JP2017517740A - 自動圧力調整漏れ検出装置および方法 - Google Patents

自動圧力調整漏れ検出装置および方法 Download PDF

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Abstract

漏れ検出装置(1)および方法は、調節されたガスを、調整可能圧力レギュレータ(30)から煙発生器(2)に送り、煙発生器内で生成され漏れ試験対象の流体システムに送られた煙が全圧力範囲にわたって最適濃度となるようにする。漏れ検出装置(1)および方法は特に、高圧で動作するシステム(たとえばターボ過給自動車のエンジン)を試験するために適用される。流量変換器(42)は、調節されて供給されたガスが煙発生器(2)に流れる速度を測定する。第1および第2の圧力変換器(44,46)は、調節されたガスの圧力および漏れ試験対象のシステムの圧力を測定する。圧力レギュレータ(30)が最適最大流速が生じる圧力まで調整され第1および第2の圧力変換器(44,46)によって測定された圧力が等しくなった後に、試験対象のシステムは、漏れの有無について目視検査される。

Description

発明の背景
1.技術分野
本発明は、煙を圧力範囲にわたって最適な煙濃度で送ることにより、漏れの存在と場所を目に見える形で確実に示すための、自動調整可能でありマイクロコントローラによって制御される漏れ検出装置および方法に関する。この装置および方法は、調節されたガス(たとえば圧縮空気)を最適圧力および流速で圧力レギュレータから煙発生器に対して送り、煙が上記ガスと混合されこのガスによって試験対象の流体システムに送られるようにすることにより、実現される。本明細書に開示される漏れ検出装置および方法は特に、高圧で動作するシステム(たとえば自動車のターボ過給エンジン)を試験するために適用される。
2.背景技術
環境に対する関心と過剰なエンジン燃料消費量のため、自動車のエンジンの健全性を試験して修理の必要がある漏れの存在と場所を判断できることが、ますます重要になっている。この点に関しては、エンジンを切った状態で空気をエンジンシステムに導入して空気の漏れを聞き取ろうとする試みが行なわれてきた。別の方法では、この場合もエンジンを切った状態で、煙発生装置を用いて目に見えるガスまたは蒸気を発生し、これを空気またはその他のガスと混合して試験対象のシステムに送っていた。試験対象のシステムの、目に見えないことが多い小さな穴から出ている煙が確認されると、確認した人に対して漏れの存在と場所を表示することで、修理が行なえるようにする。エンジンから空気が漏れていると、エンジンのパワー損失と燃料消費量の増加が発生する。
ターボ過給および/または過給自動車の場合、自動車のシステムの漏れの場所を求める方法はいくつかある。このような方法の1つは、エンジンを切った状態で、エンジンシステムに空気圧を導入するために、圧力レギュレータおよび圧力計によって制御される圧縮空気を用いることである。そうした上で、修理が必要かもしれない漏れが生じているおそれがある部位から逃げている空気圧を聞こうと試みる。別の方法は、漏れ検出器を用いて、加圧されたガス(たとえば典型的には圧縮空気/ショップエア(shop air))を試験対象のシステムに供給する。この漏れ検出器は、ソレノイドと、手動圧力レギュレータと、ボール表示型流量計と、圧力計と、鉱油を収容するキャニスタと、加熱器とを含む。電圧を加熱器に印加することによってキャニスタの中の鉱油を加熱する。この油が蒸発して煙になり、ガス供給装置がこの煙を試験システムに吹込む。このシステムから出た煙が視覚的に確認されることで、技術者に対して漏れの場所が示されて、修理を完了することができる。
しかしながら、ターボ過給およびその他の過給エンジンシステムは、非ターボ過給または非過給システムよりも大幅に高いシステム圧力で動作する。これらのシステムは一般的に高いシステム圧力で空気の漏れが発生する。したがって、煙を発生する漏れ検出器の場合、低圧の煙発生器を使用しても、エンジンの動作圧力をシミュレートするのに十分な圧力をエンジンシステム内に生じさせることができない。したがって、このような高圧システムの漏れを低圧装置を用いて発見することは極めて難しい。
試験対象のシステムに供給される煙の濃度は、煙を発生するキャニスタに出入りするガスの流れの速度の影響を強く受ける。煙を発生する溶液を蒸発させるための加熱器は、限られた体積の煙の蒸気しか発生させることができない。煙を発生するキャニスタに導入されるガスの体積は、煙発生器の出力圧力の影響を直接受けるので、設定圧力が高いほど体積は大きい。したがって、高圧の煙発生器は体積濃度が低い煙を発生し、結果として、試験対象のシステムは、主として最初に供給されたキャリアガスで満たされることになる。同じ点に関して、目に見えにくい煙がシステムから出る場合、技術者が漏れの部位を検出するのはより困難になる。圧力レギュレータを過剰に長い時間にわたっておよび/または過剰に高い圧力設定までランダムに上昇させた場合に試験対象のシステムの気圧が低いときは、キャリアガスの流速がそれに応じて上昇し、目に見える煙を発生できる速度を超えてしまうことがある。言い換えると、流速が高いほど、漏れの部位から出る、利用できる煙は希薄になる。したがって、システムから出る煙の濃度は低下し、この場合も技術者が漏れの部位を特定するのは難しい。
このため、キャリアガスの流速と圧力を最適レベルに自動的にかつ同時に調整することによって従来の手動調整漏れ検出器に固有の上記欠陥を回避することが望ましいであろう。上記最適レベルとは、圧力範囲にわたって密で濃い煙が試験対象のシステムに送られて、漏れの部位をより簡単にかつ確実に判断できることが保証されるレベルである。
発明の概要
概括的に述べると、以下で開示される自動調整可能でありマイクロコントローラによって制御される漏れ検出装置は、漏れ試験の対象であるシステムに、入口圧縮空気またはその他適切な不活性ガスを最適な流速と圧力で供給することにより、システムを加圧し漏れの存在と場所を正確にかつ視覚的に判断できるようにされている。この漏れ検出装置は、煙(すなわち目に見える蒸気)発生器または流体ポンプ噴霧装置を含む。これによって、煙を発生する適切な液体が、加熱されて蒸発して蒸気になる、または霧状にされて蒸気になる。入口空気の圧力は、圧力レギュレータによって調節され、煙と混合されてこの煙を煙発生器から試験対象のシステムに送り、システムに何らかの漏れがあるとそこから密で濃い煙が吹出す。この漏れ検出装置は特に、高圧で動作する試験システム、たとえばターボ過給またはそれ以外の方法で過給されるエンジンを用いて機能するシステム、および、試験圧力を上昇させてこういったシステムを試験することが望まれる工業用途に適用される。
入口空気は先ず圧力スイッチに供給される。圧力スイッチにより、コントローラは、入口空気が少なくとも予め定められた最低圧力に達したときに漏れ試験を実施することができる。入口空気は次に圧力レギュレータに供給される。圧力レギュレータは、ステッパ、サーボ、または電子圧力レギュレータモータによって駆動される。ステッパモータの減速ギアを回転させ、圧力レギュレータをコントローラによって調整する。調節された空気が、圧力レギュレータの出口ノズルから、通常は閉じているソレノイドの入口側に、流量変換器によって送られる。流量変換器は、コントローラに電気的に接続され、調節された空気がレギュレータから流れる速度を測定する。ソレノイドも、コントローラに電気的に接続され、漏れ試験を開始するために開かれる。ソレノイドが開かれた状態で、調節された空気がソレノイドの出口側から煙発生器に供給される。煙発生器の中で、煙を発生する液体が加熱されて蒸発し煙になる。この煙は、調節されて供給される空気により、漏れ試験の対象のシステムに送られる。第1の圧力変換器は、コントローラと、ソレノイドの入口側のコネクタとの間に、空気圧で連結され、圧力レギュレータの出口ノズルにおける調節された空気の圧力を測定する。第2の圧力変換器は、コントローラと、ソレノイドの出口側の、煙発生器の内部と連通するコネクタとの間に、空気圧で連結され、圧力レギュレータによって供給された調節された空気によって加圧されている試験対象のシステムの圧力を測定する。
漏れ試験の開始時に、コントローラは、ソレノイドを開き、煙発生器の加熱器に通電するかまたは流体ポンプ噴霧ノズル(加熱器なし)を起動する。圧力レギュレータをコントローラによって調整し、調節された空気の圧力が徐々に増すようにする。調節された空気は圧力レギュレータから流量変換器を通って煙発生器に流れ、流量変換器はその流速を測定する。この流速は、予め定められた最適な流速に達するまで急速に上昇する。その後、最適な流速は、(調整された圧力レギュレータの上昇圧力とは関係なく)オペレータによって設定された最適な試験圧力に達するまで、一定に保たれる。オペレータによって設定された最適な試験圧力に達すると、ソレノイドの入口側と出口側にある第1および第2の圧力変換器によって測定される圧力レギュレータの圧力とシステム圧力が等しくなる。試験対象のシステムが十分に加圧された状態で、レギュレータの圧力を一定に保ち、煙発生器に供給される調節された空気が減少するようにする。よって、流量変換器によって測定される流速はこれに対応して減少し、その間に、試験対象のシステムを、このシステムから逃げて漏れを示す煙の有無について目視検査する。漏れ試験の最後に、コントローラはソレノイドを閉じ、煙発生器の加熱器の電源を切るかまたは流体ポンプ噴霧ノズルの動作を停止する。次に(第2の圧力変換器によって測定される、ソレノイドの出口側の)システム圧力を、減衰の有無についてモニタリングする。この減衰も、漏れの試験対象のシステムの漏れの存在と大きさを示す。
流体システムにおける漏れの場所を発見するための、本発明の自動圧力調整漏れ検出装置の一方側を示す。 流体システムにおける漏れの場所を発見するための、本発明の自動圧力調整漏れ検出装置の他方側を示す。 図1および図2に示される漏れ検出装置の分解図である。 本発明の好ましい実施形態に従う、本発明の漏れ検出装置の機能的詳細を示す。 本発明の好ましい実施形態に従う、本発明の漏れ検出装置の機能的詳細を示す。 図4および図5の漏れ検出装置の煙発生器を示す。 図4〜図6に示される漏れ検出装置の構成要素の相互接続を示すブロック図である。 本発明の漏れ試験装置が実施する漏れ試験の前、漏れ試験中、および漏れ試験後の、圧力レギュレータから図6の煙発生器に供給される圧力調節ガスの流速を示す。 漏れ試験の前、漏れ試験中、および漏れ試験後の、自動的に調整される圧力調節ガスの圧力を示す。
好ましい実施形態の説明
煙発生器2を有する自動圧力調整漏れ検出装置1を、図面のうち最初に図1および図2を参照しつつ開示する。この煙発生器2は、目に見える蒸気(商業的には一般に知られており以下「煙」と呼ぶ)を生成することができ、この煙により、閉鎖された流体システムにおける漏れの存在と場所を確実に検出することができる。上記煙を発生する漏れ検出装置1は特に、自動車に応じてさまざまな高圧で動作する自動車の流体システムにおける漏れを検出するために適用される。一例にすぎないが、漏れ検出装置1を用いて漏れの有無を調べることができる、このような高圧動作流体システムの1つは、ターボ過給自動車のエンジンシステムである。
以下でより詳細に説明するように、漏れ検出装置1は、数多くのさまざまな流体システムのうちいずれについても、試験対象のシステムの物理的特性および動作特性に応じて、漏れの有無を確実に調べるのに必要な特定の流速と圧力で、密で濃い煙の理想的な供給を制御可能に行なうようにされている。これにより、技術者は、試験対象のシステムの漏れ部位から加圧された状態で漏れた高濃度の煙を目視で確認することによって、漏れの存在と場所を判断することができる。
本明細書では「煙」と呼ぶが、漏れ検出装置1によって生成され確認されることによって漏れ部位が特定される実際の目に見える蒸気は、制御された温度での蒸発と凝縮によって生成されたエアロゾルの霧であっても、流体ポンプ噴霧ノズルによって非加熱で流体を霧化した結果得られるものであってもよい。よって、好ましい実施形態において、「煙」は、加熱して蒸発させる(たとえば石油系の)煙生成溶液、または目に見えるエアロゾルの霧、噴霧、ガス、蒸気、または、加熱もしくは非加熱の、これらの組み合わせを指す。
図1および図2の漏れ検出装置1は、衝撃に強く(たとえば射出成形された)携帯型で持ち運び可能な筐体3を含む。筐体3の上部に装着されたハンドル5により、さまざまな場所にある漏れ試験対象の多様なシステムに対する使用に合わせてさまざまな場所に装置1を運ぶことができる。筐体3は本体4を囲んでいる。本体4の一方側には制御盤7(図3および図4において最も明確に示されている)があり、制御盤7はオペレータディスプレイ8ならびに複数のLEDおよび押しボタンを含む。その目的については以下で開示する。本体4の反対側には電気(たとえば110ボルトの交流または12ボルトの直流)の供給源に接続される電源コネクタ9がある。冷却ファングリル10および12が、本体4の両端に形成されて、熱い空気を本体から大気に逃がすことができるようにしている。冷却ファン(図4において11で示される)を作動させることによって本体4の内部を冷却する。
本体4の一方端を貫通しているのは空気入口取付具13である。空気入口取付具13は、好ましくはショップエア等の圧縮空気の供給源に連結される。しかしながら、入口取付具13は、爆発の可能性がある環境の中で漏れ試験を実施している間の爆発をより効果的に回避できるよう、不活性(たとえば窒素または二酸化炭素)ガスを含む、加圧されたガスの適切な供給源に連結されてもよい。本体4の他方端には蒸気出口ポート14があり、このポートを通して、蒸気(たとえば煙と空気の混合物)が、(図6において最も明確に示されている)本体内部の煙発生器2から試験対象のシステムに向けて吹出される。本体4の上部にある流体レベル計量棒16に手でアクセスすることにより、加熱して蒸発させて煙にする、煙発生器2内部の石油溶液等のレベルをモニタリングすることができる。
次に、図面のうちの図3〜図6を同時に参照しながら本発明の好ましい実施形態に従う自動圧力調整漏れ検出装置1の動作の詳細を開示する。圧縮空気または加圧されたその他適切なガスを、その供給源から漏れ試験装置1に、本体4を貫通する空気入口取付具13を通して送り込む。空気入口取付具13はTカプラ18に接続されている。Tカプラ18の一方端は2状態(すなわちオン/オフ)圧力スイッチ20と連通する。
漏れ検出装置1の1つの重要な特徴として、圧力スイッチ20が入口取付具13から入ってきた空気の圧力を検知しそれに反応する点が挙げられる。そのために、圧力スイッチ20はコントローラ22に電気的に接続される。オペレータはコントローラを用いて予め定められた圧力を設定できる。圧力スイッチ20はこの圧力に反応して通常のオフ状態からオン状態に切換わることができる。一例として、本明細書における使用に適した1つのコントローラは、Microchip, Inc.によって製造されたモデル番号PIC16F1939のマイクロコントローラである。圧力スイッチ20がそのオフ状態に留まっているときは、その間に、空気圧が不十分である(そのため漏れ検出装置1は動作不能である)ことをコントローラに信号で伝える。圧力スイッチ20がTカプラ18における少なくとも最低の予め定められた圧力を検知すると、コントローラに通知されて、漏れ検出装置1は漏れ試験を実施することができる。
上記最低の空気圧に達し圧力スイッチ20がコントローラに通知した(その間漏れ検出装置1は動作可能)場合、入口取付具13から入ってきた空気は、Tカプラ18およびインライン空気フィルタ24を通って流れる。自動フィルタドレン26が、空気フィルタ24および煙発生器2の下方において本体4の底部を貫通して位置している。よって、クリーンで乾いた空気がフィルタ24から機械または電子圧力レギュレータ30に供給される。圧力レギュレータ30は一体化された圧力放出オリフィス31を有する。オリフィス31により、設定したレギュレータ30の圧力を減じることができる。(たとえば金属の)モータカバー34によって囲まれているステッパモータ32(図5において最も明確に示されている)またはサーボモータ(図示せず)を用いて圧力レギュレータ30を設定(すなわち調整)する。ステッパモータ32は係合する一対の減速ギア36によって圧力レギュレータ30のシャフトに接続される。コントローラ22は、減速ギア36を徐々に速くなるように回転させることによってモータトルクを高めて圧力レギュレータ30を駆動する。モータ32の減速ギア36は好ましくは比率が4:1になるような大きさにされる。調節された空気は加圧されて第1の空気ホース38によって圧力レギュレータ30の出口ノズル40から流量変換器42に送られる。
流量変換器42は、コントローラ22に搭載され、圧力調節されて第1の空気ホース38によって供給された空気を受ける。流量変換器42はホース38から流れる空気の速度を測定する。コントローラ22は、コントローラ22に電気的に接続された一対の圧力変換器44および46を含む。第1の圧力変換器44は、圧力レギュレータ30の出力圧力に反応する(これは、漏れ検出装置1のコントローラ22によって自動的に設定されたレギュレータ30の圧力に対応する)。第2の圧力変換器46は、漏れ検出装置1に接続され漏れ検出装置1が発生した煙を受ける漏れ試験対象のシステムの圧力に反応する。
より具体的には、第1の圧力ホース48は、第1の圧力変換器44と、ソレノイド52の一方側(すなわち入口側)と連通するTカプラ50の針付取付具との間に空気圧で接続されている。ソレノイド52は、コントローラ22とソレノイド52の電気端子53との間で延びているワイヤ(図示せず)を通してコントローラ22により制御される(すなわち開放および閉鎖される)。コントローラ22の流量変換器42は、第2の空気ホース54とTカプラ50によってソレノイド52の一方側に連結されている。第2の圧力ホース56は、第2の圧力変換器46と、煙発生器2と連通する出口ノズル58の針付取付具との間に空気圧で接続され、こうして試験対象のシステムの圧力が測定される。
煙発生器の空気供給チューブ60は、ソレノイド52と煙発生器2との間に接続されている。空気供給チューブ60の一方端は、ソレノイド52の出口側と連通している。ソレノイド52の出口側はその入口側の反対側にあり、この入口側には流量変換器42と空気ホース54が(Tカプラ50を介して)接続されている。図6において最も明確に示されているように、煙発生器の空気供給チューブ60は、ソレノイド52の出口側から延びて煙発生器2の下方で曲がり一方向逆止弁64によって煙発生器の空気入口ノズル62に連結されている。
具体的には図6を参照して、自動圧力調整漏れ検出装置1の煙発生器2の詳細が示されている。図6に示されるものと同様の煙発生器は一般的に知られている。一例にすぎないが、蒸発させて漏れ試験に使用するための煙を発生させる溶液を収容する煙発生装置の一例について、1999年7月13日に発行された特許第5,922,944号を参照することができる。図6の煙発生器2は密閉された容器68を含み、この容器には、加熱されて蒸発するようにされた(たとえば非毒性)石油系液体70が注入される。容器68の中で蒸発させる適切な液体70の1つは鉱油である。液体70に色素を添加することによって漏れの部位の目視による検出を改善してもよい。容器68内部の液体70のレベルは、上記計量棒16によってモニタリングされる。通常は閉じられている圧力逃がし弁71は、容器68の内部と連通し、過剰な圧力上昇が発生したときは大気に対して自動的に開く。
煙発生器2の容器68の内部の液体70に沈められている空気入口ノズル62を通して、加圧された空気を強制的に上昇させる。そうすると、液体70の一部が空気入口ノズル62に吸入され加熱器72(たとえば抵抗加熱器ワイヤ)に送られる。この加熱器によって液体は加熱されて蒸発し煙になる。漏れ試験の開始時に、加熱器72は、図1の電源コネクタ9から供給され(図4の)コントローラ22によって制御される電力によって通電される。
液体70を加熱した結果発生したこの煙は、煙発生器の空気供給チューブ60からチャンバ68に送られてきた調節された空気によって、出口オリフィス74を通して運ばれ、蒸気出口チューブ76を通してチャンバ68から外に向かって送られる。蒸気出口チューブ76は、漏れ検出装置1の本体4を貫通する上述の蒸気出口ポート14と連通し、煙と空気の混合物が漏れ試験対象のシステムに送られる。
図6に示される煙発生器2を、熱を必要としない噴霧器等と置き換えてもよい(この場合は加熱器72の電源を切る)。このような噴霧装置は、ガスと混合されてこのガスによって漏れ試験対象のシステムに運ばれる霧または蒸気の噴霧を発生する。また、導電性加熱器要素に対して煙発生溶液を噴霧する液体ノズルを有する煙蒸気発生器の一例として、2003年11月12日に発行された特許第6,477,890号をさらに参照することができる。さらには、油容器に沈められ導電性加熱器ワイヤが巻かれた多孔油搬送蒸発器チューブによって煙を発生することができる。このような油搬送蒸発器チューブは、本願の譲受人に譲渡される2013年9月10日に出願された係属中の特許出願第13/608,660号に示され記載されている。
図6はまた、煙チャンバ2の容器68の内部と連通し第2の圧力ホース56によってコントローラ22の2つの圧力変換器のうちの第2の圧力変換器46に空気圧で接続された出口ノズル58を示す。先に説明したように、圧力変換器46は、漏れ試験装置1による漏れ試験対象のシステムの圧力を測定する。先に説明したように、2つの圧力変換器のうちの第1の圧力変換器44は、第1の圧力ホース48によってTカプラ50に空気圧で接続されて、レギュレータ30の圧力を測定する。
この点に関して、圧力変換器44および46がそれぞれソレノイド52の一方側とその反対側に接続されていることがわかるであろう。したがって、コントローラ22は、これらに対応するソレノイド52の入口側と出口側における空気の圧力に反応する。以下でより詳細に説明するように、第1の圧力変換器44は、ソレノイド52の入口側における、圧力レギュレータ30の出口ノズル40およびコントローラ22の流量変換器42からソレノイドに供給された空気の圧力を検知する。したがって、第1および第2の圧力変換器44および46が電気的に接続されているコントローラ22は、圧力レギュレータ30の調整された圧力と(出口ノズル58における)試験対象のシステムの圧力との差に反応する。
同じ点に関して、ソレノイド52がコントローラ22によって閉じられると、ソレノイドの入口側と出口側との間の空気の流れが遮断され、煙発生器2の加熱器72の電源が切られ、煙は発生しない。ソレノイド52が開かれて漏れ試験が開始されると、煙発生器2に対して空気が流れ始め、加熱器72が通電され、空気と煙が混合されこの混合物が容器68から試験対象のシステムに送られる。
自動圧力調整漏れ検出装置1のコントローラ22の制御盤8を、特に図4を参照しながら簡単に説明する。制御盤7は、(図3の)(たとえば金属薄板)フェースプレート78によって覆われ保護されている。(これも図3の)ラベルまたは転写マーク80は、見た目の向上のためかつオペレータに対して役に立つ操作表示を提供するために、フェースプレート78の正面に取り付けられている。
制御盤7は開始/停止押しボタン84を含み、この押しボタンを押すことにより、オペレータは、漏れの有無についてシステムを試験する際に用いる煙発生器2内部における煙の発生を開始または終了することができる。押しボタン84を押して漏れ試験を開始すると、ソレノイド52が開かれることにより、圧力レギュレータ30からの空気がソレノイドを通って流れるようにすることができる。一対の圧力調整押しボタン86および88のうちの一方を押すことにより、オペレータは、漏れ試験を実施するためにコントローラ22が調整する圧力レギュレータ30の圧力を増加または減少させることができる。その他の押しボタン90を押すことにより、オペレータは、圧力または流速いずれかを選択的にモニタリングすることができる。対応する一対のインジケータ(たとえばLED)ライトのうちの一方92または94が点灯することにより、コントローラ22が現在反応しているのが、調整した圧力レギュレータ30の調節空気の流速なのか、または、流量変換器42が検出した試験対象のシステムの空気の圧力なのかが示される。制御盤7に搭載されたディスプレイ8は上記パラメータを可視表示する。
次に、閉鎖された流体システムにおける漏れを検出するための本発明の自動圧力調整漏れ検出装置1の好ましい動作方法について、図7および図8を参照しながら開示する。先に述べたように、この漏れ検出装置は特に、自動車において高圧で運転される流体システムにおける漏れを検出するために適用される。しかしながら、漏れ検出装置1は自動車または高圧システムの漏れの場所を発見することに限定されないことが理解されるはずである。言い換えると、装置1は、その他の流体(たとえば配管)システムにおける漏れを検出するために、これらのシステムの用途または動作圧力に関わらず使用することができる。
先ず図7のブロック図を参照して、(たとえば圧縮された)加圧空気が、漏れ検出装置1の入口取付具13に供給される。オン/オフ圧力スイッチ20は、入口空気の圧力が最低の予め定められた圧力しきい値を上回ると、コントローラ22に信号で通知する。フィルタに通された入口空気は次に圧力レギュレータ30に供給される。圧力レギュレータ30の一体化された圧力放出オリフィス31により、レギュレータ30の空気圧を新たな漏れ試験を開始するたびにリセットすることができ、かつ、試験中の空気圧をより効果的に調節することができる。最初に最適試験圧力がオペレータによって設定されると、圧力レギュレータ30がステッパモータ32によって駆動される(すなわち自動的に調整される)。こうして、ステッパモータ32の係合している減速ギア36の回転と、圧力レギュレータ30の調整が、コントローラ22によって完全に制御される。
フィルタに通された調節された空気が圧力レギュレータ30から流量変換器42に送られる。コントローラ22は、変換器42によって測定される調節された空気が流れる速度に反応する。(図4の一対の圧力変換器44および46のうちの)第1の圧力変換器44は、(図4の)Tカプラ50に空気圧で接続されることにより、圧力レギュレータ30の出口ノズル40と連通するソレノイド52の入口側における空気圧を測定する。
先に説明したように、コントローラ22の制御盤7上の(図4の)開始/停止押しボタン84が押されて漏れ試験が開始されソレノイドがコントローラによって開かれている場合、圧力レギュレータ30および流量変換器42からの調節された空気がソレノイド52を通って流れる。ソレノイド52の出口側の調節された空気は、一方向逆止弁64を通って煙発生器2の容器68に送られる。これにより、試験対象のシステムは空気が充填され加圧される。逆止弁64は、液体70が容器68から逆流するのを防止する。逆流は装置1を汚染する可能性がある。コントローラ22によって煙発生器2の加熱器72が通電された状態で、容器68内部の(たとえば石油系の)液体が加熱され蒸発して煙になる。そうすると、この煙は、煙発生器の空気供給チューブ60および(図6の)入口ノズル62を通して容器に送り込まれた調節された空気によって、煙発生器2から外に向かって吹出され、煙と空気の混合物が、蒸気出口ポート14によって漏れ検出装置1から漏れ試験対象のシステムに供給される。
第2の圧力変換器46は、煙発生器2の(図5の)出口ノズル58に空気圧で接続されて、漏れ試験中のシステムの圧力を測定する。よって、次に説明する利点のために、第1および第2の圧力変換器44および46に接続されているコントローラ22は、ソレノイド52の入口側に連結されている圧力レギュレータ30の圧力とソレノイド52の出口側に連結されている試験対象のシステムの圧力との差に反応する。
この点について、次に図面のうちの図8Aおよび図8Bを参照して、図8Aは、コントローラ22に接続された流量変換器42を通って圧力レギュレータ30から流れる調節された空気の流速を時間に対して(たとえばリットル/分で)示す。図1〜図6の自動圧力調整漏れ検出装置1が漏れの有無について実施するシステムの試験の前、試験中、および試験後の、流量変換器42によって測定される流速が示されている。図8Bは、この漏れ試験の前、試験中、および試験後の、コントローラ22によって自動的に調整される圧力レギュレータ30の圧力を時間に対して(たとえばpsiで)示す。
次に図1〜図8を同時に参照して、最初に漏れ検出装置1に電源が投入されたときと、漏れ試験を実施する前の(図8Aおよび図8Bの)待機期間中100および102において、ソレノイド52は閉じられており、圧力レギュレータ30からコントローラ22の流量変換器42を通って流れる空気はない。試験対象のシステムの特定の動作圧力特性に応じて圧力レギュレータ30を最適最大試験圧力に調整するために、オペレータは制御盤7の押しボタン86および88を用いてコントローラ22を設定する。次に、漏れ試験を開始するために図4の制御盤7の開始/停止押しボタン84を押すと、ソレノイド52が開き空気がソレノイド52を通って煙発生器2に流れる。コントローラ22は、圧力レギュレータ30を(ステッパモータ32を用いて)調整することにより、レギュレータ30から流量変換器42に供給される空気の(図8Bの)圧力104を、流量制御期間において徐々に上昇させる。流量制御期間中のレギュレータ30の圧力の上昇率104は、試験対象のシステムの体積と漏れの大きさに応じて決まる。これに重複する流量一定期間において、調節された空気がレギュレータ30から流量変換器42に供給される(図8Aの)速度106は急速に上昇する。
流量変換器42によって測定される流速は、流量一定期間中に(図8A)の最適な流速108に達するまで上昇し続ける。この最適な流速は、圧力が調節された空気と混合され(図6の)煙発生器2から試験対象のシステムに送られる煙が濃い煙となりシステムの漏れ部位で視覚的に検出されるよう、漏れ検出試験装置の製造業者によって予め定められている。コントローラ22は、圧力レギュレータ30から煙発生器2に供給され、流量変換器42によって測定される、調節された空気の、予め定められた最適な流速108に反応するように設定されている。
言い換えると、コントローラ22は、圧力レギュレータ30の圧力104をゆっくりと上昇させることにより、それに応じて煙発生器2に供給される調節された空気の流速106が最適レベル108まで上昇するようにする。この最適レベル108は、試験対象のシステムにおける漏れから吹出す煙の密度が低下し希薄になって実質的に見えなくなることがないレベルである。圧力レギュレータ30から煙発生器2に供給される空気の(図8Aの)最適な流速108は、(圧力104の上昇に関係なく)流量一定期間を通して一定に保たれる。この期間の間、試験対象のシステムは充填され加圧されている。圧力レギュレータ30は、コントローラ22によって、漏れ試験の開始前にオペレータが最初に設定した最適最大試験圧力110になるまで自動的に調整される(すなわち上昇させられる)。この時点で、漏れ試験装置1の動作は流量一定モードから圧力一定モードに変化する。
図8Bの流量制御期間の終わりにコントローラ22によって自動的に調整される圧力レギュレータ30の最適最大試験圧力110は、漏れの有無についての試験対象のシステムの動作圧力特性によって決まる。すなわち、漏れを確実に判断するのに必要な濃い煙を発生するために、圧力レギュレータ30は、その圧力(図4の第1の圧力変換器44によって測定されるソレノイド52の入口側の空気圧に等しい)が、試験中のシステムの圧力(第2の圧力変換器46によって測定されるソレノイド52の出口側の空気圧に等しい)に等しくなるまで自動的に調整される。先に述べたように、コントローラ22は、ソレノイド52の入口側と出口側のレギュレータ圧力とシステム圧力に反応することにより、試験対象のシステムが加圧されレギュレータ圧力とシステム圧力がオペレータにより設定された最大試験圧力110に等しくなるまで、圧力レギュレータ30を自動的に調整する。
圧力レギュレータ30が調整されそれに応じて調節されたガスの圧力が、レギュレータ圧力とシステム圧力が等しくなる最適最大試験圧力110まで自動的に上昇すると、最適圧力は、(図8Bの)圧力制御期間を通して一定レベル112に保たれる。圧力制御期間の間、図6に示されるように漏れ検出装置1に連結されたシステムは、十分に加圧され濃い煙で充填されているので、漏れの有無についての目視検査を、漏れの部位から逃げた煙を探すことによって実施することができる。
上記のように、圧力レギュレータ30が調整されて最適試験圧力112で維持されレギュレータ圧力とシステム圧力が図8Bの圧力制御期間にわたって等しいとき、調節された空気が圧力レギュレータ30から流量変換器42を通って流れる速度114は、(図8Aの)圧力一定期間においてシステム漏れ速度116まで急速に低下する。システム漏れ速度116の大きさは、漏れの大きさ(漏れがあった場合)と一定圧力112によって決まる(かつこれらを表わす)。図8Aおよび図8Bの圧力一定期間および圧力制御期間の長さは等しい。これらの期間中に、試験対象のシステムは一定圧力112に維持され漏れの有無について目視検査される。
オペレータが正確な漏れ試験が完了したことを確信すると(すなわち試験中に試験対象のシステムの漏れの部位で煙が観察される)、試験は終了される。このとき、オペレータは再び制御盤7の開始/停止押しボタン84を押すことによってこの試験を停止する。その代わりに、コントローラ22を、固定された試験期間が終わると試験を自動的に停止するようにプログラムしてもよい。いずれの場合でも、コントローラ22は煙発生器2の加熱器72の電源を切り、圧力レギュレータ30を圧力ゼロに駆動し、ソレノイド52を閉じることによって、ソレノイドを通る空気の流れを遮断する。
ソレノイド52が閉じられたことによって試験対象のシステムが圧力レギュレータから切離されて目視漏れ試験が終了すると、オペレータは、制御盤7のディスプレイ8に示される(圧力変換器46によって測定された)試験システム圧力118を確認することができる。(図8Bに示されるように)システム圧力がその一定最適最大試験圧力112から減衰している場合、システムを加圧した空気(および煙)が逃げる漏れがこのシステムにあることが表示される。加えて、圧力減衰118の速度は、漏れの大きさを示す。しかしながら、最適試験圧力112が、図8Bの目視漏れ試験およびそれに続く圧力減衰期間を通して減衰せずに一定のままであれば、異なる表示がなされる、すなわち試験対象のシステムには傷がなく漏れは存在しないことが表示される。目視漏れ試験の最後にシステム圧力の減衰118をオペレータが確認できるということは特に、少量の煙が逃げている可能性がある非常に小さな漏れの存在(および大きさ)を確認するのに役立つ。
目視漏れ試験が終了しシステム圧力を図8Bの圧力減衰期間において観察するとき、空気は流量変換器42を通って煙発生器2に流れていない。なぜなら、この時点でソレノイド52は閉じられており漏れ検出装置1はもはや試験対象のシステムと流体連通していないからである。この場合、対応する図8Aのガス流なし期間に流量変換器42が測定する流速は、システム漏れ速度116からゼロに低下している。
図1〜図6の自動圧力調整漏れ検出装置1を用いて漏れ試験の対象である閉鎖された流体システムにおける漏れの大きさとこの漏れの存在および場所を示すことが望ましい場合が多いであろう。たとえば、漏れの中には、試験対象のシステムの製造業者が定めた許容範囲に含まれるのに十分小さいサイズであり存在していても無視することができ修理が行なわない漏れがある。
この点に関して再び図面のうちの図8Aおよび図8Bを参照して、先に述べたように、(図8Aの116で示される)システムの漏れ速度の大きさと、(図8Bの118で示される)圧力減衰の速度は、漏れがあった場合の漏れの大きさを示す。すなわち、漏れの大きさは、図8Aの圧力一定期間の漏れ速度116に直接関連がある。漏れ速度がゼロまで低下したとすると、システムには傷がなく漏れは存在しない。同様に、漏れ試験の最後の図8Bの圧力減衰期間における圧力の減衰速度118も、漏れの大きさに直接関連がある。しかしながら、圧力が減衰しない場合、試験対象のシステムの圧力112は漏れ試験の最後において一定のままであり、その場合システムには傷がなく漏れは存在しない。
図8Aおよび図8Bの圧力と流速のデータを処理することにより、以下の関係に従う漏れ面積の数値が得られる。
式中、kは定数(0.82)であり、Qは図8Bのシステム漏れ速度116であり、ΔPは図8Bの最適最大試験圧力110と周囲圧力との差であり、Dは試験対象のシステムを加圧し煙をこのシステムに送るために使用される調節されたガス(すなわち空気)の濃度である。漏れの大きさ(すなわち面積)の計算は、漏れ検出装置1のコントローラ22または独立した計算装置によって行なうことができる。

Claims (18)

  1. 流体システムにおける漏れの存在を示すための漏れ検出装置(1)であって、前記流体システムは前記漏れ検出装置に連結され、前記漏れ検出装置は、
    ガスを受けるためのガス入口(13)と、
    前記ガス入口に連結され、前記ガス入口から受けたガスを、圧力を調節して供給するための調整可能圧力レギュレータ(30)と、
    目に見える煙を生成するための煙発生器(2)とを備え、前記煙発生器は、漏れ試験の対象である前記流体システムと連通し、
    前記圧力レギュレータと前記煙発生器との間に延在し、圧力を調節して供給された前記ガスを前記煙発生器に送るためのガス流路(38,54,60)を備え、前記ガスが前記煙発生器によって生成された煙を試験対象の前記システムに送ることによって前記システムは加圧され、
    前記圧力レギュレータおよび前記煙発生器と連通し、前記圧力レギュレータによって圧力を調節して供給された前記ガスの圧力と、前記煙発生器が連通する試験対象の前記システムの圧力とを測定するための圧力検知手段(44,46)と、
    前記調整可能圧力レギュレータと相互接続されて前記圧力レギュレータを調整するとともに、前記圧力検知手段と相互接続されて、圧力を調節して供給された前記ガスの圧力および試験対象の前記システムの圧力に反応するコントローラ(22)とを備え、前記コントローラは、前記調整可能圧力レギュレータの圧力を、圧力を調節して供給された前記ガスの圧力と試験対象の前記システムの圧力が等しくなるまで調整し、その期間中に試験対象の前記システムを漏れの有無について検査する、漏れ検出装置(1)。
  2. 前記ガス流路(38,54,60)内で接続されたガス流制御スイッチ(52)をさらに備え、前記ガス流制御スイッチは、前記調整可能圧力レギュレータ(30)と連通する入口側と、前記煙発生器(2)と連通する出口側とを有し、前記ガス流制御スイッチは、前記コントローラ(22)に電気的に接続され、前記コントローラ(22)によって閉鎖状態と開放状態との間で切換えられ、前記閉鎖状態において、圧力を調節して供給された前記ガスの流れを遮断し、前記開放状態において、前記圧力レギュレータから前記煙発生器への、圧力を調節して供給された前記ガスの流れを通す、請求項1に記載の漏れ検出装置(1)。
  3. 前記ガス流制御スイッチは、前記入口側と前記出口側とを有するソレノイド(52)である、請求項2に記載の漏れ検出装置(1)。
  4. 前記煙発生器(2)は煙を生成する液体(70)と加熱器(72)とを含み、前記加熱器は前記液体を加熱して蒸発させて前記目に見える煙にし、前記コントローラ(22)は、前記ソレノイド(52)および前記加熱器に電気的に接続され、前記ソレノイドが前記コントローラによって前記開放状態に切換えられたのと同時に前記加熱器が通電されるようにする、請求項3に記載の漏れ検出装置(1)。
  5. 前記圧力検知手段は、前記コントローラ(22)と前記ソレノイド(52)の入口側との間に空気圧で連結された第1の圧力変換器(44)と、前記コントローラと前記ソレノイドの出口側との間に空気圧で連結された第2の圧力変換器(46)とを含む、請求項2に記載の漏れ検出装置(1)。
  6. 前記第1の圧力変換器(44)は、前記ガス流路(54)と前記ソレノイド(52)との間において流体が連通する状態で位置するカプラ(50)において、前記ソレノイド(52)の入口側に空気圧で接続されている、請求項5に記載の漏れ検出装置(1)。
  7. 前記煙発生器(2)はチャンバ(68)を含み、前記チャンバの中で前記目に見える煙が生成されて試験対象の前記システムに送られ、前記第2の圧力変換器(46)は、密閉された前記チャンバの内部と連通するカプラ(58)において、前記ソレノイド(52)の出口側に空気圧で接続されている、請求項5に記載の漏れ検出装置(1)。
  8. 入口ガス圧反応スイッチ(20)をさらに備え、前記入口ガス圧反応スイッチは、前記ガス入口(13)と前記調整可能圧力レギュレータ(30)との間に位置し前記ガス入口から受けたガスの圧力に反応し、前記コントローラ(22)は、前記入口ガス圧反応スイッチに電気的に接続され、前記スイッチから信号を受けたことにより、前記ガスが少なくとも特定の予め定められた圧力を有するときに前記スイッチによって前記ガス入口から前記調整可能圧力レギュレータへのガスを流す、請求項1に記載の漏れ検出装置(1)。
  9. 前記コントローラ(22)と前記調整可能圧力レギュレータ(30)との間に接続されたモータ(32)をさらに備え、前記モータによって前記コントローラは前記圧力レギュレータと相互接続され、前記コントローラは、前記モータを作動させることにより、圧力を調節して供給された前記ガスの圧力と試験対象の前記システムの圧力が等しくなるまで、前記圧力レギュレータを調整する、請求項1に記載の漏れ検出装置(1)。
  10. 前記コントローラ(22)に電気的に接続された流量変換器(42)をさらに備え、前記流量変換器は、前記ガス流路(38,54)内に位置し、前記調整可能圧力レギュレータ(30)から前記煙発生器(2)に圧力を調節して供給される前記ガスの流れの速度に反応する、請求項1に記載の漏れ検出装置(1)。
  11. 前記コントローラ(22)はディスプレイ(8)を含み、前記ディスプレイは、前記圧力検知手段(44,46)によって測定された試験対象の前記システムの圧力と、圧力を調節して供給された前記ガスが前記調整可能圧力レギュレータ(30)と前記煙発生器(2)との間のガス流路(38,54,60)内に位置する前記流量変換器(42)を通って流れる速度とを可視表示する、請求項10に記載の漏れ検出装置(1)。
  12. 流体システムにおける漏れの存在を示すための漏れ検出装置(1)であって、前記流体システムは前記漏れ検出装置に連結され、前記漏れ検出装置は、
    ガスを受けるためのガス入口(13)と、
    前記ガス入口に連結され、前記ガス入口から受けたガスを、圧力を調節して供給するための調整可能圧力レギュレータ(30)と、
    目に見える煙を生成するための煙発生器(2)とを備え、前記煙発生器は、漏れ試験の対象である前記流体システムと連通し、
    前記圧力レギュレータと前記煙発生器との間に延在し、圧力を調節して供給された前記ガスを前記煙発生器に送るためのガス流路(38,54,60)を備え、前記ガスが前記煙発生器によって生成された煙を試験対象の前記システムに送ることによって前記システムは加圧され、
    前記ガス流路内に位置し、前記圧力レギュレータから前記煙発生器に圧力を調節して供給される前記ガスの流れの速度を測定するための流量変換器(42)と、
    コントローラ(22)とを備え、前記コントローラは、前記調整可能圧力レギュレータによって圧力を調節して供給された前記ガスの圧力と試験対象の前記システムの圧力が等しくなるまで、前記調整可能圧力レギュレータを調整し、前記流量変換器によって測定される流れの速度を低下させ、そのときに試験対象の前記システムを漏れの有無について検査する、漏れ検出装置(1)。
  13. 圧力検知手段(44,46)をさらに備え、前記圧力検知手段は、前記コントローラ(22)と、前記調整可能圧力レギュレータ(30)および前記煙発生器(2)各々との間に空気圧で連結され、前記圧力レギュレータによって圧力を調節して供給された前記ガスの圧力と、前記煙発生器が連通する試験対象の前記システムの圧力とを測定し、前記コントローラは、前記流量変換器によって測定された流れの速度に反応し、かつ、前記圧力検知手段によって測定された、前記圧力レギュレータによって圧力が調節されて供給された前記ガスの圧力と試験対象の前記システムの圧力との差とに反応する、請求項12に記載の漏れ検出装置(1)。
  14. 前記ガス流路(38,54,60)内で接続されたソレノイド(52)をさらに備え、前記ソレノイドは、前記調整可能圧力レギュレータ(30)と連通する入口側と、前記煙発生器(2)と連通する出口側とを有し、前記ソレノイドは、前記コントローラ(22)に電気的に接続され、前記コントローラ(22)によって閉鎖状態と開放状態との間で切換えられ、前記閉鎖状態において、圧力を調節して供給された前記ガスの流れを遮断し、前記開放状態において、前記圧力レギュレータから前記煙発生器への、圧力を調節して供給された前記ガスの流れを通す、請求項13に記載の漏れ検出装置(1)。
  15. 前記圧力検知手段は、前記コントローラ(22)と前記ソレノイド(52)の入口側との間に空気圧で連結された第1の圧力変換器(44)と、前記コントローラと前記ソレノイドの出口側との間に空気圧で連結された第2の圧力変換器(46)とを含む、請求項14に記載の漏れ検出装置(1)。
  16. 前記第1の圧力変換器(44)は、前記ガス流路(54)と前記ソレノイド(52)との間において流体が連通する状態で位置するカプラ(50)において、前記ソレノイド(52)の入口側に空気圧で接続されている、請求項15に記載の漏れ検出装置(1)。
  17. 前記煙発生器(2)はチャンバ(68)を含み、前記チャンバの中で前記目に見える煙が生成されて試験対象の前記システムに送られ、前記第2の圧力変換器(46)は、密閉された前記チャンバの内部と連通するカプラ(58)において、前記ソレノイド(52)の出口側に接続されている、請求項15に記載の漏れ検出装置(1)。
  18. 流体システムを漏れの有無について試験するための方法であって、前記方法は、
    試験対象の前記システムを、煙発生チャンバ(2)と流体連通するように接続するステップと、
    前記煙発生チャンバ内で煙を発生するステップと、
    調整可能な圧力を有する調節されたガスをその供給源(30)から前記煙発生チャンバに供給することにより、前記煙を、前記チャンバから、漏れ試験の対象である前記システムに送ることによって、前記システムを加圧するステップと、
    前記調節されたガスの圧力を測定するステップと、
    試験対象の前記システムの圧力を測定するステップと、
    前記調節されたガスの圧力と試験対象の前記システムの圧力が等しくなるまで前記調節されたガスの圧力を調整するステップと、
    前記調節されたガスの圧力と前記システムの圧力が等しくなったときに前記システムにおける漏れの部位から出た煙を識別することにより、試験対象の前記システムを目視検査するステップとを含む、方法。
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