JP2017516055A - 圧縮機装着基板 - Google Patents
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Abstract
(I)上面及び底面を有する基板であって、基板の上面で圧縮機を受容するために適合される、基板と、(II)圧縮機を基板の上面に受容し、取り外し可能に固設するための手段と、(III)該基板と一体である強化手段とを含む、冷蔵庫ユニットなどの家電にとって有用な細長い非金属製で耐腐食性の圧縮機装着基板構造体であって、該強化手段が、例えば、1つの横方向管状強化区分が基板区分の横方向端の各々にある、基板区分と一体である少なくとも2つの細長い横方向管状強化区分を含み、該強化手段が、基板が圧縮機の重量による変形荷重に耐え得るように十分な強度及び剛直性を基板に提供するように適合されている、圧縮機装着基板構造体。【選択図】図1
Description
本発明は、圧縮機装着基板に関し、より具体的には、本発明は、冷蔵庫などの家電用の非金属製で耐腐食性の圧縮機装着基板、及び圧縮機装着基板を製造するための方法に関する。
冷蔵庫などの家電を製造する相手先商標製造会社(OEM)は、かかる冷蔵庫部品の考案及び製造において、冷蔵庫部品などの鋼鉄打ち抜き加工部品のOEMの現在の従来デザインの慣行から新しい技術へ移行することを強く望んでいる。家庭用電化製品業界における現在の傾向は、壁面装着冷蔵庫に向かっており、これが、OEMにかかる製品を軽量化することを促進している。例えば、OEMは、現在の冷蔵庫の現在の鋼鉄圧縮機装着板(重量1〜2kgである)を、軽量で非腐食性の複合材料圧縮機装着基板に取って替えようとしている。
概して、冷蔵庫などの家電の下方部分または底部構造体は、機械室、圧縮機、及び圧縮機を基板に取り付けるための圧縮機装着基板を含む。圧縮機装着基板は、機械室を画定するように冷蔵庫底部の後方部の下に位置付けされ、圧縮機装着基板は、機械室内に置かれた基板上に装着された圧縮機を支持する。
図1及び2は、概して数字の10により示される冷蔵庫の従来のデザインを示し、冷蔵庫キャビンの下方部分で冷蔵庫キャビン12の底部分に固設された従来の鋼鉄圧縮機装着基板11及び圧縮機装着基板11の上面に固設された従来の圧縮機13を含む冷蔵庫の従来の部品のうちのいくつかを例証する。圧縮機13は、ネジ付きボルト14及びネジ付きナット15、ならびに圧縮機13に取り付けられた圧縮機支持部材のブラケット16を介して圧縮機装着基板11の上面に取り付けられる。ブラケット16と圧縮機装着基板11の表面との間に配置されるのは、圧縮機が動作しているときに圧縮機の振動を弱めるための振動減衰部材17である。加えて、車輪18が圧縮機装着基板11に取り付けられて、圧縮機装着基板11が冷蔵庫キャビン12に固設されるときに冷蔵庫の移動を提供する。
図3〜5は、従来技術の冷蔵庫ユニット(図示せず)の底部分に固設され得、また従来の圧縮機(図示せず)を圧縮機装着基板21の上面に受容し、固設するためにも適合される、概して数字の20により示される長方形の受部材の形態の従来の鋼鉄圧縮機装着基板の別の例を例証する。
従来技術の典型的な圧縮機装着板は、図3〜5で示されるように、1ミリメートル(mm)厚の鋼鉄シートから作製される。圧縮機装着板は通常、上面22及び底面23を有する圧縮機装着基板21を形成するためにシート金属打ち抜き方法を使用して製造される。基板21は、長手方向側壁24及び横方向側壁25と一体であり、受部材20を形成する。典型的に、圧縮機装着基板の製造工程において、シート内にフランジタブ26、フランジ口27、穴28、及び穴29を形成する二次作業が用いられる(図3及び4を参照)。典型的に、完成した鋼鉄圧縮機装着板部は、約1.2キログラム(kg)の重量である。圧縮機装着基板
圧縮機装着基板21は、ネジ付きボルト31及びネジ付きナット32を受容するための複数の穴、典型的には4つの穴29を含む(例証の目的で、1つの穴29が、図3及び4でナット及びボルト無しで示される)。ネジ付きボルト31及びナット32を使用して、圧縮機(図示せず)を圧縮機装着基板21に固設する。図3〜5で示されるゴム減衰部材33をボルトとナットとの間に挿入して、圧縮機の動作中、減衰を提供する。圧縮機を基板の上面22に取り付けて、ブラケット部材(図1及び2のブラケット16と類似する)を介して圧縮機装着基板に取り付ける。圧縮機装着基板21に回転可能に固設された車輪34を使用して、圧縮機装着基板を冷蔵庫ユニット内に据え付ける。
従来技術の鋼鉄圧縮機装着板が腐食環境にさらされると、経時的に、従来の鋼鉄圧縮機装着板は腐食し、その強度を失う。また、鋼鉄の構造的減衰係数はおよそ2パーセント(%)であり、これが、圧縮機支持部材ブラケットが位置付けされる箇所の下(例えば、図1及び2のブラケット16を参照)に、たとえボルト及びナットで鋼鉄シート圧縮機装着板21上に固定された典型的に4つのゴム減衰体(例えば、図3〜5で示されるボルト31及びナット32により鋼鉄シートに固定されたゴム減衰体33を含む減衰手段を参照)が存在しても圧縮機装着板を通じて冷蔵庫キャビンへの振動の伝播を引き起こす。
よって、家庭用電化製品業界のOEMは、製造業者全般及び冷蔵庫ユニットなどの家電のコストに改善を提供するであろう、冷蔵庫ユニット用の圧縮機装着基板製品などの家電の器材及び部品を継続的に探求している。
本発明は、洗濯機、食器洗浄機、空気調節ユニット、または冷蔵庫ユニットなどの、圧縮機、電動機、または同等の振動(往復/回転)装置を使用する家電装置用の圧縮機装着基板構造及びデザインを含む。圧縮機装着板は、重要な顧客要望でもあり得る有益な特徴を示す。例えば、本発明の圧縮機装着基板は、圧縮機装着基板が鋼鉄板より約20%〜約30%軽くなるように軽量になり得る。本発明の圧縮機装着基板は、例えば、ポリウレタンポリマーなどの非金属製で非腐食性の複合材料からも有利に製造され得る。
1つの好ましい実施形態において、例えば本発明の圧縮機装着基板は、
(I)上面及び底面を有する基板区分であって、基板区分の上面で圧縮機を受容するために適合される、基板区分と、
(II)圧縮機を基板区分の上面に受容し、取り外し可能に固設するための手段と、
(III)該基板区分と一体である強化手段と、を含む冷蔵庫ユニットなどの家電にとって有用な細長い非金属製で耐腐食性の圧縮機装着基板構造体を含み、該強化手段は、1つの横方向管状強化区分が鏡像関係で互いに概して反対であり、基板区分の横方向平面に沿って互いに概して平行である基板区分の横方向側部または横方向端の各々にある、基板区分と一体である少なくとも2つの細長い横方向管状強化区分を含み、該強化手段は、基板が圧縮機の重量による変形荷重に耐え得るように十分な強度及び剛直性を基板に提供するために適合されており、圧縮機装着基板構造体は、非金属製で非腐食性の構造を備える。
(I)上面及び底面を有する基板区分であって、基板区分の上面で圧縮機を受容するために適合される、基板区分と、
(II)圧縮機を基板区分の上面に受容し、取り外し可能に固設するための手段と、
(III)該基板区分と一体である強化手段と、を含む冷蔵庫ユニットなどの家電にとって有用な細長い非金属製で耐腐食性の圧縮機装着基板構造体を含み、該強化手段は、1つの横方向管状強化区分が鏡像関係で互いに概して反対であり、基板区分の横方向平面に沿って互いに概して平行である基板区分の横方向側部または横方向端の各々にある、基板区分と一体である少なくとも2つの細長い横方向管状強化区分を含み、該強化手段は、基板が圧縮機の重量による変形荷重に耐え得るように十分な強度及び剛直性を基板に提供するために適合されており、圧縮機装着基板構造体は、非金属製で非腐食性の構造を備える。
複合材料から作製された本発明の圧縮機装着基板は、鋼鉄などの金属から作製された従来の圧縮機装着基板を上回る複数の有利な点を有する。例えば、本発明の複合物系圧縮機装着基板構造体は、(1)軽量かつ、鋼鉄圧縮機装着基板と比較して重量で最大約30%軽く、(2)鋼鉄圧縮機装着基板として強度があり、(3)本発明の複合物系圧縮機装着基板がポリウレタンポリマーなどの非腐食性材料から作製されているため、非腐食性を示し、(4)冷蔵庫などの家電装置内で動作中の圧縮機の機械的振動を制限するのに有益である、圧縮機の荷重環境下で増加した動応答を示し、(5)従来の冷蔵庫などの様々な家電装置の従来の部品内に容易に組み込まれる。
本発明の別の態様は、上述の有利な点を有する圧縮機装着基板を製造するための方法を含む。例えば1つの好ましい実施形態において、圧縮機装着基板を製造するための方法には、引き出し成形プロセスが含まれ得る。
本発明を例証する目的で、図面は、現在好まれる本発明の形態を示す。しかし、本発明が、図面で示される実施形態に限定されないことを理解されたい。以下の図において、同様の数字が、図中で同様の要素を示すために使用される。
本明細書において、複合物圧縮機装着基板に関して「軽量」は、重量において典型的に1kg〜2kgの重さになり得る従来の鋼鉄圧縮機装着基板と比較して複合物圧縮機基板の低減された質量を意味する。
本明細書において、圧縮機装着基板に関して「動応答」は、圧縮機装着基板の動作に十分な圧縮機装着基板の必要とされる剛性を提供しながら、圧縮機装着基板が、持続可能であり、圧縮機の振動を隔離するのに十分な圧縮機装着基板の必要とされる動的剛性を意味する。
圧縮機装着基板に関して「強度がある」は、圧縮機装着基板が、圧縮機の質量を含む/耐えるのに十分な圧縮機装着基板の必要とされる静的剛性を意味する。
本発明の複合物圧縮機装着基板は、従来技術において発生している上記の問題を念頭に置いて開発されてきた。
圧縮機及び圧縮機装着基板は典型的に、冷蔵庫で使用される。冷蔵庫で使用される圧縮機は、低温度/低圧冷媒を高温度/高圧冷媒に圧縮し、そこから高温度/高圧冷媒を排出するための装置である。排出された冷媒が、大気に熱放出され、拡張ユニットにより低温度/低圧冷媒に変化された後、低温度/低圧冷媒は、熱を冷蔵庫の内部から吸収する。
圧縮機が動作している間、振動は、圧縮機から発生し、発生した振動は、減衰することなく圧縮機に連結された冷蔵庫の他の要素に伝達し、それにより、冷蔵庫全体から圧縮機に連結された冷蔵庫の各要素を通って騒々しい振動が引き起こされる。したがって、本発明の一目的は、圧縮機から発生した振動が、圧縮機を支持する圧縮機装着基板構造体を通って冷蔵庫の本体及び枠組みなどの家電装置の他の要素まで伝達することを有利に防止、低減、または弱める圧縮機装着基板構造体を提供することである。
冷蔵庫などの家電装置内で使用される圧縮機はまた一般的に、圧縮機が置かれている冷蔵庫の機械室ケース内の結露により作られる水分に起因する腐食環境でも動作する。したがって、本発明の別の目的は、非腐食性の合成樹脂材料、すなわち熱硬化性複合材料から作製される圧縮機装着基板構造体を提供することである。
本発明の別の目的は、十分に強度があり、圧縮機装着基板が据え付けられる場所において圧縮機の荷重環境に耐えることができ、それにより、重い圧縮機が圧縮機装着基板に固設されたときなどにも圧縮機装着基板の変形を防止する、圧縮機装着基板構造体を提供することである。
本発明の別の目的は、改善された衝撃抵抗を有する圧縮機装着基板構造体を提供することである。
従来の冷蔵庫の下方部分は典型的に、金属で作製された機械室ケース(「機械室」とも称される)、金属で作製された従来の圧縮機、及び同じく金属で作製された圧縮機装着基板を含む。よって、圧縮機及び圧縮機装着基板を含む冷蔵庫ユニットの総合重量は典型的に、非常に重く、冷蔵庫ユニットの製造総コストは、極めて高い。したがって、本発明のさらなる目的は、軽量複合材料で圧縮機装着基板構造体を製作することにより軽量になる圧縮機装着基板構造体を提供することである。複合材料から作製されたかかる軽量圧縮機装着基板構造体を冷蔵庫ユニット内に組み込むことにより、冷蔵庫ユニットの全重量は、低減され得る。
さらに本発明の別の目的は、冷蔵庫の下方構造体に置かれた機械室ケース内に配置される冷蔵庫の部品を簡素化し、それにより、冷蔵庫の製造コストを低減し、組み立て効率を改善することである。例えば、本発明の一実施形態において、圧縮機装着基板構造体の製作は、引き出し成形プロセスなどの単純な製作方法を使用して、一体成形の圧縮機装着基板構造体を製作することにより簡素化され、この場合、圧縮機装着基板構造体及び冷蔵庫を製作するための製作コストは、低減される。
本発明の圧縮機装着基板構造体は、圧縮機装着基板が従来の冷蔵庫の下方部分と係合し、圧縮機装着基板の上面が冷蔵庫の機械室ケースの底部分を画定する冷蔵庫の機械室ケースの一部として有利に使用され得る。
図6〜11を参照すると、引き出し成形プロセスを使用して作製された本発明の圧縮機装着基板の一実施形態が示される。圧縮機装着基板構造体(本明細書において、「基板」と称される)は、細長い非金属製で非腐食性の構造を含む。図6〜11で示される本発明の基板は概して、参照数字の40により示される。基板40は、受部材(または皿部材)としても称され得る。
基板40は、概して数字の50により示される中心または中央基板区域または区分、ならびに概して数字60A及び60Bによりそれぞれ示される第1及び第2の強化区域からなる構造強化手段の組み合わせを含む。第1及び第2の強化区域60A及び60Bは、基板区分50に一体的に連結され、基板区分50の近位端及び遠位端で基板区分50の長手方向長さに対して横方向に配置される。第1及び第2の強化区域60A及び60Bからなる構造強化手段は、(1)基板40に強化を提供すること、ならびに(2)車輪部材を基板40に受容し、取り外し可能に固設する(例えば、車輪部材72は、図8に点線で示される)ことを含む少なくとも2つの目的を提供するように適合される。
任意に、別の実施形態において、第3及び第4の補助的強化区域からなる補助的構造強化手段(図示せず)は概して、本明細書に記載されるように、基板区分50の長手方向側部に沿って配置され、基板区分50に一体的に連結され、かつ/または強化区域60A及び60Bに一体的に連結される。
一実施形態において、基板区分50は、図6〜8で示されるように、概して平坦または実質的に平面の基板であり、上面51及び底面52を有する。別の実施形態において、本発明の基板区分50は、任意の構造要素として、基板区分50と一体であり、追加の強度、強化、及び統合性を基板に提供するために適合された少なくとも1つの耐荷重/荷重分配構造部材を含み得る。例えば、図12及び13を参照すると、この場合、基板80の基板区分50の少なくとも一部分の隆起表面領域部分81であり得る耐荷重/荷重分配構造体を有する基板80が示される。隆起領域81は、上面82及び底面83を有する。隆起領域81の上面82は、圧縮機を隆起領域81に固設するための図12〜13で示されるような穴85ならびにナット及びボルト(図示せず)を介して圧縮機(図示せず)を受容するために適合され、穴85は、図6及び7の穴55に類似し得る。図12〜13で示される隆起領域81の通気穴86は、図6〜7の穴56に類似し得る。
基板区分50は、圧縮機(図6では示されないが、本発明の圧縮機は、図1及び2で示される従来の圧縮機13に類似し得る)を基板40の基板区分50に受容し、取り外し可能に固設するために適合される。前述されたように、図6〜8で示される基板区分50は、概して平坦または実質的に平面の基板であり、上面51及び底面52を有する。加えて、平面基板区分50は、基板区分50と一体である垂直側壁部材53A及び53Bを含む。垂直側壁部材53A及び53Bは概して、基板区分50の上面51の水平面に対して約90度の角度または概して直交であり、基板の平面区分50の各横方向端上で基板区分50と一体である。垂直側壁部材53A及び53Bが、基板区分50の上面51の水平面に対して約90度(°)の角度または概して直交のように図8で示されるが、側壁53A及び53Bは、基板区分50の上面51を開いて、圧縮機を受容するように垂直から増加した角度で配置され得る。例えば、側壁部材53A及び53Bの角度は、一実施形態において約90°〜約135°、別の実施形態において約90°〜約125°、ならびにさらに別の実施形態において約90°〜約105°の範囲であり得る。
基板40は、垂直側壁53A及び53Bとそれぞれ近接して、または垂直側壁53A及び53Bの上縁で側壁53A及び53Bとそれぞれ一体である概して水平な細長い棚54A及び54Bも含む。水平棚54A及び54Bは、基板区分50の側壁53A及び53Bの垂直平面に対してそれぞれ概して約90度の角度または概して直交して側壁53A及び53Bとそれぞれ一体である。他の実施形態において、水平棚54A及び54Bは、側壁53A及び53Bの垂直面から異なる角度で配置され得る。例えば、水平棚54A及び54Bの角度は、一実施形態において約45°〜約135°、別の実施形態において約75°〜約105°、ならびにさらに別の実施形態において約80°〜約100°の範囲であり得る。好ましい実施形態において、水平棚54A及び54Bは、側壁53A及び53Bの垂直平面と直交している。
基板区分50は、圧縮機を受容するために適合され、圧縮機は、平面基板区分50の本体内に配置された例えば、1つ以上の穴55を含む平面基板区分50の上面51に圧縮機を装着/固設するための手段により基板区分50の上面51に取り外し可能に装着され得るか、または取り外し可能に固設され得、ここでは、穴55は、圧縮機を装着/固設するための手段を受容するために適合される。例えば、図6〜8を再度参照すると、圧縮機を図6〜7で示される平面基板区分50内の穴55を含む平面基板区分50の上面51に受容し、取り外し可能に装着するかまたは固設するための手段が示される。穴55は、圧縮機を上面51に受容し、取り外し可能に装着するかまたは固設するために適合される。概して、圧縮機を基板区分に装着/固設するための手段は概して、平面基板区分50の中心または中央部分に向かって配置され得る。
1つ以上の穴55に加えて、圧縮機を本発明の基板区分50に受容し、取り外し可能に装着するかまたは固設するための手段は、例えば穴55を通して挿入させるためのネジ付きボルト(図6では示されないが、本発明のネジ付きボルトは、図3で示される従来のボルト31に類似し得る)及びネジ付きナットを固定するためのネジ付きナット(図6では示されないが、本発明のネジ付きナットは、図3で示される従来のネジ付きナット32に類似し得る)を含む。ネジ付きボルトは、穴55を通して、平面区分50の底面52から平面区分50の上面51に挿入され得、ネジ付きナットで固定され得る。ネジ付きナットは、ネジ付きボルトを正位置で係合及び係止させ、圧縮機に取り付けられた支持装着ブラケット(図6では示されないが、本発明のブラケットは、図1及び2で示される従来の支持装着ブラケット16に類似し得る)を介して圧縮機を基板上に固定するために使用される。
圧縮機に取り付けられた支持装着ブラケット部材と平面区分50の上面51との間に挿入されるのは、1つ以上の振動減衰部材(図6では示されないが、本発明の振動減衰部材は、図1及び2で示される従来の減衰体17に類似し得る)である。概して、振動減衰部材は、ゴムから作製され、圧縮機の動作により引き起こされた振動を減衰するために使用される。圧縮機は、平面区分50内の穴55を通して挿入されたネジ付きナット及びボルトを介して平面区分50の上面51に取り外し可能に固設され得る(類似の穴、ナット、及びボルトに関しては図1〜5を参照)。
図6〜11を再度参照すると、基板区分40の近位端及び遠位端に近接して、基板区分40と一体である少なくとも2つの細長い横方向強化区分60A、60Bの一実施形態が示される。例えば、本明細書において少なくとも第1の強化構造部材60A及び少なくとも第2の強化構造部材60Bとそれぞれ称される細長い横方向強化区分60A、60B。強化構造部材60A及び60Bの各々は、図8で示されるように、細長い上棚部分61A、61B、第1の細長い角度の付いた側壁部分62A、62B、細長い底棚部分63A、63B、ならびに第2の細長い角度の付いた側壁部分64A、64Bを備える。第1及び第2の強化構造部材60A、60Bは、水平棚54A及び54Bをそれぞれ介して基板区分50と一体的に配置され、1つの強化構造部材60Aは、水平棚54Aと隣接して配置され、他の強化構造部材60Bは、水平棚54Aと隣接して配置される。第1及び第2の強化構造部材60A、60Bは、互いに平行に及び基板の鉋盤区分50の長手方向長さの反対の端で互いに鏡像関係で基板の鉋盤区分50に対して横方向に配置される。
基板40の少なくとも2つの細長い強化区域または区分60A及び60Bは、水平棚54A及び54Bの一部分が、強化区分60A及び60Bの細長い上棚部分61A、61Bをそれぞれ形成する水平棚54A及び54Bの底面に一体的に取り付けられることにより水平棚54A及び54Bを介して平面区分50の極端(近位端及び遠位端)で平面区分50と一体である。強化区分60A及び60Bは、基板40を強化するために適合される。細長い強化区分60A及び60Bは、基板40が圧縮機の重い重量による変形荷重に耐えるのに十分な増加した強度及び剛直性を基板40に有利に提供する。典型的に、圧縮機は、鋼鉄から作製され、最大2kgの重量など非常に重くなり得る。
図6〜11で示される実施形態において、第1の強化構造部材60A及び第2の強化構造部材60Bは、部材60A及び60Bの極端において断面側面視で見るときに台形の管状部材として示される。例えば、図8は、断面図における台形の管状部材60A及び60Bを示す。前述されたように、台形の管状部材60A及び60Bは、細長い上棚部分61A、61B、細長い角度の付いた側壁部分62A、62B、細長い底棚部分63A、63B、及び細長い角度の付いた側壁部分64A、64Bを備え、各部分61〜64は、互いに一体である。台形の管状部材を備える第1の強化構造部材60Aは、平面区分50の1つの横方向端に配置され、台形の管状部材を備える第2の強化構造部材60Bは、平面区分50の他の横方向端に配置され、すなわち部材60A及び部材60Bは、互いに平行かつ、鏡像関係にある。
第1の強化構造部材60A及び第2の強化構造部材60Bは、水平棚54A及び54Bそれぞれを介して平面区分50と一体である。図6〜11において、平面区分50は、平面区分50と一体である強化構造部材60A及び60Bならびに平面区分50の各横方向端において垂直側壁部材53A及び53Bを有する概して長方形の形状として示される。平面区分50ならびに垂直側壁部材53A及び53Bは、図8で示されるように断面図で見ると一般的なUの形状をした部材を形成する。基板区分50は長方形の部材として示されるが、基板区分50の全体的な形状は、長方形に限定されないが、圧縮機装着基板として使用し、冷蔵庫ユニット用の圧縮機などの圧縮機を受容する上での必要事項を満たす、楕円、三角、角錐、正方形などの形状を含む任意の所望の形状を含み得る。
加えて、台形の管状部材60A、60Bは、例えば引き出し成形プロセスを使用する本発明の圧縮機装着基板構造体の製作に貢献し、促進する別の形状で構成され得る。しかし、第1及び第2の強化構造部材60A、60Bの形状は、断面図で見るときに台形の管状部材に限定されないが、冷蔵庫ユニットなどの基板が使用される家電器材において基板を強化し、機能するための必要事項を満たす任意の所望の形状を含み得る。したがって、強化構造部材60A、60Bの各々は、必要とされる強度を基板40に提供する任意の形状であり得る。例えば、一実施形態において、強化構造部材60A、60Bの各々は、平面区分50と一体である台形、三角、楕円、長方形、角錐、正方形などの形状の中空の細長い管状部材を備え得る。別の実施形態において、例えば強化構造部材60A、60Bの各々は、任意の前述された形状の中空でない細長い棒または肋材を備え得、平面区分50と一体であり得る。一般的に、図8で示される本実施形態の強化構造部材60A、60Bは、台形の管状部材であり、引き出し成形による製作プロセスを簡素化し、製作コストを最小限にするために管状部材の両端を開放している。
図6〜11で示される実施形態において、水平棚54A及び54Bは、水平棚54A及び54Bをそれぞれ備える部分65A、65B、部分61A、61B、及び伸長棚部分66A、66Bと隣接する。強化構造部材60A、60Bは、水平棚54A及び54Bとそれぞれ一体である。強化構造部材60A及び60Bは、垂直側壁部材53A及び53Bからそれぞれ所定の近距離の空間が置かれ、細長い角度の付いた側壁部分62A、62Bと側壁53A、53Bとの間に空間を形成する。概して数字の67A、67Bにより示されるこの空間は、本明細書の以下に記載される車輪部材(例えば、車輪部材72は、図8に点線で示される)などの車輪部材及び車輪部材装着手段を組み込むために利用され得る。空間67A、67Bは概して、図8で示されるように断面図で見たときに上下逆のUの形状をした部分を形成する。例えば、上下逆のUの形状をした部分67Aは、(1)数字の65Aにより示される水平棚54Aの一部分、(2)側壁53Aの外面、及び(3)強化構造部材60Aの側壁部分62Aの外面を含む。また、例えば、上下逆のUの形状をした部分67Bは、(1)数字の65Bにより示される水平棚54Bの一部分、(2)側壁53Bの外面、及び(3)強化構造部材60Bの側壁部分62Bの外面を含む。
加えて、任意に圧縮機装着基板構造体40は、圧縮機装着基板を冷蔵庫ユニットの下方部分の機械室ケースに取り外し可能に取り付けるための手段(図示せず)を含み得る。取り外し可能な取り付け手段は、例えば第1及び第2の強化構造体の細長い上部伸長棚部分66A、66B上の穴(図示せず)を通って取り外し可能に固設された1つ以上のナット及びボルトであり得る。第1及び第2の第1の強化構造部材の棚部分66A、66Bは、圧縮機装着基板構造体を、例えば冷蔵庫ユニットの下方部分に取り付けるためのかかる手段を含むように適合される。
本発明の基板40は、基板40が冷蔵庫ユニットの下方部分に固設されたときに冷蔵庫ユニットをその動作の箇所に移動させるため、ならびに基板40を冷蔵庫ユニットに据え付ける間、基板40を冷蔵庫ユニットの下方部分の機械室ケースへ及び機械室ケースから移動させるための手段を受容し、取り外し可能に取り付けるために適合された、基板40と一体である構造手段を任意に含み得る。
一実施形態において、冷蔵庫ユニットを移動させるための手段を受容し、取り外し可能に取り付けるために適合された構造手段は、例えば空間67A、67Bであり得る。空間は、本明細書の以下に記載される車輪部材(例えば、車輪部材72は、図8に点線で示される)などの車輪部材及び車輪部材装着手段を受容し、収容し、組み込むための上下逆のUの形状をした構造体を形成する。
基板40の構造体に取り外し可能に取り付けられた冷蔵庫ユニットを移動させるための手段には、一例として、少なくとも2つ以上の車輪部材が含まれる。車輪部材のうちの1つ(図示せず)は、空間67Aで基板40に取り外し可能に取り付けられ得、他の車輪部材72は、空間67Bで基板40に取り外し可能に取り付けられ得る(1つの車輪部材72だけが、例証目的で、図8に点線で示されるが、当業者には、車輪部材72に類似した別の車輪部材が、空間67A内に含まれ得ることが理解されよう)。好ましい実施形態において、車輪は、基板40の近位端及び遠位端に近接して提供される。基板40に取り付けられた車輪は、使用の位置に冷蔵庫を基板で容易に移動させるための手段を提供する。
図6〜11において、基板40は、基板40の長手方向側部の一方に沿った側壁または強化部材無しに示され、すなわち基板40の2つの長手方向側部は空いている。しかし、任意に、基板40は、基板40の長手方向側部に沿った1つ以上の追加のまたは補助的強化手段を含み得る。例えば、一実施形態(図示せず)において、基板40は、基板区分50の水平面に沿って長手方向に配置されている強化区域を備える追加の強化手段または補助的強化手段を含み得る。補助的強化手段は、使用されて、さらに強化を基板40に提供し得る。
本発明の任意の補助的強化区域の各々は、所定の幅の平面強化帯状部材を備え得、1つの帯状部材は、基板40の一方に配置され、他の帯状部材は、基板40の他方に沿って配置される。補助的強化区域は、基板区分50と一体であり得、使用されるとき、強化区域60A及び60Bと一体であり得る。補助的強化区域は、基板40にさらに増加した強度及び剛直性を有利に提供し得、これは、該圧縮機が6〜9kgなどの重い重量であるとき、基板40が圧縮機の重量による変形荷重に耐えることを可能にする。
補助的強化区域の各々は、基板40の側部と一体である所定の形状の長手方向の帯状部材構造体を備え得、これは、基板40の長手方向に基板40に対するねじり剛直性及び曲げ剛直性などの追加された構造安定性を基板40に有利に提供する。
図6〜11で示される基板区分50は、空気が穴56を通過すること及び冷蔵庫ユニットの機械室ケースを通って循環することを可能にするための、ならびに/または基板区分50の上面51上の一切の溜り水の排水を可能にするための1つ以上の通気穴56を任意に含み得る。例えば、図6及び7で示されるように、複数の穴56が、基板区分50の概して中央または中心部分に配置される。図12及び13を参照すると、隆起部分81の穴86は、穴56に類似した機能を果たす。
別の実施形態において、図6〜11で示される本発明の基板40は、冷蔵庫ユニットの動作中、冷蔵庫ユニットの機械室ケース内で発生し得る液体結露(図示せず)を受容し、保持するための手段を任意に含み得る。
例えば、液体結露を受容し、保持するための手段は、基板40と一体であるかまたは基板40の基板区分50の上面51に取り外し可能に取り付けられた浸液受部材(図示せず)を備え得る。前述されたように、浸液受部材は、液体を収集するために適合され、例えば、雫受は、冷蔵庫ユニットの機械室の結露または他の液体から形成された水を取り、収集するために使用され得る。
概して、本発明の一実施形態において、圧縮機装着基板構造体は、非金属製で耐腐食性の合成樹脂または複合材料から作製された一体型本体部材であり得る。例えば、複合材料は、ポリウレタンポリマー樹脂、エポキシ樹脂、またはポリエステル樹脂などの合成熱硬化性樹脂材料であり得る。好ましい実施形態において、一体型本体部材は、(a)合成熱硬化性樹脂マトリックス結合剤材料及び(b)強化材料の組み合わせを含む硬化性組成物から作製され得る。概して、硬化性組成物は、熱硬化性樹脂材料を硬化剤に混和して、結合剤材料を形成し、次いで強化材料が結合剤材料に追加されることにより調製される。
広範囲の様々な強化材料は、圧縮機装着基板構造体の生成において使用するのに好適であり得る。1つの好ましい実施形態において、繊維強化材料が使用される。例えば、繊維強化材料には、織り繊維、不織(ランダム)繊維、またはそれらの組み合わせが含まれ得る。
硬化性組成物または配合物のための有用な好適な強化繊維の例は、例えば珪灰石、アルミニウム、ガラス繊維、炭素繊維などの鉱物繊維またはセラミック繊維;ナイロン、ポリエステル、アラミド、ポリエーテルケトン、ポリエーテルスルホン、ポリアミド、シリコン炭素などの合成繊維;セルロース、綿、麻、亜麻、黄麻、及びカナフ繊維などの天然繊維;金属繊維;ならびにそれらの混合物などだがこれらに限定されない繊維から選択され得る。ポリエステルコア及びポリアミドスキンを有する非ガラス材料のスパンボンド不織繊維などの生体構成繊維が、使用され得る。
E−ガラス及びS−ガラスから作製された繊維などの、織り繊維または不織繊維のどちらかのガラス繊維が、その低コスト及び物理的特性のため本発明で使用される好ましい強化材料である。典型的に、強化繊維は、少なくとも1.00mmの平均的な長さを有する。強化繊維はまた、約5〜約20ミクロンの直径も典型的に有する。繊維は、チョップドストランドまたは個別のチョップドフィラメントの形態で使用され得る。
圧縮機装着基板構造体を画定する複合体を構成するための組成物または配合物のための、本発明において有用なマトリックス結合剤は、熱硬化性ポリマーまたは熱可塑性ポリマーであり得る。典型的に、マトリックス結合剤は、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン及びポリプロピレンのコポリマー、ポリエチレン、ナイロン6、ナイロン66、高熱ナイロン、ナイロン6、ナイロン66、及び高熱ナイロンのコポリマー、ポリカーボネート/アクリロニトリルブタジエンスチレン配合物、スチレンアクリロニトリル、ポリフェニレンスルファイド、ポリ塩化ビニル、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、ポリウレタン、エポキシ、ビニルエステル、フェノール化合物、ジシクロペンタジエン、ならびにそれらの混合物からなる材料の群から選択される。マトリックス結合剤は、液体の形態、粉末の形態、小粒の形態、繊維の形態、及び/または生体構成繊維の形態で使用され得る。これらのマトリックス材料の物理的形態(すなわちそれらの粘度、粒子サイズなど)は、当技術分野で周知されており、複合物を製作するために選択された特別な引き出し成形プロセスと適合するのに変化し易く、当業界で既知である「標準」マトリックス材料の典型である。
概して、複合体は、約20重量パーセント(重量%)〜約50重量%の強化繊維、及び約50重量%〜約80重量%のマトリックス結合剤を備える。一実施形態において、複合体は、約1.0g/cm3〜約2.0g/cm3の密度を有する。
好ましい実施形態において、ポリウレタン−イソシアネート組成物は、様々な強化材料との合成材料結合剤マトリックスとして本発明で使用されて、圧縮機装着基板構造体を生成し得る。
基板40を調製するための硬化性配合物または組成物を形成するために使用される複数の方法があり得る。例えば、一実施形態において、硬化性組成物は、上述された熱硬化性樹脂マトリックス材料及び繊維強化材料を混合することにより調製される。加えて、本発明の結合剤樹脂マトリックス及び強化材料組成物もしくは配合物の調製、ならびに/または任意のそれらのステップは、バッチ式もしくは連続式プロセスであり得る。本プロセスで使用される混合器材は、当業者に周知されている任意の容器及び付属器材であり得る。
一般的に、本発明の典型的な実施形態に従って圧縮機装着基板構造体を製作するための組成物は、本明細書の以下に記載される引き出し成形プロセスに従って処理されるように配設された合成樹脂マトリックス材料及び強化繊維などの強化材料を混合することにより形成され得る。つまり、圧縮機装着基板構造体は、強化繊維を樹脂マトリックス材料と組み合わせることにより製作され得る。
好ましい実施形態において、冷蔵庫で有用である本発明の圧縮機装着基板複合物品は、例えば引き出し成形プロセスの使用により合成樹脂から作製され得る。本発明において、最も好適な好ましい実施形態は、圧縮機装着基板構造体の強度を最大限にし、圧縮機装着基板構造体の製作コストを低減するために引き出し成形プロセスを使用することにより圧縮機装着基板構造体を形成することである。
例えば、当技術分野で既知であるように、引き出し成形は、連続的な複合物プロファイルを作る成形加熱ダイを通して、繊維ガラス及び樹脂などの複合原材料を「引き出す」方法である。ダイを出るプロファイルは、硬化した引き出し成形繊維強化ポリマー(FRP)複合物である。好ましい実施形態において、引き出し成形プロセスは、本発明で使用されて、非金属製で耐腐食性の複合材料から作製された引き出し成形された一体型本体内に圧縮機装着基板を製作し得る。引き出し成形プロセスは、ガラス繊維及び熱硬化性樹脂を使用して、構造的に強度な複合物を作製する。本発明で有用な引き出し成形プロセスは、例えば米国特許第7,056,796号に記載され、参照により本明細書に組み込まれる。
典型的な引き出し成形プロセスは、例えば以下の一般的なステップを含む。
ステップ(1):原繊維の形態の強化材料(例えば、ガラス、炭素、アラミド、またはそれらの混合物)をクリールラックシステムのドフィングまたはロールから引き離す。
ステップ(2):ステップ(1)においてラックから引き離された原繊維を、樹脂槽または樹脂含浸システムに誘導する。樹脂槽は、熱硬化性樹脂を含み、任意に充填剤、触媒、顔料、及び他の添加剤と組み合わされた原樹脂マトリックス組成物を含む。樹脂は、上述されたようなポリエステル樹脂、ビニルエステル、エポキシ、またはウレタンであり得る。繊維が樹脂槽を通過すると、全ての繊維フィラメントが樹脂混合物で十分に飽和されるように、繊維は樹脂マトリックスに完全に浸透(浸潤)される。
ステップ(3):誘導システムを使用して、ステップ(2)の浸透された繊維を加熱ダイに導入する。加熱ダイの入口は、超過分の樹脂が絞られながら、樹脂の硬化を回避するためにしばしば冷却される。
ステップ(4):繊維及び樹脂がステップ(3)の加熱ダイを通して引き出されると、樹脂が硬化し、完全に形成された複合物として出る。引き出し成形された複合物部品の形状は、ダイの形状と一致するであろう。ダイを出るプロファイルは、繊維強化ポリマー(FRP)複合物として称され得る硬化した引き出し成形プロファイルである。本プロセスにおける引き出し作用は、材料を連続的かつ一定の速度で引き出す一連の「引き出し部」または「把持部」により達成される。
ステップ(5):引き出し成形プロセスの最後に、切断鋸を使用して、ステップ(4)により引き出し成形されたプロファイルを特定の所望の長さに切断し、次いで、切断された引き出し成形されたプロファイルを配送のために積み重ねる。
ステップ(1):原繊維の形態の強化材料(例えば、ガラス、炭素、アラミド、またはそれらの混合物)をクリールラックシステムのドフィングまたはロールから引き離す。
ステップ(2):ステップ(1)においてラックから引き離された原繊維を、樹脂槽または樹脂含浸システムに誘導する。樹脂槽は、熱硬化性樹脂を含み、任意に充填剤、触媒、顔料、及び他の添加剤と組み合わされた原樹脂マトリックス組成物を含む。樹脂は、上述されたようなポリエステル樹脂、ビニルエステル、エポキシ、またはウレタンであり得る。繊維が樹脂槽を通過すると、全ての繊維フィラメントが樹脂混合物で十分に飽和されるように、繊維は樹脂マトリックスに完全に浸透(浸潤)される。
ステップ(3):誘導システムを使用して、ステップ(2)の浸透された繊維を加熱ダイに導入する。加熱ダイの入口は、超過分の樹脂が絞られながら、樹脂の硬化を回避するためにしばしば冷却される。
ステップ(4):繊維及び樹脂がステップ(3)の加熱ダイを通して引き出されると、樹脂が硬化し、完全に形成された複合物として出る。引き出し成形された複合物部品の形状は、ダイの形状と一致するであろう。ダイを出るプロファイルは、繊維強化ポリマー(FRP)複合物として称され得る硬化した引き出し成形プロファイルである。本プロセスにおける引き出し作用は、材料を連続的かつ一定の速度で引き出す一連の「引き出し部」または「把持部」により達成される。
ステップ(5):引き出し成形プロセスの最後に、切断鋸を使用して、ステップ(4)により引き出し成形されたプロファイルを特定の所望の長さに切断し、次いで、切断された引き出し成形されたプロファイルを配送のために積み重ねる。
図6で示されるような圧縮機装着基板構造体の一実施形態において、上記の引き出し成形プロセスが、例えばポリウレタン樹脂及びガラス繊維強化体と共に使用されて、複合物を形成する。複合物圧縮機装着基板構造体の厚みは、例えば、一実施形態において約0.5mm〜約20mm、別の実施形態において約0.5mm〜約15mm、及びさらに別の実施形態において約0.8mm〜約5mmであり得る。
本発明の熱硬化性材料(すなわち、配合物から作製された架橋生成物)である複合材料から作製された圧縮機装着基板構造体は、従来の鋼鉄基板を上回る複数の改善された特性を示す。
本発明の方法で製作された得られた圧縮機装着基板構造体は、本発明の基板を、鉄またはアルミニウムなどの金属から作製された従来の基板に、例えば特定の強度で勝る特性の組み合わせを有し得る。例えば、鋼鉄から作製された圧縮機装着基板構造体の静的剛性は、典型的に約634N/mmであるが、一方で本発明の典型的な実施形態による圧縮機装着基板構造体の静的剛性は、約679N/mmであり得る。加えて、本発明の典型的な実施形態の動的剛性は、モーダル解析の下、その第1の周波数として例えば30Hzであり得るが、鋼鉄基板の典型的な動的剛性は、21Hzである。したがって、本発明の基板は、既存の従来の鋼鉄基板の強度と同じ強度を有し得るが、本発明の基板の重量は、最小限に抑えられ得る。
好ましい実施形態において、本発明で使用される樹脂マトリックス材料は、コスト及び有効性という点において、エポキシまたはポリエステルであり得る。加えて、本発明で使用される強化繊維は、低価格であり、好適な強度を有するガラス繊維であり得る。他の実施形態において、強化繊維は、ボロン、炭素、黒鉛、ケブラーなどの上述された他の非金属繊維であり得る。
引き出し成形プロセスにより作製された圧縮機装着基板構造体に関するポリウレタン樹脂及びガラス繊維複合材料の詳述には、例えば、約1.0GPa〜約100GPa及び好ましくは約5GPa〜約40GPaのヤング率、約0.01〜約0.4及び好ましくは約0.1〜約0.35のポアソン比、ならびに約500Kg/m3〜約4000Kg/m3及び好ましくは約800Kg/m3〜約2500Kg/m3の密度が含まれる。
本発明の複合物圧縮機装着基板構造体は、他の有利な特性も示す。例えば、基板の引張り強度は、試験方法DIN EN ISO 527(2012)により測定されたときに、一実施形態において約70MPa〜約900MPa、及び別の好ましい実施形態において約500MPa〜約770MPaであり得る。
基板の曲げ弾性率は、試験方法DIN EN ISO 178(2011)により測定されたときに、一実施形態において約3.5GPa〜約40GPa、及び別の好ましい実施形態において約10GPa〜約34GPaであり得る。
さらに、基板の%伸長は、試験方法DIN EN ISO 527(2012)により測定されたときに、一実施形態において約1%〜約7%、及び別の好ましい実施形態において約1%〜約2.5%であり得る。
ポリウレタン複合材料から作製された基板は、鋼鉄から作製された基板を上回るより良好な/優れた減衰特性を示し、圧縮機により伝達された振動の吸収特徴を提供する。例えば、鋼鉄を上回る本発明の基板の複合材料の減衰増加は概して、一実施形態において約50%〜約900%、及び別の実施形態において約300%〜約700%であり得る。
本発明の熱硬化性生成物(すなわち、上述の配合物から作製された架橋生成物)である複合生成物は、従来の生成物を上回る複数の改善された特性を示す。
例えば、ポリウレタン樹脂及びガラス繊維複合材料の複合生成物であり得る本発明の引き出し成形された圧縮機装着基板構造体は概して、一実施形態において約80℃〜約150℃、及び別の実施形態において約100℃〜約120℃のガラス転移温度(Tg)を有し得る。Tgは、示差走査熱量計を使用して、10℃/分で走査することにより測定され得る。Tgは、二次転移の変曲点により決定され得る。
本発明の複合システムを使用して、家電装置、特に冷蔵庫用の圧縮機装着板を調製する。例えば、本発明の圧縮機装着基板構造体は、基板構造体が冷蔵庫の機械室内に据え付けられる冷蔵庫ユニット内で有利に使用される。本発明の目的による有利な点を達成するために、本明細書で具現化され、広範囲にわたって記載されるように、一般的に、(a)食料を保管するための冷却チャンバを有する冷蔵庫本体、(b)機械室、(c)冷蔵庫本体の下方部分に置かれた機械室内に据え付けられた圧縮機装着基板構造体であって、該圧縮機装着基板構造体は、圧縮機を受容及び支持するために適合される、圧縮機装着基板構造体、ならびに(d)圧縮機装着基板構造体上に装着された圧縮機、を含む冷蔵庫が提供される。圧縮機装着基板構造体は、機械室に係合して、冷蔵庫本体の下方部分と共に、機械室ケースの底部構造体を形成し、基板の上面は、冷蔵庫の機械室を画定する。
概して、冷蔵庫は、冷凍チャンバ及び冷蔵チャンバなどの冷却チャンバを中に有する本体、ならびに本体の後方側の下方部分に位置され、冷媒を圧縮するための圧縮機などの冷凍サイクルを形成する様々な構成要素を有する機械室からなる。冷蔵庫の他の部品は、例えば、機械室の内部に据え付けられた冷凍サイクルを制御するための制御ボックス及び霜取り動作による冷凍サイクルから発生した水を保管するための機械室の内部に据え付けられた分離水受けを含み得る。
本発明の圧縮機装着基板構造体は、機械室の下方底部分の上に装着され、圧縮機は、圧縮機装着基板構造体上に装着される。圧縮機装着基板構造体は、装着ブラケットならびに1つ以上のナット及びボルトなどの取り外し可能であり得る任意の取り付け具により本体の下方部分に固設される。
本発明において、圧縮機は、支持ブラケット、圧縮機から発生し、冷蔵庫本体に伝播する振動を防止するための装着ブラケットに取り外し可能に取り付けられた振動防止ゴム部材、ならびに圧縮機を基板構造体に堅固に固設するためのナット及びボルトを含む装着ブラケットシステムにより圧縮機装着基板構造体上に据え付けられ得る。
本発明の圧縮機装着基板構造体を含む冷蔵庫が組み立てられ、前述されたように運転するときに上述された改善点が達成され得る。
以下の実施例は、本発明をさらに詳細に例証するが、その範囲を限定すると解釈されるべきではない。
以下の材料が実施例で使用される。
VORAFORCE TP 203は、エポキシ樹脂のビスフェノール−Aタイプのジグリシジルエーテルであり、The Dow Chemical Companyから市販される。
VORAFORCE TP 253は、(i)テトラヒドロ−4−メチルフタル酸無水物(80%〜90%)、(ii)1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸無水物(10%〜20%)、及び(iii)ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(<2%)の組み合わせを含むエポキシ硬化剤組成物であり、The Dow Chemical Companyから市販される。
VORAFORCE TC 3000は、促進剤、1−メチルイミダゾールであり、The Dow Chemical Companyから市販される。
VORAFORCE TP 203は、エポキシ樹脂のビスフェノール−Aタイプのジグリシジルエーテルであり、The Dow Chemical Companyから市販される。
VORAFORCE TP 253は、(i)テトラヒドロ−4−メチルフタル酸無水物(80%〜90%)、(ii)1,2,3,6−テトラヒドロフタル酸無水物(10%〜20%)、及び(iii)ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド(<2%)の組み合わせを含むエポキシ硬化剤組成物であり、The Dow Chemical Companyから市販される。
VORAFORCE TC 3000は、促進剤、1−メチルイミダゾールであり、The Dow Chemical Companyから市販される。
実施例1
本発明による冷蔵庫ユニット用の細長い非金属製で非腐食性の圧縮機装着基板構造体の繊維強化複合物の実施例は、以下の通り調製され得る。
本発明による冷蔵庫ユニット用の細長い非金属製で非腐食性の圧縮機装着基板構造体の繊維強化複合物の実施例は、以下の通り調製され得る。
A.硬化性組成物または配合物
硬化性エポキシ樹脂組成物を、100重量部(pbw)のVORAFORCE TP 203、85pbwのVORAFORCE TP 253、及び0.5〜1.5pbwのVORAFORCE TC 3000を混合することにより調製する。
硬化性エポキシ樹脂組成物を、100重量部(pbw)のVORAFORCE TP 203、85pbwのVORAFORCE TP 253、及び0.5〜1.5pbwのVORAFORCE TC 3000を混合することにより調製する。
B.引き出し成形の手順
次いで、上記のエポキシ樹脂組成物を、引き出し成形プロセスにおいて使用して、本発明による冷蔵庫ユニット用の細長い非金属製で非腐食性の圧縮機装着基板構造体の繊維強化複合物を以下の通り製作する。
次いで、上記のエポキシ樹脂組成物を、引き出し成形プロセスにおいて使用して、本発明による冷蔵庫ユニット用の細長い非金属製で非腐食性の圧縮機装着基板構造体の繊維強化複合物を以下の通り製作する。
引き出し成形は、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、及びポリエステル繊維などの強化繊維を備える強化材料が使用され得る閉鎖反応性プロセスである。繊維強化材料の形態には、例えばロービング(炭素繊維用の粗麻)、異なる配向の縫合ロービング、連続ストランドマット、チョップドストランドマット、ロービング織物、及び束ロービングが含まれ得る。繊維が引き出し成形プロセスにおいて有用なポリウレタン樹脂または別の典型的な樹脂と十分に混合される(浸透される)一連のクリールから注入ボックスを通して、繊維を引き出す。本発明において有用な他の樹脂には、例えばポリエステル、ビニルエステル、PVC、エポキシ、フェノール、ウレタン、及びそれらの配合物からなる群から選択される樹脂が含まれ得る。
強化繊維が樹脂で浸透されると、浸透された樹脂/繊維材料を加熱鋼鉄ダイに通過させる。鋼鉄ダイを、概して約80℃〜約150℃の範囲の温度に加熱する。加熱鋼鉄ダイ中で、樹脂マトリックスを、図6〜11で示される圧縮機装着基板構造体の形状などの所望の構造体に成形し、次いで成形された構造体を硬化して、「プロファイル」を形成する。プロファイルがダイを出るまで、継続的にダイを通してプロファイルを引き出す。ダイが出たら、プロファイルを冷却し、次いで、概して200mm〜約750mmの範囲であり得る所望の長さに切断する。
Claims (17)
- 細長い非金属製で耐腐食性の圧縮機装着基板構造体であって、
(I)上面及び底面を有する基板区分であって、前記基板の前記上面で圧縮機を受容するために適合される、基板区分と、
(II)圧縮機を前記基板区分の前記上面に受容し、取り外し可能に固設するための手段と、
(III)前記基板区分と一体である強化手段であって、前記強化手段が、前記基板区分と一体である少なくとも2つの細長い横方向強化区分を含み、1つの横方向強化区分が前記基板区分の横方向端の各々にあり、前記強化手段は、前記圧縮機装着基板構造体が前記圧縮機の重量による変形荷重に耐え得るように十分な強度及び剛直性を前記圧縮機装着基板構造体に提供するために適合される、強化手段と、を備え、前記圧縮機装着基板構造体が、非金属製で耐腐食性の構造を備える、圧縮機装着基板構造体。 - (a)前記基板区分が、中央基板区分を備え、(b)圧縮機を前記圧縮機装着基板構造体に受容し、取り外し可能に固設するための前記手段が、複数の穴を備え、(c)前記少なくとも2つの細長い横方向強化区分が、前記基板区分に一体的に連結された少なくとも第1及び第2の横方向管状強化構造部材を備える、請求項1に記載の圧縮機装着基板構造体。
- (IV)前記基板区分に一体的に連結される少なくとも第1及び第2の補助的強化構造部材を備える補助的構造強化手段をさらに含み、1つの補助的強化構造部材が、鏡像関係で互いに概して反対であり、前記基板の長手方向平面に沿って互いに概して平行である前記基板区分の細長い長手方向側部の各々にある、請求項1に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 前記基板区分が、上面及び底面を有する実質的に平面の部材を備え、前記基板区分が、1つ以上の穴により圧縮機を受容するために適合され、前記基板区分が、圧縮機を前記基板区分の前記上面に装着/固設するための手段を受容するために適合される、請求項2に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 圧縮機を前記基板区分の前記上面に装着/固設するための前記手段が、前記圧縮機に取り付けられた支持装着ブラケットを介して前記圧縮機を前記基板上に固定するのに十分にネジ付きボルトと係合及び係止するために、前記ネジ付きボルト及びネジ付きナットを通して受容するための1つ以上の穴を前記基板区分内に備える、請求項4に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 前記細長い横方向強化区分が、少なくとも第1の強化構造部材及び少なくとも第2の強化構造部材を備え、各強化構造部材が、台形の細長い部材を形成する互いに一体である細長い上棚部分、細長い垂直側壁部分、細長い底棚部分、及び角度の付いた側壁部分を備え、前記第1及び第2の強化構造部材が、前記基板区分と一体的に配置され、前記第1及び第2の強化構造部材が、前記第1及び第2の強化構造部材が前記基板区分の前記上面の横方向長さの反対の端上で互いに平行に配置されるように、前記基板区分の前記上面の前記横方向長さの各近位端及び遠位端上に配置される、請求項2に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 前記第1の強化構造部材及び前記第2の強化構造部材が、側面視で見ると台形の管状部材である、請求項6に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 前記圧縮機装着基板構造体と一体であり、強度、強化、及び統合性を前記装着基板構造体に提供するために適合された少なくとも1つの耐荷重/荷重分配構造体を含む、請求項1に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 前記少なくとも1つの耐荷重/荷重分配構造体が、圧縮機を受容するために適合された前記基板区分の少なくとも一部分の隆起表面領域である、請求項8に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 前記基板区分の前記上面に取り外し可能に取り付けられた雫受部材を含み、前記雫受部材が、水分及び結露を収集するために適合される、請求項1に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 圧縮機装着基板構造体が家電ユニットに固設されたときに前記冷蔵庫ユニットを移動させるための手段を取り外し可能に取り付けるための、前記基板と一体である構造手段を含み、前記冷蔵庫ユニットを移動させるための前記手段が、前記圧縮機装着基板構造体を前記家電ユニットへ据え付ける間、前記圧縮機装着基板構造体を前記家電ユニットへ及び前記家電ユニットから移動させるためにも適合される、請求項1に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 前記家電ユニットを移動させるための前記構造手段が、基板区分に取り外し可能に取り付けられた少なくとも1つ以上の車輪部材を含む、請求項10に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 前記圧縮機装着基板構造体を家電ユニットに取り付けるための手段を含む、請求項1に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 前記圧縮機装着基板構造体が、長方形の形状である、請求項1に記載の圧縮機装着基板構造体。
- 複合材料を引き出し成形プロセスにかけて一体型の圧縮機装着基板構造体を形成することを含む、圧縮機装着基板構造複合物を製造する方法。
- 請求項1に記載の圧縮機装着基板構造体を備える、家電装置。
- 冷蔵庫であって、
(a)食料を保管するための冷却チャンバ及び機械室を有する冷蔵庫本体と、
(b)前記冷蔵庫本体の前記機械室内に据え付けられた請求項1に記載の圧縮機装着基板構造体であって、圧縮機を受容及び支持するために適合される、圧縮機装着基板構造体と、
(c)前記圧縮機装着基板構造体上に装着された圧縮機と、を備える、冷蔵庫。
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