JP2017516370A - シングル/マルチsimデバイスのためのバイレベルバイクラスの熱緩和技法 - Google Patents

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Abstract

モバイルデバイスのための熱緩和を行う方法は、モバイルデバイスの少なくとも1つの動作温度を示す少なくとも1つの温度信号を受信するステップと、少なくとも1つの温度信号を複数の段階的に高くなる温度しきい値と比較するステップと、複数のモバイルデバイス動作モードのうちの1つ、および複数の温度しきい値との少なくとも1つの温度信号の比較に基づいて、複数の熱緩和プランのうちの1つを選択するステップとを含む。

Description

本発明は、シングルSIMおよびマルチSIMデバイスのためのバイレベルバイクラスの熱緩和技法に関する。
モバイルデバイスのための熱緩和は、ユーザ安全性を確保するのみならず、デバイス信頼性を高める基本的要件である。適切な熱しきい値を定義し、温度をしきい値未満に維持するためにデバイスの機能を縮小して、デバイス構成要素が損傷しないことを確保することができる。冷却後にデバイスは、完全な機能に復帰することができる。
一般的に、モバイルデバイスの熱しきい値は、モバイルデバイスの電子回路構成要素への損傷を防ぐための安全動作温度に基づいて選択される。しかしながら、デバイス安全性を保証するために電子回路構成要素のための安全動作温度に設定された熱しきい値は依然として非常に高く、人に対する安全性を保証することができない可能性がある。
シングルおよびマルチSIMデバイスのためのバイレベル(bi-level)バイクラス(bi-class)の熱緩和技法のための装置および方法が提供される。
本開示の様々な実施形態により、モバイルデバイスが提供される。本モバイルデバイスは、1つまたは複数の通信ネットワークと通信するように構成される1つまたは複数の通信ユニットと、モバイルデバイスの動作を制御するように構成される制御ユニットと、制御ユニットのための動作命令を記憶するように構成されるストレージと、モバイルデバイスの動作温度を検知し、かつ制御ユニットに温度信号を提供するように構成される1つまたは複数の温度センサとを含んでよい。
制御ユニットは、温度信号を複数の段階的に高くなる温度しきい値と比較し、複数のモバイルデバイス動作モードのうちの1つ、および複数の温度しきい値との温度信号の比較に基づいて、複数の熱緩和プランのうちの1つを選択するように構成されてよい。
本開示の様々な実施形態により、モバイルデバイスのための熱緩和を行う方法が提供される。本方法は、モバイルデバイスの動作温度を示す少なくとも1つの温度信号を受信するステップと、少なくとも1つの温度信号を複数の段階的に高くなる温度しきい値と比較するステップと、複数のモバイルデバイス動作モードのうちの1つ、および複数の温度しきい値との少なくとも1つの温度信号の比較に基づいて、複数の熱緩和プランのうちの1つを選択するステップとを含んでよい。
本発明の概念の他の特徴および利点は、本発明の概念の態様を例として説明する以下の記載から明らかとなるであろう。
本発明の概念の態様および特徴は、添付の図面を参照しながら例示的な実施形態を述べることによってさらに明らかとなるであろう。
本開示の様々な実施形態によるモバイルデバイスを説明するブロック図である。 本開示の様々な実施形態による一時停止されるサービスのクラスの概念を説明する図である。 本開示の様々な実施形態によるモバイルデバイスのための熱緩和を実行する方法を説明するフローチャートである。
いくつかの実施形態について説明するが、これらの実施形態は、単に例として提示するものであり、保護の範囲を制限するものではない。本明細書で説明する装置、方法、およびシステムは、様々な他の方法で具現化される場合がある。さらに、本明細書で説明する例示的な方法およびシステムの形態における様々な省略、置換、および変更が、保護の範囲から逸脱することなく行われる場合がある。
図1は、本開示の様々な実施形態によるデュアルSIM、デュアルアクティブ(DSDA)モバイルデバイス100を説明するブロック図である。モバイルデバイス100は、制御ユニット110と、通信ユニット120と、アンテナ130と、モバイルデバイス100を第1のサブスクリプション(Sub1)152と関連付ける第1の加入者識別モジュール(SIM)140と、モバイルデバイス100を第2のサブスクリプション(Sub2)157と関連付ける第2のSIM145と、スイッチユニット160と、インターフェースデバイス170と、ストレージ180と、1つまたは複数の温度センサ190とを含んでよい。
いくつかの実施形態では、通信ユニット120は、第1のSIM140および第2のSIM145によりそれぞれSub1 152およびSub2 157で通信するように動作可能な1つのトランシーバを含んでよい。他の実施形態では、通信ユニット120は、2つのトランシーバを含んでよく、1つは第1のSIM140によりSub1 152で通信するように動作可能であり、もう1つは第2のSIM145によりSub2 157で通信するように動作可能である。Sub1 152およびSub2 157は、同じネットワークまたは異なるネットワーク上のサブスクリプションであってよい。様々な例示的な実施形態の通信ユニット120は、本発明の概念の範囲から逸脱することなく1つまたは複数のトランシーバによりそれぞれのサブスクリプションで通信する3つ以上のSIMを含む場合があることは、当業者には了解されよう。
モバイルデバイス100は、1つまたは複数のワイヤレスネットワークとのモバイル通信が可能である、たとえば、限定はしないが、携帯電話、スマートフォン、タブレット、コンピュータなどであってよい。
通信ユニット120は、アンテナ130を介してワイヤレス通信ネットワーク150、155に無線周波数(RF)信号を送信し、およびワイヤレス通信ネットワーク150、155から無線周波数(RF)信号を受信する。第1のSIM140および第2のSIM145は、ネットワークサービスサブスクリプション152、157についての加入者識別情報を含んでおり、スイッチユニット160を介して制御ユニット110に電気的に接続される。スイッチユニット160は、第1のSIM140、第2のSIM145、または第1のSIM140と第2のSIM145の両方を、制御ユニット110に電気的に接続するように構成される。1つまたは複数の温度センサ190は、モバイルデバイス100の筐体の温度および/または電子回路の動作温度を検知するために、モバイルデバイス100の筐体内に配置される。1つまたは複数の温度センサ190は、検知された温度に対応する温度信号を制御ユニット110に提供する。1つの温度センサ190のみを図示しているが、2つ以上の温度センサが使用される場合があることは当業者には了解されよう。
制御ユニット110は、通信ユニット120、スイッチユニット160、インターフェースデバイス170、およびストレージ180の制御、ならびにアプリケーションおよび他のモバイルデバイス機能の実行を含む、モバイルデバイス100の全体的な動作を制御する。制御ユニット110は、プログラム可能デバイス、たとえば、限定はしないが、マイクロプロセッサまたはマイクロコントローラであってよい。ストレージ180は、制御ユニット110によって実行される、モバイルデバイス100の動作に必要なアプリケーションプログラム、ならびにアプリケーションデータおよびユーザデータを記憶してよい。
モバイルデバイス100が動作中であるとき、実行中の機能および/または起動される機構が多いほど、モバイルデバイス100の消費電力がより増える。消費電力が増えた結果として、デバイス動作温度がより高くなる。1つまたは複数の温度センサ190は、モバイルデバイス100の温度を検知し、1つまたは複数の温度信号を制御ユニット110に提供する。制御ユニット110は、1つまたは複数の温度信号を1つまたは複数の温度しきい値と比較し、比較の結果に基づいて、熱緩和動作を実行してよい。
複数の温度しきい値が、たとえば、人に対する安全動作温度、およびモバイルデバイスへの損傷を防ぐ安全動作温度に基づいて設定されてよい。異なる熱緩和プランが、モバイルデバイスの動作状態および動作温度に基づいて実施されてよい。たとえば、モバイルデバイス100上のサービスの様々な使用パターン(たとえば、動作モード1および動作モード2)に対して異なる熱しきい値(たとえば、tlevel1およびtlevel2)で、サービスの異なるクラス(たとえば、sclass1およびsclass2)を一時停止して、モバイルデバイス100を冷却させる、異なる熱緩和プランが実施されてよい。モバイルデバイスサービスは、限定はしないが、アプリケーション、動作機構、機能サービスなどを含むことは、当業者には了解されよう。
いくつかの実施形態では、温度しきい値tlevel1(第1のしきい値とも呼ばれる)は、人に対する安全性と一致する温度、すなわち標準的な人が人への害を生じさせることなく耐えることができる温度、たとえば約摂氏40度(または他の所定の温度しきい値)に設定されてよい。温度しきい値tlevel2(第2の温度しきい値とも呼ばれる)は、モバイルデバイス100への損傷を防ぐための安全動作温度と一致する温度、すなわちモバイルデバイス100がある時間期間の間モバイルデバイス100への損傷なしに耐えることができる温度、たとえば、約摂氏65度(または他の所定の温度しきい値)に設定されてよい。
モバイルデバイス動作温度が第1の動作モードにおいて第1の(より低い)温度しきい値(tlevel1)に達すると、サービスの第1の所定のクラス210、sclass1、たとえば、限定はしないが、マルチSIMデバイスの場合には非アクティブのサブスクリプション上の活動、アクティブのPS通話などが、モバイルデバイス100を冷却させるために一時停止されることになる。sclass1サービスを一時停止することに加えて、不連続受信(DRX)サイクルが増やされてもよい。
第2の動作モードにおいて、モバイルデバイスが第2の(より高い)温度しきい値(tlevel2)に達すると、サービスの第2の所定のクラス220、sclass2、たとえば、限定はしないが、すべてのアクティブの通話およびマルチSIMデバイスの場合にはすべてのサブスクリプションが、モバイルデバイス100を冷却させるために一時停止されることになる。sclass1サービスを一時停止することに加えて、モバイルデバイスは、低電力モード(LPM)に移されてもよい。
図2は、本開示の様々な実施形態による、モバイルデバイス100(図1参照)の熱しきい値および動作モードに基づいて一時停止されるサービスのクラスの概念を示す図である。図1および図2を参照すると、サービスの第1の所定のクラス210、sclass1は、サービスの第2の所定のクラス220、sclass2のサブセットである。したがって、温度しきい値tlevel2に達する場合、sclass1とsclass2の両方のすべてのサービスが一時停止されることになる。
いくつかの実施形態では、モバイルデバイス100が、たとえば、限定はしないが音声通話など、ユーザの顔に極めて接近して動作を実行しており、モバイルデバイスをユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにするアクセサリ、たとえばワイヤードまたはワイヤレスヘッドフォンが、モバイルデバイス100に接続されないとき、モバイルデバイス100は、第1の動作モード(動作モード1)であってよい。モバイルデバイス100が、(たとえば、モバイルデバイス100によって判定されるように)ユーザの顔の約1インチ以内にあるとき、モバイルデバイス100はユーザの顔に極めて接近しているとすることができる。したがって、音声通話の間は、モバイルデバイス100は、モバイルデバイス100がユーザの顔と接触している、またはそうでなければ接近していると判定してよい。デバイス動作温度がtlevel1に達するとき、モバイルデバイス100を冷却させるために、sclass1に属するサービスを一時停止することによって、第1の熱緩和プランが実施されてよい。
いくつかの実施形態では、モバイルデバイス100が音声通話中であり、モバイルデバイス100をユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにするワイヤードまたはワイヤレスアクセサリ、たとえば、限定はしないがヘッドフォンが使用中であるとき、モバイルデバイス100は、第2の動作モード(動作モード2)であってよい。モバイルデバイス100は、モバイルデバイス100をユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにする他の動作、たとえば、限定はしないがスピーカーフォンを実行している、ハンズフリーモードを有効にしている、パケット交換(PS)通話を実行している、またはいくつかのアプリケーション(たとえば、ゲームなど)を実行しているとき、第2の動作モードであってもよい。これらの場合、モバイルデバイス100は、ユーザの顔と接触、またはそうでなければ接近していることはない。
熱緩和プランは、モバイルデバイス100の温度しきい値および動作モードに基づいて判定されてよい。複数の熱しきい値、複数のモバイルデバイス動作モード、サービスの複数のクラス、および複数の緩和プランが定義されてよいことは、当業者には了解されよう。
いくつかの実施形態では、モバイルデバイス100が第1の動作モードでユーザの顔と接触(またはそうでなければ接近)して、モバイルデバイス動作温度が第1の(最も低い)温度しきい値(tlevel1)(たとえば、人に対する安全性と一致する温度)に達するとき、第1のサービスクラス(sclass1)のモバイルデバイスサービスを一時停止するために、第1の熱緩和プランが実施されてよい。しかしながら、モバイルデバイスが動作モード2で動作している、すなわちモバイルデバイス100がユーザの顔と接触(またはそうでなければ接近)していない場合、第1の熱緩和プランは、実施されないことが可能であり、モバイルデバイス100は、完全な機能のままであることが可能である。
動作モード2において、モバイルデバイス100の動作温度が、tlevel1よりも高い第2の温度しきい値(tlevel2)(たとえば、モバイルデバイス100への損傷を防ぐための安全動作温度と一致する温度)に達する場合、熱緩和プラン2は、第2のサービスクラス(sclass2)のモバイルデバイスサービスを一時停止するために実施されてよい。
図3は、本開示の様々な実施形態によるモバイルデバイスのための熱緩和を実行する方法を説明するフローチャートである。図1および図3を参照すると、モバイルデバイス100温度は、アクティブ機能およびモバイルデバイス100上で実行中のアプリケーションの結果として上昇する。制御ユニット110は、モバイルデバイス100の動作温度を示す、1つまたは複数の温度センサ190から受信される温度信号により、モバイルデバイス動作温度を監視する(310)。制御ユニット110は、受信される温度信号から判定されるモバイルデバイス動作温度値を、第1の(最も低い)温度しきい値tlevel1の値と比較する(315)。
制御ユニット110が、モバイルデバイス動作温度は第1の(最も低い)温度しきい値tlevel1よりも大きいと判定する場合(315-Y)、制御ユニット110は、アクセサリ、たとえばワイヤードまたはワイヤレスヘッドフォンがモバイルデバイス100に接続されているかどうかに基づいて、モバイルデバイス100が第1の動作モードであるか、第2の動作モードであるかを判定する(320)。
モバイルデバイス100をユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにするアクセサリがモバイルデバイス100に接続されていない場合(320-N)、制御ユニット110は、モバイルデバイス100は第1の動作モードであると判定してよく、sclass1のサービスを一時停止することによって第1の熱緩和プランを実施する(325)。制御ユニット110が、1つまたは複数の温度センサ190から受信される温度信号に基づいて、モバイルデバイス100の動作温度が第1の温度しきい値tlevel1を下回る温度または所定の温度(たとえば、tlevel1を摂氏5度下回る)まで冷めたと判定するとき(330-Y)、sclass1サービスが復元される(335)。
しかしながら、制御ユニット110が、第1の熱緩和プランを実施した後に、モバイルデバイス100の動作温度は上昇し続けて(330-N)、第2の(より高い)温度しきい値tlevel2よりも高い温度になる(332-Y)と判定する場合、制御ユニット110は、sclass2のサービスを一時停止することによって第2の熱緩和プランを実施する(340)。
制御ユニット110が、1つまたは複数の温度センサ190から受信される温度信号に基づいて、モバイルデバイス100の動作温度が、第2の熱緩和プランを実施後に第1の(より低い)温度しきい値tlevel1を下回る所定の温度まで冷めたと判定するとき(345-Y)、sclass2サービスが復元される(350)。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス100が第2の(より高い)温度しきい値tlevel2を下回る所定の温度まで冷めるとき、sclass2サービスが復元されてよい。
制御ユニット110が、動作320において、モバイルデバイス100にアクセサリが接続されている(またはモバイルデバイス100はそうでなければユーザの顔と接近していない)と判定する場合(320-Y)、制御ユニット110は、モバイルデバイスは第2の動作モードであると判定することができ、熱緩和プランはこの時点で実施されない。制御ユニット110は、熱センサ190からの温度信号により動作温度を監視し続ける。
制御ユニット110が、モバイルデバイス動作温度は第2の(より高い)温度しきい値、tlevel2よりも大きいと判定する場合、(355-Y)、制御ユニット110は、sclass2のサービスを一時停止することによって第2の熱緩和プランを実施する(360)。
制御ユニット110が、温度センサ190から受信される温度信号に基づいて、モバイルデバイス100の筐体の動作温度が、第1の(より低い)温度しきい値tlevel1を下回る所定の温度まで冷めたと判定するとき(365-Y)、sclass2サービスが復元される(370)。所定の温度は、たとえば、第1の(より低い)温度しきい値を約5度または10度下回ってもよい。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス100が第2の(より高い)温度しきい値tlevel2を下回る所定の温度まで冷めるとき、sclass2サービスが復元されてよい。
いくつかの実施形態では、モバイルデバイス100動作モードに基づいて、いくつかの段階的な温度しきい値が設定されてよく、各温度しきい値において対応する熱緩和プランが実施されてよい。DSDAモバイルデバイス(たとえば、モバイルデバイス100)は、モバイルデバイスが、ユーザの顔に極めて接近して動作を実行しているとき、第1の動作モード(動作モード1)であってよい。たとえば、大容量ファイルのアクティブデータダウンロードがSub1 155で進行中であると同時に、音声通話がSub2 157で進行中である場合がある。時間とともに、モバイルデバイス100の動作温度は上昇し、段階的に高くなる温度で設定された、いくつかの温度しきい値を次々に超えることになり、しきい値の超過ごとに異なる熱緩和プランが実施されてよい。
この場合は、モバイルデバイス100の動作温度が第1のしきい値に達するとき、音声通話(すなわち、主要アクティビティ)はSub2 157で維持されてよいが、処理電力およびバッテリー消費を少なくするために、Sub1 155上のデータダウンロードの速度は、たとえば半減されてよく、これによりモバイルデバイス100の動作温度の上昇が遅くなる。熱緩和が成功した場合、モバイルデバイス温度は、次の温度しきい値に達することはない。しかしながら、モバイルデバイス動作温度が上昇し続ける場合、動作温度が第2の温度しきい値に達するとき、第2の熱緩和プランが実施されてよい。
第2の温度しきい値における熱緩和プランの下では、音声通話は、Sub2 157で維持されてよいが、Sub1 155上のすべてのアクティビティ(すなわち、バックグラウンドデータダウンロードアクティビティ)は停止され、Sub1 155に関係するモバイルデバイス100のRFセクションはシャットダウンされる。モバイルデバイス動作温度が依然として上昇し続け、第3の温度しきい値に達する場合、第3の熱緩和プランが、Sub2 157に関係するモバイルデバイスのRFセクション、すなわち音声通話がアクティブであったサブスクリプションのシャットダウンを引き起こし、モバイルデバイス100の緊急動作のみを行ってよい。
したがって、熱緩和プランは、サービスのクラスを段階的に削減するまたは停止することによってユーザに与える影響を最小にしながらサービスのクラスを一時停止することによってモバイルデバイス温度を制御するように設計される。一時停止されるモバイルデバイスサービスの各クラスは、次のより高い温度しきい値に対応する熱緩和プランによって一時停止されるモバイルデバイスサービスのクラスのサブセットである。
第2の動作モード(動作モード2)では、DSDAモバイルデバイス100は、ハンズフリーモードでユーザの顔からある距離を置いて操作される場合がある。たとえば、大容量ファイルのアクティブデータダウンロードがSub1 155で進行中であると同時に、ビデオ通話がSub2 157で進行中である場合がある。時間とともに、モバイルデバイス100の動作温度は上昇し、段階的に高くなる温度で設定された、いくつかの温度しきい値を次々に超えることになり、しきい値の超過ごとに異なる熱緩和プランが実施されてよい。
この場合、モバイルデバイス100の動作温度が第1のしきい値に達するとき、ビデオ通話(すなわち、主要アクティビティ)はSub2 157上で維持されてよいが、Sub1 155上のデータダウンロードの速度は、処理電力およびバッテリー消費を少なくするために、たとえば半減されてよく、これによりモバイルデバイス100の動作温度の上昇が遅くなる。熱緩和が成功した場合、モバイルデバイス温度は、次の温度しきい値に達することはない。しかしながら、モバイルデバイス動作温度が上昇し続ける場合、動作温度が第2の温度しきい値に達するとき、第2の熱緩和プランが実施されてよい。
第2の温度しきい値では、第2の熱緩和プランは、Sub2 157上のビデオ通話を維持してよいが、Sub1 155上のすべてのアクティビティ(すなわち、バックグラウンドデータダウンロードアクティビティ)を停止し、Sub1 155に関係するモバイルデバイス100のRFセクションをシャットダウンする。モバイルデバイス動作温度が、第3の温度しきい値まで上昇する場合、第3の熱緩和プランが、Sub2 157上のデータサービスを停止してよい。この場合、ビデオ通話は中断されてよいが、音声サービスは維持されてよい。
モバイルデバイス動作温度が依然として上昇し続け、第4のしきい値に達する場合、第4の熱緩和プランが、Sub2 157に関係するモバイルデバイス100のRFセクション、すなわち音声通話がアクティブであったサブスクリプションのシャットダウンを引き起こし、モバイルデバイス100の緊急動作のみを行ってよい。
様々な例示的な実施形態では、熱緩和プランは、サービスのクラスを段階的に削減するまたは停止することによってユーザに与える影響を最小にしながらサービスのクラスを一時停止することによってモバイルデバイス温度を制御するように設計される。一時停止されるモバイルデバイスサービスの各クラスは、次のより高い温度しきい値に対応する熱緩和プランによって一時停止されるモバイルデバイスサービスのクラスのサブセットである。
添付の特許請求の範囲およびそれらの均等物は、保護の範囲および趣旨内に入る形態または変更を包めるものとする。たとえば、本明細書で開示する例示的な装置、方法、およびシステムは、マルチSIMまたはシングルSIMモバイルデバイス、ならびに1つまたは複数の無線を有するモバイルデバイスに適用されることが可能である。さらに、主要モバイルデバイスアクティビティに与える影響に関してモバイルデバイスサービスを制御するために、様々な熱しきい値が定義され、熱緩和プランが実施されてよい。図に示す様々な構成要素は、たとえば、限定はしないが、プロセッサ、ASIC/FPGA/DSP、または専用ハードウェア上にソフトウェアおよび/またはファームウェアとして実装されてよい。また、上記に開示する特定の例示的実施形態の特徴および属性は、異なる方法で組み合わせられて、さらなる実施形態を形成してもよく、それらのすべてが、本開示の範囲内に入る。
上記の方法の説明およびプロセスフロー図は、説明のための例として提供されるにすぎず、様々な実施形態のステップが、提示された順序で実施されなければならないことを要求または示唆するものではない。当業者なら理解するように、上記の実施形態におけるステップの順序は、任意の順序で実施することができる。「その後で」、「次いで」、「次に」などの単語は、ステップの順序を限定するものではなく、これらの単語は、方法の説明を通して読者を導くために使用されるにすぎない。さらに、たとえば、冠詞“a”、“an”、または“the”を使用する単数形でのクレーム要素への任意の参照は、要素を単数形に限定するものとして解釈されるべきではない。
本明細書において開示された実施形態に関して記載された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはその両方の組合せとして実装される場合がある。ハードウェアとソフトウェアのこの互換性を明確に示すために、様々な例示的構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能に関して上述された。そのような機能がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、特定の適用例および全体的なシステムに課された設計制約に依存する。当業者は、特定の適用例ごとに様々な方法で記載された機能を実装することができるが、そのような実装の決定は、本発明の範囲からの逸脱を引き起こすと解釈されるべきではない。
本明細書において開示された態様に関して記載された様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路を実装するために使用されるハードウェアは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書に記載された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実施される場合がある。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであってもよいが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであってもよい。プロセッサは、たとえばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1つまたは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のこのような構成など、受信機デバイスの組合せとしても実装されてよい。代替的には、いくつかのステップまたは方法は、所与の機能に固有の回路によって実行されてもよい。
1つまたは複数の例示的な態様では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せにおいて実装することができる。ソフトウェアで実装される場合、機能は、非一時的コンピュータ可読記憶媒体または非一時的プロセッサ可読記憶媒体上に1つまたは複数の命令またはコードとして記憶されてもよい。本明細書で開示された方法またはアルゴリズムのステップは、非一時的コンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体上に常駐することができるプロセッサ実行可能命令において具体化されてもよい。非一時的なコンピュータ可読またはプロセッサ可読記憶媒体は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされる場合がある任意の記憶媒体であってもよい。限定ではなく例として、そのような非一時的コンピュータ可読記憶媒体または非一時的プロセッサ可読記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、CD-ROMもしくは他の光ディスク(disc)ストレージ、磁気ディスク(disk)ストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、あるいは命令もしくはデータ構造の形で所望のプログラムコードを記憶するのに使用でき、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を含んでもよい。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書において使用されるときに、コンパクトディスク(disc)(「CD」)、レーザディスク(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(「DVD」)、フロッピーディスク(disk)およびブルーレイディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、一方、ディスク(disc)は、レーザを用いてデータを光学的に再生する。上記の組合せは、また、非一時的なコンピュータ可読およびプロセッサ可読媒体の範囲内に含まれる。さらに、方法またはアルゴリズムの動作は、コードおよび/または命令の1つまたは任意の組合せまたはセットとして非一時的プロセッサ可読記憶媒体および/またはコンピュータ可読記憶媒体上に常駐してよく、非一時的プロセッサ可読記憶媒体および/またはコンピュータ可読記憶媒体はコンピュータプログラム製品に組み込まれてもよい。
本開示は、いくつかの例示的な実施形態および適用例を提供するが、本明細書に記載する特徴および利点のすべてを提供するとは限らない実施形態など、当業者には明らかである他の実施形態もまた、本開示の範囲内である。したがって、本教示の範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ定義されるものとする。
100 モバイルデバイス
110 制御ユニット
120 通信ユニット
130 アンテナ
140 第1の加入者識別モジュール
145 第2の加入者識別モジュール
150 通信ネットワークA
152 第1のサブスクリプション
155 通信ネットワークB
157 第2のサブスクリプション
160 スイッチユニット
170 ユーザインターフェースデバイス
180 ストレージ
190 温度センサ
明細書で開示する例示的な装置、方法、およびシステムは、マルチSIMまたはシングルSIMモバイルデバイス、ならびに1つまたは複数の無線を有するモバイルデバイスに適用されることが可能である。さらに、主要モバイルデバイスアクティビティに与える影響に関してモバイルデバイスサービスを制御するために、様々な熱しきい値が定義され、熱緩和プランが実施されてよい。図に示す様々な構成要素は、たとえば、限定はしないが、プロセッサ、ASIC/FPGA/DSP、または専用ハードウェア上にソフトウェアおよび/またはファームウェアとして実装されてよい。また、上記に開示する特定の例示的実施形態の特徴および属性は、異なる方法で組み合わせられて、さらなる実施形態を形成してもよく、それらのすべてが、本開示の範囲内に入る。

Claims (29)

  1. モバイルデバイスであって、
    1つまたは複数の通信ネットワークと通信するように構成される1つまたは複数の通信ユニットと、
    モバイルデバイスの動作を制御するように構成される制御ユニットと、
    前記制御ユニットのための動作命令を記憶するように構成されるストレージと、
    前記モバイルデバイスの動作温度を検知し、かつ温度信号を前記制御ユニットに提供するように構成される1つまたは複数の温度センサと
    を備え、
    前記制御ユニットが、前記温度信号を複数の段階的に高くなる温度しきい値と比較し、複数のモバイルデバイス動作モードのうちの1つ、および前記複数の温度しきい値との前記温度信号の前記比較に基づいて、複数の熱緩和プランのうちの1つを選択するように構成される、モバイルデバイス。
  2. 前記モバイルデバイスが、通常ユーザの顔に極めて接近して実行される動作を実行しており、前記モバイルデバイスをユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにするアクセサリが前記モバイルデバイスに接続されていないとき、前記制御ユニットが、第1の動作モードを判定するように構成され、
    前記モバイルデバイスをユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにするアクセサリが前記モバイルデバイスに接続されているとき、前記制御ユニットが、第2の動作モードを判定するように構成される、
    請求項1に記載のモバイルデバイス。
  3. 前記モバイルデバイスが、通常ユーザの顔に極めて接近して実行される動作を実行しており、前記モバイルデバイスをユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにするアクセサリが前記モバイルデバイスに接続されていないとき、前記制御ユニットが、第1の動作モードを判定するように構成され、
    前記モバイルデバイスが、前記モバイルデバイスをユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにする動作を実行しているとき、前記制御ユニットが、第2の動作モードを判定するように構成される、
    請求項1に記載のモバイルデバイス。
  4. 前記複数の温度しきい値のうちの第1の温度しきい値が、人に対する安全性と一致する温度に設定され、前記複数の温度しきい値のうちの第2の温度しきい値が、前記モバイルデバイスへの損傷を防ぐための安全動作温度と一致する温度に設定される、請求項1に記載のモバイルデバイス。
  5. 前記1つまたは複数の温度センサが、前記モバイルデバイスの筐体の動作温度および前記モバイルデバイスの電子回路の動作温度のうちの1つまたは複数を検知するために、前記モバイルデバイス内に配置される、請求項1に記載のモバイルデバイス。
  6. 前記制御ユニットが、前記モバイルデバイスの前記筐体の前記動作温度を検知するように構成される少なくとも1つの温度センサからの温度信号を、より低い温度しきい値と比較するように構成され、前記温度信号が前記より低い温度しきい値に等しいかまたはそれより大きいことに応じて、前記制御ユニットが、モバイルデバイスサービスの第1のクラスを一時停止する熱緩和プランを実施するように構成される、請求項5に記載のモバイルデバイス。
  7. 前記制御ユニットが、前記モバイルデバイスの前記電子回路の前記動作温度を検知するように構成される少なくとも1つの温度センサからの温度信号を、より高い温度しきい値と比較するように構成され、前記温度信号が前記より高い温度しきい値に等しいかまたはそれより大きいことに応じて、前記制御ユニットが、モバイルデバイスサービスの第2のクラスを一時停止する熱緩和プランを実施するように構成される、請求項6に記載のモバイルデバイス。
  8. 前記モバイルデバイスの前記筐体の前記動作温度を検知するように構成される前記少なくとも1つの温度センサからの前記温度信号の比較が、前記より低い温度しきい値よりも所定の温度だけ低い温度を示すことに応じて、前記制御ユニットが、サービスの前記一時停止されたクラスのうちの少なくとも1つを復元するように構成される、請求項7に記載のモバイルデバイス。
  9. 前記制御ユニットが、少なくとも1つの温度センサからの温度信号を、前記より低い温度しきい値と前記より高い温度しきい値との間で段階的に定義された複数の温度しきい値のうちの1つと比較するように構成され、前記温度信号が前記複数の温度しきい値のうちの1つに等しいかまたはそれより大きいことに応じて、前記制御ユニットが、モバイルデバイスサービスのクラスを一時停止する対応する熱緩和プランを実施するように構成される、請求項1に記載のモバイルデバイス。
  10. 一時停止されるモバイルデバイスサービスの前記各クラスが、前記次のより高い温度しきい値に対応する前記熱緩和プランによって一時停止されるモバイルデバイスサービスの前記クラスのサブセットである、請求項10に記載のモバイルデバイス。
  11. 前記制御ユニットが、前記1つまたは複数の温度センサのうちの少なくとも1つからの温度信号を第1の温度しきい値と比較するように構成され、
    前記温度信号が前記第1の温度しきい値に等しいかまたはそれより大きいことに応じて、前記制御ユニットが、モバイルデバイスサービスの第1のクラスを一時停止する熱緩和プランを実施するように構成される、
    請求項1に記載のモバイルデバイス。
  12. 前記制御ユニットが、前記1つまたは複数の温度センサのうちの少なくとも1つからの温度信号を、前記第1の温度しきい値よりも高い第2の温度しきい値と比較するように構成され、
    前記温度信号が前記より高い温度しきい値に等しいかまたはそれより大きいことに応じて、前記制御ユニットが、モバイルデバイスサービスの第2のクラスを一時停止する熱緩和プランを実施するように構成される、
    請求項11に記載のモバイルデバイス。
  13. 前記複数の温度しきい値が第1の温度しきい値と第2の温度しきい値とを含み、前記第1の温度しきい値が前記第2の温度しきい値よりも低く、
    前記複数の熱緩和プランが、第1の熱緩和プランと、第2の熱緩和プランとを含み、
    前記制御ユニットが、前記温度信号に対応する温度が前記第1の温度しきい値を超えるとき、前記第1の熱緩和プランを実施するように構成される、
    請求項1に記載のモバイルデバイス。
  14. 前記温度信号に対応する温度が前記第2の温度しきい値を超えるとき、前記制御ユニットが前記第2の熱緩和プランを実施するように構成される、
    請求項13に記載のモバイルデバイス。
  15. 前記複数の熱緩和プランが、前記制御ユニットがモバイルデバイスサービスの第1のクラスを一時停止するように構成される第1の熱緩和プランと、前記制御ユニットがモバイルデバイスサービスの第2のクラスを一時停止するように構成される第2の熱緩和プランとを含む、
    請求項1に記載のモバイルデバイス。
  16. モバイルデバイスサービスの前記第1のクラスが、一時停止されたモバイルデバイスサービスの前記第2のクラスのサブセットである、請求項15に記載のモバイルデバイス。
  17. モバイルデバイスのための熱緩和を行う方法であって、
    前記モバイルデバイスの少なくとも1つの動作温度を示す少なくとも1つの温度信号を受信するステップと、
    前記少なくとも1つの温度信号を複数の段階的に高くなる温度しきい値と比較するステップと、
    複数のモバイルデバイス動作モードのうちの1つ、および前記複数の温度しきい値との前記少なくとも1つの温度信号の前記比較に基づいて、複数の熱緩和プランのうちの1つを選択するステップと
    を含む、方法。
  18. 前記モバイルデバイスが、通常ユーザの顔に極めて接近して実行される動作を実行しており、前記モバイルデバイスをユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにするアクセサリが前記モバイルデバイスに接続されていないとき、第1の動作モードを判定するステップと、
    前記モバイルデバイスをユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにするアクセサリが前記モバイルデバイスに接続されているとき、第2の動作モードを判定するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記モバイルデバイスが、通常ユーザの顔に極めて接近して実行される動作を実行しており、前記モバイルデバイスをユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにするアクセサリが前記モバイルデバイスに接続されていないとき、第1の動作モードを判定するステップと、
    前記モバイルデバイスが、前記モバイルデバイスをユーザの顔からある距離を置いて操作できるようにする動作を実行しているとき、第2の動作モードを判定するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記複数の温度しきい値のうちの第1の温度しきい値を、人の安全性と一致する温度に設定するステップと、
    前記複数の温度しきい値のうちの第2の温度しきい値を、前記モバイルデバイスへの損傷を防ぐための安全動作温度と一致する温度に設定するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  21. 前記モバイルデバイスの筐体の検知された動作温度を示す温度信号をより低い温度しきい値と比較するステップと、
    前記温度信号が前記より低い温度しきい値に等しいかまたはそれより大きいことに応じて、モバイルデバイスサービスの第1のクラスを一時停止する熱緩和プランを実施するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  22. 前記モバイルデバイスの前記電子回路の前記検知された動作温度を示す温度信号をより高い温度しきい値と比較するステップと、
    前記温度信号の前記比較が前記より高い温度しきい値に等しいかまたはそれより大きい温度を示すことに応じて、モバイルデバイスサービスの第2のクラスを一時停止する熱緩和プランを実施するステップと
    をさらに含む、請求項21に記載の方法。
  23. 前記モバイルデバイスの前記筐体の前記動作温度を示す前記温度信号の比較が、前記より低い温度しきい値よりも所定の温度だけ低い温度を示すことに応じて、サービスの前記一時停止されたクラスのうちの少なくとも1つを復元する、請求項22に記載の方法。
  24. 少なくとも1つの温度センサからの温度信号を、前記より低い温度しきい値と前記より高い温度しきい値との間で段階的に定義された複数の温度しきい値のうちの1つと比較するステップと、
    前記温度信号が前記複数の温度しきい値のうちの1つに等しいかまたはそれより大きい温度を示すことに応じて、モバイルデバイスサービスのクラスを一時停止する対応する熱緩和プランを実施するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  25. 一時停止されるモバイルデバイスサービスの前記各クラスが、前記次のより高い温度しきい値に対応する前記熱緩和プランによって一時停止されるモバイルデバイスサービスの前記クラスのサブセットである、請求項24に記載の方法。
  26. 前記温度信号に対応する温度が第1の温度しきい値を超えるとき、第1の熱緩和プランを実施するステップをさらに含む、請求項17に記載の方法。
  27. 前記温度信号に対応する温度が、前記第1の温度しきい値よりも高い第2の温度しきい値を超えるとき、第2の熱緩和プランを実施するステップをさらに含む、請求項26に記載の方法。
  28. 第1の熱緩和プランに従ってモバイルデバイスサービスの第1のクラスを停止するステップと、
    第2の熱緩和プランに従ってモバイルデバイスサービスの第2のクラスを停止するステップと
    をさらに含む、請求項17に記載の方法。
  29. モバイルデバイスサービスの前記第1のクラスが、一時停止されるモバイルデバイスサービスの前記第2のクラスのサブセットである、請求項28に記載の方法。
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