JP2017525180A - ロングタームエボリューション協調マルチポイント通信システムにおけるユーザ機器ポジショニング - Google Patents
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Abstract
本開示の実施形態は、無線ネットワークにおけるUEポジショニングのためのシステム及び方法を記載する。様々な実施形態は、協調マルチポイント通信システムのリモートレディオヘッドに関連する仮想識別子のシグナリングと、仮想識別子に基づきポジショニング基準信号を生成することとを含んでよい。他の実施形態は、記載及び/又は請求されてよい。
Description
本開示の実施形態は、無線通信の分野に概して関係があり、ロングタームエボリューション協調マルチポイント通信システムにおけるユーザ機器ポジショニングに特に関係がある。
協調マルチポイント(CoMP;coordinated multipoint)システムは、リリース11以降のロングタームエボリューション・アドバンスド(LTE−A;Long-Term Evolution Advanced)の進化内で、特にセルエッジで、性能を高めるよう、強化された多入力多出力(MIMO;multiple input multiple output)技術として研究されている。しかし、CoMPシナリオ内でのユーザ機器(UE;user equipment)ポジショニングにはいくつかの課題がある。
実施形態は、添付の図面に関連して以下の詳細な説明によって容易に理解されるだろう。この記載を助けるよう、同じ参照番号は同じ構造要素を表す。実施形態は、添付の図面の図において、制限なしに、一例として表される。
様々な実施形態に従う無線通信ネットワークの例を表す。
様々な実施形態に従うメッセージフローの図である。
様々な実施形態に従う観測到着時間差(OTDOA;observed time difference of arrival)隣接セル情報要素(IE;information element)である。
様々な実施形態に従うOTDOAリファレンスセルIEである。
様々な実施形態に従う、実例となるネットワークコンポーネントのブロック図である。
本願で記載される様々な実施形態を実施するために使用され得るコンピュータデバイスの例のブロック図である。
以下の詳細な説明では、添付の図面が参照される。図面は、本願の一部を形成する。図面において、同じ参照番号は、全体を通して、同じ部分を表す。図面には、実施される実施形態が一例として示されている。他の実施形態が利用されてよく、構造的又は論理的な変更が、本開示の適用範囲から逸脱することなしに行われてよいことが理解されるべきである。
様々な動作は、請求される対象を理解するのに最も有用である様態において、複数の別個のアクション又は動作として同様に記載されてよい。なお、記載の順序は、それらの動作が必ず順序に依存することを暗示するように解釈されるべきではない。特に、それらの動作は、提示の順序において実施されなくてよい。記載されている動作は、記載されている実施形態とは異なる順序で実施されてよい。様々な追加の動作が実施されてよく、且つ/あるいは、記載されている動作は、更なる実施形態では削除されてよい。
本開示のために、「A及び/又はB」との言い回しは、(A)、(B)、又は(A及びB)を意味する。本開示のために、「A、B、及び/又はC」との言い回しは、(A)、(B)、(C)、(A及びB)、(A及びC)、(B及びC)、又は(A、B、及びC)を意味する。本明細書は、同じ又は異なる実施形態の1つ以上を夫々が参照し得る「実施形態において」又は「複数の実施形態において」との言い回しを使用してよい。更には、本開示の実施形態に関して使用される語「有する(comprising)」、「含む(including)」、「備える(having)」、及び同様の語は、同義である。
本願で使用されるように、語「回路(circuitry)」は、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアプログラムを実行する特定用途向け集積回路(ASIC;Application Specific Integrated Circuit)、電子回路、プロセッサ(共有、専用、又はグループ)、及び/又はメモリ(共有、専用、又はグループ)、組み合わせ論理回路、及び/又は記載されている機能を提供する他の適切なハードウェア部品を指すか、あるいは、その部分であるか、あるいは、それらを含んでよい。
本開示の実施形態は、協調マルチポイント(CoMP)システムにおいてユーザ機器(UE)のポジションを測定及び/又は推定することを助けるよう、リモートレディオヘッド(RRH;remote radio head(s))に関連する仮想識別子の使用を記載する。
図1は、様々な実施形態に従う通信ネットワーク100を概略的に表す。通信ネットワーク100は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP;3rd Generation Partnership Project)ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク(又はLTEアドバンスド(LTE−A)ネットワーク)であってよい。ネットワーク100は、無線通信アクセスをユーザ機器(UE)に提供する、発展型地上無線アクセス(E−UTRAN;evolved universal terrestrial radio access network)のような無線アクセスネットワーク(RAN)104を含んでよい。ネットワーク100は、ネットワーク100の様々な管理及び制御機能を実行し、更には、アクセスネットワークと他のネットワーク(例えば、インターネット110)との間の通信インターフェイスを提供する、進化したパケットコア(EPC;Evolved Packet Core)のようなコアネットワーク108を更に含んでよい。
RAN104は、様々なUE(例えば、UE112)を含んでよい。UE112は、一般に携帯電話機として示されるが、様々な実施形態においてユーザによって用いられる多種多様な無線通信デバイスであってよい。RAN104は、多数のeNB(例えば、eNB116及びeNB120)を更に含んでよい。eNBは、協調し、RAN104の様々なアクセス機能に関与してよい。特に、例えば、eNBは、RAN104のUEへ無線通信を提供してよい。
eNB120は、複数のRRH(例えば、RRH128、RRH132、及びRRH136)を更に含む協調マルチポイント(CoMP)システム124の部分であってよい。RRHは、遠隔送信/受信能力をeNB120に提供してよい。RRHは、高速通信リンク(例えば、光ファイバリンク)を通じてeNB120と通信上結合されてよい。
RAN104のコンポーネント、例えば、eNB116及び120は、S1/S2インターフェイス140を通じて又は何らかの他の適切な通信インターフェイスを通じてコアネットワーク108のコンポーネントと結合されてよい。
コアネットワーク108は、例えば、RAN104のコンポーネントのためのモビリティ及びセキュリティに関する制御プレーンシグナリングを提供するモビリティ管理エンティティ(MME;mobility management entity)を含んでよい。様々な実施形態において、MMEは、RAN内のUEの追跡及びページングに関与してよい。MMEは、非アクセス層(NAS;Non-Access Stratum)の終端点であってよい。MMEは、RAN104のeNBとのS1インターフェイスと、コアネットワーク108のサービングゲートウェイ(S−GW;serving gateway)とのS11インターフェイスとをサポートしてよい。様々な具体的なインターフェイスが本願で説明されているが、適切な変形が、記載されている実施形態の適用範囲内で行われてよいことが理解されるだろう。
S−GWは、UEと外部ネットワーク(例えば、インターネット)との間でIPデータトラフィックを運ぶようユーザプレーンシグナリングを提供してよい。図1では、MME及びS−GWは、MME/S−GW144において結合されてよい。
S−GWは、他のゲートウェイ(例えば、パケットデータネットワークゲートウェイ(P−GW;packet data network gateway)148)と論理的に接続されてよい。P−GW148もユーザプレーンシグナリングを提供してよく、コアネットワーク108と他のパケットデータネットワーク(PDN;packet data network(s))との間の相互接続の点としての役割を果たしてよい。
コアネットワーク108は、位置に基づくサービス(LBS;location-based service(s))サーバ152を更に含んでよい。LBSサーバ152は、例えば、MME/S−GW144のような、コアネットワーク108の他のコンポーネントと結合されてよく、ネットワーク100の様々なRANにおいて配置されているUEの位置を決定し、位置に基づくサービスをUEに提供してよい。位置に基づくサービスは、例えば、しかし制限なしに、救急サービス、宣伝/販売サービス、地図サービス、などを含んでよい。いくつかの実施形態において、LBSサーバ152は、様々なRANのUEに、アシスタンスデータリファレンス及び隣接セルのポジショニング基準信号(PRS;positioning reference signal)構成に関する情報を提供してよい。これは、UEによって行われるポジショニング測定を助けることができる。
コアネットワーク108のコンポーネントのいくつかは一緒に示されており(例えば、MME/S−GW144)、他は別々に示されている(例えば、P−GW148)が、様々な変更が本開示の実施形態の適用範囲内で行われてよいことが理解されるべきである。例えば、MME及びS−GWは、別個のデバイスにおいて配置されてよく、P−GW及びS−GWは、1つのデバイスにおいて配置されてよい、など。
上述されたように、CoMPシステムは、ネットワーク通信の様々な性能メトリクスを改善してよい。なお、ポジショニング測定の分野では、現在のCoMPシステムは曖昧さ(ambiguity)を持ち込むことがある。これは、リファレンスセル及び隣接セルのセルIDによって識別されるパラメータに基づく現在のポジショニング測定動作に起因し得る。共通のセルIDを有するRRHから送信されたPRSに基づくポジショニング測定を実施するUEは、観測到着時間差(OTDOA)、進化したセルID(ECID;enhanced cell ID)、などのようなポジショニング測定をわん曲することがある。そのため、本開示の実施形態は、CoMPシステムセルによってサービングされるUE又はCoMPシステムセルの近傍によって実施されるポジショニング測定の正確さ及び信頼性を改善するよう、様々なRRHに関連する仮想識別子の使用を導入する。
図2は、図1に関して上述されたネットワーク100の様々なコンポーネント間のメッセージフローの図200である。LBSサーバ152は、隣接セル情報、例えば、eNB116に関する情報、を隣接セルIE、例えば、OTDOA隣接セル情報リスト(OTDOA-NeighborCellInfoList)IE、においてUE112に提供してよい。図3は、いくつかの実施形態に従うOTDOA隣接セル情報リストIE300を表す。OTDOA隣接セル情報リストIE300は、多数の隣接セルのポジショニングパラメータのリストを含んでよい。いくつかの実施形態において、リストは、標的デバイスによって実施される測定についての優先度の高い順に配置されてよく、リスト内の最初のセルは、測定について最も高い優先度である。他の実施形態は、他のリストソーティングを含んでよい。標的デバイスは、OTDOA隣接セル情報リストIE300内のリストのソーティングに対応する順序で、利用可能な測定を提供してよい。
OTDOA隣接セル情報リストIE300は、隣接セルのリスト内の各RRHに対応する仮想RRH識別子(virtualRRHID)を含んでよい。仮想RRH識別子は、RRHを、共通のeNBに関連する他のRRHから一意に識別する整数値であってよい。仮想RRH識別子は、対応するRRHによって送信されたPRSを符号化及び復号するために使用されてよい。OTDOA隣接セル情報リストIE300は、例えば、しかし制限なしに、隣接セルのセル識別子、PRS情報(PRS-info)(例えば、アンテナポート構成、スロット番号オフセット、PRSサブフレームオフセット、など)のような、他のポジショニングパラメータを更に含んでよい。
LBSサーバ152は、アシスタンスデータリファレンスセル情報、例えば、eNB120によって提供されるセルに関する情報、をOTDOAリファレンスセル情報(OTDOA-ReferenceCellInfo)IEにおいてUE112に提供してよい。図4は、いくつかの実施形態に従うOTDOAリファレンスセル情報IE400を表す。OTDOAリファレンスセル情報IE400は、リファレンスセルのポジショニングパラメータのリストを含んでよい。リファレンスセルは、UEのサービングセルであってもなくてもよい。OTDOA隣接セル情報リストIE300と同様に、OTDOAリファレンスセル情報IE400は、リファレンスセル、例えば、CoMPシステム124によって提供されるセル、のRRHに夫々が対応する1つ以上の仮想RRH識別子(virtualRRHID)を含んでよい。
OTDOA隣接セル情報リスト及びOTDOAリファレンスセル情報IEは、LBSサーバ152によって生成されるLTEポジショニングプロトコル(LPP;LTE positioning protocol)メッセージにおいて配置されてよい。LBSサーバ152は、LPPメッセージをUE112へ送信してよい。いくつかの実施形態において、LPPメッセージの生成及び/又は送信は、LBSサーバ152内のLPPレイヤのような上位層によって実施されてよい。
いくつかの実施形態において、LBSサーバ152は、LPPメッセージをMME/S−GW144に提供してよい。MME/S−GW144は、LPPメッセージをNASメッセージとしてまとめ、それをeNB120へ送ってよい。受信すると、eNB120は、LPPメッセージを無線リソース制御(RRC;radio resource control)メッセージとしてまとめ、それをUE112に送ってよい。
様々な実施形態において、LBSサーバ152は、RAN104の様々な送信地点からのPRSのその後の生成及び送信を可能にするよう、LPPメッセージをリファレンス及び隣接セルのeNBへも送信してよい。
LPPメッセージを受信すると、UE112は、LPPメッセージのポジショニングパラメータを用いてポジショニング測定回路を構成してよい。その後に、UE112は、RAN104の様々な送信地点から受信されたPRSを処理する能力を有してよい。例えば、UE112は、隣接するeNB(例えば、eNB116)から、並びにRRH128及び132から、PRSを受信してよい。PRSを受信すると、UEは、PRSに基づきポジショニング測定、例えば、基準信号時間差(RSTD;reference signal time difference)を実施してよく、結果として得られるポジショニング測定データ(例えば、RSTDデータ)は、測定報告において、例えば、eNB120における発展型サービングモバイルロケーションセンタ(ESMLC;enhanced serving mobile location center)に報告される。ESMLCは、それらのRSTDと、RAN104 内の送信地点(例えば、RRH及びeNB)の位置の知識とを使用して、UE112の位置を推定してよい。
いくつかの実施形態において、UE112は、ポジショニング測定に基づき少なくとも予備的な位置推定を実施し、推定を測定報告において送信してよい。
図5は、本開示のいくつかの実施形態に従って更に詳細にネットワーク100の様々なコンポーネントを表す。例えば、UE112は、ポジショニング測定回路508と結合されている構成回路504を有して示されている。構成回路504及びポジショニング測定回路508は両方とも、1つ以上のアンテナ516を介した無線通信を助けるよう構成される無線トランシーバ512と結合されてよい。
RRH128は、無線トランシーバ524と結合されており、更には遠隔無線トランシーバ528と結合されている制御回路520を含んでよい。無線トランシーバ524は、RRH128の1つ以上のアンテナ532を介したUE112との無線通信を助けるよう構成されてよい。遠隔無線トランシーバ528は、高速通信リンク(例えば、光ファイバリンク)にわたってeNB120と通信するよう構成されてよい。制御回路520は、様々な送信/受信動作に関与してよい。いくつかの実施形態において、制御回路520は、PRSを生成してRAN104のUEへ送信してよい。
eNB120は、遠隔無線トランシーバ540及び通信トランシーバ544と結合されている制御回路536を含んでよい。遠隔無線トランシーバ540は、高速通信リンクにわたるRRH128との通信を助けるよう構成されてよい。同様に、通信トランシーバ544は、例えば、LBSサーバ152のような、コアネットワーク108の1つ以上の要素との通信を助けるよう構成されてよい。制御回路536は、例えば、CoMPシステム124のRRHの動作を含め、RAN104の様々な通信態様を制御してよい。いくつかの実施形態において、制御回路536は、例えば、しかし制限なしに、LPPメッセージをUE112へ転送すること、測定報告を受信すること、及びUE112の位置を推定することのような、様々なポジショニングサービスのために使用され得るESMLCを含んでよい。
LBSサーバ152は、様々なLPPレイヤ動作を実施するよう構成され得る制御回路548を含んでよい。制御回路548は、通信トランシーバ552と結合されてよく、様々なポジショニングサービス及び位置に基づくサービスを実施するよう構成されてよい。
図5でブロック双方向矢印として一般的に示されている通信リンクは、直接的又は間接的な通信リンクであってよい。例えば、RRH128をeNB120と結合する高速通信リンクは、直接通信リンクであってよく、一方、eNB120をLBSサーバ152と結合する通信リンクは、例えば、MME/S−GW144を含む間接通信リンクであってよい。
図2も参照すると、制御回路548は、RRH128に関連する仮想識別子を決定してよい。この決定は、仮想識別子がLBSサーバ152によってローカルで生成されてRRHに割り当てられる結果としてであってよく、あるいは、代替的に、LBSサーバ152は、ネットワーク100内の他のコンポーネントから仮想識別子のインジケーションを供給されてよい。制御回路548は、次いで、ポジショニングパラメータの中でもとりわけ仮想識別子のインジケーションを含むLPPメッセージを生成してよい。制御回路548は、次いで、LPPメッセージをUE112へ通信トランシーバ552を介して送信してよい。
eNB120は、LBSサーバ152から通信トランシーバ544を介してLPPメッセージを受信してよい。制御回路536は、次いで、eNB120によって制御される様々なRRHを、例えば、しかし制限なしに、仮想RRH識別子のような、適切なポジショニングパラメータを用いて、構成してよい。RRH128に対して、eNB120は、LPPメッセージをRRH128へ遠隔無線トランシーバ540を介して送信してよい。LPPメッセージは、RRH128、eNB120、又は他のRRHによってもUE112へ送信されてよい。
いくつかの実施形態において、制御回路536は、PRS帯域幅、例えば、PRS信号の送信のために使用されるリファレンスブロックの数、及びPRSが送信される周期を構成してよい。
RRH128の制御回路520は、eNB120から遠隔無線トランシーバ528を介してLPPメッセージを受信してよい。制御回路520は、PRSの後の生成のために、仮想RRH識別子を含むポジショニングパラメータを記憶してよい。
制御回路520は、擬似乱数列生成部(PRSG;pseudo-random sequence generator)556及び基準信号生成部(RSG;reference signal generator)560を含んでよい。PRSG556は、擬似乱数列を生成するようRRH128の仮想識別子に基づき初期化シーケンスにより初期化されてよい。いくつかの実施形態において、初期化シーケンスは、次の式1によって定義されてよい:
いくつかの実施形態において、擬似乱数列は、link−31Goldシーケンスによって定義されてよい。n=0,1,・・・,MPN−1として、長さMPNの出力シーケンスc(n)は、次の式2によって定義される:
いくつかの実施形態において、制御回路520の機能の一部又は全ては、制御回路536において採用されてよい。そのような実施形態では、RRH128は、無線トランシーバ524及びアンテナ532によって提供される動作のために主として使用されてよい。
UE112の構成回路504は、例えば、eNB120からLPPメッセージを受信してよい。構成回路504は、LPPメッセージに基づきポジショニングパラメータを構成してよい。ポジショニング測定回路508は、RRH128(及びRAN104内の他の送信地点)から送信されたPRSを観測してよい。RRH128から送信されたPRSの観測は、仮想RRH識別子を含むポジショニングパラメータの事前の構成により容易にされてよい。これは、ポジショニング測定回路508が、PRSを、例えば、RRH132からやって来るものとは対照的に、RRH128からやって来るものとして一意に識別することを可能にすることができる。ポジショニング測定回路508は、観測されたPRSに基づき測定を実施してよい。様々な実施形態において、測定は、制限なしに、RSTDのようなOTDOA測定を含んでよい。
ポジショニング測定回路508は、次いで、測定報告を生成し、サービングセルのeNB(例えば、eNB120)へ測定報告を送信してよい。
上述されたように、いくつかの実施形態において、ポジショニング測定回路508は、PRSに基づき単に測定を実施してよく、測定報告はeNBへフィードバックされる。その時点で、eNBはUEの位置を推定してよい。他の実施形態では、ポジショニング測定回路508は、UEの位置の少なくとも予備的な推定を実施してよい。
RRHの仮想識別子に基づきRRHからPRSを送信することは、多数の方法においてポジショニング動作を助けることができる。例えば、RRHの仮想IDを知っているUEは、他のPRSからの干渉がより少なくとも、個々のPRSを識別することが可能であってよい。更には、測定結果は、より多数の相異なるPRSが計算において使用され得るならば、より高い精度に関連してよい。
本願で記載されているUE、RRH、eNB、及び/又はLBSサーバは、望まれるように構成するために如何なる適切なハードウェア及び/又はソフトウェアも用いてシステム内に実装されてよい。図6は、一実施形態のために、少なくとも図示されるように互いと結合されているインターフェイス回路602(いくつかの実施形態において、無線周波数(RF;radio frequency)回路604及びベースバンド回路608を含んでよい。)、アプリケーション回路612、メモリ/ストレージ616、ディスプレイ620、カメラ624、センサ628、及び入力/出力(I/O)インターフェイス632を有する、例となるシステム600を表す。
アプリケーション回路612は、例えば、しかし制限なしに、1つ以上のシングルコア又はマルチコアプロセッサのような回路を含んでよい。プロセッサは、汎用プロセッサ及び専用プロセッサ(例えば、グラフィクスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、など)の如何なる組み合わせも含んでよい。プロセッサは、メモリ/ストレージ616と結合されており、システム600で実行される様々なアプリケーション及び/又はオペレーティングシステムを有効にするために、メモリ/ストレージ616に記憶されている命令を実行するよう構成されてよい。
インターフェイス回路602は、例えば、しかし制限なしに、夫々のデバイス及びネットワーキングアプリケーションのための適切な通信インターフェイスを提供するよう設計された1つ以上のシングルコア又はマルチコアプロセッサのような回路を含んでよい。インターフェイス回路602は、ベースバンド及びRF回路を有して図6では示されているが、それらのコンポーネントは、無線送信/受信に直接には関与しないデバイスには含まれなくてよい。
ベースバンド回路608は、例えば、しかし制限なしに、1つ以上のシングルコア又はマルチコアプロセッサのような回路を含んでよい。プロセッサはベースバンドプロセッサを含んでよい。ベースバンド回路608は、RF回路を介した1つ以上の無線ネットワークとの通信を可能にする様々な無線制御機能を扱ってよい。無線制御機能は、信号変調、符号化、復号化、無線周波数シフト、などを含んでよいが、それらに制限されない。いくつかの実施形態において、ベースバンド回路608は、1つ以上の無線技術に適合する通信を提供してよい。例えば、いくつかの実施形態において、ベースバンド回路608は、E−UTRAN及び/又は他の無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN;wireless metropolitan area network(s))、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN;wireless local area network)、若しくは無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN;wireless persona area network)との通信をサポートしてよい。ベースバンド回路608が1つよりも多い無線プロトコルの無線通信をサポートするよう構成される実施形態は、マルチモードベースバンド回路と呼ばれてよい。
様々な実施形態において、ベースバンド回路608は、ベースバンド周波数にあるとは厳密には見なされない信号により動作する回路を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、ベースバンド回路608は、ベースバンド周波数と無線周波数との間にある中間周波数を有する信号により動作する回路を含んでよい。
RF回路604は、変調された電磁放射を用いて非個体媒体を通じて無線ネットワークとの通信を可能にしてよい。様々な実施形態において、RF回路604は、無線ネットワークとの通信を助けるようスイッチ、フィルタ、増幅器、などを含んでよい。
様々な実施形態において、RF回路604は、無線周波数にあるとは厳密には見なされない信号により動作する回路を含んでよい。例えば、いくつかの実施形態において、RF回路604は、ベースバンド周波数と無線周波数との間にある中間周波数を有する信号により動作する回路を含んでよい。
いくつかの実施形態において、ベースバンド回路608、アプリケーション回路612、及び/又はメモリ/ストレージ616の構成コンポーネントの一部又は全ては、システム・オン・チップ(SoC;system on a chip)において一緒に実装されてよい。
システム600がeNB(例えば、eNB120)に相当する実施形態では、遠隔無線トランシーバ540、通信トランシーバ544、及び制御回路536は、インターフェイス回路602及び/又はアプリケーション回路612において実装されてよい。
システム600がUE(例えば、UE112)に相当する実施形態では、構成回路504、ポジショニング測定回路508、及び/又は無線トランシーバ512は、RF回路604、ベースバンド回路608、及び/又はアプリケーション回路612において実装されてよい。
システム600がRRH(例えば、RRH128)に相当する実施形態では、制御回路520、無線トランシーバ524、及び遠隔無線トランシーバ528は、インターフェイス回路602及び/又はアプリケーション回路612において実装されてよい。
システム600がLBSサーバ(例えば、LBSサーバ152)に相当する実施形態では、制御回路548及び通信トランシーバ552は、アプリケーション回路612及び/又はインターフェイス回路602において実装されてよい。
メモリ/ストレージ616は、例えば、システム600のために、データ及び/又は命令をロードし記憶するために使用されてよい。1つ以上の実施形態のためのメモリ/ストレージ616は、適切な揮発性メモリ(例えば、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM;dynamic random access memory))及び/又は不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)の如何なる組み合わせも含んでよい。
様々な実施形態において、I/Oインターフェイス632は、システム600とのユーザインタラクションを可能にするよう設計された1つ以上のユーザインターフェイス、及び/又はシステム600との周辺コンポーネントインタラクションを可能にするよう設計された周辺コンポーネントインターフェイスを含んでよい。ユーザインターフェイスは、物理キーボード又はキーパッド、タッチパッド、スピーカ、マイクロホン、などを含んでよいが、それらに制限されない。周辺コンポーネントインターフェイスは、不揮発性メモリポート、ユニバーサルシリアルバス(USB;universal serial bus)ポート、オーディオジャック、及び電源インターフェイスを含んでよいが、それらに制限されない。
様々な実施形態において、センサ628は、システム600に関する環境条件及び/又は位置情報を決定する1つ以上の検知デバイスを含んでよい。いくつかの実施形態において、センサは、ジャイロセンサ、加速度計、近接センサ、周辺光センサ、及びポジショニングユニットを含んでよいが、それらに制限されない。ポジショニングユニットはまた、ポジショニングネットワークのコンポーネント(例えば、グローバルポジショニングシステム(GPS;global positioning system)衛星)と通信するよう、ベースバンド回路608及び/又はRF回路604の部分であるか、又はそれらと相互作用してよい。
様々な実施形態において、ディスプレイ620は、ディスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、など)を含んでよい。
様々な実施形態において、システム600は、例えば、しかし制限なしに、ラップトップ型コンピュータデバイス、タブレット型コンピュータデバイス、ネットブック、ウルトラブック、スマートフォン、などのような、モバイルコンピュータデバイスであってよい。様々な実施形態において、システム600は、より多い若しくはより少ないコンポーネント、及び/又は異なるアーキテクチャを有してよい。
以下の段落は、様々な実施形態の例を記載する。
例1は、位置に基づくサービス(LBS)サーバであって、トランシーバと、該トランシーバと結合される制御回路とを有し、前記制御回路は、リモートレディオヘッド(RRH)及びeNBを含む協調マルチポイント(CoMP)システムのRRHに関連する仮想識別子を決定し、該仮想識別子のインジケーションを含むロングタームエボリューション(LTE)ポジショニングプロトコル(LPP)メッセージを生成し、前記トランシーバを通じてユーザ機器(UE)へ前記LPPメッセージを送信する、LBSサーバを含む。
例2は、例1のLBSサーバであって、前記LPPメッセージは、観測到着時間差(OTDOA)アシスタンスデータを含み、前記RRHのためのポジショニング基準信号(PRS)を示す、LBSサーバを含む。
例3は、例1のLSBサーバであって、前記UEは、前記LPPメッセージの送信の時点で前記CoMPシステムによってサービングされ、前記仮想識別子の前記インジケーションは、観測到着時間差(OTDOA)リファレンスセル情報IEにおいて含まれる、LBSサーバを含む。
例4は、例1のLSBサーバであって、前記UEは、前記LPPメッセージの送信の時点で前記CoMPシステムによってサービングされず、前記仮想識別子の前記インジケーションは、観測到着時間差(OTDOA)隣接セル情報リストIEにおいて含まれる、LBSサーバを含む。
例5は、例1のLSBサーバであって、前記トランシーバは、前記eNBからメッセージを受信し、前記制御回路は、前記メッセージに基づき前記仮想識別子を決定する、LBSサーバを含む。
例6は、例1乃至6のうちいずれかのLBSサーバであって、前記制御回路は、前記CoMPシステムの複数のRRHに夫々が関連する複数の仮想識別子を決定し、該複数の仮想識別子のインジケーションを含めるよう前記LPPメッセージを生成する、LBSサーバを含む。
例7は、例6のLSBサーバであって、前記複数のRRHは、共通の物理セルアイデンティティに関連する、LBSサーバを含む。
例8は、協調マルチポイント(CoMP)システムのリモートレディオヘッド(RRH)回路であって、1つ以上のユーザ機器(UE)との通信を助ける無線トランシーバと、該無線トランシーバと結合される制御回路とを有し、前記制御回路は、当該RRHに関連する仮想識別子に基づくポジショニング基準信号(PRS)を前記無線トランシーバを介して送信する、RRH回路を含む。
例9は、例8のRRH回路であって、前記制御回路は、前記PRSを周期的に送信する、RRH回路を含む。
例10は、例8又は9のRRH回路であって、前記制御回路は、第1の擬似乱数列を生成するよう前記仮想識別子に基づき第1の初期化シーケンスにより初期化される擬似乱数列生成部と、前記第1の擬似乱数列に基づき前記PRSを生成する基準信号生成部とを有する、RRH回路を含む。
例11は、例9のRRH回路であって、前記第1の初期化シーケンスは、
例12は、例11のRRH回路であって、前記PRSは、
例13は、ユーザ機器(UE)回路であって、リモートレディオヘッド(RRH)の仮想識別子のインジケーションを含むロングタームエボリューション(LTE)ポジショニングプロトコル(LPP)メッセージを受信する構成回路と、該構成回路と結合されるポジショニング測定回路とを有し、前記ポジショニング測定回路は、前記RRHからポジショニング基準信号(PRS)を受信し、前記仮想識別子に基づき前記PRSを処理し、該処理されたPRSに基づきポジショニング測定データを生成する、UE回路を含む。
例14は、例13のUE回路であって、前記ポジショニング測定データは、基準信号時間差(RSTD)データを含み、前記ポジショニング測定回路は更に、前記RSTDデータを含む測定報告を生成し、サービングするeNBへ前記測定報告を送る、UE回路を含む。
例15は、例13のUE回路であって、前記構成回路は更に、複数のRRHの仮想識別子のインジケーションを受信する、UE回路を含む。
例16は、例13のUE回路であって、前記構成回路は、観測到着時間差(OTDOA)リファレンスセル情報IEにおいて、又はOTDOA隣接セル情報リストIEにおいて、前記仮想識別子の前記インジケーションを受信する、UE回路を含む。
例17は、例13乃至16のうちいずれかのUE回路であって、前記ポジショニング測定回路は、前記PRSに基づき当該UEの位置の推定を生成する、UE回路を含む。
例18は、協調マルチポイント(CoMP)システムであって、複数のリモートレディオヘッド(RRH)と、該複数のRRHを通じた無線アクセスネットワーク(RAN)通信を助けるeNBであり、リモートレディオトランシーバと結合される制御回路を含み、前記複数のRRHの中の第1のRRHを制御して、該RRHに関連する第1の仮想識別子に基づき第1のポジショニング基準信号(PRS)を送信し、且つ、前記複数のRRHの中の第2のRRHを制御して、該第2のRRHに関連する第2の仮想識別子に基づき第2のPRSを生成する前記eNBとを有し、前記第1の仮想識別子は、前記第2の仮想識別子とは異なる、CoMPシステムを含む。
例19は、例18のCoMPシステムであって、前記第1のRRHは、第1の擬似乱数列を生成するよう前記第1の仮想識別子に基づき第1の初期化シーケンスにより初期化される擬似乱数列生成部と、前記第1の擬似乱数列に基づき前記第1のPRSを生成する基準信号生成部とを含む、CoMPシステムを含む。
例20は、例19のCoMPシステムであって、前記第2のRRHは、第2の疑似乱数列を生成するよう前記第2の仮想識別子に基づき第2の初期化シーケンスにより初期化される擬似乱数列生成部と、前記第2の疑似乱数列に基づき前記第2のPRSを生成する基準信号生成部とを含む、CoMPシステムを含む。
例21は、例19のCoMPシステムであって、前記第1の初期化シーケンスは、
例22は、例21のCoMPシステムであって、前記PRSは、
例23は、例18乃至22のいずれかのCoMPシステムであって、前記eNBを前記複数のRRHへ通信上結合する複数の光ファイバリンクを更に有するCoMPシステムを含む。
例24は、方法であって、リモートレディオヘッド(RRH)の仮想識別子のインジケーションを含むロングタームエボリューション(LTE)ポジショニングプロトコル(LPP)メッセージを受信し、前記RRHからポジショニング基準信号(PRS)を受信し、前記仮想識別子に基づき前記PRSを処理し、前記処理されたPRSに基づきポジショニング測定データを生成することを有する方法を含む。
例25は、例24の方法であって、前記ポジショニング測定データを含む測定報告を生成し、サービングするeNBへ前記測定報告を送信することを更に有する方法を含む。
例26は、1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、実行される場合に、リモートレディオヘッド(RRH)に、当該RRHに関連する仮想識別子に基づくポジショニング基準信号(PRS)を無線トランシーバを介して送信させる命令を有するコンピュータ可読媒体を含む。
例27は、例26の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行される場合に、前記RRHに更に、前記PRSを周期的に送信させる、コンピュータ可読媒体を含む。
例28は、例26又は27の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記命令は、実行される場合に、前記RRHに更に、第1の擬似乱数列を生成するよう前記仮想識別子に基づき第1の初期化シーケンスにより擬似乱数列生成部を初期化させ、前記第1の擬似乱数列に基づき前記PRSを生成させる、コンピュータ可読媒体を含む。
例29は、例28の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記第1の初期化シーケンスは、
例30は、例29の1つ以上の非一時的なコンピュータ可読媒体であって、前記PRSは、
要約において記載されているものを含め、表されている実施形態の本願における記載は、網羅的であるよう、あるいは、開示されている厳密な形態に本開示を制限するよう、意図されない。具体的な実施及び例は、例示のために本願では記載されており、一方、様々な同等の変更は、当業者により認識されるように、本開示の適用範囲内で可能である。それらの変更は、前述の詳細な説明を鑑みて本開示に対して行われてよい。
Claims (25)
- 位置に基づくサービス(LBS)サーバであって、
トランシーバと、
前記トランシーバと結合される制御回路と
を有し、
前記制御回路は、
リモートレディオヘッド(RRH)及びeNBを含む協調マルチポイント(CoMP)システムのRRHに関連する仮想識別子を決定し、
前記仮想識別子のインジケーションを含むロングタームエボリューション(LTE)ポジショニングプロトコル(LPP)メッセージを生成し、
前記トランシーバを通じてユーザ機器(UE)へ前記LPPメッセージを送信する、
LBSサーバ。 - 前記LPPメッセージは、観測到着時間差(OTDOA)アシスタンスデータを含み、前記RRHのためのポジショニング基準信号(PRS)を示す、
請求項1に記載のLBSサーバ。 - 前記UEは、前記LPPメッセージの送信の時点で前記CoMPシステムによってサービングされ、
前記仮想識別子の前記インジケーションは、観測到着時間差(OTDOA)リファレンスセル情報IEにおいて含まれる、
請求項1に記載のLBSサーバ。 - 前記UEは、前記LPPメッセージの送信の時点で前記CoMPシステムによってサービングされず、
前記仮想識別子の前記インジケーションは、観測到着時間差(OTDOA)隣接セル情報リストIEにおいて含まれる、
請求項1に記載のLBSサーバ。 - 前記トランシーバは、前記eNBからメッセージを受信し、
前記制御回路は、前記メッセージに基づき前記仮想識別子を決定する、
請求項1に記載のLBSサーバ。 - 前記制御回路は、前記CoMPシステムの複数のRRHに夫々が関連する複数の仮想識別子を決定し、該複数の仮想識別子のインジケーションを含めるよう前記LPPメッセージを生成する、
請求項1乃至5のうちいずれか一項に記載のLBSサーバ。 - 前記複数のRRHは、共通の物理セルアイデンティティに関連する、
請求項6に記載のLBSサーバ。 - 協調マルチポイント(CoMP)システムのリモートレディオヘッド(RRH)回路であって、
1つ以上のユーザ機器(UE)との通信を助ける無線トランシーバと、
前記無線トランシーバと結合される制御回路と
を有し、
前記制御回路は、
当該RRHに関連する仮想識別子に基づくポジショニング基準信号(PRS)を前記無線トランシーバを介して送信する、
RRH回路。 - 前記制御回路は、前記PRSを周期的に送信する、
請求項8に記載のRRH回路。 - 前記制御回路は、
第1の擬似乱数列を生成するよう前記仮想識別子に基づき第1の初期化シーケンスにより初期化される擬似乱数列生成部と、
前記第1の擬似乱数列に基づき前記PRSを生成する基準信号生成部と
を有する、請求項8又は9に記載のRRH回路。 - リモートレディオヘッド(RRH)の仮想識別子のインジケーションを含むロングタームエボリューション(LTE)ポジショニングプロトコル(LPP)メッセージを受信する構成回路と、
前記構成回路と結合されるポジショニング測定回路と
を有し、
前記ポジショニング測定回路は、
前記RRHからポジショニング基準信号(PRS)を受信し、
前記仮想識別子に基づき前記PRSを処理し、
前記処理されたPRSに基づきポジショニング測定データを生成する、
ユーザ機器(UE)回路。 - 前記ポジショニング測定データは、基準信号時間差(RSTD)データを含み、
前記ポジショニング測定回路は更に、
前記RSTDデータを含む測定報告を生成し、
サービングするeNBへ前記測定報告を送る、
請求項13に記載のUE回路。 - 前記構成回路は更に、複数のRRHの仮想識別子のインジケーションを受信する、
請求項13に記載のUE回路。 - 前記構成回路は、観測到着時間差(OTDOA)リファレンスセル情報IEにおいて、又はOTDOA隣接セル情報リストIEにおいて、前記仮想識別子の前記インジケーションを受信する、
請求項13に記載のUE回路。 - 前記ポジショニング測定回路は、前記PRSに基づき当該UEの位置の推定を生成する、
請求項13乃至16のうちいずれか一項に記載のUE回路。 - 複数のリモートレディオヘッド(RRH)と、
前記複数のRRHを通じた無線アクセスネットワーク(RAN)通信を助けるeNBであり、リモートレディオトランシーバと結合される制御回路を含み、前記複数のRRHの中の第1のRRHを制御して、該RRHに関連する第1の仮想識別子に基づき第1のポジショニング基準信号(PRS)を送信し、且つ、前記複数のRRHの中の第2のRRHを制御して、該第2のRRHに関連する第2の仮想識別子に基づき第2のPRSを生成する前記eNBと
を有し、
前記第1の仮想識別子は、前記第2の仮想識別子とは異なる、
協調マルチポイント(CoMP)システム。 - 前記第1のRRHは、
第1の擬似乱数列を生成するよう前記第1の仮想識別子に基づき第1の初期化シーケンスにより初期化される擬似乱数列生成部と、
前記第1の擬似乱数列に基づき前記第1のPRSを生成する基準信号生成部と
を含む、請求項18に記載のCoMPシステム。 - 前記第2のRRHは、
第2の疑似乱数列を生成するよう前記第2の仮想識別子に基づき第2の初期化シーケンスにより初期化される擬似乱数列生成部と、
前記第2の疑似乱数列に基づき前記第2のPRSを生成する基準信号生成部と
を含む、請求項19に記載のCoMPシステム。 - 前記eNBを前記複数のRRHへ通信上結合する複数の光ファイバリンク
を更に有する請求項18乃至22のうちいずれか一項に記載のCoMPシステム。 - リモートレディオヘッド(RRH)の仮想識別子のインジケーションを含むロングタームエボリューション(LTE)ポジショニングプロトコル(LPP)メッセージを受信し、
前記RRHからポジショニング基準信号(PRS)を受信し、
前記仮想識別子に基づき前記PRSを処理し、
前記処理されたPRSに基づきポジショニング測定データを生成する
ことを有する方法。 - 前記ポジショニング測定データを含む測定報告を生成し、
サービングするeNBへ前記測定報告を送信する
ことを更に有する請求項24に記載の方法。
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