホルダ10の壁部分10.13に摺動可能に当接する。図3から分かるように、固定片47および屈曲部10.3が、さらに、互いに当接している。前記の図と、特に図8から分かるように、作動部40はガイドフック48を備える。前記ガイドフックは、たとえば作動部40から打ち抜き、後向きに屈曲させることができる。ガイドフック48は、ガイド部収容手段を囲んでいる。壁部分10.13の垂直端縁は、ガイドフック48の前記ガイド部収容手段内にスライドされる。図9に示すように、ホルダ10の折曲端縁10.4も、ガイドフック48が係合される露出した端縁部を備えている。このようにして、ガイドフック48およびホルダ10のこれに対応する端縁部により、長手方向案内部が形成される。さらに、ガイドフック48はホルダ10および作動部40を結合している。
図9は、回転体として実現可能な調節部30を示す。調節部30は、少なくともホルダ10と作動部40間の領域に配されている。調節部30のより詳細な構成は図6から分かる。前記の図に示すように、調節部30はツール収容手段31を有する。前記ツール収容手段31は支承片32内に挿入することができる。ツール収容手段32は、引き出し50内部から届くように配置、位置合わせされている(図1参照)。支承片32は円筒形状で実現されている。第1偏心部33として実現されるガイドが支承片32に連接している。作動部30はさらに第2偏心部35を備える。2つの偏心部33、35は、接続部34により一体的に接続されている。図9に示すように、各偏心部33、35は、支持部38、39を備える円弧状軌跡を形成する。この場合、偏心部33、35は反対方向に向けられ、その円弧状軌跡ガイドが同一となるように構成されている。図9で、見る者に対向する外側の偏心部は、調節部30の回転軸に関して反時計回りに支持部39からの距離が増大するのに対し、第2偏心部33は固定部からの距離が時計回りに増大する。この目的のために、例示的実施形態では、偏心部33、35のガイド軌跡が、調節部30の回転軸を通る垂直面と水平面の両方について180°回転させたものになっている。調節部30の支持部38、39は、対向支承部10.16、10.17と協働する。したがって対向支承部10.16、10.17はそれぞれ支持部38、39に当接している。この場合、支持部38、39は対向支承部10.16、10.17に対して遊びなく当接するように配されている。ここで「遊びなく」とは、前記部品間で0〜0.2mm範囲の公差間隙が存在し得ることを意味する。偏心度合いは、調節部30の回転位置に関わりなく、対向支承部10.16、10.17の当接領域では支持部38、39間の距離が常に同一となるように、その形状や配置が選択される。たとえば図9で、調節部30を時計回りに回転させると、偏心部35は対向支承部10.17を連続的に上昇させ、これにより、ホルダ10が固定された状態で、調節部40は下方にスライドする。調節部30をこのように回転させると、対向支承部10.16も同時に、ホルダ10と作動部40間で垂直方向に遊びがまったく無くなるように、偏心部33に当接する。
図9から分かるように、調節部30には、支承片32から遠い側に支承部収容手段37が設けられている。前記支承部収容手段37は中空の円筒として実現されている。図6から分かるように、支承部20の支承取付部25が前記支承部収容手段37に係合して、回転支承構造を形成している。図8に示すように、支承部20にはカバー部24が設けられ、支承取付部25はこれに一体成形により一体的に設けられている。側壁22がカバー部24に続いている。前記側壁22はホルダ10の外面に支持されている。さらに、支承部20は係合フック21を備える。支承部20の前側領域には、収容手段23が設けられている。前記収容手段は、本例示的実勢形態では、スロット形状の収容手段23として実現されている。支承部は、前記収容手段23により、取付部41上にスライドさせることができる。前記スライド動作時に、支承取付部25も調節部30の支承部収容手段37内に挿入される。この結合動作をさらに続けると、係合フック21が折曲端縁10.4(図9参照)の窓10.14を通過して、これに対向して位置している作動部40のガイド片44の係合端縁44.1(図9参照)に係合する。ホルダ10、調節部30、および作動部40は、支承部20によって確実に結合される。
上述の調節装置は、すでに上で述べたように、中空のフレーム51の空洞内に収容される。この中で適切な方法でホルダ10に結合される。ホルダ10はたとえば、フレーム51に溶接することができる。作動部40は引き出し50の後壁53に固定片47により接続される。この目的のため、たとえば、締結ネジを締結具収容手段47.1に挿通させて、後壁53に締結することができる。この結果、作動部40は引き出し50に固着される。ホルダ10は、上ですでに述べたように、フレーム51および支持部10.1を介して伸展レール52に固着されている。伸展レール52は家具の骨組みの一部であるので、ホルダ10はこの結果、家具骨組みに固着される。次いで、適切なツール、たとえばスクリュードライバをツール収容手段31に挿入し、調節部30を引き出しの内側から回転させると、作動部40が、上述の偏心機構を介して、ホルダ10に対し垂直方向に調節される。回転方向にかかわらず、作動部40は上方にも下方にも変位させることができる。前記変位により、後壁領域における引き出し50の垂直方向の配置も変更される。これで引き出し50は、引き出しレール56の前壁領域に固着される。この結果、最終的に、後壁領域で垂直方向に調節することによる引き出し50の枢動が可能となる。かかる枢動により、引き出し50のフロントパネルの角度配置を、垂直方向に対して変更することができる。調節装置は好ましくは引き出し50の両側のフレーム51に設けられる。この場合、調節装置は鏡面対称に構成される。2つの調節装置の調節部30を同じだけ回転させると、引き出し50の両側でフロントパネルは均一に傾斜する。ユーザが簡単に均一な調節を行えるように、図9から分かるように、調節部30には回止め機構36が設けられている。前記回止め機構36は同一間隔で互いに離間して、調節部30の回転軸回りのピッチ円上に配されている。回止め機構36は支承部20の対向係合要素と協働する。回止め機構36はたとえば、図9に示すように、回止め機構収容手段として実現することができる。支承部20のカバー部分24の下側に、弾性を有する対向係合要素を、たとえば支承部20と一体的に成形して設けることができる。弾性係合舌部の使用が考えられる。調節部30を回転させると、対向係合要素が、これに対応する回止め機構収容手段36に係合する。このようにして調節部30を連続的に調節することが可能になる。係合接続の実現次第で、ユーザがさらに音の信号を受け取って係合段階の数を数えることができるように、かかる係合調節はユーザにとって可聴式にもなる。
図9から分かるように、調節部30の故障や回し過ぎを避けるために、各偏心部材33、35の端部にストッパ33.1、35.1が設けられている。かかるストッパ33.1、35.1は、対向支承部10.16、10.17と協働して、回転運動の限界を規定する。
Claims (12)
- ホルダ(10)と作動部(40)とを備え、
前記作動部(40)が前記ホルダ(10)に対して調節部(30)により調節可能である、引き出しのフロントパネルの配置調節用の調節装置であって、
前記調節部(30)が、前記作動部(40)を2つの反対方向に案内して調節できるように、対向支承部(10.16、10.17)と協働する2つの調節可能な支持部(38、39)を備え、前記支持部(38、39)がそれぞれ偏心軌跡上で調節可能であり、前記偏心軌跡が反対方向に配されていることを特徴とする、調節装置。 - 前記支持部(38、39)が前記対向支承部(10.16、10.17)に対し、少なくともその移動の一部領域で、遊びなく、またはほぼ遊びなく案内されることを特徴とする、請求項1に記載の調節装置。
- 前記作動部(40)が前記ホルダ(10)に対して、一方の支持部(38)が作動部(40)を重力方向に調節し、他方の支持部(39)が前記ホルダ(10)を前記重力方向と反対方向に調節するように、垂直方向に調節可能であることを特徴とする、請求項1または2に記載の調節装置。
- 前記調節部(30)が、前記ホルダ(10)または前記作動部(40)上に回転可能に保持されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の調節装置。
- 前記調節部(30)が、前記調節部(30)の回転軸方向に横からアクセス可能なツール収容手段(31)を備えることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の調節装置。
- 前記調節部(30)が、好ましくは同一間隔で互いに離間された2つまたは複数の係合位置間で調節可能であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の調節装置。
- 前記作動部(40)が、前記ホルダ(10)のガイド部(10.5?10.8)と協働する一体成形されたガイド片(43、44、45)を備えて、摺動案内部を形成することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の調節装置。
- 前記調節部(30)が支承部(20)により回転可能に、かつ回転軸方向に固定されて保持されていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の調節装置。
- 前記支承部(20)が、前記調節部(30)の支承部収容手段(37)と協働する、成形された支承取付部(25)を備えて、回転支承部を形成することを特徴とする、請求項8に記載の調節装置。
- 前記ホルダ(10)、前記作動部(40)、および前記支承部(20)が一体に係合していることを特徴とする、請求項8または9に記載の調節装置。
- 前記対向支承部(10.16、10.17)が、前記ホルダ(10)または前記作動部(40)上に一体的に成形されていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の調節装置。
- 前記ホルダ(10)が、引き出しの後壁に結合するための後向き屈曲部(10.3)を備えることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の調節装置。
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