JP2017521945A - ネットワークノードをコミッショニングするための方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、資源制約装置をネットワークにコミッショニングして前記資源制約装置をネットワークシンクにリンクするための方法に関し、この方法は、前記資源制約装置をネットワークシンクにリンクするための第1のコミッショニングプロセスによるコミッショニングを開始するために、資源制約装置からコミッショニング開始メッセージをネットワークシンクにおいて受信するステップと、第1のコミッショニングプロセスがネットワークシンクによってサポートされ得ない場合、資源制約装置におけるコミッショニングプロセスの選択によってフォールバックコミッショニングプロセスを選択するように利用者を促すために、ネットワークに接続されるアクチュエータの作動を含むフィードバックをネットワークシンクがトリガするステップとを含む。

Description

本発明は、無線メッシュネットワークの分野、及びそのために構成される装置に関する。本発明は、より詳細にはネットワーク内、例えばZigBee(登録商標)ネットワーク内で装置、例えばZigBee(登録商標) Green Power Deviceをコミッショニングすることに関する。
とりわけホームオートメーションにおいてアクチュエータを制御するための無線通信ネットワークに関する現在のトレンドと共に、それらのアクチュエータを制御するための電力消費量が非常に低い装置が開発されている。かかる装置は、その動作のためのエネルギをその環境から収集収集し得る。かかる装置の典型例はエネルギハーベスティング無線スイッチであり、かかるスイッチは、ネットワークにコマンドを伝送するために又はネットワークからメッセージを受信するために、スイッチのロッカを利用者が作動させることに由来して収集される機械的エネルギを使用する。かかる装置の別の例は、そのエネルギを光電池から収集し、例えば輝度レベルに応じてネットワークにコマンドを送信する光センサであり得る。
これらの装置は、その環境内で収集可能なエネルギ量にその動作が依存するため、資源制約装置として定義され得る。これらの装置は、十分な量のエネルギが環境から集められる場合にのみ伝送することができる。更に、ZigBee(登録商標) Green Power Device(GPD)の場合のような一部の改変形態では、これらの装置は伝送期間後の短い受信窓の間のみ、メッセージを受信することができる。エネルギハーベスティングスイッチの場合、このスイッチは利用者がロッカを作動させたときにのみ伝送でき、後で受信できる場合がある。光電池によって給電される光センサ等の高エネルギの資源制約装置、即ち大量の又は継続的なエネルギ供給を有するハーベスティング装置の場合、かかる装置はしばらくの間、周期的に又は継続的に伝送することができる。しかし、光が閾値未満の場合、もはやエネルギを収集することができず、装置はそれ以上ネットワーク上で通信することができない。制御することができないこれらの不定期の伝送/受信窓が原因で、ネットワーク内でこれらの装置を動作させるには何らかの対策が必要である。
コミッショニングに関して、これらの装置によって幾つかのコミッショニングプロセスがサポートされ得るが、様々なネットワークエンティティの全てがそれらのプロセスの全てで動作できない場合があり、一方又は他方のみが動作し得ることがある。実際、資源制約装置の制限に鑑みて、かかる装置のコミッショニング中、ネットワークエンティティがかかる資源制約装置のコミッショニング操作の殆ど、典型的には最も複雑な部分を行っている。それに加え、ネットワークエンティティは、ネットワークの他のプロセスとも互換性がある必要があり、大きいアプリケーションコードも含み得るが、それらのネットワーク装置の複雑度は低い場合がある(例えば電球)。従って、とりわけ特定のコミッショニングプロセスによって必要とされる機能がコミッショニング中のみに使用され、他の場合はそれらのネットワーク装置の動作及び/又は応用に必要ない場合、そのような安価な装置が、資源制約装置から遭遇し得る可能な全てのコミッショニングプロセス用のコードを記憶するのに十分なメモリを有することができない場合がある。更に、ZigBee(登録商標) Green Powerの規格は将来、Green Powerによって規定されるコミッショニングプロセスの一部をネットワーク装置にとって任意選択的なものとする可能性がある。
更に、かかる資源制約装置上ではユーザインタフェースが通常存在しないか、又は非常に限られており、このことはかかる装置のコミッショニングを利用者にとって煩雑にすることがある。ネットワークに資源制約装置をコミッショニングするプロセス内で利用者を導くためのフィードバックが利用者に殆ど又は全く与えられず、利用者がユーザ操作を行うための手段も殆ど与えられない。
本発明の目的は、上記で明らかにされた問題を軽減することである。
本発明の別の目的は、利用者の体験を改善する、資源制約装置をコミッショニングするための方法を提案することである。
本発明の更に別の目的は、一部のコミッショニングプロセスが一部のネットワークノードによってサポートされていなくても、かかる装置のコミッショニングをより効率的にすることである。
そのために、本発明の第1の態様によれば、資源制約装置をネットワークにコミッショニングして前記資源制約装置をネットワークシンクにリンクするための方法が提案され、この方法は、
前記資源制約装置をネットワークシンクにリンクするための第1のコミッショニングプロセスによるコミッショニングを開始するために、資源制約装置からコミッショニング開始メッセージをネットワークシンクにおいて受信するステップと、
第1のコミッショニングプロセスがネットワークシンクによってサポートされ得ない場合、資源制約装置におけるコミッショニングプロセスの選択によってフォールバックコミッショニングプロセスを選択するように利用者を促すために、前記ネットワークに接続されるアクチュエータの作動を含むフィードバックをネットワークシンクがトリガするステップと
を含む。
従って、資源制約装置が選択したコミッショニングプロセスによって資源制約装置がコミッショニングされ得ない場合、資源制約装置ではなくネットワーク自体によって与えられる何らかのフィードバックをネットワークシンクがトリガし得る。実際、これらの制約装置の一部は、第1のコミッショニングプロセスの失敗を示すメッセージを受信できない場合があり、プロセスをサポートしていないネットワークも、第1のコミッショニングプロセスの失敗を示す適切なメッセージを提供できないことがある。従って、ネットワークのアクチュエータを作動させることにより、ネットワークが利用者にフィードバックを与えることができる。こうして利用者は、異なるコミッショニングプロセスを選択するために何らかの処置を講じるように促される。
本発明の意味では、第1のコミッショニングプロセスがサポートされ得ないことは様々な理由による可能性があることに留意すべきである。まず、第1のコミッショニングプロセスのサポートがネットワークシンク上でない場合である。例えば、ネットワークシンクは、可能な幾つかのコミッショニングプロセスの1つ又は2つのみを行うことができる。この制約の理由は、例えばネットワークシンク上のメモリ不足であり得る。実際、かかる装置では、資源制約装置のための全てのコミッショニングプロセスを記憶するのに必要なメモリサイズが、かかるネットワークシンク上にあることが要求される、例えばアクチュエータを適切に動作させるのに必要なネットワークスタック及びアプリケーションコードを含む総コードサイズと相いれない場合があり、例えば電球等の安価で大きさが制限された日用品に埋め込まれる場合、かかるネットワークシンクの費用、物理的な大きさ、又は複雑さの制約によって相いれない場合もある。
それに加え、第1のコミッショニングプロセスは、通信条件がこのコミッショニングプロセスを使用可能にしないことを理由にサポートされていない場合がある。例えば、第1のコミッショニングプロセスをサポートするための信頼できる通信がない可能性がある。実際、第1のコミッショニングプロセスは、とりわけ双方向通信が使用される場合、パケット損失を避けるために低干渉の優れた通信チャネルを必要とし得る。
結局、本発明の実施形態の説明でより詳細に説明されるように、資源制約装置とネットワークシンクとの間の通信は中間ノード、例えばプロキシノードを介して行われ得、資源制約装置及びネットワークシンクの両方が既にその所望の位置に設置され、且つ互いの無線範囲の外側にある場合、とりわけ他方の範囲内に移動することが不可能であるか、又は望ましくない場合、かかる中間ノードがコミッショニング時に必要とされる。中間プロキシノードが、例えば資源制約装置との双方向通信を処理できないことを理由に第1のコミッショニングプロセスをサポートしない場合、ネットワークシンクにおいて第1のコミッショニングプロセスがサポートされ得ないと見なされる。
セキュリティのブートストラッピングを含め、資源制約装置がネットワークに参加し、及び1つ又は複数のネットワークシンクにリンクされることを可能にするために、コミッショニング開始メッセージが資源制約装置から送出される。コミッショニングされると、資源制約装置はリンク先のネットワークシンクにコマンドを送信することができ、そのため資源制約装置はそれらのネットワークシンクを操作して、例えばオン/オフし、シンクを減光し、感知されるパラメータの変化(例えば照度、温度、存在、湿度、開閉動作等)を報告してシンク上の適切な反応等をトリガすることができる。Green Power規格による双方向コミッショニングの具体例では、コミッショニング開始メッセージは5ウェイハンドシェークの最初のメッセージ、即ちGPD Channel Requestコマンドである。
本発明の意味では、このコミッショニング開始メッセージは資源制約装置から直接受信されるか、中間ノード(プロキシノード)によって中継されることができる。中間ノードは、資源制約装置によって伝送されるメッセージのペイロードをカプセル化し得るか、又はかかるメッセージのコンテンツを示し得る中継メッセージ内で元のメッセージをトンネリングすることができる。コミッショニング開始メッセージは、ネットワークシンク上のコミッショニングプロセスを必ずしも使用可能にしない。実際、資源制約装置とのコミッショニングのやり取りを行う前に又は少なくとも資源制約装置と制御関係(リンク付け)を確立し且つ/若しくはセキュリティ資格情報をやり取りするための前提条件として、コミッショニングプロセスが例えばネットワークシンク自体に対するユーザ操作によって、又は(信頼できる)ネットワークノードからのコマンドによってネットワークシンク上で別個に使用可能にされる場合、システムのセキュリティにとって有益であり得る。
本発明の第1の態様の一実施形態では、ネットワークシンクがフィードバックをトリガするステップが、
少なくとも1つのネットワークノードに照明器具又はLEDを既定の設定でオンにさせること、
少なくとも1つのネットワークノードに音響信号又は振動を放たせること、
フォールバックコミッショニングプロセスを選択するように、利用者に対してネットワークノードのグラフィックユーザインタフェースに情報提供させること
のうちの少なくとも1つを含む。従って、フィードバックは、特定の色設定又は点滅と共に照明器具又はLEDをオンにすることであり得る。
特定の実施例では、前記ネットワークシンクがシンクアクチュエータを駆動し、フィードバックをトリガするステップが、前記シンクアクチュエータを既定の設定に従って作動させることを含む。実際、ネットワークシンクは、照明器具を駆動することができ、フィードバックを示すためにオンにされる照明器具はシンクによって制御される照明器具である。或いは、ネットワークシンクは、例えば状態指示又は利用者向けの別の情報のための少なくとも1つのLEDを有することができ、フィードバックを与えるためにこのLEDが駆動され得る。
しかし、それにもかかわらず先の実施例と組み合わせることができるこの第1の実施例の別の実施例では、フィードバックをトリガするステップが、資源制約装置の近くにある少なくとも1つのノードを選択し、前記被選択ノードのアクチュエータをトリガするステップを含む。従って、複数の資源制約装置が同時にコミッショニングされる場合、資源制約装置とコミッショニングされているネットワークシンクがフィードバックを確実に与えるには資源制約装置及び/若しくは利用者から離れ過ぎている場合、又は資源制約装置とコミッショニングされているネットワークシンクが、例えば壁や天井等の裏に隠れていることを理由にフィードバックを与えることができない場合、資源制約装置の近くにある照明器具を選択することにより、利用者が問題を識別するのを補助し得る。
先の実施形態と組み合わせることができる本発明の別の実施形態では、コミッショニング開始メッセージを受信するステップは、コミッショニングが第1のコミッショニングプロセスに従って資源制約装置によって開始されていることを検出することを含み、前記検出は、
コミッショニング開始メッセージが、第1のコミッショニングプロセスによるchannel requestを示すコマンド識別子を含むと判定すること、
第1のコミッショニングプロセスを開始するために資源制約装置によって使用されるmaintenanceフレームを示すフレームタイプを判定すること、
受信窓の間に資源制約装置の受信機が活性化される、当該受信窓を示す受信窓インジケータの値が、所定値のものであると判定すること、
開始メッセージが、残りのネットワークに対して資源制約装置をインタフェースするプロキシノードを選出するためのリクエストを運ぶと判定すること
のうちの少なくとも1つを含む。
先の実施形態と組み合わせることができる本発明の更に別の実施形態では、第1のコミッショニングプロセスを開始するとき、ネットワークの稼働中のチャネルを見つけるために、資源制約装置がチャネルのシーケンスリストのうちの少なくとも1つのチャネルを含むチャネルの組上で開始メッセージを伝送し、そのチャネルの組に対応する受信チャネル上で受信窓の持続時間にわたって受信状態を保ち、その後、次の組の少なくとも1つのチャネル上で伝送するために所定の持続時間が経ってから次のチャネルの組に切り替え、資源制約装置は、フォールバック方法を利用者が選択する時点からネットワークの稼働中の無線チャネルの指示を推論する。従って、フォールバックコミッショニングプロセスを開始するとき、資源制約装置はゼロから再開しない。資源制約装置は、ネットワークが何れの稼働中のチャネル上で動作しているかについての幾らかの情報を既に推論することができ、従ってフォールバックコミッショニングプロセスが処理されるのにかかる時間を短縮する。
利用者からのタイミングに十分な精度を与え、且つ従って稼働中のチャネルを探すのにかかる時間を依然として短縮するために、持続時間は人間の反応時間の長さと同程度の長さであり、資源制約装置は、フォールバック方法を利用者が選択する時点から、ネットワークの稼働中の無線チャネルが最後の伝送のチャネルの組に含まれると推論する。従って、この改変形態は、フィードバックをトリガした同じチャネルの組の間にフィードバックに応答して利用者が何らかの操作を行ったことを確実にする。利用者がフィードバック信号を認識し、資源制約装置上で何らかの操作を行うことを考慮に入れ、典型的にはその長さは約2秒であると考えられる。
別の改変形態では、持続時間が人間の反応時間の長さよりも短く、且つ従って資源制約装置は、その時点から、稼働中の無線チャネルがシーケンスリストのチャネルのサブセット内に含まれることを推論し、前記チャネルのサブセットに基づいてフォールバックコミッショニングプロセスを開始し、チャネルのサブセットは少なくともチャネルの組で構成される。
持続時間がより短い場合、資源制約装置は人間の典型的な反応時間内に、即ちフィードバックをトリガしたチャネルの組上での伝送とその時点との間に数組のチャネルを伝送している可能性が高く、従って稼働中のチャネルはそれらの数組のチャネルに含まれるべきである。従って、フォールバックコミッショニングプロセス内の更なる探索がそれらの数組のチャネルまで減らされ得る。資源制約装置は、人間の反応時間に対応する幾つかのチャネルの組を推定することができ得、それらの組に探索を限定し得る。さもなければ、資源制約装置はそれまでに伝送された全てのチャネルの組まで更なる探索を低減することができ得る。
一実施例では、利用者がフォールバックコミッショニングプロセスの選択をトリガするとき、資源制約装置は最近伝送されたチャネルの1つからチャネル探索を再開することができる。実際にこの実施例では、持続時間は人間の反応時間の長さよりも短く、資源制約装置は、リストからの無線チャネルをその時点から推論し、従って資源制約装置は前記無線チャネルからフォールバックコミッショニングプロセス内のチャネル探索を再開する。
先の改変形態の更なる実施例では、フォールバックコミッショニングプロセスについてチャネル探索が逆順に再開され得る。
これらの改変形態の別の実施例では、第1のコミッショニングプロセスは、フィードバック又は第1のコミッショニングプロセスの進捗状況に応じて資源制約装置が組のサイズ及び/又は持続時間を変えることを含む。従って、この適合は、ネットワークシンクによってサポートされている場合(とりわけ、これが双方向コミッショニングプロセスであり、人間の反応時間よりもはるかに短いシステム反応時間によって実現され得る場合)に第1のコミッショニングプロセスに合わせて速度を保つこと、及び/又は第1のコミッショニングプロセスがネットワークシンクによってサポートされていない場合に、人間によるフォールバックの指示を可能にするために最初の探索を遅くし、且つサポートが検出されると直ちに再び加速することを可能にする。
別の実施形態では、フォールバックコミッショニングプロセスが、複数のコミッショニングプロセスの組からネットワークによって選択され、フィードバックが、その組から選択されたフォールバックコミッショニングプロセスを示す。従って、この実施形態はフォールバックコミッショニングプロセスがネットワークシンクによってサポートされることを保証する。更に、フィードバックはネットワークの稼働中のチャネルを示すことができる。利用者は稼働中のチャネルを資源制約装置に、資源制約装置がかかる入力をサポートする場合は入力することができ、フォールバックコミッショニングプロセス内で必要とされる時間を制限することを可能にする。
本発明の第2の態様によれば、ネットワーク内で動作するように適合されるネットワークシンクが提案され、そのネットワークシンクは、資源制約装置をネットワークシンクにリンクするために、前記資源制約装置からコミッショニングメッセージを受信するように適合される受信機を含み、第1のコミッショニングプロセスが開始されたことをコミッショニングメッセージから明らかにするように構成され、第1のコミッショニングプロセスがサポートされ得るかどうかを判定するように構成され、第1のコミッショニングプロセスがサポートされ得ないと判定するとき、資源制約装置におけるコミッショニングプロセスの選択によってフォールバックコミッショニングプロセスを選択するように利用者を促すために、ネットワークに接続されるアクチュエータの作動を含むフィードバックをトリガするように適合される。
本発明の第3の態様によれば、ネットワーク内で通信するためのネットワーク装置が提案され、そのネットワーク装置は、ネットワークシンクにリンクされる第1のコミッショニングプロセスを開始するように構成され、トランシーバを含み、且つチャネルのシーケンスリストのうちの少なくとも1つのチャネルを含むチャネルの組上で第1のコミッショニングプロセスによる開始メッセージを伝送するために、そのトランシーバを制御するように、及びそのチャネルの組に対応する受信チャネル上で受信窓の持続時間にわたって受信状態を保ち、その後、次のチャネルの組の少なくとも1つのチャネル上で伝送するために所定の持続時間が経ってから次のチャネルの組に切り替えるように構成され、フォールバックトリガの受信時にフォールバックコミッショニングプロセスを開始するように構成され、フォールバックトリガが受信される時点からネットワークの稼働中の無線チャネルの指示を推論する。
本発明の第4の態様によれば、ネットワーク内のネットワークシンクにネットワーク装置をコミッショニングするための方法が提案され、この方法は、
(a)ネットワーク装置が第1のコミッショニングプロセスを開始するステップであって、
ネットワーク装置がネットワークの稼働中のチャネルを探索することを含み、
− ネットワーク装置は、チャネルのシーケンスリストのうちの少なくとも1つのチャネルを含むチャネルの組上で開始メッセージを伝送し、及び
− ネットワーク装置は、そのチャネルの組に対応する受信チャネル上で受信窓の持続時間にわたって受信状態を保ち、その後、次のチャネルの組の少なくとも1つのチャネル上で伝送するために所定の持続時間が経ってから次のチャネルの組に切り替える、ステップと、
(b)フォールバックコミッショニングプロセスを選択することをネットワーク装置に要求するフォールバックトリガを受信するステップであって、ネットワーク装置は受信されるフォールバックトリガからネットワークの稼働中の無線チャネルを導出する、ステップと
を含む。
本発明の第4の態様の改変形態では、資源制約装置が稼働中のチャネルを導出するステップは、
− フォールバックトリガが受信される時点からネットワークの稼働中の無線チャネルの指示をネットワーク装置が推論することであって、フォールバックトリガは利用者からのフィードバック選択入力である、推論すること、
− 受信されるフィードバックメッセージであるフォールバックトリガから稼働中のチャネルを示すインデックスをネットワーク装置が抽出すること、又は
− フィードバックメッセージであるフォールバックトリガが受信される時点からネットワークの稼働中の無線チャネルの指示をネットワーク装置が推論すること
のうちの1つを含み得る。
本発明の第3の態様及び第4の態様により、ネットワーク装置はフォールバックトリガから2つの情報:第1に、例えばネットワークシンクにおけるサポートの欠如を理由に第1のコミッショニングプロセスが失敗したこと、第2に、第1のコミッショニングプロセスのこの失敗から、稼働中のチャネルが依然として直接又はフォールバックトリガのタイミングから決定され得ることを導出することができる。即ち、稼働中のチャネルに関する幾らかの情報が既に得られているため、フォールバックコミッショニングプロセスが通常よりも早く完了し得る。従って、相互運用可能な解決策を提示することに加え、これは、このコミッショニングを効率的に保ちながらよりロバスト且つ使い易いコミッショニング方法を提供する。本発明のこれらの態様は資源制約装置にとって有益であるが、これらの態様、とりわけ第3の態様及び第4の態様は、複数のコミッショニングプロセスをサポートするネットワークへのコミッショニングを試み、複数のチャネル上で動作可能であり得るいかなるネットワーク装置にも適用され得ることに留意すべきである。
本発明のこれらの及び他の態様が以下に記載の実施形態から明らかになり、かかる実施形態に関して説明される。
次に、本発明が添付図面に関して例としてより詳細に説明される。
本発明が実装されるネットワークを表すブロック図である。 例示的なコミッショニングプロセスを表すフローチャートである。 例示的なコミッショニングプロセスを表すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態による方法を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態による方法を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態によるネットワークシンクを表すブロック図である。 本発明の別の実施形態によるネットワーク装置、例えば資源制約装置を表すブロック図である。
本発明は、例えば安価で低複雑度のネットワーク内で資源制約装置をコミッショニングするための方法に関する。
本発明は、とりわけ無線メッシュネットワークのために提供され、一実施例としてZigBee(登録商標) Green Power規格と互換性のあるネットワークノードの幾つかを有するZigBee(登録商標)ネットワーク内で実施され得る。説明の全体を通して、資源制約装置の例示的な現実化/実施形態としてGreen Power Deviceが使用されるが、本発明はGPDに限定されない。
図1の例示的ネットワークでは、幾つかのネットワークノード2、3、4、5、及び6がネットワーク、例えばメッシュネットワークを形成する。更に、このネットワークは資源制約装置7、8、及び9を含む。このネットワークはZigBee(登録商標)ネットワークとすることができ、ネットワークノード2、3、4、5、及び6は通常のZigBee(登録商標)ノードであり、その少なくとも一部はGreen Power Deviceと通信することができ、資源制約装置7、8、及び9はGreen Power Deviceである。或いは、このネットワークはIEEE802.15.4無線に基づく他の任意のメッシュネットワークとすることができ、ネットワークノード2、3、4、5、及び6はそのネットワークプロトコルによるノードであり、その少なくとも一部はGreen Power Deviceと通信することができ、資源制約装置7、8、及び9はGreen Power Deviceである。
ZigBee(登録商標)標準のGreen Power機能は、ZigBee(登録商標) End Device(ZED)又はZigBee(登録商標) Router2、3、4、及び5よりも一層エネルギ効率の良い装置をZigBee(登録商標)ネットワーク1にネイティブに組み込むことを可能にする。Green Power規格は、以下のような多岐にわたる資源制約装置(又はGreen Power Device(GPD))を扱うことを目標とする。
− 一番下は、例えば、場合によりユーザ操作後にのみ伝送することができ、そのハーベスタ71によってユーザ操作のエネルギを収集するスイッチ7等のエネルギが非常に制約された装置である。この動作は、利用者によるユーザインタフェース手段73の作動時にハーベスタ71によって給電される無線モジュール72によって行われる。
− 中間は、場合により伝送後に短い受信窓を開くことができるエネルギが適度に制約された装置(例えば太陽電池81によって給電される装置、又は動作されるよりも多くのエネルギを収集することができる装置)である。
− 一番上は、装置が電池寿命を延ばすことを可能にし(又は電池寿命が意図される製品寿命と一致することを可能にし)、且つ/又はZEDのスタックよりも簡潔なスタックによって接続インタフェースの費用を下げることを可能にする、(例えば電池若しくはエネルギハーベスタ、及び/又はより高い且つ/若しくはより頻繁なエネルギ流入を可能にする貯蔵域、例えば電流の電磁エネルギを収集する、他の媒体のフローのエネルギを収集する、温度差等を収集するより大型の太陽電池によって給電される)「高エネルギの」Green Power Device(GPD)、例えば資源制約装置9である。この実施例では、資源制約装置9が、無線モジュール92及び電池又はコンデンサ93に給電する太陽電池91を含む光センサである。
その資源が制約された性質により、GPDは通常(例えば利用者によるオン/オフ操作又はレベル制御操作を可能にする、その主要機能によって必要とされるユーザインタフェース手段以外に)ユーザインタフェース手段がないか、又は単純なユーザインタフェース手段、例えばコミッショニングモードを使用可能にするボタンのみを有する。典型的には、スクリーン、又は更にはLED若しくはブザーの形態であるローカルフィードバックは、この種の装置上では利用できず、その理由は、それらのフィードバックを提供するのに必要なエネルギがないこと、ユーザ対話手段が非常に限られていることにより利用者に対するかかるフィードバックの使用性及び理解性が制限されていること、及び/又は装置の複雑さ及び費用をできるだけ低く保とうとすることによる。
この広範な装置の需要及び機能に対処するために、Green Power規格は、その装置の要件を最も良く満たす選択肢をGPDベンダが選択することを可能にするメニューのようなものである。相互運用性、即ちそれらの異なる全ての選択肢をサポートする負荷はインフラ側、即ちGPDによって制御される装置(Green Power Sink又は短縮してシンクと呼ばれる)及び/又はGPDのために転送を行う装置(Green Power Proxy又は短縮してプロキシと呼ばれる)に移される。
このメニューアプローチに従い、Green Power規格はGPDのための3つのコミッショニングプロセスを定める(095499r24のsec. A.3.9.1, page 153-161参照)。GP規格内のコミッショニングという用語は少なくとも次の作業、即ち(i)ネットワークの稼働中のチャネル上にGPDを入れること、(ii)可能な場合はセキュリティ使用及び資格情報について合意すること、(iii)アプリケーション機能をマッチングすることに基づいて、GPDとシンクとの間の制御関係を確立することを対象として含むことが意図される。それらの作業のうち、ネットワークの稼働中のチャネル上にGPDを入れることが最も重要な作業であり、それはこの作業が資源制約装置とネットワークとの間の更なるメッセージのやり取りを可能にするからである。実際、ZigBee(登録商標)ネットワークは、IEEE802.15.4−2003の2.4GHz帯内の16チャネルの何れにおいても動作することができ、上記のように資源制約装置は入力及び出力の両方の限られたユーザ対話手段のみをサポートし、典型的には利用者はネットワークによって使用される稼働中のチャネル、並びに/又はかかるチャネルを明らかにするための手段及び/若しくは知識の欠如を知らない。従って、ネットワークの稼働中のチャネル上にGPDを入れることは、様々なコミッショニングプロセスの重要な差別化要素であり、利用者のコミッショニングの体験にも大きく影響を及ぼす可能性が高く、従って以下の方法の焦点である。
可能なコミッショニングプロセスの1つは、任意の規則的なGPDデータフレーム(例えばオン又はオフ)を使用する自動コミッショニングプロセスであり、0b1に設定された自動コミッショニングフラグは、GPDがより高度なコミッショニング動作を行うことができず、従ってコミッショニングがデータフレームに基づいて行われるべきであることを示す。この方法は、GPDにとって最も簡潔である利点があるが、他方でこの方法が提供するアプリケーション機能のマッチングは(単一コマンドに基づき)非常に限定的であり、セキュリティキーを確立するのは不可能であり、GPDが単一チャネル上でのみ動作するように構成される場合、別のチャネル上で動作するネットワークにそのGPDを加えることは当然できない可能性がある。自動コミッショニングGPDは通常、単一チャネル上で動作するように構成され、又はGPDが候補チャネルを切り替えるための単純な手段、例えばDIPスイッチ又は利用者による反復的コミッショニング操作を提供し、ネットワークの稼働中のチャネル上でGPDが伝送すると、コミッショニングが終わったことを示す成功フィードバックがネットワークシンクによって利用者に知覚できるように与えられる。
更なるコミッショニングは、GPDがGPD Commissioningコマンドを実施することを必要とする単方向コミッショニングプロセスであり、かかるコマンドは、シンク上の機能のマッチングを支援するデータ(GP v1.0.1 specification, ZigBee(登録商標) document 14-0093r04のsec. A.4.2.1, page 211-215に明記されているように最低でも装置ID、任意選択的に、サポートされるコマンド一覧及びサポートされるZCLクラスタ一覧を含む更なるアプリケーション情報、識別される製造業者、及び型式番号も)、及びOOBによって提供されるセキュリティキーを含むセキュリティ機能を支援するデータを転送することができる。チャネルを構成するために、自動コミッショニングGPDでは、利用者が知覚可能な成功フィードバックを伴うチャネル切替えの一形態が使用される。
もう1つのコミッショニングプロセスは双方向コミッショニングプロセスであり、図2A及び図2Bに示されている。このコミッショニングプロセスは5ウェイハンドシェークに基づく。図1のネットワーク1では、ネットワークシンク6に関連付けられるために資源制約装置8がコミッショニングされる必要がある。しかし、資源制約装置8がネットワークシンク6の範囲外に配置されているため、この資源制約装置8とネットワークシンク6との間の通信がプロキシノード、ここではネットワークノード1によって中継される必要がある。この中継は、トンネリングされるメッセージがネットワークシンク6にルートされ得るように、資源制約装置8から生じるメッセージをトンネリングすることによって行われる。
ステップS200で、利用者が資源制約装置8上でコミッショニング操作を行う(例えばボタンの或る組合せを押す)と、これがGreen Power規格の双方向コミッショニングプロセスである第1のコミッショニングプロセスによる前記資源制約装置8のコミッショニングをトリガする。次いで、資源制約装置がネットワークの稼働中のチャネルを探す。それを行うために、資源制約装置は(a)S201aにおいて、(b)S201bにおいて、(c)S201cにおいて、第1のチャネルの組上でGPD Channel Requestコマンドを運ぶMaintenanceフレームタイプのGreen Power Device Frameを伝送し、受信チャネルに切り替えて応答を待つ。稼働中のチャネルがチャネル(a)、(b)、又は(c)のうちの1つである場合、プロキシノード1がGPD Channel Requestを運ぶGreen Power Device Frameを受信し、ステップS201でそれをGP Commissioning Notification内でネットワークシンク6にトンネリングする。
この実施例ではこのコミッショニングプロセスをサポートすることができるネットワークシンク6は、S202で、GP Responseメッセージ内でトンネリングされる、稼働中のチャネルを含むGPD Channel Configurationコマンドをプロキシノード1に送信することによって応答する。プロキシノードは、資源制約装置8の次の受信窓までこのメッセージをバッファに入れ、ステップS202aで、GPD Channel Configurationコマンドを運ぶMaintenanceフレームタイプのGreen Power Device Frameとしてネットワークシンク6からの応答を稼働中のチャネルを使って転送する。従って、ステップS201a及びS202aにおける最初の2つのメッセージは、資源制約装置8上で稼働中のチャネルを構成する。
次いで、利用者が資源制約装置8上で新たにコミッショニング操作を行うと、資源制約装置は、ステップS203でプロキシノードによって転送されるGPD Commissioningコマンドを運ぶDataフレームタイプのGreen Power Device FrameをステップS203aにおいて稼働中のチャネル上で伝送する。ステップS204aで、GPD Commissioning Replyコマンドと共に、Commissioning Replyコマンドがプロキシノード1経由でネットワークシンク6によって応答される。これらの2つのメッセージは、セキュリティ資格情報及びアプリケーション情報のやり取りを可能にする。最終的に利用者によるコミッショニング操作時に、S205aで資源制約装置(GPD)7が、コミッショニングが成功したことの確認を示し、存在する場合は確立されたセキュリティ資格情報を検証することを可能にする第5のメッセージを伝送する。ネットワークシンク6が資源制約装置7と直接(即ち、プロキシノード1を必要とすることなく)通信している場合、コミッショニングプロセスは同じままであるが、図2A及び図2BのコミッショニングプロセスのステップS201、S202、S203、S204、及びS205は不要であることに留意すべきである。単純なステートマシンがGPD上で実行されており、前のステップ(ハンドシェークフローの特定のコマンドの受信)の完了時にのみ次のステップ(ハンドシェークフロー内の次のコマンドの伝送)に進む。
GPD Commissioningコマンド(5ウェイハンドシェークのステップS203のメッセージ)は、単方向コミッショニングに使用されるのと同じGPD Commissioningコマンドであることに留意することが重要である(それらのコマンドは特定のサブフィールド、例えば要求/提供されるキータイプ、及び受信窓を開く能力において明らかに異なる場合がある)。5ウェイハンドシェークの残りのメッセージは、双方向コミッショニング可能なシンクによってのみ実施される。
双方向コミッショニングプロセスの最大の利点は、利用者にとってチャネルを探すプロセスが単純になり、短縮されることである。例えば、エネルギが適度に制約されたGPDでさえ、同じコミッショニングトリガ(例えばボタン操作のエネルギを収集することをもたらす利用者によるボタン操作、及び他の手段、例えば太陽電池によって収集されるエネルギ量が特定の閾値を超えること)の後で複数のチャネル上でGPD Channel Requestコマンド(5ウェイハンドシェークの最初のコマンド)を送信することができる。
一実施例として、GPDが2.4GHz帯内のIEEE802.15.4の16チャネルの全ての上で動作できると仮定される。GPDが、全てのコミッショニングトリガ(例えば利用者によるボタン操作)時に4チャネルの組上でリクエストを送信できる場合、利用者は全16チャネルを扱うために(各コミッショニングトリガ後に1つのChannel Requestコマンドのみを送信できる場合の16回のボタン操作ではなく)4回のボタン操作のみを必要とする。
「高エネルギの」GPDは、場合により僅か1つのコミッショニングトリガ後に全コミッショニングを完了できる場合がある。
更に、コミッショニングの進捗状況についてのフィードバックがGPDに直接与えられるため、必ずしも適時、確実、又は正確ではない可能性がある利用者の知覚及び操作への依存がはるかに減る。更に、ネットワークの応答時間は、利用者の応答時間(通常は数秒の範囲内)に比べてはるかに速い(数/数十ミリ秒の範囲内)。
しかし、双方向コミッショニングの最大の不利点はその複雑さ、及びその結果生じるコードサイズの不利益である。資源制約装置に通信をトランスペアレントに転送するプロキシノードは、メッセージをバッファに入れるためのgpTxQueue、出力メッセージを保護するためのセキュリティコード、及びネットワークシンクからフレームを受信するためのGP clusterメッセージ(GP Response)を特に双方向通信のために実装する必要がある。
ネットワークシンクの負荷は更に高い。ネットワークシンクはgpTxQueue及び出力メッセージのセキュリティに加え、範囲内のGPDに伝達できる必要がある場合、関連コマンドの生成、GPDへのメッセージの唯一の送信元を決定するためのTempMaster electionプロシージャ、及びGP Responseコマンドの生成を含め、GPDのステートマシンと相互補完的なステートマシンを実装する必要がある。
従って、双方向コミッショニングを実施することは、とりわけ例えば電球等の組込装置内で限られたコードサイズメモリを有する一部のプロキシノード及びネットワークシンクにとって実行不可能であり得る。
上記のように、双方向通信を使用する資源制約装置(ここではGPD)はステートマシンを使用する。適切な応答が受信されず、双方向コミッショニング不能なネットワークシンクによってChannel Configurationコマンドが送信され得ない場合、ステートマシンが全く進まず、コミッショニングが回復できないほど失敗する。
GPD上では単方向コミッショニングプロセスへの自動フォールバックが実行不可能である。第1にフォールバック方法(単方向コミッショニングである可能性が高い)は、フィードバックループを閉じる他の手段がないため、利用者が関与すること(システムフィードバックが入手できるまでそれぞれのチャネル切替え操作をトリガすること)を必要とする。
第2に、GPDは応答がない原因を突き止める手段を有さず、かかる原因は、ネットワーク内の干渉又は外部の干渉から、まだ稼働中ではない装置(始動中/起動中/設定変更中)、(例えば物理的距離が長すぎることにより)範囲外にある装置、及び本発明の関心対象にあるような第1のコミッショニングプロセス、この実施例では双方向コミッショニングを行うことができない装置に至るまで多くあり得る。
第3に、入力及び出力の両方について通常乏しいGPD上のユーザインタフェース手段を所与とし、コミッショニングモードを任意に切り替えることは、GPDを未知(又は利用者にとって不所望)であり、場合により回復困難な状態にする可能性が高い。
本発明の実施形態はこれらの問題を解決することを目標とする。本発明の第1の実施形態によれば、双方向コミッショニング不能なネットワークシンクは、第1のコミッショニングプロセスが使用されていることを認識し、第1のコミッショニングプロセス、例えば双方向コミッショニングが失敗するという信頼できるフィードバックをそれ自体で提供するか、又はネットワーク内でトリガすることができる。この失敗は、機能が一致しない(例えばネットワークシンク6が双方向コミッショニングを処理することができない、又はプロキシノード1が双方向コミッショニングを処理することができない)結果であり得る。別の実施例では、ネットワーク条件(例えば外部干渉、ネットワーク内干渉、マルチパスフェージング、又はノードが互いに離れ過ぎており、それが原因で信号強度が低過ぎること等によるトポロジ問題と関係があるチャネル品質の問題)が原因で第1のコミッショニングプロセスがサポートされ得ない。
シンク又はネットワークによって与えられるこのフィードバックに基づき、利用者は資源制約装置上でコミッショニングモードを切り替え、サポートされているコミッショニングプロセスにフォールバックすることができる。図1に示されているように、フィードバックは、ネットワークシンク6によって駆動される照明器具の照明設定、例えば赤色状態のLEDを点滅させること、又はシンクノードによって制御される照明器具を点滅させることであり得る。フィードバックは、ブザー又は他の可聴フィードバックを更に又は代替的に開始することもできる。更に別の実施例では、ネットワークシンクが振動し始め得る。更なる実施例では、ネットワークシンクが、存在する場合はディスプレイ上にメッセージを表示することができる。更に別の実施例では、例えば資源制約装置7付近の別のネットワークノードによって与えられるフィードバック、例えばネットワークノード1及び2によってそれぞれ駆動される照明器具、例えば点滅、変色、発音、又は振動可能なランプによって与えられるフィードバックをネットワークシンク6が更に又は代替的にトリガすることができる。GPDに最も近い1つ又は幾つかの装置によるフィードバックをトリガするために、GP Commissioning Notificationのproxy node(又はGreen Power Proxy、GPP)short address及びGPP distanceフィールドのコンテンツからネットワークシンクによって位置が導出され得る。
加えて、明確且つ紛らわしくないユーザフィードバックを与えるために、フィードバックは任意のリッチなユーザインタフェース装置、例えばコミッショニングツールやディスプレイを有する装置等を利用することができる。
従って利用者は、例えば資源制約装置上でボタンの或る組合せを押すか、又はボタンを連続して押すことにより、別のコミッショニングプロセスを資源制約装置に選択させるように促される。好ましくは、コミッショニングプロセスの切り替えは、他のコミッショニングプロセスが利用者にとって単純化される、即ち好ましくは双方向コミッショニングプロセスから開始することによる少なくとも幾らかの利益を保つような態様で行われる。以下で詳述される特定の実施形態では、第1のコミッショニングプロセスによる試みが失敗する結果、それでもなお資源制約装置はネットワークの稼働中のチャネルに関する何らかの指示を得ることができる。
この説明の様々な実施例において、ネットワークシンクは、双方向対応の資源制約装置と対にされる(双方向非対応の)装置として言及されている。しかし、本発明の実施形態で示されている解決策は、資源制約装置のコミッショニングに関与し得る他の任意の装置、例えば集信装置、ゲートウェイ、コミッショニングツール等にも適用できる。
この解決策は、自動コミッショニング、単方向コミッショニング、双方向コミッショニング、ゾーンコミッショニング、ツールによるコミッショニング等を含む、資源制約装置によって選択される他の任意のコミッショニングプロセス間のフォールバックを促進するために更に適用できる。実際、(例えばシンク上のメモリ要件を減らすために、例えばシンクが共有セキュリティキーを資源制約装置に与える予定があるという理由で、又は無線によるキーの転送を保護するために最初に使用されるキーをシンクが更新する予定がある場合に)シンクが双方向コミッショニングプロセスをサポートし且つ選択する場合、そのシンクは本方法を使用して資源制約装置上で、例えば単方向コミッショニングプロセスから双方向コミッショニングプロセス(サポートされている場合)へのフォールバックのトリガを試みることができる。特定のフォールバックをトリガするためのユーザ操作は、現在使用中のコミッショニングプロセスによって異なる場合があり、又は何れのフォールバック操作でも同じあり、従って共通で使用されるものが見つかるまでコミッショニングプロセスを効果的に「切り替える」ことを可能にし得る。
本発明の第1の実施形態によれば、信頼できるフィードバックを提供するために、対にされる資源制約装置が実際に第1のコミッショニングプロセス、ここでは双方向コミッショニングプロセスを試みることを双方向コミッショニング不能なシンクノードがまず認識できなければならない。この第1の実施形態では、この第1のコミッショニングプロセスの検出が様々な方法によって実行され得る。第1のコミッショニングプロセスによるchannel requestを示すコマンド識別子をコミッショニング開始メッセージが含むかどうかが判定され得る。例えば、受信GPDフレームのCommandIDを(無線範囲内のGPDから直接受信される場合、又はプロキシノードによって転送される場合は独立に)検査することが提案される。CommandIDがGPD Channel Requestコマンド、即ち双方向コミッショニングの5ウェイハンドシェークの最初のコマンドの識別子(0xE3)を運ぶ場合、双方向コミッショニング不能なシンクであればそうするように、そのコマンドを削除する代わりに、ネットワークシンクは双方向コミッショニングが進行中であることを認識する。GPD Channel requestコマンドがGPDから直接受信される場合、通常使用されるDataフレームタイプと異なるMaintenanceフレームタイプによって定められるフレーム内の位置においてCommandIDを探すようにシンクが理解しなければならないことに留意すべきである。Maintenanceフレームタイプについてのこの最小限の知識は双方向コミッショニング不能なシンクに対する更なる要件であり、その理由は現在のGP規格(GP v1.0.1 specification draft, ZigBee(登録商標) document 14-0093r04のpage 219, line 5-10)によるMaintenanceフレームタイプは双方向コミッショニングの一部としてのチャネル確立にのみ使用されるためである。この方法が最も正確である。
代替形態として、ネットワークシンクは、第1のコミッショニングプロセスを開始するために資源制約装置によって使用されるmaintenanceフレームを示すフレームタイプを判定することもできる。この実施例では、GPDフレームのMaintenanceフレームタイプの使用により、ネットワークシンクが双方向コミッショニングを認識する。資源制約装置からのコマンドが無線範囲内の資源制約装置から直接受信される場合、GPDフレームのNWK Frame Controlフィールド内にフレームタイプサブフィールドが明確に存在する。資源制約装置からのコマンドがプロキシノードを介して受信される場合、0x00000000の値を運ぶプロキシからのGP Commissioning NotificationコマンドのGP_IDフィールド、及び0b000の値を運ぶOptionsフィールドのApplicationIDサブフィールドにより、Maintenanceフレームタイプの使用が示される。GP規格の現在のバージョン(GP v1.0.1 draft, 14-0093r04)内では、この方法は上記の方法と均等である。
本発明の別の改変形態では、資源制約装置の受信機がその間活性化される受信窓を示す受信窓インジケータの値が、所定値のものであることをネットワークシンクが判定する。この改変形態は、ネットワークシンクがメッセージを(プロキシノード経由ではなく)資源制約装置から直接受信する場合に当てはまる。ZigBee(登録商標) Green Powerの場合、GPDフレームのExtended NWK Frame ControlフィールドのRxAfterTxサブフィールドが0b1に設定され、GPD Channel Requestコマンドによって使用されるMaintenanceフレーム内にExtended NWK Frame Controlフィールドのみがない。
ネットワークシンクが開始メッセージをプロキシノードから受信する場合、ネットワークシンクは、残りのネットワークに対して資源制約装置をインタフェースするプロキシノードを選出するためのリクエストをその開始メッセージが運ぶかどうかを確認することにより、第1のコミッショニングプロセスが開始したと判定することもできる。ZigBee(登録商標) Green Powerに関連して、GP Commissioning NotificationコマンドのOptionsフィールドのAppointTempMasterサブフィールドが設定され、Green Power Proxy(GPP)short address及びGPP distanceフィールドが存在し、GPD Channel Requestコマンドの受信時にプロキシがAppointTempMasterサブフィールドを設定し、Green Power Proxy(GPP)short address及びGPP distanceフィールドを、明確なRxAfterTxサブフィールドがその中になくてもMaintenanceフレーム内に含めることを意味する。双方向通信を使用する任意のフレーム、例えば第1のGPDをコミッショニングする時点において偶発的に送信される別の双方向通信対応GPDの作動状態にあるフレームについてもトリガし得るため、この方法はそれほど信頼できない。
対にされる資源制約装置が双方向通信を使用するとシンクが判定すると、先に説明されたようにネットワークシンクは利用者が知覚可能なフィードバック「双方向機能なし指示」を提供することができる。
本発明のこの実施形態によれば、第1のコミッショニングプロセス、例えば双方向コミッショニングをサポートする資源制約装置は、同じ機能一式を含まないフォールバックコミッショニングプロセスを実施することを要求される(双方向コミッショニングプロセスの特定例では、フォールバックコミッショニングプロセスは、上記で説明されたようにシンクにとって相当資源を消費する双方向通信を使用すべきではない)。従って、資源制約装置はこのフォールバックコミッショニングプロセスのトリガを必要とする。
好ましくは、資源制約装置はフォールバックコミッショニングプロセスとして単方向コミッショニングを実施し、その理由は、単方向コミッショニングプロセスは(双方向コミッショニングプロセスの5ウェイコミッショニングハンドシェークの第3のメッセージとしても使用されるGPD Commissioningコマンドを使用することにより)資源制約装置がその保護機能、並びにサポートされている場合はセキュリティキー及びアプリケーション機能を提供することを可能にするからである。コミッショニングモードの切替えをトリガするための手段は、例えば専用ボタン、スライダ、回転ノブ、ピンホール、DIPスイッチの設定、及び別の目的で使用されるユーザ対話手段の(例えば双方向コミッショニングをトリガするために使用されるボタンの)別の操作、例えば短く及び長く押すこと、押すパターン(例えば2回押すこと対3回押すこと)、対話の組合せ(例えば2つのボタンを同時に押すこと等)であり得る。フォールバックコミッショニングプロセスの選択は半永久的、即ち別のユーザ操作、装置をリセットすること、装置を撤去することによって明確にリセットされるまで持続する。フォールバックコミッショニングプロセスの選択は一時的、例えばユーザ操作の持続時間の間だけ(例えばボタンが押される限り)有効、又はこのコミッショニングのやり取りが完了するまでに限って有効とすることもできる。このことは、第1のコミッショニングプロセス、例えば双方向コミッショニングプロセスを好ましいコミッショニングプロセスとして保ち、コミッショニングの最初の試みに使用されることを可能にする。前記半永久的フォールバックは、複数のエンドポイントを有する資源制約装置、即ちアプリケーション機能の複数のインスタンスを有する資源制約装置、例えば複数のロッカを有するスイッチ、又は複数の物理現象及び/若しくは異なる位置における同じ物理現象を感知するセンサに特に関連する可能性があり、前記半永久的フォールバックにより、稼働中のチャネルを使用すること及び決定されたフォールバックコミッショニングプロセスを使用することを含め、その後のエンドポイントのコミッショニングが最初のエンドポイントのコミッショニングの恩恵を受け得る。場合により、この要件は既定の方法として双方向コミッショニングを利用するGPDにのみ当てはまる。
従って、本発明のこの第1の実施形態によれば、ネットワークシンク又はネットワークノードからの「双方向機能なし指示」は、資源制約装置においてコミッショニングプロセスの切替えを利用者に行わせる。この実施形態によれば、利用者にフィードバックを提供することに資源制約装置は関与しないことに留意すべきである。ネットワーク内の他の任意のノードによって与えられるフィードバックに基づきループを閉じ、資源制約装置に何らかのフィードバックを入力できるのは利用者である。
次に、この第1の実施形態の一実施例による方法が図3に関して説明される。この実施例では、資源制約装置は、本発明のこの実施例による双方向コミッショニングが可能なGPDである。この実施例では、資源制約装置がユーザ操作時に単方向コミッショニングに切り替えることができる。この実施例では資源制約装置が高エネルギであり、即ち双方向コミッショニングが単一のユーザ操作によってトリガされるが、双方向コミッショニングは、コミッショニングプロセスを続けるためにユーザ操作を必要とする、よりエネルギが与えられない資源制約装置上で実施され得る。この実施例では、ネットワークシンクは双方向コミッショニング不能なGPシンクであるが、本発明を実施することが必要とされる。シンクの役割はGPDによって制御されるアクチュエータ装置、GP対応の集信装置、GP対応のゲートウェイ装置、又はGPコミッショニングツールによって行われ得る。資源制約装置は、コミッショニングプロセスのためにネットワークシンクの無線範囲内に永続的に又は一時的にあり、従って通信にプロキシが使用され得るが、この実施例ではプロキシは必要とされない。トラストセンタ、コミッショニングツール、ネットワークマネージャ等の他の装置が存在し得、必須ではないが本発明のこの実施形態による方法に関与し得る。
図3を参照し、この方法は、利用者が双方向非対応シンクをGPコミッショニングモードにするステップS301で開始される。このステップは、先に見られたように例えばシンクに対するローカルユーザ操作、例えばボタン又はボタンの組合せを押すことを使用することによって、無線メッセージ、例えばGP Sink Commissioning Modeコマンドによって、又は他の任意のアプリケーショントリガによって行われ得る。資源制約装置におけるステップS302での別のユーザトリガ時に、後者が双方向コミッショニング手順を開始する。図2A及び図2Bで先に見られたように、資源制約装置は、異なるチャネル上でMaintenance GPDフレームを使用してGPD Channel Requestコマンドを送信し始め、毎N番目の伝送後に受信窓を使用可能にし、Nは1とすることができ、例えば使用可能なエネルギ量及び手順の状態に応じて変わり得る。GPDが(双方向対応シンクがネットワーク内にあることを示す)GPD Channel Configurationコマンドを受信する場合、GPDは双方向コミッショニングプロセスを続行する。
資源制約装置が伝送を行うチャネルの組がネットワークの稼働中のチャネルを含むと、ステップS303で、GPSが資源制約装置からGPD Channel Requestコマンドを受信する。ステップS304で、GPSによってメッセージが解析され、それによりGPSは双方向コミッショニングが使用されていることを検出する。GPSはこの双方向コミッショニングをサポートできないため、ステップS305で、GPSは利用者が知覚可能な「双方向機能なし指示」をトリガする。この実施例では、発光色が赤の状態でシンクがその照明器具を点滅させることができる。
利用者がシンク上の「双方向機能なし指示」を認めると、ステップS306で、利用者は資源制約装置上でユーザ操作を行い、(単方向への)フォールバックコミッショニングプロセスを活性化する。従って、フォールバックコミッショニングプロセスを活性化するために資源制約装置がトリガされる。ステップS307で、資源制約装置が双方向コミッショニングを無効にし、フォールバック(単方向)コミッショニングプロセスを有効にする。
単方向コミッショニングプロセスを完了するために、ステップS308で利用者は、利用者によってトリガされるチャネル切替えを行うためのユーザ操作をGPD上で開始し(GPD Commissioningコマンドの伝送をもたらす)、「コミッショニング成功」フィードバックの有無を調べる。即ち、利用者は、チャネルが見つかり、「コミッショニング成功」フィードバックがコミッショニングの成功を示すまでユーザ操作を繰り返し行わなければならない。GPSの観点からは、稼働中のチャネル上で、GPSがGPD Commissioningコマンドを受信し、関連する全ての検査に成功する場合、利用者が知覚可能な「コミッショニング成功」フィードバックを提供する。
ステップS309で、「コミッショニング成功」フィードバックに基づき、利用者によってトリガされる更なるチャネル切替えを利用者はやめることができ、これで資源制約装置のコミッショニングが完了する。
図4に示されている第2の実施形態によれば、試行される双方向コミッショニングが最大限利用されている。とりわけ、ネットワークの稼働中のチャネルに関する情報が第1のコミッショニングプロセスからフォールバックコミッショニングプロセスによって継承されている。それを実現するために、資源制約装置、例えば図1の「高エネルギ」GPD9の自動チャネル切替え速度が、フォールバックコミッショニングプロセスを活性化するまでの利用者の予期される反応時間に一致することが好ましい場合がある。
この例示的実施形態では、資源制約装置が、本発明の提案される態様による双方向コミッショニング可能な、即ちユーザ操作時に単方向コミッショニングに切り替えることができるGPDである。GPDは好ましくは高エネルギであり、即ち双方向コミッショニングが単一のユーザ操作によってトリガされるが、双方向コミッショニングは、コミッショニングプロセスを続けるためにユーザ操作を必要とする、よりエネルギが与えられない資源制約装置上で実施され得る。チャネルの切替え速度は利用者の予期される反応時間と一致する。ネットワークシンクは、本発明の目下の態様に従って拡張される双方向コミッショニング不能なGPシンクである。第1の実施形態にあるように、資源制約装置はネットワークシンクの無線範囲内にあり、プロキシノード及びTC、CT、ネットワークマネージャ等の他の装置は関与することができるか、又はしないことができる。
第2の実施形態の方法によれば、ステップS401で、利用者が双方向非対応シンクGPSをコミッショニングモードにし、ステップS402で、利用者がGPDをトリガして双方向コミッショニング手順を開始する。この実施形態では、GPDが異なるチャネル上でGPD Channel Requestを送信することによってチャネルをゆっくり探索し始め、各伝送後に受信窓を使用可能にする。チャネルの切替え速度に関して、新たなチャネルが例えば1〜2秒ごとに伝送され、人間が反応する時間を考慮に入れる。正確なチャネルの切替え速度は、標的とされる利用者の種類、標的とされるアプリケーション、資源制約装置の種類、作動の種類、GPD上のユーザインタフェースの複雑さ、ネットワークシンクノードの種類、シンク上の「双方向機能なし指示」の種類等に基づいて選択され得る。この実施例では、各チャネル上で1つのメッセージが送信され、その伝送後の所定の持続時間後に対応する受信窓が開かれることに留意すべきである。改変形態では、GPDは、複数のチャネルの組に関する単一の受信窓の前にそのチャネルの組上で伝送することができる。
GPDが(双方向対応シンクがネットワーク内にあることを示す)GPD Channel Configurationコマンドを受信する場合、GPDは双方向コミッショニングプロセスを続行する。
資源制約装置が伝送を行うチャネルの組がネットワークの稼働中のチャネルを含むと、ステップS403で、GPSが資源制約装置からGPD Channel Requestコマンドを受信する。ステップS404で、GPSによってメッセージが解析され、それによりGPSは双方向コミッショニングが使用されていることを検出する。GPSはこの双方向コミッショニングをサポートできないため、ステップS405で、GPSは利用者が知覚可能な「双方向機能なし指示」をトリガする。この実施例では、発光色が赤の状態でシンクがその照明器具を点滅させることができる。好ましくは、ステップS402において説明されたように装置が別のチャネルの組に移る前に利用者がステップS405、即ち資源制約装置に対するフィードバックを活性化するステップを実行できるように、ステップS405、即ち「双方向機能なし指示」フィードバックを与えるステップがステップS403及びS404の直後に続く。
利用者がシンク上の「双方向機能なし指示」を認めると、ステップS406で、利用者はGPD上でユーザ操作を行い、(単方向への)フォールバックコミッショニングプロセスを活性化する。従って、フォールバックコミッショニングプロセスを活性化するために資源制約装置がトリガされる。ステップS407で、資源制約装置が双方向コミッショニングを無効にし、GPD Channel Requestが送信された最後のチャネル(フォールバックコミッショニングプロセスを活性化するためのトリガの直前のチャネル)をネットワークの稼働中のチャネルとして記憶し、フォールバック(単方向)コミッショニングプロセスを有効にする。従って、フィードバック操作から、GPDはネットワークが現在何れのチャネル上で稼働しているかを推論することができる。
従ってステップS408で、更なるユーザ操作を必要とすることなしに、GPDがネットワークの稼働中のチャネル上でGPD Commissioningコマンドを伝送する。ネットワークの稼働中のチャネルがステップS406で既に見つかっているため、ここではチャネルの切り替えは不要である。
ステップS409で、GPSがGPD Commissioningコマンドを受信し、関連する全ての検査に成功する場合、利用者が知覚可能な「コミッショニング成功」フィードバックを提供し、これで資源制約装置のコミッショニングが完了する。
第2の実施形態の改変形態では、自動チャネル切替えの伝送間の時間が、利用者が反応するのにかかる予期される時間未満に短縮され得る。このように短縮することは、とりわけ双方向コミッショニングプロセス可能なシンクが資源制約装置にリンクされている場合、コミッショニング手順を短く保つことを可能にする。典型的な実施例は、チャネルの切り替え間の持続時間を利用者の予期される反応時間の半分又は四分の一に短縮することである。先の実施例では、利用者の予期される反応時間が2秒前後であると見なされた。従って、この実施例では、かかる反応時間は0.5秒ごとに又は1秒ごとにチャネルを切り替えることを意味する。
しかし、それは、利用者が(単方向への)フォールバックコミッショニングプロセスを活性化するまでに、ネットワークの稼働中のチャネルからGPDが離れている可能性が高いことを意味する。それを補うために、GPDは、試行される双方向コミッショニング手順を引き続き最大限利用しようと試みることができる。GPDは、稼働中のチャネルを知識に基づいて推定することができる。例えば、自動化された切替え速度が1秒当たり1チャネルであり、利用者の予期される反応時間が2秒であり、チャネルの探索順序が{...,N,M,O,...}であり、GPDがチャネルO上にある間にフォールバックトリガが受信される場合、GPDはNがネットワークの稼働中のチャネル/フォールバックコミッショニングプロセス内で探索を再開するのが好ましいチャネルであると見なすべきである。
更に、ネットワークの稼働中のチャネルは、GPDがそれまでに切り替えてきたチャネル内にあることになるため、GPDは探索されるチャネルの組を減らすことができる。例えばチャネルの探索順序が{A,E,J,O,B,C,D,F,G,H,I,J,K,L,M,N,P}であり、GPDがチャネルO上にある間にフォールバックトリガが受信される場合、GPDはネットワークの稼働中のチャネルが組{A,E,J,O}内にあると見なすべきであり、それらのチャネルに更なる探索を限定することができる。
それに加え、GPDはチャネルの探索順序を変えることができ、即ちフォールバックトリガ後、GPDは直近に切り替えたチャネルをまず探索することができる。例えばチャネルの探索順序が{A,E,J,O,B,C,D,F,G,H,I,J,K,L,M,N,P}であり、GPDがチャネルO上にある間にフォールバックトリガが受信される場合、GPDは{O,J,E,A}の順でチャネルを検討することにより、利用者によってトリガされる切替えを開始することができる。これらの実施例は互いに組み合わせられ得、例えば限られたチャネル一覧と共に逆順に探索を再開できることに留意すべきである。
例えば、第1のフィードバック指示上のフォールバックメカニズムの活性化に失敗する原因となる、あり得る人間の誤り又は遅い反応時間に対応するために、単純化されたフォールバックコミッショニングプロセス、とりわけ単純化されたチャネル選択の恩恵を利用者が受けることを引き続き許容しながら、フィードバックは、第1のコミッショニングプロセスの最初のメッセージを受信してから経過した時間を示す特性を有し得る。例えばランプは、第1のコミッショニングプロセスの最初のメッセージを受信してからXmsにわたって素早く点滅し、その後により遅く点滅し若しくは光色を変え、又は第1のコミッショニングプロセスの最初のメッセージを受信してからXmsでオフになり得る。この変化するフィードバックパターンは、フォールバックトリガがチャネルの選択を支援することを依然として可能にしながら、次回においてフォールバックを正しい時間にトリガするために利用者の意識を集中させるのを補助することができる。
更に、利用者の反応時間は資源制約装置の実装に基づく推定であり、例えばフォールバックコミッショニングプロセスの選択をトリガするために資源制約装置によって必要とされるユーザインタフェース又は操作の種類(押す組合せ/順序)に応じて異なり得る。
第2の実施形態の実施例では、資源制約装置が、チャネル上で個々に伝送するように、即ちチャネル一覧の各チャネル上での伝送ごとに受信窓を有するように構成される。但しこれらの実施例は、単一の受信窓に対して複数のチャネルを含むチャネルの組上で伝送するように適合され得る。例えば、利用者のトリガ時に、資源制約装置は4つの異なるチャネルの組上で4つのメッセージを送信し、そのチャネルの組に対応する単一のリスンチャネル上で応答を待つことができる。この場合、フォールバックコミッショニングプロセスが選択される時点が、稼働中のチャネルが何れのチャネルの組に属するかを資源制約装置に示すことができる。持続時間が利用者の予期される反応時間と同等、例えば2秒であるように選択される場合、資源制約装置は、伝送されたチャネルの最後の組に稼働中のチャネルが属することを導出することができる。持続時間が利用者の予期される反応時間の長さの半分又は四分の一、例えば0.5秒又は1秒であるように選択される場合、資源制約装置は、最近伝送された複数組のチャネルから成るチャネル群に稼働中のチャネルが属することを導出し、その結果、フォールバックコミッショニングプロセス内で探索されるチャネルを減らすことができる。次いで、順序に関するもう1つの改変形態、知識に基づく推測もこの実施形態のこの改変形態に適用され得る。更に、チャネルの全ての組上での伝送時間が利用者の反応時間に比べて短く、GPDがチャネルの組について伝送する間にコミッショニングフォールバックがトリガされている場合、資源制約装置は、現在の組上での伝送によってコミッショニングフォールバックがトリガされなかったと支障なく仮定し、従ってフォールバック方法を使用する更なる探索からその組を除去することができる。
上記の第1の実施形態及び第2の実施形態に対する拡張では、GPDは自動チャネル切替え速度を徐々に変えることができる。例えば、双方向コミッショニングが成功する場合、最初のN回のチャネル掃引(Nは少なくとも1である)は迅速であり得る。コミッショニング応答が受信されなければ、場合により悪条件、例えば使用中の媒体、干渉、インフラへのリンクの質が低いこと、又は双方向非対応シンクに対処するために、その後の掃引は更に遅いことができる。別の実施例では、双方向コミッショニングプロセスがサポートされていない場合、稼働中のチャネルの決定と共にユーザフォールバックを可能にするために最初の掃引が遅いことができ、双方向コミッショニングプロセスによる応答が受信される場合、5ウェイハンドシェークの残りのメッセージの伝送を加速することができる。
本発明の第3の実施形態では、エネルギが非常に乃至適度に制約された資源制約装置、並びに自動化されたチャネル切替えではなく利用者によってトリガされるチャネル切替えが使用される任意の資源制約装置に対し、本発明による方法を適合させることが提案される。
この場合、使用される資源制約装置は、本発明の目下の態様による双方向コミッショニング可能な、即ちユーザ操作時に単方向コミッショニング等のフォールバックコミッショニングプロセスに切り替えることができるGPDである。GPDのチャネル切替えは利用者によってトリガされる。やはりこの事例でも、ネットワークシンクは、本発明の目下の態様に従って拡張される双方向コミッショニング不能なGPシンクである。
先の実施形態にあるのと同様に、プロキシ又はトラストセンタ、コミッショニングツール、ネットワークマネージャ等の他の装置が関与することができ、又はしないことができる。
この実施形態ではワークフローは下記の通りである。
1.利用者が双方向非対応シンクGPSをコミッショニングモードにする。
2.利用者がGPDをトリガしてGPD Channel Requestを第1のチャネルの組上で送信し(その組は1チャネルのみで構成され得、且つ/又は組のサイズは変わり得る)、その受信窓を使用可能にする。
a.GPDが(双方向対応シンクがネットワーク内にあることを示す)GPD Channel Configurationコマンドを受信する場合、GPDは双方向コミッショニングプロセスを続ける。
利用者は「コミッショニング成功」フィードバックが受信されるまで、又は別のシステムフィードバックが受信されるまでステップ2を繰り返す。
従って、第2の実施形態にあるように、異なるチャネル上での伝送間の時間が利用者の反応時間を考慮するはずである。
3.ネットワークの稼働中のチャネル上で、GPSがGPDからGPD Channel Requestコマンドを受信する。
4.次いで、GPSは双方向コミッショニングが使用されていることを検出し、利用者が知覚可能な「双方向機能なし指示」を提供する。
5.シンク上の「双方向機能なし指示」を認め、利用者はGPD上でユーザ操作を迅速に行い、(単方向への)フォールバックコミッショニングプロセスを活性化する。
6.フォールバックコミッショニングプロセスを活性化するためにGPDがトリガされる。GPDは、
a.双方向コミッショニングプロセスを無効にし、
b.フォールバック(単方向)コミッショニングプロセスを有効にし、
c.ステップ(2)のチャネルの組が1チャネルのみで構成される場合、GPD Channel Requestが送信された最後のチャネル(フォールバックコミッショニングプロセスを活性化するためのトリガの直前のチャネル)をネットワークの稼働中のチャネルとして記憶し、
d.ステップ(2)のチャネルの組が複数のチャネルで構成される場合、(好ましくはステップ2にあるのと同じく)ユーザ操作ごとに1チャネル上でのみGPD Commissioningコマンドを伝送する最後のチャネルの組を探索する必要がある。
7.ネットワークの稼働中のチャネル上で、ユーザトリガ時にGPDがGPD Commissioningコマンドを伝送する。
8.稼働中のチャネル上で、GPSがGPD Commissioningコマンドを受信し、関連する全ての検査に成功する場合、利用者が知覚可能な「コミッショニング成功」フィードバックを提供する。
本発明の以下の例示的な更なる改善において、幾つかの更なる改変形態が提案される。
I.フォールバックを行う際に利用者を更に支援するために、利用者が行わなければならない操作は得られるフィードバックに関係することができ、例えば緑色のインジケータ(成功)は(コミッショニングプロセスを閉じるために)利用者が緑色のGPDボタンを押すことを必要とし得る一方、赤色のインジケータ(機能なし)は利用者が赤色のGPDボタンを押すことを必要とし得る。別の実施例では、フィードバックが厳密なパターン、例えば互いの直後に続けて3回短く押すことを示し得る。
II.GPDのコミッショニングプロセスは、16回未満のユーザ操作でネットワークの稼働中のチャネルに到達し、且つ(二分探索を行って)依然として全16チャネルを扱うことができるように、チャネル探索にシステムのフィードバックを常に使用するように拡張され得る。
○第1のユーザトリガ時に、GPDは16チャネルのうちの最初の8チャネル上でchannel requestを伝送し(チャネルの順序はGPDによって決定され得る)、受信窓を開けることができ、利用者はシステムフィードバックを待つ。
稼働中のチャネルがそれらの8チャネルの中にある場合、フィードバックAが利用者に与えられ、利用者はGPD上で操作Aを行う。
稼働中のチャネルがそれらの8チャネル内にない場合、フィードバックB(フィードバックなしであり得る)が利用者に与えられ、利用者はGPD上で操作B(操作なしであり得る)を行う。
○GPDは今や稼働中のチャネルが最初の8チャネル内にあるか、後半の8チャネル内にあるかが分かる。従って、第2のユーザトリガ時に、GPDはそれぞれの8チャネルのうちの最初の4チャネルについて行使を繰り返すことができる。
○第3のユーザトリガ時に、利用者は2つの候補チャネルまで絞り込むことができる。
○第4のユーザトリガ時に、利用者はGPD Commissioningコマンドを直接送信することができる。
○第4のユーザトリガ後に成功フィードバックが受信されない場合、第5のユーザトリガ時に、GPDがGPD Commissioningコマンドを稼働中のチャネル上で送信する。
○第5のユーザトリガ後に成功フィードバックが受信されない場合、この手順は、(例えば失われているフレームを補償するために)GPDによるフレームの受信を確認する最後のユーザフィードバックから再開され、又は(例えば利用者によるいかなる誤りも取り消すために)完全に最初から再開され得る。
III.改善の方法(II)は、完全な双方向コミッショニングを行う機能とも相変わらず好ましくは組み合わせられ得る。かかる組合せは、例えば第1のユーザトリガ時に16チャネルのうちの最初の8チャネル上で伝送した後にステップを追加することによって実現され得、その追加ステップは、16チャネルのうちの残りの8チャネル上で伝送し、各チャネル上で受信する機会をシステムに与えることを含む。
システムは、このGPDの次の受信窓上でのみGPDに伝送できる可能性が最も高いため、利用者に与えられるシステムフィードバックはGPD Channel Configurationの伝送よりも早い場合がある。従って、利用者を最も良くサポートするために、システムによって与えられるフィードバックは少なくとも次の3つの信号で構成され得る。(i)Channel Requestが受信され、双方向通信がサポートされている − 利用者は現在のプロセス/ユーザ操作を続けることができる。(ii)Channel Requestが受信され、双方向通信がサポートされていない − フォールバックトリガが必要とされる。(iii)何も受信されず、双方向通信がサポートされている − GPD上の対応するユーザ操作をもたらす。
フィードバックのそれぞれへのGPDの適切な反応は、それぞれ以下の通りである。
(i)計画されていた双方向チャネルの組+受信窓を続ける。
(ii)現在の組の前半を探索する。双方向(受信窓を含む)が使用される必要はなく、即ちGPDは(セキュリティキーの保護等の他の側面がやめさせない限り)GPD Commissioningコマンドに直接切り替わることができる。
(iii)残りの組を探索する。
IV.例えば改善(III)のステップ(i)を補助する目的で、資源制約装置への稼働中のネットワークチャネルの伝達及びフォールバックのトリガを加速するために、コミッショニングモードに入ると、シンクは(双方向コミッショニング可能な場合に)少なくとも1つの装置の伝送待ち行列内にネットワークの稼働中のチャネルを含むGPD Channel Configurationコマンドを事前に入れることができる。これは可能であり、その理由は、Channel RequestコマンドのようにChannel ConfigurationコマンドがGPD Maintenanceフレームタイプを使用して送信される、即ち宛先のGPDのアドレスを含まず、セキュリティが使用されないからである。
更なる拡張では、コミッショニングモードに入ると、双方向コミッショニングをサポートするシンクがGPD Channel Configurationコマンドを運ぶGP Responseコマンドを幾つかの(プロキシ)装置に送信し、各プロキシ装置に対し、特定の(プロキシごとに異なる)チャネルに(5秒間)行き、GPD Channel Configurationコマンドを伝達するように命令することができる。このようにして、プロキシが複数のチャネル上で待ち、双方向手順を加速することができる。
この方法は、可能な最良の態様でGPDに供給するために、シンクがプロキシの密度/位置を知ることを必要とし得る。
これは双方向コミッショニング不能であるが、本発明の実施形態に従って拡張されるシンクによっても行うことができ、かかるシンクに対する追加要件は、少なくとも1つの双方向対応プロキシを介してGPD Channel Configurationコマンドを送信できることである。
V.別の改善では、プロキシは、「双方向機能なし指示」をできるだけ早く与えるために、即ちGPDがネットワークの稼働中のチャネル上で伝送する前にプロキシ選択チャネルの1つの上で伝送する場合に、様々なネットワークチャネルに自律的に行く。プロキシは、これを「万が一に備えて」又はシンクが双方向コミッショニング不能であるという知識に基づいて行うことができる。かかる知識は、例えばシンクによってサポートされる属性から導出され得る。
或いは、双方向モードがサポートされ且つ/又は望ましい場合、コミッショニングモードに入ること/コミッショニングモードを出ることをプロキシに命令するGP Proxy Commissioning Modeコマンドが指示によって拡張され得る。
別の改変形態では、双方向モードがサポートされ且つ/又は望ましい場合、資源制約装置に送られるメッセージをプロキシに与えるGP Responseコマンドが指示によって拡張され得る。
別のチャネルに行くこと及び/又は行き先のチャネルを選択することは、ネットワークによって使用されるチャネルによって決まり得る。例えば、ネットワークの稼働中のチャネルが一次チャネル(11、15、20、25)のうちの1つである場合、GPDがそのチャネルを直ちにアドレス指定する可能性が高く、そのため更なるプロキシの動作は必要ない。稼働中のチャネルが、二次チャネルのうちの1つ及び/又はハイチャネルのうちの1つ、例えば23又は24である場合、GPDがそのチャネルを直ちにアドレス指定する可能性は低く、そのため更なるプロキシの動作が有利であり得る。
VI.双方向通信可能であり、シンクが双方向通信不能であることが分かっている場合、プロキシはネットワークの双方向機能の欠如を示すメッセージを無線で送信することができる。このメッセージは専用メッセージとすることができる。このメッセージは、Channel Configurationメッセージ内の追加フラグとすることもでき、その場合、ネットワークの稼働中のチャネル上にGPDを置くこと、及び単方向コミッショニングにフォールバックするようにGPDに命令することの2つの目的を果たす。
改善(VI)は改善(V)と有益に組み合わせられ得る。
さもなければ、システムは、次の受信窓で1つのプロキシのみがGPDに伝送することを、何らかの手段によって、例えばGP Proxy Commissioning Modeの受信によってトリガされる無作為抽出によって、合意プロトコルによって保証すべきである。
何れの場合も、利用者がフォールバックを認識し、フォールバックコミッショニングプロセスによって必要とされる場合にユーザ操作を行う準備が整うことを確実にするために、「双方向機能なし指示」の形態であるユーザフィードバックが与えられ得る。
VII.方法(V)又は(VI)の別の改善では、GPDにメッセージを送るために1つのプロキシを選択することを要求されるのは、双方向コミッショニング不能なシンクである。双方向コミッショニングモードを実装しないシンクに対する要件を減らすために、シンクはプロキシを無作為に選択することができ、又は(TempMaster selectionを使用する代わりに)GP Commissioning Notificationを送信するための双方向通信可能な最初のプロキシを選択し、GPD Channel Configurationを運ぶ完全なGP Responseの代わりに単純なGP clusterコマンドを送信することができる。例えば、双方向コミッショニング可能なシンクが、シンクが実施しないGPD(コミッショニング)コマンドをプロキシ経由でコミッショニングモード内で(即ちGreenPowerクラスタのGP Commissioning Notificationメッセージ内で)受信し、シンクは適切なStatusフィールド、例えばFAILURE又はUNSUP_GENERAL_COMMANDを運ぶZCL Default応答コマンドで応答することができる。シンクはこのメッセージをブロードキャストで、又は好ましくはGP Commissioning Notificationコマンドを転送したプロキシへのユニキャストで送信することができ、最も好ましくは、シンクはこのメッセージをプロキシのうちの1つのみに、好ましくはGP Commissioning Notificationメッセージをシンクに最初に送り、双方向コミッショニング機能を有するプロキシのみに送信する。前記ZCL Default応答に基づき、プロキシは、拡張(V)で言及されたように双方向コミッショニング機能の欠如を示すフラグと共に、Channel Configurationメッセージを作成してGPDに送ることができる。
プロキシは、好ましくはネットワークの稼働中のチャネル及び双方向なし指示と共にChannel Configurationメッセージを依然として送り、それにより(VI)で言及された2つの目的を果たす。
次に、改善(IV)〜(VII)の選択された要素を使用する解決策を示す幾つかの例示的実施形態について詳述する。
改善(III)〜(VII)の利益は、GPD Channel ConfigurationがGPDに無線で送られ得る場合、GPDは(GPDの自動チャネル切替え速度に対するいかなる制限もなしに)ネットワークの稼働中のチャネルを知り、更なる探索が不要になることである。
先の利益に関係する更なる利点は、フォールバックコミッショニングプロセスを活性化する際に利用者が関与しないことができることである。これは、ネットワークの稼働中のチャネルが今や無線で構成されるため、利用者によってトリガされるチャネル探索のループをもはや利用者が閉じる必要がないからである。例えばGPD Channel Configurationコマンドが使用される場合、チャネルがメッセージ内に明確に含まれる。別の実施例では、専用の「双方向コミッショニングなし」メッセージ又はネットワークの稼働中のチャネルに関するインジケータを含まない任意の汎用NACKメッセージが使用される場合、このフィードバックメッセージが受信される時点からチャネルを導出することができ、メッセージを生成するネットワークノード(例えばプロキシ)は、ネットワークの稼働中のチャネル上にない資源制約装置の次の可能な任意の受信窓を使用して送信するのではなく、資源制約装置の受信窓がネットワークの稼働中のチャネル上にあるときにメッセージを送信すべきである。双方向コミッショニング機能の欠如を示すフラグによってGPD Channel Configurationが拡張される場合、又は上記の専用メッセージ若しくはNACKメッセージが使用される場合、利用者もコミッショニングプロセスの切替えに関与する必要はない。
従って、全コミッショニングプロセスが自動で行われ得、利用者はフォールバックが起きたことに気付く必要さえなく、利用者が知覚可能なフィードバックは不要であり、資源制約装置上でフォールバックをトリガするための特別なユーザ操作は不要であり、利用者はシステムから成功フィードバックが受信されるまで資源制約装置上でコミッショニング操作を繰り返すことができる。
本発明の第4の実施形態では、双方向コミッショニング不能なシンクが、存在する場合は双方向コミッショニング可能なシステム内のプロキシから恩恵を受けることが許容される。
この実施例では、使用される資源制約装置は、本発明の目下の態様による双方向コミッショニング可能な、即ちユーザ操作時に単方向コミッショニング等のフォールバックコミッショニングプロセスに切り替えることができるGPDである。GPDのチャネル切替えは利用者によってトリガされる。やはりこの事例でも、ネットワークシンクは、本発明の目下の態様に従って拡張される双方向コミッショニング不能なGPシンクである。
この実施例では、双方向コミッショニング機能を有する少なくとも1つのプロキシ装置が必要とされる。
先の実施形態にあるのと同様に、トラストセンタ、コミッショニングツール、ネットワークマネージャ等の他の装置が関与することができ、又はしないことができる。
この第4の実施形態によるワークフローは下記の通りである。
1.利用者が双方向非対応シンクGPSをコミッショニングモードにする。このことは、GP Proxy Commissioning Mode (enter)コマンドをシンクに送信させる。GP Proxy Commissioning Mode (enter)コマンドの受信時にプロキシがコミッショニングモードに入る。
2.利用者がGPD上でコミッショニング操作を行い、システムによって成功フィードバックが与えられるまでこの操作を繰り返す。
3.このユーザコミッショニング操作時に、GPDがGPD Channel Requestを第1のチャネルの組上で送信し(その組は1チャネルのみで構成され得、且つ/又は組のサイズは変わり得る)、その受信窓を使用可能にする。チャネルの組及び受信窓はユーザコミッショニング操作ごとに変わり得る。
a.GPDが(双方向対応シンクがネットワーク内にあることを示す)GPD Channel Configurationコマンドを受信する場合、GPDは双方向コミッショニングプロセスを続ける。
4.GPDの無線範囲内の1つ又は複数のプロキシがGPD Channel Requestを受信し、GPD Channel Requestを運ぶGPD Commissioning Notificationの送信をスケジュールする。
a.プロキシが少なくとも幾らかの双方向コミッショニング機能を有する場合、GP Commissioning Notificationがそのことを(GPD Commissioning NotificationコマンドのOptionsフィールドのAppointTempMasterサブフィールドを真に設定し、GPPshort address及びGPP distanceフィールドを含めることによって)示すべきである。
b.プロキシが双方向コミッショニング機能を(その機能が使用できないため、永続的に又は例えばTxQueueが満杯であることによって一時的に)有さない場合、GP Commissioning Notificationがそのことを(例えばOptionsフィールドのAppointTempMasterサブフィールドを0b0に設定することによって)示すべきである(CommandID、即ちGPD Channel Requestコマンドにより、シンクは依然として双方向コミッショニングを認識することができる)。
5.ネットワークの稼働中のチャネル上で、GPSがGPDからGPD Channel Requestコマンドを運ぶGP Commissioning Notificationを受信する。
6.GPSは双方向コミッショニングが使用されていることを検出する。少なくとも1つのプロキシが双方向通信可能である場合、シンクは、Status UNSUP_GENERAL_COMMANDを有するZCL Default Responseにより、GP Commissioning Notificationを送信した第1の双方向コミッショニング対応プロキシに、そのプロキシへのユニキャスト内で応答する。
7.プロキシはStatus UNSUP_GENERAL_COMMANDを有するZCL Default Responseを受信し、ネットワークの稼働中のチャネル及び双方向コミッショニング機能の欠如を示すフラグと共にGPD Channel ConfigurationコマンドをそのgpTxQueue内に入れる。プロキシは、ネットワークの稼働中のチャネル以外のチャネル上の受信窓上でフレームを伝達しようと試み得る。
8.GPDからGPD Channel Requestコマンドを受信すると、プロキシは、そのバッファgpTxQueue内に記憶されていた双方向コミッショニング機能の欠如を示すフラグと共にGPD Channel Configurationコマンドを送る。
9.GPD Channel Configurationコマンドの受信時に、GPDは
a.双方向コミッショニングプロセスを無効にし、
b.フォールバック(単方向)コミッショニングプロセスを有効にし、
c.GPD Channel Configurationコマンドからのチャネルをネットワークの稼働中のチャネルとして記憶する。
10.ネットワークの稼働中のチャネル上で、ユーザトリガ時にGPDがRxAfterTx=0b0のGPD Commissioningコマンドを伝送する。
11.プロキシがGP Commissioning Notification内でGPD Commissioningコマンドをシンクに転送する。
12.稼働中のチャネル上で、GPSがGPD Commissioningコマンドを運ぶGP Commissioning Notificationを(OptionsフィールドのAppointTempMasterサブフィールドが0b0に設定された状態で)受信し、関連する全ての検査に成功する場合、利用者が知覚可能な「コミッショニング成功」フィードバックを提供する。
本発明の第5の実施形態では、プロキシが双方向コミッショニング不能なシンクを認識し、資源制約装置のコミッショニングを支援する。
この第5の実施形態に含まれる装置は、第4の実施形態の装置と同様である。
この第5の実施形態のワークフローは以下の通りである。
1.利用者が双方向非対応シンクGPSをコミッショニングモードにする。このことは、偽に設定された「双方向コミッショニングサポート」のインジケータによって拡張されるGP Proxy Commissioning Mode (enter)コマンドをシンクに送信させる。GP Proxy Commissioning Mode (enter)コマンドの受信時にプロキシがコミッショニングモードに入り、「双方向コミッショニングサポート」のインジケータが偽に設定されていることにより、プロキシはシンクが双方向コミッショニングプロセスを使用できない又は使用したくないことを認識する。
その後、ステップ2〜3は第4の実施形態と同様である。
4.GPDの無線範囲内の1つ又は複数のプロキシがGPD Channel Requestを受信し、そのプロキシが双方向コミッショニング機能を有する場合、ネットワークの稼働中のチャネル及び双方向コミッショニング機能の欠如を示すフラグと共にGPD Channel ConfigurationコマンドをそのgpTxQueue内に入れるかどうか、及びそれを(GPD Channel Requestコマンド内でGPDによって指示される将来の受信窓の)何れのチャネル上で送るかを無作為に決定する。プロキシは、GPD Channel Requestコマンドを運ぶGP Commissioning Notificationをシンクに送信するのをやめることができる。
5.GPD Channel Requestコマンドを(ネットワークの稼働中のチャネル上で又はGPDの受信窓に対応する別のチャネル上で)受信すると、プロキシが、そのバッファgpTxQueue内に記憶されていたネットワークの稼働中のチャネル及び双方向コミッショニング機能の欠如を示すフラグと共にGPD Channel Configurationコマンドを送る。
6.GPD Channel Configurationコマンドの受信時に、GPDは
a.双方向コミッショニングプロセスを無効にし、
b.フォールバック(単方向)コミッショニングプロセスを有効にし、
c.GPD Channel Configurationコマンドからのチャネルをネットワークの稼働中のチャネルとして記憶する。
その後、残りのステップは第4の実施形態のステップ10〜12と同様である。
GP Proxy Commissioning Modeコマンド内で双方向コミッショニングのサポートをシンクに示させることは、コミッショニングプロセスがまさに始まったときに双方向非対応シンクがプロキシに情報提供することを明らかに可能にし、双方向コミッショニング可能なシンクはそのインジケータを使用して、例えば不利な条件(例えば高干渉)を理由にプロキシにおける双方向コミッショニングプロセスを動的に有効/無効にすることができる。
シンクが双方向コミッショニングプロセスを行えないことをプロキシが他の手段によって(例えばgpsFunctionality属性を読み出すことによって)知る場合、双方向非対応シンクはいかなる態様でも修正される必要はなく、即ち本発明に従って修正されるプロキシにより本発明に従って修正される資源制約装置をコミッショニングする場合、解決策の改変形態はレガシシンクでも機能する。
VII.論じられた実施形態の更なる改善によれば、双方向コミッショニング不能なシンクによって与えられる「双方向機能なし指示」は、ネットワークによって使用される稼働中のチャネルを示し得る。例えばシンクがディスプレイを有する(又はCT/スマートフォンのディスプレイ上にフィードバックを与える)場合、シンクは稼働中のチャネルを表示することができる。又は、シンクは稼働中のチャネルをLED又はLEDの組上で点滅させること等が可能である。このことは、明確なチャネル選択を可能にするユーザ手段、例えば4DIPスイッチのバンクや様々なユーザ作動手段等(例えば様々なボタン、ボタンの組合せ、ボタンの作動パターン等)を有するGPDにとって役に立ち得る。
IX.別の改変形態は、シンクが双方向コミッショニング可能であるが(とりわけ)GPDとの通信が余りに信頼できない場合、シンクが「双方向機能なし指示」フィードバックをトリガできることを含む。シンクは、そのメッセージが全く届かず、GPDがそのステートマシンを進めない場合、GPDへの通信が信頼できないと見なすことができる。
X.別の改変形態は、資源制約装置のコミッショニングにコミッショニングツールが関与する事例に対処する。ツールは複数の態様で利用され得、例えば選択されたプロキシ及び/又はシンクをコミッショニングモードにするために使用され得、又は資源制約装置によって完全なコミッショニングプロセスを行い、選択されたプロキシ及び/又はシンクを対応するプロキシ及びシンクのテーブル項目で構成するために使用され得る。コミッショニングツールはコミッショニングを支援するための専用ツールであるため、相互運用性を保証するために複数のコミッショニング方法をサポートできる可能性が高い。コミッショニングツールは、双方向コミッショニング(及び/又は通信)不能なシンクが特定の双方向対応資源制約装置にリンクされるべきであると、例えばシンクのgpsFunctionality属性を読むことによって認識し得る。その場合、資源制約装置によってコミッショニングを行い、且つ資源制約装置が双方向コミッショニングプロセスから始める場合、コミッショニングツールは単方向コミッショニング方法へのフォールバックを依然としてトリガすることができ、ツールが双方向コミッショニング可能であるため、利用者による資源制約装置上での特別な操作を必要とせずにツールは無線フィードバックメッセージによってフォールバックを好ましくトリガすることができる。例えばネットワークパラメータが変わるとき、例えば稼働中のチャネル等が変わるときに資源制約装置を再コミッショニングするために、資源制約装置を別の(非対応)シンクにコミッショニングする場合にツールが使用できない、手元にない、又は関与しない可能性があるとき、このような事前対応のフィードバックは、動作面での双方向機能の不一致から生じる問題を回避するために有益であり得る。
XI.資源制約装置に現在コミッショニングされているネットワークシンクによって与えられる「双方向機能なし指示」は、資源制約装置上でフォールバックコミッショニングプロセスをトリガする代わりに、同じ資源制約装置と資源制約装置によって制御されるシンク群の別のシンクとの間の第1のコミッショニングプロセスを利用者に試みさせ得る。このことは、特に予めコミッショニングされたシンク群が資源制約装置にコミッショニングされる、とりわけリンクされる場合に当てはまる。
本発明はコミッショニング中に方法を使用することに焦点を当てたが、例えばネットワークがその稼働中のチャネルを変える場合、又は利用者が資源制約装置上で誤ってコミッショニングを活性化する場合、これらの方法は動作中にも適用され得る。
本発明の実施形態は、双方向コミッショニングプロセス不能なシンクを拡張してコミッショニングフォールバックをサポートすることに焦点を当てる。双方向コミッショニングプロセスが使用されていることを示すコミッショニングフレームを引き続き転送するために、またさもなければ双方向コミッショニングプロセスの使用を例えば汎用ZCLコマンドによって示すために、双方向コミッショニング不能なプロキシに対して同様の拡張を提案することができ、それによりかかるプロキシはコミッショニングフォールバックをトリガするためのフィードバックを提供することができ、コミッショニングフォールバックをプロキシ自体がトリガすることもできる。
図5は、本発明の一実施形態によるネットワークシンクを表す。このネットワークシンクは、受信機52及び送信機53を有する通信モジュール51を含み、受信路と伝送路との間の分離は物理的とすることができるが、純粋に論理的であり得る。資源制約装置をネットワークシンクにリンクするために、ネットワークシンクがその資源制約装置からメッセージ、例えばコミッショニングメッセージを受信すると、受信機52がそのメッセージを復号し、それをマイクロコントローラ59、例えば通信モジュール51のマイクロコントローラにプッシュする。本発明の別の改変形態では、このメッセージを処理するマイクロコントローラがネットワークシンクの主マイクロコントローラである。このマイクロコントローラは、第1のコミッショニングプロセスが開始されたことをコミッショニングメッセージから明らかにするように、例えばソフトウェアによって構成される。先に見たように、これはフレーム形式又はコマンド識別子を検出することを含む幾つかの態様によって行われ得る。
マイクロコントローラ59は、第1のコミッショニングプロセスがサポートされ得るかどうか、例えばこの第1のコミッショニングプロセスに関係するソフトウェアコードがシンクのメモリ54内に記憶されているかどうか及び/又は第1のコミッショニングプロセスがサポートされないため、必要な動作で直接プログラムされているかどうかも判定することができる。この第1のコミッショニングプロセスがサポートされ得ない場合、ネットワークシンクのマイクロコントローラ59はフィードバックをトリガすることができる。このフィードバックは、ネットワークに接続されるアクチュエータの作動を要求するための、送信機53によってネットワーク上で送信されるコマンドの形態であり得る。このフィードバックは、資源制約装置においてフォールバックコミッショニングプロセスを利用者に選択させる。別の実施例では、フィードバックが、照明器具56をオンにするためのランプドライバユニット57への内部コマンドの形態である。このフィードバックは、更に、双方向コミッショニング可能なプロキシに対して、シンクに双方向コミッショニング機能がないことを知らせるための、送信機53によってネットワーク上で送信されるコマンドの形態であり得る。このフィードバックは、ネットワーク内の稼働中のチャネル及び双方向コミッショニング機能の欠如を示すフラグと共にChannel Configurationコマンドをプロキシが資源制約装置に伝送することを引き起こし、資源制約装置上でのコミッショニングフォールバックをトリガする。
更に、ネットワークシンクは、ユーザインタフェース67、例えばネットワークシンクをコミッショニングモードに設定するために使用され得るボタンの組、又はシンクの動作若しくは状態に関する何らかのフィードバックを得るためのLED若しくはLCDスクリーンを含み得る。
図6は、本発明の一実施形態によるネットワーク装置、例えば資源制約装置を表す。
このネットワーク装置は、受信機62及び送信機63を含む通信ユニット61を含む。例えば通信ユニット61内に含まれるマイクロコントローラ64は、ネットワークシンクにリンクされる第1のコミッショニングプロセスを開始するように構成される。このコミッショニングプロセスは、メモリ65内のソフトウェアのための下で記憶され得る。これは、典型的にはボタン、キー、又はロッカの組を含むユーザインタフェース67上のユーザ操作によって引き起こされ得、例えばピンホール内に端子を押し込むこと、ディップスイッチの設定を変更すること、ボタンの組合せを使用すること、ボタンの組合せの特定のシーケンスを使用すること、例えば3回短く押すこと又は1回長く(例えば10秒)押すこと等、専用のコミッショニングトリガ後に又は専用のコミッショニングトリガと組み合わせて、例えばユーザ制御コマンドをトリガする、例えばオン/オフ又はレベル制御をトリガする通常操作に使用されるボタン、キー、又はロッカがこの目的で使用され得る。このネットワーク装置が資源制約装置である場合、エネルギハーベスタ68が含まれ得る。このエネルギハーベスタ68は、例えば環境エネルギを収集する光電池、又はネットワーク装置上のアクチュエータに結合され、それによりユーザ操作のエネルギを収集するダイナモ若しくは磁気コイルである。
ネットワーク装置は、チャネルのシーケンスリストのうちの少なくとも1つのチャネルを含むチャネルの組上で第1のコミッショニングプロセスによる開始メッセージを伝送するために、そのマイクロコントローラ64によってトランシーバ63を制御することができる。次いで、受信チャネル上で受信窓の持続時間にわたって受信状態のままであるように、マイクロコントローラ64が受信機62を設定する。この受信チャネルは、探索されたばかりの(即ち送信機が開始メッセージを送信した)チャネルの組に対応する。本発明の一実施例では、チャネルの組ごとに1チャネルのみが存在することに留意すべきである。ネットワーク装置の機能、とりわけそのエネルギ収支に応じて更に多く、例えば4チャネル又は8チャネルあり得る。
受信窓の持続時間の終了時に第1のコミッショニングプロセスによるメッセージが受信されない場合、マイクロコントローラは所定の持続時間が切れるのを待ち、次のチャネルの組の少なくとも1つのチャネル上で伝送するために次のチャネルの組に切り替え、稼働中のチャネルの探索を再開する。
この実施形態によれば、ネットワーク装置は、フォールバックトリガの受信時にフォールバックコミッショニングプロセスをそのマイクロコントローラ64(又は別の制御ユニット)に開始させるように構成される。このフォールバックトリガは、ネットワーク装置のユーザインタフェース67上での利用者からのフィードバック選択入力、又はネットワーク(ネットワークシンク又はプロキシノード)から受信機62において受信されるフィードバックメッセージであり得る。稼働中のチャネルがフォールバックトリガによって明確に与えられない場合、例えば本発明の先の実施形態において論じられたように、マイクロコントローラ又はこのネットワーク装置上に記憶されるソフトウェアは、フォールバックトリガが受信される時点からネットワークの稼働中の無線チャネルに関する指示を推論するように構成される。
具体的には、ネットワーク装置は、フィードバック選択入力が利用者によって入力される時点から、ネットワークの稼働中の無線チャネルに関する指示を推論することができる。別の実施例では、ネットワーク装置の受信機62が、受信フィードバックメッセージから稼働中のチャネルを示すインデックスを抽出する。別の実施例では、稼働中のチャネルを示すインデックスをフィードバックメッセージが明確に含まない場合、ネットワーク装置の受信機62は、フィードバックメッセージが受信される時点からネットワークの稼働中の無線チャネルの指示を推論することができる。
特許請求の範囲に記載の本発明を実施する際、図面、本開示、及び添付の特許請求の範囲を検討することにより、開示された実施形態に対する他の改変形態が当業者によって理解され、もたらされ得る。特許請求の範囲では、「含む」という語は他の要素又はステップを排除せず、不定冠詞「1つの(a)」又は「1つの(an)」は複数形を排除しない。或る手段が互いに異なる従属請求項で列挙されているという単なる事実は、それらの手段の組合せが有利に使用されてはならないことを示すものではない。
上記の説明は本発明の特定の実施形態を詳述した。但し、上記の内容が本文内でいかに詳しく説明されていても本発明は多くの態様で実施することができ、従って開示された実施形態に限定されないことが理解されよう。本発明の或る特徴又は態様を説明するときに特定の用語を使用することは、その用語が関連する本発明の特徴又は態様の任意の具体的特性を含むように、その用語が本明細書で再定義されて限定されることを含意するものであると解釈されるべきではないことに留意すべきである。

Claims (15)

  1. 資源制約装置をネットワークにコミッショニングして前記資源制約装置をネットワークシンクにリンクするための方法であって、
    前記資源制約装置を前記ネットワークシンクにリンクするための第1のコミッショニングプロセスによるコミッショニングを開始するために、前記資源制約装置からコミッショニング開始メッセージを前記ネットワークシンクにおいて受信するステップと、
    前記第1のコミッショニングプロセスが前記ネットワークシンクによってサポートされ得ない場合、前記資源制約装置におけるコミッショニングプロセスの選択によってフォールバックコミッショニングプロセスを選択するように利用者を促すために、前記ネットワークに接続されるアクチュエータの作動を含むフィードバックを前記ネットワークシンクがトリガするステップと
    を含む、方法。
  2. 前記ネットワークシンクがフィードバックをトリガするステップが、
    少なくとも1つのネットワークノードに照明器具を既定の設定でオンにさせることと、
    少なくとも1つのネットワークノードに音響信号又は振動を放たせることと、
    フォールバックコミッショニングプロセスを選択するように、利用者に対してネットワークノードのグラフィックユーザインタフェースに情報提供させることと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ネットワークシンクがシンクアクチュエータを駆動し、フィードバックをトリガするステップが、前記シンクアクチュエータを既定の設定に従って作動させることを含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. フィードバックをトリガするステップが、前記資源制約装置の近くにある少なくとも1つのノードを選択し、前記被選択ノードの前記アクチュエータをトリガするステップを含む、請求項1乃至3の何れか一項に記載の方法。
  5. コミッショニング開始メッセージを受信するステップは、前記コミッショニングが前記第1のコミッショニングプロセスによって前記資源制約装置によって開始されていることを検出することを含み、前記検出は、
    前記コミッショニング開始メッセージが、第1のコミッショニングプロセスによるchannel requestを示すコマンド識別子を含むと判定することと、
    前記第1のコミッショニングプロセスを開始するために資源制約装置によって使用されるmaintenanceフレームを示すフレームタイプを判定することと、
    受信窓の間に前記資源制約装置の受信機が活性化される、当該受信窓を示す受信窓インジケータの値が、所定値のものであると判定することと、
    前記開始メッセージが、残りの前記ネットワークに対して前記資源制約装置をインタフェースするプロキシノードを選出するためのリクエストを運ぶと判定することと
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1乃至4の何れか一項に記載の方法。
  6. 前記フォールバックコミッショニングプロセスが、複数のコミッショニングプロセスの組から前記ネットワークによって選択され、前記フィードバックが、前記組から選択された前記フォールバックコミッショニングプロセスを示す、請求項1乃至5の何れか一項に記載の方法。
  7. 前記フィードバックは前記ネットワークの稼働中のチャネルの指示を推論する、請求項1乃至6の何れか一項に記載の方法。
  8. ネットワーク内で動作するネットワークシンクであって、
    前記ネットワークシンクは、資源制約装置を前記ネットワークシンクにリンクするために、前記資源制約装置からコミッショニングメッセージを受信するように適合される受信機を含み、
    前記ネットワークシンクは、第1のコミッショニングプロセスが開始されたことを前記コミッショニングメッセージから判定し、
    前記ネットワークシンクは、第1のコミッショニングプロセスがサポートされ得るかどうかを判定し、
    前記ネットワークシンクは、前記第1のコミッショニングプロセスがサポートされ得ないと判定すると、前記資源制約装置における前記第1のコミッショニングプロセスの選択によってフォールバックコミッショニングプロセスを選択するように利用者を促すために、前記ネットワークに接続されるアクチュエータの作動を含むフィードバックをトリガする、
    ネットワークシンク。
  9. ネットワーク内のネットワークシンクにネットワーク装置をコミッショニングするための方法であって、前記方法は、
    (a)前記ネットワーク装置が第1のコミッショニングプロセスを開始するステップであって、当該ステップは、
    前記ネットワーク装置が前記ネットワークの稼働中のチャネルを探索することを含み、
    前記ネットワーク装置は、チャネルのシーケンスリストのうちの少なくとも1つのチャネルを含むチャネルの組上で開始メッセージを伝送し、
    前記ネットワーク装置は、そのチャネルの組に対応する受信チャネル上で受信窓の持続時間にわたって受信状態を保ち、その後、次のチャネルの組の少なくとも1つのチャネル上で伝送するために所定の持続時間が経ってから次のチャネルの組に切り替える、ステップと、
    (b)前記第1のコミッショニングプロセスとは異なるフォールバックコミッショニングプロセスを選択することを前記ネットワーク装置に要求するフォールバックトリガを受信するステップであって、前記ネットワーク装置は前記受信されるフォールバックトリガから前記ネットワークの稼働中の前記無線チャネル上の情報を導出する、ステップと
    を含む、方法。
  10. 資源制約装置が稼働中のチャネルを導出するステップが、
    前記フォールバックトリガが受信される時点から前記ネットワークの前記稼働中の無線チャネルの指示をネットワーク装置が推論することであって、フォールバックコミッショニングトリガは利用者からのフィードバック選択入力である、推論することと、
    受信されるフィードバックメッセージである前記フォールバックコミッショントリガから前記稼働中のチャネルを示すインデックスを前記ネットワーク装置が抽出することと、
    フィードバックメッセージである前記フォールバックコミッショントリガが受信される時点から前記ネットワークの前記稼働中の無線チャネル上の情報を前記ネットワーク装置が推論することと
    のうちの1つを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記持続時間は人間の反応時間の長さと同程度の長さであり、前記資源制約装置は、フォールバック方法を利用者が選択する時点から、前記ネットワークの前記稼働中の無線チャネルが最後の伝送のチャネルの組に含まれると推論する、請求項9又は10に記載の方法。
  12. 前記持続時間が人間の反応時間の長さよりも短い程度であり、前記資源制約装置は、その時点から、
    前記稼働中の無線チャネルが前記シーケンスリストの前記チャネルのサブセット内に含まれることを推論し、前記資源制約装置が前記チャネルのサブセットに基づいて前記フォールバックコミッショニングプロセスを開始し、前記チャネルのサブセットはチャネルの少なくとも1つの組で構成されるか、又は
    前記リストからの無線チャネルであって、前記資源制約装置は前記無線チャネルから前記フォールバックコミッショニングプロセス内のチャネル探索を再開する、当該無線チャネルを推論する、
    請求項9又は10に記載の方法。
  13. 前記フォールバックコミッショニングプロセスについて前記チャネル探索が逆順に再開される、請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記フォールバックコミッショニングプロセスは、前記フィードバック又は前記第1のコミッショニングプロセスの進捗状況に応じて前記資源制約装置が前記組のサイズ及び/又は前記持続時間を変えることを含む、請求項9乃至13の何れか一項に記載の方法。
  15. ネットワーク内で通信するためのネットワーク装置であって、
    前記ネットワーク装置は、ネットワークシンクにリンクされる第1のコミッショニングプロセスを開始し、
    前記ネットワーク装置は、トランシーバを含み、且つチャネルのシーケンスリストのうちの少なくとも1つのチャネルを含むチャネルの組上で前記第1のコミッショニングプロセスによる開始メッセージを伝送するために、そのトランシーバを制御し、前記チャネルの組に対応する受信チャネル上で受信窓の持続時間にわたって受信状態を保ち、その後、次のチャネルの組の少なくとも1つのチャネル上で伝送するために所定の持続時間が経ってから前記次のチャネルの組に切り替え、
    前記ネットワーク装置は、フォールバックコミッショニングトリガの受信時にフォールバックコミッショニングプロセスを開始し、前記フォールバックコミッショニングトリガが受信される時点から前記ネットワークの前記稼働中の無線チャネルの指示を推論する、
    ネットワーク装置。
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