JP2017518667A - D2d通信システムのための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法及びその装置 - Google Patents

D2d通信システムのための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法及びその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】D2D通信システムのための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法及びその装置を提供する。【解決手段】本発明は、無線通信システムに関する。より具体的に、本発明は、D2D通信システムのための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法及びその装置に関し、前記方法は、前記端末が、前記端末と連係した第2端末の受信RLC(Radio Link Control)エンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値を含む構成メッセージを生成すること;前記第2端末に前記構成メッセージを送信すること;及び前記初期値を考慮して前記第2端末の受信RLCエンティティにRLC PDUを送信すること;を含み、前記構成メッセージは、前記RLC PDUの送信前に前記初期値を用いて送信される。【選択図】図17

Description

本発明は、無線通信システムに関し、より詳細には、D2D(device to device)通信システムのための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法及びその装置に関する。
本発明を適用できる無線通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という)通信システムについて概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例として、E―UMTS網の構造を概略的に示した図である。E―UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)は、既存のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)から進化したシステムであって、現在、3GPPで基礎的な標準化作業を進めている。一般に、E―UMTSは、LTE(Long Term Evolution)システムと称することもできる。UMTS及びE―UMTSの技術規格(technical specification)の詳細な内容は、それぞれ「3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network」のRelease 7とRelease 8を参照することができる。
図1を参照すると、E―UMTSは、端末(User Equipment;UE)、基地局(eNode B;eNB)、及びネットワーク(E―UTRAN)の終端に位置し、外部ネットワークと接続される接続ゲートウェイ(Access Gateway;AG)を含む。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/又はユニキャストサービスのために多重データストリームを同時に送信することができる。
一つの基地局には一つ以上のセルが存在する。セルは、1.25Mhz、2.5Mhz、5Mhz、10Mhz、15Mhz、20Mhzなどの帯域幅のうち一つに設定され、多くの端末にダウンリンク又はアップリンク送信サービスを提供する。互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定することができる。基地局は、多数の端末に対するデータ送受信を制御する。ダウンリンク(Downlink;DL)データに対して、基地局は、ダウンリンクスケジューリング情報を送信し、該当の端末にデータが送信される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ(Hybrid Automatic Repeat and reQuest)関連情報などを知らせる。また、アップリンク(Uplink;UL)データに対して、基地局は、アップリンクスケジューリング情報を該当の端末に送信し、該当の端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを知らせる。各基地局間には、ユーザトラフィック又は制御トラフィックの送信のためのインタフェースを使用することができる。核心網(Core Network;CN)は、AG及び端末のユーザ登録などのためのネットワークノードなどで構成することができる。AGは、複数のセルで構成されるTA(Tracking Area)単位で端末の移動性を管理する。
D2D(Device to Device)通信は、基地局などのインフラストラクチャを利用せず、隣接ノード間でトラフィックを直接伝達する分散された通信技術を称する。D2D通信環境において、携帯用端末などのそれぞれのノードは、物理的にそれに隣接する端末(user equipment)を発見し、通信セッションを設定した後でトラフィックを送信する。この方式で、D2D通信が基地局に集中したトラフィックを分散することによってトラフィック過負荷を解決できるので、D2D通信は、4G以後の次世代モバイル通信技術の基本技術として注目を受けることができる。このような理由により、3GPP又はIEEEなどの標準協会は、LTE―A又はWi―Fiに基づいてD2D通信標準を確立するように進行され、クアルコム(Qualcomm)は自身のD2D通信技術を開発してきた。
D2D通信は、モバイル通信システムのスループットを増加させ、新しい通信技術を生成するのに寄与すると期待される。また、D2D通信は、プロキシミティ基盤のソーシャルネットワークサービス又はネットワークゲームサービスをサポートすることができる。陰影地域(shade zone)に位置する端末のリンク問題は、D2Dリンクをリレーとして使用することによって解決することができる。この方式で、D2D技術は、多様な分野で新しいサービスを提供すると期待される。
赤外線通信、ジグビー(ZigBee)、RFID(radio frequency identification)及びRFIDに基づいたNFC(near field communication)などのD2D通信技術は既に使用されている。しかし、これら技術は、制限された距離(約1m)内の特定オブジェクトの通信のみをサポートするので、これら技術が厳密にD2D通信技術と見なされることは難しい。
D2D技術が前記のように記述されてきたが、同一のリソースを有して複数のD2D端末からデータを送信する方法の細部事項は提案されていない。
本発明の目的は、D2D通信システムのための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法及びその装置を提供することにある。本発明で達成しようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解され得るだろう。
本発明の目的は、無線通信システムで端末(user equipment)を動作する方法として、前記端末が、前記端末と連係した第2端末の受信RLC(Radio Link Control)エンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値を含む構成メッセージを生成すること;前記第2端末に前記構成メッセージを送信すること;及び前記初期値を考慮して前記第2端末の受信RLCエンティティにRLC PDUを送信すること;を含み、前記構成メッセージは、前記RLC PDUの送信前に前記初期値を用いて送信される。
好ましくは、方法は、前記第2端末の受信RLCエンティティに第1RLC PDU(Protocol Data Unit)を送信することをさらに含み、前記RLC PDUのRLCシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)は前記初期値に設定され、前記第1RLC PDUは、前記構成メッセージの送信後に最も先に送信される。
好ましくは、前記端末は、前記第2端末の受信RLCエンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値に対応する特定値を用いて前記RLC PDUを送信する。
好ましくは、前記構成メッセージは、少なくとも一つ以上のVR(UH)の初期値、又はVR(UR)の初期値を含み、前記VR(UR)は、UM−RLCエンティティのための受信された状態変数を意味し、再配列の間に考慮される最も速いUMD PDUのRLCシーケンスナンバーの値を有し、前記VR(UH)は、前記UM−RLCエンティティのための受信された状態変数のうち受信された最も高い状態変数を意味し、受信されたUMD PDUのうち最も高いシーケンスナンバーを有するUMD PDUのシーケンスナンバーの次のRLCシーケンスナンバーの値を有することを特徴とする。
好ましくは、前記構成メッセージは、他のパケットを送信する前に前記第2端末に複数回送信され、前記構成メッセージが送信される回数はe−NodeBによって設定される。
好ましくは、前記構成メッセージは周期的に前記第2端末に送信され、前記構成メッセージの送信周期はe−NodeBによって設定される。
好ましくは、方法は、前記第2端末から前記構成メッセージの送信要請を受信すること;及び前記第2端末に前記送信要請に対する応答として前記構成メッセージを送信すること;をさらに含む。
本発明の他の形態において、無線通信システムで端末を動作する方法として、前記端末と連係した第2端末の送信RLC(Radio Link Control)エンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値を含む構成メッセージを受信すること;RLC状態変数を受信された構成メッセージ内に含まれた初期値に設定すること;及び前記構成メッセージの受信後、前記設定されたRLC状態変数を用いてRLC PDUを処理すること;を含む。
好ましくは、方法は、受信されたパケットの問題が検出されると、前記第2端末に構成メッセージの送信を要請することをさらに含む。
本発明の他の形態において、無線通信システムで端末を動作する方法として、前記端末が、前記端末と連係した第2端末の受信PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値を含む構成メッセージを生成すること;前記第2端末に前記構成メッセージを送信すること;及び前記初期値を考慮して前記第2端末の受信PDCPエンティティにPDCP PDUを送信すること;を含み、前記構成メッセージは、前記PDCP PDUの送信前に前記初期値を用いて送信されることを特徴とする。
本発明の他の形態において、無線通信システムで端末を動作する方法として、前記端末と連係した第2端末の送信PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値を含む構成メッセージを受信すること;PDCP状態変数を受信された構成メッセージ内に含まれた初期値に設定すること;及び前記構成メッセージの受信後、前記設定されたPDCP状態変数を用いてPDCP PDUを処理すること;を含む。
本発明の他の形態において、無線通信システムで端末を動作する方法として、最初のパケットを暗号化するためにCOUNT値を生成すること;及び前記端末と前記端末と直接連結された第2端末との間のインターフェースを介して前記第2端末に前記COUNTのMSB(Most Significant Bit)部分を送信すること;を含む。
本発明の他の形態において、無線通信システムで端末を動作する方法として、前記端末と前記端末と直接連結された第2端末との間のインターフェースを介して前記第2端末からCOUNT値のMSB(Most Significant Bit)部分を受信すること;前記インターフェースを介してPDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を受信すること;受信されたCOUNT値のMSB部分及び前記PDCP PDUのPDCPシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)を用いてCOUNT値を生成すること;及び前記COUNTを用いて前記PDCP PDUを復号化すること;を含む。
上述した一般的な説明と次の本発明の詳細な説明は、例示的で且つ説明するためのものであって、本発明の追加の説明を提供するためのものと意図されることを理解しなければならない。
本発明によると、D2D通信システムで階層−2の状態変数の明示的信号を効果的に送信することができる。本発明で得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、下記の記載から本発明の属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解され得るだろう。
本明細書に添付する図面は、本発明に関する理解を提供するためのものであり、本発明の様々な実施の形態を示し、明細書の記載と共に本発明の原理を説明するためのものである。
図1は、無線通信システムの一例であり、E―UMTSネットワーク構造を概略的に示す図である。
図2Aは、E―UTRAN(Evolved―Universal Terrestrial Radio Access Network)構造を示するブロック図であり、図2Bは、一般的なE―UTRANとEPCの構造を示すブロック図である。 図2Aは、E―UTRAN(Evolved―Universal Terrestrial Radio Access Network)構造を示するブロック図であり、図2Bは、一般的なE―UTRANとEPCの構造を示すブロック図である。
図3は、3GPP無線接続網規格に基づく端末とE―UTRANとの間における無線インタフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の制御平面(Control Plane)及びユーザ平面(User Plane)の構造を示す図である。
図4は、E―UMTSシステムで用いられる物理チャネル構造の一例である。
図5は、本発明の実施例に係る通信装置を示すブロック図である。
図6は、一般通信のためのデフォルトデータ経路の例を示す図である。
図7乃至図8は、プロキシミティ通信のためのデータ経路シナリオの例を示す図である。 図7乃至図8は、プロキシミティ通信のためのデータ経路シナリオの例を示す図である。
図9は、ノン―ローミング(non―roaming)リファレンスアーキテクチャを示す概念図である。
図10は、サイドリンク(sidelink)のための層―2構造を示す概念図である。
図11Aは、ProSe直接通信のためのユーザ平面プロトコルスタックを示す概念図であり、図11Bは、ProSe直接通信のための制御平面プロトコルスタックを示す図である。 図11Aは、ProSe直接通信のためのユーザ平面プロトコルスタックを示す概念図であり、図11Bは、ProSe直接通信のための制御平面プロトコルスタックを示す図である。
図12は、ProSe直接ディスカバリのためのPC5インタフェースを示す概念図である。
図13は、連係した二つのUM(unacknowledged mode)エンティティのモデルを示す概念図である。
図14a〜図14fは、UMD PDUのための概念図である。 図14a〜図14fは、UMD PDUのための概念図である。 図14a〜図14fは、UMD PDUのための概念図である。 図14a〜図14fは、UMD PDUのための概念図である。 図14a〜図14fは、UMD PDUのための概念図である。 図14a〜図14fは、UMD PDUのための概念図である。
図15は、PDCPエンティティの機能的観点を示す概念図である。
図16a〜図16bは、DRBのためのPDCPデータPDUを示す概念図である。 図16a〜図16bは、DRBのためのPDCPデータPDUを示す概念図である。
図17〜図18は、本発明の実施例に係るD2D通信のための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法に対する概念図である。 図17〜図18は、本発明の実施例に係るD2D通信のための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法に対する概念図である。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)は、ヨーロッパシステム、GSM(登録商標)(Global system for mobile communication)、及びGPRS(General Packet Radio Service)に基盤したWCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)で動作する3世代(3rd Generation、3G)非対称移動通信システムである。UMTSのLTE(Long―Term Evolution)は、UMTSを規格化する3GPPによって議論中にある。
3GPP LTEは、高速パケット通信を可能にする技術である。ユーザ及び提供者の費用を減少させ、サービス品質を改善し、カバレッジ(coverage)及びシステム容量を拡張及び改善することを目的とするLTE課題のための多くの方法が提案された。3G LTEは、上位―レベル要求であって、ビット(bit)当たりの費用減少、増加したサービス可用性、周波数帯域の柔軟性、単純な構造、開放型インタフェース、及び端末の適切な電力消耗を要求する。
以下で、添付の図面を参照して説明した本発明の各実施例により、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解され得るだろう。以下で説明する各実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された各例である。
本明細書は、LTEシステム及びLTE―Aシステムを用いて本発明の各実施例を説明するが、これは例示に過ぎない。したがって、本発明の各実施例は、前記定義に該当するいずれの通信システムにも適用することができる。また、本明細書は、FDD方式を基準にして本発明の実施例に対して説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、H―FDD方式又はTDD方式にも容易に変形して適用することができる。
図2Aは、E―UTRAN(Evolved―Universal Terrestrial Radio Access Network)網構造を示すブロック図である。E―UMTSは、LTEシステムと称することもできる。通信網は、IMS及びパケットデータを通じたVoIP(Voice over IP)などの多様なサービスを提供するために広く配置される。
図2Aに示したように、E―UMTS網は、E―UTRAN(evolved UMTS terrestrial radio access network)、EPC(Evolved Packet Core)、及び一つ以上の端末を含む。E―UTRANは、一つ以上のeNB(evolved NodeB)20を含むことができ、複数の端末10が一つのセルに位置することができる。一つ以上のE―UTRAN MME(Mobility Management Entity)/SAE(System Architecture Evolution)ゲートウェイ30は、ネットワークの終端に位置し、外部ネットワークに接続することもできる。
本明細書において、「ダウンリンク(downlink)」は、eNB20から端末10への通信を称し、「アップリンク(uplink)」は、端末10からeNB20への通信を称する。端末10は、ユーザによって運搬される通信装備を称し、また、移動局(Mobile Station、MS)、ユーザ端末(User Terminal、UT)、加入者ステーション(Subscriber Station、SS)又は無線デバイスと称することもできる。
図2Bは、一般的なE―UTRANと一般的なEPCの構造を示すブロック図である。
図2Bに示したように、eNB20は、ユーザ平面及び制御平面のエンドポイント(end point)をUE10に提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、セッション及び移動性管理機能のエンドポイントをUE10に提供する。eNB20及びMME/SAEゲートウェイ30は、S1インタフェースを介して接続することができる。
eNB20は、一般にUE10と通信する固定局であって、基地局(BS)又はアクセスポイント(access point)と称することもある。一つのeNB20はセルごとに配置することができる。ユーザトラフィック又は制御トラフィックを送信するためのインタフェースをeNB20間で使用することができる。
MMEは、eNB20に対するNASシグナリング、NASシグナリング保安、AS保安制御、3GPP接続ネットワーク間の移動性のためのインター(inter)CNノードシグナリング、(ページング再送信の制御及び実行を含む)遊休モード(idle mode)UE接近性(Reachability)、(遊休モード及び活性モード(active mode)のUEのための)トラッキング領域リスト管理、PDN GW及びサービングGW選択、MME変化が伴うハンドオーバーのためのMME選択、2G又は3G 3GPP接続ネットワークへのハンドオーバーのためのSGSN選択、ローミング、認証、専用ベアラ設定を含むベアラ管理、(ETWS及びCMASを含む)PWSメッセージ送信のためのサポートを含む多様な機能を行う。SAEゲートウェイホストは、パー―ユーザ(Per―user)ベースのパケットフィルタリング(例えば、深層パケット検査を使用)、適法なインターセプション(Lawful Interception)、UE IPアドレス割り当て、ダウンリンクでの送信(Transport)レベルパケットマーキング、UL及びDLサービスレベル課金、ゲーティング及びレート強化、APN―AMBRに基づいたDLレート強化を含む多様な機能を提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、明確性のために、本明細書で単純に「ゲートウェイ」と称する。しかし、MME/SAEゲートウェイ30は、MME及びSAEゲートウェイの両者を全て含む。
複数のノードは、eNB20とゲートウェイ30との間でS1インタフェースを介して接続することができる。各eNB20は、X2インタフェースを介して相互接続することができ、各隣接eNBは、X2インタフェースを有するメッシュネットワーク構造(meshed network structure)を有することができる。
図2Bに示したように、eNB20は、ゲートウェイ30に対する選択、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)活性化の間、ゲートウェイに向かうルーティング、ページングメッセージのスケジューリング及び送信、ブロードキャストチャネル(BCCH)情報のスケジューリング及び送信、アップリンク及びダウンリンクの全てにおける各UE10のための動的リソース割り当て、eNB測定の構成及び準備、無線ベアラ制御、無線承認制御(Radio Admission Control、RAC)、及びLTE_ACTIVE状態での接続移動性制御などの各機能を行うことができる。EPCにおいて、ゲートウェイ30は、ページング発信、LTE_IDLE状態管理、ユーザ平面暗号化、システム構造エボリューション(System Architecture Evolution、SAE)ベアラ制御、及び非―接続層(Non―Access Stratum、NAS)シグナリングの暗号化及び無欠性保護などの各機能を行うことができる。
EPCは、移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)、サービング―ゲートウェイ(serving―gateway、S―GW)、及びパケットデータネットワーク―ゲートウェイ(Packet Data Network―Gateway、PDN―GW)を含む。MMEは、主に各端末の移動性を管理する目的で用いられる接続及び可用性に対する情報を有する。S―GWは、E―UTRANを終端点として有するゲートウェイで、PDN―GWは、パケットデータネットワーク(PDN)を終端点として有するゲートウェイである。
図3は、3GPP無線接続網規格を基盤にした端末とE―UTRANとの間の無線インタフェースプロトコルの制御平面及びユーザ平面の構造を示す図である。制御平面は、端末(User Equipment;UE)とネットワークがコールを管理するために用いる各制御メッセージが送信される通路を意味する。ユーザ平面は、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが送信される通路を意味する。
第1層である物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報送信サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は、上位にある媒体接続制御(Medium Access Control)層とは送信チャネル(Transport Channel)を介して接続されている。前記送信チャネルを介して媒体接続制御層と物理層との間にデータが移動する。送信側と受信側の物理層間には、物理チャネルを介してデータが移動する。前記物理チャネルは、時間と周波数を無線リソースとして活用する。具体的に、物理チャネルは、ダウンリンクでOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、アップリンクでSC―FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2層の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、論理チャネル(Logical Channel)を介して上位層である無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層にサービスを提供する。第2層のRLC層は、信頼性のあるデータ送信をサポートする。RLC層の機能は、MAC内部の機能ブロックで具現することもできる。第2層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インタフェースでIPバージョン4(IP version 4、IPv4)パケットやIPバージョン6(IPv6)パケットのようなIP(internet protocol)パケットを効率的に送信するために不必要な制御情報を減少させるヘッダ圧縮(Header Compression)機能を行う。
第3層の最下部に位置した無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、制御平面のみで定義される。RRC層は、各無線ベアラ(Radio Bearer;RB)の設定(Configuration)、再設定(Re―configuration)及び解除(Release)と関連して論理チャネル、送信チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために第2層によって提供されるサービスを意味する。このために、端末とネットワークのRRC層は、互いにRRCメッセージを交換する。
eNBの一つのセルは、1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHz及び20MHzなどの各帯域のうち一つで動作するように設定することができ、帯域でダウンリンク又はアップリンク送信サービスを提供するように設定することができる。異なる各セルは、異なる各帯域を提供するように設定することもできる。
E―UTRANから端末への送信のためのダウンリンク送信チャネル(Downlink transport Channel)は、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)、各ページングメッセージを送信するPCH(Paging Channel)、及びユーザトラフィック又は各制御メッセージを送信するためのダウンリンク共有チャネル(Shared Channel、SCH)を含む。ダウンリンクマルチキャスト又はブロードキャストサービスのトラフィック又は制御メッセージの場合、ダウンリンクSCHを介して送信することもでき、又は別途のダウンリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信することもできる。
端末からネットワークにデータを送信するアップリンク送信チャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)と、その他にユーザトラフィックや制御メッセージを送信するアップリンクSCH(Shared Channel)とがある。送信チャネルの上位にあり、送信チャネルにマップされる論理チャネルとしては、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、及びMTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
図4は、E―UMTSシステムで使用する物理チャネル構造の一例を示した図である。物理チャネルは、時間軸上にある多数のサブフレームと、周波数軸上にある多数のサブキャリア(Sub―carrier)とで構成される。ここで、一つのサブフレーム(Sub―frame)は、時間軸上に複数のシンボル(Symbol)で構成される。一つのサブフレームは、複数のリソースブロック(Resource Block)で構成され、一つのリソースブロックは、複数のシンボル及び複数のサブキャリアで構成される。また、各サブフレームは、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)、すなわち、L1/L2制御チャネルのために該当のサブフレームの特定シンボル(例えば、1番目のシンボル)の特定サブキャリアを用いることができる。図4には、L1/L2制御情報送信領域(PDCCH)とデータ領域(PDSCH)を示した。一実施例において、10msの無線フレーム(radio frame)が使用され、一つの無線フレームは10個のサブフレーム(subframe)で構成される。また、一つのサブフレームは二つの連続するスロットで構成される。一つのスロットの長さは0.5msである。また、一つのサブフレームは多数のOFDMシンボルで構成され、多数のOFDMシンボルのうち一部のシンボル(例えば、1番目のシンボル)は、L1/L2制御情報を送信するために使用することができる。データ送信のための時間単位である送信時間間隔(Transmission Time Interval、TTI)は1msである。
基地局と端末は、一般に特定制御信号又は特定サービスデータを除いては、送信チャネルであるDL―SCHを用いる物理チャネルであるPDSCHを介してデータを送信/受信する。PDSCHのデータがいずれの端末(一つ又は複数の端末)に送信されるもので、前記各端末がどのようにPDSCHデータを受信してデコード(decoding)しなければならないのかに対する情報などは、PDCCHに含まれて送信される。
例えば、特定PDCCHが「A」というRNTI(Radio Network Temporary Identity)でCRCマスク(masking)されており、「B」という無線リソース(例えば、周波数位置)及び「C」という送信形式情報(例えば、送信ブロックサイズ、変調方式、コーディング情報など)を用いて送信されるデータに関する情報が特定サブフレームを通じて送信されると仮定する。この場合、セル内の端末は、自身が有しているRNTI情報を用いてPDCCHをモニタし、「A」RNTIを有している一つ以上の端末があると、前記各端末はPDCCHを受信し、受信したPDCCHの情報を通じて「B」と「C」によって指示されるPDSCHを受信する。
図5は、本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。
図5に示された装置は、上述したメカニズムを行うように適応されたユーザ装置(User Equipment、UE)及び/又はeNBであってもよいが、同じ作業を行う任意の装置であってもよい。
図5に示したように、装置は、DSP(Digital Signal Processor)/マイクロプロセッサ110及びRF(Radio Frequency)モジュール(送受信機;135)を含むこともできる。DSP/マイクロプロセッサ110は、送受信機135に電気的に接続されて送受信機135を制御する。装置は、設計者の選択によって、電力管理モジュール105、バッテリ155、ディスプレイ115、キーパッド120、SIMカード125、メモリデバイス130、スピーカー145及び入力デバイス150をさらに含むこともできる。
特に、図5は、ネットワークから要求メッセージを受信するように構成された受信機135及びネットワークに送/受信タイミング情報を送信するように構成された送信機135を含む端末を示してもよい。このような受信機と送信機は送受信機135を構成できる。端末は、送受信機(受信機及び送信機、135)に接続されたプロセッサ110をさらに含むこともできる。
また、図5は、端末に要求メッセージを送信するように構成された送信機135及び端末から送受信タイミング情報を受信するように構成された受信機135を含むネットワーク装置を示してもよい。送信機及び受信機は送受信機135を構成することもできる。ネットワークは、送信機及び受信機に接続されたプロセッサ110をさらに含む。このプロセッサ110は、送受信タイミング情報に基づいて遅延(latency)を計算することもできる。
最近、3GPPでプロキシミティ基盤のサービス(Proximity―based Service;ProSe)が論議されている。ProSeは、(認証などの適切な手続後)eNBのみを介して(SGW(Serving Gate―way(SGW)/PDN(Packet Data Network)―GW(PGW)を介することなく)又はSGW/PGWを介して異なるUEを(直接)互いに接続させることができる。よって、ProSeを用いて装置対装置直接通信を提供することができ、全ての装置がユビクォトス接続で接続されると期待される。近接した距離内の装置間の直接通信はネットワークの負荷を減少させることができる。最近、プロキシミティ基盤のソーシャルネットワークサービスは大衆の注目を受けており、新しい種類のプロキシミティ基盤のアプリケーションが出現され、新しいビジネスの市場及び収益を創造することができる。第一のステップにおいて、公衆安全及び緊要な通信(critical communication)が市場で要求される。また、グループ通信は、公衆安全システムの重要なコンポーネントの一つである。プロキシミティ基盤のディスカバリ、直接経路通信及びグループ通信の管理などの機能が要求される。
使用ケースとシナリオは、例えば、i)商業的/社会的使用、ii)ネットワークオフローディング(offloading)、iii)公衆安全、iv)到達可能性(reachability)及び移動度の形態(mobility aspects)を含むユーザ経験の一貫性を確保するための現在のインフラストラクチャサービスの統合、v)(地域規定及びオペレータポリシーの対象であり、特定公衆安全指定周波数帯域及び端末に制限された)EUTRANカバレッジの不在時の公衆安全である。
図6は、2個のUE間の通信のためのデフォルトデータ経路の例を示す。図6を参照すると、非常に近接した2個のUE(例えば、UE1、UE2)が互いに通信するときにも、それらのデータ経路(ユーザ平面)はオペレータネットワークを介する。よって、通信のための一般的なデータ経路は、eNB及びゲートウェイ(GW)(例えば、SGW/PGW)を含む。
図7乃至図8は、プロキシミティ通信のためのデータ経路シナリオの例を示す。無線装置(例えば、UE1、UE2)が互いに隣接すると、直接モードデータ経路(図7)又は地域的にルートされたデータ経路(図8)を用いることができる。直接モードデータ経路において、eNB及びSGW/PGWなしで(認証などの適切な手続後に)無線装置が互いに直接接続される。地域的にルートされたデータ経路では、無線装置がeNBのみを介して互いに接続される。
図9は、ノン―ローミングリファレンスアーキテクチャを示す概念図である。
PC1乃至PC5はインタフェースを示す。PC1は、UE内のProSeアプリケーションとProSeアプリケーションサーバとの間の基準点である。これは、アプリケーションレベルシグナリング要求事項を定義するのに使用される。PC2は、ProSeアプリケーションサーバとProSe機能との間の基準点である。これは、ProSeアプリケーションサーバと、ProSe機能(function)を通じて3GPP EPSによって提供されるProSe機能性(functionality)との間の相互作用を定義するのに使用される。一例は、ProSe機能内のProSeデータベースに対するアプリケーションデータアップデートのためのものであり得る。他の例は、3GPP機能性とアプリケーションデータ、例えば、名前変換(name translation)との間の相互連動(interworking)でProSeアプリケーションサーバによって使用されるデータであり得る。PC3は、UEとProSe機能との間の基準点である。これは、UEとProSe機能との間の相互作用を定義するのに使用される。一例は、ProSeディスカバリ及び通信のための構成に使用することができる。PC4は、EPCとProSe機能との間の基準点である。これは、EPCとProSe機能との間の相互作用を定義するのに使用される。可能な使用ケースは、各UE間の1対1通信経路を設定するケース、又は、セッション管理又は移動度管理のためにProSeサービス(認証)を実時間で有効化するケースであり得る。
PC5は、(各UE間直接及びLTE―Uuを介した各UE間)1対1通信及びリレーのためにディスカバリ及び通信のための制御及びユーザ平面に使用される各UE間の基準点である。最後に、PC6は、異なるPLMNに加入された各ユーザ間のProSeディスカバリなどの機能に使用できる基準点である。
EPC(Evolved Packet Core)は、MME、S―GW、P―GW、PCRF、HSSなどのエンティティを含む。ここで、EPCは、E―UTRANコアネットワークアーキテクチャを示す。EPC内のインタフェースは、図9に明示的に示していないが、影響を受けることができる。
アプリケーション機能性を形成するProSe能力のユーザであるアプリケーションサーバは、例えば、公衆安全の場合は特定エージェンシー(PSAP)であってもよく、商業的場合はソーシャルメディアであってもよい。これらアプリケーションは3GPPアーキテクチャ外で定義されるが、3GPPエンティティに向かう基準点があり得る。アプリケーションサーバは、UE内のアプリケーションに向かって通信することができる。
UE内のアプリケーションは、アプリケーション機能性を形成するProSe能力を用いる。例は、公衆安全グループの各メンバー間の通信又は近接した友達(buddies)を探すように要求するソーシャルメディアアプリケーションのためのものであり得る。3GPPによって定義された(EPSの一部として)ネットワーク内のProSe機能は、ProSeアプリケーションサーバ、EPC及びUEに向かう基準点を有する。
機能性は制限されないが、次のものを含むことができる。
― 第3者アプリケーションに向かう基準点を通じた相互連動
― ディスカバリ及び直接通信のためのUEの認証及び構成
― EPCレベルProSeディスカバリの機能性のイネーブリング
― ProSe関連の新しい加入者データ及び/データ格納のハンドリング;ProSeアイデンティティのハンドリング
― 保安関連機能性
― ポリシー関連機能性に対するEPCに向かう制御提供
―(EPCを通じて又はその外、例えば、オフライン充電)充電のための機能性提供
特に、次の識別子は、ProSe直接通信で使用する識別子である。
− ソース層−2 ID(Source Layer−2 ID):PC5インターフェースでD2Dパケットの送信機を識別する。ソース層−2 IDは、RLC UMエンティティの受信機の識別に使用される。
− 目的地層−2 ID(Destination Layer−2 ID):PC5インターフェースでD2Dパケットの対象を識別する。目的地層−2 IDは、MAC層でパケットのフィルタリングに使用される。目的地層−2 IDは、ブロードキャスト、グループキャスト又はユニキャスト識別子であり得る。
− SA L1 ID:PC5インターフェースでのスケジューリング割り当て(SA:Scheduling Assignment)の識別子である。SA L1 IDは、物理層でのパケットフィルタリングに使用される。SA L1 IDは、ブロードキャスト、グループキャスト又はユニキャスト識別子であり得る。
グループ形成や端末でのソース層−2 ID及び目的地層−2 IDの設定に非接続層(No Access Stratum)シグナリングが要求される。このような情報は上位層によって提供される。
グループキャスト及びユニキャストの場合、MAC層は、対象(グループ、端末)を識別する上位層ProSe ID(すなわち、ProSe層−2グループID及びProSe端末ID)を二つのビット列に変換するようになり、このうちの一つは、物理層に伝達されてSA L1 IDとして使用され、他の一つは目的地層−2 IDとして使用される。ブロードキャストの場合、L2でグループキャスト及びユニキャストと同一の形式の予め定義されたSA L1 IDを使用してブロードキャスト送信であることをL1に指示する。
図10は、サイドリンク(Sidelink)のための層―2構造を示す概念図である。
サイドリンクは、ProSe直接通信及びProSe直接ディスカバリのためのUE対UEインタフェースであり、PC5インタフェースに対応する。サイドリンクは、ProSe直接ディスカバリ及び各UE間のProSe直接通信を含む。サイドリンクは、アップリンク送信と類似するアップリンクリソース及び物理チャネル構造を用いる。しかし、後述する任意の変化が物理チャネルに起こる。E―UTRAは、2個のMACエンティティ、すなわち、UE内の一つのエンティティ及びE―UTRAN内の一つのエンティティを定義する。これらMACエンティティは、追加的に次の送信チャネル、i)サイドリンク放送チャネル(SL―BCH)、ii)サイドリンクディスカバリチャネル(SL―DCH)及びiii)サイドリンク共有チャネル(SL―SCH)をハンドルする。
― 基本送信方式:サイドリンク送信は、UL送信方式と同一の基本送信方式を用いる。しかし、サイドリンクは、全てのサイドリンク物理チャネルに対する単一クラスタ送信に制限される。また、サイドリンクは、それぞれのサイドリンクサブフレームの端で1個のシンボルギャップを用いる。
― 物理層プロセッシング:送信チャネルのサイドリンク物理層プロセッシングは、次のステップでUL送信と異なる。
i)スクランブリング:PSDCH及びPSCCHに対して、スクランブリングはUE特定ではない。
ii)変調:64QAMは、サイドリンクに対してサポートされない。
― 物理サイドリンク制御チャネル:PSCCHはサイドリンク制御リソースにマップされる。PSCCHは、PSSCHのためにUEによって使用されるリソース及び他の送信パラメータを示す。
― サイドリンク参照信号:PSDCH、PSCCH及びPSSCH復調のために、アップリンク復調参照信号と類似する参照信号は、ノーマルCPではスロットの4番目のシンボルで送信され、拡張CPではスロットの3番目のシンボルで送信される。サイドリンク復調参照信号シーケンスの長さは、整列されたリソースのサイズ(サブキャリアの数)と同一である。PSDCH及びPSCCHに対して、参照信号は、固定ベースシーケンス、サイクリックシフト及び直交カバーコードに基づいて生成される。
― 物理チャネル手続:カバレッジ内(in―coverage)の動作のために、サイドリンク送信の電力スペクトル密度はeNBによって影響を受けることができる。
図11Aは、ProSe直接通信のためのユーザ平面プロトコルスタックを示す概念図で、図11Bは、ProSe直接通信のための制御平面プロトコルスタックを示す。
図11Aは、(他の端末で終了する)PDCP、RLC及びMAC層がユーザ平面のために列挙された各機能(例:ヘッダー圧縮、HARQ再送信)を行うユーザ平面プロトコルスタックを示す。PC5インターフェースは、図11Aに示したように、PDCP、RLC、MAC及びPHYで構成される。
ProSe直接通信のユーザ平面の内容:i)MACサブヘッダーは、(多数の論理チャネルを区分するために)LCIDを含み、ii)MACヘッダーは、ソース層−2 ID及び目的地層−2 IDを含み、iii)ProSe直接通信は、MAC多重化/逆多重化で優先順位処理及びパディングに有用で、iv)RLC UMはProSe直接通信に有用で、v)RLC SDUの分割及び再結合が行われ、vi)受信端末は、ピア(peer)送信端末ごとに少なくとも一つのRLC UMエンティティを維持しなければならなく、vii)RLC UM受信エンティティは、1番目のRLC UMデータユニットを受信する前に構成される必要がなく、viii)U−モードは、ProSe直接通信のためのPDCPでのヘッダー圧縮に使用される。
図11Bは、制御平面プロトコルスタックを示す図であって、(他の端末で終了する)RRC、RLC、MAC、及びPHY下位層は、制御平面のために列挙された各機能を行う。D2D端末は、D2D通信前に受信D2D端末への論理的連結を樹立及び維持しない。
図12は、ProSe直接ディスカバリのためのPC5インタフェースを示す概念図である。
ProSe直接ディスカバリは、ProSe可能端末でPC5を通じてE−UTRA直接無線信号を用いて近傍の他のProSe可能端末を発見するために使用される手続と定義される。
図12には、ProSe直接ディスカバリのための無線プロトコルスタック(AS)が示されている。
AS層は、次のような各機能を行う。
− 上位層とのインターフェース(ProSeプロトコル):MAC層は、上位層からディスカバリ情報を受信する(ProSeプロトコル)。IP層はディスカバリ情報の受信に使用されない。
− スケジューリング:MAC層は、上位層から受信されたディスカバリ情報を知らせるために使用される無線リソースを決定する。
− ディスカバリPDU生成:MAC層は、ディスカバリ情報を搬送するMAC PDUを構成し、決定された無線リソースでの送信のために物理層にMAC PDUを送信する。MACヘッダーは追加されない。
ディスカバリ情報を知らせるためのリソース割り当てには二つの類型がある。
− タイプ1:ディスカバリ情報を知らせるための各リソースを非端末特定的に割り当てるリソース割り当て手続として、i)基地局は、端末にディスカバリ情報を知らせるために使用され、SIBでシグナルできるリソースプール設定を提供し、ii)端末は、指示されたリソースプールから無線リソースを自体的に選択し、ディスカバリ情報を知らせ、iii)端末は、各ディスカバリ周期の間、任意に選択されたディスカバリリソースでディスカバリ情報を知らせることができることを特徴とする。
− タイプ2:ディスカバリ情報を知らせるための各リソースを端末特定的に割り当てるリソース割り当て手続として、i)RRC_CONNECTEDの端末は、RRCを介して基地局からディスカバリ情報を知らせるためのリソースを要請することができ、ii)基地局は、RRCを介してリソースを割り当て、iii)リソースは、モニタリングのために各端末で設定されたリソースプール内で割り当てられる。
RRC_IDLEである端末の場合は、基地局が次のうちの一つを選択することができる。
− 基地局は、SIBでのディスカバリ情報通知のためのタイプ1のリソースプールを提供することができる。ProSe直接ディスカバリに対する権限が付与された各端末は、RRC_IDLEでディスカバリ情報を知らせるために、これらのリソースを使用する。
− 基地局は、SIBでD2Dを支援するが、ディスカバリ情報伝達のための各リソースは提供しないことを指示することができる。各端末は、ディスカバリ情報伝達のためのD2Dリソースを要請するためにRRC Connectedに進入しなければならない。
RRC_CONNECTEDである端末の場合、
− ProSe直接ディスカバリ通知を行うように権限が付与された端末は、基地局にD2Dディスカバリ通知を行おうとすることを指示する。
− 基地局は、MMEから受信された端末コンテキストを使用して端末がProSe直接ディスカバリ通知に対する権限を有するか否かを確認する。
− 基地局は、専用RRCシグナリングを通じて(又はリソース無しで)タイプ1のリソースプール又はディスカバリ情報伝達のための専用タイプ2のリソースを使用するように端末を構成することができる。
− 基地局によって割り当てられた各リソースは、a)基地局がRRCシグナリングによってリソースを解除したり、b)端末がIDLEに進入するまで有効である(FFSの場合、IDLEでもリソースが有効であり得る)。
RRC_IDLE及びRRC_CONNECTEDである各受信端末は、権限が付与されたタイプ1及びタイプ2のディスカバリリソースプールを全てモニタする。端末は、SIBでのディスカバリ情報モニタリングに使用されるリソースプール構成を提供する。SIBは、隣接セルでの通知のために使用される各ディスカバリリソースも含むことができる。
図13は、連係したエンティティの二つのUM(unacknowledged mode)のモデルを示す概念図である。
UM(Unacknowledged Mode)では、上位層への順次的伝達が提供されるが、漏れたPDUの再送信は要請されない。一般に、UMは、短い伝達時間に比べて誤りのない伝達がそれほど重要でないVoIPなどのサービスに使用される。TM(Transparent Mode)は、支援はされるが、ランダムアクセスなどの特定の目的でのみ使用される。
UM(unacknowledged mode)は、分割/再結合及び順次的伝達を支援するが、再送信は支援しない。このようなモードは、誤りのない伝達が要求されない場合、例えば、VoIP(voice−over IP)、又は再送信を要請できない場合、例えば、MBSFNを使用したMTCH及びMCCHでのブロードキャスト送信に使用される。
送信UM RLCエンティティは、RLC SDUからUMD PDUを形成する場合、i)下位層で通知された特定送信機会に下位層によって指示されたRLC PDUの全体サイズ内にUMD PDUが入ってくるように各RLC SDUを分割及び/又は連接することができ、ii)関連RLCヘッダーをUMD PDUに含ませることができる。
受信UM RLCエンティティは、UMD PDUを受信する場合、i)UMD PDUが重複して受信されたか否かを検出し、重複したUMD PDUを捨て、ii)各UMD PDUが順序無しで受信された場合、これらを再配列することができ、iii)下位層でのUMD PDU損失を検出し、過度の再配列遅延を回避し、iv)再配列されたUMD PDUで(損失が検出されたRLC PDUを占めない)RLC SDUを再結合し、各RLC SDUをRLC SNの昇順に上位層に伝達し、v)特定RLC SDUに属したUMD PDUの下位層での損失によってRLC SDUに再結合できない受信された各UMD PDUを捨てることができる。
RLCの再設定時、受信UM RLCエンティティは、順序無しで受信されたUMD PDUで各RLC SDUを再結合し、可能な場合、上位層に伝達し、ii)RLC SDUに再結合できない残りのUMD PDUは捨て、ii)各関連状態変数を初期化し、各関連タイマーは停止させる。
受信UM RLCエンティティは、次のように状態変数VR(UH)によって再配列ウィンドウを維持することができる。
i)(VR(UH)−UM_Window_Size)≦SN<VR(UH)であると、SNは再配列ウィンドウ内に入ってくる。
ii)そうでない場合、SNは再配列ウィンドウから逸脱する。
下位層からUMD PDUを受信すると、受信UM RLCエンティティは、受信されたUMD PDUを捨てたり受信バッファに入れる。
受信されたUMD PDUが受信バッファに入っていくと、受信UM RLCは状態変数をアップデートし、各RLC SDUを再結合して上位層に伝達し、必要な場合、t−再配列を開始/停止することができる。
t−再配列が終了すると、受信UM RLCエンティティは各状態変数をアップデートし、各RLC SDUを再結合して上位層に伝達し、必要な場合、t−再配列を開始することができる。
SN=xであるUMD PDUが上位層から受信された場合、VR(UR)<x<VR(UH)で、SN=xであるUMD PDUが以前に受信されたり、(VR(UH)−UM_Window_Size)≦x<VR(UR)であると、受信UM RLCエンティティは受信されたUMD PDUを捨てることができる。
そうでない場合、受信UM RLCエンティティは、受信されたUMD PDUを受信バッファに入れる。
SN=xであるUMD PDUが受信バッファに入っていくと、受信UM RLCエンティティは、VR(UH)をx+1にアップデートし、SNが再配列ウィンドウから逸脱した各UMD PDUで各RLC SDUを再結合するが、このとき、各RLCヘッダを除去し、再結合された各RLC SDUは、xが再配列ウィンドウから逸脱した場合、以前に伝達されていないと、RLC SNの昇順に上位層に伝達することができる。
VR(UR)が再配列ウィンドウから逸脱した場合、受信UM RLCエンティティは、VR(UR)を(VR(UH)−UM_Window_Size)に設定することができる。
SN=VR(UR)であるUMD PDUが受信バッファに含まれた場合、受信UM RLCエンティティは、VR(UR)をSN>現在のVR(UR)である受信されていない1番目のUMD PDUのSNにアップデートし、SN<アップデートされたVR(UR) UMD PDUで各RLC SDUを再結合するが、このとき、各RLCヘッダーを除去し、再結合された各RLC SDUは、以前に伝達されていないと、RLC SNの昇順に上位層に伝達することができる。
t−再配列が実行されており、VR(UX)≦VR(UR)である場合、又は、t−再配列が実行されており、VR(UX)が再配列ウィンドウから逸脱し、VR(UX)はVR(UH)と同じでない場合、受信UM RLCエンティティはt−再配列を停止又は再設定することができる。
(前記の各動作によってt−再配列が停止された場合を含めて)t−再配列が実行されておらず、VR(UH)>VR(UR)であると、受信UM RLCエンティティはt−再配列を開始、VR(UX)をVR(UH)に設定することができる。
t−再配列が終了すると、受信UM RLCエンティティは、VR(UR)をSN>VR(UR)である受信されていない1番目のUMD PDUのSNにアップデートし、SN<アップデートされたVR(UR) UMD PDUで各RLC SDUを再結合し、このとき、各RLCヘッダーを除去し、再結合された各RLC SDUは、以前に伝達されていないと、RLC SNの昇順に上位層に伝達することができる。
VR(UH)>VR(UR)であると、受信UM RLCエンティティはt−再配列を開始し、VR(UX)をVR(UH)に設定することができる。
各送信UM RLCエンティティは、次のような上述した各状態変数を維持しなければならない。
a)VT(US):この状態変数は、新しく生成される次のUMD PDUのために割り当てられたSNの値を有する。この変数は初期に0に設定され、UM RLCエンティティがSN=VT(US)であるUMD PDUを伝達する度にアップデートされる。
各受信UM RLCエンティティは、次のような上述した各状態変数を維持しなければならない。
a)VR(UR)−UM受信状態変数:この状態変数は、再配列の間に考慮される最も初期のUMD PDUの値を有する。この変数は初期に0に設定される。
b)VR(UX)−UM t−再配列状態変数:この状態変数t−再配列を起こすUMD PDUのSNの次のSNの値を有する。
c)VR(UH)−UM最高受信状態変数:この状態変数が受信された各UMD PDUのうち最も高いSNを有するUMD PDUのSNの次のSNの値を有し、再配列上の上位エッジとして機能する。この変数は初期に0に設定される。
図14a〜図14fは、UMD PDUのための概念図である。
図14aは、5ビットSNを有するUMD PDUのための図で、図14bは、10ビットSNを有するUMD PDUのための図で、図14cは、5ビットSN(各LIの奇数番号、i.e.K=1、3、5、…)を有するUMD PDUのための図で、図14dは、5ビットSN(各LIの偶数番号、すなわち、K=2、4、6、…)を有するUMD PDUのための図で、図14eは、10ビットSN(各LIの奇数番号、すなわち、K=1、3、5、…)を有するUMD PDU、及び図14fは、10ビットSN(各LIの偶数番号、すなわち、K=2、4、6、…)を有するUMD PDUのための図である。
UMD PDUは、データフィールド及びUMD PDUで構成される。UMD PDUヘッダーは、固定された部分(全てのUMD PDUに存在する各フィールド)及び拡張部分(必要な場合、UMD PDUのために存在する各フィールド)で構成される。UMD PDUヘッダーの固定された部分はバイト整列され、FI、E及びSNで構成される。UMD PDUヘッダーの拡張部分はバイト整列され、E及びLIで構成される。
UM RLCエンティティは、RRCによって5ビットSN又は10ビットSNを使用するように設定される。5ビットSNが設定される場合、UMD PDUヘッダーの固定された部分の長さは1バイトである。10ビットSNが設定された場合、UMD PDUヘッダーの固定された部分は、D/C、RF及びPフィールドが全てR1フィールドに取り替えられることを除いて、AMD PDUヘッダーの固定された部分と同一である。UMD PDUヘッダーの拡張部分は、(設定されたSNサイズとは関係なく)AMD PDUヘッダーの拡張部分と同一である。
UMD PDUヘッダーは、UMD PDU内に一つ以上のデータフィールド要素が存在するときのみに拡張部分で構成され、この場合、最後の要素を除いた全てのデータフィールド要素のためにE及びLIが存在する。また、UMD PDUヘッダーがLIの奇数番号で構成される場合、最後のLIの後に4つのパディングビットが来る。
図14a〜図14fの各フィールドの定義で、各パラメータの各ビットが表現されるが、1番目及び最上位ビットは、最も左側のビット及び最後のビットであり、最下位ビットは、最も右側のビットである。特別な言及がないと、整数は、無符号整数のための標準二進エンコーディングでエンコードされる。
― データフィールド:各データフィールド要素は、送信装置でRLCエンティティに到着する順にデータフィールドにマップされる。データフィールドサイズの単位(granularity)は1バイトで、最大データフィールドサイズは、最大TBサイズから最小MAC PDUヘッダーサイズと最小RLC PDUヘッダーサイズとの和を引いたものである。UMD PDUセグメントはデータフィールドにマップされる。各ゼロRLC SDUセグメント及び一つ以上のRLC SDU、一つ又は二つのRLC SDUセグメント及びゼロ以上のRLC SDU;各RLC SDUセグメントは、データフィールドの開始部分又は終了部分にマップし、2047オクテットより大きいRLC SDU又はRLC SDUセグメントはデータフィールドの終了部分にのみマップすることができる。二つのRLC SDUセグメントが存在するとき、これらは互いに異なるRLC SDUに属する。
― シーケンスナンバー(SN:sequence number)フィールド:SNフィールドは、該当UMD又はAMD PDUのシーケンスナンバーを指示する。AMD PDUセグメントの場合、SNフィールドは、AMD PDUセグメントを構成していた本来のAMD PDUのシーケンスナンバーを指示する。シーケンスナンバーは、毎UMD又はAMD PDUごとに1ずつ増加する。UMD PDUに対して(設定可能な)長さは5ビット又は10ビットである。
― 拡張ビット(E)フィールド:長さは1ビットである。Eフィールドは、データフィールドが後に続くのか、それともEフィールド及びLIフィールドのセットが後に続くのかを指示する。Eフィールドの解釈は、表1及び表2で提供される。
Figure 2017518667
Figure 2017518667
― 長さ指示子(LI:Length Indicator)フィールド:長さは11ビットである。LIフィールドは、UM又はAM RLCエンティティによって伝達された/受信されたRLCデータPDUに存在する該当データフィールド要素のバイト長さを指示する。RLCデータPDUヘッダーに存在する1番目のLIは、RLCデータPDUのデータフィールドに存在する1番目のデータフィールド要素に該当し、RLCデータPDUヘッダーに存在する2番目のLIは、RLCデータPDUのデータフィールドに存在する2番目のデータフィールド要素に該当する。0値は予備される。
― FI(Framing Info)フィールド:長さは2ビットである。FIフィールドは、RLC SDUがデータフィールドの開始部分及び/又は終了部分で分割されるか否かを指示する。具体的に、FIフィールドは、データフィールドの1番目のバイトがRLC SDUの1番目のバイトに該当するか否か、そして、データフィールドの最後のバイトがRLC SDUの最後のバイトに該当するか否かを指示する。FIフィールドの解釈は表3に提供されている。
Figure 2017518667
図15は、PDCPエンティティの機能的観点を示す概念図である。
各PDCPエンティティティはPDCP下位層に位置する。一つの端末に対して多くのPDCPエンティティを定義することができる。ユーザ平面データを搬送する各PDCPエンティティは、ヘッダー圧縮を使用するように構成することができる。各PDCPエンティティは、一つの無線ベアラ(radio bearer)のデータを搬送する。本明細書のバージョンでは、強靭なヘッダー圧縮プロトコル(robust header compression protocol;ROHC)のみが支援される。全てのPDCPエンティティは、最大1個のROHC圧縮機と最大1個のROHC圧縮解除機を使用する。PDCPエンティティは、いずれのベアラに対してデータを搬送するのかによって制御平面又はユーザ平面と連係する。
図15は、PDCP下位層に対するPDCPエンティティの機能的観点を示すが、本発明の具現はこれに制限されない。RNの場合、u平面に対して無欠性保護及び検証も行われる。
ULデータ送信手続
上位層からのPDCP SDUの受信時、端末は、PDCP SDUと連係した除去タイマー(discard timer)を開始する。上位層から受信されたPDCP SDUの場合、端末は、Next_PDCP_TX_SNに該当するPDCP SN(Sequence Number)をPDCP SDUと連係させ、PDCP SDUのヘッダー圧縮を行い、このPDCP SDUと連係したTX_HFN及びPDCP SNに基づいてCOUNTを使用して無欠性保護及び演算を行い、Next_PDCP_TX_SNを1ずつ増加させ、結果PDCPデータPDUを下位層に提出することができる。
Next_PDCP_TX_SNがMaximum_PDCP_SNより大きいと、Next_PDCP_TX_SNは「0」に設定され、TX_HFNは1だけ増加する。
DLデータ送信手続
RLC UM上にマップされたDRBの場合、下位層からのPDCPデータPDUの受信時、受信されたPDCP SN<Next_PDCP_RX_SNであると、端末は、RX_HFNを1だけ増加させ、RX_HFN及び受信されたPDCP SNに基づいてCOUNTを使用してPDCPデータPDUを復号化することができる。そして、端末は、Next_PDCP_RX_SNを受信されたPDCP SN+1に設定することができる。Next_PDCP_RX_SN>Maximum_PDCP_SNであると、端末は、Next_PDCP_RX_SNを0に設定し、RX_HFNを1だけ増加させることができる。
端末は、(設定された場合)復号化されたPDCPデータPDUのヘッダー圧縮解除を行い、結果PDCP SDUを上位層に伝達することができる。
図16a〜図16bは、DRBのためのPDCPデータPDUフォーマットを示す概念図である。
図16aは、12ビットSN長さを使用するときのPDCPデータPDUのフォーマットを示す。このフォーマットは、RLC AM又はRLC UMにマップされたDRBからデータを搬送するPDCPデータPDUに対して適用可能である。
そして、図16bは、7ビットSN長さを使用するときのPDCPデータPDUのフォーマットを示す。このフォーマットは、RLC UMにマップされたDRBからデータを搬送するPDCPデータPDUに対して適用可能である。
各PDCPエンティティの受信側は、次のような各状態変数を維持することができる。
a)Next_PDCP_RX_SN:Next_PDCP_RX_SN変数は、与えられたPDCPエンティティに対して受信装置によって予想される次のPDCP SNを指示する。PDCPエンティティの構成時、端末はNext_PDCP_RX_SNを0に設定するようになる。
b)RX_HFN:RX_HFN変数は、与えられたPDCPエンティティに対して受信されたPDCP PDUのために使用されるCOUNT値の生成のためのHFN値を指示する。PDCPエンティティの構成時、端末はRX_HFNを0に設定するようになる。
c)Last_Submitted_PDCP_RX_SN:RLC AMにマップされたDRBのための各PDCPエンティティの場合、Last_Submitted_PDCP_RX_SN変数は、上位層に伝達された最後のPDCP SDUのSNを指示する。PDCPエンティティの構成時、端末は、Last_Submitted_PDCP_RX_SNをMaximum_PDCP_SNに設定するようになる。
D2D通信で、UM RLCエンティティ及びPDCPエンティティは、受信装置が送信装置から1番目のRLC UMD PDUを受信するとき、受信側で構成される。構成時、従来技術では、RLCエンティティ(すなわち、VR(UR)及びVR(UH))とPDCPエンティティ(すなわち、Next_PDCP_RX_SN及びRX_HFN)内の各関連状態変数が0に初期化される。しかし、このような動作は、RLC及びPDCP内で次のような問題をそれぞれ起こす。
RLCエンティティの場合、RLC UMエンティティの現在の機能の一つは、再配列を行い、検出を複製することである。RLCエンティティは、条件の一つでも満足されたか、VR(UR)<x<VR(UH)で、SN=xであるUMD PDUが以前に受信されたか、又は(VR(UH)−UM_Window_Size)≦x<VR(UR)である場合、受信されたUMD PDUを捨てることができる。
受信端末が任意の時点に送信ソースからのデータ受信に参加/再参加できるとしたとき、受信されたパケットのSNが除去ウィンドウ内に入ってきて誤って捨てられる可能性がある。パケットを捨てる確率は、ウィンドウのサイズに依存する。例えば、端末が先に受信RLCエンティティを設定するとき、VR(UR)とVR(UH)は初期に0に設定される。ウィンドウのサイズは10ビットSNに対して512に設定される。前記の公式により、1番目に受信されたパケットのSNが512と1023との間であると、端末はパケットを捨てるだろう。端末は、0と511との間のパケットが受信されるまで続いて各パケットを捨てるようになる。
PDCPエンティティの場合、PDCPエンティティの現在の機能の一つは、受信されたPDCP SDUの復号化を行うことにある。復号化は、HFN及び受信されたPDCP SNに基づいて行われる。HFNは、PDCP SNがラップアラウンド(wrap around)するときに1だけ増加する。
受信端末は、1番目のRLC UMD PDUが送信端末から受信されるときにPDCPエンティティを構成し、この場合、RX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNは0に初期化される。しかし、受信端末は、任意の時点に送信ソースからのデータ受信に参加/再参加できるとするとき、PDCP SNラップアラウンドの数によってHFNが既に特定の値に増加した状態である可能性がある。HFNが送信装置と受信装置との間で非同期化されると、受信装置は、受信されたPDCP PDUを正しく復号化することができなく、通信に失敗するようになる。
図17は、本発明の実施例に係るD2D通信のための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法に対する概念図である。
状態変数の強力な初期化のために、本発明は、RLC又はPDCP状態変数の初期値を含む構成メッセージに対応する明示的信号を送信機から受信機に送信することを提案する。受信機は、受信された構成メッセージによって、RLC又はPDCP状態変数を初期化する。
RLCエンティティの場合、送信RLCエンティティが、連係した端末の受信RLCエンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値を含む構成メッセージを生成する(S1701)。
送信RLCエンティティは、初期値を考慮して、連係した端末に生成された構成メッセージ(S1703)及びRLC PDU(S1705)を連係した端末の受信RLCエンティティに送信する。
好ましくは、構成メッセージは、初期値を用いてRLC PDUが送信される前に送信される。
好ましくは、構成メッセージは、少なくとも一つ以上のVR(UH)の初期値、又はVR(UR)の初期値を含み、VR(UR)は、UM RLCエンティティのための受信された状態変数を示し、これは、再配列の間に考慮される最も速いUMD PDUのRLC SN値を有する。また、VR(UR)は、UM RLCエンティティのための受信された状態変数のうち最も高い状態変数を示し、これは、受信されたUM PDUのうち最も高いSNを有するUMD PDUのSNの次回の順序のRLC SN値を有する。
好ましくは、構成メッセージは、他のパケットを送信する前に、連係した端末に複数回送信することができる。このとき、構成メッセージが送信される回数はe−NodeBによって設定される。
好ましくは、構成メッセージは、周期的に連係した端末に送信することができる。このとき、構成メッセージの送信周期はe−NodeBによって設定される。
送信端末が、それと連係した受信端末の受信RLCエンティティに1番目のRLC PDUを送信するとき、その1番目のRLC PDUのRLC SN(Sequence Number)を初期値として用いることができる。この1番目のRLC PDUは、構成メッセージが送信された後で最初に送信される。
好ましくは、送信RLCエンティティは、連係した端末の受信RLCエンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値に対応する特定値を用いてRLC PDUを送信する。
好ましくは、送信メッセージは、階層2信号の多様な形態(フォーマット)で送信することができる。例えば、MAC制御要素(Control Element(CE))、RLC制御PDU、又はPDCP制御PDUなどを用いることができる。
好ましくは、送信メッセージは、D2D(Device to Device)通信のための無線ベアラごとに送信することができる。
受信RLCエンティティが連係した端末の送信RLCエンティティからRLC状態変数の初期値を含む構成メッセージを受信すると、受信RLCエンティティは、RLC状態変数を受信された構成メッセージに含まれた初期値に設定する(S1707)。また、受信RLCエンティティは、設定されたRLC状態変数を用いて構成メッセージを受信した後、受信されたRLC PDUを処理する(S1709)。
選択的に、受信RLCエンティティが受信されたパケットと関連する問題を検出する場合(例えば、RLCエンティティで廃棄が続いたり、PDCPエンティティでヘッダー圧縮の失敗が続く場合)、受信RLCエンティティは、連係した端末の送信RLCエンティティに構成メッセージの送信を要請することができる。このとき、送信RLCエンティティは、受信RLCエンティティに前記送信要請に対する応答として構成メッセージを送信することができる。
UM RLCと連係したPDCPエンティティ内では、二つの状態変数(例えば、RX_HFN、Next_PDCP_RX_SN)が考慮される必要がある。現在の標準文書には、PDCPエンティティが最初に設定されるとき、このような状態変数も「0」に初期化される。
RX_HFNは、受信機内で内部的に維持される値であり、これはTX_HFNと同期化されなければならない。RX_HFNは、上述したように、受信されたPDCP SNとNext_PDCP_RX_SNとの間の比較結果によってアップデートされる。
そのため、D2D通信のためのPDCP層内で復号化が行われる場合、送信機と受信機との間のHFN値の同期化を維持するために、状態変数RX_HFN及びNext_PDCP_RX_SNは定められた値に初期化されたり、定められた規則に従って初期化されなければならない。
上述したように、RX_HFNは、受信機内で内部的に維持される値である。よって、受信機は、受信PDCPエンティティが最初に設定されるとき、正確なRX_HFN値を知ることができない。よって、本発明は、HFN値を同期するために考慮できる二つの方法を提案する。
− 方法1.送信機は、構成メッセージ(例えば、PDCP制御PDU)を用いて、受信機に現在のHFN値を送信する。
− 方法2.32ビットCOUNT値を全てのPDCPデータPDUに添付する。
方法1の場合、図17に示したRLCエンティティの場合と類似する。
PDCPエンティティの場合、送信PDCPエンティティが、連係した端末の受信PDCPエンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値を含む構成メッセージを生成する(S1701)。
送信PDCPエンティティは、連係した端末に生成された構成メッセージ(S1703)及びPDCP PDU(S1705)を連係した端末の受信RLCエンティティに送信し、受信PDCPエンティティはこれを初期値と考慮する。
好ましくは、構成メッセージは、初期値を用いてPDCP PDUが送信される前に送信される。
好ましくは、構成メッセージは、少なくとも一つ以上のNext_PDCP_RX_SNの初期値又はRX_HFN初期値を含む。Next_PDCP_RX_SNは、与えられたPDCPエンティティに対する受信機によって次回に期待されるPDCP SN値を示す。RX_HFNは、与えられたPDCPエンティティに対する受信されたPDCP PDUのために使用されるCOUNT値の生成のためのHFN値を示す。
好ましくは、構成メッセージは、他のパケットを送信する前に、連係した端末に複数回送信することができる。このとき、構成メッセージが送信される回数はe−NodeBによって設定される。
好ましくは、構成メッセージは、周期的に連係した端末に送信することができる。このとき、構成メッセージの送信周期はe−NodeBによって設定される。
送信端末が、それと連係した受信端末の受信PDCPエンティティに1番目のPDCP PDUを送信するとき、その1番目のPDCP PDUのPDCP SN(Sequence Number)を初期値として用いることができる。この1番目のPDCP PDUは、構成メッセージが送信された後で最初に送信される。
好ましくは、送信PDCPエンティティは、連係した端末の受信PDCPエンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値に対応する特定値を用いてPDCP PDUを送信する。
好ましくは、送信メッセージは、階層2信号の多様なフォーマットで送信することができる。例えば、MAC制御要素(Control Element(CE))、RLC制御PDU、又はPDCP制御PDUなどを用いることができる。
好ましくは、送信メッセージは、D2D(Device to Device)通信のための無線ベアラごとに送信することができる。
受信PDCPエンティティが連係した端末の送信PDCPエンティティからPDCP状態変数の初期値を含む構成メッセージを受信すると、受信PDCPエンティティは、PDCP状態変数を受信された構成メッセージに含まれた初期値に設定する(S1707)。また、受信PDCPエンティティは、設定されたPDCP状態変数を用いて構成メッセージを受信した後、受信されたPDCP PDUを処理する(S1709)。
選択的に、受信PDCPエンティティが受信されたパケットと関連する問題を検出する場合(例えば、RLCエンティティで廃棄が続いたり、PDCPエンティティでヘッダー圧縮の失敗が続く場合)、受信PDCPエンティティは、連係した端末の送信PDCPエンティティに構成メッセージの送信を要請することができる。このとき、送信PDCPエンティティは、受信PDCPエンティティに前記送信要請に対する応答として構成メッセージを送信することができる。
一方、方法2は図18を参照して説明する。
図18は、本発明の実施例に係るD2D通信のための階層−2の状態変数の明示的信号を送信する方法に対する概念図である。
方法2は、それぞれのPDCPデータPDUごとに全体のCOUNT値を追加することによって、方法1より強力な方法であり得る。
送信PDCPエンティティは、1番目のパケットを暗号化するためにCOUNT値を生成する(S1801)。そして、送信PDCPエンティティは、該当端末と該当端末と連係した端末との間に直接連結されたインターフェースを介して、連係した端末の受信PDCPエンティティに生成されたCOUNT値のMSB(Most Significant Bits)部分を送信する(S1803)。
好ましくは、COUNT値のMSB部分はPTK IDであり得る。よって、COUNT値の0番目のビットから15番目のビット(すなわち、COUNT値の右側から合計16ビットまで)をPTK IDに設定する。PDCP SNは、COUNT値の16番目のビットから31番目のビットまで挿入される。
PTK ID(ProSe Traffic Key identity)は、以前に同一のPGK及び端末内のPGK IDを使用したことのない送信端末内の唯一の値に設定される。グループID、PGK ID、及びグループメンバーIDと関連する16−ビットカウンタはPTK IDとして使用することができる。毎度新しいPTKが誘導される必要があり、PTK IDカウンタは増加する。
受信PDCPエンティティがCOUNT及びPDCP PDUのMSB部分を受信すると(S1805)、受信PDCPエンティティは、COUNTのMSB部分及び受信されたPDCP PDUのPDCP SN値を用いてCOUNTを生成する(S1807)。
好ましくは、PDCP SNは、COUNT値のLSB部分を占める。
その後、受信PDCPエンティティは、COUNT値を用いてPDCP PDUを復号化する(S1809)。
以上で説明された実施例は、本発明の構成要素と特徴が所定の形態で結合されたものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合されていない形態で実施されてもよい。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更されてもよい。ある実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、又は、他の実施例の対応する構成又は特徴に置換されてもよい。特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新たな請求項として含めたりすることができるということは明らかである。
本発明の実施例において、基地局(BS)によって行われると説明された特定の動作は、上位ノードのBSによって行われてもよい。BSを含む複数のネットワークノードで、MSとの通信のために行われる様々な動作が、基地局によって行われるか、あるいは基地局以外の他のネットワークノードによって行われることは明らかである。「eNB」は、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「基地局(BS)」、アクセスポイントなどの用語に代替されてもよい。
前述した実施例は、例えば、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はこれらの組合せのような様々な手段によって具現されてもよい。
ハードウェアの設定において、本発明の実施例に係る方法は、1つ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現されてもよい。
ファームウェアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明された機能又は動作を行うモジュール、手順、関数などの形態で具現されてもよい。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納され、プロセッサによって駆動され得る。前記メモリユニットは、前記プロセッサの内部又は外部に位置して、公知の様々な手段によって前記プロセッサとデータを交換することができる。
本発明は、本発明の特徴を逸脱しない範囲内で他の特定の形態に具体化できるということは、当業者にとって自明である。したがって、前記の詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈によって決定されなければならず、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
以上の方法は、3GPP LTEシステムに適用される例示を中心に説明されたが、本発明は3GPP LTEシステムの他にも様々な無線通信システムに適用可能である。
上述した一般的な説明と次の本発明の詳細な説明は、例示的で且つ説明するためのものであって、本発明の追加の説明を提供するためのものと意図されることを理解しなければならない。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
前記端末が、前記端末と連係した第2端末の受信RLC(Radio Link Control)エンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値を含む構成メッセージを生成すること;
前記第2端末に前記構成メッセージを送信すること;及び
前記初期値を考慮して前記第2端末の受信RLCエンティティにRLC PDUを送信すること;を含み、
前記構成メッセージは、前記RLC PDUの送信前に前記初期値を用いて送信されることを特徴とする、方法。
(項目2)
前記第2端末の受信RLCエンティティに第1RLC PDU(Protocol Data Unit)を送信することをさらに含み、
前記RLC PDUのRLCシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)は前記初期値に設定され、
前記第1RLC PDUは、前記構成メッセージの送信後、最も先に送信されることを特徴とする、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記端末は、前記第2端末の受信RLCエンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値に対応する特定値を用いて前記RLC PDUを送信する、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記構成メッセージは、少なくとも一つ以上のVR(UH)の初期値、又はVR(UR)の初期値を含み、
前記VR(UR)は、UM−RLCエンティティのための受信された状態変数を意味し、再配列の間に考慮される最も速いUMD PDUのRLCシーケンスナンバーの値を有し、
前記VR(UH)は、前記UM−RLCエンティティのための受信された状態変数のうち受信された最も高い状態変数を意味し、受信されたUMD PDUのうち最も高いシーケンスナンバーを有するUMD PDUのシーケンスナンバーの次のRLCシーケンスナンバーの値を有することを特徴とする、項目1に記載の方法。
(項目5)
前記構成メッセージは、他のパケットを送信する前に前記第2端末に複数回送信され、前記構成メッセージが送信される回数はe−NodeBによって設定される、項目1に記載の方法。
(項目6)
前記構成メッセージは、周期的に前記第2端末に送信され、前記構成メッセージの送信周期はe−NodeBによって設定される、項目1に記載の方法。
(項目7)
前記第2端末から前記構成メッセージの送信要請を受信すること;及び
前記第2端末に前記送信要請に対する応答として前記構成メッセージを送信すること;をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
前記端末と連係した第2端末の送信RLC(Radio Link Control)エンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値を含む構成メッセージを受信すること;
RLC状態変数を受信された構成メッセージ内に含まれた初期値に設定すること;及び
前記構成メッセージの受信後、前記設定されたRLC状態変数を用いてRLC PDUを処理すること;を含む、方法。
(項目9)
前記構成メッセージは、D2D(Device to Device)通信のための無線ベアラごとに受信することを特徴とする、項目8に記載の方法。
(項目10)
前記構成メッセージは、少なくとも一つ以上のVR(UH)の初期値、又はVR(UR)の初期値を含み、
前記VR(UR)は、UM−RLCエンティティのための受信された状態変数を意味し、再配列の間に考慮される最も速いUMD PDUのRLCシーケンスナンバーの値を有し、
前記VR(UH)は、前記UM−RLCエンティティのための受信された状態変数のうち受信された最も高い状態変数を意味し、受信されたUMD PDUのうち最も高いシーケンスナンバーを有するUMD PDUのシーケンスナンバーの次のRLCシーケンスナンバーの値を有することを特徴とする、項目8に記載の方法。
(項目11)
前記構成メッセージは階層−2シグナリングの多様な形態で受信される、項目8に記載の方法。
(項目12)
受信されたパケットの問題が検出されると、前記第2端末に構成メッセージの送信を要請することを含む、項目8に記載の方法。
(項目13)
無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
前記端末が、前記端末と連係した第2端末の受信PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値を含む構成メッセージを生成すること;
前記第2端末に前記構成メッセージを送信すること;及び
前記初期値を考慮して前記第2端末の受信PDCPエンティティにPDCP PDUを送信すること;を含み、
前記構成メッセージは、前記PDCP PDUの送信前に前記初期値を用いて送信されることを特徴とする、方法。
(項目14)
前記第2端末の受信PDCPエンティティに第1PDCP PDU(Protocol
Data Unit)を送信することをさらに含み、
前記PDCP PDUのPDCPシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)は前記初期値に設定され、
前記第1PDCP PDUは、前記構成メッセージの送信後、最も先に送信されることを特徴とする、項目13に記載の方法。
(項目15)
前記端末は、前記第2端末の受信PDCPエンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値に対応する特定値を用いて前記PDCP PDUを送信する、項目13に記載の方法。
(項目16)
前記構成メッセージは、少なくとも一つ以上のNext_PDCP_RX_SNの初期値又はRX_HFN初期値を含み、
前記Next_PDCP_RX_SNは、与えられたPDCPエンティティに対する受信機によって次回に期待されるPDCP SN値を示し、
前記RX_HFNは、前記与えられたPDCPエンティティに対する受信されたPDCP PDUのために使用されるCOUNT値の生成のためのHFN値を示す、項目13に記載の方法。
(項目17)
前記構成メッセージは、他のパケットを送信する前に前記第2端末に複数回送信され、前記構成メッセージが送信される回数はe−NodeBによって設定される、項目13に記載の方法。
(項目18)
前記構成メッセージは周期的に前記第2端末に送信され、前記構成メッセージの送信周期はe−NodeBによって設定される、項目13に記載の方法。
(項目19)
前記第2端末から前記構成メッセージの送信要請を受信すること;及び
前記第2端末に前記送信要請に対する応答として前記構成メッセージを送信すること;をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目20)
無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
前記端末と連係した第2端末の送信PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値を含む構成メッセージを受信すること;
PDCP状態変数を受信された構成メッセージ内に含まれた初期値に設定すること;及び
前記構成メッセージの受信後、前記設定されたPDCP状態変数を用いてPDCP PDUを処理すること;を含む、方法。
(項目21)
前記構成メッセージは、D2D(Device to Device)通信のための無線ベアラごとに受信することを特徴とする、項目20に記載の方法。
(項目22)
前記構成メッセージは、少なくとも一つ以上のNext_PDCP_RX_SNの初期値又はRX_HFN初期値を含み、
前記Next_PDCP_RX_SNは、与えられたPDCPエンティティに対する受信機によって次回に期待されるPDCP SN値を示し、
前記RX_HFNは、前記与えられたPDCPエンティティに対する受信されたPDCP PDUのために使用されるCOUNT値の生成のためのHFN値を示す、項目20に記載の方法。
(項目23)
前記構成メッセージは階層−2シグナリングの多様な形態で受信される、項目20に記載の方法。
(項目24)
受信されたパケットの問題が検出されると、前記第2端末に構成メッセージの送信を要請することを含む、項目20に記載の方法。
(項目25)
無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
最初のパケットを暗号化するためにCOUNT値を生成すること;及び
前記端末と前記端末と直接連結された第2端末との間のインターフェースを介して前記第2端末に前記COUNTのMSB(Most Significant Bit)部分を送信すること;を含む方法。
(項目26)
前記COUNTは、PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を用いて送信される、項目25に記載の方法。
(項目27)
無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
前記端末と前記端末と直接連結された第2端末との間のインターフェースを介して前記第2端末からCOUNT値のMSB(Most Significant Bit)部分を受信すること;
前記インターフェースを介してPDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を受信すること;
受信されたCOUNT値のMSB部分及び前記PDCP PDUのPDCPシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)を用いてCOUNT値を生成すること;及び
前記COUNTを用いて前記PDCP PDUを復号化すること;を含む方法。
(項目28)
前記PDCPシーケンスナンバーは、前記COUNTのLSB(Least Significant Bit)部分を占める、項目27に記載の方法。
(項目29)
無線通信システムで動作する端末として、
無線周波数(RF;radio frequency)モジュール;及び
前記RFモジュールを制御するように構成されるプロセッサ;を含み、
前記プロセッサは、前記端末と前記端末と直接連結された第2端末との間のインターフェースを介して前記第2端末からCOUNT値のMSB(Most Significant Bit)部分を受信し、前記インターフェースを介してPDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を受信し、受信されたCOUNT値のMSB部分及び前記PDCP
PDUのPDCPシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)を用いてCOUNT値を生成し、前記COUNTを用いて前記PDCP PDUを復号化する、端末。

Claims (29)

  1. 無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
    前記端末が、前記端末と連係した第2端末の受信RLC(Radio Link Control)エンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値を含む構成メッセージを生成すること;
    前記第2端末に前記構成メッセージを送信すること;及び
    前記初期値を考慮して前記第2端末の受信RLCエンティティにRLC PDUを送信すること;を含み、
    前記構成メッセージは、前記RLC PDUの送信前に前記初期値を用いて送信されることを特徴とする、方法。
  2. 前記第2端末の受信RLCエンティティに第1RLC PDU(Protocol Data Unit)を送信することをさらに含み、
    前記RLC PDUのRLCシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)は前記初期値に設定され、
    前記第1RLC PDUは、前記構成メッセージの送信後、最も先に送信されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記端末は、前記第2端末の受信RLCエンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値に対応する特定値を用いて前記RLC PDUを送信する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記構成メッセージは、少なくとも一つ以上のVR(UH)の初期値、又はVR(UR)の初期値を含み、
    前記VR(UR)は、UM−RLCエンティティのための受信された状態変数を意味し、再配列の間に考慮される最も速いUMD PDUのRLCシーケンスナンバーの値を有し、
    前記VR(UH)は、前記UM−RLCエンティティのための受信された状態変数のうち受信された最も高い状態変数を意味し、受信されたUMD PDUのうち最も高いシーケンスナンバーを有するUMD PDUのシーケンスナンバーの次のRLCシーケンスナンバーの値を有することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  5. 前記構成メッセージは、他のパケットを送信する前に前記第2端末に複数回送信され、前記構成メッセージが送信される回数はe−NodeBによって設定される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記構成メッセージは、周期的に前記第2端末に送信され、前記構成メッセージの送信周期はe−NodeBによって設定される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第2端末から前記構成メッセージの送信要請を受信すること;及び
    前記第2端末に前記送信要請に対する応答として前記構成メッセージを送信すること;をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
    前記端末と連係した第2端末の送信RLC(Radio Link Control)エンティティのために使用されるRLC状態変数の初期値を含む構成メッセージを受信すること;
    RLC状態変数を受信された構成メッセージ内に含まれた初期値に設定すること;及び
    前記構成メッセージの受信後、前記設定されたRLC状態変数を用いてRLC PDUを処理すること;を含む、方法。
  9. 前記構成メッセージは、D2D(Device to Device)通信のための無線ベアラごとに受信することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記構成メッセージは、少なくとも一つ以上のVR(UH)の初期値、又はVR(UR)の初期値を含み、
    前記VR(UR)は、UM−RLCエンティティのための受信された状態変数を意味し、再配列の間に考慮される最も速いUMD PDUのRLCシーケンスナンバーの値を有し、
    前記VR(UH)は、前記UM−RLCエンティティのための受信された状態変数のうち受信された最も高い状態変数を意味し、受信されたUMD PDUのうち最も高いシーケンスナンバーを有するUMD PDUのシーケンスナンバーの次のRLCシーケンスナンバーの値を有することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  11. 前記構成メッセージは階層−2シグナリングの多様な形態で受信される、請求項8に記載の方法。
  12. 受信されたパケットの問題が検出されると、前記第2端末に構成メッセージの送信を要請することを含む、請求項8に記載の方法。
  13. 無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
    前記端末が、前記端末と連係した第2端末の受信PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値を含む構成メッセージを生成すること;
    前記第2端末に前記構成メッセージを送信すること;及び
    前記初期値を考慮して前記第2端末の受信PDCPエンティティにPDCP PDUを送信すること;を含み、
    前記構成メッセージは、前記PDCP PDUの送信前に前記初期値を用いて送信されることを特徴とする、方法。
  14. 前記第2端末の受信PDCPエンティティに第1PDCP PDU(Protocol Data Unit)を送信することをさらに含み、
    前記PDCP PDUのPDCPシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)は前記初期値に設定され、
    前記第1PDCP PDUは、前記構成メッセージの送信後、最も先に送信されることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記端末は、前記第2端末の受信PDCPエンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値に対応する特定値を用いて前記PDCP PDUを送信する、請求項13に記載の方法。
  16. 前記構成メッセージは、少なくとも一つ以上のNext_PDCP_RX_SNの初期値又はRX_HFN初期値を含み、
    前記Next_PDCP_RX_SNは、与えられたPDCPエンティティに対する受信機によって次回に期待されるPDCP SN値を示し、
    前記RX_HFNは、前記与えられたPDCPエンティティに対する受信されたPDCP PDUのために使用されるCOUNT値の生成のためのHFN値を示す、請求項13に記載の方法。
  17. 前記構成メッセージは、他のパケットを送信する前に前記第2端末に複数回送信され、前記構成メッセージが送信される回数はe−NodeBによって設定される、請求項13に記載の方法。
  18. 前記構成メッセージは周期的に前記第2端末に送信され、前記構成メッセージの送信周期はe−NodeBによって設定される、請求項13に記載の方法。
  19. 前記第2端末から前記構成メッセージの送信要請を受信すること;及び
    前記第2端末に前記送信要請に対する応答として前記構成メッセージを送信すること;をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  20. 無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
    前記端末と連係した第2端末の送信PDCP(Packet Data Convergence Protocol)エンティティのために使用されるPDCP状態変数の初期値を含む構成メッセージを受信すること;
    PDCP状態変数を受信された構成メッセージ内に含まれた初期値に設定すること;及び
    前記構成メッセージの受信後、前記設定されたPDCP状態変数を用いてPDCP PDUを処理すること;を含む、方法。
  21. 前記構成メッセージは、D2D(Device to Device)通信のための無線ベアラごとに受信することを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 前記構成メッセージは、少なくとも一つ以上のNext_PDCP_RX_SNの初期値又はRX_HFN初期値を含み、
    前記Next_PDCP_RX_SNは、与えられたPDCPエンティティに対する受信機によって次回に期待されるPDCP SN値を示し、
    前記RX_HFNは、前記与えられたPDCPエンティティに対する受信されたPDCP PDUのために使用されるCOUNT値の生成のためのHFN値を示す、請求項20に記載の方法。
  23. 前記構成メッセージは階層−2シグナリングの多様な形態で受信される、請求項20に記載の方法。
  24. 受信されたパケットの問題が検出されると、前記第2端末に構成メッセージの送信を要請することを含む、請求項20に記載の方法。
  25. 無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
    最初のパケットを暗号化するためにCOUNT値を生成すること;及び
    前記端末と前記端末と直接連結された第2端末との間のインターフェースを介して前記第2端末に前記COUNTのMSB(Most Significant Bit)部分を送信すること;を含む方法。
  26. 前記COUNTは、PDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を用いて送信される、請求項25に記載の方法。
  27. 無線通信システムで動作する端末に対する方法において、
    前記端末と前記端末と直接連結された第2端末との間のインターフェースを介して前記第2端末からCOUNT値のMSB(Most Significant Bit)部分を受信すること;
    前記インターフェースを介してPDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を受信すること;
    受信されたCOUNT値のMSB部分及び前記PDCP PDUのPDCPシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)を用いてCOUNT値を生成すること;及び
    前記COUNTを用いて前記PDCP PDUを復号化すること;を含む方法。
  28. 前記PDCPシーケンスナンバーは、前記COUNTのLSB(Least Significant Bit)部分を占める、請求項27に記載の方法。
  29. 無線通信システムで動作する端末として、
    無線周波数(RF;radio frequency)モジュール;及び
    前記RFモジュールを制御するように構成されるプロセッサ;を含み、
    前記プロセッサは、前記端末と前記端末と直接連結された第2端末との間のインターフェースを介して前記第2端末からCOUNT値のMSB(Most Significant Bit)部分を受信し、前記インターフェースを介してPDCP(Packet Data Convergence Protocol) PDU(Protocol Data Unit)を受信し、受信されたCOUNT値のMSB部分及び前記PDCP PDUのPDCPシーケンスナンバー(Sequence Number;SN)を用いてCOUNT値を生成し、前記COUNTを用いて前記PDCP PDUを復号化する、端末。
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