JP2017513831A5 - - Google Patents

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Claims (33)

  1. 対象における出血を予防する方法における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強部分(HLEM)
    を含む半減期延長型第VIIa因子(FVIIa)タンパク質であって、該半減期延長型FVIIaタンパク質が少なくとも1日1回の投与間隔で、血液1mlあたり少なくとも約30IUのCmaxにつながる用量で対象に投薬され、該活性(IU)がStaclot(登録商標)アッセイを用いて決定される前記半減期延長型第VIIa因子(FVIIa)タンパク質。
  2. 用量が、血液1mlあたり約30〜160IU、または血液1mlあたり約35〜130IU、または血液1mlあたり約40〜105IU、または血液1mlあたり約46〜92IU、または血液1mlあたり約30〜70IU、または血液1mlあたり約36〜56IU、または血液1mlあたり約41〜51IU、または血液1mlあたり約70〜110IU、または血液1mlあたり約80〜105IU、または血液1mlあたり約82〜102IU、または血液1mlあたり約87〜97IU、のCmaxにつながる、請求項1に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  3. 対象における出血を予防する方法における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強部分(HLEM)
    を含む半減期延長型FVIIaタンパク質であって、対象に投薬される前記半減期延長型FVIIaタンパク質のFVIIaポーションの用量が少なくとも1日1回の投与間隔で、約200〜800μg/kgである前記半減期延長型FVIIaタンパク質。
  4. FVIIaポーションの用量が、約300〜700μg/kgである、または約320〜650μg/kgである、または約310〜330μg/kgである、または約630〜650μg/kgである、請求項3に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  5. 対象における出血を予防する方法における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強部分(HLEM)
    を含む半減期延長型FVIIaタンパク質であって、対象に投薬される前記半減期延長型FVIIaタンパク質のFVIIaポーションの用量が少なくとも1日1回の投与間隔で、約1750〜8000IU/kgであり、該活性(IU)がStaclot(登録商標)アッセイを用いて決定される前記半減期延長型FVIIaタンパク質。
  6. FVIIaポーションの用量が、約1800〜7000IU/kgである、または約2500〜6500IU/kgである、または約3200〜5800IU/kgである、または約2800〜3200IU/kgである、または約5800〜6200IU/kgである、請求項5に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  7. 投与間隔が、約1から5日に1回、または約2から4日に1回、または約2から3日に1回、または約1日おきに1回、である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  8. 対象における出血エピソードを処置する方法(「オンデマンド処置」)における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強部分(HLEM)
    を含む半減期延長型FVIIaタンパク質であって、該半減期延長型FVIIaタンパク質が血液1mlあたり少なくとも約30IUのCmaxにつながる用量で対象に投薬され、該活性(IU)がStaclot(登録商標)アッセイを用いて決定される前記半減期延長型FVIIaタンパク質。
  9. 対象における出血エピソードを処置する方法(「オンデマンド処置」)における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強部分(HLEM)
    を含む半減期延長型FVIIaタンパク質であって、対象に投薬される前記半減期延長型FVIIaタンパク質のFVIIaポーションの用量が約200〜800μg/kgである前記半減期延長型FVIIaタンパク質。
  10. 対象における出血エピソードを処置する方法(「オンデマンド処置」)における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強部分(HLEM)
    を含む半減期延長型FVIIaタンパク質であって、対象に投薬される前記半減期延長型FVIIaタンパク質のFVIIaポーションの用量が約1750〜8000IU/kgであり、該活性(IU)がStaclot(登録商標)アッセイを用いて決定される前記半減期延長型FVIIaタンパク質。
  11. 第1の投薬が患者の30%における出血の終結につながる、請求項8〜10のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  12. 半減期延長型FVIIaタンパク質の第2の投薬が約5〜10時間、好ましくは約6〜8時間の投与間隔で、第1の用量と等しい用量で対象に投薬される、請求項8〜10のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  13. 第2の投薬が患者の60%における出血の終結につながる、請求項12に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  14. 対象における出血エピソードが外傷の結果である、請求項8〜10のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  15. 少なくとも20%の輸血必要量(赤血球(RBC)および/または新鮮凍結血漿(FFP))の減少が投薬後24時間以内に達成される、請求項14に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  16. 手術中または後に対象における出血エピソードを予防する方法における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強部分(HLEM)
    を含む半減期延長型FVIIaタンパク質であって、該半減期延長型FVIIaタンパク質が血液1mlあたり少なくとも約30IUのCmaxにつながる用量で手術前、中および/または後に対象に投薬され、該活性(IU)がStaclot(登録商標)アッセイを用いて決定される前記半減期延長型FVIIaタンパク質。
  17. 手術中または後に対象における出血エピソードを予防する方法における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強部分(HLEM)
    を含む半減期延長型FVIIaタンパク質であって、該半減期延長型FVIIaタンパク質が手術前、中および/または後に対象に投薬され、対象に投薬される前記半減期延長型FVIIaタンパク質のFVIIaポーションの用量が約200〜800μg/kgである前記半減期延長型FVIIaタンパク質。
  18. 手術中または後に対象における出血エピソードを予防する方法における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強部分(HLEM)
    を含む半減期延長型FVIIaタンパク質であって、該半減期延長型FVIIaタンパク質が手術前、中および/または後に対象に投薬され、対象に投薬される前記半減期延長型FVIIaタンパク質のFVIIaポーションの用量が約1750〜8000IU/kgであり、該活性(IU)がStaclot(登録商標)アッセイを用いて決定される前記半減期延長型FVIIaタンパク質。
  19. 半減期延長型FVIIaタンパク質が約5〜10時間、好ましくは約6〜8時間の投与間隔で、第1の用量と等しい用量で対象に再投薬される、請求項16〜18のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  20. 止血能が全投与間隔に関して少なくとも1%のトラフ値で維持される、請求項1〜19のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  21. 前記半減期延長型FVIIaタンパク質の半減期が約5時間よりも大きい、請求項1〜20のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  22. 半減期増強部分(HLEM)がポリアルキレングリコール部分、好ましくはPEGである、請求項1〜21のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  23. 半減期増強部分(HLEM)が半減期増強ポリペプチド(HLEP)である、請求項1
    〜22のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  24. 半減期増強ポリペプチド(HLEP)が、カルボキシ末端ペプチド(CTP)、またはFcRn結合パートナー(例えば、アルブミンまたは抗原結合ドメイン(例えば、Fc)を有さない免疫グロブリン)である、請求項23に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  25. 半減期増強ポリペプチド(HLEP)がアルブミンである、請求項24に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  26. 用量が、少なくとも約500μg/kgである、または約500〜2500μg/kgである、または約750〜2000μg/kgである、または約1000〜1500μg/kgである、または約1200〜1500μg/kgである、または約740〜760μg/kgである、または約1490〜1510μg/kgである、請求項25に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  27. 約2から4日に1回の投与間隔で対象における出血を予防する方法における使用のための、
    a)FVIIaポーション、および
    b)半減期増強ポリペプチド(HLEP)
    を含む半減期延長型第VIIa因子(FVIIa)タンパク質。
  28. 半減期増強ポリペプチド(HLEP)が、カルボキシ末端ペプチド(CTP)、またはFcRn結合パートナー(例えば、アルブミンまたは抗原結合ドメイン(例えば、Fc)を有さない免疫グロブリン)である、請求項27に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  29. 投与間隔が約2から3日に1回、または約1日おきに1回である、請求項27または28に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  30. 半減期延長型FVIIaタンパク質の配列が配列番号1に示された配列を有する、請求項1〜29のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  31. 方法が予防的投与レジメンに関与する、請求項1〜7または27〜29のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  32. 対象がヒトであり、そしてヒトが血友病Aまたは血友病B、または後天性血友病に罹患しており、または対象が、FVIIIおよび/またはFIXに対する阻害抗体を有する、および/またはインヒビター保有先天性血友病(CHwI)を有する、請求項1〜31のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
  33. 投与が静脈内投薬経由である、請求項1〜32のいずれか1項に記載の使用のための半減期延長型FVIIaタンパク質。
JP2016561735A 2014-04-11 2015-03-30 出血の予防および処置のための半減期延長型(half−life extended)第fviia因子タンパク質、ならびに、その投与レジメン Pending JP2017513831A (ja)

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