JP2017517102A - ロック固定解除防止機構を有するlanコネクタ - Google Patents

ロック固定解除防止機構を有するlanコネクタ Download PDF

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Abstract

第1のチャネルと、ラッチング部材と、第2のチャネルと、を含むコネクタ。ラッチング部材の一部分は、第1のチャネルに摺動可能に取り付けられる。第2のチャネルは、第1のチャネルと位置合わせするか、第1のチャネルと位置ずれするように構成されている。第2のチャネルが第1のチャネルと位置合わせしているとき、ラッチ部材は、嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することが可能である。第2のチャネルが第1のチャネルと位置ずれしているとき、ラッチング部材は、嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することが防止される。【選択図】図1A

Description

コネクタ、例えば、電気コネクタは、ケーブルを様々な装置に接続するために使用される。コネクタは、接続されたデバイスから偶発的に分離される場合がある。偶発的な分離を防止するコネクタに対するニーズが存在する。
いくつかの態様では、本説明と整合するコネクタは、第1の本体と、第2の本体と、ラッチング部材と、を含む。第1の本体は、嵌合コネクタと嵌合するための、コネクタの嵌合端部と、コネクタの嵌合方向に沿って延在する第1のチャネルと、を含む。第2の本体は、ケーブルを受け取るための、嵌合端部と反対側のコネクタの背面端部と、嵌合方向に沿って延在する第2のチャネルと、を含む。ラッチング部材が、嵌合方向に沿って配設され、嵌合端部に近接するコネクタ本体に固定的に取り付けられた固定端部と、背面端部に近接する第1のチャネルに摺動可能に取り付けられた摺動端部と、固定端部を摺動端部に接合する細長いラッチングアームと、を含む。コネクタはまた、嵌合コネクタとラッチする、及び嵌合コネクタからラッチ解除するための、ラッチングアームから延在するラッチ部分を含む。第2の本体は、第1の状態と第2の状態との間で第1の本体に対して動くように構成されている。第2の本体が第1の状態にあるとき、第2のチャネルを第1のチャネルと位置合わせさせることにより、ラッチングアームが押圧されるとき、摺動端部が第2のチャネルの中に摺動して、ラッチ部分が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを可能にする。第2の本体が第2の状態にあるとき、第2のチャネルを第1のチャネルと位置ずれさせることにより、ラッチングアームが押圧されるとき、摺動端部が第2のチャネルの中に摺動することを防止して、ラッチ部分が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを防止する。
いくつかの態様において、本説明に従うコネクタは、第1のチャネルと、ラッチング部材と、第2のチャネルと、を含む。ラッチング部材の一部分は、第1のチャネルに摺動可能に取り付けられる。第2のチャネルは、連続したチャネルを形成するように第1のチャネルと位置合わせすることにより、ラッチ部材が嵌合コネクタとラッチすること及びラッチ解除することを可能にするように、並びに、第1のチャネルと位置ずれすることにより、ラッチング部材が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを防止するように、構成されている。コネクタは、電気コネクタ又は光ファイバコネクタであってもよい。コネクタは、第1のチャネルを含む第1の本体と、第1の本体に隣接する、第2のチャネルを含第2の本体と、を含む。
第1の状態にある第2の本体を有するコネクタの斜視図である。 第2の状態にある第2の本体を有するコネクタの斜視図である。 図1Aに表されたコネクタの一部分の、下側からみた斜視図である。 コネクタの第2の本体の正面図である。 コネクタの第2の本体の断面図である。 コネクタの第2の本体の斜視図である。 コネクタの一部分の斜視図である。 コネクタの分解斜視図である。 嵌合構成要素及びコネクタケースの斜視図である。 ラッチング部材の斜視図である。 ラッチング部材の斜視図である。 ラッチング部材の斜視図である。 背面側からみたコネクタの一部分の斜視図である。 背面側からみたコネクタの第2の本体の斜視図である。 コネクタの第1の本体の部分断面の斜視図である。 コネクタを組み立てるための手順を示す。 コネクタを組み立てるための手順を示す。 コネクタを組み立てるための手順を示す。
以下の説明では、本明細書の説明の一部を形成する添付の一連の図面を参照し、具体的な実施形態を実例として示す。図面は、必ずしも一定の縮尺であるわけではない。別段の指示がない限り、1つの実施形態についての類似の特徴は、同一材料を含み、同一属性を有し、そして、他の実施形態についての類似の特徴と同一又は類似の機能を果たし得る。一実施形態について記載される追加又は任意の特徴は、明確に述べられていなくても、適切な場合は、他の実施形態に対する追加又は任意の特徴でもあり得る。他の実施形態が、本説明の範囲又は趣旨から逸脱することなく予想され、実施され得ることを理解するべきである。したがって、以下の詳細な説明は、限定的な意味で理解されるべきではない。
別途記載のない限り、本明細書及び「特許請求の範囲」で使用される特徴部の寸法、量、及び物理的特性を表わす全ての数字は、いずれの場合においても「約」なる語によって修飾されているものとして理解されるべきである。したがって、そうでないことが示されない限り、明細書及び添付の「特許請求の範囲」に記載された数的パラメータは、本明細書に開示された教示を利用して当業者が得ようとする所望の特性に基づいて変化し得る近似値である。端点による数値範囲の使用は、その範囲内の全ての数(例えば、1〜5は、1、1.5、2、2.75、3、3.80、4、及び5を含む)及びその範囲内の任意の範囲が含まれる。
本明細書において用いられるとき、層、構成要素又は要素は、相互に隣接しているものとして説明され得る。層、構成要素又は要素は、直接的に接触することにより、1つ若しくは2つ以上の他の構成要素を介して連結することにより、又は互いに隣り合った状態若しくは互いに付着し合った状態を維持することにより、相互に隣接し得る。直接接触している層、構成要素又は要素は、直接近隣するものとして説明され得る。
ネットワークダウンタイムの原因の1つは、例えば、機械振動に起因して時間経過とともに弛む接続、又は、偶発的に打撃により弛む接続である。一般的なイーサネットコネクタは、RJ(レジスタードジャック)−45コネクタである。従来のRJ−45コネクタは、偶発的な断線を防止するための機構を提供しない。本説明は、コネクタが嵌合コネクタの中に設置されたときに実質的にロック固定され得るラッチを有し、それによって偶発的な切断を防止するコネクタを提供する。
本説明のいくつかの実施形態では、コネクタは、第1のチャネルと、第2のチャネルと、第1のチャネルに摺動可能に取り付けられる部分を有するラッチング部材と、を含む。第2のチャネルは、第1のチャネルに対して動くことにより、第1のチャネルと第2のチャネルとを位置合わせさせ得るか、又は位置ずれさせ得るように構成されている。チャネルを位置合わせさせると、連続チャネルが形成される。この場合、ラッチング部材の摺動可能に取り付けられた部分は、連続チャネルの中を自由に動くことができ、それにより、ラッチング部材が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを可能にする。チャネルを位置ずれさせると、ラッチング部材の摺動可能に取り付けられた部分の動きが制限され、それによって、ラッチング部材が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを防止する。コネクタは、第2のチャネルを第1のチャネルとの位置合わせ状態に置くことと、コネクタを嵌合コネクタの中に挿入してラッチング部材を嵌合コネクタとラッチさせることと、によって使用され得る。第2のチャネルは、次に、第1のチャネルとの位置ずれ状態に置かれ、それによって、ラッチング部材が嵌合コネクタから偶発的にラッチ解除することを防止し得る。
いくつかの実施形態では、コネクタは、嵌合コネクタと嵌合するための嵌合端部を含む第1の本体と、単数又は複数のケーブルを受け取るための嵌合端部と反対側の背面端部を含む第2の本体と、を更に含む。第1の本体は、コネクタの嵌合方向に沿って延在する第1のチャネルを含み、第2の本体は、嵌合方向に沿って延在する第2のチャネルを含む。第2の本体は、第1の本体に隣接し得、第1の本体に回転可能に取り付けられ得る。
いくつかの実施形態では、ラッチング部材は、嵌合端部に近接する第1の本体に固定的に取り付けられた固定端部を更に含む。ラッチング部材の摺動可能に取り付けられた部分は、第2の本体に近接する第1のチャネルに摺動可能に取り付けられた摺動端部である。細長いラッチングアームは、固定端部を摺動端部に接合する。ラッチング部材は、また、嵌合コネクタとラッチするための、及び嵌合コネクタからラッチ解除するための、ラッチングアームから延在するラッチ部分を含む。
いくつかの実施形態では、第2の本体は、第1の状態と第2の状態との間で第1の本体に対して動くことにより、第2の本体を第1の状態に置くことが、第2のチャネルを第1のチャネルと位置合わせさせ、第2の本体を第2の状態に置くことが、第2のチャネルを第1のチャネルと位置ずれさせるように、構成されている。例えば、第2の本体は、嵌合方向に実質的に平行な軸に沿って回転するように構成されてもよく、第1の状態は、0度の回転に対応してもよく、一方、第2の状態は、90度若しくは180度の回転又はなんらかの他のゼロでない回転に対応してもよい。第2の本体が第1の状態にあり、ラッチングアームが押圧されるとき、摺動端が第2のチャネルの中に摺動して、ラッチ部分が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを可能にする。第2の本体が第2の状態にあり、ラッチングアームが押圧されるとき、第2のチャネルは、この場合第1のチャネルと位置合わせされていないので、摺動端部は、第2のチャネルに入ることを防止される。ラッチ部分は、それによって、第1の本体が第2の状態にあるとき、嵌合コネクタとラッチすること又は嵌合コネクタからラッチ解除することを防止される。
コネクタは、例えば、電気コネクタ、光ファイバコネクタ、電気光学コネクタ、又は、ケーブルを装置に、又は、装置を別の装置に取り付けることが可能な別の種類のコネクタであってもよい。いくつかの実施形態では、コネクタは、例えば、ISO/IEC8877標準に従い得るRJ−45コネクタである。
本説明のコネクタの実施形態を図1A〜9に示す。図1Aは、コネクタ1の斜視図である。示される実施形態では、コネクタ1は、RJ−45コネクタであり、嵌合コネクタの中に挿入することに適したプラグコネクタとして構成されている。コネクタ1は、第1の本体10と、第2の本体110と、第1の本体10に取り付けられたラッチング部材14と、を含む。第1の本体10は、コネクタケース12と、嵌合構成要素16と、を含む。コネクタケース12はまた、第1の摺動溝48と、第1のスリット50と、を含む第1のチャネル44を含む。第2の本体110は、第2の摺動溝148と、第2のスリット150と、を含む第2のチャネル144を含む。図1Aでは、第2の本体110は、第1のチャネル44と第2のチャネル144とが位置合わせされている第1の状態にある。図1Bは、第2の本体110が、第1のチャネル44と第2のチャネル144とが位置ずれしている第2の状態にある、コネクタ1を示す。図2は、コネクタ1の第1の本体10の下側を示す斜視図である。図3Aは、コネクタ1の第2の本体110の正面図であり、図3Bは、コネクタ1の第2の本体110の断面図であり、図3Cは、コネクタ1の第2の本体110の斜視図である。第2の本体110は、スナップ嵌め突起130と、ケーブル挿入開口部142と、を含む。スナップ嵌め突起130は、隆起部分135と、陥凹120と、を含む。図4は、嵌合構成要素16の斜視図である。図5は、コネクタ1の分解斜視図である。図6は、嵌合構成要素16及びコネクタケース12の斜視図である。図7a、図7b及び図7cは、ラッチング部材14の斜視図である。図8Aは、第1の本体10の一部分の斜視図であり、図8Bは、第2の本体110の斜視図である。図9は、第1の本体10の部分断面の斜視図である。
X、Y、Z座標系は、図1A〜図2において規定されている。コネクタ1は、X方向に幅、Y方向に長さ、及びZ方向に高さを有する。嵌合コネクタ(例えば、モジュラージャック)のプラグ挿入開口部(図示せず)の中に挿入され得るコネクタ1の側面は、「前方」又は「嵌合端部」と表わされ、ケーブルが挿入され得る側面は、「後方」又は「背面端部」と表わされる。コネクタの「最上部」又は「上部」面は、ラッチング部材14が取り付けられる面を指し、「底部」又は「下部」面は、最上部面と反対側の面を指す。嵌合方向は、嵌合端部と背面端部との間のコネクタの長さに沿うY方向である。
コネクタ1は、ケーブル(例えば、図10のケーブル3)の端末に取り付けられ得、当該ケーブルは、通信ケーブル、例えば、4本の心線(例えば、図10の心線5)及び全体として心線の外側周囲を被覆するシールドを有するLAN(ローカルエリアネットワーク)ケーブルであってもよい。
第1の本体10は、嵌合構成要素16の一部分が挿入される開口部40を含むコネクタケース12内に収納された嵌合構成要素16の一部分を有するように構成されている。嵌合構成要素16は、標的の嵌合コネクタの中に挿入され得るコネクタ1の一部分であり、アセンブリ17及び遮蔽部材18を含み、当該遮蔽部材18は、コネクタケース12の係合部分46と係合する突起部分36a及び36bを含む。図1A〜図9に示される実施形態では、コネクタケース12は、第1の本体10の第2の部分である嵌合構成要素16よりも大きい断面をX−Z平面に有する第1の本体10の第1の部分である。より大きい第1の部分(コネクタケース12)は、より小さい第2の部分(嵌合構成要素16)に取り外し可能に組み付けられる。第2の部分は、嵌合端部20aを含む。
アセンブリ17は、ハウジング20と、ケーブルカバー22と、接点部材24と、を含む。ハウジング20は、電気絶縁性を有し得るプラスチック材料から形成されてもよい。好適な物質は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)及びポリアミド(PA)を含む。ハウジング20は、収容部分26及び接点部材保持部分28を含む。収容部分26は、ハウジング20の後方部分に設けられ、ケーブルカバー22を収容及び保持する。ロック固定部分26aは、ケーブルカバー22をロック固定するために収容部分26に設けられる。ハウジング20はまた、嵌合コネクタの中に挿入され得る嵌合端部20aを含む。
接点部材保持部分28は、接点部材24を保持及び固定する。接点部材保持部分28は、接点部材24が配設される複数(示している実施形態においては4つ)の溝部分28aを有する。溝部分28aは、ハウジング20の収容部分26から嵌合端部20aに設けられている。溝部分28aは、接点部材24の形状に対応する形状を有する。
ケーブルカバー22は、PBT、PAなどのプラスチック材料から形成されてもよい。ケーブルが取り付けられると、ケーブルカバー22は、ケーブルの心線を収容する。ケーブルカバー22は、複数(示している実施形態においては4つ)の挿入貫通孔23を有し、それを通してケーブルの心線が挿入され得る。挿入貫通孔23は、ケーブルカバー22の後方端部分に配設され、背面側に開いている。ケーブルカバー22では、接点30が挿入される開口部(図示せず)が、ハウジング20の収容部分26に収容されるときに接点部材24の接点30に対応する位置に設けられる。
ロック固定歯止め22aが、ケーブルカバー22の側壁部分に設けられる。ロック固定歯止め22aは、ハウジング20の収容部分26に設けられるロック固定部分26aと係合し、それによって、ケーブルカバー22をハウジング20に固定する。
アセンブリ17に含まれる接点部材24の数は、取り付けられるべき単数又は複数のケーブル内のワイヤの数に従って選択される。示される実施形態では、4つの接点部材24が設けられている。接点部材24のそれぞれは、金属(例えば銅)などの導電性材料から形成される。接点部材24のそれぞれは、接点30と、接点端末32と、を含む。接点30は、収容部分26内に千鳥配列で配設され得る(例えば図10を参照)。接点30は、分岐形状形成スリット30aを有する。接点30のスリット30aの中に心線を挿入すること(例えば、押し込むこと)は、挿入するときに接点30が心線のカバーに切り込むので、心線を接点30に電気的に接続する。
第1の本体10は、嵌合コネクタの対応する端末に接触するように構成された複数の端末(接点端末32)を含む。コネクタ1が受口嵌合コネクタの中に挿入されると、接点端末32は、受口嵌合コネクタの接点のそれぞれに電気接続する。接点端末32は、ハウジング20の溝部分28aに配設され、ハウジング20の前方端部(すなわち嵌合端部20a)に曝される。
いくつかの実施形態では、遮蔽部材18は、弾性の又はバネ様の特徴を有する材料から構成される。好適な材料としては、金属(例えば、アルミニウム又は銅)が挙げられる。遮蔽部材18は、アセンブリ17を部分的に封入して、受口嵌合コネクタと取り付けられたケーブルの遮蔽物との間に導電性経路を提供し、一方で静電気遮蔽としても機能する。遮蔽部材18は、基礎部分18aと、一対の側壁部分18b及び18cと、を含み、当該側壁部分18b及び18cは、基礎部分18aに対してほぼ垂直であり、基礎部分18aの対辺に位置している。遮蔽部材18の断面は、およそU形状を有している。遮蔽部材18はまた、固定要素34と、突起部分36a及び36bと、クリンピング部分38a及び38bと、を含む。
固定要素34は、ラッチング部材14の固定端部60(別の箇所で説明)を固定する。固定要素34は、遮蔽部材18の前方端部側に配設され、2つの固定片34a及び34bと、突起片34cと、を有する。2つの固定片34a及び34bは、X方向に所定量だけ分離して配設されており、遮蔽部材18の基礎部分18aに取り付けられるか、又はそれと一体的に形成され得る。固定片34a及び34bは、およそU形状に見えるY−Z平面での断面を有し、背面側(コネクタケース12側)に開いているように折り返されている。
突起片34cは、2つの固定片34aと34bとの間に配設されている。突起片34cは、基礎部分18aの表面18Sから前方側に向かってわずかに上方に突出している。突起片34cは、ラッチング部材14の(別の箇所で説明)窪んだ部分60cと係合する。固定要素34は、突起片34cによってラッチング部材14の固定端部60を持ち上げて、固定片34a及び34bと突起片34cとの協働によって、ラッチング部材14の固定端部60を固定する2つの固定片34a及び34bによって固定端部60を保持する。
突起部分36a及び36bは、それぞれ、側壁部分18b及び18cに配設され、遮蔽部材18の背面側に向いている。突起部分36a及び36bは、実質的に長方形の形状を有する平板状部材である。突起部分36a及び36bの後方面(コネクタケース12に面する面)は、側壁部分18b及び18cとほぼ同一平面であり、嵌合端部20aに面する面は、X方向に突起して、側壁部分18b及び18cの外面から外側に延在している。突起部分36a及び36bは、圧力が作用すると弾性変形して、そのため、突起部分36a及び36bは、側壁部分18b及び18cの中に押し込まれる。圧力が除去されると、突起部分36a及び36bは、次に、それらの元の位置に戻る。
クリンピング部分38a及び38bは、ケーブルをクリンプ及び固定することによって、ケーブルを第1の本体10に保持及び固定し、それによって、遮蔽部材18をケーブルの遮蔽物に電気的に接続する。クリンピング部分38a及び38bは、側壁部分18b及び18cから背面に向かって延在し、相互に対向している。
いくつかの実施形態では、コネクタケース12は、電気絶縁性を有するプラスチック材料から形成される。好適な材料としては、PBT、PAなどが挙げられる。電気絶縁性材料を使用することにより、アセンブリ17の遮蔽部材18に生じ得るいくらかの電荷と相互作用することなく、コネクタケース12を操作することが可能になる。
コネクタケース12は、中空の実質的に長方形の平行六面体形状を有し、嵌合構成要素16を収容するための収容空間Sを含む。コネクタケース12はまた、開口部40と、スナップ嵌め部分42と、第1のチャネル44と、係合部分46と、を含む。コネクタケース12の後方端部分12aは、第2の本体110の前方端部分112aに面する。図1A〜図9に示される実施形態では、第1のチャネル44は、第1の本体10の第1の部分(コネクタケース12)の全体長さに沿って延在する。いくつかの実施形態では、第1のチャネル44は、第1の本体10の長さの一部分だけに沿って延在し、他の実施形態では、第1のチャネル44は、第1の本体10の全体長さに沿って延在する。示している実施形態では、第2の本体110が第1の状態(図1Aに示す)あるとき、第2の本体110と第1の本体10の第1の部分(コネクタケース12)とは、実質的に同一の寸法及び形状を有する横方向断面(すなわちX−Z平面における断面)を有する。
コネクタケース12の開口部40は、嵌合構成要素16の一部分がコネクタケース12の中に挿入されることを可能にする。開口部40は、嵌合構成要素16の外形に実質的に対応する形状を有する。示される実施形態では、開口部40は、実質的に長方形の形状を有する。
スナップ嵌め部分42は、第2の本体110のスナップ嵌め突起130を受け取り、単数又は複数のケーブルが挿入され得る開口部を提供する。スナップ嵌め部分42は、コネクタケース12の後方端部分12aに設けられる。示される実施形態では、スナップ嵌め部分42は、実質的に円形の形状を有する。
第2の本体110は、単数又は複数のケーブルが挿入され得るケーブル挿入開口部142と、隆起部分135及び陥凹120を含むスナップ嵌め突起130と、を含む。第2の本体110は、スナップ嵌め突起130をスナップ嵌め部分42によって提供された開口部の中に挿入することによって、第1の本体10に回転可能に取り付けられ得る。示される実施形態では、スナップ嵌め突起130がスナップ嵌め部分42との組み立てを可能にするほど十分に変形できるように、個々のスナップ嵌め突起130の間に間隙が設けられる。組み立てられると、スナップ嵌め部分42は、陥凹120内に位置し、隆起部分135は、第2の本体110が第1の本体10から分離することを防止する。幾何形状が、第2の本体110と第1の本体10との間に摩擦を提供するように選ばれることにより、第2の本体110を第1の状態から第2の状態まで回転させるためにいくらかの力が必要とされ得る。このことは、第2の本体110が第1の状態から第2の状態まで、又はその逆も同様に、意図せずに動くことを防止するのに有効であり得る。
図1A〜図9に示される実施形態において、第2の本体110は、スナップ嵌め突起130を含み、第1の本体10は、スナップ嵌め突起130を受け取るために開口部を含むが、他の実施形態では、第1の本体10は、スナップ嵌め突起を含み、一方、第2の本体110は、スナップ嵌め突起を受け取るための開口部を含む。スナップ嵌め突起及びスナップ嵌め開口部の幾何形状はまた、示される実施形態と異なってもよい。例えば、スナップ嵌め開口部は、円形の開口部よりもむしろ、リング形状のスリット(例えば、ケーブル挿入開口部に中心を置く環)であってもよい。この場合、スナップ嵌め突起は、スナップ嵌め開口部の中に挿入されるときに第1の本体10と第2の本体110との間に所望のレベルの摩擦を生じさせるテーパー形状を有してもよい。別の実施形態では、保持リングは、第1の本体10と第2の本体110との間に回転可能な接続を提供するために使用される。保持リングは、当該技術分野において公知であり、例えば、W.W.Grainger社(イリノイ州Lake Forest)から入手可能である。この場合、スリットは、保持リングを受け取るためにスナップ嵌め部分42に作成され得、溝が、保持リングを受け取る第2の本体110の突起に設けられ得る。代替として、第1の本体10は、第2の本体110に設けられた空洞に配置された保持リングを受け取るための溝を有するスナップ嵌め突起を有してもよい。更に他の実施形態では、第1の本体10と第2の本体110との間の回転可能な他の種類の接続が使用される。好適な取り付け方法は、例えば、米国特許第3,470,524号(Culver)に記載されているようなプッシュプルコネクタ設計を含む。プッシュプル取り付けは、第2の本体110が第1の状態と第2の状態との間で回転させられ得る前に、第1の本体10から引き離されなければならないように、設計され得る。
図1A〜図9に示される実施形態では、第2の本体110は、任意の角度まで回転することができる。他の実施形態では、止め具が、コネクタケース12の後方端部分12a及び第2の本体110の前方端部分112aに設けられることにより、第2の本体110が、約0度(第1の状態に対応する)〜約90度又は約180度(第2の状態に対応する)だけ回転することができる。
係合部分46は、第1の本体10の遮蔽部材18に設けられた突起部分36a及び36bと係合する。係合部分46は、それぞれ、コネクタケース12の前方端部面に向かって側壁部分12c及び12dに設けられ、側壁部分12c及び12dを通過する開口部である。係合部分46は、第1の本体10がコネクタケース12の中に挿入されると、突起部分36a及び36bの末口部分に当接して、それと係合する。第1の本体10及びコネクタケース12は、係合部分46及び突起部分36a及び36bによって取り外し可能に取り付けられる。突起部分36a及び36bを押圧することによって、第1の本体10をコネクタケース12から取り外すことができる。
図1A〜図9に示される実施形態では、突起部分36a及び36bは、嵌合構成要素16の遮蔽部材18に設けられ、係合部分46は、コネクタケース12に設けられる。他の実施形態では、開口部(係合部分)は、遮蔽部材18上に設けられてもよく、突起部分は、コネクタケース12に設けられてもよい。
第1のチャネル44は、第1の摺動溝48と、第1のスリット50と、を含む。ラッチング部材14の摺動端部62は、第1の摺動溝48の中に設置される。第1の摺動溝48は、コネクタケース12のスナップ嵌め部分42の上方に配設され、後方端部分12aに開いている。第1の摺動溝48は、底部部分48aと、側部部分48b及び48cと、最上部部分48dと、を有する。X−Z平面における第1の摺動溝48の断面は、実質的に長方形の形状を有する。同様に、第2のチャネル144は、第2の摺動溝148と、第2のスリット150と、を含む。第2の摺動溝148は、第2の本体110のケーブル挿入開口部142の上方に配設され、前方端部分112aに開いている。第2の摺動溝148は、底部部分148aと、側部部分148b及び148cと、最上部部分148dと、を有する。X−Z平面における第2の摺動溝148の断面は、第2の本体110が第1の状態(図1Aを参照)にあるとき、実質的に長方形の形状を有する。ラッチング部材14は、第2の本体110が第1の状態であるとき、第1のチャネル44内を動くことができる。しかし、ラッチング部材14は、第2の本体110が第2の状態にあるとき(図1Bを参照)、第1のチャネル44内を動くことを抑制される。
底部部分48aは、スナップ嵌め部分42の上方にあり、コネクタケース12の前方端部分から後方端部分まで延在する平坦部分である。最上部部分48dは、コネクタケース12の上側側部部分を構成し、底部部分48aと対向している。一対の側部部分48bと48cとは、底部部分48aの両側からZ方向に延在し、底部部分48aと最上部部分48dとを連結する。
第1の摺動溝48は、コネクタケース12の後方端部側の底部部分48aと最上部部分48dとの間に第1の高さH1と、コネクタケース12の前方端部側の底部部分48aと最上部部分48dとの間に第2の高さH2と、コネクタケース12の後方端部側の一対の側部部分48bと48cとの間に第1の幅W1と、コネクタケース12の前方端部側の一対の側部部分48bと48cとの間に第2の幅W2と、を有する。いくつかの実施形態では、第1の高さと第2の高さとは、ほぼ等しく(すなわちH1≒H2)、第1の幅と第2の幅とは、ほぼ等しく(すなわちW1≒W2)、その結果、第1の摺動溝48は、コネクタケース12の前方端部から後方端部まで実質的に一定間隙である。底部部分48aと最上部部分48dとの間の第1の高さH1及び第2の高さH2は、ラッチング部材14の摺動端部62の厚さにほぼ等しいか、又はそれよりもわずかに大きくてもよい。一対の側部部分48bと48cとの間の第1の幅W1及び第2の幅W2は、ラッチング部材14の摺動端部62の幅(X方向の寸法)にほぼ等しいか、又はそれよりもわずかに大きくてもよい。第1の高さH1及び第2の高さH2、並びに第1の幅W1及び第2の幅W2についての適切な選択によって、第1の摺動溝48内でのラッチング部材14の摺動端部62の移動がX方向(幅方向)及びZ方向(高さ方向)において抑制されることが可能になり、一方、第2の本体110が第1の状態にあるときに、第2のチャネル144が第1のチャネル44と実質的に位置合わせされているような範囲を越えて嵌合方向(Y方向)に実質的に自由に移動することが可能になる。
第2の摺動溝148は、第2の本体110の後方端部側の底部部分148aと最上部部分148dとの間に第3の高さH3と、第2の本体110の前方端部側の底部部分148aと最上部部分148dとの間に第4の高さH4と、第2の本体110の後方端部側の一対の側部部分148bと148cとの間に第3の幅W3と、第2の本体110の前方端部側の一対の側部部分148bと148cとの間に第4の幅W4と、を有する。いくつかの実施形態では、第3の高さと第4の高さとは、ほぼ等しく(すなわちH3≒H4)、第3の幅と第4の幅とは、ほぼ等しく(すなわちW3≒W4)、その結果、第2の摺動溝148は、第2の本体110の前方端部から後方端部まで実質的に一定間隙である。底部部分148aと最上部部分148dとの間の第2及び第3の高さH3及びH4は、ラッチング部材14の摺動端部62の厚さにほぼ等しいか、又はそれよりもわずかに大きくてもよい。一対の側部部分148bと148cとの間の第3の幅W3及び第4の幅W4は、ラッチング部材14の摺動端部62の幅(X方向の寸法)にほぼ等しいか、又はそれよりもわずかに大きくてもよい。
第3の高さH3及び第4の高さH4、並びに第3の幅W3及び第4の幅W4を適切に選択することにより、第2の本体110は、第2のチャネル144が第1のチャネル44と実質的に位置合わせされている第1の状態にあるとき、第2のチャネル144の中に延在する摺動端部62の移動を可能にする。第2の本体110は、第2のチャネル144が第1のチャネル44と位置ずれしている第2の状態にあるとき、ラッチング部材14の摺動端部62は、第2のチャネル144の中に延在できない。第2の本体110が第2の状態にある間に押圧部分65が押圧されると、ラッチング部材14の移動が、それによって十分に制限されることにより、ラッチ部分66が嵌合コネクタとラッチすること又は嵌合コネクタからラッチ解除することを防止する。
図1A〜図9に示される実施形態では、第1のチャネル44と第2のチャネル144とは、実質的に同一のサイズ及び形状を有する横方向断面(すなわちX−Z平面における断面)を有し、関係H1≒H2≒H3≒H4及びW1≒W2≒W3≒W4を満たす幾何形状を有する。第2の本体110は、第1のチャネル44と第2のチャネル144とが位置合わせされている第1の状態にあるとき、第1のチャネル44と第2のチャネル144とは、実質的に連続したチャネルを形成する。第2のチャネル144は、第1のチャネル44の横方向断面と実質的に同じである横方向断面(すなわちX−Z平面における断面)を有する。第2の本体110は、第1のチャネル44と第2のチャネル144とが位置合わせされている第1の状態にあるとき、第1のチャネル44と第2のチャネル144とは、実質的に連続した一様なチャネルを形成する。
第1のチャネル44及び第2のチャネル144をY方向に実質的に一定間隔を有するように構成することにより、摺動端部62が滑らかに摺動することを可能にする。更に、この種類の構成は、コネクタ1を製造する観点から好ましい場合がある。第1及び/又は第2のチャネルの代替の幾何形状を使用してもよい。例えば、第1及び/又は第2の摺動溝は、前方に向かってテーパー状である形状を有してもよい。この場合、摺動端部62の形状は、固定端部60に向かってテーパー状であるように成形されてもよい。
図1A〜図9に示される実施形態では、第2のチャネル144は、第2の本体110の長さ(Y方向の寸法)を通して延在する。他の実施形態では、第2のチャネル144が第2の本体110の長さを通して部分的にのみ延在してもよく、それでも、第2のチャネル144が第1のチャネル44と位置合わせされているときに、摺動端部62の十分な移動を可能にすることにより、ラッチ部分66が嵌合コネクタとラッチすること又は嵌合コネクタからラッチ解除することができる。
第1のチャネル44はまた、ラッチング部材14がY方向に前方に又は後方に過剰に動くことを防止する止め具を設けることによって、嵌合方向(Y方向)の移動を調節する。第1の摺動溝48は、ラッチング部材14の摺動端部62の嵌合方向の摺動を調節する第1の調節部分52a及び52bと、第2の調節部分54a及び54bと、を含む。第1の調節部分52a及び52bは、X方向に所定距離において第1のチャネル44の前方端部に配設され、底部部分48aと最上部部分48dとを接続する。第1の調節部分52a及び52bは、更なる前方移動を防止する止め具として作用することによって、前方方向の摺動端部62の移動を調節する。
第2の調節部分54a及び54bは、更に、第1の摺動溝48のY方向の中心部分に配設され、一対の側部部分48b及び48cから突起している突出部である。第2の調節部分54a及び54bは、背面方向の摺動端部62の移動を調節する。摺動端部62は、実質的に自由に摺動できるように、第1の調節部分52a及び52bと第2の調節部分54a及び54bとの間に配設される。第1の調節部分52a及び52bと第2の調節部分54a及び54bとの間の距離は、第2のチャネル144が第1のチャネル44と位置合わせされているときの摺動端部62の最大摺動距離であり、例えば、第1の本体10のY方向の長さがおよそ20〜40mmであるとき、5mm未満である。いくつかの実施形態では、第1の調節部分52a及び52bと第2の調節部分54a及び54bとの間の距離は、およそ2〜3mmである。
第1のスリット50は、ラッチング部材14のアーム部分64が通過することを可能にする通路を提供する。図1A〜図9に示される実施形態では、第1のスリット50は、コネクタケース12の最上部部分48dに配設され、第1の摺動溝48と連続した開放空間を形成する。第1のスリット50は、最上部部分48dのX方向の実質的に中心にてY方向に帯状の形状で延在する。示される実施形態では、第1のスリット50は、コネクタケース12の前方端部から後方端部まで形成されている。第1のスリット50の幅は、ラッチング部材14のアーム部分64の幅に等しいか、又はそれよりもわずかに大きくあり得、それによって、アーム部分64のX方向の移動を調節する。同様に、第2のスリット150は、第2のチャネル144が第1のチャネル44と位置合わせされているときに、ラッチング部材14のアーム部分64に通路を提供する。
ラッチング部材14は、固定端部60と、摺動端部62と、アーム部分64と、ラッチ部分66と、を含む。固定端部60は、遮蔽部材18の固定要素34に取り付けられる。ラッチ部分66は、固定端部60に隣接し、アーム部分64は、固定端部60と反対側のラッチ部分66に隣接している。摺動端部62は、ラッチ部分66と反対側のアーム部分64に隣接している。
固定端部60は、嵌合構成要素16の遮蔽部材18に固定されている。固定端部60は、遮蔽部材18の固定要素34の固定片34a及び34bの中に挿入される及びそれらによってクランプ締めされる2つの側部部分60a及び60bと、突起片34cとロック固定される窪み部分60cと、を有する。側部部分60a及び60bは、X方向(幅)に規定の間隔で配設される。窪み部分60cは、X方向の側部部分60aと側部部分60bとの間に位置し、実質的に長方形の形状を有する。固定端部60は、第1の本体10の固定要素34への取り付け、及び固定要素34からの取り外しが可能である。
摺動端部62は、コネクタケース12の第1のチャネル44に摺動可能に取り付けられる。摺動端部62は、第1のチャネル44への取り付け、及び第1のチャネル44からの取り外しが可能である。摺動端部62は、およそU形状を有し、基礎部分70と、第1の伸長部分71及び第2の伸長部分72と、を有する。基礎部分70は、X方向に延在する平板状の形状を形成し、アーム部分64の第1の端部部分(固定端部60の反対側の端部部分)に連結されている。アーム部分64は、基礎部分70の実質的に中心部分において連結されている。第1の伸長部分71及び第2の伸長部分72は、それぞれ、基礎部分70の両方の端部部分70a及び70bに設けられている。
第1の伸長部分71は、基礎部分70の端部部分70aから固定端部60まで延在する平板状の部材である。第1の伸長部分71は、ロック固定歯止め71a及び当接部分71bを有する。ロック固定歯止め71aは、第1の伸長部分71の末口部分に設けられ、X方向外側に突起している。第1の伸長部分71の末口部分は、ロック固定歯止め71aのために実質的にL形状である。当接部分71bは、所定距離においてロック固定歯止め71aと反対側の第1の伸長部分71の基礎端部部分側に設けられる。
同様に、第2の伸長部分72は、基礎部分70の端部部分70bから固定端部60まで延在する。第1の伸長部分71と第2の伸長部分72とは、実質的に平行に基礎部分70から延在する。第2の伸長部分72は、ロック固定歯止め72a及び当接部分72bを有する。ロック固定歯止め72aは、第2の伸長部分72の末口部分に設けられ、X方向外側に突起している。第2の伸長部分72の末口部分は、ロック固定歯止め72aのために実質的にL形状である。当接部分72bは、所定距離においてロック固定歯止め72aと反対側の第2の伸長部分72の基礎端部部分側に設けられる。
図9に示されるように、第1の伸長部分71及び第2の伸長部分72が、第1のチャネル44の前方端部側まで摺動すると、末口部分は、第1の調節部分52a及び52bに当接し、当接部分71b及び72bは、第2の調節部分54a及び54bの中にロック固定される。摺動端部62の移動は、第1の調節部分52a及び52b、第2の調節部分54a及び54b、並びに第1の伸長部分71及び第2の伸長部分72によって、このようにY方向前方に調節される。第2の本体110が第1の状態にあり、第1の伸長部分71及び第2の伸長部分72が第1のチャネル44の後方端部側まで摺動すると、ロック固定歯止め71a及び72aは、第2の調節部分54a及び54bにロック固定する。摺動端部62の移動は、第2の調節部分54a及び54b並びにロック固定歯止め71a及び72aによって、このようにY方向後方に調節される。
アーム部分64は、固定端部60と摺動端部62とを連結する。アーム部分64は、図示する実施形態に示すような細長い部材であってもよく、ある程度の可撓性及び弾性を有してもよい。アーム部分64は、X方向からみたとき、ほぼ下方を向いたU形状を有する。示される実施形態では、押圧部分65が、アーム部分64に設けられている。コネクタ1を使用するとき、ユーザは、押圧部分65を押下してラッチング部材14を操作し得る。
ラッチ部分66は、嵌合コネクタと係合するように構成されている。ラッチ部分66は、実質的に長方形の形状の平坦表面67を有する。平坦表面67は、X方向(幅)に延在し、アーム部分64の第1の側部部分64aよりも更にX方向外側に延在する第1の部分67aと、アーム部分64の第2の側部部分64bよりも更にX方向外側に延在する第2の部分67bと、を含む。
コネクタ1を嵌合コネクタから取り外すとき、ラッチング部材14のアーム部分64に設けられた押圧部分65は、コネクタケース12に向かって押圧される。第2のチャネル144が第1のチャネル44と位置合わせされている場合、この押圧作用は、摺動端部62を第1の摺動溝48に沿って摺動させ、一方、アーム部分64を第1のスリット50に沿って動かす。摺動端部62は、第2の本体110が第1の状態にあるとき、第2のチャネル144の中に摺動して入ることが可能である。この移動によって、ラッチ部分66をコネクタケース12に向かって降下させ、それによって、嵌合コネクタとラッチ部分66との間の係合を解放する。ラッチ部分66と受口コネクタとの間の係合が解放された後に、ラッチング部材14に作用させられた圧力を解放すると、摺動端部62が前方側(固定端部60に接近する方向)に摺動して、ラッチング部材14のアーム部分64の弾性のために初期位置(図9に表わされた位置)に戻ることが可能になる。
第2の本体110が、第2のチャネル144が第1のチャネル44と位置ずれしている状態にある場合、摺動端部62は、第2のチャネル144の中に摺動して入ることを実質的に防止することにより、ラッチ部分66がコネクタケース12に向かって降下することを防止し、それによって、力を押圧部分65に作用させたときに、嵌合コネクタとラッチ部分66との間の係合の解放を防止する。
コネクタ1を組み立てる方法を、図10及び図11に示す。図10に示されるように、ケーブル3の端末を、最初に、第2の本体110のケーブル挿入開口部142の中に挿入し、次に、コネクタケース12のスナップ嵌め部分42によって提供された開口部の中に挿入する。ラッチング部材14の摺動端部62を、コネクタケース12の第1のチャネル44に取り付け、第2の本体110を、スナップ嵌め突起130をスナップ嵌め部分42によって提供された開口部の中に挿入することによって、第1の本体10に取り付ける。ケーブル3の心線5を、次に、ケーブルカバー22のそれぞれの挿入貫通孔23の中に挿入する。
次に、図11Aに示されるように、ケーブルカバー22を、ケーブルカバー22によって保持されたケーブル3の心線5とともにハウジング20の収容部分26内に収容する。ケーブルカバー22をハウジング20の中に押し込むと、心線5は、接点部材24の接点30の中に押し込まれ、それによって、心線5のリード線は、接点30に電気的に接続される。続いて、遮蔽部材18のクリンピング部分38a及び38bは、クリンプされて、ケーブル3を遮蔽部材18に固定する。
次に、図11Bに示されるように、コネクタケース12及び第2の本体110をケーブル3に沿って動かして、コネクタケース12を遮蔽部材18に取り付ける。最後に、図1Aに示されるように、ラッチング部材14の固定端部60を遮蔽部材18の固定要素34に固定する。
図10〜図11に示される実施形態では、信号ケーブル3をコネクタ1に取り付ける。他の実施形態では、複数のケーブルをコネクタ1に取り付けてもよい。この場合、ケーブル挿入開口部142及びスナップ嵌め部分42は、所望の数のケーブルに従って形成され得る。例えば、スナップ嵌め部分42によって提供された開口部の直径は、所望の数のケーブルが開口部を通って収まるように選択されてもよい。
偶発的な切断を防止することに加えて、本説明のコネクタはまた、従来のコネクタと比較して、故障のリスクの低減をもたらす。図1A〜図9に示される実施形態では、固定端部60を第1の本体10に固定的に取り付け、摺動端部62を第1のチャネル44に摺動可能に取り付ける。それゆえに、ラッチング部材14のいずれの端部部分も自由ではなく、その結果、他の物品などに引っかかることに起因するアーム部分64の破損の可能性は低い。ラッチング部材14が自由端部を有しない構成はまた、従来の設計と比較して、コネクタ1のサイズを低減することに有効である。
図1A〜図9に示される実施形態では、第1の調節部分52a及び52b、並びに第2の調節部分54a及び54bを第1の摺動溝48の中に設け、それによって、嵌合(Y)方向の摺動端部62の移動を調節する。それゆえに、アーム部分64に大きな荷重が作用しても、摺動端部62を過度に動かすことにはならず、それによって、ラッチング部材14の破損の可能性を低減する。
以下は、本説明の実施形態のリストである。
項目1は、コネクタであって、
嵌合コネクタと嵌合するための、前記コネクタの嵌合端部、及び、
前記コネクタの嵌合方向に沿って延在する第1のチャネル、を含む、第1の本体と、
ケーブルを受け取るための、前記嵌合端部と反対側の前記コネクタの背面端部、及び、前記嵌合方向に沿って延在する第2のチャネル、を含む、第2の本体と、
前記嵌合方向に沿って配設されたラッチング部材であって、
前記嵌合端部に近接する前記コネクタ本体に固定的に取り付けられた固定端部、
前記背面端部に近接する前記第1のチャネルに摺動可能に取り付けられた摺動端部、
前記固定端部を前記摺動端部に接合する細長いラッチングアーム、を含む、ラッチング部材と、
嵌合コネクタとラッチする、及び嵌合コネクタからラッチ解除するための、前記ラッチングアームから延在するラッチ部分と、を備え、
前記第2の本体は、第1の状態と第2の状態との間で前記第1の本体に対して動くように構成され、
前記第1の状態にある第2の本体は、前記第2のチャネルを前記第1のチャネルと位置合わせさせることにより、
前記ラッチングアームが押圧されるとき、前記摺動端部が前記第2のチャネルの中に摺動して、
前記ラッチ部分が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを可能にし、
前記第2の状態にある第2の本体は、前記第2のチャネルを前記第1のチャネルと位置ずれさせることにより、
前記ラッチングアームが押圧されるとき、前記摺動端部が前記第2のチャネルの中に摺動することを防止して、
前記ラッチ部分が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを防止する、コネクタである。
項目2は、前記嵌合方向が、前記嵌合端部と前記背面端部との間の前記コネクタの長さに沿っている、項目1に記載のコネクタである。
項目3は、前記第1のチャネルが、前記第1の本体の長さの一部分だけに沿って延在する、項目1に記載のコネクタである。
項目4は、前記第1のチャネルが、前記第1の本体の全体長さに沿って延在する、項目1に記載のコネクタである。
項目5は、前記第1の本体が、より小さい第2の部分に取り外し可能に組み付けられたより大きい第1の部分を含み、前記第2の部分は、前記嵌合端部を含む、項目1に記載のコネクタである。
項目6は、前記第1のチャネルが、前記第1の部分の全体長さに沿って延在する、項目5に記載のコネクタである。
項目7は、前記第2の本体が前記第1の状態にあるとき、前記第2の本体と前記第1の部分とは、実質的に同一のサイズ及び形状を有する横方向断面を有する、項目5に記載のコネクタである。
項目8は、前記コネクタが、電気コネクタである、項目1に記載のコネクタである。
項目9は、前記第1の本体が、嵌合コネクタの対応する端末に接触するように構成された複数の端末を含む、項目8に記載のコネクタである。
項目10は、前記コネクタが、光ファイバコネクタである、項目1に記載のコネクタである。
項目11は、前記第2の本体が前記第1の状態にあるとき、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとは、実質的に連続したチャネルを形成する、項目1に記載のコネクタである。
項目12は、前記第2の本体が前記第1の状態にあるとき、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとは、実質的に連続した、一様なチャネルを形成する、項目1に記載のコネクタである。
項目13は、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとは、実質的に同一のサイズ及び形状を有する横方向断面を有する、項目1に記載のコネクタである。
項目14は、前記第1の本体が、前記第2の本体に隣接している、項目1に記載のコネクタである。
項目15は、前記第2の本体が、ケーブルを受け取るための、中を通って延在する開口部を画定する、項目1に記載のコネクタである。
項目16は、前記第2の本体が、前記嵌合方向に実質的に平行な軸に沿って回転することによって、第1の状態と第2の状態との間を動くように構成されている、項目1に記載のコネクタである。
項目17は、コネクタであって、
第1のチャネルと、
ラッチング部材であって、その第1の部分は、前記第1のチャネルに摺動可能に取り付けられている、ラッチング部材と、
実質的に連続したチャネルを形成するように前記第1のチャネルと位置合わせすることにより、前記ラッチ部材が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを可能にするように、並びに、前記第1のチャネルと位置ずれすることにより、前記ラッチング部材が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを防止するように、構成された、第2のチャネルと、を備える、コネクタである。
項目18は、前記コネクタが、電気コネクタである、項目17に記載のコネクタである。
項目19は、前記コネクタが、光ファイバコネクタである、項目17に記載のコネクタである。
項目20は、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとは、実質的に同一のサイズ及び形状を有する横方向断面を有する、項目17に記載のコネクタである。
項目21は、前記第1のチャネルを含む第1の本体と、前記第1の本体に隣接する、前記第2のチャネルを含む第2の本体と、を更に備える、項目17に記載のコネクタである。
項目22は、前記第2の本体が、ケーブルを受け取るための、中を通って延在する開口部を画定する、項目21に記載のコネクタである。
項目23は、前記第1のチャネルが、前記第1の本体の長さの一部分だけに沿って延在する、項目21に記載のコネクタである。
項目24は、前記第1のチャネルが、前記第1の本体の全体長さに沿って延在する、項目21に記載のコネクタである。
項目25は、前記第1の本体が、前記第2の本体に回転可能に取り付けられている、項目21に記載のコネクタである。
項目26は、前記第1の本体が、より小さい第2の部分に取り外し可能に組み付けられたより大きい第1の部分を含み、前記第2の部分は、嵌合端部を含む、項目21に記載のコネクタである。
項目27は、前記第1のチャネルが、前記第1の部分の全体長さに沿って延在する、項目26に記載のコネクタである。
項目28は、前記第2のチャネルが、前記第1のチャネルと位置合わせされているとき、前記第2の本体と前記第1の部分とは、実質的に同一のサイズ及び形状を有する横方向断面を有する、項目26に記載のコネクタである。
項目29は、前記ラッチング部材が、前記第1の本体に固定的に取り付けられた第2の部分を含む、項目21に記載のコネクタである。
項目30は、前記コネクタが、電気コネクタである、項目21に記載のコネクタである。
項目31は、前記第1の本体が、嵌合コネクタの対応する端末に接触するように構成された複数の端末を含む、項目30に記載のコネクタである。
項目32は、前記第2の本体が第1の状態にあるとき、前記第1のチャネルと第2のチャネルとは、位置合わせされており、前記第2の本体が第2の状態にあるとき、前記第1のチャネルと第2のチャネルとは、位置ずれしている、項目21に記載のコネクタである。
項目33は、前記第2の本体が、嵌合方向と実質的に平行なに沿って回転することによって、第1の状態と第2の状態との間を動くように構成されている、項目32に記載のコネクタである。
項目34は、前記第2の本体が前記第1の状態にあるとき、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとは、実質的に連続した、一様なチャネルを形成する、項目321に記載のコネクタである。
以上、本明細書において具体的な実施形態を図示、説明したが、様々な代替的かつ/又は等価的な実現形態を、本開示の範囲を逸脱することなく、図示及び説明された具体的な実施形態に置き換えることができる点は、当業者であれば認識されるところであろう。本出願は、本明細書において検討される具体的な実施形態のいかなる適合例又は変形例をも網羅しようとするものである。したがって、本開示は、「特許請求の範囲」及びその等価物によってのみ限定されるものとする。

Claims (15)

  1. コネクタであって、
    嵌合コネクタと嵌合するための、前記コネクタの嵌合端部、及び
    前記コネクタの嵌合方向に沿って延在する第1のチャネル、を含む、第1の本体と、
    ケーブルを受け取るための、前記嵌合端部と反対側の前記コネクタの背面端部、及び
    前記嵌合方向に沿って延在する第2のチャネル、を含む、第2の本体と、
    前記嵌合方向に沿って配設されたラッチング部材であって、
    前記嵌合端部に近接する前記コネクタ本体に固定的に取り付けられた固定端部、
    前記背面端部に近接する前記第1のチャネルに摺動可能に取り付けられた摺動端部、
    前記固定端部を前記摺動端部に接合する細長いラッチングアーム、を含む、ラッチング部材と、
    嵌合コネクタとラッチする、及び嵌合コネクタからラッチ解除するための、前記ラッチングアームから延在するラッチ部分と、を備え、
    前記第2の本体は、第1の状態と第2の状態との間で前記第1の本体に対して動くように構成され、前記第1の状態にある前記第2の本体は、前記第2のチャネルを前記第1のチャネルと位置合わせさせることにより、前記ラッチングアームが押圧されるとき、前記摺動端部が前記第2のチャネルの中に摺動して、前記ラッチ部分が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを可能にし、前記第2の状態にある前記第2の本体は、前記第2のチャネルを前記第1のチャネルと位置ずれさせることにより、前記ラッチングアームが押圧されるとき、前記摺動端部が前記第2のチャネルの中に摺動することを防止して、前記ラッチ部分が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを防止する、コネクタ。
  2. 前記嵌合方向は、前記嵌合端部と前記背面端部との間の前記コネクタの長さに沿っている、請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1の本体は、より小さい第2の部分に取り外し可能に組み付けられたより大きい第1の部分を含み、前記第2の部分は、前記嵌合端部を含む、請求項1に記載のコネクタ。
  4. 前記第1のチャネルは、前記第1の部分の全体長さに沿って延在する、請求項3に記載のコネクタ。
  5. 前記第2の本体が前記第1の状態にあるとき、前記第2の本体と前記第1の部分とは、実質的に同一のサイズ及び形状を有する横方向断面を有する、請求項3に記載のコネクタ。
  6. 前記第2の本体が前記第1の状態にあるとき、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとは、実質的に連続した、一様なチャネルを形成する、請求項1に記載のコネクタ。
  7. 前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとは、実質的に同一のサイズ及び形状を有する横方向断面を有する、請求項1に記載のコネクタ。
  8. 前記第2の本体は、前記嵌合方向と実質的に平行な軸に沿って回転することによって、第1の状態と第2の状態との間を動くように構成されている、請求項1に記載のコネクタ。
  9. 第1のチャネルと、
    ラッチング部材であって、その第1の部分は、前記第1のチャネルに摺動可能に取り付けられている、ラッチング部材と、
    実質的に連続したチャネルを形成するように前記第1のチャネルと位置合わせすることにより、前記ラッチ部材が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを可能にするように、並びに、前記第1のチャネルと位置ずれすることにより、前記ラッチング部材が嵌合コネクタとラッチすること及び嵌合コネクタからラッチ解除することを防止するように、構成された、第2のチャネルと、
    を備える、コネクタ。
  10. 前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとは、実質的に同一のサイズ及び形状を有する横方向断面を有する、請求項9に記載のコネクタ。
  11. 前記第1のチャネルを含む第1の本体と、前記第1の本体に隣接する、前記第2のチャネルを含む第2の本体と、を更に備える、請求項9に記載のコネクタ。
  12. 前記第1の本体は、より小さい第2の部分に取り外し可能に組み付けられたより大きい第1の部分を含み、前記第2の部分は、嵌合端部を含む、請求項11に記載のコネクタ。
  13. 前記ラッチング部材は、前記第1の本体に固定的に取り付けられた第2の部分を含む、請求項11に記載のコネクタ。
  14. 前記第2の本体が第1の状態にあるとき、前記第1のチャネルと前記第2のチャネルとは、位置合わせされており、前記第2の本体が第2の状態にあるとき、前記第1チャネルと前記第2のチャネルとは、位置ずれしている、請求項11に記載のコネクタ。
  15. 前記第2の本体は、嵌合方向に実質的に平行な軸に沿って回転することによって、第1の状態と第2の状態との間を動くように構成されている、請求項14に記載のコネクタ。
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