JP2017515004A - エアジェット織機 - Google Patents

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Abstract

応答時間が改善され且つ応答時間のばらつきが低減された圧縮エアバルブ及びノズル装置を備えるエアジェット織機に関する。本開示によって、より効率的なエネルギーの利用が実現できる。バルブ及びノズル装置はバルブを通じて圧縮エアをノズルに供給する圧縮エアの供給部に接続されている。バルブは励起電流が供給されるコイルによって磁化可能なコアを備える電磁バルブであり、少なくとも部分的に磁化可能な材料で構成された複数の積み重ねられた柔軟なプレートによって構成される弁体を備える。弁体は、バルブの吸入口と排出口とを接続するスペース内に設けられ、コイルに励起電流が流れない第1の位置と、励起電流が流れる第2の位置の2つの位置の間で移動可能である。弁体は、一方の位置で、バルブの吸入口と排出口との間に形成され且つエアジェットノズルにつながる圧縮エアの流路溝を閉塞し、他方の位置で開放するように構成される。

Description

本開示は、織機に関し、特に、エアジェット織機に関する。
様々な織機が存在している。織機の一種は、エアジェット織機と呼ばれる。エアジェット織機においては、エアの噴射を利用して横糸を採取する。エアジェットは、1つ又は複数のバルブの開閉によりノズルを通して圧縮エアを流すことによって生成される。エアは、ノズルを通じて横糸に当たり、シェッドの一端部、すなわち挿入端部からシェッドの他端部、すなわち到着端部まで横糸を搬送する。横糸がシェッドの到着端部まで確実に到達できるように、通常、比較的多くのエアジェットノズルが設けられる。まず、横糸の搬送を正確な時間で開始及び加速するために、1つ以上のメインノズルが設けられる。次に、横糸の飛行及び速度をシェッドの到着端部に到達するまで維持するために、リレーノズル又は補助ノズルと呼ばれるノズルが設けられる。エアジェット織機は、高速で横糸を採取することができる。現在のエアジェット織機においては、一般的に1000ピック/分の採取速度が可能である。
現代のエアジェット織機、特に小幅ではない織機の機種における1つの弱点は、多くのノズルを設けることが必要であるために、大量の圧縮エアの生成が要求されることにある。エア圧縮装置を駆動するために電気エネルギーが要求される点で、圧縮エアはコストかかる。
従って、現代のエアジェット織機においては、できる限り不要なエネルギー消費量を低減することが極めて重要である。圧縮エアの漏出又は漏洩は、ノズルの圧縮エア供給システムにおける有用なエネルギーの一定の損失を表す。
現代のエアジェット織機の一例は、米国特許第6796338号より知られている。
他の一例は、EP0212725より知られ、別々のバルブを設け、協働するノズルからのエアジェットの流れの開閉を制御し、異常のあるノズルを遮断することによって、有用なエネルギーの損失を低減できることが開示されている。
米国特許第4848416号ではもう一歩進んで、別々のバルブ及びノズルを単一のユニットに組合せる構造を提案することによって、有用なエネルギーの損失を低減する。
一般に、織機の性能及び効率に対する更なる改善は、常に切迫した要求である。そのため、更に改善されたエアジェット織機が求められている。
本発明の課題は、更に改善されたエアジェット織機を提供することにある。
前記課題及び/又は他の課題は、添付の特許請求の範囲に提示される織機及びエア供給装置によって実現される。
本発明者に認識されているように、エアジェット織機を動作させるとき、圧縮エアを生成するために、非常に大量のエネルギーが使われる。前述したように、残念ながら、空気圧システム内における様々な圧縮エアの損失によって、生成された圧縮エアの一部を効率的に利用することができない。このような圧縮エアの損失は、深刻である。システム内において圧縮エアが効率的に利用されないことによるエネルギーの損失は、最終的にコストを上昇させることになる。
本発明者に認識されているように、応答時間が改善され且つ応答時間のばらつきが低減された圧縮エア供給装置を提供することによって、エアジェット織機におけるエネルギーの利用効率の改善を実現することができる。
いくつかの実施形態によれば、エア供給装置は、ノズルを有する圧縮エアの供給部を備えている。圧縮エアは、バルブを通じてノズルに供給される。バルブは、励起電流が供給されるコイルによって磁化可能なコアを備える電磁バルブである。バルブは、更に弁体を備えている。具体的には、当該弁体は、複数の積み重ねられた柔軟なプレートによって構成されている。弁体は、少なくとも部分的に磁化可能な材料で構成されている。また、弁体は、バルブの吸入口と排出口とを相互に接続するスペースに設けられている。また、弁体は、コイルに励起電流が流れないときの第1の位置と、コイルに励起電流が流れているときの第2の位置の2つの位置の間のスペース内で移動可能である。弁体は、2つの位置の一方において、バルブの吸入口と排出口との間のスペース内の溝を閉塞し、前記2つの位置の他方において、前記溝を開放してバルブを開放するように構成されている。
弁体が小さく、比較的軽量であるため、バルブの開閉の応答時間は短くすることができる。また、一回の開閉と次回の開閉とのタイミングのばらつきを抑えることができる。応答時間が短いため、バルブは、エアジェット織機におけるエアノズルの従来の供給システムに比べて、タイミングの正確性が改善されて開放されることができる。その結果、バルブが開放されるときのタイムウインドウが短縮されることによって、圧縮エアの消費量を低減することができる。また、応答時間が短縮されることによって、圧縮エアの損失を大幅に低減することができる。このことは、複数のエアノズルを備えるエアジェット織機において特に効果的である。
従って、本発明者に認識されているように、特定の時間でノズルが圧縮エアを提供することが不可欠である。そうでなければ、横糸がシェッドの到着端部まで確実に到達することができない、或いは、不正確な時間にシェッドの到着端部に到達する恐れがある。従来の圧縮エア供給システムにおいて、このことは、ノズルが動作開放状態になる前に、ノズルを通じた圧縮エアの流れを制御するバルブの開放によって通常回避することができる。しかしながら、過剰な時間、バルブが開放される、すなわち、バルブが開放されてから、ノズルが横糸にエアジェット流を提供することが必要になるまでの時間は、効率的な圧縮エアの利用に余分な損失を生じさせる。従って、十分なエアジェット流が要求される前に、「予め」バルブが開放されるタイムウインドウを短縮することができるのであれば、エネルギー及びコストを抑えることができる。
いくつかの実施形態によれば、エアジェット織機においてエアジェットノズルに圧縮エアを提供するためのエア供給装置が提供される。エア供給装置は、エアジェットノズルに圧縮エアを供給するように構成された圧縮エア供給ユニットを備えている。エア供給装置は、更に、圧縮エア供給ユニットとエアジェットノズルとの間に相互に接続されたバルブを備えている。バルブは、励起電流が供給されるコイルによって磁化可能なコアを備えている。バルブは、更に、少なくとも部分的に磁化可能な材料で構成された弁体を備えている。弁体は、複数の積み重ねられたプレートによって構成され、弁体がコアに引きつけられるときにばね力を回復又は増加させる。プレートは、少なくとも一方向において互いに関して少なくとも部分的に変位可能である。弁体は、バルブの吸入口と排出口とを相互に接続するスペース内に設けられ、コイルに励起電流が流れない第1の位置と、コイルに励起電流が流れ且つ弁体がコアに引き付けられる第2の位置の2つの位置の間のスペース内で移動可能である。弁体は、2つの位置の一方において、バルブの吸入口と排出口との間のスペースに形成され且つエアジェットノズルにつながる圧縮エアの流路を閉塞し、前記2つの位置の他方において、圧縮エアの流路を開放ように構成される。
ここに記載された圧縮エア供給装置を利用することによって、バルブの開閉を、非常に正確で且つ短い応答時間で実現することができる。その少なくとも一部の理由は、ここに記載されたエアジェット織機用の圧縮エア供給システムのバルブを開閉するときに、要求される移動量が少ないことにある。
更に、ここに記載されたエアジェット織機用の圧縮エア供給システムにおいて、一回の開閉と次回の開閉とのタイミングのばらつきを抑えることができる。
ここに記載されたエアジェット織機用の圧縮エアノズル及びバルブ装置の非常に高い精度、短い応答時間、及び少ないタイミングのばらつきは、有用な圧縮エアの損失を大幅に低減することができ、織機の動作に対応するコストを大幅に低減することができる。
本発明は、更に前記圧縮エア供給装置を備えるエアジェット織機にも及ぶ。
本発明について、非限定的な例を引用し、添付図面を参照しながら更に詳細に説明する。
エアジェット織機を示す図である。 圧縮エアノズルを示す図である。 異なるバルブ及びサブパーツを示す図である。 異なるバルブ及びサブパーツを示す図である。 異なるバルブ及びサブパーツを示す図である。 異なるバルブ及びサブパーツを示す図である。 異なるバルブ及びサブパーツを示す図である。 異なるバルブ及びサブパーツを示す図である。 コントローラを示す図である。
図1には、従来のエアジェット織機1が示されている。エアジェット織機は、一般に、1つ以上の糸巻21の上に設けられる横糸20を備えている。図1に示されるエアジェット織機において、横糸20は、横糸格納装置であるプリワインダー22に入り込み、プリワインダー22からメインノズル4によって採取される。メインノズル4は、1つ以上のプレノズル3によって先導される。複数のプレノズル及びメインノズル4を備えてもよい。ノズル3及び4は、エア供給ユニット10からライン13を通じて圧縮エアを提供される。また、エアジェット織機のシェッドを通じて確実に横糸20を搬送するために、リレーノズル5を備えてもよい。リレーノズルも、エア供給ユニット10から圧縮エアを提供される。更に、横糸がシェッドの到着端部(すなわち、メインノズルから見るとシェッドの反対側)に到達した後、シェッドが閉じられるまで、横糸が引っ張られた状態を維持するために、ストレッチノズル6を備えてもよい。ストレッチノズルも、エア供給ユニット10から圧縮エアを提供される。このようなエアジェット織機は、例えば、米国特許第6796338号に記載されている。
エアジェット織機のエネルギー消費量を低減するために、本エアジェット織機は、以下に述べる圧縮エア供給装置を備えてもよい。
図2には、エアジェット織機用の圧縮エア供給装置30が示されている。エア供給装置は、圧縮エアを生成するコンプレッサ33を備えている。圧縮エアは、エア供給ユニット34に蓄えられる。エア供給ユニット34は、図1に示されるエア供給ユニット10であってもよい。エア供給装置30は更に、エア供給ユニット10から圧縮エアが提供されるバルブ31を備えている。バルブ31は、非常に短い応答時間を有するように構成されている。バルブ31について、以下に、より詳細に説明する。バルブ31は、コントローラ32によって制御される。バルブ31の出力部は、1つ以上のエアノズル35に接続されている。エアノズル35は、エアジェット織機の任意のエアノズルであってもよい。エアノズル35は、図1に示されるノズル3、4、5、6の任意のものであってもよい。バルブは、ノズルの数センチメートル以内の近傍に設けられてもよい。いくつかの実施形態において、ノズルは、バルブと同じ位置に設けられてもよいし、バルブと一体化されてもよい。
いくつかの実施形態によれば、同一のバルブが、複数のエアノズル35に接続される。例えば、ノズル35がリレーノズルである場合、同一のバルブは、複数のリレーノズルに接続されてもよい。いくつかの実施形態において、バルブは、単一のノズルへの圧縮エアの流れを制御する。
エア供給装置の動作を改善するために、非常に短い応答時間を有し、且つ一回の開閉と次回の開閉との応答時間のばらつきが非常に少ないバルブを利用してもよい。そうすることによって、エアジェット織機におけるエネルギーの利用を改善することができる。
図3には、一実施形態に係るエアジェットノズルへの圧縮エアの供給を制御する電気機械式バルブ31の横断面が示されている。
バルブ31は、アルミニウムなどの非磁性/非磁化材料の筐体42を備えている。筐体42の内部には、電磁性材料のコア43が設けられている。コア43は、コイル45が巻かれる中央延伸部44を有している。一実施形態において、コア43は、略カップ形状である。他の実施形態において、コア43は、E字状であってもよい。また、他の形状も可能である。
一実施形態において、中央に位置する部分44は、カップ形状の電磁コア43の縁部へ延在している。しかしながら、部分44は、コアの壁の高さより短く又は長くてもよいことは理解されるであろう。
コイル45は、電流源より励起電流を提供される。コントローラ32は、励起電流を制御するために利用されてもよい。
コイル45は、低いインダクタンスを有し、端子に接続される電流源は、電流発生器の特性を有することが望ましい。
また、弁座46は、アルミニウムなどの非磁性/非磁化材料で構成され、コア43に対してスペースを置いて、例えばねじ(図示せず)で筐体42に取り付けられている。
バルブ31は、更に排出口47を有する。一実施形態において、弁座46は、中央に位置する排出口47を有する。他の実施形態によれば、複数の排出口47が設けられている。
バルブ31は、更に吸入口48を有する。一実施形態によれば、バルブ31は、排出口47から径方向に離れている2つの吸入口48を備えている。吸入口の数は変更することができる。少なくとも1つの吸入口48が備えられるが、複数の利用も可能である。
排出口47と吸入口48とは、バルブ31内のスペースを通じて連通している。一実施形態によれば、前記スペースは、弁座46とコア43との間に設けられている。
いくつかの実施形態によれば、磁化可能な材料を有する弁体49が、バルブ内に配置されている。弁体は、複数のプレートによって構成されてもよい。また、複数のプレートは、積み重ねられた柔軟なプレートであってもよい。プレートは、同様のものであってもよい。また、プレートは、少なくとも一部が、鋼又はステンレス鋼などの磁化可能な材料で構成されている。弁体は、バルブの排出口と吸入口とを相互に接続するスペースに設けられ、コイル内に励起電流が流れないときの第1の位置と、コイル内に励起電流が流れるときの第2の位置の2つの位置の間のスペース内を移動可能である。2つの位置の一方において、弁体は、バルブの開口部を閉塞するように駆動され、2つの位置に他方において、弁体は、バルブの吸入口と排出口との間のスペース内の溝を開放して、バルブを開放するように駆動される。
一実施形態によれば、弁体49は、複数の電磁性材料の柔軟なプレートを含み、当該プレートとで、ブレードスプリングを構成する。励起電流がコイル45に供給されたとき、弁体49は、コア43と協働し、すなわち、コア43に引きつけられることによって、バルブを開閉する。励起電流が供給されないとき、弁体49は、固有のばね力で初期位置に戻る。すなわち、弁体49がコア43に引きつけられるときに、ばね力が高くなる。
いくつかの実施形態において、弁体49は、寸法を抑えるために開位置と閉位置との間で2mm以下のストロークを有することが望ましい。また、弁体の重量は、小さく(数グラム程度)てもよい。いくつかの実施形態において、弁体49の重量は、2−15グラムの範囲内である。いくつかの実施形態において、弁体49の重量は、10グラム以下、例えば3−7グラムの範囲内である。
図4には、一実施形態に係る弁体49の両側が示されている。弁体は、コイルが電流によって励起されていないときに弁座に戻ることができるようにブレードスプリングとして構成されている。
図5には、他の実施形態に係る弁体49の側面分解図が示されている。弁体49は、複層の磁化可能な材料の柔軟なプレート91によって構成されている。コアが電流によって励起されていないときに弁体49が弁座に戻ることができるように、複数のプレート91が積み重ねられてブレードスプリングを構成する。各プレート91は、例えば、好適なタイプのステンレス鋼などの軟質磁性材料の薄いシートよって構成されている。また、弁体49は、ナット92及びボルト93により構成されるボルト継手を備えている。更に、バルブが閉じられたときに弁体と弁座との密閉性を高めるために、弾性材料で構成されたシール部材94がボルト93に取り付けられている。また、図5において95及び96で示されている複数の積み重ねられたプレート91の頂部及び底部のプレートの片方又は両方は、他のプレート91よりも厚く構成されてもよいし、非磁化材料などの他の材料で構成されてもよい。いくつかの実施形態によれば、排出口に対向するプレートは、積み重ねられたプレート91における他のプレートとは異なるように設計されている。また、当該プレートは、弁体の他のプレートよりも厚く構成されるか、或いは、非磁化素材などの他の材料で構成されてもよい。このような設計は、排出口に対向するプレートが、機械的なストレスに対して他のプレートよりも高い耐性を有する点で有利である。また、更なる実施形態において、外側のプレートの一方又は両方が安価なスペア部品に容易に交換可能に構成される場合には、排出口に対向するプレートが、他のプレートに対して、高い耐摩耗性などの他の特性を有することによって、弁体49及びバルブの寿命を増加させることができる。
弁体49の各プレート91は、略円形の周縁部を有し、厚さは、プレートの直径よりも小さい。弁体におけるプレートの典型的な寸法は、厚さ0.02mm−0.5mmの間である。いくつかの実施形態によれば、弁体49の直径は、10mm−50mmの範囲内であって、有利的には20mm−35mmの間である。いくつかの実施形態によれば、プレートの厚さは、約0.03−0.07mm、例えば約0.05mmである。一実施形態において、プレートは、均一の厚さを有する。
弁体を構成する積み重ねられた薄いプレート91の枚数は、変更されてもよい。いくつかの応用例において、薄いプレートの枚数は、2−50枚である。他の応用例において、プレートの枚数は、3−40枚であり、5−20枚の範囲内である。いくつかの実施形態において、互いに接触する少なくとも2枚のプレートは、本質的に同一である。この少なくとも2枚の本質的に同一のプレートには、前述した別の寸法又は別の材料で構成された外側のプレートが追加されてもよい。いくつかの実施形態において、プレートの形状は、略円形又は湾曲した形状とは異なってもよい。例えば、プレートの周縁部は、図7a及び図7bを参照して以下に説明する実施形態のように、略矩形の形状を有してもよい。
また、図6に示されるように、プレート、特に各プレートには、径方向に向けられたスリット97が設けられてもよい。一実施形態によれば、スリットは、プレートの周縁部に向かって径方向における幅が増加するように構成されてもよい。一実施形態によれば、スリット97は、プレートの周縁部まで延在する。いくつかの実施形態によれば、スリットは、プレートの周縁部においてスリットの幅が減少するように形成されている。このようにして、中央部から延在して、本質的に円形の弁体を構成するように、複数のT字状の舌部を有する弁体が構成されている。外側のプレートは、T字状の舌部を有してもよい。T字状の外側の舌部は、大きい摩耗面を保持しつつ、良好なばね特性を提供する。更に、いくつかの実施形態によれば、弁体の頂部及び/又は底部プレート95,96は、弁体の他のプレートのスリットとは異なるように形成されたスリット98を有してもよい。また、弁体49の外側のプレートのスリット98は、より大きくてもよい。すなわち、他のプレート91の対応するスリット97よりも、プレートから大きな切り抜き面積を有してもよい。スリットの正確な形状は、応用例に応じて変更することができる。スリットの設計は、弁体の所望のばね特性を選択するために利用されてもよい。また、スリットの設計は、弁体の磁性的特性を選択するために利用されてもよい。
前述したように、いくつかの実施形態によれば、弁体49の頂部及び/又は底部のプレートは、他のプレートとは異なるように設計されている。弁体49の頂部及び/又は底部のプレートは、摩耗プレートとして機能するように、他のプレートよりも厚く構成されるとともに、別の材料で構成されてもよい。また、プレート95,96は、弁体49の信頼性を向上させ、弁体49の取扱いを容易にするとともに安定させることができる。
一実施形態によれば、弁体のプレート91は、前述したように、ボルト継手によって固定されている。また、弁体は、全てのプレートの中央部に設けられた1つのボルト継手によって単一のユニットとしてまとめられ、弁座とコアとの間のスペース内で移動可能である。弁体の個々のプレートの固定方法は、他にも想定することができる。例えば、弁座を構成するプレートの積み重ねられたパッケージは、クランプ又は接着されてもよい。その利用方法に関わらず、少なくとも弁体のいくつかの部分において、弁体の個々のプレートの間の変位を可能にする固定方法を利用することが有利である。この場合、プレートは、少なくとも部分的に、例えば径方向などの少なくとも一方向に互いに関して変位することができる。一実施形態によれば、プレートは、中央部において互いに固定され、外側の部分においてプレートの径方向に互いに変位することができる。このことは、励起位相中にコアによって引きつけられ、非励起位相中に弁体の本来のばね力によってそれぞれ戻るとき、前記固定位置の外側において、弁体の個々のプレートの間の滑りに関して、実質的に径方向の僅かな移動を許容する。また、弁体の個々のプレートの間の移動、例えば径方向の移動は、更に、バルブの開閉位置に対応する2つの位置の間における弁体の移動を減衰させるのに役立つ。
ここに記載したように、バルブ31は、弁体49を利用する他の設計を有してもよい。通常、弁体49は、バルブ内のスペースに設けられ、電磁体により発生された磁場に応じて2つの位置の間で移動する。この2つの位置は、バルブの開、閉状態に対応する。
図7aには、バルブ31の他の実施形態が示されている。理解し易くするために、バルブ31の一部のみが図7に示されている。バルブは、筐体(図示せず)の内部にコア43を備えている。コア43は、略U字状であってもよい。また、コア43は、コイル45によって磁化されてもよい。コイル45は、U字状のコアの片足に巻き付けられることが望ましい。バルブ31は、更に弁体49を備えている。弁体49は、一方の端部がコア43に取り付けられている。U字状のコアの場合、弁体49は、U字状のコアの一方の端部に取り付けられてもよい。弁体49の他方の端部は、弁座(図示せず)とコア43との間のスペースに設けられてもよい。また、弁体49の他方の端部は、U字状のコアの他方の端部に密接に接続するように設けられてもよい。コアが磁化されたとき、弁体49は、コアと協働し、2つの位置(開位置及び閉位置)の間で移動する。一方の位置は、弁体がコア43に引きつけられたときの位置であり、他方の位置は、コア43が磁化されず、弁体が増加されたばね力によって初期位置に戻る位置である。弁体49は、更にリップ29を備える外端部を有してもよい。リップは、バルブ31の吸入口/排出口(図示せず)と関連して動作するように設けられてもよい。弁体がコイル45に提供される励起電流に応じて2つの位置の間で移動するとき、リップ29は、バルブ31から吸入口/排出口を開放/閉塞するように動作する。
図7bには、図7aの弁体49が、分解図及び組立外観図でより詳細に示されている。弁体49は、複数の積み重ねられたプレート51によって構成されている。プレート51は、例えば、10mm−50mmの長さ又は幅の断面を有し、前述した略円形のプレートの厚さに対応する厚さを有する。プレートは、略矩形の形状を有してもよい。一部において、プレートは、互いに固定されている。一実施形態において、プレートは、一方の端部に固定されている。プレートは、ボルト継手52によって固定されている。一実施形態において、積み重ねられたプレートは、直接的にコア43にボルトで止められている。積み重ねられたプレートが互いに固定されていない他部において、プレートは、少なくとも一方向に互いに関して変位してもよい。一実施形態によれば、弁体49は、他部において個々のプレートの互いに関する変位を制限する(完全には阻止しない)ために、締め金53を備えている。一実施形態によれば、ボルト継手52は、積み重ねられた矩形のプレートの一方の端部に設けられ、締め金53は、積み重ねられた矩形のプレートの他方の端部に設けられている。締め金53は更に、コアの磁化の切り換えの結果として、弁体が2つの位置の間で移動するとき、吸入口/排出口を開閉するように、吸入口/排出口と協働するように構成されてもよい。吸入口/排出口が閉塞されたときに良好な密閉性を提供するために、シール部材が締め金53に取り付けられてもよい。
特定の実施形態と共に記載された特徴が、当該特定の実施形態に限定されないことは、理解されるであろう。反対に、実施形態は、異なる設計オプションの例としてのみ役立つ。また、異なる実施形態の特徴を組合せることも可能である。例えば、図7bに示される弁体49は、別の寸法又は別の材料で構成された外側のプレートを備えてもよい。
図8には、バルブ31を制御するコントローラ32が示されている。コントローラ32は、電磁体のバルブ31に電流を出力する出力部81を備えている。また、コントローラ32は、処理ユニット82を指すマイクロプロセッサを更に備えている。処理ユニット82は、メモリ83に接続され、メモリ83に保存されているコンピュータプログラムの指令を実行することができる。メモリ83は、処理ユニット82がアクセス可能な内容を保存してもよい。コンピュータプログラムの指令は、適切な時間にバルブを開放するようにプログラムされてもよい。
ここで記載されたエアジェット織機及びエア供給装置を利用することによって、エアジェット織機においてより効率的なエネルギーの利用を提供することができる。
前記エアジェット織機の提供により、エアジェット織機の動作の消費エネルギーを大幅に低減することができる。また、磁性的特性を有する積み重ねられたプレートの組立構造が、ここに記載された圧縮エアの供給を制御するバルブ内に設けられることによって、1つ及び同様の要素において、
−積層体の複数のプレートの全ての総断面積によって、適当な磁気の流れの形状及び強度を実現することができる。それにより、励起位相中に前記要素(バルブの開放、閉塞、又はその逆)の強くて速い前進動作が可能となる。
−同時に、積層体における複数の薄い(且つ柔軟な)プレート、及びこれらプレートの互いに関して少なくとも部分的な可動性によって、積層体における有利なばね特性を実現することができる。それにより、非励起位相中に前記要素(バルブの開放/閉塞、又はその逆)の強くて速い復帰動作が可能となる。
これらの特徴は、圧縮エアの供給を制御するバルブを開閉し、エネルギーの損失を低減することができる圧縮エア供給装置をもたらす。バルブをエアノズルの近傍に、又はエアノズルと一体化するように設けることは、圧縮エアの損失を更に低減することができるため、有利である。

Claims (10)

  1. エアジェット織機(1)のエアジェットノズル(35)に圧縮エアを供給するためのエア供給装置(30)であって、
    前記エアジェットノズル(35)に圧縮エアを供給するように構成された圧縮エア供給ユニット(34)と、
    前記圧縮エア供給ユニット(34)と前記エアジェットノズル(35)との間に相互に接続されたバルブ(31)と、を備え、
    前記バルブ(31)は、
    励起電流が供給されるコイル(45)によって磁化可能なコア(43)と、
    少なくとも部分的に磁化可能な材料で構成された弁体(49)と、を備え、
    前記弁体(49)は、少なくとも3枚の積み重ねられたプレート(51,91)によって構成され、
    前記プレートは、少なくとも一方向において互いに関して少なくとも部分的に変位可能であり、且つ0.02mm−0.5mmの厚さを有し、
    前記弁体(49)は、前記バルブの吸入口と排出口とを相互に接続するスペース内に設けられ、前記コイル(45)に励起電流が流れない第1の位置と、前記コイル(45)に励起電流が流れ且つ前記弁体(45)が前記コア(43)に引き付けられる第2の位置の2つの位置の間のスペース内で移動可能であり、
    前記弁体(49)は、前記2つの位置の一方において、前記バルブ(31)の吸入口と排出口との間に形成され且つ前記エアジェットノズル(35)につながる圧縮エアの流路を閉塞し、前記2つの位置の他方において、前記圧縮エアの流路を開放するように構成されている、
    エア供給装置(30)。
  2. 前記プレートは、略円形であり、10mm−50mmの直径を有する、請求項1に記載のエア供給装置(30)。
  3. 前記弁体は、15グラム未満の重量を有する、請求項1−2のいずれか1つに記載のエア供給装置(30)。
  4. 頂部及び底部の前記プレート(95,96)の少なくとも一方は、他のプレート(91)とは別の材料で構成されている、請求項1−3のいずれか1つに記載のエア供給装置(30)。
  5. 頂部及び底部の前記プレート(95,96)の少なくとも一方は、他のプレート(91)とは別の形状を有する、請求項1−4のいずれか1つに記載のエア供給装置(30)。
  6. エアジェットノズル(35)に圧縮エアを供給するためのエア供給装置(30)を備えるエアジェット織機(1)であって、
    前記エア供給装置は、
    前記エアジェットノズル(35)に圧縮エアを供給するように構成された圧縮エア供給ユニット(34)と、
    前記圧縮エア供給ユニット(34)と前記エアジェットノズル(35)との間に相互に接続されたバルブ(31)と、を備え、
    前記バルブ(31)は、
    励起電流が供給されるコイル(45)によって磁化可能なコア(43)と、
    少なくとも部分的に磁化可能な材料で構成された弁体(49)と、を備え、
    前記弁体(49)は、少なくとも3枚の積み重ねられたプレート(51,91)によって構成され、
    前記プレートは、少なくとも一方向において互いに関して少なくとも部分的に変位可能であり、且つ0.02mm−0.5mmの厚さを有し、
    前記弁体(49)は、前記バルブの吸入口と排出口とを相互に接続するスペース内に設けられ、前記コイル(45)に励起電流が流れない第1の位置と、前記コイル(45)に励起電流が流れ且つ前記弁体が前記コア(43)に引きつけられる第2の位置の2つの位置の間のスペース内で移動可能であり、
    前記弁体(49)は、前記2つの位置の一方において、前記バルブ(31)の吸入口と排出口との間に形成され且つ前記エアジェットノズル(35)につながる圧縮エアの流路を閉塞し、前記2つの位置の他方において、前記圧縮エアの流路を開放するように構成されている、
    エアジェット織機(1)。
  7. 前記弁体は、15グラム未満の重量を有する、請求項6に記載のエアジェット織機(1)。
  8. 前記頂部及び底部のプレート(95,96)の少なくとも一方は、前記他のプレート(91)とは別の材料で構成されている、請求項6−7のいずれか1つに記載のエアジェット織機(1)。
  9. 前記頂部及び底部のプレート(95,96)の少なくとも一方は、他のプレート(91)とは別の形状を有する、請求項6−8のいずれか1つに記載のエアジェット織機(1)。
  10. 前記プレートは、略円形であり、10mm−50mmの直径を有する、請求項6−9のいずれか1つに記載のエアジェット織機(1)。
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