JP2017522063A5 - - Google Patents

Claims (15)

1. 被験者の肢の中の動脈から血圧を測定する方法であって、
   一連の脈拍の間、測定位置における動脈圧に干渉することなく、前記肢の上の前記測定位置における前記動脈の拡張の第1の変化を非干渉動脈測定センサーによって測定するステップと、
   拡張の前記第1の変化から、第1の脈拍数および推定脈圧をプロセッサによって決定するステップと、
   拡張期段階の一部分の指数関数的減衰を表す指数関数的に減衰する関数を、前記拡張期段階に対応する前記推定脈圧のうちの選択したものに適合させる係数を前記プロセッサによって決定するステップと、
   前記測定位置における前記動脈の拡張の前記第1の変化と前記動脈の経壁圧との間の第1の関係を表現する選ばれた数学的モデルに前記係数を適用することによって、絶対血圧を前記プロセッサによって決定するステップと
   を備える方法。
2. 前記肢の動きに応じて、前記測定位置の高度の変化を高度センサーによって測定するステップと、
   前記肢の上の前記測定位置からの前記動脈の拡張の第2の変化と、高度の前記変化の後の前記推定脈圧の予測される変化との間の増分感度を、前記プロセッサによって決定するステップと、
   拡張の変化と圧力との間の第2の関係を記述する別の数学的モデルを使用して、前記推定脈圧を前記プロセッサによって決定するステップであって、前記増分感度が前記別の数学的モデルに適用されるステップと
   をさらに備える、請求項1に記載の方法。
3. 拡張の前記予測される変化が、第1の高度において最後に測定された生理学的パラメータ、および高度の前記変化に対応する静水圧変化に基づく、請求項2に記載の方法。
4. 前記第1の脈拍数が一定であるかどうかを決定するステップであって、前記推定脈圧が、前記第1の脈拍数が一定であると決定することに応答して決定されるステップ
   をさらに備える、請求項1に記載の方法。
5. 前記一連の脈拍の間、前記測定位置における前記動脈の圧力に干渉することなく、前記動脈の拡張の前記第1の変化を測定するステップが、前記被験者の拡張期圧よりも低い逆圧を、前記測定位置に、または前記測定位置の近くに加えるステップを含む、請求項1に記載の方法。
6. 前記一連の脈拍の間、前記測定位置における前記動脈の前記動脈圧に干渉することなく、前記動脈の拡張の前記第1の変化を測定するステップが、前記測定位置に最も近い前記肢の上の皮膚の一部分に人為的な圧力を加えないステップを含む、請求項1に記載の方法。
7. 先行する一連の脈拍の間、前記測定位置における前記動脈圧に干渉することなく、前記肢の上の前記測定位置から、前記動脈の拡張の第2の変化を前記非干渉動脈測定センサーによって測定するステップと、
   拡張の前記第2の変化を使用して、第2の脈拍数および暫定血圧を前記プロセッサによって決定するステップとをさらに備え、前記絶対血圧を決定するステップが、前記第1の脈拍数が前記第2の脈拍数に等しいと決定することに応答する、
   請求項1に記載の方法。
8. 一連の脈拍の間、測定位置における動脈圧に干渉することなく、被験者の肢の上の前記測定位置における動脈の拡張の第1の変化を測定するための手段と、
   拡張の前記第1の変化から、第1の脈拍数および推定脈圧を決定するための手段と、
   拡張期段階の一部分の指数関数的減衰を表す指数関数的に減衰する関数を、前記拡張期段階に対応する前記推定脈圧のうちの選択したものに適合させる係数を決定するための手段と、
   前記測定位置における前記動脈の拡張の前記第1の変化と前記動脈の経壁圧との間の第1の関係を表現する選ばれた数学的モデルに前記係数を適用することによって、絶対血圧を決定するための手段と
   を備えるデバイス。
9. 前記肢の動きに応じて、前記測定位置の高度の変化を測定するための手段と、
   前記肢の上の前記測定位置からの前記動脈の拡張の第2の変化と、高度の前記変化の後の前記推定脈圧の予測される変化との間の増分感度を決定するための手段と、
   拡張の変化と圧力との間の第2の関係を記述する別の数学的モデルを使用して、前記推定脈圧を決定するための手段であって、前記増分感度が前記別の数学的モデルに適用される手段と
   をさらに備える、請求項8に記載のデバイス。
10. 拡張の前記予測される変化が、第1の高度において最後に測定された生理学的パラメータ、および高度の前記変化に対応する静水圧変化に基づく、請求項9に記載のデバイス。
11. 前記第1の脈拍数が一定であるかどうかを決定するための手段であって、前記推定脈圧が、前記第1の脈拍数が一定であると決定することに応答して決定される手段
    をさらに備える、請求項8に記載のデバイス。
12. 前記一連の脈拍の間、前記測定位置における前記動脈の圧力に干渉することなく、前記動脈の拡張の前記第1の変化を測定する手段が、前記被験者の拡張期圧よりも低い逆圧を、前記測定位置に、または前記測定位置の近くに加えることを含む、請求項8に記載のデバイス。
13. 前記一連の脈拍の間、前記測定位置における前記動脈の前記動脈圧に干渉することなく、前記動脈の拡張の前記第1の変化を測定する手段が、前記測定位置に最も近い前記肢の上の皮膚の一部分に人為的な圧力を加えないことを含む、請求項8に記載のデバイス。
14. 先行する一連の脈拍の間、前記測定位置における前記動脈圧に干渉することなく、前記肢の上の前記測定位置から、前記動脈の拡張の第2の変化を測定するための手段と、
    拡張の前記第2の変化を使用して、第2の脈拍数および暫定血圧を決定するための手段とをさらに備え、前記絶対血圧を決定することが、前記第1の脈拍数が前記第2の脈拍数に等しいと決定することに応答する、
    請求項8に記載のデバイス。
15. プロセッサに動作を実行させるように構成されたプロセッサ実行可能命令を記憶したプロセッサ可読記憶媒体であって、前記動作が、
    被験者の肢の上の測定位置における動脈の拡張の第1の変化から、第1の脈拍数および推定脈圧を決定することであって、拡張の前記第1の変化が、一連の脈拍の間、前記測定位置における動脈圧に干渉することなく測定されることと、
    拡張期段階の一部分の指数関数的減衰を表す指数関数的に減衰する関数を、前記拡張期段階に対応する前記推定脈圧のうちの選択したものに適合させる係数を、前記プロセッサによって決定することと、
    前記測定位置における前記動脈の拡張の前記第1の変化と前記動脈の経壁圧との間の第1の関係を表現する選ばれた数学的モデルに前記係数を適用することによって、絶対血圧を前記プロセッサによって決定することと
    を備える、プロセッサ可読記憶媒体。