JP2017513939A5 - - Google Patents

Description

眼疾患は、米国および世界中で死亡率の重要な原因となっている。例えば、糖尿病性網膜症は、世界中で視力低下の最も一般的な原因の１つであり、加齢性黄斑変性症は、米国において５０歳を超える人々の失明の最も一般的な原因である。多くの眼疾患に対して治療法が改善されてきた一方、眼疾患、特に異常な血管新生を特徴とする眼疾患の抑制または治療のための方法および組成物の必要性が依然として存在する。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある（国際出願日以降国際段階で引用された文献及び他国に国内移行した際に引用された文献を含む）。
（先行技術文献）
（特許文献）
（特許文献１） 国際公開第２０１３／０２３０５９号
（特許文献２） 米国特許出願公開第２００７／００８３３３４号明細書
（特許文献３） 米国特許出願公開第２００８／０２６９１２０号明細書
（特許文献４） 米国特許出願公開第２００６／０２７５２１１号明細書

Claims (15)

1. 少なくとも１つの抗ＲｈｏＢ抗体または抗体断片を有する眼疾患の治療のために使用される組成物。
2. 請求項１記載の組成物であって、さらに、少なくとも１つの薬学的に許容される担体を有する組成物。
3. 請求項１記載の組成物において、前記抗ＲｈｏＢ抗体または抗体断片は、配列ＩＤ番号：１に免疫学的に特異的である組成物。
4. 請求項１記載の組成物において、前記抗ＲｈｏＢ抗体は７Ｆ７である組成物。
5. 請求項１記載の組成物において、前記眼疾患は異常な血管新生を特徴とする組成物。
6. 請求項５記載の組成物において、前記眼疾患は網膜症または黄斑変性症である組成物。
7. 請求項６記載の組成物において、前記網膜症は未熟網膜症または糖尿病性網膜症である組成物。
8. 請求項６記載の組成物において、前記黄斑変性症はウェット型黄斑変性症である組成物。
9. 請求項１記載の組成物において、前記組成物はレーザー療法または凍結療法と併用されるためのものである組成物。
10. 請求項１記載の組成物であって、さらに、少なくとも１つの血管新生阻害剤を有する組成物。
11. 請求項１０記載の組成物において、前記血管新生阻害剤は血管内皮増殖因子阻害剤である組成物。
12. 請求項１１記載の組成物において、前記血管内皮増殖因子阻害剤はラニズマブ、ベバシズマブ、ペガプタニブ、およびアフィルベルセプトからなる群から選択される組成物。
13. 少なくとも１つの抗ＲｈｏＢ抗体または抗体断片、少なくとも１つの血管新生阻害剤、および少なくとも１つの薬学的に許容される担体を有する組成物。
14. 請求項１３記載の組成物において、前記血管新生阻害剤は血管内皮増殖因子阻害剤である組成物。
15. 請求項１４記載の組成物において、前記血管内皮増殖因子阻害剤はラニズマブ、ベバシズマブ、ペガプタニブ、およびアフィルベルセプトからなる群から選択される組成物。